JPS641292Y2 - - Google Patents

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JPS641292Y2
JPS641292Y2 JP8307380U JP8307380U JPS641292Y2 JP S641292 Y2 JPS641292 Y2 JP S641292Y2 JP 8307380 U JP8307380 U JP 8307380U JP 8307380 U JP8307380 U JP 8307380U JP S641292 Y2 JPS641292 Y2 JP S641292Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば複数のコンベアを組み合せ
たコンベアライン等において被輸送物を移送する
場合、被輸送物が上流側輸送コンベア上にない場
合は、輸送コンベアの始動を上流側からの順序始
動が行なえるようにしたコンベア輸送制御装置に
関するものである。
従来この種の装置として第1図、第2図に示す
ものがあつた。第1図において、101は下流側
の輸送コンベアであつて、下流側の駆動用電動機
102によつて駆動される。103は上記駆動用
電動機102を駆動させる主コンタクタである。
また201は上記輸送コンベア101の上流側に
連設された上流側の輸送コンベアであつて、上流
側の駆動用電動機202、上流側の主コンタクタ
203によつて駆動される。
第2図は、第1図の制御回路を示すものであ
る。第2図において、1は例えば、コンベアライ
ンなどの、被輸送物を輸送するための準備完了を
示す始動条件信号、2は運転室(図示せず)など
に設けられた始動スイツチ、3は上記始動条件信
号1と上記始動スイツチ2の投入により成立する
AND要素、4はこのAND要素3からの信号を受
けるフリツプフロツプで、その出力が始動信号と
なる。5は同じくフリツプフロツプで、その出力
が運転信号となる。6は上記フリツプフロツプ4
の出力である始動信号とフリツプフロツプ5の出
力である運転信号とにより、上記コンベアライン
の始動が全て完了し運転状態に入つたことを示す
始動完了信号、7は上記コンベアラインの運転時
に異常が起きた場合に動作し、一斉停止を行なう
非常停止条件信号、8は上記コンベアラインを停
止させる場合の停止スイツチであつて、上記始動
スイツチ2と並設されている。9は上記停止スイ
ツチ8の投入により信号を出すフリツプフロツプ
で、その出力が停止信号となる。10は上記始動
完了信号6と上記非常停止条件信号7と上記フリ
ツプフロツプ9の出力である停止信号を入力とす
るOR要素であつて、その出力は上記始動信号用
フリツプフロツプ4をリセツトする信号となる。
11は上記停止スイツチ8の投入により、上記コ
ンベアラインの停止が全て完了したことを示す停
止完了信号であつて、上記停止信号用フリツプフ
ロツプ9をリセツトする。12は上記非常停止条
件信号7と、上記停止完了信号11とを入力する
OR要素であつて、その出力は上記運転信号用フ
リツプフロツプ5をリセツトする信号となる。1
04は上記フリツプフロツプ9の出力である停止
信号と上記上流側の輸送コンベア201の停止信
号(後述の上流側運転確認信号の否定信号)によ
り成立するAND要素、105はこのAND要素1
04が成立後所定時限を遅延した後出力を出すタ
イマ要素、106は上記フリツプフロツプ5の出
力である運転信号と上記タイマ要素105の否定
信号にて成立するAND要素であつて、上記下流
側の輸送コンベア101の運転信号となる。10
7は上記下流側の輸送コンベア101の運転が開
始されることによつて閉路し、肯定信号を出す運
転確認信号用スイツチ、108は上記フリツプフ
ロツプ4の出力である始動信号と上記フリツプフ
ロツプ5の出力である運転信号で成立したAND
要素106の出力との各信号をもつて成立する下
流側の電動機運転回路(内部詳細は図示せず)、
109はこの電動機運転回路108の出力により
励磁される主コンタクタコイルであつて、この励
磁により上記主コンダクタ103が動作して上記
駆動用電動機102が運転に入り、上記下流側の
輸送コンベア101が動き出す。つぎに206は
上記フリツプフロツプ5の出力である運転信号と
上記下流側の運転確認信号用スイツチ107から
の信号と、上記フリツプフロツプ9の出力である
停止信号の否定信号とによつて成立するAND要
素であつて、上記上流側の輸送コンベア201の
運転信号となる。207は上記上流側の輸送コン
ベア201の運転が開始されると閉路して肯定信
号を出す運転確認信号用スイツチ、108は上記
フリツプフロツプ4の出力である始動信号4と上
記フリツプフロツプ5の出力である運転信号20
6とからの各信号をもつて成立する上流側の電動
機運転回路(内部詳細は図示せず)、209はこ
の電動機運転回路208の出力により励磁される
主コンタクタコイルであつて、この励磁により上
記主コンタクタ203が動作して上記駆動用電動
機202が運転に入り、上記上流側の輸送コンベ
ア201が動き出す。210は上記下流側の輸送
コンベア101が運転に入つたことの運転確認信
号用スイツチ107からの信号、と上記フリツプ
フロツプ4の出力である始動信号により成立する
AND要素、211はこのAND要素210が成立
後所定時限を遅延した後出力を出すタイマ要素で
ある。そして上記フリツプフロツプ4の出力であ
る始動信号は上記AND要素210を成立させ、
タイマ要素211を通過した後、初めて上記上流
側の電動機運転回路208の始動条件となる。
次に動作について説明する。始動条件信号1、
たとえば電源OK、被輸送物の輸送準備OKなど
を成立条件として、始動スイツチ2を投入すると
AND要素3が成立して、その信号がフリツプフ
ロツプ4に入り、その出力が始動信号となつて、
まず下流側の電動機運転回路108へ入る。一方
フリツプフロツプ4の始動信号が、次のフリツプ
フロツプ5に入り、その出力が運転信号となつて
AND要素106へ入り、別の否定信号とでAND
回路106が成立して、下流側の電動機運転回路
108へ入る。フリツプフロツプ4の出力である
始動信号とフリツプフロツプ5の出力である運転
信号の両者により、電動機運転回路108が動作
して主コンタクタコイル109が励磁され、主コ
ンタクタ103が閉路して、駆動用電動機102
が回転して、下流側の輸送コンベア101が運転
を開始する、輸送コンベア101が運転を開始す
ると、下流側の運転確認信号用スイツチ107が
閉路され、その信号がAND要素210へ入る。
AND要素210には、フリツプフロツプ4の出
力である始動信号が入力されているため、この両
者によりAND要素210が成立して、その出力
をタイマ要素211へ送る。タイマ要素211で
はその出力を所定時限遅延させた後、上流側の電
動機運転回路208へ送る。一方運転確認信号用
スイツチ107の閉路による信号はAND要素2
06へも入る。AND要素206には、フリツプ
フロツプ5の出力である運転信号5が入力されて
いるため、この両者とフリツプフロツプ9の出力
である停止信号の否定信号で成立して、その出力
を電動機運転回路208へ送る。このようにして
タイマ要素211からフリツプフロツプ4の出力
である始動信号と、AND要素206からフリツ
プフロツプ5の出力である運転信号により、上流
側の電動機運転回路208が動作して、上流側の
輸送コンベア201が運転を開始する。輸送コン
ベア201が運転を開始すると、上流側の運転確
認信号用スイツチ207が閉路されて、下流側、
上流側共電動機運転回路108,208が成立し
たことになる。この場合AND要素104へ運転
確認信号用スイツチ207からの信号が入力され
ているので、AND要素104の成立はあり得な
い。また上流側の電動機運転回路208が成立す
ると、始動完了信号6が出て、OR要素10に至
る。OR要素10ではその信号を始動信号用のフ
リツプフロツプ4へ送つて、始動信号をリセツト
させる。このような状態で始動はすべて完了し、
運転状態を継続する。なお輸送コンベアが多数連
設されている場合はもちろん最上段の輸送コンベ
アが運転を開始した後、始動完了信号が出る。
次にコンベアラインを停止させたい場合は、停
止スイツチ8を投入すると、その信号が停止信号
用のフリツプフロツプ9へ送られ、その出力であ
る停止信号がAND要素206へ送られる。AND
要素206は、このフリツプフロツプ9の出力で
ある停止信号の入力により出力が消去され上流側
の電動機運転回路208が停止する。この電動機
運転回路208が停止すると、運転確認信号用ス
イツチ207が開路して否定信号を生ずる。よつ
てAND要素104から出ていた信号が消去され
ると共に、AND要素104はフリツプフロツプ
9からの停止信号が入力されて成立し、その信号
がタイマ要素105を経てAND要素106へ送
られる。AND要素106はフリツプフロツプ5
の出力である運転信号が入力されているが、この
タイマ要素105からフリツプフロツプ9の出力
である停止信号の入力により、出力が消去され、
下流側の電動機運転回路108も停止する。この
ようにして輸送コンベア201,101の順序で
上流側から順次停止してゆく。そして全面的にコ
ンベアラインの運転が停止すると、停止完了信号
11が出て、停止信号用のフリツプフロツプ9を
リセツトすると共に、停止完了信号はOR要素1
2を経て運転信号用のフリツプフロツプ5もリセ
ツトさせて次の運転ができるようにしておく。
またコンベアラインの運転中、非常事態が発生
した場合は、非常停止条件信号7が出て、OR要
素12へ送られ、OR要素12の信号で運転信号
用のフリツプフロツプ5をリセツトして、コンベ
アラインの運転を停止する。
従来のコンベア輸送制御装置は以上のように、
被輸送物のオーバシユートを防ぐため、一般的に
は下流側よりの順序始動、上流側よりの順序停止
を行なうよう構成されているので、コンベアライ
ン上に被輸送物がない場合でも、下流側からの順
序始動をしなければならず、連設されたすべての
コンベアが運転状態に入つてから被輸送物を流す
ことが必要で、輸送距離が極めて長距離となつた
場合、連設された輸送コンベアの最下段まで被輸
送物が流れてくるまでには、建設された各段の輸
送コンベアは空運転をすることになり、その間の
時間および電力の損失は極めて大きいなどの欠点
があつた。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、コンベアラインの
始動時に、上流側の輸送コンベア上に被輸送物が
ない場合は、上流側の輸送コンベアからの順序始
動ができるコンベア輸送制御装置を提供すること
を目的としている。
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。第3図において、212は運転前輸送コンベ
アの停止状態時に上流側輸送コンベア上の被輸送
物の有無を重量検出等の機械的手段によつて検出
しその有無に対応して後述する肯定と否定信号を
発するようになされた検出装置、213はこの検
出装置212で検出した信号を増幅する増幅器、
第4図は第3図の制御回路を示すもので、第4図
において、13は下流始動選択スイツチ、14は
上流始動選択スイツチである。また110は上記
フリツプフロツプ4の出力である始動信号と上記
下流始動選択スイツチ13の投入とにより成立す
るAND要素、121はこのAND要素110で成
立した上記フリツプフロツプ4の出力である始動
信号を一つの入力とするOR要素であつて、上記
下流側の電動機運転回路108へ上記フリツプフ
ロツプ4の出力である始動信号を送る。214は
上記検出装置212で上記被輸送物を検出した時
に閉路するスイツチであつて、上記上流側の輸送
コンベア201上の所定範囲内に被輸送物が有る
時は信号を生じ被輸送物が無い時は信号を生じな
いことになる。215はフリツプフロツプ9の出
力である停止信号と上記スイツチ214の開放に
よる否定信号とで成立するAND要素、216は
上記上流始動選択スイツチ14の閉路による信号
と上記スイツチ214の開放による否定信号とで
成立するAND要素、217は上記上流始動選択
スイツチ14と上記スイツチ214の夫々の閉路
による信号によつて成立するAND要素、218
は上記AND要素216と上記フリツプフロツプ
4の出力である始動信号とによつて成立する
AND要素、219は上記AND要素217と上記
フリツプフロツプ4の出力である始動信号とによ
つて成立するAND要素であつてその出力は上記
OR要素121へ入る。220は上記輸送コンベ
ア101の上記運転確認信号用スイツチ107か
らの信号と上記AND要素218からの信号とを
入力とするOR要素、221は上記タイマ要素2
11と上記AND要素218からの信号とを入力
とするOR要素であつて、上記上流側の電動機運
転回路208へ上記フリツプフロツプ4の出力で
ある始動信号を送る。222は上記下流始動選択
スイツチ13からの信号と上記AND要素217
からの信号とを入力とするOR要素であつて、そ
の出力は上記AND要素210へ入力される。
なお、その他の構成は従来と同様であるため、
説明を省略する。
次に動作について説明する。コンベアライン等
の始動に際して、下流からの順序始動とするか、
上流からの順序始動とするのかの選択を、その時
の被輸送物などの状況によつて決定し、下流始動
選択スイツチ13または上流始動スイツチ14を
投入する。もし従来通り下流からの順序始動をす
る場合は、下流始動選択スイツチ13を先ず投入
する。この場合始動スイツチ2は常時投入されて
いるため、フリツプフロツプ4の出力である始動
信号は常時出力されAND要素110へ入力され
ている。一方、下流始動選択スイツチ13の投入
により、AND要素110に信号が与えられると、
AND要素110が成立して、その出力がOR要素
121へ送られ、フリツプフロツプ4の出力であ
る始動信号となつて電動機運転回路108へ入
る。一方フリツプフロツプ5からの出力である運
転信号も常時信号が出てAND要素106へ入力
されており、このためAND要素106が成立し
て電動機運転回路108が動作する。すると運転
確認信号用スイツチ107も閉路して下流側の輸
送コンベア101の始動が完了する。このように
して成立した運転確認信号用スイツチ107から
の信号にてAND要素210、タイマ要素211、
OR要素221を経て始動信号が電動機運転回路
208へ入る。また一方運転確認信号用スイツチ
107の信号は、OR要素220を通じてAND要
素206をも成立させ、運転信号を電動機運転回
路208へ与えて、従来と同様の始動制御を行な
うことができる。ついで上流からの順序始動をし
ようとする場合には、上流始動選択スイツチ14
を先ず投入する。すると上流側の輸送コンベア2
01の所定範囲A内において被輸送物の有無を検
出装置212で検出する。そして被輸送物が無い
場合はスイツチ214が開放状態を維持し、否定
信号となる。よつて上流始動選択スイツチ14か
らの信号により、AND要素216が成立して、
その出力をAND要素218へ送る。一方この場
合も始動スイツチ2は常時投入されており、した
がつてフリツプフロツプ4の出力である始動信
号、及びフリツプフロツプ5の出力である運転信
号は常時信号を出している。AND要素218は
フリツプフロツプ4からの出力である始動信号と
AND要素216からの信号により成立して、そ
の出力をOR要素221へ送り、始動信号となつ
て、電動機運転回路208へ入る。一方AND要
素218から出た信号は、OR要素220へも入
り、このOR要素220からの出力がAND要素2
06へ入ることにより、AND要素206が成立
して、運転信号となつて、電動機運転回路208
へ入る。この両者により、電動機運転回路208
が動作して、上流側の輸送コンベア201が先づ
始動する。この場合AND要素110は下流始動
選択スイツチ13が投入されてないため成立せ
ず、下流側の輸送コンベア101が先に始動する
ことはない。上記のようにして、先ず上流側の輸
送コンベア201が始動すると、被輸送物が上流
側の輸送コンベア201上を下流に向つて流れて
くる。そして上流側の輸送コンベア201の所定
範囲A内に到達すると、検出装置212が動作し
てスイツチ214が閉路し肯定信号を発する。す
るとこの肯定信号と上流始動選択スイツチ14か
らの信号とにより、AND要素217が成立して、
その信号をAND要素219へ送る。すると始動
信号4とでAND要素219が成立して、その出
力をOR要素121へ送る。OR要素121では
その信号を始動信号として電動機運転回路108
へ送る。この始動信号と前から送り込まれている
運転信号の両者で電動機運転回路108が動作し
て、下流側の輸送コンベア101が始動する。こ
のようにして上流からの順序始動が行なわれる。
つぎに上流からの順序始動を行なうつもりで、
上流始動選択スイツチ14を投入しても、輸送コ
ンベア201の所定範囲A内に被輸送物の存在を
検出装置212が検出し、スイツチ214を閉路
して肯定信号を発した場合はAND要素217、
AND要素219が先に成立してOR要素121か
ら、電動機運転回路108が先に動作して、輸送
コンベア101が先づ始動する。また一方AND
要素217から発せられた信号は、OR要素22
2を通じて、AND要素210に入り、こゝで運
転確認信号用スイツチ107からの信号とフリツ
プフロツプ4の出力である始動信号との三者によ
り、AND要素210が成立して、タイマ要素2
11、OR要素221から、始動信号となつて電
動機運転回路208へ入る。また運転確認信号用
スイツチ107からは、OR要素220を通し
て、AND回路206を成立させ、運転信号とな
つて電動機運転回路208へ入る。この両者によ
り、電動機運転回路208が動作して上流側の輸
送コンベア201が始動する。
なお、輸送コンベアが多数連設されている場合
に、下流から順序始動する場合は、前段の運転確
認信号が成立することによつて、次段の運転信号
が成立してゆくが、上流からの順序始動は、
AND要素219からの始動信号を次段以下の電
動機運転回路へ送るとき、AND要素219と各
段の電動機運転回路(図示せず)との間にタイマ
要素(図示せず)を挿入するか、または各段ごと
の輸送コンベアに検出装置を設けて、上流からの
順序始動をすることもできる。
次にコンベアラインを停止させる場合は、従来
と同じく、停止スイツチ8、停止信号用フリツプ
フロツプ9からAND要素215へその信号が入
る。AND要素215は上流側の輸送コンベア2
01上の所定範囲A内に被輸送物が無くなつた時
点で、スイツチ214が開放して否定信号となる
ため、AND条件が成立して、その出力をAND要
素206へ送る。AND要素206はAND要素2
15の出力により、出力が消去されて、電動機運
転回路208を停止させて上流側の輸送コンベア
201を停止させる。その後は従来と同様にして
電動機運転回路108が停止し、下流側の輸送コ
ンベア101も停止する。このようにしておくこ
とにより、次回はまた上流からの順序始動ができ
る。
非常停止、その他については、従来と同様の動
作につき説明を省略する。
なお、上記実施例では被輸送物の検出装置とし
て、ロードセル等の重量検出方法を想定した検出
の仕方をのべたが、検出装置は他にコンベアライ
ンのヘツド部でのベルト張力またはたわみを計る
方法や、ベルトとローラ部との接触状況等の変化
によつて検出する方法などがあり、要するに、運
転前停止状態時にコンベア上の被輸送物の有無を
機械的手段によつて検出しその有無に対応して肯
定、否定信号を送出するようにすればよく、そし
てこの肯定、否定信号に基づいて順次始動回路に
より運転回路を介してコンベアを上流または下流
からの順次始動を制御するので、運転中にコンベ
ア上の載荷の有無を検出して上流または下流順次
始動制御するものに比し、載荷を検出するのにコ
ンベアの運転を必要とすることがないことから、
載荷を検出する期間無駄な輸送制御と電力損失が
なく輸送時間および電力損失を格段的に低減でき
る。
以上のようにこの考案によれば、運転前輸送コ
ンベアの停止状態時に上流側輸送コンベア上の被
輸送物の有無を重量検出等の機械的手段によつて
検出しその有無に対応して肯定と否定信号を発す
る検出装置を備え、順次始動回路により下流始動
選択スイツチが投入された時は、下流側から順次
上記運転回路に駆動信号を与えて下流からの始動
制御を行い、他方、上流始動選択スイツチが投入
された時には、上記検出装置による否定信号に基
づいて上流側の運転回路に駆動信号を与えて上流
からの始動制御を行うとともに、上記検出装置に
よる肯定信号に基づいて下流側の運転回路に駆動
信号を与えて下流からの順次始動制御を行うよう
に構成したので、輸送時間の無駄もなく、電力損
失も少なくとすみ、特に、運転中におけるコンベ
ア上の載荷の有無を検出に基づいて上流または下
流順次始動制御するものに比し、載荷を検出する
のにコンベアの運転を必要とすることがないこと
から、載荷を検出する期間無駄な輸送制御と電力
損失がなく輸送時間および電力損失を格段的に低
減できるという低減効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコンベア輸送制御装置を示すコ
ンベアラインのフロー図、第2図は第1図の制御
回路図、第3図はこの考案の一実施例によるコン
ベア輸送制御装置を示すコンベアラインのフロー
図、第4図は第3図の制御回路図である。 図において、13は下流始動選択スイツチ、1
4は上流始動選択スイツチ、101は下流側の輸
送コンベア、201は上流側の輸送コンベア、2
12は検出装置。なお、図中同一符号は、同一又
は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上流側から下流側へ順次連設され、被輸送物を
    順次輸送する複数個の輸送コンベア、これら各々
    の輸送コンベア毎に設けられた運転回路、下流側
    または上流側からの順次始動を任意に選択する下
    流と上流始動選択スイツチ、運転前輸送コンベア
    の停止状態時に上流側輸送コンベア上の被輸送物
    の有無を重量検出等の機械的手段によつて検出
    し、その有無に対応して肯定信号または否定信号
    を発する検出装置、上記下流始動スイツチが投入
    された時、または上記検出装置が肯定信号を発生
    している状態で上記上流始動選択スイツチが投入
    された時は、下流側から順次上記運転回路に駆動
    信号を与えて下流からの始動制御を行い、他方、
    上記検出装置が否定信号を発生している状態で上
    記上流始動スイツチが投入された時は、上流側か
    ら順次上記運転回路に駆動信号を与えて上流から
    の始動制御を行う順次始動回路を備えたことを特
    徴とするコンベア輸送制御装置。
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