JPS60245552A - 紫外線遮蔽性樹脂フイルム - Google Patents

紫外線遮蔽性樹脂フイルム

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JPS60245552A
JPS60245552A JP10063184A JP10063184A JPS60245552A JP S60245552 A JPS60245552 A JP S60245552A JP 10063184 A JP10063184 A JP 10063184A JP 10063184 A JP10063184 A JP 10063184A JP S60245552 A JPS60245552 A JP S60245552A
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JP
Japan
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film
weight
copolymer
resin film
hydroxy
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Pending
Application number
JP10063184A
Other languages
English (en)
Inventor
尾村 章
高倉 重博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Carbide Industries Co Inc
Original Assignee
Nippon Carbide Industries Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は紫外線遮蔽性を有する樹脂フイルノ、に関し、
さらに詳しくは鋼板、アルミニウム板、樹脂コート金属
板、樹脂製品等の被覆用フィルムとして、有用な、耐汚
染性、耐候性、紫外線吸収剤の保持率、被覆された物体
の保護効果等の性能に優れた紫外線遮蔽性樹脂フィルム
に関する。
従来より、最も耐候性に優れたフィルムとしては、フッ
化ビニル樹脂、フッ化ビニリデン樹脂等のフッ素樹脂フ
ィルムが知られているが、該フィルムは高価であるうえ
、該フィルム自体は耐候性に優れていても、被覆された
物体を保護する効果に劣っていた。
即ち、例えば、塩ビ被覆鋼板の上にフッ化ビニリデン樹
脂の透明フィルムをラミネートした場合フッ化ビニリデ
ン樹脂フイルムの表面は長期の耐候性を示すが、塩ビ被
覆鋼板自体の耐候性が向上せず、数年の経時変化により
著しく変色してしまう欠点がある。また、鋼板に直接エ
ポキシ系接着剤でフッ素樹脂フィルムを接着した場合も
、該フィルム自体は経時変化しないが、該接着剤の劣化
によって該フィルムの剥離を生じ、実用上重大な欠陥を
生ずるという問題かある。
また、従来か呟紫外線遮蔽性を有する塩化ビニル系樹脂
フィルム又はアクリル系樹脂フィルムが知られているが
、該フィルムは、初期に被覆された物体を保護する効果
はあるか持続性に劣っており、また防塵性も経時変化に
より著しく低下する等の欠点があり、まだ改良の余地を
残している。
そこで、本発明者らは上記のような欠点のない樹脂被膜
層を形成するのに適した樹脂成分について鋭意研究した
結果、成る種の水酸基含有含フツ素共重合体と有機ポリ
イソシアネート化合物とを組合わせたものが非常に好適
であることを見い出し本発明を完成するに至った。
しかして、本発明によれば少なくとも37(’lnm以
下の波長の光の透過を実質的に遮蔽する樹脂フィルム基
材の一面に、 [11フルオロオレフイン、シクロヘキシルビニルエー
テル、アルキルビニルエーテル及びヒドロキシルアルキ
ルビニルエーテルの4種のモノマーから誘導される構成
モアで一単位を合計で共重合体の少なくとも70モル%
含有し数平均分子量が3000 Q〜50000の範囲
内にあり且つ水酸基当量か0.9〜1.2の範囲内にあ
る水酸基含有含フツ素共重合体と、 [Ill 有機ポリイソシアネート化合物より形成され
た硬化被膜層を有する紫外線遮蔽性樹脂フィルムが提案
される。
本発明により提供されるフィルムは、フィルム自体前記
せるフッ素樹脂フィルムと同様の耐候性を有し、且つ該
フッ素樹脂フィルムに比較して格段に優れた被覆体保護
効果を有する。また、本発明のフィルムは、前記せるフ
ッ素樹脂フィルムに比較して安価であり、且つラミネー
ト性、接着性等においても優れた性能を示す。
本発明に従って少なくとも37On+n以下の波長の紫
外線の透過を実質的に遮蔽する樹脂フィルム基材の一面
に設けられる硬化被膜層は、水酸基含有含フツ素共重合
体[11と硬化剤としての有機ポリイソシアネート化合
物[I目から形成されるものである。該水酸基含有含フ
ツ素共重合体[I]は、下記のモノマー成分; (a)フルオロオレフィン、 (b) シクロヘキシルビニルエーテル、(c)アルキ
ルビニルエーテル及び (d) ヒドロキシアルキルビニルエーテル、並びに必
要により、 (e) 共重合可能な池のモノマー を共重合させることにより製造されるもので、上記(、
)、(b)、(c)及び(d)の4種の必須のモノマー
成分から誘導される構成モノマー単位の合計で、共重合
体の全構成モアマ一単位の少なくとも70モル%、好ま
しくは80モル%以上、さらに好ましくは90モル%以
上含有するものである。
上記共重合体[I]の製造に使用されるフルオロオレフ
ィン(a)は、オレフィンを構成している水素原子のう
ちの少なくとも1個がフッ素原子で置換され且つ場合に
より残りの水素原子のうちの少なくとも1個がフッ素原
子以外のハロゲン原子で置換されていてもよいフッ素置
換オレフィンであり、一般に炭素原子数が2〜4個、好
ましくは2〜3個の直鎖状もしくは分岐鎖状のモノオレ
フィンが好適である。そのようなフルオロオレフィン(
a)の具体例としては、フッ化ビニル、フッ化ビニリデ
ン、トリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレンへ
キサフルオロブロピレペクロロトリフルオロエチレン等
が挙げられ、中でも、クロロトリフルオロエチレン、テ
トラフルオロエチレンのようなパーハロオルフィンが有
利に使用される。これら七ツマ−はそれぞれ単独で使用
することができ或いは2種以上組合わせて用いてもよい
またシクロヘキシルビニルエーテル(b)は、弐〇、ア
ルキルビニルエーテルC(c)は式%式% 式中、R1はアルキル基を表わし、ここで該アルキル基
としては炭素原子数が2〜8個、特に2〜4個の直鎖状
もしくは分岐鎖状のアルキル基か好ましい、 て示されるモノマーであり、例えば、エチルビニルエー
テル、プロピルビニルエーテル、イソプロピルビニルエ
ーテル、ブチルビニルエーテル、t−ブチルビニルエー
テル、ヘキシルビニルエーテル、Iドオクチルビニルエ
ーテル、2エチルヘキシルビニルエーテル等が挙げられ
、これらはそれぞれ単独で又は2種以上組合わせて使用
することができる。
本発明で使用す、る共重合体II]の製造に使用される
ヒドロキシアルキルエーテル(、l)は下記式%式% 式中、R2はアルキレン基を表わし、ここで該アルキレ
ン基としては炭素原子数が2〜8個、特に2〜4個の直
鎖状もしくは分岐鎖状のアルキレン基が好ましい、 で示されるモノマーであり、例えば、ヒドロキシアミル
ビニルエーテル、ヒドロキシプロピルビニル壬−テル、
ヒト゛ロキシイソプロビルビニルエーテル、ヒドロキシ
ブチルビニルエーテル、ヒドロキシアミルビニルエーテ
ル、ヒドロキシヘキシルビニルエーテル、ヒドロキシア
ミルビニルエーテル等が包含され、これらはそれぞれ単
独で又は2種以上組合わせて使用することができる。
本発明で使用する共重合体[11は、場合により、該共
重合体の全構成モノマー単位の30モル%以下、好まし
くは20モル%以下、さらに好ましくは10モル%以下
の量で、上記4種の必須モノマー成分に加えて共重合可
能な他のモノマーから誘導される構成単位をさらに含有
していてもよく、そのような他のモノマーの例としては
メチルメタアクリレート、エチルメタアクリレート、n
−プロピルメタアクリレート、1ドブチルメタアクリレ
−F、シクロヘキシルメタアクリレート、2−エチルへ
キシルメタアクリレート、メチルアクリレート、エチル
アクリレート、ブチルアクリレート等の(メタ)アクリ
ル系モノマー:塩化ビニル、エチレン、プロピレン、ア
クリロニトリル、マレイン酸、イタコン酸、酢酸ビニル
算が包含される。これらのモノマーもまたそれぞれ単独
で又は2神具」二組合Jっせて使用することができる。
以上述べたモノマー(、)〜(e)の共重合体はそれ自
体公知のラジカル重合法により、例えば特開昭57−3
4](17号公報に記載の方法により行なうことができ
る。しカルで、該共重合は例えば、上記のモノマー(、
)〜(e)を所定の割合で混合し、反応媒体(例えば、
水、アルコール類、エステル類、ハロゲン化炭化水素な
ど)中で又は反応媒体を用いずに、重合開始剤の存在下
で又は電離性放射線のような活性線の照射下で行なうこ
とかできる。重合の方式としては特に制限はなく、塊状
重合、懸濁重合、乳化重合、溶液重合等の方式を採用す
ることができるが、特に乳化重合及び溶液重合が好都合
である。
上記の重合開始剤は重合の方法や反応媒体に応じて適宜
選択しうるが、水溶性の開始剤としては例えば過硫酸カ
リウム、過酸化水素又はこれらと亜硫酸水素ナトリウム
、チオ硫酸ナトリウムのごとき還元剤との組合せからな
るレドックス開始剤;これらに少量の鉄、第一鉄塩、硝
酸銀等を共存させた系等の無機系開始剤:或いは、シコ
ハク酸パーオキサイド、ジグルタール酸パーオキサイド
、モノコハク酸パーオキサイドのごとき二塩基酸過酸化
物やアゾビ又イソブチルアミノンニ塩基酸塩等の有を幾
系開始剤等を使用することかでき、また非水溶性の開始
剤としては例えばt−ブチルパーオキシイソブチレート
、L−ブチルパーオキシアセテートのごときパーオキシ
エステル型過酸化物:ノイソプロビルパーオキシジカー
ボネートのごとトシ゛アルキルパーオキシジカーボ゛ネ
ート:ベンゾイルパーオキシド、アゾビスイソブチロニ
トリル等が用いられる。これら重合開始剤は共重合すべ
きモノマーの合計重量を基準にして一般に0 、005
〜5重量%、好ましくは+:+ 、+:+5〜0.5重
量%の割合で使用することができる。
また、重合温度は重合方式等にもよるか、一般には一り
0℃〜] 5 f’) ”Cの範囲内の温度が適してお
り、特に水性媒体中での重合の場合には0℃〜J (1
0’C1好ましくは10℃〜90℃の範囲の温度とする
ことができる・。さらに重合反応は時に制限はないか、
−殻に1−100kJcm’、好ましくは2〜5 (’
) kg/ cm:とすることができる。
上記共重合体に供するモノマー(a)〜(e)の使用量
は得られる共重合体の物性等に応じて自由に選択するこ
とかできるが、本発明で用いる共重合休日1は前述した
ように、水酸基当量が0.9〜1゜2の範囲内、さらに
好ましくは1.0〜1.1の範囲内にあるべきであり、
従って、ヒドロキシアルキルビニルエーテル(d)はか
かる範囲の水酸基当量を与えるような量で使用される。
また、本発明で使用する共重合体[I]は該共重合体の
重量を基準にして一般に15〜50重量%、好ましくは
20〜40重量%、さらに好ましくは25〜35重量%
の範囲内の含量でフッ素を含有することが、でき、従っ
て、前記フッ素含有モノマーであるフルオロオレフィン
(、)の使用量は得られる共重合体のフッ素含量が」二
記の範囲内に入るように選ばれる。
しかして、各モノマーの使用量の一応の目安として以下
に示す範囲を例示することができる。
フルオロオレフィン(a): 30−70 40−60
共重合可能な他のモノマー(e): O〜30 0〜1
0かくして上記モノマー(a )、(b)、(c)及び
(d )から誘導される構成モノマー単位を一般にそれ
ぞれ30〜70モル%、10〜40モル%、5〜30モ
ル%及び5〜20モル%、好ましくはそれぞれ40〜6
0モル%、15〜35モル%、10〜25モル%及び5
〜15モル%の割合(ただし、これらの合計は70モル
%以上を有するものとする)で含有する水酸基含有含フ
ツ素共重合体[I]が得られるが、該共重合体[I]は
30.000〜50.O’OO,好ましくは33゜00
0〜45,000、さらに好ましくは35゜000〜4
2.000の範囲内の数平均分子量を有することが重要
である。数平均分子量が低すぎるものは、耐汚染性等の
効果が少なく、反対に数平均分子量が50.000より
大きくなると、共重合体の溶解性及び被覆可撓性が低下
するので良くない。
なお、本明細書で使用する「数平均分子量」はゲル・パ
ーミニジョン・クロマトグラフィー法により、溶離液と
してテトラヒドロフラン、カラム充填剤としてスチレン
−ジビニルベンゼン共重合体を用い、標準ポリスチレン
よりめた検量線から決定した値である。
本発明で使用する共重合体[工]は前述のとおり官能基
として水酸基を含有するので、有機ポリインシアネート
化合物[11]を用いて低温で架橋硬化させることが可
能となる。しかして、本発明において硬化剤として使用
される有機ポリイソシアネート化合物[’I[]として
は、1分子中にインシアネート基を少なくとも2個、好
ましくは2〜3個有し且つ分子量が一般に90〜400
.好ましくは120〜300程度の鎖状もしくは環状又
は両者の組合わせからなる有機化合物が包含され、具体
的には、ヘキサメチレンジイソシアネート、2.4−ト
リレンジイソシアネート、4.4−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、ジアニシジンジイソシアネート、m−
キシリレンジイソシアネート、トランスビニレンジイン
シアネート、2.6−ジインシアネートメチルカプロエ
ート、イソホロンジイソシアネート、トリレンジイソシ
アネート、トリデンジイソシアネート、4.じ −ジシ
クロヘキシルメタンジインシアネート(水素添加4.4
− −ジフェニルメタンジイソシアネート)、水素添加
2.4−トリレンジインシアネート、水素添加m−キシ
リレンジイソシアネート等が挙げられ、中でも、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、4.4′ −ジシクロヘキ
シルメタンジインシアネート(水素添加4.4′−ジフ
ェニルメタンジイソシアネート)、水素添加2.4−ト
リレンジイソシアネート、水素添加m−キシリレンジイ
ソシアネートが好適である。
こ、れら有機ポリイソシアネート化合物[I[]の使用
量は、硬化すべき共重合体[I]の種類や硬化の程度に
応じて変えることができるが、一般には、有機ポリイン
シアネート化合物[I[]中のイソシアネート当量と硬
化すべき共重合体[I]の水酸基当量の比が、0.9〜
1.2の範曲、好ましくは1.0〜1.1の範囲内とな
るような量で使用することが望ましい。
水酸基含有含フツ素共重合体[1]と有機ポリインシア
ネート化合物[II]とがうなる硬化性樹脂組成物を、
本発明に従い、防曇性塩化ビニル系樹脂フィルムの一面
に被膜層として適用するに際して、該組成物は一般に溶
剤に溶解した溶液として該フィルム表面にコーティング
するのが便利である。しかして、該組成物を溶解するた
めに使用しうる溶剤としては、例えば、酢酸メチル、酢
酸5エチル;メチルエチルケトン、アセトン、メチルブ
チルケトン;メタノール、エタノール、イソプロパツー
ル;テトラヒドロフラン、メチルセロソルブ:ジメチル
ホルムアミド;ベンゼン、キシレン、トルエン、ミネラ
ルスピリ多ト等が挙げられる。
該溶液中における共重合体[I]の濃度には特ニ制約は
ないが、一般に固形分濃度としては10〜60重量%の
範囲内、また、メチルブチルケトン/キシレン−507
50の混合溶剤中の溶液粘度としては約10〜150 
c、p、s程度とすることができ、また、該溶液には、
共重合体[I]と有機ポリイソシアネート化合物[11
]の架橋反応を促進するための触媒として、例えば、ジ
ブチルチンジラウレート、ジブチルチンジクロライド、
ナフテン酸銅、ナフテン酸亜鉛、硝酸亜鉛、硝酸蒼鉛、
塩化第二スズ、スタナスオクトエート、N。
N、N′、N′−テトラメチルポリメチレンジアミン、
オクチル酸カルシウム等を触媒量(例えば共重合体[I
]の重量を基準にして0.0001%〜1%、好ましく
はo、ooi〜0.5%〉で配合することができ、さら
に紫外線吸収剤、抗酸化剤、分散安定剤、粘度調節剤、
レベリング剤、ゲル化防止剤、顔料、ブロッキング防止
剤等を添加してもよい。
このようにして調製されるコーティング溶液は実質的に
架橋反応が進行するより以前に、例えば塩化ビニル系樹
脂フィルムの一面に塗布する。塗布はそれ自体公知の手
段、例えばグラビヤコーチインク法、ドクターブレード
法、ロールコート法、リバースロール法、エヤーナイフ
コート法等を用いて行なうことができ、塗布量としては
乾燥後の膜厚が一般に1〜30ミクロン、好ましくは1
〜20ミクロンとなるような量が適当である。
塗膜の乾燥硬化はそれ自体公知の方法で行なうことがで
き、乾燥は例えば熱風乾燥炉、赤外線ヒーター乾燥炉等
の中で一般に20℃〜150℃、好ましくは50℃〜1
30℃の温度を用いて約0゜5〜約3時間程度行なうこ
とができ、乾燥後の塗膜は硬化を完結させるために必要
に応じて20℃〜40℃の温度、通常室温に3〜10日
間保持することができる。
以上に述べた方法で少なくとも370nm以下の波長の
紫外線の透過を実質的に遮蔽する樹脂フィルム基材の一
面に、水酸基含有含フツ素共重合体[I]と有機ポリイ
ソシアネート化合物[II]とから形成された、耐溶剤
性、耐汚染性、耐候性等に優れた柔軟な硬化被膜層を設
けることができる。
このような硬化被膜層を適用することができる、少なく
とも370nffl以下の波長の紫外線の透過を実質的
に遮蔽する樹脂フィルム基材としては、該特性を有する
熱可塑性樹脂フィルム、好ましくは塩化ビニル系樹脂フ
ィルム、アクリル系樹脂フィルム等、特に好ましくは塩
化ビニル系樹脂フィルムである。
該フィルムの基材となる塩化ビニル系樹脂としては、塩
化ビニルの単独重合体のほかに、塩化ビニルと酢酸ビニ
ル、エチレン、プロピレン、アクリル酸エステル、メタ
アクリル酸エステル等の単鍮体の少なくとも1種の40
重量%以下、好ましくは30重量%以下の量(全単量体
の重量基準)との共重合体、及び、これら単独重合体又
は共重合体に対して相溶性のある重合体、例えば、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体、エチレン−塩化ビニル共重合体、プロピレン−
塩化ビニル共重合体、エチレン−プロピレン−塩化ビニ
ル共重合体(なお、これらの共重合体はグラフト共重合
体をも包含するものである)等を前記塩化ビニル単独重
合体又は共重合体100重量部に対して30重量部以下
、好ましくは20重量部以下の量でブレンドした樹脂を
用いることができる。
これら塩化ビニル系樹脂には適宜可塑剤を配合して軟質
塩化ビニル系樹脂として使用してもよい。
可塑剤の配合量は塩化ビニル系樹脂100重11部に対
して70重量部以下が好ましく、60重量部以下が特に
好ましい。配合しつる可塑剤としては、たとえばフタル
酸ジブチル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジイソデシ
ル、フタル酸ジイソノニル、アジピン酸ジオクチル、セ
バシン酸ジオクチル、リン酸トリクレジル、フタル酸ブ
チルベンジル、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油
、エポキシ樹脂等が挙げられる。
上記軟質塩化ビニル系樹脂には、さらに必要に応じて、
通常の添加物、例えば、滑剤、酸化防止剤、帯電防止剤
、熱安定剤、着色剤(顔料、染料)、難燃剤等を配合す
ることもできる。
滑剤としては、たとえばエチレンごスステアリルアミド
、ブチルステアレートパラフィンワックス、低分子量ポ
リエチレン、モンタン酸ワックス、ステアリン酸、ステ
アリルアルコール等が挙げられ、酸化防止剤としては、
たとえば2.6−シーtert−ブチル−4−メ・チル
フェノール、2,4.6−1−リーtert−ブチルフ
ェノール、2.2′ −メチレンビス(4−メチル−6
4ert−ブチルフェノール)、4,4′−チオビス−
(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、フ
ェニルα−ナフチルアミン等が挙げられる。
また、帯電防止剤としては、たとえばポリオキシエチレ
ンアルキルアミド、アルキロールアミド、エタノールア
ミド、アルキルホスフェート、アルキルサルフェート等
を使用することができ、熱安定剤としては、たとえばジ
ブチルスズマレート、ジブチルスズジラウレート、ステ
アリン酸カルシウム、リシノール酸亜鉛、トリフェニル
ホスファイト等が適している。
さらに、配合しうる着色剤としては、フタロシアニンブ
ルー、フタロシアニングリーン、酸化チタン、クロモフ
タールレッド、シンカシアレッド等を例示することがで
きる。
その他、酸化アンチモン、水酸化アルミニウム、ハロゲ
ン含有リン酸エステル等の難燃剤等を適宜配合すること
もできる。
また、前記アクリル系樹脂フィルムとしては、アクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタ
クリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブ
チル等のアクリル酸又はメタクリル酸のC1−Cl低級
アルエステルエステルの単独重合体或いはこれらの工゛
ステルの2種又はそれ以上の共重合体、更にこれらのア
クリル酸エステル又はメタクリル酸エステルの1種又は
2種以上を主成分とし、これらに他の共重合し得る単量
体、例えばアクリル酸、メタクリル酸、アクリロニトリ
ル、塩化ビニル等の単量体を重合させることにより得ら
れる共重合体を挙げることができる。
これらアクリル系樹脂には適宜可塑剤を配合してもよい
。可塑剤の配合量はアクリル系樹脂100重量部に対し
て70重量部以下が好ましく、60重量部以下が特に好
ましい。配合しうる可塑剤としては、たとえばフタル酸
ジブチル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジイソデシル
、フタル酸ジイソノニル、アジピン酸ジオクチル、セバ
シン酸ジオクチル、リン酸トリクレジル、フタル酸ブチ
ルベンジル、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油、
エポキシ樹脂等が挙げられる。
前記アクリル系樹脂には、さらに必要に応じて、通常の
添加物、例えば、滑剤、酸化防止剤、帯電防止剤、熱安
定剤、着色剤(顔料、染料)、難燃剤等を配合すること
もできる。
滑剤としては、たとえばエチレンビスステアリルアミド
、ブチルステアレートパラフィンワックス、低分子最ポ
リエチレン、モンタン酸ワックス、ステアリン酸、ステ
アリルアルコール等が挙げられ、酸化防止剤としては、
たとえば2.6−シーtert−ブチル−4−メチルフ
ェノール、2,4.6−トリーtert−ブチルフェノ
ール、2.2” −メチレンビス(4−メチル−6−t
ert−ブチルフェノール)、4.4′−チオビス−(
3−メチル−5−tert−ブチルフェノール)、フェ
ニルα−ナフチルアミン等が挙げられる。
また、帯電防止剤としては、たとえばポリオキシエチレ
ンアルキルアミド、アルキロールアミド、エタノールア
ミド、アルキルホスフェート、アルキルサルフェート等
を使用することができ、熱安定剤としては、たとえばジ
ブチルスズマレート、ジブチルスズジラウレート、ス゛
テアリン酸カルシウム、リシノール酸亜鉛、トリフェニ
ルホスファイト等が適している。
ざらに、配合しつる着色剤としては、フタロシアニンブ
ルー、フタロシアニングリーン、酸化チタン、クロモフ
タールレッド、シンカシアレッド等を例示することがで
きる。
その他、酸化アンチモン、水酸化アルミニウム、ハロゲ
ン含有リン酸エステル等の難燃剤等を適宜配合すること
もできる。
上記樹脂フィルム基材は一般に紫外線吸収剤を配合して
、少なくとも370r+m以下、好ましくは380nm
以下の波長の紫外線の透過を実質的に遮蔽する樹脂フィ
ルム基材とする。ここで「実質的に遮蔽」とは、該波長
の光の透過を70%以上、好ましくは80%以上、さら
に好ましくは90%以上、最も好ましくは95%以上遮
蔽することを意味するものである。
前記樹脂フィルム基材に配合しうる紫外線吸収剤として
は、例えば以下に例示するものが挙げられる。
ハイドロキノン系−ハイドロキノン、ハイドロキノンジ
サリチレート。
サリチル酸系−フェニルサリチレート、p−オクチルフ
ェニルサリチレート、4−t−プチルフェニルザリチレ
ート、レゾルシンモノベンゾエート。
ベンゾフェノン系−2−ヒドロキシ−4−メトキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベン
ゾフェノン、2−ヒドキシ−4−メトキシ−2′ −カ
ルボキシベンゾフェノン、2.4−ジヒドロキシベンゾ
フェノン1.2.2′ −ジヒドロキシ−4,4′ −
ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ベン
ゾイルオキシベンゾフェノン、2,2′ −ヒドロキシ
−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
メトキシ−5−スルホンベンゾフェノン、2.2=。
4.4′−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2゜2′
 −ヒドロキシ−4,4′ −ジメトキシ−5−ナトリ
ウムスルホベンゾフェノン、4−ドデシルオキシ−2−
ヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−5−クO
ルベンゾフエノン。
ベンゾトリアゾール系−2−(2= −ヒドロキシ−5
′ −メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2
′ −ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)−5=ブト
キシカルボニルベンゾトリアゾール、2−(2′ −ヒ
ドロキシ−5′−メチルフェニル)−5゜6−ジクロル
ベンゾトリアゾール、2−<2” −ヒドロキシ−5′
−メチルフェニル)−5−エチルスルホンベンゾトリア
ゾール、2−<2′ −ヒドロキシ−5′−tert−
ブチルフェニル〉−5−クロルベンゾトリアゾール、2
−<2′ −ヒドロキシ−5−−tert−ブチルフェ
ニル〉ベンゾトリアゾール、2−(2=−ヒドロキシ−
5′ −アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(
2′ −ヒドロキシ−3−,5−−ジメチルフェニル)
ベンゾトリアゾール、2−<2” −ヒドロキシ−3′
、5−−ジブチルフェニル〉−5−メトキシベンゾトリ
アゾール、2−(2= −メチル−4′−ヒドロキシフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′ −ステアリ
ルオキシ−3′、5′ −ジメチルフェニル) −5−
メチルベンゾトリアゾール、2−(2′ −ヒドロキシ
−5−エトキシ力ルポニルフエニルンベンゾトリアゾー
ル、2−(2′ −ヒドロキシ−3′ −メチル−s 
′−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(2′ −ヒドロキシ−3−,5−−ジーtert
−ブチルフェニル)−5−クロル−ベンゾトリアゾール
、2−(2−−ヒドロキシ−5′ −メトキシフェニル
)ベンゾトリアゾール、2−(2−−ヒドロキシ−5′
−フェニルフェニル)−5−り0ルベンゾトリアゾール
、2−(2′ −ヒドロキシ−5′−シクロへキシルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′ −ヒドロキ
シ−5−シクロへキシルフェニル)ベンゾトリアゾール
、2−(2′ −ヒドロキシ−5−シクロへキシルフェ
ニル)ベンゾトリアゾール、2−(2−−ヒドロキシ−
4−,5−−ジメチルフェニル)−5−ブトキシカルボ
ニルベンゾトリアゾール、2−<2− −ヒドロキシ−
3−,5−−ジクロルフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(2” −ヒドロキシ−4” 、5′ −ジクロル
)ベンゾトリアゾール、2−(2′ −ヒドロキシ−3
−,5−−ジメチルフェニル)−5−エチルスルホンベ
ンゾトリアゾール、2−(2′ −ハイドロキシ−5−
−フェニルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′
 −ヒドロキシ−5′〜メトキシフエニル〉−5−メチ
ルベンゾトリアゾール、2−(2” −ヒドロキシ−5
″ −メチルフェニル)−5−エトキシカルボニルベン
ゾトリアゾール、2−<2− −アセトキシ−5−−メ
チルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′ −ヒ
ドロキシ−3′。
5′−ジーtert−ブチルフェニル)−5−クロロベ
ンゾトリアゾール、2−(2−−ヒドロキシ−5−−t
−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール。
これらの紫外線吸収剤のうち、ベンゾフェノン系及びベ
ンゾトリアゾール系のものが好適であり、就中ベンゾフ
ェノン系では、2,2′ −ジヒドロキシ−4,4−−
ジメトキシベンゾフェノン、2.2′−ジヒドロキシ−
4−メトキシベンゾフェノン及び2゜2′、4.4= 
−テトラヒドロキシベンゾフェノン;ベンゾトリアゾー
ル系では2−(2” −ヒドロキシ−5′ −メチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2−−ヒドロキシ
−5′−メチルフェニル)−5゜6−ジクロルベンゾト
リアゾール)、2−(2′ 〜ヒドロキシー5′−te
rt−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2
′ −ヒドロキシ−3−,5−−ジーtert−ブチル
フェニル)−5−クロル−ベンゾトリアゾール、2−(
2” −ヒドロキシ−5′ −フェニルフェニル)−5
−りOルベンゾトリアゾール、2−〈2′ −ヒドロキ
シ−3′−tertブチル−5′ −メチルフェニル)
−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2′ −ヒド
ロキシ−3−,5= −ジーtert−ブチルフェニル
)ベンゾトリアゾール及び2−(2′ −ヒドロキシ−
5′−tert−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ルが有効である。
特に好−適な紫外線吸収剤は、式 式中、R1及びR1は同一もしくは相異なり、それぞれ
水素原子、低級アルキル基、殊に分岐鎖状の低級アルキ
ル基、又はアリール基、特にフェニル基を表わし、Xは
水素原子又はハロダン原子、特に塩素原子である、 で表わされるタイプのものである。
これら紫外線吸収剤の配合量は、その添加の目的、紫外
線吸収剤の種類、フィルムの厚さ等に応じて広範に変え
ることができ、例えば、塩化ビニル系樹脂フィルムの場
合には、塩化ビニル系樹脂100重量部(可塑剤を配合
する前の型針基準)に対して一般に0〜3.0重量部、
好ましくは0.5〜25重量部の範囲とすることができ
、他方、紫外線遮蔽性のフィルムを目的とする場合には
、遮蔽すべき紫外線の波長域とフィルムの厚さに応じて
紫外線吸収剤の配合量を変えなければならず、少なくと
も370 nm及びそれ以下、特に380nm及びそれ
以下の波長の紫外線を実餉的に遮蔽する塩化ビニル系樹
脂フィルムを得るためには、紫外線吸収剤の配合量はフ
ィルムの厚さとの間に下記の関係式が成立するまとが望
才れる。
30〈AxBく600 好ましくは 40〈AXBく400 Aくz5 好ましくは 0.5(A(J5 上記式中、Aは該フィルムを構成する塩化ビニル系樹脂
100重量部に対する該フィルム中に含まれる該ベンゾ
トリアゾールMtj導体の単独及び併用使用の総重量部
を表わし、Bは該フィルムの厚さくμ)を表わす。
さらに、本発明のフィルムは適宜防曇処理されていても
よく、該フィルムに防曇性を付与するために配合される
界面活性剤としては、例えばカルボン酸塩、スルホン酸
塩、硫酸エステル塩、リン酸エステル塩等のアニオン系
界面活性剤;脂肪族アミン塩およびその第四級アンモニ
ウム塩、芳香族第四級アンモニウム塩等のカチオン系界
面活性剤;ベタイン、アミノカルボン酸塩、イミダゾリ
ジン誘導体等の両性界面活性剤;アルキルおよびア)レ
キルアリルポリオキシエチレンエーテル、グリセリンエ
ーテルおよびそのポリオキシエチレンエーテル、ポリオ
キシエチレン脂肪酸エステル、グリセリンエステル、ソ
ルビタンエステル、ポリグリセリンエステル、二価アル
コールエステル、ショ糖エステル、グリセリンエステル
のポリオキシエチレンエーテル、ソルビタンエステルの
ポリオキシエチレンエーテル、ソルビトールポリオキシ
エチレンエーテルのエステル、グリセリンエステルのエ
ーテル、ソルビトールポリオキシエチレンポリオキシプ
ロピレンのエステル、ソルビタンポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンのエステル、グリセリンポリオキシ
エチレンづ?リオキシプロピレンのエステル等の非イオ
ン系界面活性剤シリコン系界面活性剤;シリコン系界面
活性剤等が挙げられ、これらはそれぞれ単独で又は2種
もしくはそれ以上併用してもよく、その使用量は一般に
フィルム基材中の樹脂成分100重微部当り005〜3
.0重鎗部の範囲内とすることができる。
界面活性剤の中では非イオン系界面活性剤が適しており
、特に次のものを例示することができる:例えばソルビ
タンモノステアレート、ソルビタンモノパルミテート等
のソルビタン脂肪酸エステル;ヅダリセリンモノノeル
ミテート、ジグリセリンモノステアレート等のジグリセ
リン脂肪酸エステルグリセリンモノステアレート等のグ
リセリン脂肪酸エステル;ペンタエリスリトールモノス
テアレート等のペンタエリスリトール脂肪酸エステル;
シヘンタエリスリトールモノieルミテート等のソペン
タエリスリトール脂肪酸エステル;ソルビタンモノパル
ミテート・ハーフアジペート、ジグリセリンモノステア
レート・ハーフグルタミン酸エステル等のソルビタン及
びソグリセリン脂肪酸・二塩酸基酸エステル;並びにこ
れらとアルキレンオキサイド例えばエチレンオキサイド
、プロピレンオキサイド等との縮付物、例えばポリオキ
シエチレン(2モル)ソルビタンモノステアレート、ポ
リオキシプロピ、レン(2モル)ジグリセリンモノパル
ミテート等;ポリオキシエチレンレウリルエーテル等の
ポリオキシエチレン脂肪アルコールポリオキシエチレン
モノステアレート等のポリオキシエチレン脂肪酸エステ
ル等が挙げられる。
以上述べた組成の塩化ビニル系樹脂またはアクリル系樹
脂は通常の方法、例えば押出法、カレンダー法、溶液流
延法等の方法でフ1イルム状に成形することができ、得
られるフィルムは一般に15〜250ミクロン、好甘し
くけ30〜150ミクロンの厚さを有することができる
このよう廻して調製される適宜紫外線吸収剤を含有する
塩化ビニル系せたはアクリル系樹脂フィルムは、前述の
共重合体〔I〕と有機ポリイソシアネート化合物〔■〕
を含有するコーティング溶液を塗布するに先立ち、硬化
被覆層の接層強度を尚める目的で、適宜、該フィルムの
塗布面にプライマー処理を施してもよい。そのために使
用しうるプライマーとしては、例えば、アクリル系共重
合体、天然ゴムとメチルメタアクリレートのグラフト共
重合体、クロロプレンゴムとメチルメタクリレートのグ
ラフト共重合体、エチレン−プロピレンゴムと塩化ビニ
ルのグラフト共重合体、ニトリルゴムとメチルメタクリ
レートのグラフト共重合体、天然ゴムとアクリロニトリ
ルのグラフト共重合体等を例示することができる。プラ
イマー処理としては、従来のグラビヤコーティング法、
ドクターブレード法、ロールコート法、リバースロール
法、エヤーナイフコート法等の塗布法を挙げることがで
きる。
本発明によシ提供される紫外線遮蔽性樹脂フィルムは、
従来の紫外線遮蔽性を有する塩化ビニル系樹脂フィルム
またはアクリル系樹脂フィルム、及びアクリルコーティ
ングした紫外線遮蔽性を有する塩化ビニル系41i脂フ
イルムでは達し得なかった耐汚染性及び硬化被膜の耐亀
裂l1t(耐クラツク性)等が著るしく向上する。
さらに、本発明のフィルムは、従来の紫外線遮蔽性を有
する塩化ビニル系樹脂フィルムまたはアクリル系樹脂フ
ィルム、及びアクリルコーティングした紫外線遮蔽性を
有する、4化ビニル系樹脂フイルムと比較して、フィル
°ムの耐候性を向上させ且つ/又は紫外線を遮蔽性を有
する紫外線吸収剤の保持性に優れ、特に長期展張用紫外
線遮蔽性樹脂フィルムとして好適であり、その利用価値
は極めて犬である。
次に実施例により本発明をさらに説明する。
実施例1(堪化ビニル系’EIJIPrフィルムの作成
)塩化ビニル位づ脂〔菱H(株)製、SG−11001
95車量係とEVA樹脂〔バイエル(社)製、レ1 パプレン4 s o ] 5 )4it%からなる塩化
ビニル系樹脂100重搦部に対して、エポキシ誘導体可
塑剤〔アデカ・アーガス化学〔株〕製、アデカサイザー
0−1aoP:)s重量部と重合形可塑剤〔アデカ・ア
ーガス化学(株)製、アデカサイザーPN−400] 
15重量部からなる高分子系可塑剤の合計20重型部、
バリウム−亜鉛系安定剤〔アデカ・アーガス化学(株)
製、マークAC−153〕1重量部、紫外線吸収剤〔チ
バ・ガイギ(社)製、チヌビン327 :31.2重量
部、滑剤〔ライオン・アクゾ(社)製、アーマイドO〕
0、3重量部を加え、更に、溶剤としてテトラヒドロフ
ラン450重量部とトルエン50重址部からなる混合溶
剤を加えた。
これらの混合物をオートクレーブ中で95℃に攪拌下加
温溶解したのち約60℃に冷却し、脱泡し、かくして得
た溶液をステンレス板上に、厚さ50μのフィルムが得
られるようにアラプリケータを用い流延し、約60℃で
1時間乾燥して塩化バニル系樹脂フィルムを作成した。
このフィルムの表面に後記の第1表実施例1に記載した
組成の含フツ素共重合体溶液(固形分濃度50%、溶剤
として酢酸エチル/メチルイソブチルケトン/キシレン
ζ8’O/10/10 )をアプリケーターを使用して
塗布厚みが約lθμ(乾燥後)に々るように塗布し実施
例1のフィルムを得た。
実施例2〜5及び比較例1〜3 実施例1における含フツ素共重合体溶液の代りに後記第
1表に示す組成の含フツ素共重合体溶液を使用する以外
は実施例1と全く同様にして実施例2〜5及び比較例1
〜3のフィルムを作成した。
参考例1 実施例1にて作成した厚さ0.05μの表面処理する前
のフィルムを参考例1として使用した。
参考例2 実施例1含フッ素共重合体溶液の代りにアクリル系樹脂
(メチルメタアクリレート/エチルメタアクリレート/
ブチルアクリレートζ70/20/10)溶液を塗布す
る以外実施例1と全く同様にして参考例2のフィルムを
得た。
実施例6(アクリル系樹脂フィルムの作成)メチルメタ
クリレート(以下、MMAと略称する)655重量部ブ
チルアクリレート(以下、BAと略称する) 35ff
ii%との共重合樹脂85it%と、セルローズアセテ
ートブチレート樹脂(以下、CABと略称する)〔イー
ストマンコダック(社)製、EAB−381−2031
50315重量部アクリル系樹脂1oo重煽°部に対し
て紫外線吸収剤〔チパ・ガイギ(社)製、チンビン32
6]1.1重量部、滑剤[ライオン・アクゾ(社)製、
アーマイドO] o、 s重量部を加え、更に、溶剤と
して、参考例1と同じ組成のテトラヒドロフラン450
重量部とトルエン50重量部からなる混合溶剤を加えた
これらの混合物をオートクレーブ中で95℃に攪拌下加
熱溶解したのち約60℃に冷却し、脱泡し、かくして得
た溶液をステンレス板上に、厚さ50μのフィルムが得
られるようにアラプリケータを用いて流延し、約60℃
で1時間乾燥してアクリル系樹脂フィルムを作成した。
このフィルムの表面に後記第1表の実施例60項に記載
した組成の含フツ素共重合体溶液(固形分謎度50%、
溶剤として酢酸エチル/メチルイソブチルケトン/キシ
レン’i80/l O/10 )をアプリケーターを使
用して塗布厚みが約10μ(乾燥後)になるように塗布
し実施例6のフィルムを得た。
以上の如くして作製した谷フィルムを以下の方法で評価
した。その結果を後記第1表に1とめて示す。
試験方法 〔l〕 防塵性試験 (1)防塵性試験(その1) ガラス板に60 X 60 m / mの試験フィルム
をコーティング被膜面を上にして両面接着テープで貼る
。粉石鹸(洗たく用合成洗剤)でコーティング被膜面の
よごれを洗浄する。ガラス板を50℃の電気定温器(本
屋製作所製型式A−2)に入れ乾燥させた後、冨温にな
るまで冷却させる。次いでiE験フィルムのコーティン
グ被膜面に、約35I/ゴ量のメルク(和光紬薬試薬−
級)をふシかける。これを、50℃の電気定温器に3日
間入れた後、取出して室温になるまで冷却させる。次い
で、ガラス板を約30°に傾斜させて、如露で高さ約3
00m/mから水を201/ml、約1分間かけてふり
かける。この後、50℃の電気定温器に約1時間入れ、
フィルム表向を乾燥させた後室温になるまで冷却させる
次いで、20X40m/rnにフィルムを切取多積分球
式濁度計(日本精密光学、型式、5EP−T)で拡散透
通率及び全透過率’zi則足して、下記式によりヘーズ
(濁度)をめる。
全透過率(%) ヘーズの数値の小さい方が防塵性にtマれていることを
示す。
(2)防塵性試験(その2) 間口約3yyt、奥行き約4m、棟高さ約1.5m)屋
根勾配約30度の木造骨組みを持つ試験暴露台を用いる
。屋根は棟方向長さ1mで屋根勾配方向長さ1.2mの
複数ケの木枠(スパン)が形成されるように構成し、中
央のスパ〉弓−テイングMM間を暴露台外に向けて展張
した試験フィルムに於て(Hl」定を行なう。暴露台底
以外の全面に試験フィルムを展張して出入可能な試験暴
露台を屋外に構築して、屋外自然条件下における防曇防
塵テストを行なう。所定期間経過後、石川式可視線日射
計2台を用いて日射量値を実測し、1台はハウス外にお
いて日射量値を実測し、他の1台は暴露舎内の上記中央
スパンに展張した試験フィルムのほぼ中央部の真下20
αの位置に於い日射量値を実測する。暴露台外における
実測値に対する暴露舎内の実測値の係で示す。幅値の大
きいほど防曇防塵性が優れていることを表わす。
試験は2年間実施した。
(If) 屋外暴露(表面クラック試験)間口約3m、
奥行き約4m、棟畠さ約1.5m。
屋根勾配約30度の木造骨組みを持つ試験暴露台を用い
る。屋根は棟方向長さ1mで屋根勾配方向長さ1.2m
の複数ケの木枠(スパン)が形成されるように構成し、
中央のスパンにコーティング被膜面を暴露台外に向けて
展張した試験フィルムに於て測定を行なう。暴露台底以
外の全面に試験フィルムを展張して出入可能な試験暴露
台を屋外に構築して、屋外自然条件下における暴露を行
なう。
試験は、2年間実施した。
(表面クラック試験) 展張されていたフィルムのほぼ中央においてフィルムを
30α×30函角の大きさに切シとる。
このフィルムの中央を更に2α×2α角の大きさに切シ
とってコーティングした表面を光学顕微鏡を用いて10
0倍の倍率で観、察する。
この観察により、フィルムコート1.ウー面層のクラッ
ク度合を下記により評価する。
5級:全都クラックが観察されない。
4級:わずかにクラックが%NeAされる(視野中に1
0本以下) 3歎:少しクラックが 1’ 、C# 20本以下)2
級:相当 # #(#4Q本以下) 1級二著しくクラックが観察される(視野中に41本以
上) (III) 紫外線吸収剤の保持率 (検量線の作成) 前記フィルムの作成に用いた各紫外線吸収剤につき、紫
外線吸収剤の添加量(,2重量部)を変えたフィルムを
作成し、分光光置針〔高滓製作所(株)!!81品UV
200〕によってフィルムの光線透過率をめる(波長域
270 nmから450nm、まで)。
得られる光線透過率曲線について、紫外光が40%透過
する点で接線を引き、この接線が透過率θ%の線と交わ
る点の波長を読みとる(×nrrL)、さらにフィルム
の厚みをダイヤルグーソで測定するYμ)。
以上の測定値から、×を縦軸とし、CyXz)を横軸に
とり、各紫外線吸収剤毎に、紫外線吸収剤の添加量と厚
みの関係曲線を描き、検量線とする。
(人工促進耐候性試験〕 フィルムサンプルをスガ試験機製作所製のサンシャイン
ウエザオメーター(W−0−M )によりスプレーサイ
クル18分7180分で耐候試験に付した。下記表−1
に示す時161後にフィルムを取り出し、分光光度計で
該フィルムの光線ηり過小を測定する。前記と同様にし
て、紫外?iMy?、過率が40過小なる点で接線ケ引
き、透j1・“・率が0係に外挿してその波長を読み取
る( Xn m ”)。次いでフィルムの厚みを測定す
る(Yμ)。
次に前記で作成した検量線からXnmに対応する(yX
g)値を読み取り、この値をYで除して紫外線吸収剤の
飢Z型部部をめる。
紫外線吸収剤の保持率C% )=Z/zX100また、
第1表に使用する略号は次の輛味分有する。
CTFB +クロロトリフルオロエチレンTFE:テト
ラフルオロエチレン Cl1rVE+シクロヘキシルビニルエーテルEVE!
エチルビニルエーテル IBVE:インブチルビニルエーテル HBVE :ヒドロキシプチルビニルエーテルHMDI
:ヘキサメチレンジイソシアネート参考例3(紫外線遮
蔽性塩化ビニル系樹脂フィルムの作成) 塩化ビニル樹脂〔菱目(株)製、5G−1100195
重量%とEVA樹脂〔バイエル(社)製、レパゾレン4
−50〕5重量%からなる塩化ビニル系樹脂100重量
部に対して、エポキシ誘導体可塑剤〔アデカ・アーガス
化学(株)製、アデカサイザー0−130P)5重量部
と重合形可塑剤〔アデカ・アーガス化学(株)製、アデ
カザイザーPN−400)15重量部からなる高分子系
可塑剤の合計20重量部、バリウム−亜鉛系安定剤〔ア
デカ・アーガス化学(株)製、マークAC−153〕1
重量部、紫外線吸収剤〔チバ・ガイギ(社)製、チヌビ
ン32711.2重量部、滑剤〔ライオン・アクゾ(社
)製、アーマイドOコ0.3重量部を加え、更に、溶剤
としてテトラヒドロフラン450重量部とトルエン50
重量部からなる混合溶剤を加えた。
これらの混合物をオートクレーブ中で95℃に攪拌下加
温溶解したのち約60℃に冷却し、脱泡し、かくして得
た溶液をステンレス板上に、厚さ50μのフィルムが得
られるようにアラプリケータを用い流延し、約60℃で
1時間乾燥して紫外線遮蔽性塩化ビニル系樹脂フィルム
を作成した。
参考例4(紫外線遮蔽性アクリル系樹脂フィルムの作成
) メチルメタクリレート(以下、HMAと略称する)65
重量%とブチルアクリレート(以下、BAと略称する)
35重量%との共重合樹脂85it%と、セルローズア
セテートブチレート樹脂(以下、CABと略称する)〔
イーストマンコダック(社)製、E、4B−381−2
0)15重量%から碌るアクリル系樹脂100重量部に
対して、紫外線吸収剤〔チバ・ガイギ(社)製、チヌビ
ン326 :、] 1.1重量部、滑剤しライオン・ア
クゾ(社)製、アーマイドO) O,s重量部を加え、
更に、溶剤として、参考例3と同じ組成のテトラヒドロ
フラン450重量部とトルエン50重量部からなる混合
溶剤を加えた。
これらの混合物をオートクレーブ中で95℃に攪拌下加
熱溶解したのち約60℃に冷却し、脱泡し、かくして得
た溶液をステンレス板上に、厚さ50μのフィルムが得
られるようにアラプリケータを用いて流延し、約60゛
Cで1時間乾燥して紫外線遮蔽性アクリル系樹脂フィル
ムを作成した。
実施例7 参考例3で得た紫外線遮蔽性塩化ビニル系樹脂フィルム
の上に、約3μの厚さになるようにポリメチルメタクリ
レート系のプライマーを塗布し、約30°Cの温度で1
0分間乾燥した。
次いで、フッ素系樹脂の固形分濃度50重量9にで、溶
剤をMIX)K/キシレン=50150とし、第1表、
実施例2の組成と全く同じ組成にして上記Zイルム上に
厚さ10μになるようにアラプリケータを用いて塗布し
、60℃で1時間乾燥したのち、更に室温で7日間放置
して、紫外線遮蔽性フィルムを得た。
実施例8〜lO 実施例8としては、参考例4で得た紫外線遮蔽性アクリ
ル系樹脂フィルムをプライマー処理せず、実施例7と同
様にしてフッ素系樹脂を塗布し紫外線遮蔽性フィルムを
得た。
また、参考例3で得た紫外線遮蔽性塩化ビニル系樹脂フ
ィルムに高級木目印刷を施したのち、実施例8と同様に
してプライマー処理、フッ素系樹脂を塗布し実施例9の
紫外線遮蔽性フィルムを得た。実施例10としては、参
考例4で得た紫外線遮蔽性アクリル系樹脂フィルムに高
級木目印刷を施したのち、実施例8と同様にして紫外線
遮蔽性フィルムを得た。
尚、高級木目印刷とけ、形成されるフッ素系樹脂塗膜の
反対面の、塩化ビニル系樹脂フィルムおよびアクリル系
樹脂フィルムの面に、アクリル系樹脂の印刷インキを用
い高級木目模様をグラビヤ印刷したものでちる。
而して、実施例7および8の紫外絆遮藪性フィルムの性
能テストとじての耐候性試験は、予めアロジン処理し、
エポキシーウ1メタン系接着剤を沖布(7たアルミニウ
ム板(厚さ2 mrn、 )に貼り、上層がフッ素系樹
脂塗膜、最下層がアルミニウノ・板である合成樹脂被覆
アルミニウム板とし、該板を試験試料として用いた。
以−Hの実施例7〜10の紫外線遮蔽性フィルムの基材
フィルムの種類、高級木目印刷の有無、プライマー処理
の有無、フッ素系樹脂塗嘆の厚さ等および耐候性試験結
果も含めて第2表に示す。
耐候性試験および該評価は、次の方法によった。
(■)′Yt+候性試験 +1) サンシャインウェザメーター JISA1415に従ってサンシャインウェザメーター
で促進暴露試験をし、1oooo時間経過後の試料につ
いて評価を行った。
試験条件は150酩X70mの寸法の試料を用い、ブラ
ックiRネル温度65°C1スプレー水のサイクルを1
80分中l8分、スプレー水の圧力を1 kgf cr
lとし、スプレー水はイオン交換水を使用した。
(2)エマツカテスト(太陽光集積型屋外促進耐候性試
験) アメリカアリシナ砂漠で2年間実施した後、評価を行っ
た(試料寸法は300*lEX300mm)。
なお、試験期間中の全光線量は200万ラングレーズで
あった。
(fi)評価 全て耐候性試験終了後の試料について行った。
(1) 色差 △E ab JIS Z8T22に定めである物体色の測定方法に準
じて測定し、JIS Z8730の色差表示方法にもと
づいて△E abを表示した。
△E*αbの数値の小さいtlうが変色の度合が少ない
ことを意味する。
測定機器二日本電色(株)の測色色差計モデルZ−10
01DPで測定した。
(2)光沢保持率(%) JISK5400に定めである60度鏡面光沢度測定法
により測定し、耐候性試験前の光沢度を100%とし、
耐候性試験終了後の光沢度の保持率を%で表示した。
(3)接着強度 JIS K6744に定めである剥離試験に準じて行っ
た。得られた剥離荷重について、次の通り6段階の評価
を行った。
+5 30ゆf/20謂雲以上 す4 2.5〜3.o kg f / 20鮮4=3 
λ0〜Z 5 kgf / 20 m+ 2 1.0〜
l Okg f / 20 +u≠1 0〜1.0kg
f/20!liL比較例4〜11 比較例4〜7は、参考例3および参考例4の紫外線遮蔽
性塩化ビニル系樹脂フィルム、紫外線遮蔽性アクリル系
樹脂フィルムを用い、比較例8〜9は、紫外線吸収剤を
配合しないものを用い、比較例10〜11は厚さ50μ
のフッ化ビニル樹脂フィルムおよびフッ化ビニリデンフ
ィルムを用い、実施例7〜10の記載の方法に基づき、
第2表に示すように種々の条件を変えたものを用い、前
記耐候性試験に基づき試験した。これらの試験結果も第
2表に示す。
第2表よシ分るように本発明の実施例9および10の紫
外線遮蔽性フィルムは、比較例10および11のフッ素
樹脂フィルムと同様の性質を示すもので、被後アルミニ
ウム板として試験した実施例7および8のものは優れた
接着強度をも示した。
尚、フッ素樹脂に高級木目印刷を施して試験試料とする
ことは困難であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 少なくとも37On+n以下の波長の光の透過を実質的
    に遮蔽する樹脂フィルム基材の一面に、[I] フルオ
    ロオレフィン、シクロヘキシルビニルエーテル、アルキ
    ルビニルエーテル及びヒドロキシアルキルビニルエーテ
    ルの4種のモノマーから誘導される構成モノマー単位を
    合計で共重合体の少なくとも70モル%含有し、数平均
    分子量が3 +11000〜50000の範囲内にあり
    且つ水酸基当量が0.9〜1.2の範囲内にある水酸基
    含有含フツ素共重合体と、 [Ill 有機ポリイソシアネート化合物より形成され
    た硬化被膜層を有することを特徴とする紫外線遮蔽性樹
    脂フィルム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0249225A2 (en) * 1986-06-13 1987-12-16 Hitachi Chemical Co., Ltd. Process for producing graft copolymer
WO1988002761A1 (en) * 1986-10-14 1988-04-21 Takiron Co., Ltd. Functional film and process for its production

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