JP2001174310A - エアパージ式レベル検知装置 - Google Patents
エアパージ式レベル検知装置Info
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- JP2001174310A JP2001174310A JP35990899A JP35990899A JP2001174310A JP 2001174310 A JP2001174310 A JP 2001174310A JP 35990899 A JP35990899 A JP 35990899A JP 35990899 A JP35990899 A JP 35990899A JP 2001174310 A JP2001174310 A JP 2001174310A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エアパイプの先端への粉体付着等による圧力
スイッチの誤作動をなくす。 【解決手段】 基端をブロワー11に接続し先端を粉体
貯槽の排出口より下向きに臨ませてブロワー11から吐
出されたエアを先端から吹き出すようにしてあるエアパ
イプ8の途中に、圧力スイッチPSと圧力制御用オリフ
ィス12を組み込んだ微圧回路13を、電磁弁SVを介
し接続する。粉体5をトラックローリー1へ積み込むと
きに、予め、ブロワー11から吐出されたエアを、電磁
弁SVのブロー側ポートを通してエアパイプ8からブロ
ーさせた後、電磁弁SVをパージ側ポートに切り替え
て、エアを微圧回路13を経由させてからエアパイプ8
の先端よりパージさせる。
スイッチの誤作動をなくす。 【解決手段】 基端をブロワー11に接続し先端を粉体
貯槽の排出口より下向きに臨ませてブロワー11から吐
出されたエアを先端から吹き出すようにしてあるエアパ
イプ8の途中に、圧力スイッチPSと圧力制御用オリフ
ィス12を組み込んだ微圧回路13を、電磁弁SVを介
し接続する。粉体5をトラックローリー1へ積み込むと
きに、予め、ブロワー11から吐出されたエアを、電磁
弁SVのブロー側ポートを通してエアパイプ8からブロ
ーさせた後、電磁弁SVをパージ側ポートに切り替え
て、エアを微圧回路13を経由させてからエアパイプ8
の先端よりパージさせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体を輸送車に積
み込むときに粉体の積み込みレベルを検知するために使
用するエアパージ式レベル検知装置に関するものであ
る。
み込むときに粉体の積み込みレベルを検知するために使
用するエアパージ式レベル検知装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】セメント、微粉炭、石膏等の粉体を製造
する設備では、粉体貯槽内の粉体を輸送する場合、一般
に粉体輸送手段としてトラックローリーが用いられてい
る。
する設備では、粉体貯槽内の粉体を輸送する場合、一般
に粉体輸送手段としてトラックローリーが用いられてい
る。
【0003】上記トラックローリーへ粉体の積み込みを
行う場合の要領は、図5に一例を示す如く、トラックロ
ーリー1の上部投入口2に、粉体貯槽下部の排出シュー
ト3を位置させて、該排出シュート3の上部に設けられ
たロータリーフィーダ4を駆動装置M2で操作すること
により、粉体貯槽内の粉体5を排出シュート3を通し下
端の排出口6から排出させてトラックローリー1に積み
込むようにしている。
行う場合の要領は、図5に一例を示す如く、トラックロ
ーリー1の上部投入口2に、粉体貯槽下部の排出シュー
ト3を位置させて、該排出シュート3の上部に設けられ
たロータリーフィーダ4を駆動装置M2で操作すること
により、粉体貯槽内の粉体5を排出シュート3を通し下
端の排出口6から排出させてトラックローリー1に積み
込むようにしている。
【0004】上記粉体5のトラックローリー1への積み
込み作業は、粉体5が周囲へ飛散したり、こぼれ落ちた
りしないようにするために、図示の如くトラックローリ
ー1の上部投入口2に粉体貯槽の排出口6部を密着させ
るようにしているので、トラックローリー1への粉体5
の積み込み状況を外部から目視により確認することは困
難である。
込み作業は、粉体5が周囲へ飛散したり、こぼれ落ちた
りしないようにするために、図示の如くトラックローリ
ー1の上部投入口2に粉体貯槽の排出口6部を密着させ
るようにしているので、トラックローリー1への粉体5
の積み込み状況を外部から目視により確認することは困
難である。
【0005】そのため、従来では、駆動装置M1により
駆動される微圧ブロワー7に基端を連結したエアパイプ
8の先端を、排出シュート3下端の排出口6よりトラッ
クローリー1の上部投入口2内に臨ませて下向きに配置
し、且つ該エアパイプ8の途中にレベルスイッチとして
の圧力(微圧)スイッチPSを設置してなる構成のレベ
ル検知装置を用い、微圧ブロワー7から吐出させたエア
をエアパイプ8の先端より粉体5の積み上げ位置へ向け
てパージさせる如く吹き付けるようにし、図示の如く、
粉体5の積み込み高さが高くなって来て、エアパイプ8
の先端から吹き出させているエアに背圧が作用するとき
に、その背圧を圧力スイッチPSの作動で検知すること
により、満載状態を確認する方式が採用されている。
駆動される微圧ブロワー7に基端を連結したエアパイプ
8の先端を、排出シュート3下端の排出口6よりトラッ
クローリー1の上部投入口2内に臨ませて下向きに配置
し、且つ該エアパイプ8の途中にレベルスイッチとして
の圧力(微圧)スイッチPSを設置してなる構成のレベ
ル検知装置を用い、微圧ブロワー7から吐出させたエア
をエアパイプ8の先端より粉体5の積み上げ位置へ向け
てパージさせる如く吹き付けるようにし、図示の如く、
粉体5の積み込み高さが高くなって来て、エアパイプ8
の先端から吹き出させているエアに背圧が作用するとき
に、その背圧を圧力スイッチPSの作動で検知すること
により、満載状態を確認する方式が採用されている。
【0006】上記従来のレベル検知装置の電気制御回路
は、図6に示す如くであり、運転スタートボタン9と圧
力スイッチPSと運転ストップボタン10とリレーXと
を同一ライン上に直列接続すると共に、上記運転スター
トボタン9を自己保持させ得るように上記リレーXのa
接点xを運転スタートボタン9と並列に設け、又、上記
リレーXのa接点xを別のラインに設けて、該a接点x
が閉じたときに励磁されるリレーMXを設け、該リレー
MXが励磁されることによりa接点m1,2が閉じて、微
圧ブロワー7の駆動装置M1とロータリーフィーダ4の
駆動装置M2が駆動されるようにしてある。
は、図6に示す如くであり、運転スタートボタン9と圧
力スイッチPSと運転ストップボタン10とリレーXと
を同一ライン上に直列接続すると共に、上記運転スター
トボタン9を自己保持させ得るように上記リレーXのa
接点xを運転スタートボタン9と並列に設け、又、上記
リレーXのa接点xを別のラインに設けて、該a接点x
が閉じたときに励磁されるリレーMXを設け、該リレー
MXが励磁されることによりa接点m1,2が閉じて、微
圧ブロワー7の駆動装置M1とロータリーフィーダ4の
駆動装置M2が駆動されるようにしてある。
【0007】したがって、従来のレベル検知装置の場
合、図6の電気制御回路及び図7のフローに示す如く、
運転スタートボタン9が押されて運転が開始されると、
リレーXが励磁されてa接点xが閉じられることによ
り、リレーMXが励磁されるため、a接点m1,2が閉じ
られる結果、微圧ブロワー7とロータリーフィーダ4が
駆動されてエアパージが行われた状態になって、圧力ス
イッチPSが作動しないときにはロータリーフィーダ4
の駆動が継続されて粉体5の積み込みが続行されること
になり、圧力スイッチPSが作動すると粉体5の積み込
みが完了したものとして運転が停止されることになる。
合、図6の電気制御回路及び図7のフローに示す如く、
運転スタートボタン9が押されて運転が開始されると、
リレーXが励磁されてa接点xが閉じられることによ
り、リレーMXが励磁されるため、a接点m1,2が閉じ
られる結果、微圧ブロワー7とロータリーフィーダ4が
駆動されてエアパージが行われた状態になって、圧力ス
イッチPSが作動しないときにはロータリーフィーダ4
の駆動が継続されて粉体5の積み込みが続行されること
になり、圧力スイッチPSが作動すると粉体5の積み込
みが完了したものとして運転が停止されることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
レベル検知装置の場合、基本原理が微圧でのエアパージ
機能であるため、エアパイプ8の先端に粉体5が付着し
たり、あるいは、付着により閉塞を起こしたりすると、
圧力スイッチPSに背圧が作用して誤作動してしまい、
本来検知しなければならないトラックローリー1へ積み
込んだ粉体5のレベルを識別できなくなってしまうの
で、信頼性に問題がある。
レベル検知装置の場合、基本原理が微圧でのエアパージ
機能であるため、エアパイプ8の先端に粉体5が付着し
たり、あるいは、付着により閉塞を起こしたりすると、
圧力スイッチPSに背圧が作用して誤作動してしまい、
本来検知しなければならないトラックローリー1へ積み
込んだ粉体5のレベルを識別できなくなってしまうの
で、信頼性に問題がある。
【0009】そこで、本発明は、エアパイプ先端への粉
体の付着等による圧力スイッチの誤作動をなくして高い
信頼性が得られるようにしようとするものである。
体の付着等による圧力スイッチの誤作動をなくして高い
信頼性が得られるようにしようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、基端をブロワーに接続し先端を粉体貯槽
の排出口より下向きに臨ませたエアパイプの途中位置
に、上記ブロワーから吐出されるエアに絞りを与えて微
圧とするように制御する圧力制御用オリフィスと吐出さ
れるエアの背圧を検知して作動する圧力スイッチとを組
み込んだ微圧回路を、電磁弁を介し接続して、上記ブロ
ワーから吐出されたエアをエアパイプの先端へ直接導い
てブローさせるようにする流路と上記ブロワーから吐出
されたエアを微圧回路を経由させて微圧としてからエア
パイプの先端へ導いてパージさせるようにする流路とに
上記電磁弁により切り替えるようにした構成とする。
決するために、基端をブロワーに接続し先端を粉体貯槽
の排出口より下向きに臨ませたエアパイプの途中位置
に、上記ブロワーから吐出されるエアに絞りを与えて微
圧とするように制御する圧力制御用オリフィスと吐出さ
れるエアの背圧を検知して作動する圧力スイッチとを組
み込んだ微圧回路を、電磁弁を介し接続して、上記ブロ
ワーから吐出されたエアをエアパイプの先端へ直接導い
てブローさせるようにする流路と上記ブロワーから吐出
されたエアを微圧回路を経由させて微圧としてからエア
パイプの先端へ導いてパージさせるようにする流路とに
上記電磁弁により切り替えるようにした構成とする。
【0011】運転開始時には、先ず、ブロワーから吐出
されたエアがエアパイプの先端へ直接導かれてブローさ
れる。したがって、このとき、エアパイプの先端に粉体
が付着していたとしても、エアブローにより粉体が除去
されることになる。次に、電磁弁により、ブロワーから
吐出されたエアが微圧回路で微圧にされてからエアパイ
プの先端へ導かれてパージされる。これにより、圧力ス
イッチには、粉体付着による背圧が作用しなくなり、誤
作動が防止される。
されたエアがエアパイプの先端へ直接導かれてブローさ
れる。したがって、このとき、エアパイプの先端に粉体
が付着していたとしても、エアブローにより粉体が除去
されることになる。次に、電磁弁により、ブロワーから
吐出されたエアが微圧回路で微圧にされてからエアパイ
プの先端へ導かれてパージされる。これにより、圧力ス
イッチには、粉体付着による背圧が作用しなくなり、誤
作動が防止される。
【0012】又、ブロワーから吐出されたエアをエアパ
イプの先端へ直接導いてエアブローしてから、微圧回路
を経由させてエアを微圧でパージさせた後、設定時間内
に圧力スイッチが作動したときに、再びエアブローを行
わせるようにする制御回路を備えた構成とすることによ
り、エアパイプの先端に付着している粉体が1回のエア
ブローで除去されなかった場合には、何回でもエアブロ
ーが繰り返されることになり、信頼性を更に高めること
ができるようになる。
イプの先端へ直接導いてエアブローしてから、微圧回路
を経由させてエアを微圧でパージさせた後、設定時間内
に圧力スイッチが作動したときに、再びエアブローを行
わせるようにする制御回路を備えた構成とすることによ
り、エアパイプの先端に付着している粉体が1回のエア
ブローで除去されなかった場合には、何回でもエアブロ
ーが繰り返されることになり、信頼性を更に高めること
ができるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0014】図1は本発明の実施の一形態を示すもの
で、基端を通常圧力のブロワー11に接続し先端を図5
の従来装置の場合と同様に粉体貯槽の排出口6よりトラ
ックローリー1の上部投入口2内に臨ませて下向きに配
置させたエアパイプ8の途中の所要位置に、上記ブロワ
ー11から吐出されるエアに絞りを与えて微圧とするよ
うに制御する圧力制御用オリフィス12と、吐出される
エアの背圧を検知して作動する圧力スイッチPSとを組
み込んでなる微圧回路13を、電磁弁SVを介して接続
して、該電磁弁SVを励磁すると、上記ブロワー11か
ら吐出されたエアをエアパイプ8の先端へ直接導いてブ
ローさせるようになり、且つ上記電磁弁SVを消磁する
と、上記ブロワー11から吐出されたエアを微圧回路1
3を経由させて微圧としてからエアパイプ8の先端へ導
いてパージさせるようにした構成とする。
で、基端を通常圧力のブロワー11に接続し先端を図5
の従来装置の場合と同様に粉体貯槽の排出口6よりトラ
ックローリー1の上部投入口2内に臨ませて下向きに配
置させたエアパイプ8の途中の所要位置に、上記ブロワ
ー11から吐出されるエアに絞りを与えて微圧とするよ
うに制御する圧力制御用オリフィス12と、吐出される
エアの背圧を検知して作動する圧力スイッチPSとを組
み込んでなる微圧回路13を、電磁弁SVを介して接続
して、該電磁弁SVを励磁すると、上記ブロワー11か
ら吐出されたエアをエアパイプ8の先端へ直接導いてブ
ローさせるようになり、且つ上記電磁弁SVを消磁する
と、上記ブロワー11から吐出されたエアを微圧回路1
3を経由させて微圧としてからエアパイプ8の先端へ導
いてパージさせるようにした構成とする。
【0015】なお、その他の構成は図5に示したものと
同じであり、同一部分には同一符号が付してある。
同じであり、同一部分には同一符号が付してある。
【0016】次に、図2は上記構成としたレベル検知装
置の電気制御回路を示すもので、図6に示した電気制御
回路と同様な構成において、リレーMXに、ブロワー1
1の駆動装置M1を駆動する回路用のa接点m1を開閉
させる専用の機能をもたせると共に、ロータリーフィー
ダ4の駆動装置M2を駆動する回路用のa接点m2を開
閉させる専用の機能をもたせたリレーMYを別ラインに
設け、且つリレーMXのラインに、タイムリレーTXを
組み込んだラインと電磁弁SVを組み込んだラインをそ
れぞれ並列接続し、更に、タイムリレーTXの限時動作
接点であるb接点txを、圧力スイッチPSのラインと
並列に接続したラインと、電磁弁SVのラインに設け、
又、タイムリレーTXの限時動作接点であるa接点tx
をリレーMYのラインに設けた構成とし、運転スタート
ボタン9が押されると、ブロワー11は駆動されるが、
この際、タイムリレーTXで設定された時間が経過する
までソレノイドが励磁されることにより電磁弁SVがブ
ロー側ポートに切り替えられてエアパイプ8の先端から
エアがブローされ、タイムリレーTXの設定時間経過後
に、瞬時にb接点txが開、a接点txが閉となってソ
レノイドが消磁されることにより電磁弁SVがエアパー
ジ側ポートに切り替えられてエアパイプ8の先端からエ
アが微圧でパージされるようにすると共に、ロータリー
フィーダ4が駆動されるようにしたものである。
置の電気制御回路を示すもので、図6に示した電気制御
回路と同様な構成において、リレーMXに、ブロワー1
1の駆動装置M1を駆動する回路用のa接点m1を開閉
させる専用の機能をもたせると共に、ロータリーフィー
ダ4の駆動装置M2を駆動する回路用のa接点m2を開
閉させる専用の機能をもたせたリレーMYを別ラインに
設け、且つリレーMXのラインに、タイムリレーTXを
組み込んだラインと電磁弁SVを組み込んだラインをそ
れぞれ並列接続し、更に、タイムリレーTXの限時動作
接点であるb接点txを、圧力スイッチPSのラインと
並列に接続したラインと、電磁弁SVのラインに設け、
又、タイムリレーTXの限時動作接点であるa接点tx
をリレーMYのラインに設けた構成とし、運転スタート
ボタン9が押されると、ブロワー11は駆動されるが、
この際、タイムリレーTXで設定された時間が経過する
までソレノイドが励磁されることにより電磁弁SVがブ
ロー側ポートに切り替えられてエアパイプ8の先端から
エアがブローされ、タイムリレーTXの設定時間経過後
に、瞬時にb接点txが開、a接点txが閉となってソ
レノイドが消磁されることにより電磁弁SVがエアパー
ジ側ポートに切り替えられてエアパイプ8の先端からエ
アが微圧でパージされるようにすると共に、ロータリー
フィーダ4が駆動されるようにしたものである。
【0017】図3のフローを参照しつつ具体的な制御動
作を説明する。
作を説明する。
【0018】先ず、運転スタートボタン9を押すと、リ
レーXが励磁されることによりそのa接点xが閉じられ
て、リレーMXが励磁される結果、駆動装置M1が駆動
され、ブロワー11が運転されると同時に、タイムリレ
ーTXが励磁されることによりその設定時間経過までは
b接点txは閉じられた状態となる。このため、電磁弁
SVが励磁されてブロワー11とエアパイプ8の先端と
を直接連通させるブロー側ポートに切り替えられること
により、ブロワー11から吐出された全圧力のエアがエ
アパイプ8の先端よりブローされる。したがって、エア
パイプ8の先端に粉体5が付着していたり、閉塞してい
たとしても、エアブローの作用で吹き飛ばすことができ
る。この際、圧力スイッチPSには背圧が作用しないよ
うになっているので、破損するようなことはない。
レーXが励磁されることによりそのa接点xが閉じられ
て、リレーMXが励磁される結果、駆動装置M1が駆動
され、ブロワー11が運転されると同時に、タイムリレ
ーTXが励磁されることによりその設定時間経過までは
b接点txは閉じられた状態となる。このため、電磁弁
SVが励磁されてブロワー11とエアパイプ8の先端と
を直接連通させるブロー側ポートに切り替えられること
により、ブロワー11から吐出された全圧力のエアがエ
アパイプ8の先端よりブローされる。したがって、エア
パイプ8の先端に粉体5が付着していたり、閉塞してい
たとしても、エアブローの作用で吹き飛ばすことができ
る。この際、圧力スイッチPSには背圧が作用しないよ
うになっているので、破損するようなことはない。
【0019】上記エアブローはタイムリレーTXに設定
した時間T1だけ行われるため、時間T1が経過する
と、瞬時にb接点txが開かれることにより電磁弁SV
は消磁されて、ブロワー11と微圧回路13とが接続さ
れるようパージ側ポートに復帰位置させられる。したが
って、ブロワー11から吐出されたエアは微圧回路13
を経由することにより圧力制御用オリフィス12で微圧
にさせられてからエアパイプ8の先端よりパージされる
状態になる。又、このとき、a接点txも瞬時に閉じら
れるため、駆動装置M2が駆動されてロータリーフィー
ダ4が運転されることになり、粉体5のトラックローリ
ー1への積み込みが開始され、このロータリーフィーダ
4の運転は圧力スイッチPSが作動するまで続行され
る。
した時間T1だけ行われるため、時間T1が経過する
と、瞬時にb接点txが開かれることにより電磁弁SV
は消磁されて、ブロワー11と微圧回路13とが接続さ
れるようパージ側ポートに復帰位置させられる。したが
って、ブロワー11から吐出されたエアは微圧回路13
を経由することにより圧力制御用オリフィス12で微圧
にさせられてからエアパイプ8の先端よりパージされる
状態になる。又、このとき、a接点txも瞬時に閉じら
れるため、駆動装置M2が駆動されてロータリーフィー
ダ4が運転されることになり、粉体5のトラックローリ
ー1への積み込みが開始され、このロータリーフィーダ
4の運転は圧力スイッチPSが作動するまで続行され
る。
【0020】上記の状態において、圧力スイッチPSが
作動させられると、積み込まれた粉体5がエアパイプ8
の先端に達したことになり、粉体5の積み込みレベルが
満載であるとして検知されるので、運転ストップボタン
10を押して運転を停止させるようにする。
作動させられると、積み込まれた粉体5がエアパイプ8
の先端に達したことになり、粉体5の積み込みレベルが
満載であるとして検知されるので、運転ストップボタン
10を押して運転を停止させるようにする。
【0021】以上により、圧力スイッチPSの誤作動を
防ぐことができ、エアパージ式レベル検知装置の信頼性
を向上することができる。
防ぐことができ、エアパージ式レベル検知装置の信頼性
を向上することができる。
【0022】次に、図4は本発明の実施の他の形態を示
すもので、図1及び図2に示したものと同様な構成にお
いて、ブロワー11から吐出されたエアをエアパイプ8
の先端へ直接導いて設定時間T1だけエアブローしてか
ら、微圧回路13を経由させてエアを微圧でパージさせ
た後、別のタイマーによる設定時間T2内に圧力スイッ
チPSが作動したときに、再エアブローさせるように
し、しかる後、更に別のタイマーによる作動監視時間T
3内に正常作動とならないときに、警報を発して運転を
停止させるようにした制御回路を構成したものである。
すもので、図1及び図2に示したものと同様な構成にお
いて、ブロワー11から吐出されたエアをエアパイプ8
の先端へ直接導いて設定時間T1だけエアブローしてか
ら、微圧回路13を経由させてエアを微圧でパージさせ
た後、別のタイマーによる設定時間T2内に圧力スイッ
チPSが作動したときに、再エアブローさせるように
し、しかる後、更に別のタイマーによる作動監視時間T
3内に正常作動とならないときに、警報を発して運転を
停止させるようにした制御回路を構成したものである。
【0023】詳述すると、運転を開始してタイムリレー
TXの設定時間T1経過後に電磁弁SVが消磁してパー
ジ側ポート位置に復帰させられた状態においては、圧力
スイッチPSが作動するまでロータリーフィーダ4の運
転は続行されるが、この際、圧力スイッチPSの作動
が、あらかじめ設定された時間T2(但し:T1>T
2)以内かどうかを判断させるようにする。この場合、
ロータリーフィーダ4の運転によりトラックローリー1
へ粉体5を積み込む時間が数分要するのに対し、時間T
1経過後に微圧回路13を経由する流路に切り替えたと
き、圧力スイッチPSが直ちに(たとえば、10秒以
内)に作動した場合は、エアブローが不充分なことによ
る圧力スイッチPSの誤作動と判断し、再度時間T1だ
けエアブローを実行させるようにする。又、同時に、圧
力スイッチPSの誤作動と判断した信号を保持させるよ
うにし、あらかじめ設定された作動監視時間T3以内に
正常作動とならない場合は、圧力スイッチPSの機能が
異常であると判断し、警報を発すると共に、運転を一時
停止させるようにする。一方、時間T2経過後に圧力ス
イッチPSが作動したときには正常信号ととらえ、運転
を正常停止させるようにする。
TXの設定時間T1経過後に電磁弁SVが消磁してパー
ジ側ポート位置に復帰させられた状態においては、圧力
スイッチPSが作動するまでロータリーフィーダ4の運
転は続行されるが、この際、圧力スイッチPSの作動
が、あらかじめ設定された時間T2(但し:T1>T
2)以内かどうかを判断させるようにする。この場合、
ロータリーフィーダ4の運転によりトラックローリー1
へ粉体5を積み込む時間が数分要するのに対し、時間T
1経過後に微圧回路13を経由する流路に切り替えたと
き、圧力スイッチPSが直ちに(たとえば、10秒以
内)に作動した場合は、エアブローが不充分なことによ
る圧力スイッチPSの誤作動と判断し、再度時間T1だ
けエアブローを実行させるようにする。又、同時に、圧
力スイッチPSの誤作動と判断した信号を保持させるよ
うにし、あらかじめ設定された作動監視時間T3以内に
正常作動とならない場合は、圧力スイッチPSの機能が
異常であると判断し、警報を発すると共に、運転を一時
停止させるようにする。一方、時間T2経過後に圧力ス
イッチPSが作動したときには正常信号ととらえ、運転
を正常停止させるようにする。
【0024】このように、図4に示すようなフローを実
行する制御回路を具備することにより、エアパージ式レ
ベル検知装置の信頼性を更に高めることができる。
行する制御回路を具備することにより、エアパージ式レ
ベル検知装置の信頼性を更に高めることができる。
【0025】なお、本発明は上記実施の形態にのみ限定
されるものではなく、たとえば、電磁弁SVのポートを
図示の場合とは逆にし、且つタイムリレーTXの励磁、
消磁と電磁弁ソレノイドの励磁、消磁を反対にしてもよ
いこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内におい
て種々変更を加え得ることは勿論である。
されるものではなく、たとえば、電磁弁SVのポートを
図示の場合とは逆にし、且つタイムリレーTXの励磁、
消磁と電磁弁ソレノイドの励磁、消磁を反対にしてもよ
いこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内におい
て種々変更を加え得ることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のエアパージ式
レベル検知装置によれば、基端をブロワーに接続し先端
を粉体貯槽の排出口より下向きに臨ませたエアパイプの
途中位置に、上記ブロワーから吐出されるエアに絞りを
与えて微圧とするように制御する圧力制御用オリフィス
と吐出されるエアの背圧を検知して作動する圧力スイッ
チとを組み込んだ微圧回路を、電磁弁を介し接続して、
上記ブロワーから吐出されたエアをエアパイプの先端へ
直接導いてブローさせるようにする流路と上記ブロワー
から吐出されたエアを微圧回路を経由させて微圧として
からエアパイプの先端へ導いてパージさせるようにする
流路とに上記電磁弁により切り替えるようにした構成と
してあるので、粉体の積み込みを開始する前にブロワー
から吐出されたエアをエアパイプの先端へ直接導いて全
圧でエアブローさせることができることにより、エアパ
イプの先端に付着している粉体を吹き飛ばすことがで
き、したがって、エアブロー後に、ブロワーから吐出さ
れたエアを、電磁弁による切り替えにより微圧回路を経
由させてエアパイプの先端から微圧でパージさせるよう
にすることにより、圧力スイッチの誤作動を防止するこ
とができて、信頼性を高くすることができ、又、ブロワ
ーから吐出されたエアをエアパイプの先端へ直接導いて
エアブローしてから、微圧回路を経由させてエアを微圧
でパージさせた後、設定時間内に圧力スイッチが作動し
たときに、再びエアブローを行わせるようにする制御回
路を備えた構成とすることにより、エアパイプの先端に
付着している粉体が1回のエアブローで除去されなかっ
た場合には、何回でもエアブローが繰り返されることに
なり、信頼性を更に高めることができる、という優れた
効果を発揮する。
レベル検知装置によれば、基端をブロワーに接続し先端
を粉体貯槽の排出口より下向きに臨ませたエアパイプの
途中位置に、上記ブロワーから吐出されるエアに絞りを
与えて微圧とするように制御する圧力制御用オリフィス
と吐出されるエアの背圧を検知して作動する圧力スイッ
チとを組み込んだ微圧回路を、電磁弁を介し接続して、
上記ブロワーから吐出されたエアをエアパイプの先端へ
直接導いてブローさせるようにする流路と上記ブロワー
から吐出されたエアを微圧回路を経由させて微圧として
からエアパイプの先端へ導いてパージさせるようにする
流路とに上記電磁弁により切り替えるようにした構成と
してあるので、粉体の積み込みを開始する前にブロワー
から吐出されたエアをエアパイプの先端へ直接導いて全
圧でエアブローさせることができることにより、エアパ
イプの先端に付着している粉体を吹き飛ばすことがで
き、したがって、エアブロー後に、ブロワーから吐出さ
れたエアを、電磁弁による切り替えにより微圧回路を経
由させてエアパイプの先端から微圧でパージさせるよう
にすることにより、圧力スイッチの誤作動を防止するこ
とができて、信頼性を高くすることができ、又、ブロワ
ーから吐出されたエアをエアパイプの先端へ直接導いて
エアブローしてから、微圧回路を経由させてエアを微圧
でパージさせた後、設定時間内に圧力スイッチが作動し
たときに、再びエアブローを行わせるようにする制御回
路を備えた構成とすることにより、エアパイプの先端に
付着している粉体が1回のエアブローで除去されなかっ
た場合には、何回でもエアブローが繰り返されることに
なり、信頼性を更に高めることができる、という優れた
効果を発揮する。
【図1】本発明のエアパージ式レベル検知装置の実施の
一形態を示す概略図である。
一形態を示す概略図である。
【図2】図1に示す装置の電気制御回路図である。
【図3】図1に示す装置の制御フローである。
【図4】本発明の実施の他の形態を示す制御フローであ
る。
る。
【図5】従来のエアパージ式レベル検知装置の概略図で
ある。
ある。
【図6】図5に示す装置の電気制御回路図である。
【図7】図5に示す装置の制御フローである。
5 粉体 6 排出口 8 エアパイプ 11 ブロワー 12 圧力制御用オリフィス 13 微圧回路 PS 圧力スイッチ SV 電磁弁
Claims (2)
- 【請求項1】 基端をブロワーに接続し先端を粉体貯槽
の排出口より下向きに臨ませたエアパイプの途中位置
に、上記ブロワーから吐出されるエアに絞りを与えて微
圧とするように制御する圧力制御用オリフィスと吐出さ
れるエアの背圧を検知して作動する圧力スイッチとを組
み込んだ微圧回路を、電磁弁を介し接続して、上記ブロ
ワーから吐出されたエアをエアパイプの先端へ直接導い
てブローさせるようにする流路と上記ブロワーから吐出
されたエアを微圧回路を経由させて微圧としてからエア
パイプの先端へ導いてパージさせるようにする流路とに
上記電磁弁により切り替えるようにした構成を有するこ
とを特徴とするエアパージ式レベル検知装置。 - 【請求項2】 ブロワーから吐出されたエアをエアパイ
プの先端へ直接導いてエアブローしてから、微圧回路を
経由させてエアを微圧でパージさせた後、設定時間内に
圧力スイッチが作動したときに、再びエアブローを行わ
せるようにする制御回路を備えた請求項1記載のエアパ
ージ式レベル検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35990899A JP2001174310A (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | エアパージ式レベル検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35990899A JP2001174310A (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | エアパージ式レベル検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001174310A true JP2001174310A (ja) | 2001-06-29 |
Family
ID=18466919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35990899A Pending JP2001174310A (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | エアパージ式レベル検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001174310A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107290022A (zh) * | 2016-10-15 | 2017-10-24 | 荆门创佳机械科技有限公司 | 一种压敏传感器测量混凝土罐车混凝土体积的装置 |
CN111266264A (zh) * | 2020-03-20 | 2020-06-12 | 豪德机械(上海)有限公司 | 一种封边机及其断电防漏胶装置 |
CN112362297A (zh) * | 2020-10-19 | 2021-02-12 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种偏滤器吹扫试验环路数据采集系统及方法 |
-
1999
- 1999-12-17 JP JP35990899A patent/JP2001174310A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107290022A (zh) * | 2016-10-15 | 2017-10-24 | 荆门创佳机械科技有限公司 | 一种压敏传感器测量混凝土罐车混凝土体积的装置 |
CN111266264A (zh) * | 2020-03-20 | 2020-06-12 | 豪德机械(上海)有限公司 | 一种封边机及其断电防漏胶装置 |
CN111266264B (zh) * | 2020-03-20 | 2024-02-27 | 豪德机械(上海)有限公司 | 一种封边机及其断电防漏胶装置 |
CN112362297A (zh) * | 2020-10-19 | 2021-02-12 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种偏滤器吹扫试验环路数据采集系统及方法 |
CN112362297B (zh) * | 2020-10-19 | 2023-11-28 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种偏滤器吹扫试验环路数据采集系统及方法 |
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