JP3078362B2 - 放射線硬化型粘着剤及びその粘着テープ - Google Patents

放射線硬化型粘着剤及びその粘着テープ

Info

Publication number
JP3078362B2
JP3078362B2 JP03228860A JP22886091A JP3078362B2 JP 3078362 B2 JP3078362 B2 JP 3078362B2 JP 03228860 A JP03228860 A JP 03228860A JP 22886091 A JP22886091 A JP 22886091A JP 3078362 B2 JP3078362 B2 JP 3078362B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiation
sensitive adhesive
block copolymer
pressure
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03228860A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0543857A (ja
Inventor
雅彦 安藤
山本  和彦
裕 諸石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP03228860A priority Critical patent/JP3078362B2/ja
Publication of JPH0543857A publication Critical patent/JPH0543857A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3078362B2 publication Critical patent/JP3078362B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接着力と保持力に優れ
る放射線硬化型粘着剤、及びそれを用いてなる粘着テー
プに関する。
【0002】
【従来の技術】環境衛生や安全性などの点より使用溶剤
の可及的な減量が求められるなか、無溶剤、ないし少量
の溶剤使用で塗工することができる無溶剤塗工型で、放
射線硬化型の種々の粘着剤が提案されている(例えば特
開昭59−215372号公報など)。かかる放射線硬
化型の粘着剤は、エマルジョン型粘着剤やホットメルト
型粘着剤に比べて耐水性や耐熱性に優れる利点を有して
いる。しかしながら、従来の放射線硬化型粘着剤におい
て、ベースポリマーの低分子量化で無溶剤塗工型とした
ものにあっては、凝集力の低下を招いて保持力に乏しい
問題点があった。また、反応性モノマーで希釈した無溶
剤塗工型のものにあっては、接着力に乏しい問題点があ
り、いずれの場合にも接着力と保持力を両立させること
が困難な問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、無溶剤塗工
型で、接着力と保持力に優れる放射線硬化型粘着剤、な
いし粘着テープを得ることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、分子中に放射
線反応性不飽和結合を平均0.5〜4個有するブロック
共重合体を成分とし、そのブロック共重合体が一般式:
CH2=C(R1)COOR2(ただし、R1は水素又はメ
チル基、R2は水素又は炭素数1〜6のアルキル基であ
る。)で表されるアクリル系単量体成分を50重量%以
上含有するガラス転移温度が50℃以上の重合体ブロッ
クと、一般式:CH2=C(R3)COOR4(ただし、
3は水素又はメチル基、R4は炭素数1〜14のアルキ
ル基である。)で表されるアクリル系モノマー成分を5
0重量%以上含有するガラス転移温度が−20℃以下の
ポリマーブロックとからなることを特徴とする放射線硬
化型粘着剤、及びかかる放射線硬化型粘着剤からなる硬
化層を支持体の片面、又は両面に有することを特徴とす
る粘着テープを提供するものである。
【0005】
【作用】上記したブロック共重合体を用いることによ
り、無溶剤ないし少量の溶剤使用で塗工することができ
る無溶剤塗工型の粘着剤を得ることができ、かつ放射線
の照射により硬化し、しかもその硬化の程度を粘着特性
の発現に適したものとすることができる。その結果、接
着力と保持力に優れた粘着剤層が形成される。
【0006】
【発明の構成要素の例示】本発明の放射線硬化型粘着剤
は、重合体ブロック(A)とポリマーブロック(B)か
らなり、分子中に放射線反応性不飽和結合を平均0.5
〜4個有するブロック共重合体を成分とする。無溶剤塗
工性や粘着特性等の点より好ましく用いうるブロック共
重合体は、重量平均分子量が5万〜30万のA・B型、
ないしA・B・A型のものである。
【0007】前記の重合体ブロック(A)は、一般式:
CH2=C(R1)COOR2(ただし、R1は水素又はメ
チル基、R2は水素又は炭素数1〜6のアルキル基であ
る。)で表されるアクリル系単量体成分を50重量%以
上含有し、ガラス転移温度が50℃以上のものからな
る。かかる重合体ブロックは、2種以上のアクリル系単
量体成分を用いたものであってもよい。ブロック共重合
体における重合体ブロック(A)の含有割合は、粘着特
性等の点より5〜40重量%が好ましい。
【0008】前記アクリル系単量体成分の具体例として
はアクリル酸、メタクリル酸、それらのメチルエステ
ル、エチルエステル、プロピルエステル、ブチルエステ
ル、イソブチルエステル、イソアミルエステル、ヘキシ
ルエステルなどがあげられる。
【0009】重合体ブロック(A)が粘着特性等の調節
のため含有することのある他の単量体成分としては、例
えばアクリルアミド、メタクリルアミド、アクリロニト
リル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、スチレン、N
−ビニルピロリドン、N−メチロールアクリルアミド、
アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、アク
リル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロ
キシエチル、アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、メタ
クリル酸2−ヒドロキシプロピルなどがあげられる。
【0010】ブロック共重合体の他のブロックを形成す
るポリマーブロック(B)は、一般式:CH2=C
(R3)COOR4(ただし、R3は水素又はメチル基、
4は炭素数1〜14のアルキル基である。)で表され
るアクリル系モノマー成分を50重量%以上含有し、ガ
ラス転移温度が−20℃以下のものからなる。かかるポ
リマーブロックは、2種以上のアクリル系モノマー成分
を用いたものであってもよい。ブロック共重合体におけ
るポリマーブロック(B)の含有割合は、粘着特性等の
点より60〜95重量%が好ましい。
【0011】前記アクリル系モノマー成分の具体例とし
ては、アクリル酸又はメタクリル酸のメチルエステル、
エチルエステル、プロピルエステル、ブチルエステル、
イソブチルエステル、イソアミルエステル、ヘキシルエ
ステル、2−エチルヘキシルエステル、オクチルエステ
ル、イソノニルエステル、イソデシルエステルなどがあ
げられる。
【0012】ポリマーブロック(B)が粘着特性等の調
節のため含有することのある他のモノマー成分として
は、例えばアクリル酸、メタクリル酸、アクリルアミ
ド、メタクリルアミド、アクリロニトリル、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、スチレン、N−ビニルピロリ
ドン、N−メチロールアクリルアミド、アクリル酸グリ
シジル、メタクリル酸グリシジル、アクリル酸2−ヒド
ロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、ア
クリル酸2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸2−ヒ
ドロキシプロピルなどがあげられる。
【0013】ブロック共重合体は、例えばイニファータ
ー法、ポリマーアゾ開始剤法、ポリマーパーオキサイド
法、アニオン重合法など、適宜な方法で調製してよい。
なお、ブロック共重合体を形成する重合体ブロック
(A)とポリマーブロック(B)とは、共通する単量体
(モノマー)成分を含有していてもよいが、全体として
は異なる組成のブロックとされる。
【0014】本発明において用いるブロック共重合体
は、放射線反応性不飽和結合、すなわち例えばビニル
基、アクリロイル基、メタクリロイル基、ビニルベンジ
ル基の如き放射線の照射で硬化(架橋)処理しうる1種
又は2種以上の不飽和結合を平均0.5〜4個有するも
のである。その放射線反応性不飽和結合の平均個数が
0.5個未満では保持力に乏しい粘着剤となるし、4個
を超えると接着力に乏しい粘着剤となる。
【0015】ブロック共重合体中への放射線反応性不飽
和結合の導入は、適宜に行うことができる。ちなみにそ
の例としては、ブロック共重合体の末端ないし側鎖にお
ける例えばカルボキシル基、ヒドロキシル基、アミノ基
などの官能基と反応しうる官能基と放射線反応性不飽和
結合を有する化合物、例えばアクリル酸グリシジル、メ
タクリル酸グリシジル、2−メタクリロイルオキシエチ
ルイソシアネートなどをブロック共重合体と反応させる
方法、放射線反応性不飽和結合を含む2個以上のラジカ
ル反応性不飽和結合を有する化合物を併用してブロック
共重合体をラジカル重合法で調製する方法などがあげら
れる。
【0016】本発明の放射線硬化型粘着剤には、粘着特
性や塗工性の調節等を目的として、ラジカル反応性不飽
和結合(放射線反応性不飽和結合)を1個又は2個以上
有するモノマーを添加することができる。その添加量は
適宜に決定されるが、一般にはブロック共重合体100
重量部あたり、100重量部以下、就中50重量部以下
である。
【0017】かかる添加モノマーの例としては、エチル
基、ブチル基、2−エチルヘキシル基の如きアルキル基
を有するアクリル酸ないしメタクリル酸のアルキルエス
テル、3−フェノキシ2−ヒドロキシプロピルアクリレ
ート、ジシクロペンテニルオキシエチレンアクリレー
ト、酢酸ビニル、エチレングリコールジアクリレート、
エチレングリコールジメタクリレート、ネオペンチルグ
リコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジメ
タクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、トリメチロールプロパントリメタクリレート、ジペ
ンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリ
スリトールヘキサメタクリレートなどがあげられる。
【0018】本発明の放射線硬化型粘着剤には、粘着剤
に通常使用される添加剤、例えば粘着付与剤、ガラス繊
維や金属粉の如き充填剤、顔料、着色剤、可塑剤なども
通常量添加することができる。
【0019】本発明の放射線硬化型粘着剤は、活性エネ
ルギー線、例えばα線、β線、γ線、中性子線、電子線
の如き電離性放射線や紫外線などを照射して硬化させる
ことができるものである。照射線量は、電離性放射線の
場合、通例0.5〜20Mrad程度あり、就中1〜10M
radが好ましい。紫外線の場合には、通例400〜30
00mj/cm2程度である。
【0020】なお、紫外線としては180〜460nmの
波長範囲が好ましく、その発生源としては水銀ランプが
好ましい。また紫外線照射により硬化させる場合、光反
応開始剤(光増感剤)の併用が望ましい。光反応開始剤の
例としては、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、
ベンゾインエチルエーテル、ジベンジル、ベンジルジメ
チルケタールなどがあげられる。光反応開始剤の添加量
は、ブロック共重合体100重量部あたり、0.1〜1
0重量部が一般的である。
【0021】本発明の粘着テープは、支持体の片面、又
は両面に上記した放射線硬化型粘着剤からなる硬化層を
有するものである。その粘着剤層は、支持体に固定され
たものであってもよいし、支持体より剥離できるように
したものであってもよい。剥離可能なタイプは、例えば
剥離剤で処理した支持体を用いる方法などにより形成す
ることができる。支持体には、例えばプラスチックフィ
ルム、紙、不織布、金属箔など、適宜なものを用いてよ
い。支持体に設ける粘着剤層の厚さは1〜500μmが
一般的であるが、これに限定されず適宜な厚さとしてよ
い。
【0022】
【発明の効果】本発明の粘着剤は、無溶剤、ないし少な
い溶剤使用量で塗工することができる。また放射線の照
射で硬化させることができ、硬化により接着力と保持力
に優れる粘着剤層を形成する。
【0023】
【実施例】参考例1 冷却管、窒素導入管、温度計、紫外線照射装置、撹拌装
置を備えた反応容器に、アクリル酸2−エチルヘキシル
65部(重量部、以下同じ)、アクリル酸メチル10
部、アクリルアミド5部、キシリレンビス(N,N−ジ
エチルジチオカルバメート)0.2部、酢酸エチル40
部を入れ、窒素気流中で紫外線照射下、10時間重合処
理した後(Tgが−55℃のポリマーブロック)、メタ
クリル酸メチル20部、メタクリル酸2−ヒドロキシエ
チル0.1部、酢酸エチル10部を追加し、紫外線照射
下にさらに10時間重合処理した(Tgが105℃の重
合体ブロック)なおTg(ガラス転移温度)は計算値
である(以下同じ)。
【0024】次に、前記の反応液に2−メタクリロイル
オキシエチルイソシアネート0.13部、ジブチルスズ
ジラウレート0.1部を添加して反応させ、重量平均分
子量28万、数平均分子量16万(ゲルパーミエーショ
ンクロマトグラフィによるポリスチレン換算、以下同
じ)のブロック共重合体を得た。このブロック共重合体
における放射線反応性不飽和結合は、ゲルパーミエーシ
ョンクロマトグラフィとNMR分析の結果(以下同
じ)、1分子あたり1.5個であった。
【0025】 参考例2 冷却管、窒素導入管、温度計、撹拌装置を備えた反応容
器にアクリル酸ブチル68部、アクリル酸2部、ポリマ
ーアゾ開始剤(4,4'−アゾビス−4−シアノペンタ
ン酸クロリドとヘキサメチレンジオールとの反応物、数
平均分子量8000)3部をトルエン40部中で2時間
反応させ(Tgが−52℃のポリマーブロック)、つい
でメタクリル酸ブチル15部、スチレン12部、メタク
リル酸3部を添加して5時間反応させた後(Tgが57
℃の重合体ブロック)、グリシジルメタクリレート0.
2部をトリエチルアミンを触媒として反応させ、重量平
均分子量18万、数平均分子量8万のブロック共重合体
を得た。このブロック共重合体における放射線反応性不
飽和結合は、1分子あたり1.2個であった。
【0026】 参考例3 2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネートとジブ
チルスズジラウレートの添加による放射線反応性不飽和
結合の導入を行わなかったほかは参考例1に準じてTg
が−55℃のポリマーブロックと105℃の重合体ブロ
ックからなるブロック共重合体を得た(放射線反応性不
飽和結合:0個)。
【0027】 参考例4 グリシジルメタクリレートの使用量を1部としたほかは
参考例2に準じてTgが−52℃のポリマーブロックと
57℃の重合体ブロックからなる重量平均分子量19
万、数平均分子量9万のブロック共重合体を得た。この
ブロック共重合体における放射線反応性不飽和結合は1
分子あたり6.5個であった。
【0028】 参考例5 冷却管、窒素導入管、温度計、撹拌装置を備えた反応容
器に、アクリル酸ブチル68部、メタクリル酸ブチル1
5部、スチレン12部、メタクリル酸3部、アクリル酸
2部、2,2'−アゾビスイソブチロニトリル0.3部を
トルエン40部中で8時間反応させ、ついでグリシジル
メタクリレート0.2部をトリエチルアミンを触媒とし
て反応させ、重量平均分子量22万、数平均分子量9
、Tg−28℃の共重合体(参考例2と同じモノマー
組成であるが、ブロック共重合体でないもの)を得た。
この共重合体における放射線反応性不飽和結合は1分子
あたり1.3個であった。
【0029】実施例1 参考例1で得たブロック共重合体含有の反応液からなる
放射線硬化型粘着剤を厚さ38μmのポリエステルフィ
ルム上に塗工し、80℃で3分間乾燥後、電子線を2M
rad照射して硬化処理し、厚さ約50μmの硬化層を有す
る粘着テープを得た。
【0030】実施例2 参考例1で得たブロック共重合体含有の反応液に、3−
フェノキシ2−ヒドロキシプロピルアクリレート10部
を添加してなる放射線硬化型粘着剤を用いたほかは、実
施例1に準じて粘着テープを得た。
【0031】実施例3 参考例1で得たブロック共重合体含有の反応液に、ロジ
ン系樹脂(商品名:フォーラル85、理化ハーキュレス
社製)20部、ネオペンチルグリコールジメタアクリレ
ート5部を添加してなる放射線硬化型粘着剤を用い、電
子線照射量を3Mradとしたほかは実施例1に準じて粘
着テープを得た。
【0032】実施例4 参考例2で得たブロック共重合体含有の反応液に、ロジ
ン系樹脂20部、ネオペンチルグリコールジメタアクリ
レート5部を添加してなる放射線硬化型粘着剤を用いた
ほかは実施例3に準じて粘着テープを得た。
【0033】比較例1 参考例3で得たブロック共重合体含有の反応液からなる
放射線硬化型粘着剤を用いたほかは実施例1に準じて粘
着テープを得た。
【0034】比較例2 参考例4で得たブロック共重合体含有の反応液からなる
放射線硬化型粘着剤を用いたほかは実施例1に準じて粘
着テープを得た。
【0035】比較例3 参考例5で得た共重合体含有の反応液からなる放射線硬
化型粘着剤を用いたほかは実施例1に準じて粘着テープ
を得た。
【0036】評価試験 実施例、比較例で得た粘着テープについて、下記の試験
を行った。 接着力 サンドペーパー(#280)でサンディングしたステン
レス面に、20mm×100mmの粘着テープを2kgのロー
ラを一往復させる方式で圧着し、15分間放置後その剥
離に要する力を測定した(180度ピール、剥離速度3
00mm/分、23℃、65%R.H.)。
【0037】保持力 10mm幅の粘着テープをフェノール樹脂板に対し10mm
×20mmの接着面積で貼着し、室温で20分経過後、8
0℃の雰囲気下に20分間放置し、その後フェノール樹
脂板を垂下し、粘着テープの自由端に400gの均一荷
重を負荷して、80℃における粘着テープの落下時間を
測定した。
【0038】結果を表1に示した。
【表1】
【0039】表1より、本発明の放射線硬化型粘着剤を
用いてなる粘着テープは、接着力と保持力に優れてお
り、それらがバランスよく両立していることがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI (C08F 293/00 220:12) (C08F 293/00 220:04 220:12) (56)参考文献 特開 昭64−24879(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09J 153/00 C09J 7/02 C08F 293/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子中に放射線反応性不飽和結合を平均
    0.5〜4個有するブロック共重合体を成分とし、その
    ブロック共重合体が一般式:CH2=C(R1)COOR
    2(ただし、R1は水素又はメチル基、R2は水素又は炭
    素数1〜6のアルキル基である。)で表されるアクリル
    系単量体成分を50重量%以上含有するガラス転移温度
    が50℃以上の重合体ブロックと、一般式:CH2=C
    (R3)COOR4(ただし、R3は水素又はメチル基、
    4は炭素数1〜14のアルキル基である。)で表され
    るアクリル系モノマー成分を50重量%以上含有するガ
    ラス転移温度が−20℃以下のポリマーブロックとから
    なることを特徴とする放射線硬化型粘着剤。
  2. 【請求項2】 支持体の片面、又は両面に請求項1に記
    載の放射線硬化型粘着剤からなる硬化層を有することを
    特徴とする粘着テープ。
JP03228860A 1991-08-14 1991-08-14 放射線硬化型粘着剤及びその粘着テープ Expired - Fee Related JP3078362B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03228860A JP3078362B2 (ja) 1991-08-14 1991-08-14 放射線硬化型粘着剤及びその粘着テープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03228860A JP3078362B2 (ja) 1991-08-14 1991-08-14 放射線硬化型粘着剤及びその粘着テープ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0543857A JPH0543857A (ja) 1993-02-23
JP3078362B2 true JP3078362B2 (ja) 2000-08-21

Family

ID=16883021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03228860A Expired - Fee Related JP3078362B2 (ja) 1991-08-14 1991-08-14 放射線硬化型粘着剤及びその粘着テープ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3078362B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004002862A (ja) * 1997-02-27 2004-01-08 Sekisui Chem Co Ltd アクリル系ブロック共重合体の製造方法及び粘着剤組成物
JP2004002863A (ja) * 1997-02-27 2004-01-08 Sekisui Chem Co Ltd アクリル系ブロック共重合体の製造方法及び粘着剤組成物
JPH111670A (ja) * 1997-06-13 1999-01-06 Nippon Shokubai Co Ltd 粘着製品
US7641966B2 (en) 1999-06-14 2010-01-05 Nitto Denko Corporation Re-release adhesive and re-release adhesive sheet
JP4768103B2 (ja) * 2000-06-06 2011-09-07 日東電工株式会社 粘着剤組成物とその粘着シ―ト類およびこれらの製造方法
JP4768115B2 (ja) * 2000-12-01 2011-09-07 日東電工株式会社 紫外線架橋型粘着剤組成物とその製造方法ならびに粘着シ―トとその製造方法
JP4823436B2 (ja) * 2001-05-29 2011-11-24 リンテック株式会社 紫外線架橋型感圧接着剤組成物、感圧接着剤シート及び感圧接着剤シートの製造方法
JP5420956B2 (ja) * 2009-03-31 2014-02-19 株式会社日本触媒 電離放射線硬化性再剥離粘着剤組成物
JP6041512B2 (ja) * 2011-04-22 2016-12-07 日本合成化学工業株式会社 アクリル系樹脂組成物を用いた用途
KR101757024B1 (ko) * 2013-06-19 2017-07-12 주식회사 엘지화학 점착제 조성물
JP6609895B2 (ja) * 2014-03-11 2019-11-27 三菱ケミカル株式会社 硬化性樹脂組成物
JP6289306B2 (ja) * 2014-08-08 2018-03-07 株式会社クラレ 硬化型接着剤

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0543857A (ja) 1993-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5416127A (en) Radiation curable hot melt pressure sensitive adhesives
JPH04114075A (ja) アクリレートに基づくホツトメルト感圧接着剤
JP3078362B2 (ja) 放射線硬化型粘着剤及びその粘着テープ
JPH0431480A (ja) アクリル系感圧接着剤組成物
JP2596707B2 (ja) 放射線硬化性ホットメルト感圧接着剤
JP2004503619A (ja) 架橋性の接触接着性アクリレート材料の製造方法
US20030129390A1 (en) Method for the production of cross-linkable acrylate contact adhesive materials
JP6002145B2 (ja) 輻射線硬化性組成物の製造法
JP2686324B2 (ja) 感圧性接着剤組成物
JP3281026B2 (ja) 放射線硬化型熱時感圧接着剤及びその接着テープ
JPS6140273B2 (ja)
JPH0848944A (ja) 放射線硬化型粘着剤組成物および該組成物を用いてなる粘着テープもしくはシート
JP2686303B2 (ja) 放射線硬化型感圧性接着剤組成物
JP3444423B2 (ja) カルバメート官能性モノマーを含む紫外線硬化性アクリル系感圧接着剤組成物及びそれから調製された接着剤
JPH04173890A (ja) 感圧接着剤及び粘着部材
JPH0819392B2 (ja) 感圧接着剤とその接着シ―ト類
JP2626978B2 (ja) 感圧性接着剤組成物
JPS6161873B2 (ja)
JPH05311130A (ja) 電子部品連設用テープ
JP2002088316A (ja) 粘着剤組成物及び粘着剤
JPH0657216A (ja) 放射線硬化型粘着剤と粘着テ―プ
JPH0778202B2 (ja) アクリル系粘着テープもしくはシートの製造方法
JPH061954A (ja) 放射線硬化型粘着剤及び粘着テープ
JPS623190B2 (ja)
JPH09291264A (ja) 紫外線硬化型粘着剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees