JPH07266274A - 真空吸着装置 - Google Patents

真空吸着装置

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JPH07266274A
JPH07266274A JP1657192A JP1657192A JPH07266274A JP H07266274 A JPH07266274 A JP H07266274A JP 1657192 A JP1657192 A JP 1657192A JP 1657192 A JP1657192 A JP 1657192A JP H07266274 A JPH07266274 A JP H07266274A
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JP
Japan
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air
suction
passage
suction passage
vacuum
Prior art date
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Pending
Application number
JP1657192A
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English (en)
Inventor
Koichi Nakae
浩一 中江
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RIIDE ELECTRON KK
Original Assignee
RIIDE ELECTRON KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は真空吸着装置を停止させず、かつ
エアフィルターを取外すことなく必要な時にエアフィル
ターの清掃を行うことが出来、さらに、被吸引物上に付
着したほこり等の異物を除去する事が可能な真空吸着装
置の提供を目的とする。 【構成】 圧縮エアー噴出手段8からのエアーはノズ
ル状管5で加勢され真空発生器10を通じて空気排出口
40から排気される。なお、電磁弁35は通常は開いた
状態になっている。そして、真空発生器10には吸引通
路20が連接しており、噴出されたエアーの勢いによっ
て吸引通路20内は真空状態となって吸引パッド30で
プリントボード7を吸着することが可能となる。エアフ
ィルター25の清掃を行う場合、図1に示すように電磁
弁35を閉じる。これによって、噴出された空気は吸引
通路20内を逆流し、エアフィルター25のほこり等を
吹き飛ばす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真空吸着装置に関し、特
に、任意に吸引通路内や被吸着物上に付着するほこり等
の異物を吹き飛ばし除去する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】真空吸着装置には吸引源に直接、真空ポ
ンプを用い被吸着物の吸着を行う装置と、圧縮エアーを
利用して真空状態を発生させて吸着を行う装置がある。
これらのうち、特に圧縮エアーを利用して吸着を行う装
置は構造が簡単であり真空ポンプに匹敵する吸引能力を
有していることからプリントボード等の吸着、搬送に用
いられている。
【0003】この圧縮エアーを利用した真空吸着装置の
構成を図3に基づいて説明する。圧縮エアー噴出源8か
らは真空発生器10に向けて圧縮エアーが噴出され、こ
の圧縮エアーは消音器15を経て外部に排出される。ま
た、真空発生器10には吸引通路20が連通しており、
吸引通路20内にはエアフィルター25も設けられてい
る。さらに、吸引通路20には吸着パッド30が接続さ
れている。
【0004】この圧縮エアーを利用した真空吸着装置の
動作を図4に基づいて説明する。まず、圧縮エアー噴出
源8から圧縮、噴出された空気はノズル状管5を経て加
勢され真空発生器10に放出される。そして、放出され
た圧縮空気は真空発生器10を介し消音器15を経て排
出される。
【0005】この時、排気された空気は吸引通路20内
の空気と圧力差を生じるので、吸引通路20内の空気は
排気方向である矢印60方向に誘導される。この為、吸
引通路20内の空気は、圧縮空気が排出されている間、
吸引通路20内は常にこの圧力差により真空状態になり
矢印50方向への吸引力を発生する。すなわち、吸着パ
ッド30に当接されている被吸引物7を吸着することが
可能となる。この時、吸引通路20内に設けられている
エアフィルター25は吸引通路20内を通過するほこり
等の異物を補捉する。つまり、エアフィルター25は吸
引力によって吸引された空気中のほこりだけでなく、被
吸引物上に付着したほこり等も補捉する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の真空吸
引装置には以下のような欠点があった。通常の環境で吸
着を行う場合やプリントボード7に多量のごみやほこり
が付着している場合にはエアフィルター25は吸着を行
う過程で目づまりを生じ易い。エアフィルター25が目
づまりを生じたままで使用していると真空状態を生じさ
せることが困難になり確実な吸着を行えない。さらに、
目づまりを起こしたままで吸着作業を続けると、真空発
生器10を破損する虞もあり生産ラインの自動化の障害
となっていた。したがって、エアフィルター25は頻繁
に清掃しなければならず手間がかかるという問題があ
る。
【0007】また、このエアーフィルター25の清掃を
行うためには、一旦、真空吸着装置を停止させ、エアフ
ィルター25を取外してから清掃を行う必要がある。こ
のため、なおさら清掃作業には時間を要する。
【0008】そこで、本発明は真空吸着装置を停止させ
ず、かつエアフィルターを取外すことなく必要な時にエ
アフィルターの清掃を行うことが出来、さらに、被吸引
物上に付着したほこり等の異物を除去する事が可能な真
空吸着装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る真空吸着装
置は、空気を所定の方向に噴出する空気噴出手段、空気
噴出手段から噴出された空気を伝達する空気伝達通路、
空気伝達通路により伝達された空気を排出する空気排出
口、一端が空気伝達通路と連通し、他端が被吸着物と接
して吸着を行う吸引通路であって、空気伝達通路内を伝
達される空気の影響を受けてその内部が真空状態となる
吸引通路、を備えた真空吸着装置において、空気伝達通
路に排気遮断手段を設け空気の排出を遮断し、空気排出
口からの遮断された空気を吸引通路を通じて前記吸引通
路の他端から排気することを可能にしたことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】本発明に係る真空吸着装置においては、空気伝
達通路に排気遮断手段を設け空気の排出を遮断し、空気
排出口からの遮断された空気を吸引通路を通じて前記吸
引通路の他端から排気することを可能にした。
【0011】したがって、排出される空気を任意に遮断
し吸引通路内に噴出させることが可能となる。
【0012】
【実施例】近年、真空吸着装置においては圧縮空気を噴
出することによって真空状態を発生させプリントボード
の吸着を行うものが多用されている。この装置は、圧縮
空気を空気伝達通路である真空発生器内の一方向に噴出
させて当該通路に連通する吸引通路内の空気との間に圧
力差を生じさせる。この圧力差により吸引通路内の空気
を噴出する空気に対応して移動させ、共に空気排出口か
ら排出させる。すなわち、真空発生器内での圧縮空気の
噴出、排出により吸引通路内を真空状態として吸引通路
の先端の吸着パッドでプリントボードの吸着を行う。
【0013】しかし通常、吸着を行っていると吸引通路
に取込まれた空気に含まれているほこり等の異物の為に
吸引通路や他の部位の目づまりが頻繁に起る。このよう
な目づまりは時に真空発生器の故障を招く。また、プリ
ントボード上にも同様の異物が付着している場合があり
吸着を行う吸着面の汚れや上記のような問題を生じさせ
ていた。以下にこのような異物等を任意に除去する機能
を持つ真空吸着装置の動作について説明する。
【0014】図2に本発明の一実施例を掲げる。空気噴
出手段である圧縮エアー噴出源8はノズル状管5に連接
されている。そして、ノズル状管5は真空発生器10に
接続されておりこの真空発生器10には排気遮断手段で
あるエアバルブ(電磁弁)35及び消音器15が設けら
れている。また、吸引通路20の一端は真空発生器10
に連通しており、その内部にエアフィルター25が設け
られている。また、吸引通路20の他端には吸着パッド
30が接続されている。
【0015】なお、ノズル状管5及び真空発生器10に
よって本発明における空気伝達通路が構成される。ま
た、電磁弁35は支点9Jを中心に矢印45方向に自在
に往復移動するようになっている。図2は電磁弁35が
開いた状態を示している。
【0016】プリントボード7を吸着する場合には、ま
ず、圧縮エアー噴出源8で圧縮された空気をノズル状管
5を通して真空発生器10に噴出する。ノズル状管5は
図に示すように、先端が細く形成されているので、噴出
された空気はここでさらに勢いを増して真空発生器10
に流れ込む。いま電磁弁35が開いているので、噴出さ
れた空気は電磁弁35を通過し、空気排出口40から一
気に排出される。
【0017】ここで、真空発生器10に連通している吸
引通路20内の空気は圧縮エアー噴出源8から噴出され
た空気の影響を受けて空気排出口40へ向けて誘導され
る。すなわち、吸引通路20は真空状態になり矢印50
方向に吸引力が発生する。そして、吸着パッド30でプ
リントボード7を吸着することが可能となる(図2)。
【0018】なお、この場合エアフィルター25は吸い
上げる空気中のほこりを遮断する。
【0019】次に吸引通路20内のエアフィルター25
に付着したほこり等の異物を除去する動作を説明する。
まず、手元の電磁弁閉鎖スイッチをONにする。する
と、このスイッチのONに反応して真空発生器10に設
けられている電磁弁35は支点9Jを中心に移動し閉じ
る。電磁弁35が閉じられた状態を示すものが図1であ
る。電磁弁35が閉じることによって真空発生器10を
通過した空気は遮断されてしまい空気排出口40から排
出されることはない。したがって、遮断された空気は次
々噴出される空気に押されて矢印70方向に逆流し逃げ
道として圧力の低い吸引通路20に流入する。
【0020】吸引通路20に流入した空気はエアフィル
ター25や吸着パッド30内に付着したほこり等の異物
をその流圧で矢印60方向に吹き飛ばす(図1,2
B)。したがって、エアフィルター25や吸着パッド3
0内に付着したほこり等の異物は除去され、目づまりに
よるエアフィルター25や吸着パッド30内を清掃する
手間がかからない。つまり、装置の動作を停止すること
なく任意にエアフィルター25や吸着パッド30の清掃
を行うことができる。
【0021】プリントボード7上に付着したほこり等の
異物を除去する場合には吸着パッド30がプリントボー
ド7に十分に近付いた位置で上記の作業をおこなう。す
ると、プリントボード7上に付着した異物も除去するこ
とが可能となる。
【0022】尚、本実施例においては排気遮断手段に電
磁弁35を使用したが、空気の排出を遮断するものであ
れば他のものでもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る真空吸着装置においては、
排出される空気を任意に遮断し吸引通路内に噴出させる
ことが可能となる。
【0024】したがって、吸引通路内に噴出される空気
により吸引通路、吸引通路の前記他端や被吸着物に付着
したほこり等を清掃することが可能となる。また、排気
遮断手段により任意に空気を遮断することができるの
で、真空吸着装置を停止することなく吸着を続けること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る真空吸着装置の一実施例において
電磁弁を閉じた状態を示す断面図である。
【図2】図1に示す真空吸着装置において電磁弁を開い
た状態示す断面図である。
【図3】従来の真空吸着装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】図3に示す従来の真空吸着装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
5・・・・・ノズル状管 10・・・・・真空発生装置 20・・・・・吸引通路 25・・・・・エアフィルター 30・・・・・吸着パッド 35・・・・・電磁弁 40・・・・・空気排出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気を所定の方向に噴出する空気噴出手
    段、 空気噴出手段から噴出された空気を伝達する空気伝達通
    路、 空気伝達通路により伝達された空気を排出する空気排出
    口、 一端が空気伝達通路と連通し、他端が被吸着物と接して
    吸着を行う吸引通路であって、空気伝達通路内を伝達さ
    れる空気の影響を受けてその内部が真空状態となる吸引
    通路、 を備えた真空吸着装置において、 空気伝達通路に排気遮断手段を設け空気の排出を遮断
    し、空気排出口からの遮断された空気を吸引通路を通じ
    て前記吸引通路の他端から排気することを可能にしたこ
    とを特徴とする。
JP1657192A 1992-01-31 1992-01-31 真空吸着装置 Pending JPH07266274A (ja)

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