JPS60243483A - 焼成用台板 - Google Patents

焼成用台板

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JPS60243483A
JPS60243483A JP10122684A JP10122684A JPS60243483A JP S60243483 A JPS60243483 A JP S60243483A JP 10122684 A JP10122684 A JP 10122684A JP 10122684 A JP10122684 A JP 10122684A JP S60243483 A JPS60243483 A JP S60243483A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base plate
firing
present
sheets
molded product
Prior art date
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Pending
Application number
JP10122684A
Other languages
English (en)
Inventor
敏昭 佐藤
井戸 猛夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS60243483A publication Critical patent/JPS60243483A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、たとえばセラミック超微粉を主成分として形
成されたシートまたは該シートを積層した成形物を焼成
するばあいなどに用いる焼成用台板に関する。
〔従来技術〕
セラミック粉、有機系結合剤である樹脂、有機系可塑剤
および分散剤O)ら形成されるシートは、たとえばドク
ターブレード法といわれるシート形成法で製造されてい
る。この方法で形成されるシートは柔らかく、弾力性も
あり、また高湿(約80〜140°C)においては可塑
性をも有するものであり、普通のセラミック圧粉成形体
とはまるでちがった性質を有しており、シートの厚さの
非常に薄いものも量産できるため、近年、益々そのメリ
ットが注目されている。
しかしながら、このシートを形成するための結合剤、可
塑剤などの絶対量は、普通の圧粉成形体のばあいの10
倍前後にもなる。そのため結合剤、可塑剤などとして使
用される有機系物質を、燃焼、蒸発させるための特別の
焼成プログラムを組むばあいが普通である。とくに近年
注目されでいるセラミック超微粉(平均粒径が100A
程度)を使用してシートを製造するばあいには、その比
表面積が大きいため、結合剤や可塑剤は普通のセラミッ
ク粉(平均粒径が0.1〜数μm程度)に比して2倍以
上も必要である。このように多量の有機系物質を焼成す
るばあいに、脱バインダ一工程としテノ昇温を速く行な
ったり、不均一温度状態で行なったりすると、シートま
たはその積層成形物にクラックが発生しやすい。このと
き発生するクラックは、はとんどシートまたはその積層
成形物が焼成用台板に接している側に限られている。そ
の理由としては、 ■シートまたはその積層成形物が焼成用台板に接触して
いるために、脱バインダーしに<<、他の部分と比較し
て不均一な応力が生ずる ■シートまたはその積層成形物の焼成用台板に接してい
る面と接していない面との温度のちがいにより脱バイン
ダー速度が異なるため、不均一な応力が生じる などが考えられ、これら両者のうちのいずれが、または
両者が複合的に働くことが主要因と考えられる。
〔発明の概要〕
本発明はかかる欠点をなくし、比較的速い速度でクラッ
クを発生させることなく、前記のごときシートまたはそ
の積層成形物から脱バインダーを行なうための焼成用台
板を提供することを目的とするものであり、たとえばセ
ラミック超微粉を主成分として形成されたシートまたは
該シートを積層した成形物を焼成するばあいなどに用い
る焼成用台板において、昇温時の脱バインダーを容易に
するための、小さな凹凸を表面に多数設けたことを特徴
とする焼成用台板に関する。
〔発明の実施態様〕
本発明におけるセラミック超微粉とは、共沈法、ゾル−
ゲル法あるいはアルコキシド法などでえられるきわめて
粒径の小さな粉で、一般にその粒子は凝集しやすいとい
う特徴があり、その平均粒径は、通常、数100A前後
である。
本発明においては、前記セラミック超微粉100部(重
量部、以下同様)に対して、たとえば有機系の結合剤を
約8部程度、有機系の可塑剤と分散剤とをあわせて約1
0倍程度混合せしめたセラミツ □り超微粉を主成分と
する混合物から通常の方法により、シートまたはシート
を積層した成形物が製造される。
前記有機系の結合剤の具体例としては、ポリビニルブチ
ラール、ポリフッ化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、アセ
タール樹脂などがあげられ、可塑剤の具体例としては、
フタル酸ノルマルブチル、オクチルフェノール((C■
(3)3CCH2C(cH3)2C6H40H)などが
あげられ、分散剤の具体例としてはトリオレイン酸((
O□7H33”00 )3a31(5)などがあげられ
る。
有機系の結合剤、可塑剤、分散剤以外にも、それらを溶
解し、スラリー化するための溶剤が粉100部に対して
たとえば60部加えられる。
つぎに本発明の焼成用台板を図面にもとづき説明する。
第1図は、本発明の焼成用台板の一実施態様を示す、表
面に多数の凹凸 ′ である 多数の突起を有する焼成用台板(1)上に、−セラミッ
ク超微粉を主成分として形成されたシートを積層し工作
製した筒状成形物(2)をのせた状態を示す説明図であ
る。
第1図に示すように、本発明の焼成用台板の表面には多
数の凹凸、具体的には5000〜10000個/m2程
度の突起状物または2〜3mm程度のピッチ間かくで凹
凸のある網状物が存在する。突起状物または網状物の深
さとしては1〜3mm程度であることが好ましい。
前記のごとき本発明の焼成用台板を用いて、シートまた
はシートを積層した成形物を、通常使用される焼成条件
で焼成すると、成形物と焼成用台板とが面で接しなくな
るため、そこに生ずるすき間を介して脱バインダーがお
こりやすくなり、また焼成用台板からの熱のつたわり方
も、主としてすき間を介して行なわれ、成形物全体にほ
ぼ同じになるため、温度斑も小さくなり、成形物全体を
ほぼ均一に焼成することができるようになる0その結果
、従来の焼成用台板を用いるばあいと比較して、クラッ
クの発生がほとんど生じないように成形物を焼成しつる
なお本発明の焼成用台板は、セラミックから形成されて
いてもよく、白金、タングステンなどの耐熱性金属から
形成されていてもよく、また低温焼成用のばあいにはN
1またはその合金などから形成されていてもよい。また
、本発明の焼成用台板は一体成形されている必要はなく
、第2図または第6図に示すごとく、耐熱性金属または
セラミックから形成された突起状物を有する板(3)ま
たは網状物(4)として合板にとりつけるなどして本発
明の焼成用台板を作製してもよい。もちろん使用可能で
あれば合板をとりつけずに使用してもよい。
〔発明の効果〕
以上のべたように、本発明の焼成用台板を用いると、セ
ラミック超微粉を主成分とするシートまたはシートを積
層した成形物のごとき有機バインダーを多量に含有する
ものも容易に焼成でき、その工業的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の焼成用台板の一実施態様上に、セラミ
ック超微粉を主成分として形成されたシートを積層して
作製した成形物をのせた状態を示す説明図、第2図およ
び第3図は、それぞれ本発明の焼成用台板を製造するた
めに用いる突起状物を有する板および網状物を示す説明
図である。 (図面の主要符号) (1):焼成用台板 (2):シートを積層した成形物 代理人 大 岩 増 雄 ほか2名

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)昇温時の脱バインダーを容易にするための小さな
    凹凸を表面に多数設けたことを特徴とする焼成用台板。
  2. (2)小さな凹凸を表面に多数設けた焼成用台板が耐熱
    性金属またはセラミックからなる特許請求の範囲第(1
    )項記載の焼成用台板。
  3. (3)前記凹凸が突起状または網状である特許請求の範
    囲第(1)項または第(2)項記載の焼成用台板。
JP10122684A 1984-05-17 1984-05-17 焼成用台板 Pending JPS60243483A (ja)

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