JPS6024310B2 - 内燃機関用点火時期制御装置 - Google Patents

内燃機関用点火時期制御装置

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JPS6024310B2
JPS6024310B2 JP52152023A JP15202377A JPS6024310B2 JP S6024310 B2 JPS6024310 B2 JP S6024310B2 JP 52152023 A JP52152023 A JP 52152023A JP 15202377 A JP15202377 A JP 15202377A JP S6024310 B2 JPS6024310 B2 JP S6024310B2
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英也 藤沢
豊 川島
正和 二宮
寿 河合
武 松井
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Soken Inc
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Nippon Soken Inc
NipponDenso Co Ltd
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    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P5/00Advancing or retarding ignition; Control therefor
    • F02P5/04Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
    • F02P5/145Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
    • F02P5/15Digital data processing
    • F02P5/152Digital data processing dependent on pinking
    • F02P5/1523Digital data processing dependent on pinking with particular laws of return to advance, e.g. step by step, differing from the laws of retard
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は火花点火式の内燃機関(エンジン)の点火時期
制御装置において、特にエンジンのノッキングがない時
に進角する量とノッキングを検出して遅角する量とを変
えることにより点火時期を制御するものに係る。
一般にエンジンの出力を効率的に引き出すためには点火
時期を最大トルクを発生し得る点火時期(MBr:Mi
nimum spark advance for B
estTorq雌)′まで進角させるよう制御すること
が望ましい。
しかしエンジンは点火時期を進め過ぎるとノッキングを
生じることが判っており、このノッキングを生じるノッ
キング限界の点火時期は、エンジン状態によってはハ姫
Tよりも遅れ側に存在し、点火時期をMBTまで進める
とノッキングを発生する領域も存在する。しかもこのノ
ッキング限界点火時期はエンジン状態、使用燃料のオク
タン価、燃焼室内のデポジットの存在の有無によって変
化するため、実際の点火時期はh伍Tより相当遅れ側の
時点に進角させることを余儀なくされており、エンジン
のトルクを充分引き出せないという問題がある。本発明
は上記問題点に鑑み、エンジンのノッキングの有無を各
燃焼毎に検出して点火時期をノッキング限界点火時期い
っぱいまで進角させるように帰還制御する装置において
、ノッキングの検出なく進角する量に比較し、ノッキン
グを検出して遅角する量を大きくすることにより、一旦
ノッキングを検出した後、次の燃焼ではノッキングの発
生を確実に阻止することのできる内燃機関用点火時期制
御装置を提供することを目的とするものである。
以下本発明を図に示す実施例について説明する。第1図
において、エンジン1は、周知の4気筒4サイクル火花
点火式エンジンで、気化器2で生成された混合気を吸気
マニホールド3を介して吸入し、図示しなL、点火プラ
グは点火コイル4からディストリピュータ5を介して高
電圧を印加される。ェンジンーのクランク軸と同期して
回転するりングギャ6には、それぞれ電磁ピックアップ
よりなる回転角センサ7と基準角センサ8が対向して設
けられている。
回転角センサ7は、リングギャ6の歯6aの個数が11
3箇であれば、エンジン回転数が60仇pm(:1仇p
s)のとき1150HZの周波数のパルス信号を出力す
る。基準角センサ8はリングギャ6において第1気筒の
上死点前60度の位置に形成された基準位置用の歯6b
に対向して設けられており、第1気筒の上死点前600
で基準パス信号を出力する。波形整形回路10,11は
、それぞれ回転角センサ7、基準角センサ8の出力信号
を増幅し、方形波に整形する周知の回路である。
計数回路12は、波形整形回路10の出力パルスとクロ
ック回路13のクロックパルスC.とからエンジン回転
数を計数するものであり、出力を2進コードで出す。こ
の計数回路12の詳細は、図示しないが、波形整形回路
10の出力パルスによりゲートが開かれ、クロツク回路
13からのクロツクパルスC,を通過させるNANDゲ
ート、このNANDゲートを通過したクロックパルスを
計数するカウンタ、このカウンタの計数値を一時記憶し
て2進コード‘こよって回転数を決定するラッチ回路(
一時記憶回路)、及び波形整形回路10の出力パルスに
よりカゥンタのりセット信号とラツチ回路の記憶命令信
号とを発生する信号発生器から構成されている。
クロック回路13は、公知の方形波発振回路、この発振
回路の方形波を分周する分周回路、分周回路の出力をパ
ルス幅のごく小さいパルスにする波形整形回路、および
論理回路から構成されており、計数回路12等の各ブロ
ックへ基準時間信号となるクロツクパルスC,〜C5を
出力する。
圧力センサ14は、公知の半導体式のもので、ェンジン
ーの吸気マニホールド3内の吸気圧力を検出して出力を
アナログ電圧で出力する。吸気マニホールド3内の吸気
圧力は、ェンジンーの負荷に対応しており、エンジン1
の回転数が同じである場合、負荷が小さいと吸気圧力は
4・さく、負荷が大きくなると吸気圧力は高くなる。し
かして、圧力センサ14は、ェンジンーの負荷を検出す
ることになり、負荷センサをなしている。A−○変換器
15は、圧力センサ14のアナログ出力電圧をクロツク
回路13のクロックパルスC3によりディジタル変換す
るものであり、記憶回路をも含んでいる。
振動センサ16は、エンジン1のシリンダブロックに装
着された圧電型のもので、ピェゾ素子を利用して振動加
速度に応じて電圧を出力する。この振動センサ16は、
例えば第2図に示すような構造のもので、ピェゾ素子1
6aは、振動によりピェゾ素子16aを変形させる部材
16bと共にケース16c内に収納されており、ねじ結
合等によりシリンダブロックに固定される。角度信号回
路17は、波形整形回路10,11の出力パルスにより
ェンジンーの第1気筒の所定のクランク角にてR0,R
180,R340の各角度信号とデータ切換信号Sを出
力するものである。
ここで、第1気筒の上死点前60度あるいは60度より
も上死点側の角度で最も近傍のリングギャ6の6aの位
置をROとし、RAをROから遅れ角でA角と等しいか
あるいは小さいがA度に最も近傍の歯の角度と定義する
そしてR180というのはROから遅れ角で180度に
等しいかあるいは180度より前で最も近傍の歯の角度
である。したがって、R180というのは歯6aの角度
に応じたほぼ3.13(=360/115)の整数倍の
角度である。判別回路2川ま、振動センサー6の出力信
号と角度信号回路17の信号によりエンジン1がノッキ
ング状態にあるか杏かを判別する回路で、その出力信号
は点火角度設定回路21に入力される。
点火角度設定回路21は、複数個のIC又はマイク。コ
ンピュータから構成されており、計数回路12のエンジ
ン回転数に基づくディジタル信号、クロツク回路13の
クロツクパルスC2、A−○変換器15のマニホールド
3内の吸気圧力に基づくディジタル信号及び角度信号回
路17の各角度信号が入力されている。そして、エンジ
ン回転数と吸気圧力によりェンジンーの負荷が大きいと
判断した場合、エンジンがノッキング状態になければ最
大進角量8maxと設定造角量8pの範囲内で予めプロ
グラム設定された進角値apにステップ進角値△8をエ
ンジン回転数に同期して加算していって進角値を決定し
、ノッキング状態となれば現在の進角値から2△8をエ
ンジン回転数に同期して減算し、進角量をノッキング状
態に応じて制御するよう設定回路21は動作する。また
、設定回路21は、エンジン回転数と吸気圧力によりエ
ンジン1の負荷が小さいと判断した場合、ノッキング状
態による進角量制御を停止し進角値を設定進角量8pと
し、さらに演算した進角値が8maxを越えると進角値
を8maxに設定し、演算進角値が設定進角値8p以下
になると進角値をapに設定する。
また、設定回路21は、エンジン1の上死点を基準とす
る上記進角値をクランク角の別の基準位置からの遅角値
に変換し、この遅角値をリングギャ6の歯6aの1個当
たりの角度である3.13度(360o=115)で除
算し、この除算値を第1の出力値m、第2の出力値nと
してそれぞれ第1コンパレータ22、第2コンパレ−夕
23へ2進コードで出力する、ここで、遅角値が例えば
40度であるとすると、400=12×3.1? 十0
.77……oとなるが、第1の出力値mは、12を2進
コードで表した01100となり、第2の出力値nは、
余りの角度0.77・・・・・・oをエンジン回転数で
除算して時間変換し、それを2進コード化した数で表さ
れる。
コンパレータ22,23は点火角度設定回路21により
演算された値と、実際のエンジン1のクランク角とを比
較し、ディジタル的に両者が一致した場合に出力信号を
出す回路で、第1コンパレータ22は、角度信号回路1
7の基準角度信号R0,R180によりリセットされ、
それより比較を始め、点火角度設定回路21の出力のう
ちの第1の出力値である。例えば5ビットのデータmに
波形整形回路10の出力パルス数が一致すると出力信号
を出して第2コンパレータ23をリセットする。すると
この時点より第2コンパレータ23は比較を始め、点火
角度設定回路21の出力のうち第2の出力である例えば
10ビットのデータnにクロツク回路13のクロツクパ
ルスC4のパルス数が一致すると出力信号を出す。この
出力信号は点火時期信号となる。通信回路24は、第2
コンパレータ23の出力信号と角度信号回路17の角度
信号R160,R340により点火コイル4に通電する
時間を決め、点火を行う回路であり、ィグナィタ25は
通電回路24の出力信号を電力増幅して点火コイル4を
動作させるための公知の点火回路である。
次に要部をなすブロックの詳細な回路について説明する
。まず第3図により角度信号回路17について説明する
と、角度信号回路17は、デバィダ付1G隻カウン夕1
0 1,1 02,1 03、4入力ANDゲート1
04,105,106,107,108,109,11
0,111、ORゲート112,113,114,11
5及びR−Sフリップフロップ116から構成されてい
る。
そしてカウンター01のクロツク端子CL‘こ第7図b
に示す波形整形回路10の出力パルスが入力され、リセ
ット端子Rには波形整形回路11の出力パルスが入力さ
れる。
カウンタ102のクロック端子CLには、カウンタ10
1のキャリイアウトCO出力が入力され、リセツト端子
Rには波形整形回路11の出力パルスが入力される。ま
たカウンタ103のクロック端子にはカウンタ102の
キャリイアウトCO出力が入力され、リセット端子Rに
は波形整形回路11の出力パルスが入力される。なお、
カウンタのキヤリィアウト端子COからはカウンタがパ
ルスを10図計数すると1個のパルスが出力されるため
、カウンタ101,102,103は全体で0〜999
の1G隻カウンタとして動作する。ANDゲート104
は、ROの信号を発生するゲートで、カウンタ101の
クロツク端子R及び出力端子「1」と、カウンタ102
,103の出力端子「0」に接続されており、パルスを
1個計数すると第7図Cに示す角度信号ROを出力する
同様にANDゲート105,106,107,108,
109,110,111も波形整形回路1 0のパルス
をそれぞれ13,20,52,斑,71,77,109
個計数すると角度信号R40,R60,R160,R1
80,R22の,R240,R340を出力する。
ORゲート112は、RO及びR180信号のORをと
り、両者を重ねた角度信号R0・R180を出力する。
同様にORゲート113は、R160及びR340信号
のORをとり、ORゲート114は、R40及びR22
0信号のORをとり、ORゲート1 15はR60及び
R240信号のORをとり、それぞれ2つの信号を重ね
合せた角度信号を出力する。R−Sフリツプフロッブ1
16は、リセット端子RにRO信号が入力され、セット
端子SにR180信号が入力されており、第7図eで示
すデー夕切換え信号Sを出力する。
ここで、RO〜R340の各信号は、リングギャ6の歯
6aに対応しておりもROは基準角度信号が来てから1
番目の歯に対応し、R4川ま1箱蚤目の歯に、R60は
2折蚤目の歯に、R160は52番目の歯に、R18川
ま粥番目の歯に、R220は71番目の歯に、R24川
ま77番目の歯に、R340‘まlog蚤目の歯にそれ
ぞれ対応している。
次に判別回路20‘こついて「第4図及び第5図により
説明する。第4図に回路図を第5図に動作波形図を示す
。第4図において、制御パルス発生回路20aは、R−
Sフリップフロップ及び単安定マルチパイプレータから
構成されている。R−Sフリツプフロップは、2個のN
ORゲート121,122から構成されており、NOR
ゲート121は第5図Aに示す角度信号回路17からの
R40,R220信号、すなわち各気筒のほぼ上死点前
200を表わす信号が入力され、一方NORゲート12
2には第5図Bに示すR60,R240信号、すなわち
各気筒のほぼ上死点TDCを表す信号が入力される。し
かして、NORゲート121の出力は、第5図Cに示す
波形となり、NORゲート122の出力は、第5図Cに
示す波形となる。
単安定マルチパイプレータは、単安定マルチパイプレー
タ用IC(テキサスインストルメント社毅SN7412
3)123及び外付けのコンデンサ124、抵抗125
から構成されており、入力端子IBにR60,R240
信号が入力されるとパルス幅約100マイクロ秒の第5
図Dに示すパルス信号を出力する。
NORゲート126は、NORゲート122の出力信号
と単安定マルチパイプレータの出力信号のNORをとる
もので、第5図Eに示す信号を出力する。
バッファ増幅器20bはインピーダンス変換器であり、
振動センサ16の出力信号を低インピーダンスの信号に
変換し、同時に信号の増幅を行う。
絶対値回路20cは、正負の信号の絶対値をとる公知の
回路で、バッファ増幅器20bを介して入力される振動
センサ16の振動波形信号の負側の部分を正側に折返す
よう動作する。しかして、バッファ増幅器20bの出力
信号が第5図Fに示すものであると、絶対値回路20c
の出力信号は第5図Gに示すようになる。第1積分器2
0dは、第6図Gに示す波形を、各気筒のほぼ上死点前
20度から上死点までの期間、積分するもので、OPア
ンプ130、抵抗131,132,133、コンデンサ
134及びアナログスィッチ135,136から構成さ
れており、アナログスイッチ135は、制御パルス発生
回路20aの第5図Eに示す信号によってオン、オフが
制御され、アナログスイッチ136は、第5図Cに示す
信号によってオン、オフが制御される。
そして、第5図Cに示すC信号が“1”のときアナログ
スイッチ136がオンし、第5図Eに示すE信号が“1
”のときアナログスイッチ135がオンしているので、
第1積分器20dの出力はOVとなり、C信号及びB信
号が“0”に反転すると、アナログスイッチ135,1
36は共にオフして第1積分器20dは負の方向に積分
を開始する。
積分時間は、アナログスイッチ135が再びオンになる
までの時間であるが、絶対値回路20cの出力信号が入
力されるのは、アナログスイッチ136がオフされてい
る時間であるので、時刻ち、すなわち各気筒の上死点ま
でである。第5図Dに示すD信号が“1”の期間tの間
は、積分器20dの保持時間となり、出力は変化しない
。しかして、第1積分器20dの出力信号波形は、第5
図H‘こ示すようになり、その出力電圧V,は、C信号
が“0”の期間をT1、振動波形をGとすると「ーノS
ICdt」となる。第2積分器20eは、第1積分器2
0dとほぼ同様の回路構成のもので、ただ積分入力とし
て振動波形の代わりに分圧器137により一定電圧が加
えられている。しかして、第2積分器20eの出力信号
波形は、第5図1に示すようになり、その出力電圧V2
は分圧器137の出力電圧をVRとすると「一ノSIV
Rdt」となり、時情耳r,に比例している。除算器2
0fは、第1積分器20dの出力電圧を第2積分器20
eの出力電圧で除算するもので、除算可能な乗算器(イ
ンターシル社製8013)140、抵抗141,142
、分圧器143、ダーイオード144,145、及びア
ナログスイッチ146から構成されており、アナログス
イッチ146は第5図Eに示すE信号により、オン、オ
フが制御され、負の電源電圧V2が加えられている。
そして、E信号が“1”のときアナログスイッチ146
がオンしているので、乗算器140の×、Z入力端子に
は負の電源電圧Vsが入力される。
E信号が“0”のときにはZ入力端子には第1積分器2
0dの出力電圧が入力され、X入力端子には第2積分器
20eの出力電圧が入力される。乗算器140は、分圧
器143の調整により髪の演算を行ぅので・その出力V
3はとなる。
なお、K,は比例定数(=10/VR)である。サンプ
ルホールド回路20のま、サンプルホールド用IC(イ
ンターシル社製IH5110)147、抵抗148、コ
ンデンサー49、及び分圧器150から構成されており
、除算器20fの出力信号を第5図Dに示すD信号に応
じてサンプルホールドし、第5図Jに示すような信号を
出力する。
ここで、IC147の出力電圧は、除算器140の出力
電圧V3と同一であり、このV3が分圧器1501こよ
り分圧されて電圧V4として出力される。したがって、
出力電圧V4は次式で表される。ただし、K2は分圧器
150の分圧比、K=K】・K2である。この世力電圧
V4は、上式からわかるようにェンジンーの各気筒のほ
ぼ上死点前20度から上死点までの振動値の平均値を表
している。比較器20hは、絶対値回路20cとサンプ
ルホールド回路20夕の出力信号が入力されており、振
動センサー6で検出される振動の瞬時値と、ほぼ上死点
前20度から上死点までの平均値とを比較し、瞬時値が
平均値より大きくなると“1”の信号を出力する。
しかして、エンジン1のノッキングは各気筒の上死点後
に起こり、ノッキングが起きると振動の瞬時値が平均値
より大きくなるため、ノッキングが起きると比較器20
hは、第5図Kに示すようなパルス信号を出力する。
なお、比較器20hの出力パルス信号をより幅広くした
ならば、R−Sフリップフロップを追加して、そのリセ
ット入力に第5図Bに示すB信号を加え、セット入力に
比較器20hの出力信号を加えるように構成すればよく
、出力として第5図L‘こ示すような信号が得られる。
以上のようにして比較器20hの出力信号、即ち判別回
路20の出力信号によりエンジン1で/ツキング起って
いるかどうか判別することができる。なお、各素子の電
源回路及び電源Vc,Vsは公知であり、図示を省略し
た。
次に点火角度設定回路21について説明する。
この点火角度設定回路21は、マイクロコンピュータ(
東芝製TLCS−12)を使用している。マイクロコン
ピュータの構成作動に関しては、ここでは説明を省略し
、制御演算内容を記すのみにとどめる。マイクロコンピ
ュータのフローチャートを示す第6図において、図示し
ないスイッチをオンすると電源が入り、演算をスタート
する。
第2のステップは、進角値0として予めプログラムされ
た設定進角値8pをセットする。ここで進角億opとは
、エンジン回転数によって決まる進角値とエンジンの吸
気圧力によって決まる進角値を加算した値であり、MB
Tに一致するように設定されている。第3のステップは
、エンジン1のクランク軸に同期してクランク軸半回転
で1個のパルスが出るR0,R180信号が“1”かど
うかを判別する。
第4のステップは、現在のエンジン回転数が設定回転数
N,(例えば80仇pm)以上か否かを判断する。
NOであれば、エンジン1がアイドリング状態にあると
判断して進角値0をアィドリング時に適した値8pとす
る。YESならば第5ステップへ移る。第5ステップは
、ェンジンーの吸気圧力Vが設定圧力V,(例えば52
0〜600脚日勤屋度の値:員圧としては−120〜一
200脚Hg)以上か否かを判断してェンジンーの負荷
が大きい状態にあるか否かを判別する。
NOであれば進角値8をプログラムされた進角値8pに
セットする。YESならば次の第6ステップへ移る。第
6ステップは、判別回路20の出力信号によりェンジン
ーがノッキング状態にあるか否かを判断する。
NOであれば第7Bステップで進角値8に所定の微小造
角値△8を加算して0とし第8ステップへ移る。YES
であれば第7Aステップで進角値8から微小進角値2△
0を減算してaとし第8ステップへ移る。第8ステップ
は、演算された進角値aが最大進角値8max以上か否
かを判断する。
YESであれば第9ステップへ移り、第9ステップで進
角値8を最大進角億amaxにセットして第12ステッ
プへ移る。NOであれば、第10ステップへ移り、第1
0ステップで進角値0がプログラムされた進角値op以
下であるか否かを判断する。YESであれば第11ステ
ップに移り、第11ステップで進角億8をプログラムさ
れた進角値8pにセットし、第12ステップへ移る。N
Oであれば、道鞍第12ステップへ移る。第12ステッ
プは、各気筒の上死点を基準として演算した進角値を他
の点、この実施例では上死点前60度を基準とする遅角
値8′に変換するため、(60−進角値8)の演算を行
う。
第13ステップは、進角値8′から第1,第2の出力値
m、nの演算を行う。
この演算では、まず遅角値8′から補正項8A又はOB
を減算し、補正を行う。補正項8AとOBの必要な理由
を説明すると、リングギヤ6の歯6aの位置と上死点前
60度とが実際にはずれていることと回転角検山器7と
基準角検出器8との相対的取付位檀の誤差によるずれか
ら起る。この2つの理由により補正を行う必要が生じて
くる。しかし、2つの補正量は一定量である。そこで、
各検出器7,8の取付け誤差とりングギャ6の歯と上死
点TDC前60度の位置とのずれとをこみにして第7図
のようであるとする。第7図において、aはエンジン1
の第1気筒の実際の上死点TDC、上死点前60度(B
TDC60)を示しており、bは波形整形回路10の出
力信号、cはRO信号、dはR!80信号、eはデータ
功換信号Sを示している。しかして、第7図において、
a,bからわかるように波形整形回路10のパルスと実
際のBTDC60の位置とはずれており、いまこの角度
がaAである。
このOAは当然3.13oより4・ごい値である。つま
り、図示しないが、基準回転角の信号も当然厳密にはB
TDC60よりもずれた位置にあるので実際に基準回転
角という位置は波形整形回路11の波形を取った場合に
は良くない。したがって、BTDC60よりも遅れた位
置で一番近傍のリングギャ6の歯6aの位置ROを基準
にすれば基準角センサ6bの取付け精度が楽になりまた
確実である。このROとBTDC60のずれの角度がO
Aとなる。したがって、第1コンパレータ22で比較す
る場合はこのROを基準としているのでこの量だけ補正
してやらなければならない。同様に第3,第2気筒用の
点火時期を決めるための基準位置をBTDC60よりも
180度遅れた角度つまりnにから120度遅れた角度
の位置をATDC120とし、ATDC120よりも遅
れしかも一番近傍のリングギヤの歯をR180とすると
、ATDC120とR180とには当然ずれがあり、こ
のずれをOBとすると、OBだけ総合遅角量を表わす減
算器の出力に補正をしてやらなければならない。
従って、第1,第4気筒用の点火時期の場合はOAとい
う値を、第3,第2気筒用の点火時期の場合はOBとい
う値をそれぞれ補正してやる必要がある。この補正量a
A,OBは点火角度設定回路21の中のROM(記憶回
路)に予めプログラムしてあり、角度信号回路17から
のデータ切換信号SによりSが“1”のとき8Aを、S
が“0”のときOBをそれぞれ減算するようになってい
る。遅角値8′に、OA,OBを補正したものをMとし
、このMを3.13で除算し、商mと余りm′で表す。
M=3.13xm十m′ このmは、第1の出力値であり、m′は3.13より小
さい角度である。
次に、計数回路12の出力であるエンジン回転数N(r
ps)でm′を除算してから時間変換しnを求める。
n=午;(Pは適当な定数) ここで、古というのは、リングギヤ6の1回転、つまり
360度回転するのに必要な時間に比例しており、角度
m′だけ回転するのに必要な時間nは、次式で表される
36び:m′=奇:n(Kは適当な定数)止めて・n=
誌舵なる。
このnは、第2の出力値である。
寮】5ステップは、上誌演算されたm,nを2進コード
で第1コンパレータ22、第2コンパレ−夕23へセッ
トする。
第15ステップが終ると第3ステップへ戻り、以下作動
を繰返す。このようにマイクロコンピュータのROMに
は命令語がプログラムされている。
第1コンパレータ22の一例を示す詳細回路図が第8図
で、以下第8図により説明すると、第1コンパレータ2
1は、2進カウンタ151と、ェクスクルーシブORゲ
ート152〜156とNORゲート157と、R−Sフ
リツプフロツプ158とから構成されている。
したがって、角度信号回路17よりのりセット信号R0
,R180により2進カウンタ151及びR−Sフリツ
プフロツプ158がリセットされると、2進カウンタ1
51は、波形整形回路10からのパルス信号の数を計数
する。このパルス信号の1パルスは、クランク角度でほ
ぼ3.1乳期こ相当する。そして、その計数値が点火角
度設定回路21の出力のうちの第1の出力値mの2進出
力と一致するとェクスクルーシプORゲート152〜1
56の出力はすべて“0”になるので、NORゲート1
57の出力は‘‘1”になり、R一Sフリツプフロツ
プ158がセットされる。このR一Sフリツプフロツブ
158がリセットされた後、セットされるまでの回転角
、すなわちR−Sフリツプフロツプ158のQ出力端子
に“1”を生じている回転角は、点火角度設定回路21
の第1の出力値mの出力2進コ−ドに比例している。こ
こで大切なことは、R−Sフリップフロツプ158のQ
出力端子の出力信号が“1”から“0”に立下る時点が
点火角度設定回路21の第1の出力値mの遅角値と一致
しているということである。そして、第1コンパレータ
22の入力クロツクパルスは、波形整形回路10の出力
であるからクランク角度そのものであるので、計数途中
でクランク回転が変動してもその変動をそのまま反映す
ることが出来る。また、第2コンパレータ23も第1コ
ンパレー夕22と全く同様の回路構成になっており、入
力ビット数に応じてカウンタのビット数とェクスクルー
シブORゲートの個数とNORゲートの入力ゲート数と
が変わるのみである。ここでは、カウンタは10ビット
、ェクルクルーシブORゲートは1の固、10ゲート入
力のNORゲートを使用している。そして、入力クロツ
クパルスとしてはクロツク回路13の出力信号で一定周
波数のクロックパルスC4で50mKH2である。そし
て、カウンタとR一Sフリップフロップのリセット信号
としては、第1コンパレータ22の出力信号が入る。ま
た、入力データは、点火角度設定回路21の第2の出力
値nの10ビットが加わっている。そして、第1コンパ
レータ22の出力信号が“1”から“0”になると第2
コンパレータ23のカゥンタが計数を始め、点火角度設
定回路21のm′の出力値をその時のエンジン回転数に
対応した遅れ時間にした第2の出力値nとクロックパル
スC4の数とが一致すると出力は“1”から“0”に反
転する。したがって、この“0”になった時点はその時
のエンジン回転数の点火角度設定回路21の遅角値8′
に相当し、第2コンパレータ23の出力が“1”から“
0”に反転した時点が点火時期となる。次に通電回路2
4を第9図において説明すると、通電回路24はデバィ
ダ付カウソ夕161とR−Sフリップフロツブ162か
ら構成されている。
カウンタ161のクロツク端子CLには、クロック回路
13のクロツクパルスC5(IMHZ)が入力されてお
り「リセット端子Rは、第2コンパレータ23の出力が
入力されている。また、カウンタ161の出力「3一端
子は、クロツクィネーブル端子CEに接続されており、
クロツクパルス3個以上の計数が禁止されている。そし
て、第10図dに示すR160,R340信号によりR
−Sフリツプフロツプ162がリセットされると、その
出力Qは第10図eに示すように“0”から“1”に立
上る。
その後第10図aに示すR0,R180信号に対して第
10図bに示すように第2コンパレータ23の信号が出
力され、この第2コンパレータ23の出力信号によりカ
ウンタ161がリセットされる。そして、このリセット
信号が“1”から“0”へ立下ると、カウンタ161は
クロックパルスC5を計数し始め、クロックパルスを1
個計数すると、第10図Cに示すような信号「1一端子
から出力し、R−Sフリツプフロツプ162をセットし
、R−Sフリツプフロツプ162のQ出力を“1”から
“0”へ反転させる。しかして、R−Sフリツプフロツ
プ162の出力信号は、第10図eに示すようになり、
この信号がィグナィタ25により電力増幅され、点火コ
イル4を駆動する。
ここで、このR−Sフリップフロップ162の出力信号
が“1”の間点火コイル4の一次コイルに電流が供給さ
れ、“0”信号が発生している間電流が遮断されて、こ
の電流の遮断時に点火コイル4の二次コイルに高電圧が
発生し、この高電圧をデイストリビュータ5を介して点
火プラグに印加させて点火火花を発生させる。上記構成
において、ェンジンーの運転状態で吸気マニホールド3
の吸気圧力が小さく、ェンジンーの負荷が小さい又は部
分負荷であると判断された場合、点火角度設定回路21
は、予めプログラムされた進角値、MBTに点火時期を
設定し、エンジン1に十分なトルクを発生させる。
吸気圧力が所定値以上になってエンジン1の負荷が大き
い又は全員荷であると判断された場合、エンジン1の点
火時期がM旧Tであるとエンジン1はノッキングを起こ
す。
エンジン1にノッキングが起きると、振動状態が変化し
、振動センサ16で検出する振動波形の瞬時値が大きく
なり、各気筒のほぼ上死点前20度から上死点の間で生
じた振動の平均値よりこの瞬時値が大きくなる。したが
って、判別回路20‘ま、点火角度設定回路21にノッ
キング信号に出力し、点火角度設定回路21は点火時期
、即ち進角値を8pからステップ進角値2△0(例えば
2o程度)をエンジン回転数に同期して減算し、進角値
を小さくして点火時期を遅らせ、エンジン1にノッキン
グが起きないようにする。またエンジン1のノッキング
が起きなくなると、点火角度設定回路21は、現在の進
角値に△a(例えばlo程度)をエンジン回転数に同期
して加算していき進角値を大きくして点火時期を進める
。以下この作動が繰返し行われ、結局エンジン1の点火
時期は、ノッキングが起きず、かつ最もMBTに近い時
期にすなわち、ノッキングが生じる限界の時期にフィー
ドバック制御され、ェンジンーは十分なトルクで運転さ
れる。このようにして、エンジン1は一旦ノッキングを
検出した後、次の燃焼では遅らせる角度2△8が次の進
ませる角度△0より大きいので、ノッキングの発生を確
実に阻止出釆る。この動作特性図を第13図に示す。こ
の第13図において、Aはバッファ増幅器20bの出力
信号、Bは比較器20hのノッキング判別出力、Cは点
火角度設定回路21の出力点火時期特性を示すもので、
実線のaはノック発生点火時期、破線のbは平均点火時
期を示すものである。なお、上述した実施例では進ませ
る角度を△8、遅らせる角度を2△8としたが、実施例
の主旨から云って遅らせる角度を3△8、4△8・・・
・・・としても良いことは当然である。
なお、点火角度設定回路21では、進角値の最大値を8
mad裏小値を8pとして制御しており、8max〜a
pの範囲外の値に進角値が設定されることはなく、エン
ジン1がストールを起こしたり逆転するようなことはな
い。
なお、上記実施例では、ェンジンーの負荷を検出するセ
ンサとして吸気圧力センサを用いたが、第11図に示す
ようなスロットルセンサを用いることもできる。
第11図において、吸入空気を調整するスロットル弁2
aの開度は、ポテンショメータのようなスロットルセン
サ2bによって電気信号に変換され、A−○変換器15
に入力される。点火角度設定回路21は、スロットル弁
2aの関度が所定値(例えば40度程度)以上のときエ
ンジン1が高負荷状態にあると判断する。さらに、エン
ジン1が電子制御式燃料噴射装置付のものであれば、こ
の装置の電磁雛漆料噴射弁の開弁時間を設定する噴射パ
ルス信号によりエンジン1の負荷を判断できる。
この燃料噴射装置の電子制御回路30を示す第12図に
おいて、この回路3川まR0,R180信号を波形整形
する波形整形回路30a、この回路30aの出力信号を
1/2分周してエンジン回転数Nに応じた信号を出力す
る1/2分周回略30b、この回路30bの出力信号N
と図示しないエンジン1の吸入空気量を検出するェアフ
ローセンサからの吸入空気量信号Qとから旨を演算し、
噴射パルス信号7を出力する鷺算轍30C、パ肌鰭7p
ンジン水温、バッテリー電圧等の補正を行う補正回路3
0d、電圧補正回路30e、回路30c,30d,30
eの論理和をとる出力論理回路30f、及びこの回路3
0fの出力信号により電磁燃料噴射弁を駆動する駆動回
路30gから構成されている。
しかして、登演算回路30Cの出力信号である噴射パル
ス7のパルス幅は、エンジン1の負荷に対応しており、
このパルス幅が所定値(例えば5〜6msec)以上に
なればエンジン1の負荷が大きいと判断する。なお、上
述した実施例においては、回転角検出器、基準角検出器
として電磁ピックアップを用いたが、ホール素子を用い
たり、発光ダイオードとフオトトランジスタとより構成
される光による検出器、あるいは小片が近づくと発振を
停止する高周波型の検出器を用いるようにしても良い。
また、上述した実施例においては、ディストリビュータ
を用いたが、分配回路およびダブル点火コイルを用いた
点火装置にも本発明を適用することができる。また、上
述した実施例においては、回転角検出器および基準角検
出器によりリングギャの歯の位置を検出し、これらの出
力に基いて角度信号回路により各気筒の基準角度信号を
出力するようにしたが、エンジンの回転の1/幻団転の
軸(例えばエンジンのカム藤)に全周を多数等分(例え
ば4値等分)した歯と全局を気筒数分の1に等分した曲
とを設けた磁性円板を連結し、多数等分した歯を電磁ピ
ックアップよりなる回転角検出器により検出して角度信
号を出力し、気筒数分の1に等分した歯を電磁ピックア
ップよりなる基準角検出器により検出して各気筒の基準
角度信号を出力するようにしてもよい。さらに、振動セ
ンサを用いてノッキングを判断するようにしたが、この
他に燃焼室内圧力振動をエンジン指圧計を用いて検出す
るセンサ、内燃機関から発生する音をマイクロホンで取
り出し或る周波数帯の音圧しベルの変化を検出するセン
サ、内燃機関の振動を検出してその振動レベルの絶対値
から検出するセンサ、イオン電流の変化から検出するセ
ンサ等をノッキングセンサとして適用できる。
以上述べたように本発明においては、各点火時期に同期
して、ノッキングを検出したときに補正的に遅角させる
量をノッキングを検出しないときに補正的に造角させる
量より大きい値に設定したから、エンジンのトルクを充
分引き出すことができるのみならず、一旦ノッキングを
検出すると次の燃焼ではノッキングの発生を確実に阻止
することができて、ノッキング回数を大幅に低減するこ
とができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
振動センサを示す断面図、第3図は角度信号回路を示す
電気回路図、第4図は判別回路を示す電気回路図、第5
図および第13図は作動説明に供する波形図、第6図は
作動説明に供するフローチャート、第7図は作動説明に
供する波形図、第8図は第1コンパレータを示す電気回
路図、第9図は通電回路を示す電気回路図、第10図は
作動説明に供する波形図、第11図は本発明の他の実施
例を示す菱部構成図、第12図は本発明のさらに他の実
施例を示す要部ブロック図である。 1・・・・・・内燃機関(エンジン)、16・・・・・
・振動センサ、20・・・・・・ノッキング判別回路、
21・..・..占火時期制御手段をなす点火角度設定
回路。 図 船 群2図 鰭3図 肉5図 図 寸 船 第了図 第8図 第9図 第10図 第11図 第6図 第12図 第13図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内燃機関の燃焼に応じ、内燃機関を伝播する振動を
    検出するセンサと、このセンサの出力に応じノツキング
    を判別するノツキング判別回路と、このノツキング判別
    回路よりのノツキング出力に応じて点火時期を制御する
    点火時期制御手段とを備える内燃機関用点火時期制御装
    置において、前記点火時期制御手段は、各点火時期に同
    期して、前記ノツキング判別回路がノツキングを検出す
    ると補正的に点火時期を遅角させると共にノツキングを
    検出しないと補正的に点火時期を進角させるものであつ
    て、前記補正的に遅角させる量を補正的に進角させる量
    より大きい値に設定したことを特徴とする内燃機関用点
    火時期制御装置。
JP52152023A 1977-12-16 1977-12-16 内燃機関用点火時期制御装置 Expired JPS6024310B2 (ja)

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