JPS60252650A - 耐熱性樹脂組成物 - Google Patents
耐熱性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS60252650A JPS60252650A JP11009284A JP11009284A JPS60252650A JP S60252650 A JPS60252650 A JP S60252650A JP 11009284 A JP11009284 A JP 11009284A JP 11009284 A JP11009284 A JP 11009284A JP S60252650 A JPS60252650 A JP S60252650A
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- Japan
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- copolymer
- compound
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
■ 発明の目的
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高温剛性ならびに低温落球衝撃強度に優れる
耐熱性樹脂組成物に関する。
耐熱性樹脂組成物に関する。
ポリカーボネートの優れた耐熱性を生かすと共に衝撃強
度の厚み依存性および流動性を改良するため、ポリカー
ボネートにグラフト−重合体および/またはα−メチル
スチレン系共重合体を配合した組成物が古くから知られ
ている。(%公昭38−15225号、イギリス特許1
253226号など) 一方、近年耐熱性樹脂としてα−メチルスチレン系共重
合体に替シマレイミド系共重合″体が注目されており、
ポリカーボネート、グラフト重合体および/またはマレ
イミド系共重合体からなる組成物も考えられるが、加熱
変形温度が高い反面、高温環境下の剛性が低いといった
欠点を有している。さらに、低温落球衝撃強度に著しく
劣るため実用的な樹脂組成物と言い難い。自動車部品に
おいては、特に低温における優れた落球衝撃強度が必要
とされる。
度の厚み依存性および流動性を改良するため、ポリカー
ボネートにグラフト−重合体および/またはα−メチル
スチレン系共重合体を配合した組成物が古くから知られ
ている。(%公昭38−15225号、イギリス特許1
253226号など) 一方、近年耐熱性樹脂としてα−メチルスチレン系共重
合体に替シマレイミド系共重合″体が注目されており、
ポリカーボネート、グラフト重合体および/またはマレ
イミド系共重合体からなる組成物も考えられるが、加熱
変形温度が高い反面、高温環境下の剛性が低いといった
欠点を有している。さらに、低温落球衝撃強度に著しく
劣るため実用的な樹脂組成物と言い難い。自動車部品に
おいては、特に低温における優れた落球衝撃強度が必要
とされる。
■ 発明の構成
本発明者らは、上述の問題点に鑑み、かかる組成物の高
温剛性ならびに低温落球衝撃強度を改善すべく鋭意研究
した結果、特定分子量のポリカーボネートナらびに特定
構造のグラフト重合体およびマレイミド系共重合体よシ
なる組成物が、高温剛性ならびに低温落球衝撃強度に優
れる耐熱性樹脂組成物であることを見出し、本発明に到
達したものである。
温剛性ならびに低温落球衝撃強度を改善すべく鋭意研究
した結果、特定分子量のポリカーボネートナらびに特定
構造のグラフト重合体およびマレイミド系共重合体よシ
なる組成物が、高温剛性ならびに低温落球衝撃強度に優
れる耐熱性樹脂組成物であることを見出し、本発明に到
達したものである。
即ち、本発明は、ゲル含有量20〜95%のゴム質重合
体と、芳香族ビニル化合物、不飽和ニトリル化合物およ
び不飽和カルボン酸アルキルエステル化合物からなる群
より選択された二種以上の化合物を重合してな゛るグラ
フト率20〜150%、重量平均粒子径0.05〜3μ
のグラフト重合体(A)10〜80重量%、マレイミド
及び/またはその誘導体1〜75重量%、芳香族ビニル
化合物99〜25重量%及び不飽和ニトリル化合物及び
/または不飽和カルボン酸アルキルエステル化合物0〜
50重量%を重合してなる固有粘度0.4〜1.3の共
重合体(B) 10〜80重量%及び分子量2万〜4万
のポリカーボネート樹脂(010〜80重量%からなる
高温剛性及び低温落球衝撃強度に優れる耐熱性樹脂組成
物を提供するものである。
体と、芳香族ビニル化合物、不飽和ニトリル化合物およ
び不飽和カルボン酸アルキルエステル化合物からなる群
より選択された二種以上の化合物を重合してな゛るグラ
フト率20〜150%、重量平均粒子径0.05〜3μ
のグラフト重合体(A)10〜80重量%、マレイミド
及び/またはその誘導体1〜75重量%、芳香族ビニル
化合物99〜25重量%及び不飽和ニトリル化合物及び
/または不飽和カルボン酸アルキルエステル化合物0〜
50重量%を重合してなる固有粘度0.4〜1.3の共
重合体(B) 10〜80重量%及び分子量2万〜4万
のポリカーボネート樹脂(010〜80重量%からなる
高温剛性及び低温落球衝撃強度に優れる耐熱性樹脂組成
物を提供するものである。
以下に、本発明につきさらに詳細に説明する0
0グラフト重合体囚
本発明において用いら扛るグラフト重合体を構成するゴ
ム質重合体とは、ゲル含有量20〜95%のゴム質重合
体であり、ポリブタジェン、スチレン−ブタジェンゴム
、アクリロニトリル−ブタジェンゴムなどの共役ジエン
系ゴム、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピ
レン−非共役ジエンゴムなどのエチレン−プロピレン系
ゴム、ブチルアクリレートゴムなどのアクリル系ゴム、
塩素化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニルゴム等が挙
げられる。
ム質重合体とは、ゲル含有量20〜95%のゴム質重合
体であり、ポリブタジェン、スチレン−ブタジェンゴム
、アクリロニトリル−ブタジェンゴムなどの共役ジエン
系ゴム、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピ
レン−非共役ジエンゴムなどのエチレン−プロピレン系
ゴム、ブチルアクリレートゴムなどのアクリル系ゴム、
塩素化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニルゴム等が挙
げられる。
ゴム質重合体のゲル含有量は、開始剤、重合温度などの
重合条件の変更ならびに架橋剤の利用などにより適宜調
整することができる。
重合条件の変更ならびに架橋剤の利用などにより適宜調
整することができる。
ゲル含有量は、30℃、ジメチルホルムアミドの条件下
にて測定さnる。なお、本発明において用いらnるゴム
質重合体は特に50〜95チのゲルを有するものが好ま
しい。
にて測定さnる。なお、本発明において用いらnるゴム
質重合体は特に50〜95チのゲルを有するものが好ま
しい。
さらに、グラフト重合体を構成する芳香族ビニル化合物
としては、スチレン、α−メチルスチレン、核置換メチ
ルスチレン、クロルスチレンなどが挙げらnる。不飽和
ニトリル化合物としては、アクリロニトリル、メタクリ
レートリル、フマロニトリル、マレオニトリルなどが挙
げられる。また、不飽和カルボン酸アルギルエステル化
合物としては、メチルアジリレート、エチルアクリレー
ト、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プ
ロピルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ヒドロ
キシエチルメタクリレートなどが挙げらnる。
としては、スチレン、α−メチルスチレン、核置換メチ
ルスチレン、クロルスチレンなどが挙げらnる。不飽和
ニトリル化合物としては、アクリロニトリル、メタクリ
レートリル、フマロニトリル、マレオニトリルなどが挙
げられる。また、不飽和カルボン酸アルギルエステル化
合物としては、メチルアジリレート、エチルアクリレー
ト、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プ
ロピルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ヒドロ
キシエチルメタクリレートなどが挙げらnる。
グラフト重合体を構成するゴム質重合体と化合物との比
率には、特に制限はないが、ゴム質重合体5〜80重量
%、化合物95〜20重量%であることが好ましい。!
、た、重合に用いられる化合物における各化合物の比率
にも特に制限はないが、芳香族ビニル化合物5〜80重
量係、不飽和ニトリル化合物及び/または不飽和カルボ
ン酸アルキルエステル化合物50〜20重量係が好まし
く、特に、スチレン50〜80重量%、アクリロニトリ
ル及び/またはメチルメタクリレート50〜20重量係
が好ましい。
率には、特に制限はないが、ゴム質重合体5〜80重量
%、化合物95〜20重量%であることが好ましい。!
、た、重合に用いられる化合物における各化合物の比率
にも特に制限はないが、芳香族ビニル化合物5〜80重
量係、不飽和ニトリル化合物及び/または不飽和カルボ
ン酸アルキルエステル化合物50〜20重量係が好まし
く、特に、スチレン50〜80重量%、アクリロニトリ
ル及び/またはメチルメタクリレート50〜20重量係
が好ましい。
グラフト重合体(〜はゴム質重合体と上述の化合物群よ
り選択さnた二種以上の化合物とを重合することによっ
て得ら扛るが、グラフト重合体のグラフト率(ゴム質重
合体上にグラフトした化合物の重量/ゴム質重合体の重
量)が20〜150%であシ、かつ、そのグラフト体の
重量平均粒子径が0.05〜3μである特定のクラフト
重合体である。この範囲′外のクラフト重合体では、本
発明の目的である高温剛性、低温落球衝撃強度及び耐熱
性に優れる組成物は得られない。
り選択さnた二種以上の化合物とを重合することによっ
て得ら扛るが、グラフト重合体のグラフト率(ゴム質重
合体上にグラフトした化合物の重量/ゴム質重合体の重
量)が20〜150%であシ、かつ、そのグラフト体の
重量平均粒子径が0.05〜3μである特定のクラフト
重合体である。この範囲′外のクラフト重合体では、本
発明の目的である高温剛性、低温落球衝撃強度及び耐熱
性に優れる組成物は得られない。
クラフト率は、重合温度、化合物の添加速度、重合助剤
量などによシ適宜調整することが出来る。また、グラフ
ト重合体の重量平均粒子径は、電子顕微鏡写真等より算
出することができる。なお、グラフト重合体の粒子径は
、一般的には用いら扛るゴム質重合体の重合系内におけ
る粒子径と同一、または若干肥大する程度である。特に
グラフト率20〜100%で6D、かつ、重量平均粒子
径0.1〜2μのグラフト重合体が好ましい。
量などによシ適宜調整することが出来る。また、グラフ
ト重合体の重量平均粒子径は、電子顕微鏡写真等より算
出することができる。なお、グラフト重合体の粒子径は
、一般的には用いら扛るゴム質重合体の重合系内におけ
る粒子径と同一、または若干肥大する程度である。特に
グラフト率20〜100%で6D、かつ、重量平均粒子
径0.1〜2μのグラフト重合体が好ましい。
クラフト重合体(A)e得る方法としては公知の乳化重
合法、懸濁重合法、塊状重合法、溶液重合法、乳化−懸
濁重合法、塊状−懸濁重合法、乳化−塊状重合法等が挙
げられる。
合法、懸濁重合法、塊状重合法、溶液重合法、乳化−懸
濁重合法、塊状−懸濁重合法、乳化−塊状重合法等が挙
げられる。
0共重合体(B)
本発明において用いられる共重合体(B)を構成するマ
レイミド及び/またはその誘導体としては、マレイミド
、N−メチルマレイミド、N−エチルマレイミド、N−
シクロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミド、
ジフェニルマレイミド、クロルフェニルマレイミドなど
が挙げられ、そ扛らは一種または二種以上用いることが
できる。最終組成物の高温剛性及び耐熱性の面よ!7特
KN−フェニルマレイミド、ジフェニルマレイミド、ク
ロルフェニルマレイミドなどのN−アリールマレイミド
が好ましい。
レイミド及び/またはその誘導体としては、マレイミド
、N−メチルマレイミド、N−エチルマレイミド、N−
シクロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミド、
ジフェニルマレイミド、クロルフェニルマレイミドなど
が挙げられ、そ扛らは一種または二種以上用いることが
できる。最終組成物の高温剛性及び耐熱性の面よ!7特
KN−フェニルマレイミド、ジフェニルマレイミド、ク
ロルフェニルマレイミドなどのN−アリールマレイミド
が好ましい。
共重合体(B)を構成する芳香族ビニル化合物トシテハ
、スチレン、α−メチルスチレン、核置換メチルスチレ
ン、クロルスチレンなどが挙げられる。不飽和ニトリル
化合物とじては、アクリロニトリル、メタクリレートリ
ル、フフロニトリル、マレオニトリルfxトカ挙ケられ
る。また、不飽和カルボン酸アルキルエステル化合物と
しては、メチルアクリレート、エチルアクリレート、メ
チルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピル
メタクリレート、ブチルメタクリレート、ヒドロキシエ
チルメタクリレートなどが挙げられる。
、スチレン、α−メチルスチレン、核置換メチルスチレ
ン、クロルスチレンなどが挙げられる。不飽和ニトリル
化合物とじては、アクリロニトリル、メタクリレートリ
ル、フフロニトリル、マレオニトリルfxトカ挙ケられ
る。また、不飽和カルボン酸アルキルエステル化合物と
しては、メチルアクリレート、エチルアクリレート、メ
チルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピル
メタクリレート、ブチルメタクリレート、ヒドロキシエ
チルメタクリレートなどが挙げられる。
共重合体(B)とは、上述のマレイミド及び/またはそ
の誘導体1〜75重量%、芳香族ビニル化合物99〜2
5重量%及び不飽和ニトリル化合物及び/または不飽和
カルボン酸アルキルエステル化合物0〜5,0重量係を
重合してなる共重合体であり、かつ、共重合体の固有粘
度が0.4〜1.3である。なお、固有粘度とは、30
℃、ジメチルホルムアミドの条件下にて測定された粘度
である。
の誘導体1〜75重量%、芳香族ビニル化合物99〜2
5重量%及び不飽和ニトリル化合物及び/または不飽和
カルボン酸アルキルエステル化合物0〜5,0重量係を
重合してなる共重合体であり、かつ、共重合体の固有粘
度が0.4〜1.3である。なお、固有粘度とは、30
℃、ジメチルホルムアミドの条件下にて測定された粘度
である。
本発明において用いられる共重合体(B)は上述の特定
組成よりなるものであり、かつ、特定の固有粘度を有す
る。この範囲外では本発明の目的である高温剛性、低温
落球衝撃強度及び耐熱性に優れる組成物は得られない。
組成よりなるものであり、かつ、特定の固有粘度を有す
る。この範囲外では本発明の目的である高温剛性、低温
落球衝撃強度及び耐熱性に優れる組成物は得られない。
共重合体(B)を得る方法としては、乳化重合法、懸濁
重合法、溶液重合法、塊状重合法、乳化−懸濁重合法、
塊状−懸濁重合法、乳化−塊状重合法などが挙げらnる
〇 〇ポリカーボネート樹脂(Q 本発明において用いら牡るポリカーボネート樹脂(0と
しては、芳香族ポリカーボネート、脂肪族ポリカーボネ
ート、脂肪族−芳香族ポリカーボネートなどが挙げらn
る。一般には、2.2−ビス(4−オキシフェニル)ア
ルカン系、ビス(4−オキシフェニル)エーテル系、ビ
ス(4−オキシフェニル)スルホン、スルフィドまたは
スルホキサイド系などのビスフェノール類からなる重合
体、もしくは共重合体でsb、目的に応じてハロゲンで
置換さrたビスフェノール類を用いた重合体である。
重合法、溶液重合法、塊状重合法、乳化−懸濁重合法、
塊状−懸濁重合法、乳化−塊状重合法などが挙げらnる
〇 〇ポリカーボネート樹脂(Q 本発明において用いら牡るポリカーボネート樹脂(0と
しては、芳香族ポリカーボネート、脂肪族ポリカーボネ
ート、脂肪族−芳香族ポリカーボネートなどが挙げらn
る。一般には、2.2−ビス(4−オキシフェニル)ア
ルカン系、ビス(4−オキシフェニル)エーテル系、ビ
ス(4−オキシフェニル)スルホン、スルフィドまたは
スルホキサイド系などのビスフェノール類からなる重合
体、もしくは共重合体でsb、目的に応じてハロゲンで
置換さrたビスフェノール類を用いた重合体である。
また、それら重合体の混合物であってもよヘボリカーボ
ネート樹脂(C)の分子量も重要であり、2万〜4万を
有することが最終組成物における本発明の目的達成の上
で必要である。
ネート樹脂(C)の分子量も重要であり、2万〜4万を
有することが最終組成物における本発明の目的達成の上
で必要である。
この範囲外の分子量を有するポリカーボネート樹脂では
、本発明の目的である高温剛性、低温落球衝撃強度及び
耐熱性に優れる組成物は得られない。
、本発明の目的である高温剛性、低温落球衝撃強度及び
耐熱性に優れる組成物は得られない。
0組成比率
本発明は上述のクラフト重合体(A)10〜80重量%
、共重合体(B) 10〜80重量%及びポリカーボネ
ート樹脂(C) 10〜80重量%からなることを特命
とする組成物である。この範囲外では、本発明の目的で
ある高温剛性、低温落球衝撃強度及び耐熱性に優れる組
成物は得られない。
、共重合体(B) 10〜80重量%及びポリカーボネ
ート樹脂(C) 10〜80重量%からなることを特命
とする組成物である。この範囲外では、本発明の目的で
ある高温剛性、低温落球衝撃強度及び耐熱性に優れる組
成物は得られない。
0混 合
グラフト重合体(人、共重合体(B)及びポリカーボネ
ート樹脂(Qとを混合する際、それぞnの形態には何ら
制限はなく、パウダー、ベレット、ビーズ等の粉状また
は粒状状態でも混合することができる。また、その混合
方法にも制限はなく、バンバリーミキサ−1押出機など
を用いた公知の方法が挙げられる。
ート樹脂(Qとを混合する際、それぞnの形態には何ら
制限はなく、パウダー、ベレット、ビーズ等の粉状また
は粒状状態でも混合することができる。また、その混合
方法にも制限はなく、バンバリーミキサ−1押出機など
を用いた公知の方法が挙げられる。
なお、混合する際に公知の染顔料、酸化防止剤、可塑剤
、帯電防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、難燃剤等の添加も
十分可能である。
、帯電防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、難燃剤等の添加も
十分可能である。
さらに、本発明の組成物をポリスルホン、ポリエステル
、ポリアミド、ポリフェニレンオキサイドなどの他の熱
可塑性樹脂と混合することも可能でろる。
、ポリアミド、ポリフェニレンオキサイドなどの他の熱
可塑性樹脂と混合することも可能でろる。
以下に実施例を用いて本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれらによって何ら制限さCるものでない。
発明はこれらによって何ら制限さCるものでない。
−共重合体(C−1〜6)−
N−フェニルマレイミド、N−メチルマレイミド、N−
シクロヘキシルマレイミド、スチレン及びアクリロニト
リルを公知の乳化重合法により重合した。なお、連鎖移
動剤の量の増減により、固有粘度の調整を行った。重合
後塩折−乾燥処理さ取 れ、パウダー状で回置された。
シクロヘキシルマレイミド、スチレン及びアクリロニト
リルを公知の乳化重合法により重合した。なお、連鎖移
動剤の量の増減により、固有粘度の調整を行った。重合
後塩折−乾燥処理さ取 れ、パウダー状で回置された。
表−2に共重合体の組成および固有粘度を示す。
表−2
表−3
表−4
■ 発明の効果
本発明の組成物(X−1〜5)と比較例としての組成物
(Y−1〜8)との特性対比よシ明らかなとおシ、ポリ
カーボネート、グラフト重合体およびマレイミド系共重
合体からなる組成物において、それぞれの重合体の組成
及び構造が組成物の特性に対してひじょうf重要な事項
であり、本発明にて特定される範囲内においてはじめて
高温剛性および低温落球衝撃強度に優れる耐熱性樹脂組
成物が得ら扛る。
(Y−1〜8)との特性対比よシ明らかなとおシ、ポリ
カーボネート、グラフト重合体およびマレイミド系共重
合体からなる組成物において、それぞれの重合体の組成
及び構造が組成物の特性に対してひじょうf重要な事項
であり、本発明にて特定される範囲内においてはじめて
高温剛性および低温落球衝撃強度に優れる耐熱性樹脂組
成物が得ら扛る。
特許出願人
住友ノーガタック株式会社
Claims (1)
- 1)ゲル含有量20〜95チのゴム質重合体と、芳香族
ビニル化合物、不飽和ニトリル化合物及び不飽和カルボ
ン酸プルキルエステル化合物からなる群より選択された
二種以上の化合物を重合してなるグラフト率20〜15
0%、重量平均粒子経0.05〜3μのグラフト重合体
(A)10〜80重量%、マレイミド及び/またはその
誘導体1〜75重量%、芳香族ビニル化合物99〜25
重量係及び不飽和ニトリル化合物及び/または不飽和カ
ルボン酸アルキルエステル化合物θ〜50重量%を重合
してなる固有粘度0.4〜1.3の共重合体(B) 1
0〜80重量%、及び分子量2万〜4万のポリカーボネ
ート樹脂(Q10〜80重量%からなることを特徴とす
る耐熱性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11009284A JPS60252650A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 耐熱性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11009284A JPS60252650A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 耐熱性樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60252650A true JPS60252650A (ja) | 1985-12-13 |
JPH0354985B2 JPH0354985B2 (ja) | 1991-08-21 |
Family
ID=14526819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11009284A Granted JPS60252650A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 耐熱性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60252650A (ja) |
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
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JPH05307361A (ja) * | 1992-03-30 | 1993-11-19 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | データ拡散装置及びデータ拡散方法 |
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JPS57125241A (en) * | 1981-01-28 | 1982-08-04 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Heat-resistant resin composition |
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-
1984
- 1984-05-30 JP JP11009284A patent/JPS60252650A/ja active Granted
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