JPS6024934A - 基材シ−トに対する合成樹脂製立体模様の形成方法およびその装置 - Google Patents

基材シ−トに対する合成樹脂製立体模様の形成方法およびその装置

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JPS6024934A
JPS6024934A JP13232983A JP13232983A JPS6024934A JP S6024934 A JPS6024934 A JP S6024934A JP 13232983 A JP13232983 A JP 13232983A JP 13232983 A JP13232983 A JP 13232983A JP S6024934 A JPS6024934 A JP S6024934A
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JP
Japan
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base sheet
synthetic resin
mold
pattern
outer contour
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JP13232983A
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Nobuo Kuroda
暢夫 黒田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、布帛2合成樹脂シート、皮革等よりなる衣類
用生地9袋物用生地或はワッペン用生地等の基材シート
に、熱硬化性合成樹脂よりなる文字7図形等の立体模様
を形成する方法と装置との改良に関するものであり、強
い接着強庶を有する立体模様を比較的小さな押月二力で
基月7−トに接着でき、しかも模様部分の周辺の基材シ
ートの風合いを損ねることのない立体横様の形成方法と
装置とを提供することを目的としている。
布帛等に合成樹脂製の立体模様を形成する手段としては
、金型の平坦な表面に模様形状に合致する凹窩を形成し
、凹案以外の金型表面は平坦なま\としておき、該凹穿
内へ未硬化の熱硬化性合成樹脂を充填し、平坦な加熱、
抑圧板で押圧する方法、装置が、従来採用されているが
、金型の凹穿の周辺が平坦表面のま\とされているので
、加熱・抑圧板で押圧する際の受圧面が広いこととなり
、強大な押圧力を作用させねば、凹窩内の熱硬化性合成
樹脂が暴利シートに接着されない欠点があシ、シかも接
着強度が弱いばかりでなく、模様部周辺の暴利シートが
圧扁され、その風合いを著しく損ねられる欠点を有して
おり、暴利シートが植毛生地等の場合には模様部周辺の
植毛部が平坦化してしまうものであった。
本発明は、特許請求の範囲第1項に記載されるように模
様部分の凹陥部と、模様部分の内外の輪郭縁部と、非模
様部分の凹陥部とよりなる金型の前記凹陥部にのみ、硬
化前の熱硬化性合成樹脂を充填し、170℃〜200℃
に加熱して硬化させたのち、前記非模様部分の凹陥部内
の熱硬化性合成樹脂を除去し、該金型上に、基材シート
を重ね、加熱、抑圧板で、前記模様部分の凹陥部と内外
の輪郭縁部とにのみ加熱、押圧力を作用させて、基材シ
ートに熱硬化性合成樹脂を接着させると云う構成を、特
許請求の範囲第2項に記載されるところの金型表面に、
模様部分の形状に合致する凹陥部が形成され、該凹陥部
の内外の輪郭縁部は0,1〜51run程度の肉厚に形
成され、内輪郭縁部で囲まれるか、外輪郭縁部よシ外側
に位置する非模様部分も凹陥部とされている金型と、該
金型表面に当接される加熱、抑圧板とよりなる装置によ
り実施することにより、強い接着強度を有する立体模様
を比較的小さな押圧力で基材シートに接着でき、しかも
模様部分の周辺の基材シートには押圧力を作用させるこ
とが無く、その風合いを全く損ねることが無い等の効果
を奏せしめたものである。
以下図示例について説明する。
説明の便宜上、特許請求の範囲第2項記載の装置の構成
を先に説明し、次にこの装置を用いる特許請求の範囲第
1項記載の方法の構成を説明する。
第1図、第2図および第3図において符号1は特許請求
の範囲第2項における金型であって、金型表面2には、
文字2図形等の模様、図示例では文字たる模様部分3の
形状に合致する凹陥部4が形成され、該凹陥部4は、内
輪郭縁部5と外輪郭縁部6とで囲まれておシ、内輪郭縁
部5で囲まれた非模様部分7と、外輪郭縁部6より外側
の非模様部分8とは凹陥部9,10とされている。
そして、前記内輪郭縁部5の肉厚(Dl)と外輪郭縁部
6の肉厚(Dl)とは、それぞれ0.1〜5mm程度の
範囲の肉厚とされている。
この内輪郭縁部5と外輪郭縁部6との肉厚(DI)、(
Dl)は、後述する基材シートの材質によって適宜選定
されるものである。
上述の構成の金型1の上部には、高周波ウエルダ−の抑
圧板等の加熱、抑圧板11が配置され、その平坦下面1
2が金型1の金型表面2、実際には、前述の内輪郭縁部
5と外輪郭縁部6との上縁に当接される構造とされてい
る。
上述の構成の装置を使用する特許請求の範囲第1項記載
の立体模様の形成方法は次の構成よシなるものである。
第1工程として、前述の金型1の金型表面2は に、硬化前の塩ビ系の熱硬化性合成樹脂まだウレタン系
の熱硬化性合成樹脂のゾルまたは粉末を充填し、ナイフ
等で均らし、内輪郭縁部5と外輪郭縁部6との上縁部分
に前記ゾルまだは粉末が残存しないようにして、模様部
分3の凹陥部4と非模様部分子と8との凹陥部9,10
とにのみ前記ゾルまたは粉末を充填する。
第2工程として、前記金型1を17Q℃〜200℃に加
熱し、前記ゾルまたは粉末を予備硬化させる。
次に第3工程として、前記金型1を少し冷却し、非模様
部分子、8との凹陥部9,10内の熱硬化性合成樹脂分
を除去する。かくすることによシ模様部分の凹陥部4内
にのみ熱硬化性合成樹脂13が存在することとなる。
続いて、第4工程として、金型1上に基材シート14を
載置する。この基44シートとしては、布帛2合成樹脂
シート、皮革等よりなる衣類用生地1袋物用生地或はワ
ッペン用生地等が用いられる。
更に第5工程として、高周波ウェルズ−の抑圧板等の加
熱、抑圧板11の平坦下面12を基材シート14に圧接
させ、加熱、抑圧を行なう。
この第5工程によシ、金型1の内輪郭縁部5と外輪郭縁
部6との上縁部分は基材シート14に食い込む状態とカ
リ、凹陥部4内の予備硬化されている熱硬化性合成樹脂
13は、基材シート14の面に強固に接着されることと
なる。
かくして得られた立体模様を有するシートは、第4図に
示されるように、熱硬化性合成樹脂13で形成された立
体模様15を有し、その外輪郭部分には、金型1の外輪
郭縁部6で押圧され、その肉厚(D2)に相当する幅で
、暴利シート140表面が圧扁され平坦となった輪郭部
16が形成されている。
このため、暴利シート14が、第4図に示されるように
植毛部1Tを有する場合には、輪郭部16の植毛部1T
が圧扁されるので、立体模様15は、その基部18から
視線(L )で視認されることとなる。勿論内輪郭縁部
5で抑圧されfc部分にも輪郭部16と同様の圧扁部分
が形成される。
金型1には、非模様部分1,8には、凹陥部9.10が
形成されているので、加熱、抑圧板11による加熱、抑
圧が行なわれても、第4図から明らかなように、非模様
部分の植毛部17は押圧され、圧扁されることが無いの
で、暴利7− ) 14の表面の風合いは元のま\に保
たれる。
基材シート14が、第4図に示されるように植毛生地で
ある場合には、内輪郭縁部5と外輪郭縁部6、特に外輪
郭縁部6の肉厚(D2)と植毛の毛足の長さく’H)と
は略等長としておくことがffffしい。かくすること
により、前述の輪郭部16の幅(W)と毛足の長さく 
H)とが略等しくなり、視線(L)が角度約45度で、
立体模様15の基部18を視認しうろこととなる。
また、前述の第1工程において、金型1の各部分に充填
する熱硬化性合成樹脂の色を異ならせるか、或は第3工
程において非模様部分の凹陥部内の熱硬化性合成樹脂分
を除去する際、所要の模様部分の凹陥部内の熱硬化性合
成樹脂分をも除去し、そこに色の異なる熱硬化性合成樹
脂を充填することにより、多色の立体横様を形成するこ
とができる。
基板シート14が、第4図に示されるように植毛生地で
ある場合の内外の輪郭縁部の肉厚と毛足の長さとの関係
は既に述べたが、一般的に、内外の輪郭縁部の一肉厚が
狭すぎると、前述の第3工程での不要部分の熱硬化性合
成樹脂分の除去の際に、必要部分の熱硬化性合成樹脂分
まで連続して除去される可能性もあり、基板/−トが起
毛、植毛されている場合には模様が埋する形となり立体
感が失われる恐れもあるし、広ずぎると、模様部周辺の
基板/−1・の風合いが損われるので、各輪郭縁部の肉
厚即ち端縁の幅は0.1〜5mm程度の寸法がペターで
ある。
寸だ、各輪郭縁部の肉厚即ち端縁の幅を0.1〜5期程
度の寸法とすると、高周波ウエルダー等の加熱、抑圧板
による加熱、抑圧時に、比較的小さい押圧力で各輪郭縁
部に十分な力を作用させることができ基板シートに各輪
郭縁部を食い込ませうるので、小さい押圧力で立体模様
の強大な接着力を発現させうるものである。
まだ大量生産のために、1個の金型内に多数の模様部分
を形成した場合でも、押圧力は小で足りるので、動力費
を節減できるものである。
まだ押圧力が小で足シるので、基板シートも損傷される
ことが無いものである。
特許請求の範囲第1項の発明は、前述の構成であるから
強い接着強度を有する立体模様を比較的小さな押圧力で
基材シートに接着でき、しかも模様部分の周辺の基材シ
ートの風合いを損ねることが無く、動力費も節減できる
等の効果を奏しうるものである。
また特許請求の範囲第2項の発明によれば特許請求の範
囲第1項の発明の特徴を十分に発現させうるし、非模様
部分に凹陥部が形成されているので、模様部分以外の基
板シートの風合いを損ることか無いし、内外の輪郭縁部
の肉厚が0.1〜5咽程度に選定されているので、非模
様部分の凹陥部内の熱硬化性合成樹脂分を除去する際に
模様部分の凹陥部内の熱硬化性合成樹脂分が連続して除
去される欠点を防止でき、まだ立体模様周辺の外観を損
ねる恐れも無い等の効果を奏する。
まだ、高周波ウエルダー等の加熱、抑圧板で加熱、押圧
されたとき、0,1〜5市程度の内外7の輪郭縁部が受
圧部分となるので、小さな押圧力で基板シートに十分な
押圧力を作用させることができ、従って基板シートに内
外の輪郭縁部を十分に食い込ませることができ、立体模
様の接着力を高くしうる効果も奏するし、受圧部分が少
ないことによシ、1個の金型内に多数の模様部分を形成
し、大量生産する際にも比較的少ない押圧力で良好な立
体模様を形成しうる等の効果もあり、基板シートは肉厚
の薄い内外の輪郭縁部で押圧されるのみであシ、立体模
様形成のため加熱、押圧しても該シートを損傷すること
が無い効果も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、金型の1例の平面図、第2図は第1図中Jl
 −II線断面図、第3図は加工時の各部材の配置を示
す断面図、第4図は得られた立体(草様の1例を示す拡
大側面図である。 1:金型、3:模様部分、4:凹陥部、5:内輪郭縁部
、6.外輪郭縁部、7,8:非模様部分、9.10:凹
陥部、11:加熱、抑圧板。 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 模様部分の凹陥部と、模様部分の内外の輪郭縁
    部と、非模様部分の凹陥部とよりなる金型の前記凹陥部
    にのみ硬化前の熱硬化性合成樹脂を充填し、170℃〜
    200℃に加熱して硬化させたのち、前記非模様f11
    S分の凹陥部内の熱硬化性合成樹脂を除去し、該金型上
    に、基4′Aソートを爪ね、加熱、押用板で、前記模様
    部分の凹陥部と内外の輪郭縁部とにのみ加熱、押圧力を
    作用させて、基4′Aシートに熱硬化性合成樹脂を接着
    させることを特徴とする基拐シートに対する合成樹脂製
    立体模様の形成方法。
  2. (2)金型表面に、模様部分の形状に合致する凹陥部が
    形成され、該凹陥部の内外の輪郭縁部は0.1〜5mj
    +l程度の肉厚に形成され、内輪郭縁部で囲まれるか、
    外輪郭縁部より外側に位置する非模様部分も凹陥部とさ
    れている金型と、該金型表面に当接される加熱、抑圧板
    とよりなる基材シートに対する合成樹脂製立体模様の形
    成装置
JP13232983A 1983-07-20 1983-07-20 基材シ−トに対する合成樹脂製立体模様の形成方法およびその装置 Pending JPS6024934A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020158447A1 (ja) * 2019-01-30 2020-08-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 樹脂成型品の製造方法、及び樹脂成型品

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