JPH0314717Y2 - - Google Patents

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JPH0314717Y2
JPH0314717Y2 JP1983121217U JP12121783U JPH0314717Y2 JP H0314717 Y2 JPH0314717 Y2 JP H0314717Y2 JP 1983121217 U JP1983121217 U JP 1983121217U JP 12121783 U JP12121783 U JP 12121783U JP H0314717 Y2 JPH0314717 Y2 JP H0314717Y2
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JP
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rhythm
pattern
keyboard
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key press
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JP1983121217U
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【考案の詳細な説明】 この考案は、オートリズム装置をそなえた電子
楽器に関し、曲演奏終了後にオートリズムのバリ
エーシヨンパターンを自動的に変更制御すること
により曲と曲との間で変化に富んだつなぎ演奏を
可能にしたものである。
従来、電子楽器の演奏においては、ある曲の演
奏が終了すると、オートリズムも止めてしまうの
が普通であつた。このため、例えばコンサート等
において、複数の曲を次々に演奏するような場合
には、ある曲の演奏と次の曲の演奏との間に無音
状態が生じ、聴衆の感興をそぐ結果になつてい
た。この場合、オートリズムを継続的に発生させ
ておくこともできるが、これではリズムが単調
で、かえつてあきられることが多かつた。
この考案の目的は、オートリズムを利用して変
化に富んだつなぎ演奏を行なうことのできる新規
な電子楽器を提供することにある。
この考案による電子楽器は、 (a) 鍵が押されるたびに押された鍵に対応する押
鍵情報を送出する鍵盤手段と、 (b) この鍵盤手段から押鍵情報が送出されるたび
に該押鍵情報に対応した楽音信号を発生する楽
音生手段と、 (c) 前記鍵盤手段において押鍵操作が開始された
後押鍵操作なしの状態が一定時間のあいだ継続
したことを検知することにより演奏終了を検知
する検知手段と、 (d) 互いに異なる複数のリズムパターンのうち任
意のものを選択するための選択操作手段であつ
て、選択に係るリズムパターンを指定するパタ
ーン指定情報を送出するものと、 (e) 前記複数のリズムパターンを順次に又はラン
ダムに1つずつ自動選択する自動選択手段であ
つて、選択に係るリズムパターンを指定するパ
ターン指定情報を送出するものと、 (f) 前記選択操作手段からのパターン指定情報で
指定されるリズムパターンに従つて自動的にリ
ズム音信号を発生するリズム音発生手段であつ
て、前記検知手段での演奏終了検知を条件にし
て前記選択操作手段からのパターン指定情報の
代りに前記自動選択手段からのパターン指定情
報に従つて自動的にリズム音信号を発生するも
のとをそなえたものである。
以下、添付図面に示す実施例についてこの考案
を詳述する。
第1図は、この考案の一実施例による電子楽器
を示すものである。
鍵盤回路10は、多数の鍵を有する鍵盤を含む
もので、押された鍵に対応する押鍵データKDを
送出するようになつている。押鍵データKDは楽
音信号発生回路12に供給され、対応する楽音信
号に変換される。
楽音信号発生回路12からの楽音信号は出力ア
ンプ14を介してスピーカ16に供給され、音響
に変換される。従つて、スピーカ16からは、鍵
盤で押した鍵に対応する楽音が奏出される。
鍵盤である曲を演奏しているとき、ORゲート
18は押鍵データKDに応じて出力信号“1”を
発生し、R−Sフリツプフロツプ20をリセツト
させる。フリツプフロツプ20の出力Qはセレク
タ22に入力Aを選択するための信号SAとして
供給されるようになつており、フリツプフロツプ
20がリセツトされた状態ではセレクタ22は入
力Bを選択する。セレクタ22の入力Bとして
は、リズム選択スイツチ回路24からバリエーシ
ヨン選択スイツチ24Bの操作に応じてバリエー
シヨン選択信号が供給されており、このバリエー
シヨン選択信号はセクタ22を介してバリエーシ
ヨン選択信号VSとしてリズムパターンメモリ2
6に供給される。
リズム選択スイツチ回路24は、ワルツ、マン
ボ、スイング等のリズム種類を選択するためのリ
ズム種類選択スイツチ24Aも含んでおり、これ
らのスイツチの操作に応じてリズム種類選択信号
RSをリズムパターンメモリ26に供給するよう
になつている。
リズムパターンメモリ26は、ワルツ、ルン
バ、スイング等の各リズム種類毎に基本的なリズ
ムパターンを示すリズムパターンデータを記憶す
ると共に各リズム種類毎にいくつかのバリエーシ
ヨンパターンを示すバリエーシヨンパターンデー
タを記憶しているもので、各記憶データは可変テ
ンポ発振器28からのテンポクロツク信号TCL
を2小節分ずつ反復的に計数するテンポカウンタ
30の計数出力に応じて読出されるようになつて
いる。
例えば、リズム種類選択スイツチ24Aで「ワ
ルツ」を選択すると、ワルツのリズムパターンデ
ータがテンポカウンタ30の計数出力に応じて読
出され、ワルツのリズムパターンにしたがつてリ
ズム音源駆動信号RDが送出される。そして、バ
リエーシヨン選択スイツチ24Bでワルツに関す
るあるバリエーシヨンを選択すると、リズム音源
駆動信号RDはワルツのバリエーシヨンパターン
にしたがつて送出される。このようなリズム音源
駆動信号発生動作は他のリズム種類についても同
様である。
リズムパターンメモリ26から送出されるリズ
ム音源駆動信号RDはリズム音源回路32に供給
され、バスドラム、スネアドラム、シンバル等の
種々のリズム音源を駆動する。このため、リズム
音源回路32からは、選択されたリズムパターン
又はバリエーシヨンパターンにしたがつてリズム
音信号が発生され、出力アンプ14を介してスピ
ーカ16に供給される。従つて、スピーカ16か
らは、オートリズム音が奏出される。なお、オー
トリズムは前述の鍵盤演奏の開始前に又は開始に
同期してスタートさせることができる。
上記のようにしてオートリズム演奏を伴う鍵盤
演奏により一曲の演奏が終ると、ORゲート18
の出力信号は“0”の状態を続け、これに応じて
インバータ34の出力信号は“1”の状態を続け
る。
タイマー回路36は、インバータ34の出力信
号が“1”になつてから(すなわち、鍵盤でいず
れの鍵も押されなくなつてから)、予め定められ
た一定時間が経過すると、出力信号“1”を送出
してANDゲート38を導通させる。
微分回路40は、テンポカウンタ30からの1
小節目に対応した出力信号を立上り微分して小節
パルス信号MPを発生するもので、この小節パル
ス信号MPはANDゲート38に供給されるよう
になつている。このため、ANDゲート38はタ
イマー回路36の出力信号によつて導通した後、
微分回路40からの小節パルス信号MPを受信す
るたびに“1”を送出する。
ANDゲート38からの最初の出力信号“1”
はフリツプフロツプ20をセツトさせる一方、バ
リエーシヨンカウンタ42にクロツク入力CKと
して供給される。フリツプフロツプ20はセツト
されると、出力Q=“1”をセレクタ22に供給
し、これに応じてセレクタ22は入力Aを選択す
る。セレクタ22の入力Aとしては、ANDゲー
ト38からの小節パルス信号MPを計数するバリ
エーシヨンカウンタ42の計数出力が供給されて
いるので、この計数出力はセレクタ22を介して
リズムパターンメモリ26にバリエーシヨン選択
信号VSとして供給される。このため、リズムパ
ターンメモリ26からは、カウンタ42の計数値
変化に対応して経時的に変化するバリエーシヨン
パターンにしたがつてリズム音源駆動信号RDが
発生される。従つて、スピーカ16から発生され
るオートリズム音はバリエーシヨンパターンの変
化に応じて変化し、変化に富んだつなぎ演奏が可
能となる。
この後、次の曲を鍵盤演奏するにあたつては、
リズム選択スイツチ回路24で演奏曲に適合した
リズム種類を選択する。すると、フリツプフロツ
プ20及びカウンタ42は図示しないリセツト経
路でリセツトされ、選択されたリズム種類のオー
トリズム音に合わせて次の曲を演奏することがで
きる。
なお、バリエーシヨンカウンタ42は、AND
ゲート38からの小節パルス信号MPに応じてラ
ンダムな値を示す出力信号を送出するランダム信
号発生器に置換してもよい。このようにすると、
バリエーシヨンパターンの変化がランダムになる
ので、一層変化に富んだつなぎ演奏が可能にな
る。
第2図は、この考案の他の実施例による電子楽
器を示すもので、第1図におけると同様な部分に
は同様な符号を付してその詳細な説明を省略す
る。
第2図の実施例の特徴は、上鍵盤回路10A及
び下鍵盤回路10Bを設けてメロデイ演奏及び和
音等の伴奏を可能にすると共に曲と曲との間のオ
ートリズムによるつなぎ演奏の際に下鍵盤を用い
てハンドパーカツシヨンを行なえるようにしたこ
とである。
すなわち、上鍵盤回路10Aからの押鍵データ
UKDは楽音信号発生回路12に供給されるよう
になつているので、上鍵盤でメロデイを演奏する
と、スピーカ16からはメロデイ音が奏出され
る。また、下鍵盤回路10Bからの押鍵データ
LKDは、ある曲の演奏中はフリツプフロツプ2
0の出力Q=“0”に応じて分配回路44の出力
端Xに送出され、楽音信号発生回路12に供給さ
れるようになつている。このため、下鍵盤を用い
て和音を演奏すると、スピーカ16からは、和音
等の伴奏音が奏出される。
ところで、ある曲の演奏が終ると、前述のよう
にフリツプフロツプ20がセツトされる。分配回
路44はフリツプフロツプ20の出力Q=“1”
に応じて下鍵盤回路10Bからの押鍵データ
LKDを出力端Yを介してデコーダ46に供給す
るようになつており、デコーダ46は押鍵データ
LKDのオクターブを検出してリズム音源駆動信
号RD1を発生するようになつている。この場合、
リズム音源駆動信号RD1は、一例として、音名C1
〜B1の属するオクターブについてはハイコンが
音源を駆動する、音名C2〜B2の属するオクター
ブについてはスネアドラム音源を駆動する、音名
C3〜B3の属するオクターブについてはシンバル
音源を駆動する、といつたように発生される。
リズム音源駆動信号RD1は、リズムパターンメ
モリ26からのリズム音源駆動信号RD中の対応
するリズム音源駆動信号RD2とOR回路48でOR
演算されてリズム音源回路32に供給される。
従つて、下鍵盤で所望のリズム音源に対応した
オクターブに属する鍵を押すことにより直接リズ
ム音源を駆動することができ、一層変化に富んだ
つなぎ演奏を行なうことができる。
以上のように、この考案によれば、鍵盤での演
奏終了を検知してリズムパターン指定をマニアル
選択によるものから自動選択によるものに切換え
るようにしたので、変化に富んだつなぎ演奏が可
能になり、特にコンサート等においてバツクグラ
ウンドミユージツクとして利用すると、聴衆の感
興を持続させ、聴衆があきるのを防止できる効果
がある。その上、鍵盤での演奏終了検知は、押鍵
操作の開始後押鍵操作なしの状態が一定時間のあ
いだ継続したことを検知して行なうようにしたの
で、該一定時間を休符やスタツカート奏法等を考
慮して定めておくことにより確実に演奏終了を検
知できると共に演奏の自由度が向上する効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例による電子楽器
のブロツク図、 第2図は、この考案の他の実施例による電子楽
器のブロツク図である。 10……鍵盤回路、12……楽音信号発生回
路、18……ORゲート、22……セレクタ、2
4……リズム選択スイツチ回路、26……リズム
パターンメモリ、30……テンポカウンタ、32
……リズム音源回路、36……タイマー回路、4
2……バリエーシヨンカウンタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 鍵が押されるたびに押された鍵に対応する押
    鍵情報を送出する鍵盤手段と、 (b) この鍵盤手段から押鍵情報が送出されるたび
    に該押鍵情報に対応した楽音信号を発生する楽
    音生手段と、 (c) 前記鍵盤手段において押鍵操作が開始された
    後押鍵操作なしの状態が一定時間のあいだ継続
    したことを検知することにより演奏終了を検知
    する検知手段と、 (d) 互いに異なる複数のリズムパターンのうち任
    意のものを選択するための選択操作手段であつ
    て、選択に係るリズムパターンを指定するパタ
    ーン指定情報を送出するものと、 (e) 前記複数のリズムパターンを順次に又はラン
    ダムに1つずつ自動選択する自動選択手段であ
    つて、選択に係るリズムパターンを指定するパ
    ターン指定情報を送出するものと、 (f) 前記選択操作手段からのパターン指定情報で
    指定されるリズムパターンに従つて自動的にリ
    ズム音信号を発生するリズム音発生手段であつ
    て、前記検知手段での演奏終了検知を条件にし
    て前記選択操作手段からのパターン指定情報の
    代りに前記自動選択手段からのパターン指定情
    報に従つて自動的にリズム音信号を発生するも
    のとをそなえた電子楽器。
JP12121783U 1983-08-03 1983-08-03 電子楽器 Granted JPS6028797U (ja)

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JP2516085B2 (ja) * 1990-04-02 1996-07-10 株式会社河合楽器製作所 自動演奏装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5430809A (en) * 1977-08-12 1979-03-07 Kawai Musical Instr Mfg Co Rhythm sound generator

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