JPH1134249A - 農業用延伸フッ素樹脂フィルム - Google Patents

農業用延伸フッ素樹脂フィルム

Info

Publication number
JPH1134249A
JPH1134249A JP19381297A JP19381297A JPH1134249A JP H1134249 A JPH1134249 A JP H1134249A JP 19381297 A JP19381297 A JP 19381297A JP 19381297 A JP19381297 A JP 19381297A JP H1134249 A JPH1134249 A JP H1134249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
stretched
fluororesin film
coating
fluororesin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19381297A
Other languages
English (en)
Inventor
Kei Mizutani
圭 水谷
Hiroshi Tomita
博史 冨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP19381297A priority Critical patent/JPH1134249A/ja
Publication of JPH1134249A publication Critical patent/JPH1134249A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械強度と耐候性に優れ、長時間の屋外展張
に耐えうる農業用延伸フッ素樹脂フィルムを提供する。 【解決手段】 少なくとも一方向に1.1倍〜10倍に
延伸された厚さ10〜1000μmのフッ素樹脂フィル
ムの片面に、アクリル系単量体とパーフルオロアルキル
基含有アクリル系単量体との共重合体からなる含フッ素
アクリル系重合体(A)及びフッ化ビニリデン系樹脂
(B)を主成分とする組成物の被膜が形成されている農
業用延伸フッ素樹脂フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は農業用延伸フッ素樹
脂フィルムに関し、さらに詳しくは機械強度と耐候性に
優れ、長時間の屋外展張に耐えうる農業用延伸フッ素樹
脂フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】フッ素樹脂フィルムは、優れた耐熱性、
耐候性、耐薬品性等を有していることから多様な用途に
用いられ、特に、優れた耐候性、防塵性、光線透過率を
具備しているため、農業用被覆材としての使用が提案さ
れている(例えば、特開昭64―43535号公報
等)。しかし農業用ハウス用に適用した場合、自然光の
透過率が高いことから作物の成育促進が図れるととも
に、特に花卉の栽培上、発色性のよいものが得られる等
の利点を有するが、反面、紫外線透過率が高いため、ハ
ウス内のプラスチック配管や不織布等の材料劣化を引き
起こしたり、病害中が発生しやすいなどの弊害が懸念さ
れる。
【0003】このため、従来、フッ素樹脂フィルム表面
に各種の紫外線吸収剤を含む合成樹脂層を塗設する方法
(例えば、特開昭57―177027号)が検討されて
きている。
【0004】しかし、この方法では、合成樹脂バインダ
ーと紫外線吸収剤の組み合わせによる相溶性の悪さから
塗膜の白濁化を生じたり、経時により紫外線吸収剤がブ
リードアウトすることにより自然光透過率が上がってし
まう。また合成樹脂に対して紫外線吸収剤が量的に均一
分散しにくいことから、十分な紫外線遮断性を得るには
塗布量を厚くする必要があり、透明性を損なう場合が多
い。
【0005】また、紫外線吸収型アクリル樹脂層で被覆
したフッ素樹脂フィルム(例えば、特開平7―2053
77号、特開平6―171036号等)が検討、提案さ
れている。しかし、これらに開示されている延伸されて
いないフッ素樹脂フィルムについては密着性は良好であ
るが、基体フィルムの鳥のつつきや、雹の落下による破
損は回避できないので、ハウスにフィルムを再度張り替
える、部分的に捕集する等の対策を取る必要があり、長
期間の屋外展張、屋外曝露に十分に絶えるだけの機械強
度や耐候性を有するには十分なものではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐候耐久
性、機械的強度などに優れ、長期間の屋外展張、曝露に
絶えうる農業用フッ素樹脂フィルムを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
の結果、少なくとも一方向に延伸されたフッ素樹脂フィ
ルムの表面に、紫外線吸収剤を含有する含フッ素アクリ
ル系重合体及びフッ化ビニリデン系樹脂を主成分とする
組成物の被膜を設けることにより、上記課題を解決でき
ることを見出し、本発明に到達した。
【0008】すなわち、本発明は、少なくとも一方向に
1.1倍〜10倍に延伸された厚さ10〜1000μm
のフッ素樹脂フィルムの片面に、アクリル系単量体とパ
ーフルオロアルキル基含有アクリル系単量体との共重合
体からなる含フッ素アクリル系重合体(A)及びフッ化
ビニリデン系樹脂(B)を主成分とする組成物の被膜が
形成されている農業用延伸フッ素樹脂フィルムである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の延伸フィルムを構成する
フッ素樹脂は、エチレンとテトラフルオロエチレンを主
成分とする共重合体であることが好ましい。この共重合
体は知られており、例えば米国特許第2468664号
明細書に開示されている。この共重合体は、例えば非水
性重合性、即ち2種の単量体を、非テローゲン性クロル
フルオロカーボン炭化水素溶媒中、30〜85℃の温度
で及びそのような温度で活性な重合開始剤の存在下に一
緒にし、次いで共重合体を回収するという方法によって
製造できる。
【0010】本発明における前記重合体は、エチレン成
分とテトラフルオロエチレン成分の総和当たり、エチレ
ン成分の割合が40〜60モル%を占め、テトラフルオ
ロエチレン成分の割合が40〜60モル%を占める。通
常、エチレン成分とテトラフルオロエチレン成分のモル
比は1:1であって、これらが実質的に交互に結合した
ランダム共重合体からなる。
【0011】前記共重合体は、溶融加工性であるため
に、300℃において0.455kg/cm2 (0.0
45MPa)の剪断応力で測定して、約5×106 ポイ
ズ(5×105 Pa・s)よりも大きくない比溶融粘度
を有するフィルム形成溶融粘度のものであることが好ま
しい。このフッ素樹脂は、75〜95℃の2次転移温度
及び240〜280℃の結晶溶融温度(両測定は通常の
示差熱分析を使用)も有している。
【0012】本発明におけるフッ素樹脂には、1種又2
種以上の単量体が少量共重合されていてもよい。これら
の共重合しうる単量体としては、例えばCF3 CF2
2―CH2 ―CH=CH2 、パーフルオロブチルエチ
レン、(CF3 2 ―CF―CH2 ―CH=CH2 等の
パーフルオロアルキルエチレン;クロルトリフルオロエ
チレン、(CClF2 2 CF―CH2 ―CH=CH2
等のクロルフルオロアルキルエチレン;ヘキサフルオロ
プロピレン、パーフルオロブテン―1、パーフルオロペ
ンテン―1、パーフルオロヘプテン―1、ω―ヒドロパ
ーフルオロオクテン―1、パーフルオロブチルエチレン
等のフッ素化α―オレフィン;パーフルオロ(メチルビ
ニルエーテル)、パーフルオロ(エチルビニルエーテ
ル)、パーフルオロ(プロピルビニルエーテル)、3―
ヒドロパーフルオロ(プロピルビニルエーテル)等のパ
ーフルオロアルキルビニルエーテル、パーフルオロアセ
トンのような共重合しうるハロゲン化ケトン等をあげる
ことができる。
【0013】ここで「少量」とは、全重合体に基づい
て、0.1〜10モル%、好ましくは3モル%より少な
いことを意味する。これらの単量体は、一般にエチレン
成分とテトラフルオロエチレン成分の中に任意に分布し
ている。
【0014】本発明のフッ素樹脂には、上記テトラフル
オロエチレンの代わりにクロルトリフルオロエチレンが
共重合した共重合体、それらとエチレンとの共重合体も
もちろん含まれる。
【0015】本発明のフィルムは、上記に示したフッ素
樹脂を用いて、公知の方法によって製造することができ
る。例えば、逐次延伸の場合はIダイ、Tダイ押出し法
によってポリマーを押し出し、表面温度15〜70℃の
キャスティングドラムに接触させて冷却固化した後、速
度差のある2つ以上のロールによって縦方向(樹脂の流
れ方向)に延伸したり、テンターによって横方向(樹脂
の流れ方向と直行の方向)に延伸したりすることで、フ
ィルムを製造できる。その際、加熱による延伸、非加熱
による延伸のどちらかでも延伸フィルムを製造できる
が、延伸後の厚み斑や透明性を考慮すると、70℃〜1
80℃程度、好ましくは90℃〜160℃程度の加熱に
よる延伸が好ましく、更に好ましくは延伸後に延伸温度
−10℃〜20℃程度の湿度で熱固定することが好まし
い。製品フィルムの厚みはフィルムの搬送性、展張性を
考慮すると、10〜1000μm、好ましくは20〜2
00μmであり、ダイ口金のスリット幅、ポリマーの吐
出量、キャスティングドラムの回転数を調整することに
よって、所望の製品厚みや幅に調整することができる。
【0016】本発明のフッ素樹脂フィルムは少なくとも
一方向に延伸され、具体的には、縦1軸延伸、横1軸延
伸、縦横又は横縦の逐次2軸延伸、同時2軸延伸、横縦
横又は縦横縦の3段逐次2軸延伸、縦縦横の多段縦逐次
2軸延伸あるは縦横縦横の4段逐次2軸延伸を適用でき
る。製膜のしやすさや製品フィルムの製造コスト等を考
慮すると、縦1軸延伸、横1軸延伸、逐次2軸延伸が好
ましく、ハウス展張性を重点に考慮すると横1軸延伸が
更に好ましい。また、その時製品フィルムの強度を考慮
すると、延伸倍率は横1軸延伸、縦1軸延伸の場合は倍
率が1.1〜10倍、好ましくは3〜8倍であり、2軸
延伸の場合は面積倍率で1.2〜100倍、好ましくは
4〜25倍、更に好ましくは7〜20倍である。少なく
とも一方向に延伸されることにより、フィルムに機械強
度が付与され、施設園芸用ハウスに用いられた場合に展
張時の機械的特性が向上し、また雹に合い、鳥につつか
れても穴があかない等、屋外曝露時の機械的耐久性が向
上する。
【0017】本発明の延伸フッ素樹脂フィルムには、そ
の片面に、アクリル系単量体とパーフルオロアルキル基
含有アクリル系単量体との共重合体からなる含フッ素ア
クリル系重合体(A)及びフッ化ビニリデン系樹脂
(B)を主成分とする組成物の被膜が形成されている。
【0018】本発明において、アクリル系単量体とはア
クリル酸あるいはメタクリル酸のアルキルエステル類で
あって、パーフルオロアルキル基のようなフッ素含有基
を有しないものをいう。
【0019】アクリル酸あるいはメタクリル酸のアルキ
ルエステル類としては、具体的には、メチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、n―プロピルアクリレヘー
ト、iso―プロピルアクリレート、n―ブチルアクリ
レート、iso―ブチルアクリレート、シクロヘキシル
アクリレート、2―エチルヘキシルアクリレート、デシ
ルアクリレート、ドデシルアクリレート、トリデシルア
クリレート、ステアリルアクリレート等のようなアクリ
ル酸のC1 〜C22のアルキルエステル類:メチルメタク
リレート、エチルメタクリレート、n―プロピルメタク
リレート、iso―プロピルメタクリレート、n―ブチ
ルメタクリレート、iso―ブチルメタクリレート、シ
クロヘキシルメタクリレート、2―エチルヘキシルメタ
クリレート、デシルメタクリレート、ドデシルメタクリ
レート、トリデシルメタクリレート、ドデシルメタクリ
レート、ステアリルメタクリレート等のようなメタクリ
ル酸のC1 〜C22のアルキルエステル類等があげられ
る。
【0020】上記のアクリル系単量体は、各々単独で、
もしくは混合物として使用することができる。また、こ
れらアクリル系単量体は、共重合可能な他の単量体と共
に使用してもよい。このような他の単量体としては、例
えば、分子内に1個もしくは2個以上のカルボキシル基
を含むα,β―不飽和カルボン酸化合物があり、アクリ
ル酸、メタクリル酸、イタンコン酸、マレイン酸、アコ
ニット酸、クロトン酸等があげられる。また、例えばス
チレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、酢酸
ビニル、プロピオン酸ビニル、アクリルアミド、メタク
リルアミド、n―ブトキシアクリルアミド、n―ブトキ
シメタクリルアミド等も使用することができる。
【0021】また、パーフルオロアルキル基含有アクリ
ル系単量体とは、パーフルオロアルキル基を有するアク
リル酸あるいはメタクリル酸のエステル類であって、具
体的には、2,2,2―トリフルオロエチルアクリレー
ト、2,2,2―トリフルオロエチルメタクリレート、
2,2,3,3―テトラフルオロプロピルアクリレー
ト、2,2,3,3―テトラフルオロプロピルメタクリ
レート、2,2,3,3,3―ペンタフルオロプロピル
アクリレート、2,2,3,3,3―ペンタフルオロプ
ロピルメタクリレート、1―トリフルオロメチル―2,
2,2―トリフルオロエチルアクリレート、1―トリフ
ルオロメチル―2,2,2―トリフルオロエチルメタク
リレート、2,2,3,3,4,4,5,5―オクタフ
ルオロペンチルアクリレート、2,2,3,3,4,
4,5,5―オクタフルオロペンチルメタクリレート、
2,2,3,3,4,4―ヘキサフルオロブチルアクリ
レート、2,2,3,3,4,4―ヘキサフルオロブチ
ルメタクリレート、2―パーフルオロオクチルエチルア
クリレート、2―パーフルオロオクチルメタクリレー
ト、2―パーフルオロノニルエチルアクリレート、2―
パーフルオロノニルエチルメタクリレート等が挙げられ
る。中でも特に、パーフルオロ基のフッ素の数が5以上
のものが好ましい。これらは、各々単独で用いても、2
種以上の併用であってもよい。
【0022】アクリル系単量体とパーフルオロアルキル
基含有アクリル系単量体との共重合割合は、通常前者が
20〜99重量%の範囲であることが好ましい。アクリ
ル系単量体がこの範囲より少ないと、形成被膜の基材と
密着性が充分でなく、又この範囲より多いと、含フッ素
アクリル系重合体としての機能を発揮しない。
【0023】アクリル系単量体とパーフルオロアルキル
基含有アクリル系単量体を所定量配合して有機溶媒とと
もに重合缶に仕込み、重合開始剤、必要に応じて分子量
調節剤を加えて、攪拌しつつ加熱し、重合して含フッ素
アクリル系重合体(A)を得る。重合は、通常公知の方
法、例えば懸濁重合法、溶液重合法などが採用される。
この際、使用しうる重合開始剤としては、α,α―アゾ
ビスイソブチロニトリル、ボンゾイルパーオキサイド、
クメンハイドロパーオキサイド等のラジカル生成触媒が
あげられ、分子量調節剤としてはブチルメルカプタン、
n―ドデシルメルカプタン、tert―ドデシルメルカ
プタン、β―メルカプトエタノール等があげられる。
【0024】重合に用いる有機溶媒としては、メタノー
ル、エタノール、n―プロパノール、イソプロパノー
ル、n―ブタノール、sec―ブタノール、tert―
ブタノール、n―アミルアルコール、イソアミルアルコ
ール、tert―アミルアルコール、n―ヘキシルアル
コール、シクロヘキサノール等のアルコール類;ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;酢酸エ
チル、酢酸ブチル等の酢酸エステル類;アセトン、メチ
ルエチルケトン、メチル―n―プロピルケトン、メチル
イソブチルケトン、ジエチルケトン、2―ヘキサノン、
3―ヘキサノン、ジ―n―プロピルケトン、ジイソプロ
ピルケトン、ジ―n―アミルケトン、シクロヘキサノン
等のケトン類;テトラヒドロフラン等があげられ、これ
らは1種もしくは2種以上混合して使用することができ
る。
【0025】本発明においてフッ化ビニリデン系樹脂
(B)とは、フッ化ビニリデンの単独重合体、もしくは
フッ化ビニリデンと他のフッ素系不飽和単量体及び/も
しくはフッ素を含有しない共重合可能な単量体との共重
合体、さらにこれら重合体の一部を改質もしくは変性し
た重合体が包含される。これらフッ化ビニリデン系樹脂
は1種もしくは2種以上で用いることができる。また他
のフッ素を含有する樹脂、例えば、4フッ化エチレン、
クロロトリフルオロエチレン、フルオロエチレン等と混
合して用いても構わない。
【0026】含フッ素アクリル系重合体[A]とフッ化
ビニリデン系樹脂[B]の配合比は、[A]5〜80重
量%、[B]20〜95重量%である。樹脂[B]に対
する重合体[A]の割合が少なすぎると、形成被膜の透
明性が充分でない。また、樹脂[B]に対する重合体
[A]の割合が多すぎると、耐候性への効果が充分でな
く好ましくない。
【0027】この被膜組成物には、これら成分の外に必
要に応じて紫外線吸収剤、アンチブロッキング剤、酸化
防止剤、防藻剤、防カビ剤等を配合することができ、有
機溶媒に分散及び/又は溶解して用いることができる。
上記の被膜組成物により被膜を形成するには、成形品の
形状に応じて公知の各種方法が適用される。例えば、溶
液又は分散状態で被膜を形成する場合は、ドクターブレ
ードコート法、グラビアロールコート法、エヤナイフコ
ート法、リバースロールコート法、ディップコート法、
カーテンロールコート法、スプレイコート法、ロッドコ
ート法等の塗布方法が用いられる。
【0028】溶液又は分散状態とするための有機溶媒と
しては、例えば脂肪族炭化水素としてヘプタン、シクロ
ヘキサン等;芳香族炭化水素としてベンゼン、トルエ
ン、キシレン等;アルコール類としてメタノール、エタ
ノール、イソプロピルアルコール、ポリオキシエチレン
グリコール等;ハロゲン化炭化水素としてクロロホル
ム、四塩化炭化水素、クロルベンゼン等;ケトン類とし
てアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン等;エステル類としてメチルアセテート、アリルア
セテート、エチルステアレート等;アミン類としてはト
リメチルアミン、ジフェニルアミン、ヘキサメチレンジ
アミン等;その他ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジエチレン
ジチオグリコール、ジアセトンアルコール、ベンゾニト
リル、ジメチルスルホキサイド等があげられ、これらは
単独もしくは2種以上の併用で使うことができる。ま
た、溶融状態で被膜を形成する場合は、溶融押出しラミ
ネート法等が用いられる。
【0029】本発明において、被膜の厚みは0.05〜
20g/m2 (固形分)の範囲とするのがよい。この範
囲より薄いと耐候性が不充分であり、この範囲より厚い
と被膜量が多すぎて経済的に不利となり、フィルム自体
の機械的強度が低下することがある。通常は0.2〜1
5g/m2 (固形分)の範囲が好ましい。
【0030】本発明において、延伸フッ素樹脂フィルム
と上述組成物の被膜との間に、紫外線吸収剤を含有する
接着性樹脂層を設けることが、長期間の屋外展張に耐え
得る上で、より好ましい。接着性樹脂層を構成する樹脂
としては、フッ素樹脂フィルムとの密着性が良好な、熱
可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂があげられる。
【0031】具体的には、アクリル樹脂、ポリビニルア
ルコール樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、シリコーン樹脂、ア
クリルシリコーン樹脂等があげられ、これらの樹脂は、
各々単独で、もしくは混合物として使用することが出来
る。上記の樹脂の中でもフッ素樹脂フィルムとの密着性
が特に優れており、それ自身、良好な耐候性を有するア
クリル樹脂を用いるのが好ましい。また、上記の樹脂に
は、必要に応じて、架橋剤等を添加して併用することが
出来る。
【0032】紫外線吸収剤の種類としては、従来公知の
紫外線吸収剤、例えばサリチル酸系化合物、シアノアク
リレート系化合物、ベンゾフェノン系化合物、ベンゾト
リアゾール系化合物等があげられる。これらの中で、ア
クリル系樹脂への溶解性、フッ素樹脂フィルムに塗布し
て農業用として使用する際の耐候性等の観点から評価す
ると、シアノアクリレート系化合物の中のエチル―2―
シアノ―3,3―ジフェニルアクリレート、ベンゾフェ
ノン系化合物の中の2,4―ジヒドロキシベンゾフェノ
ン、2―ヒドロキシ―4―メトキシベンゾフェノン、
2,2′―ジヒドロキシ―4―メトキシベンゾフェノ
ン、2,2′―ジヒドロキシ―4,4′―ジメトキシベ
ンゾフェノンが好ましく、ベンゾトリアゾール系化合物
の中の2―(2′―ヒドロキシ―5′―tert―ブチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾールが特に好ましい。これ
らは一種の使用でも、二種以上の併用であってもよい。
【0033】接着性樹脂と紫外線吸収剤の配合量は、樹
脂100重量部に対して紫外線吸収剤1〜30重量%の
範囲とするのがよい。これより少ないと紫外線の吸収が
充分されず、基材フッ素樹脂フィルムの耐候性を損な
い、これより多いと層表面に紫外線吸収剤が噴き出し、
二層目被膜の密着性を損なうので好ましくない。
【0034】この接着性樹脂組成物には、これらの成分
の外にアンチブロッキング剤、酸化防止剤等の添加剤を
配合することができる。
【0035】フッ素樹脂フィルム表面に接着性樹脂層を
形成するには、公知の各種方法が適用される。例えば、
溶液又は分散状態で被膜を形成する場合は、ドクターブ
レードコート法、グラビアロールコート法、エヤナイフ
コート法、リバースロールコート法、ディップコート
法、カーテンロールコート法、スプレイコート法、ロッ
ドコート法等の塗布方法が用いられる。
【0036】溶液又は分散状態とするのに用いる有機溶
媒としては、例えば脂肪族炭化水素としてヘプタン、シ
クロヘキサン等;芳香族炭化水素としてベンゼン、トル
エン、キシレン等;アルコール類としてメタノール、エ
タノール、イソプロピルアルコール、ポリオキシエチレ
ングリコール等;ハロゲン化炭化水素としてクロロホル
ム、四塩化炭化水素、クロルベンゼン等;ケトン類とし
てアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン等;エステル類としてメチルアセテート、アリルア
セテート、エチルステアレート等;アミン類としてはト
リメチルアミン、ジフェニルアミン、ヘキサメチレンジ
アミン等;その他ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド、ジオキサン、ジエチルエーテル、ジエチレン
ジチオグリコール、ジアセトンアルコール、ベンゾニト
リル、ジメチルスルホキサイド等があげられ、これらは
単独もしくは2種以上の併用で使うことができる。ま
た、溶融状態で被膜を形成する場合は、溶融押出しラミ
ネート法等が用いられる。
【0037】本発明において、接着性樹脂層の厚みは
0.1〜20g/m2 (固形分)の範囲とするのがよ
い。この範囲より薄いと耐候性が不充分であり、この範
囲より厚いと基体フィルムとの屈曲性に差があるため、
該樹脂層が基体フィルムから剥離する等の現象が起こる
おそれがある。通常は0.5〜15g/m2 (固形分)
の範囲が好ましい。なお上記組成物を塗布する前に、フ
ィルムの表面を予め、アルコールまたは水で洗浄した
り、プラズマ放電処理、あるいはコロナ放電処理した
り、他の塗料あるいはプライマーを下塗りする等の前処
理を施しておいてもよい。 尚、基体フィルムの反対面
には、親水性重合体、界面活性剤又は親水性重合体に界
面活性剤を混合したものよりなる被膜を形成させ防曇性
を付与してもよい。本発明に係わる農業用フッ素樹脂フ
ィルムを実際に農業用に展張使用することにあたって
は、被膜の設けられた側を、ハウスまたはトンネルの外
側となるようにして使用する。
【0038】本発明に係わる農業用延伸フッ素樹脂フィ
ルムは、屋外に長期間展張した場合に機械強度及び耐候
性に優れ、変色や物性の低下の度合いが少ないため、
又、基材フィルムと被膜とが密着性に富むことから被膜
が剥離しにくく、被膜には、ベタツキがなく、埃の付着
も少ないことから透明性、透過率を長期間維持するた
め、農業用の用途に好適である。特に花卉用ハウスに使
用すると、花色の鮮明な花卉を得ることができる。
【0039】
【実施例】以下、実施例をもって本発明をさらに説明す
るが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の例に限
定されるものではない。
【0040】[実施例1〜3] (1)エチレン/テトラフルオルエチレン共重合体の製
造 内容積400部のステンレス製高圧反応器に、酸素を含
まないチッ素ガスを導入したのち、25重量部の水(脱
酸素処理した水)、175重量部のターシャリーブチル
アルコール及び0.15重量部の過硫酸アンモニウムを
仕込んだ。次いで、反応器を密閉し、脱気し、そしてテ
トラフルオロエチレンとエチレンの、モル比1:0.7
9の混合物を仕込んだ。50℃に加熱し、攪拌しながら
1.5時間反応させた。この間、反応器の内圧を、該混
合物の定量的な補充注入によって、20〜24気圧に調
整した。反応終了後冷却し、除圧し、スチーム蒸留でエ
チレン/テトラフルオルエチレン共重合体(ETFE)
をスラリー状態で取出した。得られた共重合体の量は、
洗浄、乾燥後で、52重量部であった。この共重合体の
テトラフルオロエチレンとエチレンのモル比は1:0.
815であった。
【0041】(2)含フッ素アクリル系重合体(A)の
製造 温度計、攪拌機、還流冷却器および原材料添加用ノズル
を備えた反応器に、メチルエチルケトン70重量部、ト
ルエン30重量部、過酸化ベンゾイル1.0重量部及び
表1に示した各単量体の混合物100重量部を仕込み、
窒素ガス気流中で攪拌しつつ、80℃で3時間、更に過
酸化ベンゾイルを0.5重量部添加して反応を約3時
間、同温度で継続して含フッ素アクリル系重合体である
樹脂a、bを得た。
【0042】
【表1】
【0043】[註]MMA :メチルメタクリレート BMA :ブチルメタクリレート BMA :エチルメタクリレート MA :メタクリル酸 FPMA:2,2,3,3―テトラフルオロプロピルメ
タクリレート FOMA:2―パーフルオロオクチルエチルメタクリレ
ート
【0044】(3)プライマー塗液の調製 表2、3に示した市販されているプライマー用樹脂と紫
外線吸収剤を所定の比率で配合し、これに樹脂固形分濃
度が20重量%となるように、メチルエチルケトンを加
え、接着性樹脂組成物の塗液(プライマー塗液)を得
た。
【0045】(4)被膜用塗液の調製 表2、3に示した種類及び量の含フッ素アクリル系重合
体[A]と市販されているフッ化ビニリデン系樹脂
[B]を配合し、これに固形分が20重量%となるよう
にメチルエチルケトンを加え、被膜組成物の塗液を得
た。
【0046】(5)フィルムの製造 上記(1)で製造されたエチレン/テトラフルオロエチ
レン共重合体をペレット状にし、押出機に供給した。該
押出機の先端に取付けたダイから、該共重合体をシート
状に溶融押出し、表面温度15℃のキャスティングドラ
ムに密着させ、冷却固化して未延伸シートを得た。この
未延伸シートは、次いで、テンターにて、150℃の温
度で横方向(シートの走行方向と直角方向)に4倍の倍
率で延伸し、続い130℃で定長熱固定処理を行って、
厚み60μmの延伸エチレン/テトラフルオロエチレン
共重合体フィルムを得た。この延伸フィルムの片面に、
上記(3)で調製した、表2に示すプライマー塗液をロ
ールコート法で塗布し、乾燥してプライマー層(プライ
マー量4g/m2)塗設の延伸フィルムを得た。次い
で、該プライマー層塗設の延伸フィルムのプライマー層
の上に、上記(4)で調製し、表2に示す被膜用塗液を
ロールコート法で塗布し、乾燥して、被膜量約3g/m
2 の被膜塗設延伸フィルムを得た。この延伸フィルムの
性能を評価し、その結果を表4に示す。
【0047】[比較例1〜3]横延伸処理を省略し、か
つ共重合体の押出し量をキャスティングドラムの回転数
を調整する以外は実施例1〜3と同様に行って厚み60
μmの未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムに実
施例1〜3の(3)で調製し、表3に示すプライマー塗
液を適用し、更に実施例1〜3の(4)で調製し、表3
に示す被膜塗液を適用する以外は実施例1〜3と同様に
行って被膜塗設未延伸フィルムを得た。この未延伸フィ
ルムの性能を評価し、その結果を表5に示す。
【0048】[実施例4、5]実施例1で得られた未延
伸シートを速度比が1:4となる2本のロールによって
縦方向(シートの走行方向)に延伸し、次いで実施例1
と同じ熱固定処理を行って厚み60μmの延伸エチレン
/テトラフルオロエチレン共重合体フィルムを得た。こ
の延伸フィルムに実施例1〜3の(3)で調製し、表2
に示すプライマー塗液を適用し又は適用せず、更に実施
例1〜3の(4)で調製し、表2に示す被膜用塗液を適
用する以外は実施例1〜3と同様に行って被膜塗設延伸
フィルムを得た。この延伸フィルムの性能を評価し、そ
の結果を表4に示す。
【0049】[比較例4]基材フィルムとして未延伸エ
チレン/テトラフルオロエチレン共重合体フィルムの代
りに横一軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム
(厚み:60μm、横延伸倍率:4倍)を用いる以外は
比較例1と同様に行って被膜塗設フィルムを得た。この
フィルムの性能を評価し、その結果を表5に示す。
【0050】
【表2】
【0051】
【表3】
【0052】
【表4】
【0053】
【表5】
【0054】フィルム性能の評価方法 初期直光線透過率:分光光度計(島津製作所製 紫外可
視分光光度計 UV―3101)を用いて波長310n
m及び510nmの透過率を測定した。
【0055】被膜の接着強度:被膜上に幅18mmのセ
ロハンテープ(ニチバン製)を線圧kgの直径20mm
の2本のナイロンロール間を2cm/秒で通して15c
m以上貼り付け、そのテープを剥がし角度150度、速
度100cm/秒以上で剥がした後の被膜の変化を肉眼
にて観察し、判定の基準は次ぎの通りとした。 ◎:被膜の剥離は全く認められない。 ○:被膜は2/3以上剥離していない。 △:被膜は2/3以上剥離している。 ×:被膜はすべて剥離してしまう。
【0056】耐候性:実施例、及び比較例に記載したフ
ィルムを間口1m、奥行き2m、棟高さ1m、屋根勾配
35度の試験用硬質ミニハウスに、被膜を設けた面をハ
ウスの外側にして被覆し、昭和62年9月から平成8年
8月までの10年間展張試験を行った。展張したフィル
ムについて分光光度計(島津製作所製 紫外可視分光光
度計UV―3101)を用いて波長310nm及び51
0nmの透過率を測定した。
【0057】機械強度の確認:フィルムの機械強度の確
認として次ぎに示す方法で耐雹性評価、及び耐つつき評
価を実施した。
【0058】<耐雹性評価>フィルムを30cm×30
cmの正方形の枠にたるみが発生しない様に手で軽く引
っ張りながら固定し、平坦な地面から15cm上方に枠
を固定し、直径1.5cmのビー玉をフィルム面より2
0m上方から初速度0の状態で3回/水準で落下させ、
フィルムに当った部分の窪みの深さ(フィルムの窪んで
いない部分の一番高い部分を基準面として最も窪んだ部
分までの深さ)を測定し、3回の単純平均値を下記の判
定基準にて評価した。 ◎:フィルムの窪みは発生しない。 ○:フィルムの窪みは2mm未満。 △:フィルムの窪みは2mm以上10未満。 ×:フィルムの窪みは10mm以上、又はフィルムが破
損。
【0059】<耐つつき性評価>フィルムを直径10c
mの丸枠に弛ない程度に軽く引っ張りながら固定し、フ
ィルム面に直径1.0mm、先端形状半径0.5mmの
半円型の針を50mm/分でフィルムの面に対して90
度の方向より突き刺し、針が貫通するまでの最大荷重を
10回測定し、単純平均した値について下記判定基準に
て評価した。 ◎:最大荷重が2.0kgf以上。 ○:最大荷重が1.5kgf以上2.0kgf未満。 △:最大荷重が1.0kgf以上1.5kgf未満。 ×:最大荷重が1.0kgf未満。
【0060】
【発明の効果】本発明における農業用延伸フッ素樹脂フ
ィルムによれば、グリーンハウス内のカーテン、パイプ
等の樹脂部に照射する紫外線を長期にわたり遮断し樹脂
製資材の寿命を確保でき、鳥のつつきや雹の落下による
ハウスの破損を防ぐことができ、さらに耐候性をもつこ
とから長期にわたりハウス展張、補習の手間が省くこと
の可能なフィルムを提供できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方向に1.1倍〜10倍に
    延伸された厚さ10〜1000μmのフッ素樹脂フィル
    ムの片面に、アクリル系単量体とパーフルオロアルキル
    基含有アクリル系単量体との共重合体からなる含フッ素
    アクリル系重合体(A)及びフッ化ビニリデン系樹脂
    (B)を主成分とする組成物の被膜が形成されている農
    業用延伸フッ素樹脂フィルム。
  2. 【請求項2】 被膜とフッ素樹脂フィルムとの間に紫外
    線吸収剤を含有する接着性樹脂層が設けられている請求
    項1に記載の農業用延伸フッ素樹脂フィルム。
  3. 【請求項3】 紫外線吸収剤がシアノアクリレート系、
    ベンゾフェノン系およびベンゾトリアゾール系化合物か
    らなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項2に
    記載の農業用延伸フッ素樹脂フィルム。
  4. 【請求項4】 接着性樹脂層がアクリル樹脂である請求
    項2に記載の農業用延伸フッ素樹脂フィルム。
  5. 【請求項5】 フッ素樹脂がエチレンとテトラフルオロ
    エチレンを主成分とする共重合体であり、エチレン成分
    の、テトラフルオロエチレン成分との和に対する割合が
    40〜60モル%である請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の農業用延伸フッ素樹脂フィルム。
JP19381297A 1997-07-18 1997-07-18 農業用延伸フッ素樹脂フィルム Pending JPH1134249A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19381297A JPH1134249A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 農業用延伸フッ素樹脂フィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19381297A JPH1134249A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 農業用延伸フッ素樹脂フィルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1134249A true JPH1134249A (ja) 1999-02-09

Family

ID=16314182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19381297A Pending JPH1134249A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 農業用延伸フッ素樹脂フィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1134249A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011081201A1 (ja) 2009-12-28 2011-07-07 大日本印刷株式会社 コーティング剤組成物及びこれを用いたシート
JP2011168681A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Kaneka Corp フッ素系(メタ)アクリル樹脂、そのフッ素系樹脂組成物、そのフッ素系樹脂フィルムおよびフッ素系樹脂積層アクリル系樹脂フィルム
JP2014139019A (ja) * 2008-06-10 2014-07-31 Kaneka Corp フッ素樹脂積層アクリル系樹脂フィルムの製造方法
JP2017047530A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 デンカ株式会社 農業用フッ素含有積層フィルム及びそれを用いてなる農業用被覆資材
KR20220087673A (ko) * 2020-12-17 2022-06-27 주식회사 케이엔더블유 다층구조의 스트레처블 디스플레이용 연신기판

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014139019A (ja) * 2008-06-10 2014-07-31 Kaneka Corp フッ素樹脂積層アクリル系樹脂フィルムの製造方法
US9074058B2 (en) 2008-06-10 2015-07-07 Kaneka Corporation Fluororesin film and fluororesin-laminated acrylic resin film
US10253143B2 (en) 2008-06-10 2019-04-09 Kaneka Corporation Fluororesin film and fluororesin-laminated acrylic resin film
WO2011081201A1 (ja) 2009-12-28 2011-07-07 大日本印刷株式会社 コーティング剤組成物及びこれを用いたシート
EP2594616A2 (en) 2009-12-28 2013-05-22 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Coating composition and sheet using same
US9221983B2 (en) 2009-12-28 2015-12-29 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Coating composition and sheet using same
KR20190029788A (ko) 2009-12-28 2019-03-20 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 코팅제 조성물 및 이것을 사용한 시트
JP2011168681A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Kaneka Corp フッ素系(メタ)アクリル樹脂、そのフッ素系樹脂組成物、そのフッ素系樹脂フィルムおよびフッ素系樹脂積層アクリル系樹脂フィルム
JP2017047530A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 デンカ株式会社 農業用フッ素含有積層フィルム及びそれを用いてなる農業用被覆資材
KR20220087673A (ko) * 2020-12-17 2022-06-27 주식회사 케이엔더블유 다층구조의 스트레처블 디스플레이용 연신기판

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100333577B1 (ko) 함불소 공중합체 수성 분산액
US9932499B2 (en) UV-curable composition and pressure sensitive adhesive having breathability derived therefrom, as well as method for manufacturing the same
AU4184797A (en) Chemical composition and polymers and polymeric materials derived therefrom
CN104641170B (zh) 光学反射膜
EP2185664A2 (en) Pressure-sensitive adhesive composition having improved initial tack
US10836883B2 (en) Light transparent fluoropolymer composition and article
JPS5845275A (ja) アクリル系粘着剤
JP2011527373A (ja) 新規なフッ化ビニリデンコポリマー
JP2008156566A (ja) プライマー組成物及び該プライマー組成物を用いた粘着テープ
JPH1134249A (ja) 農業用延伸フッ素樹脂フィルム
JPH08258228A (ja) 農業用フッ素樹脂積層体
WO1999067333A1 (fr) Materiau de couverture agricole
TW201640151A (zh) 包含設置於基底膜基材上之低折射率層之微結構光學膜
JP3203929B2 (ja) 農業用ポリエチレンテレフタレートフィルム
WO2001019880A1 (fr) Copolymere tetrafluoroethylene/ethylene et film constitue dudit polymere
JPH08501585A (ja) フルオロケミカル ポリマー系
JP3137351B2 (ja) フッ素樹脂組成物、および該組成物を成形した成形体
JP2005042066A (ja) フッ化ビニリデン系共重合体樹脂フィルム
JPH0623263B2 (ja) 塩化ビニル系樹脂成形品
JP2010150478A (ja) 含フッ素共重合体の製造方法
JPH06303853A (ja) 農業用ポリエチレンテレフタレートフィルム
JPH04248930A (ja) 農業用ポリエチレンテレフタレートフィルム
JPS62273233A (ja) 被覆フイルムの製造方法
JPH07117188A (ja) 農業用積層フィルム
DK170526B1 (da) Stift termoplastisk bi-orienteret laminat