JPS60217249A - 耐熱性樹脂組成物 - Google Patents
耐熱性樹脂組成物Info
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- JPS60217249A JPS60217249A JP7360284A JP7360284A JPS60217249A JP S60217249 A JPS60217249 A JP S60217249A JP 7360284 A JP7360284 A JP 7360284A JP 7360284 A JP7360284 A JP 7360284A JP S60217249 A JPS60217249 A JP S60217249A
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- Japan
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- copolymer
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- compound
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- compounds
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔イ〕発明の目的
0 技術分野
本発明は、耐衝撃性と加工性のバランスに優れ、□かつ
、耐熱劣化性に優れる耐熱性樹脂組成物に関する。
、耐熱劣化性に優れる耐熱性樹脂組成物に関する。
さ゛らに具体的には、本発明は、グラフト重合体と共重
合体とからなる組成物において、特定組成の2種類の共
重合体を特定比率にて用いそなる組成物に関する。
合体とからなる組成物において、特定組成の2種類の共
重合体を特定比率にて用いそなる組成物に関する。
0 従□来の技術ならびに問題点
従来から、ABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジェン
ゴム−スチレン)に代表されるゴム強化樹脂は耐衝撃性
、加工性に優れる樹脂として広く用いられて□おり、%
に自動車部品など高い耐熱性が・められる分野にはα−
メチルスチレン系共重合体を配合してなる・耐熱性AB
S樹脂が用いられてい、る、。甲かしながら、α−メチ
ノビスメチン系共誓合体によるml゛熱性向上にも限界
があるため、α−メチルスチレン以外の化合物による耐
熱性改良研究が続けられている。
ゴム−スチレン)に代表されるゴム強化樹脂は耐衝撃性
、加工性に優れる樹脂として広く用いられて□おり、%
に自動車部品など高い耐熱性が・められる分野にはα−
メチルスチレン系共重合体を配合してなる・耐熱性AB
S樹脂が用いられてい、る、。甲かしながら、α−メチ
ノビスメチン系共誓合体によるml゛熱性向上にも限界
があるため、α−メチルスチレン以外の化合物による耐
熱性改良研究が続けられている。
すでに、無水マレイン酸、マレイミド又はその誘導体を
スチレンおよびアクリロニトリルと重合してなる重合体
の利用が米国特許第3642949号、第372172
4号などに開示されている。
スチレンおよびアクリロニトリルと重合してなる重合体
の利用が米国特許第3642949号、第372172
4号などに開示されている。
しかしながら、無水マレイン酸またはマ□レイミド(誘
導体)系共重合体とA’BS樹□脂からなる組成物は、
優れた耐熱性を有する反面、耐衝撃性と加工性のバラン
スが劣9、さらに長時間高温下に置、ア為れた場合の機
械的特性の低下が著しいといった欠点を有しており、優
れた耐熱性を十分生かしきれていないのが実情である。
導体)系共重合体とA’BS樹□脂からなる組成物は、
優れた耐熱性を有する反面、耐衝撃性と加工性のバラン
スが劣9、さらに長時間高温下に置、ア為れた場合の機
械的特性の低下が著しいといった欠点を有しており、優
れた耐熱性を十分生かしきれていないのが実情である。
〔口〕発明の構成
本発明者らは、かがる問題点を解決すべく、 鋭童悴討
した結果、驚くべきことにα−メチルスチレン系共重合
体とマレイミド系共重合体とを特定比率にて用いること
によシ、α−4メチルスチレン系共重合体または、マレ
イミド系共重合体単独使用の場゛合に比べ、耐衝撃性と
加工性のバランスならびに耐熱劣化性に著しく優れる耐
熱−樹脂組成物が′得られるこ□ ゛・ とを見出し本
発明に到達したものである。
した結果、驚くべきことにα−メチルスチレン系共重合
体とマレイミド系共重合体とを特定比率にて用いること
によシ、α−4メチルスチレン系共重合体または、マレ
イミド系共重合体単独使用の場゛合に比べ、耐衝撃性と
加工性のバランスならびに耐熱劣化性に著しく優れる耐
熱−樹脂組成物が′得られるこ□ ゛・ とを見出し本
発明に到達したものである。
即ち、グラフト重合体(〜10〜50重量係と共重量体
(B) 90〜50重量係か量体る組成物において、か
かる共重合体(B)がα=アルキルスチ□レン系共重答
体(b−1−)10〜901、 90〜10重量係であ
量体とを特徴、とする耐衝撃性と加工性のバランスなら
びに耐熱劣化性に優れる耐熱性樹脂組成物を提供するも
のである。
(B) 90〜50重量係か量体る組成物において、か
かる共重合体(B)がα=アルキルスチ□レン系共重答
体(b−1−)10〜901、 90〜10重量係であ
量体とを特徴、とする耐衝撃性と加工性のバランスなら
びに耐熱劣化性に優れる耐熱性樹脂組成物を提供するも
のである。
グラフト重合体(4)
本発明において用いられる重合体(A)とは、ゴム質重
合体の存在下において1.芳香族ビニル化合物、不飽和
ニトリル化合物および不飽和カルボン酸アルiル干ステ
ル化、合物からなる群から選択された二1種以上の化合
物を重合してなるグラフト重合体である。
合体の存在下において1.芳香族ビニル化合物、不飽和
ニトリル化合物および不飽和カルボン酸アルiル干ステ
ル化、合物からなる群から選択された二1種以上の化合
物を重合してなるグラフト重合体である。
ゴム質重合体と重合、用化合物への組成比には特に制限
はないが、耐衝撃性、加工性の面よりゴム質重合体10
〜80重量%、化合物(二1種以上の合計)90〜,2
0重量量体あることが好ましい。また、かかる化合物の
組、酸比にも%に制限、はないが、芳香族ビニル化合物
40〜80重量体、不飽和ニトリル化合物および/また
は不飽和カルボン酸アルキルエステル化合物60γ2.
0重、 量%1であることが好ましい。
はないが、耐衝撃性、加工性の面よりゴム質重合体10
〜80重量%、化合物(二1種以上の合計)90〜,2
0重量量体あることが好ましい。また、かかる化合物の
組、酸比にも%に制限、はないが、芳香族ビニル化合物
40〜80重量体、不飽和ニトリル化合物および/また
は不飽和カルボン酸アルキルエステル化合物60γ2.
0重、 量%1であることが好ましい。
2なお、グラフト重合に、おいては、通常化合物全量が
ゴム質重合体上に一合(グラフト)することは困難であ
り、未グラフト共重合体が副生量される。
ゴム質重合体上に一合(グラフト)することは困難であ
り、未グラフト共重合体が副生量される。
本発明においては、未グラフト共重合体を積極的に分離
・除去した真のグラフト、重合体はもちろんのこと、朱
、グラフト共重合体を含有したままのグラフト重合体で
もよく、グラフト重合体(A)として取扱うことができ
る。
・除去した真のグラフト、重合体はもちろんのこと、朱
、グラフト共重合体を含有したままのグラフト重合体で
もよく、グラフト重合体(A)として取扱うことができ
る。
、ゴム質重合体としては、ポリブタジェン、スチレン下
ブタジェン共重合体、アクリロニトリル−ブタジェン共
重合体等のジエン系ゴム、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−プロピレン−非共役ジエン共重合体等の
エチレン−プロピレン系ゴム、塩素化ポリエチレン、ア
クリル系ゴム、エチンンー酢酸ビニル共重合体などが挙
げられる。 ・ 芳香族ビニル化合物としては、ス、チレ、ン、 □α−
メチルスチレン、ビニルトルエン、ハロゲン化スチレン
等が挙げられ、ス、チレン □が好ましい。不飽和ニト
リル化合物とじては、アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル、フマロニトリル、マレオニトリル等カ挙げられ
るが、特にアクリロニトリルが好ましい。不飽和カルボ
ン酸アルキルエステル化合物としては、メチル、エチル
、ブチルなどの01〜8のアルキル基を有するアクリル
酸又はメタクリル酸エステルがあげられ、メチルメタク
リレートが好ましい。
ブタジェン共重合体、アクリロニトリル−ブタジェン共
重合体等のジエン系ゴム、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−プロピレン−非共役ジエン共重合体等の
エチレン−プロピレン系ゴム、塩素化ポリエチレン、ア
クリル系ゴム、エチンンー酢酸ビニル共重合体などが挙
げられる。 ・ 芳香族ビニル化合物としては、ス、チレ、ン、 □α−
メチルスチレン、ビニルトルエン、ハロゲン化スチレン
等が挙げられ、ス、チレン □が好ましい。不飽和ニト
リル化合物とじては、アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル、フマロニトリル、マレオニトリル等カ挙げられ
るが、特にアクリロニトリルが好ましい。不飽和カルボ
ン酸アルキルエステル化合物としては、メチル、エチル
、ブチルなどの01〜8のアルキル基を有するアクリル
酸又はメタクリル酸エステルがあげられ、メチルメタク
リレートが好ましい。
クラフト重合体(蜀を得る方法としては、公知の乳化重
合法、懸濁重合法、塊状重合法、溶液重合法、乳化−懸
濁重合法、塊状−懸濁重合法、乳化−塊状重合法等が挙
げられる。
合法、懸濁重合法、塊状重合法、溶液重合法、乳化−懸
濁重合法、塊状−懸濁重合法、乳化−塊状重合法等が挙
げられる。
なお、グラフト重合体(A)の構造に関しては何ら制限
はないが、グラフト重合体の平均粒子径が0.1〜2μ
m、グラフト率20〜100%、ゲル80%以上、未グ
ラフト重合体の極限粘度(ジメチルホルムアミド、30
℃)0.3〜1.3であることが、組成物の高温下にお
ける剛性および落球衝撃強度の面より好ましい。
はないが、グラフト重合体の平均粒子径が0.1〜2μ
m、グラフト率20〜100%、ゲル80%以上、未グ
ラフト重合体の極限粘度(ジメチルホルムアミド、30
℃)0.3〜1.3であることが、組成物の高温下にお
ける剛性および落球衝撃強度の面より好ましい。
共重合体(B)
(1) α−アルキルスチレン系共重合体(b−1)次
に本発明において用いられるα−ア ルキルスチレン系共重合体(b=1)とはα−アルキル
スチレン化化合物6御 〜85 〜15重量%および他の共重合性化合物−=零化合物が
85重量量体超えると共重合性が悪く生産性に劣ると共
に得られた共重合体の熱安定性が悪くなる傾向がある。
に本発明において用いられるα−ア ルキルスチレン系共重合体(b=1)とはα−アルキル
スチレン化化合物6御 〜85 〜15重量%および他の共重合性化合物−=零化合物が
85重量量体超えると共重合性が悪く生産性に劣ると共
に得られた共重合体の熱安定性が悪くなる傾向がある。
共重合体(b−1)の好ましい組成は、αーアルキルス
チレン化化合物6御〜80 重量%および他の共重合性化合物0〜20重量%の範囲
である。
チレン化化合物6御〜80 重量%および他の共重合性化合物0〜20重量%の範囲
である。
また、共重合体( b −’1 )の極限粘度(ジメチ
ルホルムアミド・溶液、30℃)は0.3〜1.3の範
囲であることが好ましい0 α−アルキルスチレン化合物としては、α−メチルスチ
レン、α−エチルスチレン、メチル−α−メチルスチレ
ン、核アルキルまたはハロゲン置換α−アルキルスチレ
ン等が挙げられ、α−メチルスチレンが好ましい。不飽
和ニトリル化合物としては、アクリロニトリル、メタク
リロニトリル、フマロ,ー11ル、マレオニトリル等が
挙げられ、アクリロニトリルが好ましい。他の共重合性
化合物としては〜、メチル、エチル、プロピル、ブチル
などの01〜8アルキル基を有するアクリル酸又はメタ
クリル酸エステルおよびスチレンなどが挙げられ、メチ
ルメタクリレートおよびスチレンが好ましい。
ルホルムアミド・溶液、30℃)は0.3〜1.3の範
囲であることが好ましい0 α−アルキルスチレン化合物としては、α−メチルスチ
レン、α−エチルスチレン、メチル−α−メチルスチレ
ン、核アルキルまたはハロゲン置換α−アルキルスチレ
ン等が挙げられ、α−メチルスチレンが好ましい。不飽
和ニトリル化合物としては、アクリロニトリル、メタク
リロニトリル、フマロ,ー11ル、マレオニトリル等が
挙げられ、アクリロニトリルが好ましい。他の共重合性
化合物としては〜、メチル、エチル、プロピル、ブチル
などの01〜8アルキル基を有するアクリル酸又はメタ
クリル酸エステルおよびスチレンなどが挙げられ、メチ
ルメタクリレートおよびスチレンが好ましい。
(11) マレイミド系共重合体
また、マレイミド系共重合体(b−2)とは、マレイミ
ドおよび/またはその誘導体5〜65重量係、量体族ビ
ニル化合物90〜30重量体およびシアン化ビニル化合
物5〜40重量体からなる共重合体である。マレイミド
および/またはその誘導体が5重量体未満では、実用的
に満足すべき耐熱性を有する組成物は得られない。一方
、65重量量体超えると加工性が悪くなるばかりでなく
衝撃強度が低下する傾向にある。
ドおよび/またはその誘導体5〜65重量係、量体族ビ
ニル化合物90〜30重量体およびシアン化ビニル化合
物5〜40重量体からなる共重合体である。マレイミド
および/またはその誘導体が5重量体未満では、実用的
に満足すべき耐熱性を有する組成物は得られない。一方
、65重量量体超えると加工性が悪くなるばかりでなく
衝撃強度が低下する傾向にある。
好ましくは、マレイミドおよび/また
はその誘導体5〜60重量%、芳香族ビニル化合物40
〜15重量係およびシアン化ビニル化合物10〜35重
量体からなるマレイミド系共重合体である。iだ、□共
重合体(b−2)の極限粘度(ジメチルホルムアミド溶
液、30℃) ハO. ’a〜1、3の範囲のものが好
ましす。
〜15重量係およびシアン化ビニル化合物10〜35重
量体からなるマレイミド系共重合体である。iだ、□共
重合体(b−2)の極限粘度(ジメチルホルムアミド溶
液、30℃) ハO. ’a〜1、3の範囲のものが好
ましす。
マレイミド系共重合体は、マレイミド
および/またはその誘導体を芳香族ビニル化合物および
シアン化ビニル化合物と共重合させることにより得られ
るが、無水マレイン酸を芳香族ビニル化合物およびシア
ン化ビニル化合物と共重合させた後、または共重合工程
においてアミノ化合物を用いてイミド化させることによ
っても得ることができる。
シアン化ビニル化合物と共重合させることにより得られ
るが、無水マレイン酸を芳香族ビニル化合物およびシア
ン化ビニル化合物と共重合させた後、または共重合工程
においてアミノ化合物を用いてイミド化させることによ
っても得ることができる。
マレイミドの誘導体としては、フェニ
ル、メチルフェニル、エチルフェニル、クロルフェニル
などのアリール基を有スるN−アリールマレイミド、メ
チル、エチルなどのアルキル基を有するN−アルキルマ
レイミドなどが挙げられ、特にフェニルマレイミトオヨ
びO−クロルフェニルマレイミドが好ましい。芳香族ビ
ニル化合物としては、スチレン、α−メチルスチレン、
ビニルトルエン、ハロゲン化スチレン等が挙げられ、ス
チレンが好ましい。不飽和ニトリル化合物としては、ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、7マロニトリル
、マレオニ) IJル等カ挙げられ、アクリロニトリル
が好ましい。
などのアリール基を有スるN−アリールマレイミド、メ
チル、エチルなどのアルキル基を有するN−アルキルマ
レイミドなどが挙げられ、特にフェニルマレイミトオヨ
びO−クロルフェニルマレイミドが好ましい。芳香族ビ
ニル化合物としては、スチレン、α−メチルスチレン、
ビニルトルエン、ハロゲン化スチレン等が挙げられ、ス
チレンが好ましい。不飽和ニトリル化合物としては、ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、7マロニトリル
、マレオニ) IJル等カ挙げられ、アクリロニトリル
が好ましい。
共重合体(b−i)および(b−2)
の製造法としては、乳化重合法、懸濁重合法、溶液重合
法、塊状重合法、乳化−懸濁重合法、塊状−懸濁重合法
、乳化−塊状重合法などが挙げられる0 組成比率 本発明の組成物は、上述のグラフト重合体(A)10〜
50重量%と共重合体(B) 90〜50重量%からな
り、かつ、かかる共重合体(B)がα−アルキルスチレ
ン系共重合体<b−1)とマレイミド系共重合体(b−
2)からなることを特徴とする。
法、塊状重合法、乳化−懸濁重合法、塊状−懸濁重合法
、乳化−塊状重合法などが挙げられる0 組成比率 本発明の組成物は、上述のグラフト重合体(A)10〜
50重量%と共重合体(B) 90〜50重量%からな
り、かつ、かかる共重合体(B)がα−アルキルスチレ
ン系共重合体<b−1)とマレイミド系共重合体(b−
2)からなることを特徴とする。
グラフト重合体(Nが10〜50重量%の範囲外では耐
衝撃性と加工性のバランスが悪く、好ましくない。
衝撃性と加工性のバランスが悪く、好ましくない。
また、共重合体(B)は、α−アルキルスチレン系共重
合体(b−1)10〜90重量// チとマレイミド系共重合体(b−2)90〜IO重量%
からなる。この特定比率範囲外では、たとえグラフト重
合体(蜀が10〜50重量%内であっても、耐熱劣化性
は改善されない。
合体(b−1)10〜90重量// チとマレイミド系共重合体(b−2)90〜IO重量%
からなる。この特定比率範囲外では、たとえグラフト重
合体(蜀が10〜50重量%内であっても、耐熱劣化性
は改善されない。
混 合
本発明の組成物は、上述のクラフト重合体(A)、α−
アルキルスチレン系共重合体(b−1)およびマレイミ
ド系共重合体(b−2)を、一括または任意の順序で混
合することにより得られる。また、混合装置としては、
バンバリーミキサ−1−軸又は二軸押出機等公知のもの
が挙げられる。
アルキルスチレン系共重合体(b−1)およびマレイミ
ド系共重合体(b−2)を、一括または任意の順序で混
合することにより得られる。また、混合装置としては、
バンバリーミキサ−1−軸又は二軸押出機等公知のもの
が挙げられる。
なお、混合に際して公知の安定剤、帯電防止剤、滑剤、
染顔料などの添加剤を適宜配合してもよい。
染顔料などの添加剤を適宜配合してもよい。
また、本発明の組成物に対し、使用目的に応じて適宜他
の熱可塑性樹脂、例えばポリカーボネート、ポリエステ
ル、ポリアミド、ポリフェニレンオキサイド、ポリニー
/2 チルエーテルケトン、ポリエーテルスルフォン、ポリス
ルフォン、ポリオキシメチレン等を配合することができ
る。
の熱可塑性樹脂、例えばポリカーボネート、ポリエステ
ル、ポリアミド、ポリフェニレンオキサイド、ポリニー
/2 チルエーテルケトン、ポリエーテルスルフォン、ポリス
ルフォン、ポリオキシメチレン等を配合することができ
る。
以下に実施例を挙げて説明するが、本発明はこれらによ
って何ら制限されるものでない。
って何ら制限されるものでない。
実施例および比較例
グラフト重合体(N、α−アルキルスチレン系共重合体
(b−1)およびマレイミド系共重合体(b−2)をバ
ンバリーミキサ−にて混線後、押出機を用いてペレット
状の樹脂組成物を得た。
(b−1)およびマレイミド系共重合体(b−2)をバ
ンバリーミキサ−にて混線後、押出機を用いてペレット
状の樹脂組成物を得た。
組成物の配合比率および特性を表−1に示す。
なお、用いられたグラフト重合体(A)、共重合体(b
−1)および共重合体(b−2)は以下の処方により得
られた重合体である。
−1)および共重合体(b−2)は以下の処方により得
られた重合体である。
−グラフト重合体(4)−
ポリブタジェンラテックス(平均粒子径0.29μm、
ゲル65%)50重量部(固形分)、スチレン35重量
部およびアクリロニトリル15重量部を公知の乳化重合
法に基づきグラフト重合を行った。得られたグラフト重
合体ラテックスを塩析・水洗・乾燥し、グラフト重合体
(パウダー状、グラフト率35%、ゲル97%、未グラ
フト部のスチレン−アクリロニトリル共重合体の極限粘
度0.46)を得た。
ゲル65%)50重量部(固形分)、スチレン35重量
部およびアクリロニトリル15重量部を公知の乳化重合
法に基づきグラフト重合を行った。得られたグラフト重
合体ラテックスを塩析・水洗・乾燥し、グラフト重合体
(パウダー状、グラフト率35%、ゲル97%、未グラ
フト部のスチレン−アクリロニトリル共重合体の極限粘
度0.46)を得た。
一α−アルキルスチレン系共重合体(b−1) −α−
メチルスチレン75重量部およびアクリロニトリル25
重量部を公知の乳化重合法に基づき共重合を行った。得
られた共重合体ラテックスを塩析・水洗・乾燥し、共重
合体(パウダー状、極限粘度0.48)を得た。
メチルスチレン75重量部およびアクリロニトリル25
重量部を公知の乳化重合法に基づき共重合を行った。得
られた共重合体ラテックスを塩析・水洗・乾燥し、共重
合体(パウダー状、極限粘度0.48)を得た。
−マレイミド系共重合体(b−2)−
N−フェニルマレイミド30重量部、スチレン49重量
部およびアクリロニトリル21重量部を公知の乳化重合
法に基づき共重合を行った。
部およびアクリロニトリル21重量部を公知の乳化重合
法に基づき共重合を行った。
得られた共重合体ラテックスを塩析−水洗・乾燥し、共
重合体(パウダー状、極限粘度0.57)を得た。
重合体(パウダー状、極限粘度0.57)を得た。
胚〕発明の効果
実施例及び比較例からも明らかなとおり、グラフト重合
体と共重合体からなる組成物において、共重合体が、α
−アルキルスチレン系共重合体とマレイミド系共重合体
であり、かつ、特定比率であれば、従来のクラフト重合
体−α−アルキルスチレン系共重合体組成物およびグラ
フト重合体−マレイミド系共重合体組成物に比べ耐衝撃
性と加工性のバランスに優れ、かつ、耐熱劣化性に優れ
る。
体と共重合体からなる組成物において、共重合体が、α
−アルキルスチレン系共重合体とマレイミド系共重合体
であり、かつ、特定比率であれば、従来のクラフト重合
体−α−アルキルスチレン系共重合体組成物およびグラ
フト重合体−マレイミド系共重合体組成物に比べ耐衝撃
性と加工性のバランスに優れ、かつ、耐熱劣化性に優れ
る。
よって、本発明の組成物は、長時間高温下に晒られるよ
うな分野にも使用できるものである。
うな分野にも使用できるものである。
特許出願人
住友ノーガタック株式会社
/g
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)ゴム質重合体の存在下、芳香族ビニル化合物、不飽
和ニトリル化合物誉よd不飽和カルボン酸アルキルエス
テル化合物からなる群から選択された二種以上の化合物
を重合してなるグラフト重合体(A)10〜50重量%
および共重合体(B) 90〜50重量%からなる組成
物であって、かかる共重合体(B)が、α−アルキルス
チレン化化合物6御〜85 化ビニル化合物40〜15重量%および他の共重合性化
合物0〜20重量%からなるα−アルキルスチレン系共
重合体(b−1)10〜90重量%と、マレイミドおよ
び/またはその誘導体5〜65重量%、芳香°族ビニル
化合物90〜30重量%および不飽和ニトリル化・合物
5〜40重量%からなるマレイミド系共重合体(b−2
)90−10重量%であることを特徴とする耐熱性樹脂
組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59073602A JPH0699606B2 (ja) | 1984-04-11 | 1984-04-11 | 耐熱性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59073602A JPH0699606B2 (ja) | 1984-04-11 | 1984-04-11 | 耐熱性樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60217249A true JPS60217249A (ja) | 1985-10-30 |
JPH0699606B2 JPH0699606B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=13523035
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---|---|---|---|
JP59073602A Expired - Lifetime JPH0699606B2 (ja) | 1984-04-11 | 1984-04-11 | 耐熱性樹脂組成物 |
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JP (1) | JPH0699606B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02245054A (ja) * | 1989-03-17 | 1990-09-28 | Sumitomo Naugatuck Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物 |
JPH0356556A (ja) * | 1989-07-26 | 1991-03-12 | Sumitomo Naugatuck Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57159820A (en) * | 1981-03-27 | 1982-10-02 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Static-free resin composition |
JPS59232138A (ja) * | 1983-06-15 | 1984-12-26 | Mitsubishi Monsanto Chem Co | 耐熱性耐衝撃性樹脂組成物 |
JPS6031552A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-18 | Toray Ind Inc | 熱可塑性樹脂組成物 |
-
1984
- 1984-04-11 JP JP59073602A patent/JPH0699606B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57159820A (en) * | 1981-03-27 | 1982-10-02 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Static-free resin composition |
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JPH0356556A (ja) * | 1989-07-26 | 1991-03-12 | Sumitomo Naugatuck Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0699606B2 (ja) | 1994-12-07 |
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