JPS6025329B2 - 鋼管移送騒音防止装置 - Google Patents

鋼管移送騒音防止装置

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JPS6025329B2
JPS6025329B2 JP10129080A JP10129080A JPS6025329B2 JP S6025329 B2 JPS6025329 B2 JP S6025329B2 JP 10129080 A JP10129080 A JP 10129080A JP 10129080 A JP10129080 A JP 10129080A JP S6025329 B2 JPS6025329 B2 JP S6025329B2
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JP
Japan
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group
steel pipe
steel pipes
time
proximity switch
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JP10129080A
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忠 金谷
将 伊東
勝俊 佐藤
泰 篠原
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鋼管の移送時に発生する騒音を抑制する鋼管移
送騒音防止装置に関する。
一般に製鉄所等における鋼管製造部門では製造した鋼管
の移送にローラーコンベアを用い1つのラインを構成し
ている。
また、このような各ライン間を連結すると共に鋼管の検
査や待ち時間の調整等を行うため、規定の位置に鋼管を
一時貯える複数本のスキツドレールを各ライン間に設け
ている。このスキッドレールは鋼管を自由落下転勤させ
るために通常傾斜をもたせている。そのため、次々に鋼
管を搬入するとスキッドレール上に溜めてある鋼管とラ
インから送られてきた鋼管が衝突し大きな騒音を発生す
る。なお、スキッドレールの距離が短い場合は上記の傾
斜を付けずにスキッドを構成するがこの場合も同様に鋼
管同志が衝突して騒音を発生する。この騒音は鋼管であ
るがために騒音エネルギーが大きく遠方まで響き渡り特
に昼夜をとわず操業する製鉄所の場合、この騒音は一つ
の公害といえる。また騒音公害規制立法ならびに労働環
境の問題等によって騒音規制が行われ上記のような騒音
を発生する製鉄所においては騒音を抑える方法、装置等
が要求されている。この要求を満足すべく本出願人は既
に鋼管移送騒音防止装置を提案した。即ち傾斜している
スキッドレール間を結ぶ複数個の励磁コイルを設け、傾
斜面を転動する加速された鋼管を励磁コイルの磁気吸引
力によって減速することにより「鋼管同志の衝突による
騒音を防止するものである。この従来技術を第1図、第
2図を用いて説明する。架台2で支持されているスキッ
ドレール1の搬入端側にはローフーコンベア3が設けら
れている。このローフーコンベア3により鋼管9aが搬
送されてくると「搬入キッカ−8によりスキッドレール
ー上へ蹴込まれる。蹴込まれた鋼管9bはスキッドレー
ル1の傾斜により自重で転勤してストッパー4で停止し
ている鋼管9cに衝突する。この時の衝突音は異常に大
きいので、この対策として、スキッドレールーを磁石式
スキッドレールとして鋼管に制動をかけることにより、
鋼管同志の衝突音を小さくするのである。しかし、スキ
ッドレールは鋼管9を一時的に滞留する目的があり、、
通常は第3図に示したごとくスキッドレールの途中まで
鋼管9を滞留させて使用されることに成る。
即ちスキッドレールの搬入端laから搬出端のストッパ
ー4の全長に恒り鋼管9が転がる場合は運転開始時(仕
事始め等)のほんの一部分の時間だけである。従来の鋼
管移送騒音防止装置にあっては、磁石式スキッドレール
ー上の鋼管滞留量には無関係に磁石式スキッドレール1
の搬入端laから搬出端4全体を通電して励磁している
また鋼管9が1本のみ搬入端から搬出端に向って転がる
場合を考えてみると、転がっている附近の電磁石のみを
励磁すれば充分制動がかかるにもかかわらず、電磁式ス
キッドレールの全長を励磁している。即ち転がっている
鋼管にのみ制動力が働らけば良いにもかかわらず停止(
滞留)している鋼管のみならず、鋼管が不在の場所まで
励磁しているのである。従って無駄な消費電力が多いこ
とになる。本発明は上記点に対処して成されたもので、
その目的とするところは制動をかける必要がある場所を
、制動をかける必要のある時のみ励磁することにより消
費電力の極めて少し、鋼管移送騒音防止装置を提供する
ことにある。本発明の要旨は、スキッドレールを励磁コ
イルに着目してグループ分けし、グループ単位に励磁コ
イルの励磁を行わしめるようにしたものである。
本発明では、消費電力の減少及び滞留時の効率的な制動
が可能となる。以下、図面により本発明を詳述する。本
発明の実施例と動作について第3図〜第5図を用いて説
明する。
先ず鋼管がスキツド上を転がる方向に近接スイッチを順
次Sa,Sb,Sc,Sd,Seと配置せしめる。また
一方磁石式スキッドレールの励磁コイル10をaグル−
プ〜dグループに分割し、この各グループを単独に励磁
可能としておくのである。第5図イ,口は本発明の実施
例図である。
イ図は制御回路、口図は主回路の構成を示す。図に於い
て、スイッチSa,は近接スイッチSaの接点、スイッ
チSq,SQは近接スイッチSbの接点、スイッチSc
,,Sc2は近接スイッチScの接点、スイッチSd,
,Sd2は近接スイッチSdの接点、スイッチSe2は
近接スイッチSeの接点である。これらのスイッチは、
対応する近接スイッチがオンの時、オンとなる。各近接
スイッチSa,Sb,Sc.Sdはそのスイッチの感応
領域に鋼管が存在する時のみオンとなり、その他の時は
オフとなる。更に、接点Sa3,Sb,Sc3,Sらは
接点Sa,,Sb,,Sc,,Sd,と連動し、且つ相
互する開閉状態となる。タイマーTa,Th,Tc,T
dは、各グループA,B,C,Dでの鋼管正常搬送時、
即ち無滞留時のグループ内搬送時間設定タイマーであり
、実際上はこの計算上の時間に若干の余裕時間(許容誤
差範囲)を加味した値となっている。
該各タイマーTa,Tb,Tc,Tdは、常閉接点Ta
b,Thb,Tcb,T地を持つ。タイマーT,,T2
,T3,Lは各グループA,B,C,Dでの鋼管滞留確
認時間設定タイマーであり、常閉接点T,b,T2b,
T3b,tbを持つ。
タイマーTA,TB,TC,TDは各グループA,B,
C,Dでの出側近俵スイッチSb,Sc,Sd,Seで
の鋼管滞留時間設定タイマーであり、常開接点TA.;
TB,,TC,,TD,を持つ。リレーAY,BY,C
Y,DYは各グループA,B,C,D内の磁石を励磁す
るりレーであり、常開接点AY−al,AY−a2,B
Y−a l,BYa2,CY−al,CY−a2,DY
−al,DY−a2を持つ。
口のMA,MB,MC,MDが各グループA,B,C,
D内の磁石を励磁するための励磁部である。リレーAX
,BX,CX,DXは常開接点AXa,BXa,CXa
,DXa、常閉接点AXb,BXb,CXb,DXbを
持つリレーである。更に、搬出キツカー接点KSは、搬
出キッカー1 1が作動時にオンする接点である。尚、
すべてのタイマーTa〜Td,T,〜T4,TA〜TD
の動作様式は、電源印加時にタイマー動作を開始し、タ
イマー設定時間になった段階でタイムアップし、電源印
加が継続する限り該タイムアップを継続してゆく方式と
なっている。
更に、電源(圧)カット時にリセットされる。従って、
タイマー設定時間に達する前の時間帯で電源カットの時
にはその時点でリセットされ、更に、タイムアップ中に
電源カットされるとその時点でリセットされる。次に動
作を説明する。
‘1} スキッド上で鋼管の滞留がなく、正常に鋼管が
搬入、搬送、搬出されている状態の時。
先ず、グループAでは、鋼管が搬入する毎に、近接スイ
ッチSaがオンとなり、接点Sa,がオン、接点Sa3
がオフとなる。
近接スイッチSaがオンする時間は、該近接スイッチS
aを鋼管が通りすぎる感応時間である。この感応時間の
間に、接点Sa,→接点Tab→リレーAY→接点T,
bとクローズループが形成され、リレーAYは励磁され
る。リレーAYの励磁により接点AY−al,AY−a
2は閉じる。接点AY−alはリレーAYの自己保持用
接点であり、従って、近接スイッチSaが感応時間を経
過してオンになったとしても、リレーAYは励磁されつ
づける。一方、近接スイッチSaの感応時間後には接点
Sa3は閉じ、従って、タイマーTaが励起する。今、
グループA内では鋼管の滞留がないとしている故、該タ
イマーTaは設定されたグループA内搬送時間になった
時点で、接点Tabをオンからオフにする。接点Tab
のオフによりリレーAYは無励磁となり、接点AY−a
lはオフ、接点AY−a2はオフとなる。この結果、グ
ループA内マグネット励磁部MAも上記グループA内搬
送時間の間だけ励磁され、その搬送時間経過後は無励磁
となる。即ち、鋼管がグループA内を搬送している時の
み、該グループ内のマグネスキッドを励磁し、鋼管の搬
送制御を行う。グループAを通過し、グループB内に搬
入した鋼管に対しても同機な動作過程を経てグループC
に搬出される。即ちグループB内では、近接スイッチS
bがオンとなり、接点Sb,がオンにより、リレーBY
が励磁する。このリレーBYの励磁により自己保持用接
点BY−alもオンとなり、リレーBYはタイマーTh
がタイムアウトするまで励磁が継続する。この間、グル
ープB内のマグネット励磁部MBも励磁を行い、該グル
ープ内を搬送する間の鋼管の搬送制御を行う。グループ
C、グループDも同機である。即ち、鋼管の搬入から搬
出までの過程では、励磁部MA→M旧→MC→MDの過
程を経て励磁されてゆく。{21 スキッド上で鋼管が
滞留した場合。先ず、前提として、スキッドレール上に
鋼管がない状態で、搬出キッカーが動作した場合、タイ
マーTA〜TDはオフになっており、リレーAX〜DX
は搬出キッカーの動作に関係なくオフ状態なので励磁部
MA〜MDは励磁されない。今「グループ上のいずれか
の場所で鋼管が滞留したことを想定する。
鋼管の滞留は下流側から上流側にむかつて生ずるもので
あり、山例としせ、近接スイッチSd上まで鋼管が滞留
したものとする。この状態は、グループDが滞留したこ
とを意味する。かかる条件下では、グループA,B,C
の三つのグループでは、【1}項で示した動作過程を経
て鋼管搬送がなされる。即ち、励磁部MA→MB→MC
の順で励磁され、搬入鋼管の搬送を行う。一方、グルー
プDでは、鋼管滞留によりスイッチSdはオンのままと
なり、T4時間を越えて滞留していると、タイマーT4
が滞留設定時間経過に伴ってタイムアップしており、接
点T4bがオフであり、リレーDYは励磁されない。従
って「励磁部MDも無励磁となっている。かくして、滞
留したグループDに対しては、電源印加がなされず、不
用な電力消費を防止できた。次に、滞留過程に於いて、
当然に鋼管がマグネスキツド上から搬出キッカー11の
働きにより、搬出されてゆく。
この搬出キッカー11の働きに伴うリレー回路の動作を
説明する。今「スキッドレール搬出端から近接スイッチ
Sdまでの区間「即ちグループDの区間上においてタイ
マーTD,TCの設定時間より長く鋼管が滞留していた
とすると、接点Se2,Sd2がオンのもとでタイマー
TD,TCはオンとなっている。
従って、接点TC,,TD,がオンとなり、リレーDX
,CXは、搬出キツカーの接点KSのオン条件下で作動
する。この条件で搬出キッカ‐が作動すると、接点KS
がオンとなり、リレーDX,CXを励磁し、接点DXa
,CXaをオン、接点DXb,CXbをオフにする。接
点DXby CXbのオフにより、タイマーT3,T4
はリセットする。リレーDX,CXの励磁は短時間のた
め(即ち搬出キック時には搬出キックは短時間であり、
従って、KSのオン時間も短時間となる。この結果、リ
レーDX,CXの励磁の時間も短時間となる。)、接点
CXb十DXbは常閉に復帰する。これによって、タイ
マーT3亀T4もタイマー計数を開始する。タィ・マー
T3,T4がタイムアップするまでリレーCY,DYは
励磁され、その間「励磁部MC,MDも励磁され、グル
ープC,Dの両者は励磁をうけることになる。即ち、滞
留していた場合「排出キッカ−が作動した時に所定時間
の間「その滞留に間係したグループは励磁とうけること
になる。以上の実施例によれば、近接スイッチが鋼管を
検出してからタイマーTa〜Tdにて設定された時間の
み各グループのマグネットを励磁できた。
また、搬出キッカーが動作した場合は、近接スイッチ上
で鋼管がタイマーTA〜TDにて設定された時間以上停
止し続けているグループのみ、タイマーT,〜T4、又
はTa〜Tdにて励磁するようにした。上記実施例の数
値例としてはタイマーT,〜tとタイマーTa〜Tdと
はそれぞれ略同じで例えば2の酸、タイマーTA〜TD
はそれぞれ略5秒程度としている。
勿論、ラインの長さやグループの分け方によって上記数
は変更される。上記実施例はリレー回路による実現の事
例であったが「理論回路によっても同様に実現できる。
本発明によれば、必要な時に、必要な励磁コイルのグル
ープのみを励磁することにより、従来に比して大中な電
力の省力化を達成できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第2図な従来例図、第3図、第4図は本発明
の実施例図、第5図イ,口は本発明の制御系統の実施例
図である。 Sa,Sb,Sc,Sd・…・・近接スイッチ、T,〜
T4,Ta〜Td,TA〜TD…,.・タイマ−、AY
〜DY? AX〜DX……リレー、MA〜MD・・・・
・・グループ励磁部。 矛1図 *3図 弟2図 *4函 図 山 船

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 搬入端から搬出端に向つて傾斜を有して配設された
    複数本の磁気スキツドレール上で鋼管を転動させると共
    に、上記鋼管を、上記スキツドレールに設けられた励磁
    コイルにより生ずる磁界によつて制動をかけるようにし
    た鋼管移送騒音防止装置に於いて、上記磁気スキツドレ
    ール上を移送方向に沿つて分割した各グループ毎に設け
    たグループ内鋼管存在の有無検出用近接スイツチと、該
    スイツチのオンの条件下でそのグループ通過時間に応じ
    た設定時間の間グループ内励磁コイルを励磁する手段と
    、上記近接スイツチのオン時間が設定時間以上となり鋼
    管がグループ内で滞留していることを検出する手段と、
    該検出状態のもとでは、鋼管搬入に対しても該グループ
    内の上記励磁コイルを無励磁とする手段と、滞留時に搬
    出キツカーが働いた場合、該滞留しているグループに対
    してそのグループ内励磁コイルを所定時間の間励磁する
    手段とより成る鋼管移送騒音防止装置。
JP10129080A 1980-07-25 1980-07-25 鋼管移送騒音防止装置 Expired JPS6025329B2 (ja)

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JPS5727802A JPS5727802A (en) 1982-02-15
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61159719A (ja) * 1984-12-29 1986-07-19 株式会社村田製作所 積層セラミック電子部品の製造方法
JPS61159718A (ja) * 1984-12-29 1986-07-19 株式会社村田製作所 積層セラミック電子部品の製造方法
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JP5174796B2 (ja) * 2009-12-10 2013-04-03 トヨタ自動車東日本株式会社 ワーク移動装置

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