JP2007246277A - 鋼板搬送制御方法および装置 - Google Patents

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幸典 斉藤
Keitoku Yuge
佳徳 弓削
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Abstract

【課題】新たに距離トラッキングセンサを設置することなく、鋼板同士が衝突する可能性もなく、搬送テーブルの占有率を上げて鋼板を搬送する鋼板搬送制御方法および装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ラインシャフト駆動方式の搬送テーブル上の鋼板を、前記テーブル間に配置した鋼板位置センサの信号によって搬送または停止させる鋼板搬送制御方法において、前記テーブル間の所定位置に、移動可能な次鋼板前詰開始用センサを設置し、該次鋼板前詰開始用センサが鋼板の尾端を検出した時点に、次鋼板の搬送を開始する。
【選択図】図1

Description

本発明は、鋼板などの搬送物を搬送する間隔を調整し、処理設備のアイドリングタイムを可能な限り削減させる鋼板搬送制御方法および装置に関するものである。
鋼板を各処理工程へ直接的に移動させる手段としては、通常搬送テーブルが用いられており、この搬送テーブルとしては複数のローラー群を1本のラインシャフトで結合して1台の駆動モーターで駆動するラインシャフト駆動方式が採用されている。この様なラインシャフト駆動方式の搬送テーブルにあっては、搬送される鋼板の枚数は、通常1テーブル当り1鋼板であり、一度に数枚の鋼板を搬送することは一般的に難しい。これは、テーブル間に鋼板が跨った場合に隣合うテーブルの同時駆動を必要とするためや、前後テーブルの駆動タイミングの制御や、そのための鋼板位置のトラッキング精度など、制御上でかなりの複雑さを要求されるからである。
そのため、これまでの搬送制御方法は、テーブル間に鋼板位置センサを配置し、そのオン・オフ信号に応じて鋼板を搬送・停止するというような簡便な制御方式にするのが一般的であった。しかし、この搬送方法では、搬送テーブルの占有率が全体的に低下し、処理ラインの生産性を阻害してしまうという問題がある。
上述の問題に対しては、例えば特許文献1に開示された技術がある。この技術は、テーブル出側付近に制御用センサを追加し、そのセンサによる鋼板検出後に鋼板の搬送量を回転数検出器によりトラッキングし、所定の搬送量になった時点で次鋼板の搬送を開始することにより、ひとつのテーブル内に複数の鋼板の存在を許可するというものである。
特開平7−179217号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、新たに距離トラッキングセンサである回転数検出器が必要となるとともに、この回転数検出器に異常が起こった場合には、鋼板の先尾端位置を正しく認識できず、次鋼板の停滞さらには鋼板同士の衝突が生ずるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、新たに距離トラッキングセンサを設置することなく、鋼板同士が衝突する可能性もなく、搬送テーブルの占有率を上げて鋼板を搬送する鋼板搬送制御方法および装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る発明は、ラインシャフト駆動方式の搬送テーブル上の鋼板を、前記テーブル間に配置した鋼板位置センサの信号によって搬送または停止させる鋼板搬送制御方法において、前記テーブル間の所定位置に、移動可能な次鋼板前詰開始用センサを設置し、該次鋼板前詰開始用センサが鋼板の尾端を検出した時点に、次鋼板の搬送を開始することを特徴とする鋼板搬送制御方法である。
また本発明の請求項2に係る発明は、請求項1に記載の鋼板搬送制御方法において、前記所定位置は、鋼板処理を行うライン設備毎に設備制約的に予め決まった次鋼板待機位置、および異常停止時に必要な減速距離を考慮した衝突回避間隔に基づいて決めることを特徴とする鋼板搬送制御方法である。
また本発明の請求項3に係る発明は、ラインシャフト駆動方式の搬送テーブル間に配置した鋼板位置センサと、該センサの信号によって鋼板を搬送または停止する制御装置とを備えた鋼板搬送制御装置において、前記テーブル間の所定位置に、移動可能に設置した次鋼板前詰開始用センサを備え、該次鋼板前詰開始用センサが鋼板の尾端を検出した時点に、前記制御装置は、次鋼板の搬送を開始する信号を前記搬送テーブルの駆動系に送信することを特徴とする鋼板搬送制御装置である。
さらに本発明の請求項4に係る発明は、請求項3に記載の鋼板搬送制御装置において、前記所定位置は、鋼板処理を行うライン設備毎に設備制約的に予め決まった次鋼板待機位置、および異常停止時に必要な減速距離を考慮した衝突回避間隔に基づいて決められたものであることを特徴とする鋼板搬送制御装置である。
本発明は、鋼板の距離トラッキングセンサを使用しないので、その分のリスクおよびメンテナンスが無くなるとともに、ライン設備への最適な搬送タイミングを実現し生産性が向上する。さらに、異常時の減速距離も考慮しているので、鋼板衝突の危険性もなくなる。
本発明を実施するための最良の形態について、以下に図面を参照して説明を行う。図1は、本発明を実施するための最良の形態に係る装置の全体構成例を示す図である。図中、1はテーブルローラー、2はラインシャフト、3はテーブル駆動モーター、4はライン設備、5は鋼板停止用センサ、6は次鋼板前詰開始用センサ、7aは下流側の鋼板、7bは上流側の鋼板、および9は制御装置をそれぞれ表す。
ライン設備4は、鋼板7aおよび7bなどの処理を行う設備であり、種々の処理を行う設備がこれに当たる。例えば、鋼板の剪断などの処理を行う装置では、クロップシャー、サイドシャー、エンドシャーなどがある。そして一つの搬送テーブルは、テーブルローラー1、テーブルローラー1を結合するラインシャフト2、およびそれらを駆動するモーター3で構成されている。この図の例では、ライン設備4での処理前の搬送テーブルが2つと処理後の搬送テーブル(図のみで符号なし)が1つの場合を示している。
下流テーブルに鋼板が存在する場合に鋼板の搬送停止を目的として設置されている、鋼板先端検出用センサ5、さらに、本発明で核となるテーブル上下流に移動かつ固定可能にした、次鋼板進入許可用の次鋼板前詰開始用センサ6が設置されている。鋼板先端検出用センサ5、次鋼板前詰開始用センサ6、および後述する図2に示す次鋼板待機用センサ8は、搬送物の確認・検知ができるセンサであればどのようなタイプのものでも適用可能である。例えば、レーザーセンサ、フォトセンサ、電磁波センサなどを挙げることができる。これらセンサからの信号は、制御装置9に送られ、制御装置9はそれぞれの搬送テーブルのテーブル駆動モーター3の駆動を制御する。制御装置9としては、PLC(プログラマブル コントローラ)や計算機などを用いるようにするとよい。
鋼板7a、および7bは、搬送ロール上を搬送される。鋼板7aの尾端が次鋼板前詰開始用センサ6を通過した時点で、上流側の鋼板7bの搬送が、下流側の鋼板7aを搬送しているテーブル速度と同じ速度で開始される。従って、次鋼板前詰開始用センサ6の設置位置によって、次鋼板との鋼板間隔が決定されることになる。鋼板停止用センサ5と次鋼板前詰開始用センサ6との間隔Lは、具体的には以下のように決める。
(1)次鋼板待機位置L1
図2は、鋼板処理中の次鋼板待機位置を示す図である。ライン設備4での処理中鋼板の尾端が所定の位置に届いた場合、図2の様に、次鋼板待機用センサ8の位置まで搬送し、ライン設備4からL1だけ離して待機させる。板間距離L1を確保することでライン設備4における処理に次鋼板が干渉しない位置まで鋼板を詰めることができる。
この板間距離L1は、対象とするライン設備毎に設備制約として予め決まっているものであり、従って次鋼板待機用センサ8の設置位置も予め固定されているものが多い。
(2)衝突回避間隔L2
図3は、非常停止時の減速距離を説明する図である。搬送非常停止した場合、次鋼板の減速レートaより、次鋼板の速度Vから減速して停止するのに必要な距離L2が決まる。図3の斜線部の面積で表される距離L2(=V /2a)を確保することで、先行材に次鋼板が衝突することを回避できる。
ここで求まる衝突回避間隔L2は、前述の次鋼板待機位置L1がほぼ固定であるのに対して、次鋼板の減速レートaと速度Vによって決まるものであり、搬送条件が異なると変化するものである。
上記L1、L2の大きい方を最小板間隔とし、ライン設備4の処理タイミングを考慮し最小のアイドリングタイムとなる板間隔、すなわち鋼板停止用センサ5と次鋼板前詰開始用センサ6との間隔Lを決定する。この決まった間隔Lになるように、次鋼板前詰開始用センサ6の配置位置を上流側および下流側へ移動し板間隔を調整する。
本発明を実施するための最良の形態に係る装置の全体構成例を示す図である。 鋼板処理中の次鋼板待機位置を示す図である。 非常停止時の減速距離を説明する図である。
符号の説明
1 テーブルローラー
2 ラインシャフト
3 テーブル駆動モーター
4 ライン設備
5 鋼板停止用センサ
6 次鋼板前詰開始用センサ
7a 下流側の鋼板
7b 上流側の鋼板
8 次鋼板待機位置センサ
9 制御装置

Claims (4)

  1. ラインシャフト駆動方式の搬送テーブル上の鋼板を、前記テーブル間に配置した鋼板位置センサの信号によって搬送または停止させる鋼板搬送制御方法において、
    前記テーブル間の所定位置に、移動可能な次鋼板前詰開始用センサを設置し、該次鋼板前詰開始用センサが鋼板の尾端を検出した時点に、次鋼板の搬送を開始することを特徴とする鋼板搬送制御方法。
  2. 請求項1に記載の鋼板搬送制御方法において、
    前記所定位置は、
    鋼板処理を行うライン設備毎に設備制約的に予め決まった次鋼板待機位置、および異常停止時に必要な減速距離を考慮した衝突回避間隔に基づいて決めることを特徴とする鋼板搬送制御方法。
  3. ラインシャフト駆動方式の搬送テーブル間に配置した鋼板位置センサと、該センサの信号によって鋼板を搬送または停止する制御装置とを備えた鋼板搬送制御装置において、
    前記テーブル間の所定位置に、移動可能に設置した次鋼板前詰開始用センサを備え、
    該次鋼板前詰開始用センサが鋼板の尾端を検出した時点に、前記制御装置は、次鋼板の搬送を開始する信号を前記搬送テーブルの駆動系に送信することを特徴とする鋼板搬送制御装置。
  4. 請求項3に記載の鋼板搬送制御装置において、
    前記所定位置は、
    鋼板処理を行うライン設備毎に設備制約的に予め決まった次鋼板待機位置、および異常停止時に必要な減速距離を考慮した衝突回避間隔に基づいて決められたものであることを特徴とする鋼板搬送制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010104995A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Jfe Steel Corp 厚鋼板の停止位置制御方法
JP2013132680A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Jfe Steel Corp 金属板の連続切断処理方法
CN104860074A (zh) * 2014-02-26 2015-08-26 宝山钢铁股份有限公司 一种精整板线成品堆垛的控制方法

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