JPH0240314Y2 - - Google Patents

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JPH0240314Y2
JPH0240314Y2 JP18932781U JP18932781U JPH0240314Y2 JP H0240314 Y2 JPH0240314 Y2 JP H0240314Y2 JP 18932781 U JP18932781 U JP 18932781U JP 18932781 U JP18932781 U JP 18932781U JP H0240314 Y2 JPH0240314 Y2 JP H0240314Y2
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【考案の詳細な説明】 本考案はコンプレツサの台数制御装置に関す
る。
一般に、第1図に示すように、複数台のコンプ
レツサC1〜C3を設置し、これらを必要に応じ適
宜制御しつつ運転し、各コンプレツサC1〜C3
より生成される圧縮空気をそれぞれレシーバタン
クR1〜R3に通し圧縮空気中に含まれているオイ
ルを分離して除去し、かつ集合管1を介し集合タ
ンク2内に導入した後、所望の圧力値の圧縮空気
をその吐出口2aから外部へ吐出させそれを利用
することが行われている。
複数台のコンプレツサC1〜C3を制御して運転
する方式としては幾つかの態様が考えられ、圧縮
空気の利用状況やメンテナンス等に応じ、第1〜
第3のコンプレツサC1〜C3を第2図に示すよう
に、台数制御盤により順次サイクリツクに始動さ
せた後各々所定時間フルロードで運転させ、多量
の圧縮空気を短時間で集合タンク2へ導入し、タ
ンク2内の圧力が所望の圧力値に達した場合、圧
力検出手段によりそれを検知し各コンプレツサ
C1〜C3の運転をフルロード状態からアンロード
状態に制御して切り換えて運転したり、あるいは
何れか特定のコンプレツサを他のコンプレツサと
切り離して単独に運転させ、圧縮空気圧が所定圧
に達すると、同様に運転状態を切り換え、省エネ
ルギー化やコンプレツサの保護等を図つたりして
いる。
このため、コンプレツサC1〜C3から圧縮空気
が送られてくる集合タンク2には内部の圧力を検
出し、所定の圧力値に達した場合にオン・オフ
し、これにより後述するリレーを動作せしめる圧
力スイツチPS1〜PS4が設けられている。これら
の圧力スイツチPS1〜PS4の設定圧力を各々P1
P4とすると各圧力スイツチPS1〜PS4はその設定
圧力以上で接点がオンし、かつ各設定圧力の関係
はP1<P2<P3<P4に定められており、P1は圧力
異常低下、またP2は圧力低下、P3は圧力上昇、
P4は圧力異常上昇を意味するものである。また
コンプレツサC1〜C3側にも何れかのコンプレツ
サが単独運転された場合にその圧縮空気圧を検出
するための圧力スイツチPS5が各レシーバタンク
R1〜R3に設けられている。
第3図イは各圧力スイツチとリレーとの接続状
態を示す。各圧力スイツチPS1〜PS4の接点信号
は変換回路3を介しリレー81〜84に加えられ
励磁するように接続されており、この場合、各リ
レー81〜84は集合タンク2内の圧力が下記の
如き圧力状態Pのとき励磁されるように構成され
ている。
P≧P4……リレー83励磁 P4>P≧P3……リレー84励磁 P2≧P>P1……リレー82励磁 P≦P1……リレー81励磁 なお、上記の関係をわかり易く図表化すると第
3図ロに示す通りである。
各コンプレツサC1〜C3の始動・停止順序は第
2図に示すように、まず始動順序としてはC1
C2→C3→C1……の順に始動し、一方停止順序と
しては始動した順、すなわちC1→C2→C3→C1
…の順に停止させる態様が考えられる。また、コ
ンプレツサC1〜C3のアンロード順序も前述の始
動・停止順序に対応させC1→C2→C3→C1……の
順に運転させる態様が考えられる。
次に第4図に沿つて台数制御装置全体の動作を
説明する。いま、連動運転開始後圧力が上昇し、
複数台のコンプレツサがアンロードになつている
とする。この状態で予め定めたアンロード時間が
経過すると(b参照)、アンロード機中最初にア
ンロードになつたコンプレツサを一台停止する
(c参照)。そして、圧力判定を行い(d参照)、
圧力が低下している場合には(e参照)、実線の
系路に示すように、圧力低下の程度がP≦P1
場合にはリレー81を励磁して効果待ち時間をと
ることなしに停止機中最初に停止したコンプレツ
サを一台すぐに緊急始動させる(f参照)。また、
圧力低下の程度がP1<P≦P2の場合にはリレー
82を励磁せしめてアンロード機がある場合には
最後にアンロードになつたコンプレツサをフルロ
ードにする(g参照)。しかる後、所定時間t′sec
効果待ちをし(h参照)、更にコンプレツサを一
台づつ始動せしめ(i参照)、以下これらの動作
を適宜繰り返す。
なお、連動運転において、アンロード機がない
場合、またはアンロード機があつてもアンロード
時間が未経過の場合はb,cの動作を省略してd
に示す圧力判定を行うようになつている。
一方、圧力判定の結果、圧力が上昇している場
合、破線の系路のように、圧力上昇の程度がP≧
P4であるならば圧力を異常に上昇させないため
に全機アンロードにし(j,k参照)、また圧力
上昇の程度がP3≦P<P4ならば1台のコンプレ
ツサをアンロードにし(l参照)、所定時間tsec
間その効果待ちをし(m参照)、以下これらの動
作を繰り返すように構成されている。なお、第4
図においては説明の便宜上連動運転停止フローチ
ヤートは省略してある。また、上記において連動
運転とは、周知の台数制御盤によつて制御されて
いる運転状態を意味するものである。
しかして、コンプレツサを制御しつつ作動させ
る手段としては、従来第5図に示すようなシーケ
ンス回路が用いられている。この回路は第1のコ
ンプレツサC1を始動させるための始動・停止回
路を示すもので、第2、第3のコンプレツサC2
C3も実質的に同様な回路によつて始動ないし停
止運転される。そして、図中一点鎖線で囲んだ部
分が図示しない他の周知の別の制御回路と共に台
数制御盤内に組み込まれ、台数制御盤から送られ
てくる信号により各コンプレツサC1〜C3は運転
される。また、図中Fはヒユーズ、AUXa1
AUXb1は連動運転と単独運転とを切り換える接
点であり、図示しない周知の別回路により台数制
御盤から送出されてくる連動・単独運転切換信号
によりオン・オフし、連動運転の場合には接点
AUXa1はオン状態にある。更に接点AUXa1と直
列に接続された接点STは連動運転の際に台数制
御盤から送られてくる始動停止信号によりオン・
オフする接点でコンプレツサ運転中はオン、停止
の場合にはオフとなる。
更に、図中PB−Rは単独運転の場合にコンプ
レツサを始動させるためのスイツチで、この始動
スイツチPB−Rを押すとリレー52が励磁され、
よつて接点52a1がオンとなり駆動モータMが駆
動され、例えば第1のコンプレツサC1が起動さ
れる。加えてリレー52が励磁されるとスイツチ
PB−Rと並列接続された自己保持用の接点52
a3もオンとなり、以後始動スイツチPB−Rと関
係なく接点52a3がオンとなるので、コンプレツ
サC1は作動し続ける。
FXは集合タンク2に設けられた圧力スイツチ
PS1〜PS4から出た信号が台数制御盤を介して入
力された場合、オン・オフの動作を行う容量制御
接点で、オンの場合コンプレツサはフルロード運
転、オフの場合にはアンロード運転となる。ま
た、接点FXと直列のPR−Sは各々のコンプレツ
サC1〜C3のレシーバタンクR1〜R3に設けられた
圧力スイツチPS5から出た信号によりオン・オフ
する接点で、この接点PR−Sは単独運転のコン
プレツサの容量制御を担うものである。そして、
リレー52の励磁により接点52a2がオンし、か
つ前記接点FX,PR−S両者がオンしている場
合、電磁弁SV1,SV2へそれぞれ電流が流れて電
磁弁SV1,SV2が作動することによりコンプレツ
サはそのアンローダバルブが開かれる等して機械
的に制御されフルロード運転となる。
一方、連動運転時に台数制御盤からの信号によ
り容量制御信号接点FX(集合タンク内の圧力状態
によりオン・オフ動作)または圧力スイツチ接点
PR−S(レシーバタンク内の圧力状態によりオ
ン・オフ動作)の何れか一方の接点がオフすれば
電磁弁SV1,SV2への通電が止まるため、コンプ
レツサはアンロード運転となるように構成されて
いる。
また、単独運転を行う場合、通常周知の如く切
換スイツチを切換え操作することにより連動運転
から単独運転に切換えられるものであり、この場
合台数制御盤からは信号は出ないので、接点
AU,STはオフ、接点FXはオンしている。この
状態で始動スイツチPB−Rを押してコンプレツ
サ始動後、レシーバタンク内の圧力が上昇すると
圧力スイツチPS5がそれを検知し、圧力スイツチ
接点PR−Sがオフするためコンプレツサはアン
ロード運転となり、一方、レシーバタンク内の圧
力が低下すると圧力スイツチPS5がそれを検知し
圧力スイツチ接点PR−Sは再びオンしコンプレ
ツサはフルロード運転となるように構成されてい
る。
このように従来の台数制御装置では、コンプレ
ツサ側の圧力を検出してオン・オフ動作する圧力
スイツチ接点PR−Sと、連動運転して台数制御
を行う場合、台数制御盤内に組み込まれ、かつ集
合タンク2側の圧力スイツチPS1〜PS4のオン・
オフ動作により送られてくる容量制御信号によつ
てオン・オフする容量制御接点FXとが単に直列
に接続されている。このため各コンプレツサC1
〜C3の圧力スイツチPS5の動作圧力と台数制御盤
からの容量制御信号の出る圧力とが同じ場合に
は、台数制御盤から容量制御信号が出るまえに各
コンプレツサC1〜C3側の圧力スイツチ接点PR−
Sが先に作動して各々のコンプレツサC1〜C3
個々に容量制御を行つてしまい効果的な台数制御
ができなくなる欠点がある。
したがつてそれを防止するために、従来各コン
プレツサC1〜C3側の圧力スイツチPS5の設定圧力
を、台数制御盤側の圧力スイツチPS1〜PS4の設
定圧力と変えていたが、この場合にはコンプレツ
サの単独運転時の圧力と台数制御運転時の圧力が
異なつてしまうという不具合がある。
すなわち前述のように、集合タンク2に設けた
圧力スイツチPS1〜PS4により台数制御盤を介し
各コンプレツサC1〜C3にフルロード信号または
アンロード信号等の制御信号を出力して台数制御
運転を行い、一方、レシーバタンクR1〜R3に設
けた圧力スイツチPS5により各コンプレツサが単
独運転をしている時に各コンプレツサの容量制御
を行つているが、台数制御運転時と単独運転時と
のアンロード信号が互いに競合しないようにして
おかないと正常な運転ができなくなる。
従来一般に行われているこの競合に対する対策
は、各圧力スイツチPS1〜PS5の圧力設定値の関
係をPS1<PS2<PS3<PS4<PS5として台数制御
運転時には各々のコンプレツサC1〜C3の持つて
いる圧力スイツチPS5は作動しないようにしてお
き、単独運転時には台数制御盤からの信号は出な
いようにしておく(第5図の容量制御信号接点
FXを集合タンク圧力如何んに拘らず常にオンと
なるようにしておく)。このため、単独運転時に
はPS4<PS5であるため、当該単独運転機の吐出
圧力がPS5になつて始めて当該単独運転機がアン
ロード運転になる。つまり、当該単独運転機の吐
出圧力が高くなつてしまい圧縮空気消費源に対し
て高い圧力の圧縮空気を供給するとともに該コン
プレツサを駆動するモータがオーバロードになつ
てしまいモータの寿命を著しく短くするという不
具合がある。
また、各圧力スイツチPS1〜PS5の設定圧力の
関係は前述の通りPS1<PS2<PS3<PS4<PS5
設定しており、各コンプレツサC1〜C3が始動さ
れフルロード運転している場合において集合タン
ク2内の圧力が所望の圧力に達すると順次各コン
プレツサC1〜C3の運転がアンロードに切換えら
れるものであるが、この場合、一般には圧力スイ
ツチPS3の設定圧力P3に集合タンク2内の圧力が
達して始めて台数制御盤よりコンプレツサ1台を
アンロード運転にする信号が出力され、以後この
状態のときには効果待ち時間間隔で次々に残りの
コンプレツサがアンロード運転になるため、圧力
設定にあたり圧力スイツチPS3とPS5との設定圧
力が一番問題になる。
以下、従来における設定圧力P3(圧力スイツチ
PS3の動作点圧力)とP5(圧力スイツチPS5の動作
点圧力)の圧力関係における問題点を説明する。
P3=P5と設定した場合 連動運転状態のコンプレツサC1〜C3が圧縮作
用を行つている場合には圧縮空気はコンプレツサ
C1〜C3と接続されたレシーバタンクR1〜R3から
集合タンク2へ流れるため、コンプレツサC1
C3のレシーバタンクR1〜R3の方が集合タンク2
より圧力は高い。このため、集合タンク2側に設
けた圧力スイツチPS3の設定圧力P3とコンプレツ
サ側に設けた圧力スイツチPS5の設定圧力P5を等
しく設定してある場合はコンプレツサC1〜C3
レシーバタンクR1〜R3に設けてある圧力スイツ
チPS5が集合タンク2に設けた圧力スイツチPS3
より早く作動する。このため、圧力スイツチPS5
の信号により圧力スイツチ接点PR−Sが接点FX
より早くオフとなり、コンプレツサC1〜C3は接
点PR−Sの動作(オン→オフ)によりアンロー
ド運転となる。このようにコンプレツサC1〜C3
は台数制御盤の指令とは無関係にコンプレツサ側
の圧力スイツチすなわちレシーバタンクR1〜R3
に設けてある圧力スイツチPS5の指令によりアン
ロード運転となる。なお、P4=P5の場合でも上
記と同様に動作してしまう。
P3>P5と設定した場合 連動運転状態のコンプレツサC1〜C3が圧縮作
用を行つている場合には、集合タンク2に設けた
圧力スイツチPS3の設定圧力P3をコンプレツサ側
に設けた圧力スイツチPS5の設定圧力P5より高く
してあるため、圧力スイツチPS5が圧力スイツチ
PS3より早く作動する。このため、接点PR−S
が接点FXより早くオフとなりコンプレツサC1
C3は夫々アンロードとなる。このようにP3>P5
の場合もP3=P5の場合と同様にコンプレツサは
台数制御盤の指令とは無関係にコンプレツサ側に
設けてある圧力スイツチPS5の指令によりアンロ
ード運転となる。また、P4>P5でも同様に動作
する。
P3<P5と設定した場合 連動運転状態のコンプレツサC1〜C3が圧縮作
用を行つている場合には集合タンク2の設定圧力
P3をレシーバタンクの設定圧力P5より低くして
あるため、集合タンク2の圧力がレシーバタンク
の圧力より低い場合でも圧力スイツチPS3は圧力
スイツチPS5より早く信号を出す。このことによ
り圧力スイツチPS3の接点FXは圧力スイツチPS5
の接点PR−Sより早くオフとなりコンプレツサ
は接点FXの動作(オン→オフ)、つまり台数制御
盤の指令によりアンロード運転となる。
しかし、コンプレツサを単独運転とした場合に
は接点FXが常にオンであるため、コンプレツサ
の容量調整は専ら接点PR−Sによつて行われる。
このため、P3<P5と設定しているので、連動運
転の場合より単独運転の場合のほうがアンロード
状態での圧力が高くなるという不具合がある。
また連動運転状態でも集合管1、集合タンク2
の容量が大きい場合、もしくはP3とP5の差が小
さい場合にはP3<P5と設定してもレシーバタン
クの圧力スイツチPS5が集合タンク2の圧力スイ
ツチPS3より先に動作するため接点PR−Sが接
点FXより早くオフとなりコンプレツサは台数制
御盤の指令とは無関係に接点PR−Sの動作(オ
ン→オフ)によりアンロード運転となる。なお、
P4<P5でも同様に動作してしまう。
以上のことから、従来においては台数制御盤側
の設定圧力と各コンプレツサ側の設定圧力とを無
関係に設定することはできず、またその設定は非
常に難しく、煩わしいという問題がある。
本考案は上記の点に鑑み提案されたもので、各
コンプレツサ側に設けられる圧力スイツチPS5
動作によりオン・オフする圧力スイツチ接点PR
−Sに対し並列に連動運転時にオンし当該接点の
機能を殺す接点を設けることにより、各コンプレ
ツサの圧力スイツチの設定圧力とは無関係に台数
制御盤の設定圧力を決定することができ、かつ台
数制御時と単独運転時との圧力を一致させること
ができるコンプレツサの台数制御装置を提供する
ことを目的とするものである。
すなわち、複数台のコンプレツサを始動・停止
回路により連動または単独運転させるものにおい
て、前記始動・停止回路は前記各コンプレツサか
らの圧縮空気が導入される集合タンクに設けられ
た圧力スイツチからの出力によりオン・オフし連
動しているコンプレツサの運転を制御する容量制
御接点と、この容量制御接点と直列接続され、か
つ前記コンプレツサ側に夫々設けられた圧力スイ
ツチからの出力によりオン・オフし単独運転され
ているコンプレツサを制御する圧力スイツチ接点
とを有し、この圧力スイツチ接点に対し連動運転
時にオンする接点を並列に接続することにより上
記目的を達成せんとするものである。
以下、図面に沿つて本考案を説明する。
第6図は本考案の実施例を示すもので、圧力ス
イツチ接点PR−Sに対し並列に接点AUXa2を接
続し、かつこの接点AUXa2の一端側を容量制御
信号接点FX側と接続すると共に他端を電磁弁
SV2側に接続し、かつ前記接点AUXa2は連動運
転時に励磁されるリレーAUXによつてオンする
ように構成した点に特徴を有している。
動作にあたつては、連動運転の場合、周知の別
回路を介し台数制御盤から送出されてくる始動信
号により接点AUXa1はオンとなり、かつ接点ST
がオンとなるため、リレー52が励磁され、これ
によつて接点52a1,52a3がオンし、接点52
a1のオンによりコンプレツサ駆動モータMに電流
が流れコンプレツサが始動する。しかして、連動
運転時には台数制御盤からの信号によりライン
l,l′間に挿入された接点AUがオンし、この接
点AUと直列接続されたリレーAUXが励磁され、
これに伴つて接点AUXa2がオンするため、圧力
スイツチ接点PR−Sの機能は殺されることとな
る。したがつて連動運転時には圧力スイツチ接点
PR−Sのオン・オフ状態に関係なく台数制御盤
からの圧力スイツチPS1〜PS4に基づく容量制御
信号により容量制御接点FXはオン・オフし、オ
ンの場合にはコンプレツサはフルロード運転とな
り、一方オフの場合はアンロード運転となり、こ
のようにしてコンプレツサはアンロード、フルロ
ードを繰り返し所望の圧力の圧縮空気を吐出する
ように構成されている。
連動運転しているコンプレツサを停止させる場
合には台数制御盤に設けられた停止スイツチ(図
示せず)を押すか、または集合タンク圧力が上昇
することにより、接点STがオフとなり、よつて
リレー52が無励磁となり接点52a1がオフとな
り、コンプレツサは停止する。
一方、単独運転の場合には台数制御盤から信号
は出ず、容量制御接点FXはオン、また接点ST,
AUはオフとなつている。しかして接点AUがオ
フとなつているため、リレーAUXは無励磁の状
態におかれているので、接点AUXa2はオフとな
り開放されている。このため、コンプレツサの運
転状態は圧力スイツチ接点PR−Sのオン・オフ
に依存することとなる。この状態で始動スイツチ
PB−Rを押せばリレー52は励磁され、接点5
2a1はオンしてコンプレツサ駆動モータMは作動
し、かつ接点52a3もリレー52の励磁によりオ
ンし、リレー52は自己保持され、コンプレツサ
は運転し続け、圧力が上昇して圧力スイツチPS5
を介して圧力スイツチ接点PR−Sがオフすると
コンプレツサはアンロードに制御される。
単独運転しているコンプレツサを停止させる場
合には単独運転停止スイツチPB−Sを押すとこ
のスイツチPB−Sがオフとなつてリレー52が
無励磁となり接点52a1がオフし、コンプレツサ
は停止する。
以上の通り本考案によれば、複数台のコンプレ
ツサを始動・停止回路により連動または単独運転
させるものにおいて、前記始動・停止回路は、前
記各コンプレツサからの圧縮空気が導入される集
合タンクに設けられた圧力スイツチからの出力に
よりオン・オフし連動しているコンプレツサの運
転を制御する容量制御接点と、この容量制御接点
と直列接続され、かつ前記コンプレツサ側に夫々
設けられた圧力スイツチからの出力によりオン・
オフし単独運転されるコンプレツサを制御する圧
力スイツチ接点とを有し、この圧力スイツチ接点
に対し連動運転時にオンする接点を並列に接続
し、連動運転時にコンプレツサ側の圧力スイツチ
の機能を殺すようにしたから、連動運転時すなわ
ち台数制御運転時の圧力と単独運転時の圧力を一
致させることができ、所定の圧力値の圧縮空気を
安定して供給することができる利点を有する。
また、各コンプレツサの圧力スイツチの設定圧
とは無関係に台数制御盤の設定圧を決めることが
できるため、圧力設定が容易である利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はコンプレツサの運転を示
す説明図、第3図イは圧力スイツチPS1〜PS4
リレーとの接続状態を示す説明図、ロ図は同上の
動作説明図、第4図は台数制御装置全体の動作例
をフローチヤートで示した説明図、第5図は従来
の台数制御装置に用いられているコンプレツサの
始動・停止回路例、第6図は本考案の実施例であ
る。 C1〜C3……コンプレツサ、R1〜R3……レシー
バタンク、PS1〜PS5……圧力スイツチ、2…集
合タンク、FX……容量制御接点、PR−S……圧
力スイツチ接点、AUXa2……接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数台のコンプレツサを始動・停止回路により
    連動または単独運転させるものにおいて、前記始
    動・停止回路は前記各コンプレツサからの圧縮空
    気が導入される集合タンクに設けられた圧力スイ
    ツチからの出力によりオン・オフし、連動してい
    るコンプレツサの運転を制御する容量制御接点
    と、この容量制御接点と直列接続され、かつ前記
    コンプレツサ側に夫々設けれた圧力スイツチから
    の出力によりオン・オフし、単独運転されている
    コンプレツサを制御する圧力スイツチ接点とを有
    し、この圧力スイツチ接点に対し連動運転時にオ
    ンする接点を並列に接続したことを特徴とするコ
    ンプレツサの台数制御装置。
JP18932781U 1981-12-21 1981-12-21 コンプレツサの台数制御装置 Granted JPS5894894U (ja)

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JPS5894894U JPS5894894U (ja) 1983-06-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008133781A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Hokuetsu Kogyo Co Ltd 圧縮気体供給システムにおける圧縮機の運転制御方法及び圧縮気体供給システム

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JP2002054579A (ja) * 2000-08-16 2002-02-20 Kobe Steel Ltd 圧縮機システムの省エネルギー度診断方法

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