JP3097093B2 - 含フッ素共重合体およびそれを用いた硬化用組成物 - Google Patents

含フッ素共重合体およびそれを用いた硬化用組成物

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JP3097093B2
JP3097093B2 JP02106262A JP10626290A JP3097093B2 JP 3097093 B2 JP3097093 B2 JP 3097093B2 JP 02106262 A JP02106262 A JP 02106262A JP 10626290 A JP10626290 A JP 10626290A JP 3097093 B2 JP3097093 B2 JP 3097093B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、溶媒溶解性がよく、シリル基による硬化可
能な含フッ素共重合体およびこの共重合体を利用した硬
化用組成物に関する。
[従来の技術および課題] 近年、高温での焼き付けを必要としない常温硬化型フ
ッ素樹脂塗料の研究が進められてきている。たとえば特
公昭60−21686号公報には、フルオロエチレンとビニル
エーテルとヒドロキシアルキルビニルエーテルを重合し
てえられる共重合体が耐候性を有する常温硬化型塗料と
して有用であることが記載されている。しかし、単量体
成分として種々のビニルエーテルを含むため高度の耐候
性に問題があった。
また、常温硬化型の耐候性塗料のなかでも、シリル基
で硬化できるものはより高度の耐候性を有する塗膜を与
え、さらに一液型であるため作業性にも優れている。こ
のようなシラン硬化型フッ素樹脂の例としては、特公平
1−16405号公報に記載されている共重合体が知られて
いる。しかし、この共重合体からえられる塗膜は耐汚染
性に劣るため、野外での使用や汚物に頻繁に接触する用
途には限界がある。また、この塗膜は無機材料への密着
性に欠けるという問題も有している。
一般にフルオロオレフィンとエチレンとの共重合体は
耐候性、耐汚染性、耐熱性、耐薬品性などに優れている
ためこれらの特性を活かした種々の用途に用いられてい
る。しかし、この共重合体は通常の有機溶剤への溶解性
に乏しくまた溶解するばあいでも使用しうる溶剤の種類
と条件が限定されている。しかし、エチレンの代わりに
イソブチレンを用い、さらに共重合可能なその他の単量
体を第三成分として用いると、共重合体の溶解性、種々
の化合物との相溶性などの特性が著しく向上する。
そこで、常温硬化型フッ素樹脂塗料に使用でき、高度
の耐候性を有し、耐汚染性に優れ、無機材料への密着性
のある塗膜を与える重合体をうるべく本発明者らが鋭意
検討を重ねた結果、フルオロオレフィン、イソブチレン
および加水分解性シリル基を有する単量体、さらに必要
に応じて共重合可能なその他の単量体を重合してなる含
フッ素共重合体により、この目的が達せられることを見
出し、本発明を完成するに至った。
[課題を解決するための手段] 本発明は、 式(I): −CXY−CZW− (I) (式中、X、Y、ZおよびWは同じかまたは異なり、水
素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはハロゲン化ア
ルキル基であり、かつX、Y、ZまたはWの少なくとも
1つはフッ素原子を含む)で表わされるフルオロオレフ
ィン構造単位、 式(II): −CH2−C(CH3− (II) で表わされる構造単位、および 式(III): (式中、R1は水素原子またはアルキル基、R2は加水分解
性シリル基を有する基である)で表わされる構造単位、 さらに必要に応じてこれらと共重合可能な構造単位(I
V) を有してなる含フッ素共重合体に関する。
また、かかる含フッ素共重合体と溶媒、さらに要すれ
ば加水分解性シリル基の加水分解−縮合用触媒からなる
硬化用組成物に関する。
[作用および実施例] 本発明によれば、含フッ素共重合体の成分として特定
の構造単位を選択することにより、高度の耐候性、耐汚
染性、無機材料への密着性に優れる塗膜がえられる。か
かる塗膜は高い撥水撥油性をも有している。
構造単位(I)を与えるフルオロオレフィン単量体と
しては、式(I a): CXY=CZW (I a) (式中、X、Y、ZおよびWは前記と同じ)で表わされ
るものがあげられる。アルキル基およびハロゲン化アル
キル基としては、たとえば炭素数1〜5の直鎖状または
分岐鎖状のアルキル基またはそれらの水素原子の1また
は2以上がハロゲン原子で置換されたものがあげられ
る。ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭
素原子、ヨウ素原子のいずれでもよい。具体例として
は、たとえばCF2=CF2、CHF=CF2、CH2=CF2、CH2=CH
F、CClF=CF2、CHCl=CF2、CCl2=CF2、CClF=CClF、CH
F=CCl2、CH2=CClF、CCl2=CClFなどのフルオロエチレ
ン;CF3CF=CF2、CF3CF=CHF、CF3CH=CF2、CF3CF=C
H2、CF3CH=CHF、CHF2CF=CHF、CF3CH=CH2、CH3CF=CF
2、CH3CH=CF2、CH3CF=CH2、CF2ClCF=CF2、CF3CCl=C
F2、CF3CF=CFCl、CF2ClCCl=CF2、CF2ClCF=CFCl、CFC
l2CF=CF2、CF3CCl=CClF、CF3CCl=CCl2、CClF2CF=CC
l2、CCl3CFBCF2、CF2ClCCl=CCl2、CFCl2CCl=CCl2、CF
3CF=CHCl、CClF2CF=CHCl、CF3CCl=CHCl、CHF2CCl=C
Cl2、CF2ClCH=CCl2、CF2ClCCl=CHCl、CCl3CF=CHCl、
CF2ICF=CF2、CF2BrCH=CF2、CF3CBr=CHBr、CF2ClCBr
=CH2、CH2BrCF=CCl2、CF3CBr=CH2、CF3CH=CHBr、CF
2BrCH=CHF、CF2BrCF=CF2などのフルオロプロペン;CH2
=C(CF3などがあげられる。これらのフルオロオ
レフィン単量体は単独でも2種以上併用してもよい。こ
れらのうち好ましい単量体としてはCF2=CF2(以下、TF
Eという)、CH2=CF2(以下、VdFという)、CClF=CF2
(以下、CTFEという)、CF3CF=CF2(以下、HFPとい
う)などがあげられる。
構造単位(II)は、イソブチレンを単量体としてえら
れる。
構造単位(III)は、式(III a): CH2=CR1R2 (III a) (式中、R1およびR2は前記と同じ)で表わされる加水分
解性シリル基を有するビニル単量体を共重合することに
よって導入できる。
加水分解性シリル基を有する基としては、たとえば式
(III b): (式中、R3はアルキル基、アリール基またはアラルキル
基、R4はハロゲン原子、アルコキシ基、アシロキシ基、
イミノオキシ基、フェノキシ基、チオアルコキシ基、ア
ミノ基またはアルケニルオキシ基、aは0、1または
2、R5はCH2 1〜3−OCH2 2〜4、nは0または1である)で表わさ
れる基があげられる。
加水分解性シリル基としては、たとえばハロシリル
基、アルコキシシリル基、アシロキシシリル基、フェノ
キシシリル基、チオアルコキシシリル基、アミノシリル
基、イミノオキシシリル基またはアルケニルオキシシリ
ル基などの易加水分解性のシリル基が好ましい。
前記R3の1種であるアルキル基としては、たとえば炭
素数1〜10のメチル基、エチル基、n−プロピル基、イ
ソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブ
チル基、ネオペンチル基、2−エチルヘキシル基、シク
ロヘキシル基など、アリール基としては、たとえばフェ
ニル基、クロロフェニル基、トシル基、p−tert−ブチ
ルフェニル基、p−メトキシフェニル基など、アラルキ
ル基としては、たとえばベンジル基、フェネチル基など
があげられる。R3としては、とくにアルキル基が入手容
易であるなどの点から好ましく、メチル、エチル、n−
プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチルなど
の炭素数1〜5のアルキル基が好ましい。
R4の1種であるハロゲン原子としては、たとえば塩
素、臭素などがあげられ、アルコキシ基としては、たと
えば炭素数1〜5のメトキシ基、エトキシ基、n−プロ
ポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基などがあ
げられ、さらに2−メトキシエトキシ基などのアルコキ
シアルコキシ基も含まれる。また、アシロキシ基として
は、たとえば炭素数1〜5のCH3−CO−O−、CH3CH2CO
−O−、CH3(CH22CO−O−、CH3(CH23CO−O−な
ど、イミノオキシ基としては、たとえばジメチルイミノ
オキシ基、ジエチルイミノオキシ基、ジプロピルイミノ
オキシ基、ジ−n−ブチルイミノオキシ基など、アルケ
ニルオキシ基としては、たとえば炭素数1〜5の−O−
CH=CH2、−O−CH2CH=CH2、−O−CH=CHCH2CH3
ど、チオアルコキシ基としては、たとえば炭素数1〜5
の−S−CH3、−SCH2CH3、−S−CH2CH2CH3、−S(C
H23CH3、−S(CH24CH3などがあげられる。R4とし
ては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、2−メ
トキシエトキシ基のごときアルコキシ基が、貯蔵安定性
と容易に入手できる点から好ましい。また、硬化時に好
ましくない揮発分を発生しないという点からは、アルコ
キシシリル基のほかイミノオキシシリル基やアルケニル
オキシシリル基が好ましい。
このような加水分解性シリル基含有ビニル単量体の具
体例としては、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリ
エトキシシラン、ビニルトリプロポキシシラン、ビニル
メチルジメトキシシラン、ビニルジメチルメトキシシラ
ン、ビニルメチルジエトキシシラン、ビニルトリス(β
−メトキシエトキシ)シラン、トリメトキシシリルエチ
ルビニルエーテル、トリエトキシシリルエチルビニルエ
ーテル、トリメトキシシリルブチルビニルエーテル、メ
チルジメトキシシリルエチルビニルエーテル、トリメト
キシシリルプロピルビニルエーテル、トリエトキシシリ
ルプロピルビニルエーテル、ビニルトリイソプロペニル
オキシシラン、ビニルメチルジイソプロペニルオキシシ
ラン、トリイソプロペニルオキシシリルエチルビニルエ
ーテル、トリイソプロペニルオキシシリルプロピルビニ
ルエーテル、トリイソプロペニルオキシシリルブチルビ
ニルエーテル、ビニルトリス(ジメチルイミノオキシ)
シラン、ビニルトリス(メチルエチルイミノオキシ)シ
ラン、ビニルメチルビス(ジメチルイミノオキシ)シラ
ン、ビニルジメチル(ジメチルイミノオキシ)シラン、
トリス(ジメチルイミノオキシ)シリルエチルビニルエ
ーテル、メチルビス(ジメチルイミノオキシ)シリルエ
チルビニルエーテル、トリス(ジメチルイミノオキシ)
シリルブチルビニルエーテル、γ−(メタ)アクリロイ
ルオキシプロピルトリメトキシシラン、γ−(メタ)ア
クリロイルオキシプロピルトリエトキシシラン、γ−
(メタ)アクリロイルオキシプロピルメチルジメトキシ
シラン、γ−(メタ)アクリロイルオキシプロピルトリ
イソプロペニルオキシシラン、γ−(メタ)アクリロイ
ルオキシプロピルトリス(β−メトキシエトキシ)シラ
ンまたはγ−(メタ)アクリロイルオキシプロピルトリ
ス(ジメチルイミノオキシラン)、アリルトリメトキシ
シランなどがあげられる。フルオロオレフィン系重合体
中に効率的に加水分解性シリル基を導入できる点から、
加水分解性シリル基を有するビニルシラン類および加水
分解性シリル基を併せ有するビニルエーテル類が特に好
ましい。これらの加水分解性シリル基を有する単量体は
単独でも2種以上併用してもよい。
本発明の共重合体は、構造単位(I)、(II)および
(III)をそれぞれ30〜60モル%、20〜50モル%および
1〜50モル%(ただし、(I)+(II)は50〜95モル%
である)、好ましくはそれぞれ30〜50モル%、20〜45モ
ル%および5〜40モル%(ただし、(I)+(II)は60
〜95モル%である)含有し、ゲルパーミエーションクロ
マトグラフィー(GPC)で測定する数平均分子量が、1,0
00〜500,000、好ましくは2,000〜50,000、示差熱分析法
(DSC)で測定するガラス転移点(Tg)が−40〜90℃、
好ましくは−20〜60℃のものである。
構造単位(I)は含フッ素共重合体の特性、たとえば
耐候性、耐汚染性、撥水撥油性などを付与するものであ
り、前記範囲よりも多いときは溶解性が低下し、少ない
ときは耐候性などが低下する。構造単位(II)は前記の
ごとく、えられる共重合体の耐候性や溶解性、種々の化
合物との相溶性などを大きく向上させるものであるが、
前記範囲よりも多いときは共重合体の合成が困難とな
り、少ないときは溶解性が低下する。構造単位(I)と
(II)の合成は50〜95モル%であり、この範囲内にある
ときは共重合体の溶解性や相溶性などの塗料性能、耐候
性、耐汚染性などの塗膜性能がよい。一方、該範囲より
も多いときは共重合体の溶解性が著しく低下し、また少
ないときはえられる塗膜の耐候性、耐汚染性が劣る。構
造単位(III)は共重合体に硬化性を付与するものであ
ると共に、生成する塗膜の無機材料への密着性を向上さ
せる。前記範囲よりも多いときは共重合体の合成が困難
となり、また少ないときは硬化不充分な塗膜となる。
本発明の含フッ素共重合体には、さらに共重合可能な
単量体に基づく構造単位(IV)が含まれてもよい。かか
る共重合可能な単量体としては、たとえばメチルビニル
エーテル、エチルビニルエーテル、n−プロピルビニル
エーテル、イソプロピルビニルエーテル、n−ブチルビ
ニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、tert−ブチ
ルビニルエーテル、n−ペンチルビニルエーテル、n−
ヘキシルビニルエーテル、n−オクチルビニルエーテ
ル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、クロロメチル
ビニルエーテル、クロロエチルビニルエーテル、ベンジ
ルビニルエーテルもしくはフェニルエチルビニルエーテ
ルなどの置換または非置換アルキビニルエーテル類;シ
クロペンチルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエ
ーテルもしくはメチルシクロヘキシルビニルエーテルな
どのシクロアルキルビニルエーテル類;2−ヒドロキシエ
チルビニルエーテル、3−ヒドロキシプロピルビニルエ
ーテル、4−ヒドロキシブチルビニルエーテルなどのヒ
ドロキシアルキルビニルエーテル類;トリフルオロメチ
ルトリフルオロビニルエーテル、ペンタフルオロエチル
トリフルオロビニルエーテル、ヘプタフルオロプロピル
トリフルオロビニルエーテル、トリフルオロエチルトリ
フルオロビニルエーテル、テトラフルオロプロピルトリ
フルオロビニルエーテルもしくはペンタフルオロブチル
トリフルオロビニルエーテルなどのフルオロアルキルパ
ーフルオロビニルエーテル類;酢酸ビニル、プロピオン
酸ビニル、酪酸ビニル、イソ酪酸ビニル、カプロン酸ビ
ニル、カプリル酸ビニル、カプリン酸ビニル、ラウリン
酸ビニル、C9の分岐脂肪族カルボン酸ビニル、C10の分
岐脂肪族カルボン酸ビニルC11の分岐脂肪族カルボン酸
ビニル、ステアリン酸ビニル、2,2−ジメチルプロピオ
ン酸ビニル、2,2−ジメチル酪酸ビニル、2,2−ジメチル
吉草酸ビニル、2,2−ジメチルヘキサン酸ビニル、2,2−
ジエチル酪酸ビニル、2−エチル−2−メチル酪酸ビニ
ル、2−エチル−2−メチル吉草酸ビニルもしくは3−
クロロ−2,2−ジメチルプロピオン酸ビニルなどの脂肪
族カルボン酸のビニルエステル類;シクロヘキサンカル
ボン酸ビニル、メチルシクロヘキサンカルボン酸ビニ
ル、安息香酸ビニル、p−tert−ブチル安息香酸ビニル
などの環構造を有するカルボン酸のビニルエステル類;
マレイン酸メチル、マレイン酸エチル、マレイン酸ブチ
ル、フマル酸メチル、フマル酸エチル、フマル酸ブチ
ル、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジエチルもしくは
マレイン酸ジブチル、フマル酸ジメチル、フマル酸ジエ
チル、フマル酸ジブチルなどの不飽和基含多有塩基酸の
モノまたはジエステル類;スチレン、α−メチルスチレ
ンもしくはビニルトルエンなどの芳香族ビニル化合物
類;メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブ
チルメタクリレートまたはシクロヘキシルメタクリレー
トなどのメタクリル酸エステル類;メチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、ブチルアクリレートもしくは
シクロヘキシルアクリレートなどのアクリル酸エステル
類;(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミ
ドもしくはN−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド
などの含チッ素単量体類;マレイン酸もしくはイタコン
酸など不飽和基含有多塩基酸またはそれらの酸無水物
類;アリルアルコールまたはアリルグリシジルエーテル
などの1種または2種以上があげられ、共重合体が特に
効率よくえられる点からアルキルビニルエーテル類、シ
クロアルキルビニルエーテル類、脂肪族ビニルエステル
類、環構造を有するカルボン酸のビニルエステル類、不
飽和基含有多塩基酸のジエステル類の1種または2種以
上使用するのが好ましい。
かかる単量体を共重合体に導入するときは、構造単位
(I)、(II)、(III)および(IV)の含有量をそれ
ぞれ30〜60モル%、20〜50モル%、1〜30モル%および
残部(ただし、(I)+(II)は50〜95モル%)、好ま
しくはそれぞれ30〜50モル%、20〜45モル%、5〜20モ
ル%および残部(ただし、(I)、(II)は60〜95モル
%)とする。構造単位(IV)が前記範囲よりも多いとき
は耐候性が劣り、耐汚染性の低下などを招くことにな
る。
この共重合体の数平均分子量[n]、およびガラス
転移点はそれぞれ1,000〜500,000および−40〜90℃であ
る。
本発明の共重合の製法としては溶液重合法、乳化重合
法、懸濁重合法などの重合法が採用でき、特に溶媒系で
ラジカル重合開始剤を使用し、加熱下に行なう溶液重合
法が好ましい。
重合溶媒としては、たとえばトルエン、キシレン、シ
クロヘキサン、n−ヘキサンもしくはオクタンなどの炭
化水素系溶媒;酢酸メチル、酢酸エチルもしくは酢酸ブ
チルなどのエステル系溶媒;アセトン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンもし
くはメチルアミルケトンなどのケトン系溶媒;ジメチル
ホルムアミドもしくはジメチルアセトアミドなどのアミ
ド系溶媒;メタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、n−ブタノール、イソブタノール、sec−ブタノー
ル、tert−ブタノールもしくはエチレングリコールモノ
アルキルエーテルなどのアルコール系溶媒;テトラヒド
ロフラン、1,4−ジオキサン、ジグライムなどのエーテ
ル系溶媒またはこれらの混合溶媒があげられる。
ラジカル重合開始剤としては、たとえばアセチルパー
オキサイドもしくはベンゾイルパーオキサイドなどのジ
アシルパーオキサイド類;イソプロポキシカルボニルパ
ーオキサイド、tert−ブトキシカルボニルパーオキサイ
ドなどのジアルコキシカルボニルパーオキサイド類;メ
チルエチルケトンパーオキサイドもしくはシクロヘキサ
ノンパーオキサイドなどのケトンパーオキサイド類;過
酸化水素、tert−ブチルハイドロパーオキサイドもしく
はクメンハイドロパーオキサイドなどのハイドロパーオ
キサイド類;ジ−tert−ブチルパーオキサイドもしくは
ジクミルパーオキサイドなどのジアルキルパーオキサイ
ド類;tert−ブチルパーオキシアセテートもしくはtert
−ブチルパーオキシピバレートなどのアルキルパーオキ
シエステル類;2,2′−アゾビスイソブチロニトリル、2,
2′−アゾビスイソバレロニトリルもしくは2,2′−アゾ
ビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)などのアゾ系開
始剤類;または過硫酸アンモニウムもしくは過硫酸カリ
ウムなどの過硫酸塩などが用いられ、さらに必要に応じ
て亜硫酸水素ナトリウムもしくはピロ亜硫酸ナトリウム
などの無機の還元剤、またはナフテン酸コバルトもしく
はジメチルアニリンなどの有機の還元剤も使用できる。
本発明のシリル基含有含フッ素共重合体において加水
分解性シリル基は重合鎖全体にほぼ均一に分布してい
る。
本発明の共重合体は溶解性、無機材料との親和性に優
れ、しかも水分の存在下に加水分解性シリル基が縮合し
て分子鎖間で架橋して硬化し、含フッ素共重合体に特有
の耐候性、耐汚染性、無機材料との密着性に優れた皮膜
を形成することができる。
また、本発明の共重合体は、以下に説明する硬化用組
成物の皮膜形成剤として有用であるほか、他種の硬化用
組成物の添加剤、あるいは無機材料の表面処理剤として
も用いることができる。
本発明の共重合体は、前記のごとく加水分解性シリル
基を有しているので、水分と接触することによって共重
合体の分子鎖間で架橋が生じ硬化する。この硬化は大気
中の湿気によっても起こりうる。したがって、該共重合
体と有機溶媒とからなる組成物を調製すれば、硬化用組
成物となる。
このように本発明の硬化用組成物は前記加水分解性シ
リル基含有含フッ素共重合体と有機溶媒とから基本的に
構成されるが、たとえば塗料として用いるばあいなど硬
化皮膜を迅速にうるためには、加水分解−縮合用触媒、
すなわちシラノール縮合触媒を添加すればよい。シラノ
ール縮合触媒の添加は塗布直前であってもよいが、予じ
め共重合体の有機溶媒溶液に添加して1液型の硬化用組
成物とするのが好ましい。このばあい、基材に塗布され
た硬化用組成物から溶媒が蒸散して共重合体が大気中の
湿気と接触し始めると硬化が生じ、皮膜が形成される。
硬化用組成物に用いる有機溶媒としては、たとえば酢
酸ブチル、酢酸エチル、アセトン、メチルイソブチルケ
トン、シクロヘキサン、トルエン、キシレン、シクロヘ
キサン、n−ヘキサン、エタノール、イソプロパノー
ル、ブタノール、エチレングリコールモノアルキルエー
テルなどがあげられ、具体的用途によって適宜選定して
使用される。
また、共重合体濃度は塗装性、貯蔵安定性、分子量な
どによって適宜選定されるが、通常約5〜90重量%、好
ましくは約20〜80重量%である。
シラノール縮合触媒としては通常使用されているもの
が使用でき、たとえばブチルアミン、ジブチルアミン、
ヘキシルアミン、トリエチルアミン、イソホロンジアミ
ン、イミダゾール、水酸化リチウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウムもしくはナトリウムメチラートなど
の塩基性化合物;テトライソプロピルチタネート、テト
ラブチルチタネート、オクチル酸錫、オクチル酸鉛、オ
クチル酸コバルト、オクチル酸亜鉛、オクチル酸カルシ
ウム、ナフテン酸鉛、ナフテン酸コバルト、ジブチル錫
ジアセテート、ジブチル錫ジオクテート、ジブチル錫ジ
ラウレートもしくはジブチル錫マレエートなどの含金属
化合物;p−トルエンスルホン酸、トリクロロ酢酸、リン
酸、モノアルキルリン酸、ジアルキルリン酸、β−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレートのリン酸エステル、
モノアルキル亜リン酸もしくはジアルキル亜リン酸など
の酸性化合物などがあげられる。シラノール縮合触媒を
添加するばあいその添加量は、前記含フッ素共重合体の
固形分量に対して0.001〜10重量%、好ましくは0.01〜
5重量%の範囲が適当である。この範囲よりも多いとき
は可使時間が短かくなり、少ないときは添加効果が認め
られない。
本発明の硬化用組成物は前記含フッ素共重合体を有機
溶媒に溶解することによってえられ、要すればシラノー
ル縮合触媒を添加すればよい。また、他の添加剤とし
て、たとえば顔料、各種樹脂類、流動調整剤、色分れ防
止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤などを具体的用途に応
じて配合してもよい。
顔料の具体例としては、たとえば酸化チタン、炭酸カ
ルシウムもしくはカーボンブラックなどの無機顔料;フ
タロシアニン系、キナクリドン系もしくはアゾ系などの
有機顔料などがあげられるが、これらのみに限定される
ものではない。顔料の添加量は通常共重合体に対して約
200重量%までである。
配合可能な各種樹脂類としては、たとえば共単量体に
スチレンを含有していてもよい(メタ)アクリル系樹
脂、ポリエステル系樹脂、アルキッド樹脂、メラミン−
ホルムアルデヒド樹脂、ポリイソシアネート系樹脂、エ
ポキシ系樹脂、塩化ビニル系樹脂(たとえば塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体など)、セルロース系樹脂(たと
えばニトロセルロース、セルロースアセテートブチレー
トなど)、ケトン樹脂、石油樹脂、ポリエチレンやポリ
プロピレンなどのポリオレフィン類の塩素化物、前記本
発明の含フッ素共重合体以外の各種フッ素樹脂(たとえ
ばテトラフルオロエチレンやクロロトリフルオロエチレ
ンの単独重合体またはこれらと他の単量体との共重合体
など)などの1種または2種以上があげられるが、これ
らのみに限定されるものではない。
本発明の硬化用組成物は水分と接触すると架橋し硬化
して皮膜を形成する。この反応は室温(約0〜40℃)程
度で充分に進行するが、必要に応じて加熱下で反応を進
めてもよい。水分は前記のごとく大気中の湿気程度でよ
い。
本発明の硬化用組成物は常温硬化型塗料のほか、加熱
して硬化するタイプの塗料などに用いることができる。
つぎに本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明
はかかる実施例のみに限定されるものではない。
実施例 (共重合体の製造) 1000mlのステンレス製オートクレーブに酢酸ブチル20
0g、ビニルトリメトキシシラン(TMVS)29.5g、n−ブ
チルビニルエーテル(nBVE)20.0g、2,2′−アゾビス
(2,4−ジメチルバレロニトリル)5.0gを仕込み、0℃
に氷冷したのち減圧下に脱気した。このものにイソブチ
レン(IB)33.5gとテトラフルオロエチレン(TFE)100g
を仕込み、攪拌下に50℃に加熱し、28時間反応させ、反
応器内圧が14.0kg/cm2Gから10.3kg/cm2Gへ下がった時点
で反応を停止した(重合収率24.6重量%)。えられた加
水分解性シリル基含有含フッ素共重合体を19F−NMR、1H
−NMRおよび元素分析法で分析したところ、TFE 45モル
%、IB 40モル%、nBVE 8モル%およびTMVS 7モル%と
からなる共重合体であり、GPCで測定した数平均分子量
(n)は3.9×103、DSCで測定したガラス転移点(T
g)は−21℃であった。
また、共重合体の溶解性をつぎの方法で調べたとこ
ろ、完全に溶解した。
(溶解性試験) 共重合体の小片と酢酸ブチルを混合し、よく撹拌する
(要すれば加熱する)。室温で放置したのち目視により
溶解状態を観察する。
◎:完全に溶解 ○:一部溶解 ×:不溶 また第1表に示す単量体を用いて同様に共重合体を製
造した。結果を第1表に示す。
(組成物の調製) えられた共重合体10gを酢酸ブチル20gに溶解し、ジブ
チル錫ジラウレート0.012gを加えて硬化用組成物を調製
した。
この組成物をアルミニウム板(JIS H 4000 A−1050P
AM−712)上にスレーコート法で塗布し、室温で7日間
放置して硬化皮膜を形成させ、以下の塗膜性能試験を行
なった。結果を第1表に示す。
[耐候性試験] 岩崎電気(株)製のアイスーパーUVテスター(Light/
Dew/Rest=6時間/5時間/1時間を1サイクルとする)に
て促進耐候性試験を1500時間行なったのち、スガ試験機
(株)製のカラーコンピューターSM−4で皮膜の光沢保
持率(%)を測定する。
[耐汚染性試験] 赤色のフェルトペン(サクラペンタッチ(商品名))
により10mm×10mmの面積を塗りつぶし、24時間後にこれ
をエタノールで拭きとり、インクの残存状態を目視で観
察する。評価はつぎの段階で行なった。
◎:完全に除去された。
○:わずかに残った。
△:やや残った。
×:著しく残った。
[密着性試験] JIS K 5400に準じて碁盤目試験を行なった。
なお、第1表中の単量体符号はつぎのものである。
TFE :テトラフルオロエチレン CTFE:クロロトリフルオロエチレン HFP :ヘキサフルオロプロペン VdF :ビニリデンフルオライド IB :イソブチレン EVE :エチルビニルエーテル nBVE:n−ブチルビニルエーテル VAc :酢酸ビニル VPi :ピバリン酸ビニル DEM :マレイン酸ジエチル DEF :フマル酸ジエチル TMVS:ビニルトリメトキシシラン TEVS:ビニルトリエトキシシラン ATMS:アリルトリメトキシシラン TMVPS:トリメトキシシリルプロピルビニルエーテル [発明の効果] 本発明の共重合体は有機溶媒溶解性に優れ、かつ水分
により架橋硬化して耐候性、耐汚染性、密着性などに優
れた皮膜を提供することができる。また、かかる共重合
体を用いた硬化用組成物は塗料などとして有用である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08L 43/04 C08L 43/04 (56)参考文献 特開 昭63−218715(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 27/12 - 27/20 C08F 210/10 - 210/12 C08F 214/18 - 214/28 C08F 230/08 C08L 23/22 C08L 43/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I): −CXY−CZW− (I) (式中、X、Y、ZおよびWは同じかまたは異なり、水
    素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはハロゲン化ア
    ルキル基であり、かつX、Y、ZまたはWの少なくとも
    1つはフッ素原子を含む)で表わされるフルオロオレフ
    ィン構造単位、 式(II): −CH2−C(CH3− (II) で表わされる構造単位、および 式(III): (式中、R1は水素原子またはアルキル基、R2は加水分解
    性シリル基を有する基である)で表わされる構造単位 を有し、構造単位(I)を30〜60モル%、構造単位(I
    I)を20〜50モル%(ただし、構造単位(I)と(II)
    の合計が50〜95モル%)および構造単位(III)を1〜5
    0モル%含有する含フッ素共重合体。
  2. 【請求項2】請求項1記載の構造単位(I)、(II)お
    よび(III)に加えてこれらと共重合可能な置換または
    非置換アルキルビニルエーテル類、シクロアルキルビニ
    ルエーテル類、ヒドロキシアルキルビニルエーテル類、
    フルオロアルキルパーフルオロビニルエーテル類、脂肪
    族カルボン酸のビニルエステル類、環構造を有するカル
    ボン酸のビニルエステル類、不飽和基含有多塩基酸のモ
    ノまたはジエステル類、芳香族ビニル化合物類、メタク
    リル酸エステル類、アクリル酸エステル類、含チッ素単
    量体類、不飽和基含有多塩基酸またはそれらの酸無水物
    類、アリルアルコールおよびアリルグリシジルエーテル
    よりなる群から選ばれた少なくとも1種に由来する構造
    単位(IV)を有し、構造単位(I)を30〜60モル%、構
    造単位(II)を20〜50モル%(ただし、構造単位(I)
    と(II)の合計が50〜95モル%)および構造単位(II
    I)を1〜30モル%含有し、残部を構造単位(IV)とす
    る含フッ素共重合体。
  3. 【請求項3】構造単位(IV)が、アルキルビニルエーテ
    ル類、シクロアルキルビニルエーテル類、脂肪族ビニル
    エステル類、環構造を有するカルボン酸のビニルエステ
    ル類および不飽和基含有多塩基酸のジエステル類よりな
    る群から選ばれた少なくとも1種に由来する構造単位で
    ある請求項2記載の含フッ素共重合体。
  4. 【請求項4】構造単位(IV)が、アルキルビニルエーテ
    ル類、脂肪族ビニルエステル類および不飽和基含有多塩
    基酸のジエステル類よりなる群から選ばれた少なくとも
    1種に由来する構造単位である請求項2記載の含フッ素
    共重合体。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の含フッ素
    共重合体と溶媒と必要に応じて加水分解性シリル基の加
    水分解−縮合用触媒からなる硬化用組成物。
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