JPS6025097Y2 - 自動リズム演奏装置 - Google Patents

自動リズム演奏装置

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JPS6025097Y2
JPS6025097Y2 JP5929777U JP5929777U JPS6025097Y2 JP S6025097 Y2 JPS6025097 Y2 JP S6025097Y2 JP 5929777 U JP5929777 U JP 5929777U JP 5929777 U JP5929777 U JP 5929777U JP S6025097 Y2 JPS6025097 Y2 JP S6025097Y2
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rhythm
tempo
signal
circuit
input
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JP5929777U
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JPS53153924U (ja
Inventor
咲夫 大庭
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ヤマハ株式会社
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【考案の詳細な説明】 この考案は、リズムテンポを入力設定する時にその入力
テンポを聴覚的に確認するようにした自動リズム演奏装
置に関する。
電子楽器に対して自動リズム演奏等を行なわせる自動リ
ズム装置を組み込むことが行なわれている。
この自動リズム装置は、電子楽器部とは独立したリズム
パルス発生手段を備えるもので、リズムテンポの指定操
作およびリズム種類の指定操作によって動作設定され、
リズムスタート指令に対応して所定のリズムパルスを発
生腰自動リズム演奏が開始されるものである。
この場合、リズムテンポの指定は、例えばテンポクロッ
ク発振器の発振周波数を可変抵抗器等の調節素子を用い
て行なうものであるが、このようなテンポ調節手段では
、演奏者の感覚にあるテンポと実際に発生されるリズム
テンポとを確実に一致させることが困難であり、リズム
に合わせた演奏を円滑に開始させることが困難である。
このような欠点を改善する手段として、例えばタッチプ
レート式のスイッチを、演奏者の感覚にしたがってテン
ポ操作し、その操作テンポに対応して自動リズム装置の
リズムテンポを設定することが考えられる。
このようにすれば、演奏者自身のテンポ感覚はある程度
確認でき、これを自動リズム上で表現できるものである
が、リズム音的感覚ではまだ充分にとらえることができ
ず、特に合奏等を行なう場合に他の演奏者に対してその
リズムテンポを認識させることが困難である。
この考案は上記のような点に鑑みてなされたもので、リ
ズムテンポを演奏者の感覚に対応して設定することがで
きると共に、そのリズムテンポ設定に際してそのテンポ
を音楽的に表現し、演奏を円滑化し得るようにする自動
リズム演奏装置を提供しようとするもので、リズムテン
ポの入力設定を入力スイッチのテンポ操作で行なわせる
ようにすると共に、そのテンポ入力操作毎にパーカッシ
ョン音源を駆動させるようにするものである。
以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図はその概略的な構成を示したもので、11は例え
ばタッチプレート式の入力スイッチであり、そのタッチ
操作毎に投入され、微分回路12からその各タッチ操作
に対応して微分パルス出力信号が取り出される。
この微分回路12からの出力パルス信号は、テンポ設定
回路13にテンポ設定情報として供給される。
テンポ設定回路13では、結合される微分回路12から
のパルス信号の時間間隔を計測して、リズムテンポ情報
を形成するもので、このリズムテンポ情報に対応してテ
ンポ発振器14の発振周波数を制御する。
すなわち、入力スイッチ11をテンポ操作することとに
よって、テンポ設定回路13からその入力テンポに対応
したテンポ情報信号が得られ、テンポ発振器14がその
テンポ周期に対応するテンポクロック信号を発振するよ
うになるものである。
そして、このテンポ発振器14からの発振クロック信号
は、リズムパルス発生装置15に供給し、所定のリズム
パルス信号を発生させるもので、このリズムパルス信号
でリズム音源16を駆動することにより、前記入力テン
ポに対応したリズムテンポのリズム音源信号が発生され
るものである。
このリズム音源16から発生されたリズム音源信号は、
増幅器17で適宜増幅して図示しないスピーカ回路部に
導き、リズム演奏音として発音されるようになるもので
ある。
この場合、リズム音源16に対しては、前記微分回路1
2からの出力パルス信号も駆動信号として供給し、微分
回路12からの出力信号に対応して例えばパーカッショ
ン音が発生されるようにする。
すなわち、入力スイッチ11をテンポ操作することによ
って、テンポ設定回路13が制御され、テンポ発振器器
14の発振周波数を上記入力テンポ周期に対応して設定
するものであるが、上記テンポ入力設定操作に対応して
、同時にリズム音源16が駆動される。
そして、入力テンポを聴覚で確認されるようにするもの
で、演奏者に対するテンポ認知作用を効果的に実行させ
るようになるものである。
第2図は上記装置をさらに具体化して示したもので、例
えば6進のリングカウンタ18を用意し、このリングカ
ウンタ18を微分回路12からの入力スイッチ11の操
作に対応したパルス信号で計数歩進行させるようにする
二のリングカウンタ18は、リズム停止スイッチ19の
操作時にリセット設定されるもので、微分回路12から
パルス信号を発生する毎に、情報「1」を6進の各桁に
順次シフトするものである。
リングカウンタ18の先頭から2桁目と3桁目、3桁目
と4桁目、さらに5桁目と6桁目の読み出し情報は、そ
れぞれオア回路20,21,22に結合されるもので、
このオア回路20〜22からの出力信号はそれぞれアン
ド回路23,24.25を介してオア回路26で一括し
、フリップフロップ回路27に反転指令信号として供給
する。
そして、アンド回路23〜25は、パターン選択スイッ
チ28で任意にその1つが選択され、ゲート信号を与え
るようにする。
フリップフロップ回路27は、オア回路26から最初の
信号の供給された時に出力Q1を発生し、次の信号が供
給された時に反転して出力Q。
を発生するようになるもので、このフリップフロップ回
路27の出力Q□9 Qlはそれぞれ微分回路29.3
0に供給する。
すなわち、微分回路29.30からは、フリップフロッ
プ回路27の出力がQlに反転した時、およびQ□に反
転した時に微分パルス信号が得られ、この微分回路29
゜30からの出力信号はオア回路31を介してカウンタ
32にリセット指令として供給する。
カウンタ32はインバータ33でゲート制御されるアン
ド回路34を介して、クロック発振器35からの発振ク
ロック信号で計数歩進されるもので、インバータ33に
はカウンタ32の最大計数値信号を結合し、カウンタ3
2が最大計数値までリセット指令のない限り継続計数さ
れ、その最大計数毎に停止されるようになっている。
カウンタ32の計数値情報はメモリ36およびメモリ3
6の情報とカウンタ32の次の計数値情報とが一致検出
した時に出力信号を発生する比較器37に結合するもの
で、メモリ36は前記微分回路30の出力パルス信号に
よって書き込み指令が与えられる。
メモリ36の記憶計数情報は、上記比較器37に比較情
報として供給すると共に、テンポ発振器14にテンポ設
定情報として供給し、テンポ発振器14の発振クロック
テンポをメモリ36の記憶計数値に対応して設定する。
リズムパルス発生装置15は、テンポ発振器14からの
発振クロック信号を計数するカウンタ38を備え、この
カウンタ38の計数値信号はデコーダ39に供給する。
そして、デコーダ39では上記計数値情報に対応して、
順次位相の異なるパルス列からなる順次パルス信号出力
を発生し、ROM等でなるリズムパターン発生回路40
でこの順次パルスを組み合わせて、各種リズムに対応し
たリズムパターン信号を形成させる。
このリズムパターン発生回路40で形成されたリズムパ
ターン信号ハ、リズムセレクタ41において、リズム選
択スイッチ42の選択指令に対応して、リズムパルス信
号として取り出され、リズム音源16に駆動信号として
供給するようになる。
このリズム音源16に対しては、前記微分回路12から
の出力パルス信号も、例えばパーカッション音発生指令
として供給してなる。
前記比較器37の一致検出信号は、フリップフロップ回
路27の出力Q□でゲート制御されるアンド回路43に
供給し、このアンド回路43からの出力信号はフリップ
フロップ回路44をセットする。
そして、このフリップフロップ回路44のセット時出力
信号は、テンポ発振器14に動作指令として、またカウ
ンタ38に初期設定指令として供給するもので、このフ
リップフロップ回路44は前記停止指令スイッチ19の
投入によってリセットされる。
すなわち、上記のように構成される装置にあっては、入
力スイッチ11の操作毎に微分回路12の出力でリング
カウンタ18が計数歩進される。
この時、例えばパターン選択スイッチ28を図のように
アンド回路23を選択する状態にすれば、リングカウン
タ18の2桁目に「1」の信号が発生した時、すなわち
スイッチ11が2回操作された時にオア回路26に出力
が発生しフリップフロップ回路27に出力Q□が発生し
微分回路29からパルス信号が発生される。
そして、カウンタ32をリセットし、その次の状態から
発振器35からのクロック信号を計数開始する。
この状態でスイッチ11が3回目の操作をすると、リン
グカウンタ18の3桁目が「1」となり、再びオア回路
26から出力が発生してフリップフロップ回路27を反
転し、出力Q□が発生されるようになる。
すなわち、3回目のスイッチ11の操作に対応してメモ
リ36に書き込み指令が与えられ、その時のカウンタ3
2の計数値を読み取り記憶すると共に、このカウンタ3
2は再びリセットされる。
したがって、メモリ36には入力スイッチ11の2回目
と3回目の操作時間間隔に相当する計数値情報が記憶さ
れ、この計数値情報に対応してテンポ発振器14の発振
周波数を設定する。
このようにして、メモリ36に入力スイッチ11の操作
テンポに対応する計数値情報が記憶された状態で、テン
ポ設定操作が終了するもので、再び計数開始されている
カウンタ32の計数値がメモリ36の記憶計数値と一致
した時に比較器37から出力信号が発生される。
この時、フリップフロップ回路27が出力Q4の状態に
あるため、比較器37から出力が発生すると同時に、リ
ズムパルス発生装置15が初期設定され、テンポ発振器
14が起動されて、自動リズム演奏がスタートされる。
したがって、上記場合には入力スイッチ11を3拍分リ
ズムテンポ的に操作すれば、その4拍目にリズム演奏が
開始され、そのリズム演奏のリズムテンポは上記入力ス
イッチ11による入力リズムテンポと一致する状態とな
るもので、その動作パターンは第3図のAに示す状態と
なるものである。
この場合、入力スイッチ11の操作に対応して微分回路
12から発生されるパルス信号が、リズム音源16に結
合されているものであるため、上記入力スイッチ11の
操作に対応して3拍分パーカッション音による先行リズ
ムが奏され、その4拍目に自動リズム演奏音が発せられ
るもので、リズム演奏のテンポ、スタートを聴覚的に確
実に認知できる。
したがって、自動リズム演奏に対応した楽器演奏、さら
に合奏演奏が非常に効果的に行えるようになるものであ
る。
このリズム演奏開始時のパターンは、パターン選択スイ
ッチ28の選定で任意選べるもので、例えばアンド回路
24にゲート信号を与えるようにすれば、第3図Bのよ
うに入力スイッチ11の3拍目と4拍目でテンポ設定し
、5拍目のタイミングで演奏開始されるようになり、さ
らにアンド回路25にゲート信号を与えるようにスイッ
チ28を設定すれば第3図のCに示すようなテンポ設定
パターンが設定される。
すなわち、パターン選択スイッチ28によって演奏開始
時のテンポ設定パターンが例えば演奏曲の態様等によっ
て任意選択されるものであり、さらにこの実施例によれ
ば、リズムテンポ設設定前にリズムの予備打ち期間が設
けられるので、この予備打ち期間では例えば押鍵のタイ
ミングでリングカウンタ18を歩進するのみであるから
、自由なリズムパターンで予備打ちが行なえる。
第4図は、上記実施例に使用されるテンポ発振器14の
構成例を示したもので、A図のようにメモリ36の記憶
計数情報をD/A変換器45でアナログ電圧信号に変換
し、電圧制御型可変周波数発振器46を制御するように
構成すればよい。
また、B図のようにクロック発振器47で計数駆動され
るカウンタ48の計数値を比較器49でメモリ36の計
数値と比較し、一致信号を取り出すようにすれば、上記
記憶数値に対応したテンポの出力信号を取り出すことが
できる。
以上のようにこの考案によれば、入力スイッチのテンポ
操作によって自動リズム装置のリズムテンポが設定でき
るものであり、しかもそのテンポ入力設定時におけるリ
ズムテンポを聴覚的に認知できるもので、リズムテンポ
選定を確実に実行し得るだかりか、それにつづくリズム
演奏のリズムテンポの感覚的認知、さらに他の演奏者へ
の認知をも確実に行なうことができ、演奏性能の向上に
非常に大きな効果を発揮し得る。
そして、例えば実施例のようにリズム演奏のスタートも
入力テンポ操作に対応させれば、例えばバンド等におけ
るドラムのようなリズムパートで、演奏開始前の一生節
分のソロ演奏を行なうような効果も発揮させ得る。
ここで、入力テンポ操作に対応して駆動されるパーカッ
ション音源としては、上記実施例のように自動リズム演
奏に利用されるリズム音源と兼用させるよまうにすれば
よいものであるが、別途独立のパーカッション音源を設
けるようにしてもよいことはもちろんである。
また、これはパーカッション音源に限ることなく、リズ
ムテンポのとれる音源であれば他の任意音源が使用でき
る。
尚、入力スイッチ11としては、実施例で示したように
タッチプレート式とする他に、フットスイッチ等地のス
イッチ機構を使用することができ、また電子楽器の鍵盤
部を使用するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を説明する構成国、第2図
は上記装置をさらに具体化して示した図、第3図は第2
図装置におけるテンポ入カバターンの例を示す図、第4
図は上記実施例におけるテンポ発振器の構成例を示す図
である。 11・・・・・・入力スイッチ、12・・・・・・微分
回路、13・・・・・・テンポ設定回路、14・・・・
・・テンポ発振器、15・・・・・・リズムパルス発生
装置、16・・・・・・リズム音源、18・・・・・・
リングカウンタ、27・・・・・・フリップフロップ回
路、32・・・・・・カウンタ、36・・・・・・メモ
リ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力すべきリズムテンポに対応して操作される入力スイ
    ッチと、このスイッチの操作間隔を計測するテンポ設定
    回路と、このテンポ設定回路の設定テンポで制御される
    リズムパルス発生装置と、このリズムパルス発生装置か
    らのリズムパルス信号で駆動されるリズム音源と、前記
    入力スイッチのテンポ設定入力時の操作信号を検知しパ
    ーカッション音源を駆動する手段とを具備し、入力スイ
    ッチのテンポ設定入力操作毎にパーカッション音を発生
    させるようにしたことを特徴とする自動リズム演奏装置
JP5929777U 1977-05-10 1977-05-10 自動リズム演奏装置 Expired JPS6025097Y2 (ja)

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JP5929777U JPS6025097Y2 (ja) 1977-05-10 1977-05-10 自動リズム演奏装置

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Publication Number Publication Date
JPS53153924U JPS53153924U (ja) 1978-12-04
JPS6025097Y2 true JPS6025097Y2 (ja) 1985-07-27

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