JPS60250081A - 電離性放射線硬化型粘着剤組成物 - Google Patents

電離性放射線硬化型粘着剤組成物

Info

Publication number
JPS60250081A
JPS60250081A JP10665084A JP10665084A JPS60250081A JP S60250081 A JPS60250081 A JP S60250081A JP 10665084 A JP10665084 A JP 10665084A JP 10665084 A JP10665084 A JP 10665084A JP S60250081 A JPS60250081 A JP S60250081A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acrylic
polymer
meth
component
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10665084A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH064835B2 (ja
Inventor
Masayuki Ando
雅之 安藤
Mitsuharu Nakamoto
中元 光治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP59106650A priority Critical patent/JPH064835B2/ja
Publication of JPS60250081A publication Critical patent/JPS60250081A/ja
Publication of JPH064835B2 publication Critical patent/JPH064835B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は粘着剤組成物に関し、更に詳しくは無溶剤であ
り、電離性放射線を照射することによって重合架橋し、
タック、粘着力および凝集力のバランスがとれた感圧性
接着剤を与える電離放射線硬化型粘着剤組成物に関する
(従来技術) 従来の感圧性接着テープおよびシート類は、コム系また
はアクリル系重合体を有機溶剤または水中に溶解もしく
は分散したものを基材上に塗布し、加熱乾燥することに
よって作られている。
(発明が解決しようとしている問題点)従って、これら
従来の方法では、有機溶剤を多量に使用するため、防災
上および安全衛生上程々の問題が生じる。一方、溶剤と
して水を使用するものでは、乾燥に多量のエネルギーを
消費する等の問題がある。
また、粘着剤の性能を向上させる目的で、従来の粘着剤
は粘着剤自体を架橋させることが行われており、しばし
ば粘着剤にインシアネート化合物のような架橋剤を添加
しておき、基材に塗布した後に加熱架橋させる方法がと
られている。しかしながら、このような熱架橋剤を配合
した粘着剤は、常温でも熱架橋が徐々に進行するので貯
蔵安定性が著しく悪く、使用に制限をきたすのみならず
、使用時においては逆に架橋速度が遅く、多量のエネル
ギーを消費し、生産速度が著しく低いという欠点がある
このような従来技術の欠点を解消すべく、近年急溶剤で
しかも熱架橋剤を含まない粘着剤を基材に塗布した後、
電子線を照射して粘着剤を架橋させる方法が提案され多
数報告されており、 例えば、(1)従来の粘着剤を電
子線照射により改質する方法、(2)非反応性プレポリ
マーとモノマーの混合系に電子線を照射し、重合および
架橋させる方法、(3)反応性プレポリマーとモノマー
の混合系に電子線を照射し、重合および架橋させる方法
等が知られている。
これらは、いずれも電子線を利用した粘着剤の製造方法
ではあるが、前述したように現代の要求である省エネル
ギーや省資源という観点から見れば、上記(2)および
(3)の方法が(1)の方法より電子線の有効的な利用
法と云える。しかしながら現状としては、(2)およチ
(3)の方法のような、液状樹脂を電子線硬化させて得
られる感圧性粘着剤は、ある程度実用化可能なものであ
るものも、その3大要素であるタック、粘着力および凝
集力のバランスが不十分で優れた性能を有し真に実用価
値のあるものとは云えない。これら従来のものは、例え
ば性能は良いが塗工が困難であるとか、塗工は容易であ
るが性能が悪とか等の問題が多い。これらの問題点が生
じるのは、樹脂液の粘度を向上させて性能を向上させる
べく非反応性プレポリマー、反応性プレポリマーおよび
希釈モノマーの分子量を高くすると、電子線照射で得ら
れる粘着剤が、従来の溶液タイプの粘着剤と似かよった
分子構造となり塗工が困難となり、また塗工しやすくす
るために粘度の低い樹脂液とすると電子線の照射によっ
ても直鎖状の高分子量ポリマーが生成しにくく、架橋密
度だけが上昇し良好な性能が得られないためである。
本発明者は、このような従来技術の欠点を解消すべく、
種々検討した結果、高分子量の非反応性または反応性ポ
リマーを、低分子量の反応性ポリマーと混合し、前者に
よって粘着剤のタックおよび粘着力を、後者によって粘
着剤の凝集力を発現させ、しかも低分子量の反応性ポリ
マーを用いるため、希釈モノマーの添加により、より効
果的に組成物の粘度を低下させることができ、粘度が低
く且つ性能にすぐれた電離性放射線硬化型粘着剤組成物
が得られることを知見して本発明を完成した。
(発明の構成) すなわち、本発明は、(a)分子量70,000〜約2
00.000のアクリル系重合体、(b)分子量約5゜
000〜70,000未満のアクリル系重合体および(
C)アクリル酸エステルモノマーおよび/またはアクリ
ロイルオリゴマーを主成分として成り、上記(a)成分
および(b)成分はアクリル酸エステルの単独重合体、
アクリル酸エステル同士の共重合体またはアクリル酸エ
ステルとアクリル酸エステル以外のモノマーとの共重合
体あるいはそれらの混合物であって、少なくとも(b)
成分はその重合体中に分子量70,000あたり約−1
〜20個のアクリロイル基を有するものであり、且つ、
」−記(a)成分、(b)成分および(C)成分の合計
中で、(a)成分が約10〜50重量%、(b)成分が
約20〜70重量%および(c)成分が約10〜70重
量%を占めることを特徴とする電離性放射線硬化型粘着
剤組成物である。
本発明の詳細な説明すると、本発明の組成物を構成する
(a)成分は、分子量が70,000〜約200゜00
0のアクリル系重合体であり、このようなアクリル系重
合体は、一般式CHf C(X)−GOOR(Xは水素
原子またはメチル基であり、Rはエステルを構成するア
ルコールの残基である。)(なお本明細書において使用
する「アクリル」という語は「アクリル」と「メタクリ
ル」の両方を包含するものとし、且つ「アクリロイル」
という語は「アクリロイル」と「メタクリロイル」の両
方を包含するものとする。)で表わされるアクリル酸エ
ステルの単独重合体、異なるアクリル酸エステル共重合
体またはアクリル酸エステルとアクリル酸エステル以外
のビニルモノマーとの共重合体あるいはそれらの混合物
であり、他のビニルモノマーとの共重合体の場合は該共
重合体中でアクリルモノマー成分が約70モル%以上を
占めるのが好ましい。
また上記アクリル酸エステルのアルコール残基としては
、炭素数が2〜14の直鎖状あるいは分枝鎖状アルキル
基がこのましい。更に上記のアクリル系重合体はその分
子中に他の分子と架橋結合を生じる不飽和二重結合を有
さない非反応重合体でもよく、不飽和二重結合例えば好
ましくはアクリロイル基のごときペンダントあるいは末
端の反応性基を有する反応性の重合体でもよい。このよ
うな反応性の重合体を使用することによって非反応性の
重合体を使用した場合に比して粘着剤の保持力あるいは
耐熱性の向上(使用可能温度範囲が高温側に拡がる)の
ごとき効果を奏することができる。このような反応性の
重合体を採用する場合には、例えばアクリロイル基のご
とき不飽和二重結合は、重合体の分子量20万あたり約
1〜4個(平均)、好ましくは1個を有させるのが好ま
しく、上記範囲以下の量では反応性重合体を使用した効
果が薄く、一方、上記範囲以上の量とすると、後の硬化
時に組成物の架橋密度が大となりすぎて好ましくない。
この(a)成分は(a)成分と後述する(b)成分およ
び(c)成分の合計重量中で約10〜50重量%を占る
のが好ましい。10重量%未満を占める量では非反応性
または反応性の高分子量ポリマーを用いることによって
発現すべき粘着剤のタック、粘着力が乏しくなり、また
50重量%を超える量では組成物の粘度が高くなりすぎ
て粘着剤としての凝集力に問題が出てくる。
本発明で使用する(b)成分は、上記(a)成分と同様
に、一般式〇〇、=C(X)−GOOR(X オよびR
は前記定義の通りである。)で表わされるアクリル酸エ
ステルの単独重合体、異なるアクリル酸エステル混合物
の共重合体またはアクリル酸エステルとアクリル酸エス
テル以外のビニルモノマーとの共重合体あるいはそれら
の混合物であり、他のモノマーとの共重合体の場合は該
共重合体中でアクリルモノマー成分が約70モル%以上
を占めるべきである。また、上記アクリル酸エステルの
アルコール残基としては、炭素数が2〜14の直鎖状あ
るいは分枝鎖状アルキル基が好ましい。更に上記のアク
リル系重合体は、その分子中に他の分子と架橋結合を生
じる不飽和二重結合1例えば好ましくはアクリロイル基
のごときペンダントあるいは末端の反応性基を有”する
反応性の重合体である。このような(b)成分は、(a
)成分と異なり、比較的低分子量すなわち分子量約5,
000〜7゜、000未満のものであることを特徴とし
ている。またこのような(b)成分は反応性不飽和二重
結合好ましくはアクリロイル基を重合体中に分子量7万
あたり約1〜20個有するものである。また(b)成分
は、(a)成分、(b)成分および後述する(C)成分
の合計中で約10〜70重量%を占める割合で使用する
のが好適である。すなわち10重量%未満の量では組成
物全体の粘度が高くなり、凝集力が低下することになる
。一方70重量%を超える量では後の電子線照射により
架橋密度が高くなりすぎて組成物のタッークが著るしく
低下することになる。
以上のごとき(a)成分および(b)成分は、それら自
体はいずれも公知の材料であり、市場から入手し得るも
のであり、また、従来公知の技術により容易に製造し得
るものである。例えば、非反応性の(a)成分は、単独
のアクリル酸エステル、アクリル酸エステルの混合物あ
るいはアクリル酸χアクリル酸エステル以外のビニルモ
ノマーとの混合物を溶液重合、乳化重合、懸濁重合、そ
の他の公知技術の重合方法で容易に製造できる。
また、反応性の(a)成分および(b)成分は、上記の
ごとき重合方法において、アクリル酸エステルモノマー
に、例えばカルボキシル基、水酸基、エポキシ基、カル
ボン酸無水物基、アミン基、インシアネート基あるいは
加水分解等によって」二記のことき反応性の基を生じる
基を有する他のビニルモノマーを必要量混合して前記の
ごとくして重合体を得、次いで上記のごとき反応性基と
反応し得る基(例えば同上の反応性基を有するアクリロ
イル化合物)を反応させることによって得ることができ
る。また重合に使用する連鎖移動剤や重合開始剤に水酸
基、カルボキシル基など有するものを用いて重合体の末
端にこれらの反応性基を有させ、次いで上記と同様にし
てアクリロイル化合物を反応させることにより目的物を
得ることができる。また(a)成分および(b)成分を
製造するうえで、それらの分子量を適当に調節するには
、n−ドデシルメルカプタン、メルカプトエタノール等
の各種メルカプタンあるいはジリチウムジスルファイド
、シアルキシジ−スルファイド等のジスルファイド等の
公知の一連鎖移動剤を使用し、更に各種の重合条件を調
節することにより容易に行うことができ、それぞれ所定
の分子量の(a)成分および(b)成分を得ることがで
きる。
本発明の組成物を構成する(c)成分は、アクリルモノ
マーあるいはアクリレートオリゴマーであり、常温で液
状のものであれば、いかなるものでもよく1例えば (アクリレートモノマー類) メチルアクリレート、エチルアクリレート、n −ブチ
ルアクリレート、イソブチルアクリレート、2−エチル
へキシルアクリレート、インデシルアクリレート、ラウ
リルアクリレート、ステアリルアクリレート、2−ヒド
ロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルア
クリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート
、メトキシエチルアクリレート、n−ブトキシエチルア
クリレート、ジメチルアミノエチルアクリレート、エチ
レングリコールアクリレート、ネオペンチルグリコール
アクリレート、1.6−ヘキサンジオールジアクリレー
ト、ジエチレングリコールアクリレート、トリエチレン
グリコールアクリレート、ジプロピレングリコールジア
クリレート、エチルカルピトールアクリレート、1.5
−ベンタンジオールジアクリレート、ペンタエリスリト
ールアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアク
リレート、ジペンタエリスリトールへキサアクリレート
、テトラヒドロフルフリルアクリレート、グリシジルア
クリレート、ベンジルアクリレート、2−ヒドロキシエ
チルアクリロイルホスフェ−ト 等 。
(アクリロイルオリゴマー類) 2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロビルアクリレート
、α、ω−ジアクリロイルビスエチレングリコールラタ
レート、α、ω−ジアクリロイルビスエチレングリコー
ルテトラヒドロフタレート、α、ω−テトラアクリロイ
ルビストリメチロールプロパンテトラヒドロフタレート
等があげられる。
上記のごとき(C)成分は、単独でも2種または3種以
上混合して使用することができ、更に他ビニルモノマー
との混合物としても使用できる。
これらの(C)成分は、(a)成分および(’b)成分
とともに本発明の組成物のタック、粘着力お□よび凝集
力等の性能に大きな影響を及ぼすとともに組成物の塗工
性をも左右するものであるので重要である。このような
(C)成分は、(a)成分、(b)成分および(c)成
分の合計中で約10〜70重量%を占める量で使用する
のが好ましい。すなわち、約10重量%未満の量では組
成物の粘度が高くなりすぎて塗工性が悪くなり、また約
70重量%を超える量では前記の通り塗工性は良好であ
るものの粘着剤組成物の性能が著しく低下することにな
る。本発明の粘着剤組成物の必須の成分は以上の通りで
あるが、組成物の貯蔵安定性を高める目的でハイドロキ
ノン、p−メトキとフェノールその他の重合禁止剤を組
成物の1重量%以下の蓑で添加するのが好ましい。その
他必要に応じて少量の揮発性溶剤を添加して組成物の粘
度を調節して組成物の塗工性を改善することができ、更
に1通常粘着剤に使用される粘着伺与剤(タッキファイ
ヤ−)、可塑剤、酸化防止剤、充填剤等の添加剤を適宜
包含させることができる。
以上のごとき必須成分あるいは任意成分を所定配合で単
に均一に混合するのみで、あるいは必要に応じて加熱混
合することによって本発明の粘着剤組成物を得ることが
できる。
以上のごとくして得られた本発明の粘着剤組成物は、(
a)成分、(b)成分および(C)成分の種類および使
用量を選択することにより組成物として約500〜20
,000センチポイズの粘度を有するようにするのが好
ましい。
以上のごとき本発明の粘着剤組成物は適宜な基材に塗布
して使用される。基材としては通常の粘着シートに用い
られるものであればいずれも使用できるが、不織布、紙
、プラスチックフィルム、金属箔、布、若しくはそれら
の適宜な複合体が使用できる。粘着剤組成物の塗布は各
種ロールコート法、グラビアコート法、リバースコート
法、ファウンテンコート法などが適用でき、粘着剤の粘
度に合せて適宜な塗布方法を選ぶことができる。基材上
に塗布した粘着剤組成物への電離性放射線照射、好まし
くは電子線照射は、N、ガス、CO。
ガスなどの不活性ガス雰囲気で行い、電子線の加速電圧
としてはlOO〜300 kV、照射線量としてはo、
i〜60Mradが好ましい。
(発明の作用・効果) 本発明の組成物は、以上説明したような特定の(a)成
分、(、b )成分および(C−)成分を特定の割合で
使用するという構成を有し、従来の電離性放射線硬化性
粘着剤では得られなかった、粘着剤の基本3特性をバラ
ンスよく有するすぐれた粘着剤である。
以下、実施例をもって本発明をより具体的に説明する。
なお文中部または%とあるのは重量基準である。
実施例1 環流している酢酸エチル中に、n−ブチルアクリレート
100部、α、α′−アゾビスイソブチロニトリル0.
1部およびn−ドデシルメルカプタン0.1部からなる
組成の千ツマー混合物を滴下した。滴下終了後、6時間
反応させ、次いで反応混合物全量に対しlooppmに
相当するハイドロキノンを加え、140℃で脱溶剤を行
ない、重量平均分子量約12−万のアクリル重合体(I
)を得た。上記と同様にしてn−ブチルアクリレート7
5部、酢酸ビニル25部、アクリル酸5部およびn−ド
デシルメルカプタン0.6部より得たアクリル共重合体
を脱溶剤した後、ピリジンを触媒としてグリシジルメタ
クリレートを分子量2万あたりに1個の割合で添加し、
80℃で5時間攬は、んし、メタクリル基を有する重量
平均分子量約5万のアクリル共重合体(II)を得た。
上記重合体(I)3’O部、上記共重合体(II)30
部、アロエックスM/13(東亜合成化学製)10部お
よびアクリロイルエチルモノサクシネート10部を均一
になるまで混合して本発明の粘着剤組成物を得た。
」二記組成物を20g/m’の塗布量でPET (厚さ
25ミクロン)フィルムに塗布し、次いで窒素雰囲気中
で175kvの電圧で8Mradの電子線を照射して粘
着剤を得た。該粘着剤はボールタック10(J、Dow
法)、接着力800g/、cm”(180ビール力)、
保持力40℃1負間異常無しく1Kg/1nch荷重)
の性能を有していた。
実施例2 環流している酢酸エチル中にn−ブチルアクリレート9
2部、α、α′−アゾビスイソブチロニトリル0.1部
、アクリル酸8部お−よびn−ドデシルメルカプタン0
.25部からなる組成のモノマー混合物を滴下した。滴
下終了後、6時間加熱重合させ、次いで反応混合物全量
に対し1100ppに相当するハイドロキノンを加え1
40’Oで脱溶剤を行ない、重量均分子量約10万のア
クリル重合体(m )得た。
」二記と同様にしてn−ブチルアクリレートl。
0部、2−ヒドロキシエチルアクリレート1゜部、n−
ドデシルメルカプタン0.5部およびα、α′−アソビ
スイソブチロニトリル0.1部で合成を行ない、脱溶剤
後、ジブチルチンシラウリレートを触媒として2,4−
トルイレンジインシアネートとヒドロキシエチルアクリ
レートとのl:1反応生成物を分子量1万5千に1個の
割合で添加し、80℃で5時間反応させてアクリロイル
基を有するアクリル共重合体(IV)を得た。
上記重合体(III)30部、上記共重合体(IV)4
0部、2−エチルへキシルアクリレート20部および2
−ヒドロキシ−3−フェノキシプロビルアクリレート1
0部を均一になるまで混合して本発明の粘着剤組成物を
得た。
上記組成物を20 g / mの塗布量でPET (厚
さ25ミクロン)フィルムに塗布し、次いで窒素雰囲気
中で175kvの電圧で8Mradの電子線を照射して
粘着剤を得た。該粘着剤はボールタック12(J、Do
w法)、接着力1000 g / cm2(180ピー
ル力)、 保持力40℃1時間異常無しく l K g
 / 1nch’荷重)の性能を有していた。
実施例3 還流している酢酸エチル中にn−ブチルアクリレート1
00部、α、α′−アゾビスイソブチロニトリル0.1
部、アクリル酸5部およびn−ドデシルメルカプタン0
.i部からなる組成のモノマー混合物を滴下した。滴下
終了後、6時間反応させ、次いで反応混合物全量に対し
1100ppに相当するハイドロキノンを加え140℃
で脱溶剤を行ない、重量均分子量約14万のアクリル重
合体得た。該重合体にピリジンを触媒としてグリシジル
メタクリレートを分子量10万あたりに1個の割合で添
加し、80℃で5時間攪はんし、メタクリル基を有する
重量平均分子量約14万のアクリル共重合体(V)を得
た。
と記と同様にしてn−ブチルアクリレート75部、酢酸
ビニル25部、アクリル酸5部およびn−ドデシルメル
カプタン0.6部より得たアクリル共重合体を脱溶剤し
た後、ピリジンを触媒としてグリシジルメタクリレート
を分子量2万あたりに1個の割合で添加し、80°Cで
5時間攪はんし、メタクリル基を有する重量平均分子量
約5万のアクリル共重合体(Vl)を得た。
上記重合体(V)30部、上記共重合体(Vl)30部
、アロエックスM/13(東亜合成化学製)10部およ
びアクリロイルオキシエチルモノサクシネート10部を
均一になるまで混合して本発明の粘着剤組成物を得た。
」二記組成物を20g/♂の塗布量でPET (厚さ2
5ミクロン)フィルムに塗布し、次いでml雰囲気中で
175kvの電圧で8Mradの電子線を照射して粘着
剤を得た。該粘倉剤はボールタック10(J、Dow法
)、接着カフ 00 g / c mJ″(180ピー
ルカ)、保持力Zoo℃1時間異常無しく l K g
 /1nch2荷重)の性能を有していた。
実施例4 環流している酢酸エチル中にn−ブチルアクリレート9
0部、2−ヒドロキシエチルアクリレート10部、α、
α′−アゾビスイソブチロニトリjlz0.1部および
n−ドデシルメルカプタン0゜25部からなる組成のモ
ノマー混合物を滴下した0滴下終了後、6時間反応させ
、次いで反応混合物全量に対し1100ppに相当する
ハイドロキノンを加え140℃で脱溶剤を行ない、重量
平分子量約5万のアクリル重合体を得た。該重合体にジ
ブチルチンシラウリレートを触媒として。
2.4.)ルイレンジイソシアネートとヒドロキシエチ
ルアクリレートとのl:1反応生成物を分子量lO万に
1個の割合で添加し80℃で5時間反応させて重量平均
分子量10万のアクリロイル基を有するアクリル共重合
体(■)を得た。
に記と同様にしてn−ブチルアクリレート100部、2
−ヒドロキシエチルアクリレート10部、n−ドデシル
メルカプタン0.5部およびα、α′−アゾビスイソブ
チロニトリル0.1部モ合成を行ない、脱溶剤後、ジブ
チルチンシラウリレートを触媒として2,4−トルイレ
ンジイソシアネートとヒドロキシエチルアクリレートと
のl:1反応生成物を分子fit万5千に1個の割合で
添加し80°Cで5時間反応させて重量平均分子量約5
万アクリロイル基を有するアクリル共重合体(■、)を
得た。
上記重合体(■)30部、上記共重合体(■)40部、
2−エチルへキシルアクリレート20部および2−ヒド
ロキシ−3−フェノキシプロビルアクリレート10部を
均一になるまで混合して本発明の粘着剤組成物を得た。
上記組成物を20g/m2の塗布量でPET(厚さ25
ミクロン)フィルムに塗布し、次いで窒素雰囲気中で1
75kvの電圧で8Mradの電子線を照射して粘着剤
を得た。該粘着剤はボールタック9(J、Dow法)、
接着力1000 g / c m” (180ピール力
)、 保持力100℃1時間異常無しくIKg/1nc
h’荷重)の性能を有していた。
特許出願人 大日本印刷株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (a)分子量70,000〜約200,000のアクリ
    ル系重合体、(b)分子量約5,000〜70,000
    未満のアクリル系重合体および(C)アクリル酸エステ
    ル系モノマーおよび/またはアクリロイルオリゴマーを
    主成分として成り、上記(a)成分および(b)成分は
    アクリル酸エステルの単独重合体、アクリル酸エステル
    同士の共重合体またはアクリル酸エステルとアクリル酸
    エステル以外の千ツマ−との共重合体あるいはそれらの
    混合物であって、少なくとも(b)成分は、その重合体
    分子中に分子量T0,000あたり約1〜20個のアク
    リロイル基を有するものであり、且つ上記(a)、(b
    )および(c)成分の合計中で、(a)成分が約10〜
    50重量%、(b)成分が約20〜70重量%および(
    c)成分が約10〜70重量%を占めることを特徴とす
    る電離性放射線硬化型粘着剤組成物。
JP59106650A 1984-05-28 1984-05-28 電離性放射線硬化型粘着剤組成物 Expired - Lifetime JPH064835B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59106650A JPH064835B2 (ja) 1984-05-28 1984-05-28 電離性放射線硬化型粘着剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59106650A JPH064835B2 (ja) 1984-05-28 1984-05-28 電離性放射線硬化型粘着剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60250081A true JPS60250081A (ja) 1985-12-10
JPH064835B2 JPH064835B2 (ja) 1994-01-19

Family

ID=14438988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59106650A Expired - Lifetime JPH064835B2 (ja) 1984-05-28 1984-05-28 電離性放射線硬化型粘着剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH064835B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56122802A (en) * 1980-03-03 1981-09-26 Toyo Ink Mfg Co Ltd Radiation-curable resin composition

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56122802A (en) * 1980-03-03 1981-09-26 Toyo Ink Mfg Co Ltd Radiation-curable resin composition

Also Published As

Publication number Publication date
JPH064835B2 (ja) 1994-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06145607A (ja) 活性エネルギー線硬化型粘接着性組成物及びテープ
JPH02248482A (ja) 光硬化性感圧接着剤組成物
JP3078362B2 (ja) 放射線硬化型粘着剤及びその粘着テープ
JPS6140273B2 (ja)
JPH0561314B2 (ja)
JPH03292379A (ja) 感圧性接着テープもしくはシート
JP2000303045A (ja) アクリル系感圧性接着剤組成物とその接着シ―ト類
JP3281026B2 (ja) 放射線硬化型熱時感圧接着剤及びその接着テープ
JPS60250081A (ja) 電離性放射線硬化型粘着剤組成物
JPH0848944A (ja) 放射線硬化型粘着剤組成物および該組成物を用いてなる粘着テープもしくはシート
JP2686303B2 (ja) 放射線硬化型感圧性接着剤組成物
JP3444423B2 (ja) カルバメート官能性モノマーを含む紫外線硬化性アクリル系感圧接着剤組成物及びそれから調製された接着剤
JPH0455469B2 (ja)
JPH0819392B2 (ja) 感圧接着剤とその接着シ―ト類
JP2000303046A (ja) ポリエステルフイルム接着用のアクリル系感圧性接着剤組成物とその接着シ―ト類
JPS623190B2 (ja)
JP3154739B2 (ja) 光重合性接着剤組成物とこれを用いた感圧性接着剤およびその接着シ―ト類
JP3886176B2 (ja) 接着シ―ト類の製造方法
JPH0778202B2 (ja) アクリル系粘着テープもしくはシートの製造方法
JP3475451B2 (ja) 粘着剤用樹脂
JPH0553189B2 (ja)
JPH0820749A (ja) 放射線硬化型粘着剤組成物および該組成物を用いてなる粘着テープもしくはシート
JPH0153985B2 (ja)
JPH04270774A (ja) 放射線硬化型感圧接着剤及びその接着シート
JPS60248786A (ja) 感圧性接着テ−プの製造方法