JPS60243079A - 7―フルオロプロスタグランジンi↓2類を有効成分とする薬剤 - Google Patents
7―フルオロプロスタグランジンi↓2類を有効成分とする薬剤Info
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- JPS60243079A JPS60243079A JP59098563A JP9856384A JPS60243079A JP S60243079 A JPS60243079 A JP S60243079A JP 59098563 A JP59098563 A JP 59098563A JP 9856384 A JP9856384 A JP 9856384A JP S60243079 A JPS60243079 A JP S60243079A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、7−フルオロブロスタゲランジンエ、類およ
びそれを有効成分とする薬剤に関するものである。更に
詳細には本発明は、7位のフッ素原子(V)がα−配置
を有し、かっ抗血小板凝集作用等の優れた薬理作用を有
する7−フルオロブロスタゲランジンエ2 類およびそ
れを有効成分とする薬剤に関するものである。
びそれを有効成分とする薬剤に関するものである。更に
詳細には本発明は、7位のフッ素原子(V)がα−配置
を有し、かっ抗血小板凝集作用等の優れた薬理作用を有
する7−フルオロブロスタゲランジンエ2 類およびそ
れを有効成分とする薬剤に関するものである。
従来、下記式〔…〕
で表わされる7−フルオロブロスタゲランジンエ! 類
、すなわち側鎖の置換基(R6)として直鎖もしくは分
岐のアルキル基を有する7−フルオpプロスタグランジ
ンエ2類は、特開昭57−99580号公報、特開昭5
7−171988号公報、特開昭57−176978号
公報に記載されておシ公知である。
、すなわち側鎖の置換基(R6)として直鎖もしくは分
岐のアルキル基を有する7−フルオpプロスタグランジ
ンエ2類は、特開昭57−99580号公報、特開昭5
7−171988号公報、特開昭57−176978号
公報に記載されておシ公知である。
天然のプロスタグランジンエ2は化学的に不安定で中性
または弱酸性の条件下では取り扱うことが困難であるが
、上記式[11の7−フルオロブロスタゲランジンエ2
類は化学的に安定であり、また薬理作用の選択性向上
の面でも有用と考えられている。この7−フルオロブロ
スタゲランジンエ2類は上記公報記載の方法によって製
造される。しかしながらこれらの方法は選択性や収率が
低いこと、反応工程が複雑であるなど種々の問題点があ
る。
または弱酸性の条件下では取り扱うことが困難であるが
、上記式[11の7−フルオロブロスタゲランジンエ2
類は化学的に安定であり、また薬理作用の選択性向上
の面でも有用と考えられている。この7−フルオロブロ
スタゲランジンエ2類は上記公報記載の方法によって製
造される。しかしながらこれらの方法は選択性や収率が
低いこと、反応工程が複雑であるなど種々の問題点があ
る。
本発明者は、7−フルオロブロスタゲランジンエ2類の
製造方法について種々の研究を行い、7−フルオロプロ
スタグランジン■、類の優れた方法を見出すに至った。
製造方法について種々の研究を行い、7−フルオロプロ
スタグランジン■、類の優れた方法を見出すに至った。
本発明者はかかる方法に基づき、上記式Cu1lの7−
フルオロブロスタゲランジンエ!類において側鎖の置換
基として脂環式基を有する7−フルオロブロスタゲラン
ジンエ2類を得ること全目的として更に研究を行い、側
鎖の置換基として脂環式基を有し、かつ7位のフッ素原
子がa−配置を有する7−フルオロブロスタゲランジン
エ2類が高収率で得られること、そしてかかる化合物が
抗血小板凝集作用等の優れた薬理作用を有し医薬品とし
て極めて有用であることを見出し本発明に到達したもの
である。
フルオロブロスタゲランジンエ!類において側鎖の置換
基として脂環式基を有する7−フルオロブロスタゲラン
ジンエ2類を得ること全目的として更に研究を行い、側
鎖の置換基として脂環式基を有し、かつ7位のフッ素原
子がa−配置を有する7−フルオロブロスタゲランジン
エ2類が高収率で得られること、そしてかかる化合物が
抗血小板凝集作用等の優れた薬理作用を有し医薬品とし
て極めて有用であることを見出し本発明に到達したもの
である。
本発明は下記式〔I〕
OR”
で表わされる7−フルオロブロスタゲランジンエ3 類
、および該7−フルオロブロスタクランジンエ2 類を
有効成分とする循環器系挟患治療剤である。
、および該7−フルオロブロスタクランジンエ2 類を
有効成分とする循環器系挟患治療剤である。
上記式[1FにおいてR1は水素原子、炭素数1〜10
のアルキル基、または陽イオンを表わす。
のアルキル基、または陽イオンを表わす。
炭素数1〜10のアルキル基としては、例えば、メチル
、エチル、n−プロピル、180−プロピル、n−ブチ
ル、5ea−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル
、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、n−ノ
ニルおよびn−デシル等の直鎖状又は分岐状のものを挙
げることができる。
、エチル、n−プロピル、180−プロピル、n−ブチ
ル、5ea−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル
、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、n−ノ
ニルおよびn−デシル等の直鎖状又は分岐状のものを挙
げることができる。
陽イオンをしては、例えばklH4,アトフメチルアン
モニウム、モノメチルアンモニウム、ジメチルアンモニ
ウム、トリメチルアンモニウム。
モニウム、モノメチルアンモニウム、ジメチルアンモニ
ウム、トリメチルアンモニウム。
ベンジルアンモニウム、フェネチルアンモニウム、モル
ホリニウムカチオン、モノエタノールアンモニウム、ピ
ペリジニウムカチオンなどのアンモニウムカチオン、N
a、K などのアルカリ金属カチオン: hC” r
’lx”g” + ”AZn”。
ホリニウムカチオン、モノエタノールアンモニウム、ピ
ペリジニウムカチオンなどのアンモニウムカチオン、N
a、K などのアルカリ金属カチオン: hC” r
’lx”g” + ”AZn”。
猶A’l”などの2価もしくは3価の金属カチオン等を
挙げることができる。
挙げることができる。
上記式CDにおいてR2は炭素数5〜8の脂環式基を表
わす。炭素数3〜8の脂環式基としテハ、側光ばシクロ
ペンチル、シクロヘキシル。
わす。炭素数3〜8の脂環式基としテハ、側光ばシクロ
ペンチル、シクロヘキシル。
シクロヘキセニル、シクロヘプチル、S/クロオクチル
等を挙げることができる。特にシクロペンチル、シクロ
ヘキシルが好ましい。
等を挙げることができる。特にシクロペンチル、シクロ
ヘキシルが好ましい。
上記式[1]において、R”、 R’ Fi同一もしく
は異なシ水素原子、または保護基を表わす。保護基とし
ては、トリ(C1−Cテ)炭化水素シリル基、水酸基の
酸素原子と共にアセタール結合を形成する基などがある
。
は異なシ水素原子、または保護基を表わす。保護基とし
ては、トリ(C1−Cテ)炭化水素シリル基、水酸基の
酸素原子と共にアセタール結合を形成する基などがある
。
) !j (CI−Of )炭化水素シリル基としては
、例えばトリメチルシリル、トリエチルシリル。
、例えばトリメチルシリル、トリエチルシリル。
t−ブチルジメチルシリル基の如き)’J(Ol−04
)アルキルシリル、t−ブチルジフェニルクリル基の類
キジフェニル(Os−On)アルキルシリル又はトリベ
ンジルシリル基等を好ましいものとして挙げることがで
きる。特にトリエチルシリル、t−ブチルジメチルシリ
ル基が好ましい。
)アルキルシリル、t−ブチルジフェニルクリル基の類
キジフェニル(Os−On)アルキルシリル又はトリベ
ンジルシリル基等を好ましいものとして挙げることがで
きる。特にトリエチルシリル、t−ブチルジメチルシリ
ル基が好ましい。
水酸基の酸素原子と共にアセタール結合を形成する基と
しては、例えばメトキシメチル、1−エトキシエチル、
2−メトキシ−2−プロピル、2−エトキシ−2−プロ
ピル、(2−メトキシエトキシ)メチル、ベンジルオキ
シメチル。
しては、例えばメトキシメチル、1−エトキシエチル、
2−メトキシ−2−プロピル、2−エトキシ−2−プロ
ピル、(2−メトキシエトキシ)メチル、ベンジルオキ
シメチル。
2−テトラヒドロピラニル、2−テトラヒドロ7ラニル
又は46−シメチルー3−オキサ−2−オキソ−ビシク
ロ[11,0]へキス−4−イル基を挙げることができ
る。これらのうち、2−チトラヒドロビラニル、2−テ
トラヒドロフラニル、1−エトキシエチル、2−メトキ
シ−2−プロピル、(2−メトキシエトキシ)メチル又
は6,6−シメチルー3−オキサ−2−オキソ−ビシク
ロ[3,1,0]へキス−4−イル基力特に好ましい。
又は46−シメチルー3−オキサ−2−オキソ−ビシク
ロ[11,0]へキス−4−イル基を挙げることができ
る。これらのうち、2−チトラヒドロビラニル、2−テ
トラヒドロフラニル、1−エトキシエチル、2−メトキ
シ−2−プロピル、(2−メトキシエトキシ)メチル又
は6,6−シメチルー3−オキサ−2−オキソ−ビシク
ロ[3,1,0]へキス−4−イル基力特に好ましい。
本発明の7−フルオロブロスタゲランジンエ3類は下記
フローシートに示す方法によって製造される。
フローシートに示す方法によって製造される。
R31
HO−
H
H
原料化合物である式[1111の7−ドリメチルシリル
オキシー5,6−ジヒドロプロスタグランジンF2.類
は、公知の7−ヒドロキシ−5.6−デヒドンプロスタ
グランジンF2.類(欧州特許公開公報oa7rqy3
s )tシリル化するととKより得られる。
オキシー5,6−ジヒドロプロスタグランジンF2.類
は、公知の7−ヒドロキシ−5.6−デヒドンプロスタ
グランジンF2.類(欧州特許公開公報oa7rqy3
s )tシリル化するととKより得られる。
7−ドリメチルシリルオキシー5.6−テヒドロブロス
タグランジンI’2a @のフッ素化は、ピペリジノサ
ルファートリフルオライド、ジエチルアミノサルファー
トリフルオライドなどのアミノサルファートリフルオラ
イド系フッ素化剤により、1.1.2− )リクロロ−
1,2,2−)リフルオロエタン、トリクロロフルオロ
メタンナトのフッ素化炭化水素系溶媒中で好ましく行う
ことができる。フッ素化剤による反応によシ式%式% タグランジンI’2a類が得られ、かかる化合物は公知
の脱保護反応によシ、式〔■〕の7β−フルオロ−5,
6−テヒドロブロスタグラ/ジンX’2aaK変換され
る。7β−フルオロ−5,6−f ヒドログロスタグラ
ンジン’2u類は環化反応により目的とする7−フルオ
ロブロスタゲランジンエ2 類に変換される。この環化
反応は基本的に公知であシ、例えばJ、Amer、Oh
em、Soc、、104巻、5842〜5844頁、(
1982)に記載された方法に準じて行うことができる
。即ち、トリフルオロ酢酸水銀により環化せしめ、次い
で水素化剤で水素化することにより環化反応を行うこと
ができる。
タグランジンI’2a @のフッ素化は、ピペリジノサ
ルファートリフルオライド、ジエチルアミノサルファー
トリフルオライドなどのアミノサルファートリフルオラ
イド系フッ素化剤により、1.1.2− )リクロロ−
1,2,2−)リフルオロエタン、トリクロロフルオロ
メタンナトのフッ素化炭化水素系溶媒中で好ましく行う
ことができる。フッ素化剤による反応によシ式%式% タグランジンI’2a類が得られ、かかる化合物は公知
の脱保護反応によシ、式〔■〕の7β−フルオロ−5,
6−テヒドロブロスタグラ/ジンX’2aaK変換され
る。7β−フルオロ−5,6−f ヒドログロスタグラ
ンジン’2u類は環化反応により目的とする7−フルオ
ロブロスタゲランジンエ2 類に変換される。この環化
反応は基本的に公知であシ、例えばJ、Amer、Oh
em、Soc、、104巻、5842〜5844頁、(
1982)に記載された方法に準じて行うことができる
。即ち、トリフルオロ酢酸水銀により環化せしめ、次い
で水素化剤で水素化することにより環化反応を行うこと
ができる。
かくして得られる本発明の7−フルオロプロスタグラン
ジンXt 類で特に下記式[1’3で表わされる7−フ
ルオロブロスタゲランエ2類が、強力な抗血小板凝集作
用等の薬理作用を有し、特に循猿器系疾患治療剤として
有用であシ、虚血性心疾患、末梢循環障害、狭心症、心
筋梗塞等の治療に、あるいは降圧剤等として応用可能で
ある。また7−フルオロブロスタゲランジンエ2 類は
、腎臓透析、体外循環の際に使用することもできる。
ジンXt 類で特に下記式[1’3で表わされる7−フ
ルオロブロスタゲランエ2類が、強力な抗血小板凝集作
用等の薬理作用を有し、特に循猿器系疾患治療剤として
有用であシ、虚血性心疾患、末梢循環障害、狭心症、心
筋梗塞等の治療に、あるいは降圧剤等として応用可能で
ある。また7−フルオロブロスタゲランジンエ2 類は
、腎臓透析、体外循環の際に使用することもできる。
本発明の7−フルオロブロスタゲランジンエ2類は経口
的に、あるいは皮下、筋肉内、静脈内。
的に、あるいは皮下、筋肉内、静脈内。
経皮、直腸内等の非経口的に投与される。経口投与の剤
型としては、例えば錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤な
どが挙げられる。錠剤の形態にするには、例えば乳糖、
デンプン、結晶セルロース、ポリビニルピロリドンなど
の賦形剤;カルホキジメチルセルロース、メチルセルロ
ースなどの結合剤ニアルギン酸ナトリウム、炭酸水素ナ
トリウム、ラウリル硫酸ナトリウムなどの崩壊剤等を用
いて通常の方法によシ成形することができる。顆粒剤、
散剤も同様に上記の賦形剤等を用いて通常の方法によっ
て成形することができる。カプセル剤は、例えば7−フ
ルオロプロスタグランジンエ鵞 類をココナツツ油等の
植物油に溶解せしめて得られる溶液をゼラチンソフトカ
プセルに充填せしめることによって得ることができる。
型としては、例えば錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤な
どが挙げられる。錠剤の形態にするには、例えば乳糖、
デンプン、結晶セルロース、ポリビニルピロリドンなど
の賦形剤;カルホキジメチルセルロース、メチルセルロ
ースなどの結合剤ニアルギン酸ナトリウム、炭酸水素ナ
トリウム、ラウリル硫酸ナトリウムなどの崩壊剤等を用
いて通常の方法によシ成形することができる。顆粒剤、
散剤も同様に上記の賦形剤等を用いて通常の方法によっ
て成形することができる。カプセル剤は、例えば7−フ
ルオロプロスタグランジンエ鵞 類をココナツツ油等の
植物油に溶解せしめて得られる溶液をゼラチンソフトカ
プセルに充填せしめることによって得ることができる。
皮下、筋肉内、静脈内投与の剤型としては、非水性溶液
剤、@濁剤などの形態にある注射剤がある。注射剤には
必要に応じて、防腐剤、安定剤などが添加される。
剤、@濁剤などの形態にある注射剤がある。注射剤には
必要に応じて、防腐剤、安定剤などが添加される。
経皮投与の剤型としては、例えば軟膏剤、クリコム剤な
どが添げられる。軟膏剤は脂肪油。
どが添げられる。軟膏剤は脂肪油。
ワセリン等を用いて、クリーム剤は脂肪油、乳化剤等を
用いて通常の方法によって成形される。
用いて通常の方法によって成形される。
直腸投与の剤型としては、ゼラチンソフトカプセルなど
の通常の串刺が挙けられる。
の通常の串刺が挙けられる。
本発明の7−フルオロブロスタゲランジンエ2う自は、
α、βまたはγ−サイクロデキストリンあるいはメチル
化サイクロデキストリン等と包接化合物を形成せしめて
製剤化に用いることもできる。
α、βまたはγ−サイクロデキストリンあるいはメチル
化サイクロデキストリン等と包接化合物を形成せしめて
製剤化に用いることもできる。
本発明の7−フルオロブロスタゲランジンエ2類の投与
量は、投与を受ける患者の状態9年令。
量は、投与を受ける患者の状態9年令。
性別9体重、投与経路等により異なるが、通常、成人に
対し1 nf〜600ダ/日、好ましくは10nf 〜
100Mg/日である。
対し1 nf〜600ダ/日、好ましくは10nf 〜
100Mg/日である。
以下本発明を実施例によシ更に詳細に説明する。
参考例
十 +
アルゴン雰囲気下、化合物1(461QI。
158 mmol)の1.1.2− )リクロロ−1,
2,2−トリフルオロエタン(R−113)(21d)
に0℃でビベリジノサルファートリフルオリド(385
μ/、、2.9 mmol ’)を滴下し、室温で8時
間攪拌した。反応液を無水エーテル(40mA)で希釈
した後、アルゴン加圧により、ステンレスチューブを用
いて飽和炭酸カリウム水溶液(60−)に強攪拌下注ぎ
、5分間、攪拌を続けた。水層をエーテル(401)d
)で3回抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧除去し、残
渣をフロリジルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/
エーテル、=50/1)i用いて0℃で精製し、化合物
2 (260tng、 0.56mmol。
2,2−トリフルオロエタン(R−113)(21d)
に0℃でビベリジノサルファートリフルオリド(385
μ/、、2.9 mmol ’)を滴下し、室温で8時
間攪拌した。反応液を無水エーテル(40mA)で希釈
した後、アルゴン加圧により、ステンレスチューブを用
いて飽和炭酸カリウム水溶液(60−)に強攪拌下注ぎ
、5分間、攪拌を続けた。水層をエーテル(401)d
)で3回抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧除去し、残
渣をフロリジルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/
エーテル、=50/1)i用いて0℃で精製し、化合物
2 (260tng、 0.56mmol。
収率62チ)を得た。
”O−NMR(0DC1,3,TMS ppm ’)δ
= 83.3 (d JO,F =:165Hz、、
O−7)(ii) 5.6−ゾヒドロー7β−フルオロ
−16,17゜18、19.20−ペンタノルー15−
シクロペンチル−PGF2.メチルエステル(化合物3
)の合成: 化合物2(155り、a214mmol)のアセトニト
リル溶液(7,2d )に、トリエチルアミン(o、
s 、1 )を加え、0℃において、46チフツ化水素
水溶液(o、 8mg ”)を滴下し、室温で20時間
役押した。反応液をエーテル(10−)に希釈した後、
飽和炭酸カリウム水溶液に注ぎ、5分間、強攪拌を続け
た。水Nをエーテル(1〇−)で10回抽出し、有機ノ
ーを飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムを
用いて乾燥した。溶媒を減圧除去の後、残渣を0℃でフ
ロリジルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン/メ
タノール−50/ 1 (1% )リエテルアミン))
を用いて精製し化合物5(69,5q。
= 83.3 (d JO,F =:165Hz、、
O−7)(ii) 5.6−ゾヒドロー7β−フルオロ
−16,17゜18、19.20−ペンタノルー15−
シクロペンチル−PGF2.メチルエステル(化合物3
)の合成: 化合物2(155り、a214mmol)のアセトニト
リル溶液(7,2d )に、トリエチルアミン(o、
s 、1 )を加え、0℃において、46チフツ化水素
水溶液(o、 8mg ”)を滴下し、室温で20時間
役押した。反応液をエーテル(10−)に希釈した後、
飽和炭酸カリウム水溶液に注ぎ、5分間、強攪拌を続け
た。水Nをエーテル(1〇−)で10回抽出し、有機ノ
ーを飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムを
用いて乾燥した。溶媒を減圧除去の後、残渣を0℃でフ
ロリジルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン/メ
タノール−50/ 1 (1% )リエテルアミン))
を用いて精製し化合物5(69,5q。
α181 mmol、収率84.8 % )を得た。
IH−NMR(CDO工3. TMS ppm )δ=
369 (3H,S、 Me ’)δ=IB4(IH,
t、J=7.2H2)δ=五97(1a、bs) δ=4.46 (I H,bt、 J=4.OHz )
δ=5.30 (I H,dJ JH0F=47.7
Hz、 Jニア、 5H2,0HF) δ=5.53 (IH,ad、 、T=15.4Hz、
J=aIHz )δ=5.62 (I H,dd、
J=15.4Hz、 J=7.2Hz )凰”(!−N
MR((!DO13,TMS ppm ’)δ”81.
9 ((1,Jc、?= 170Hz、 C−7’)実
施例1 トリフルオロ酢酸水銀(259,5■、0608mmo
l)のテトラヒドロフラン溶液(1t5d)に−55℃
において化合物3(1142111g。
369 (3H,S、 Me ’)δ=IB4(IH,
t、J=7.2H2)δ=五97(1a、bs) δ=4.46 (I H,bt、 J=4.OHz )
δ=5.30 (I H,dJ JH0F=47.7
Hz、 Jニア、 5H2,0HF) δ=5.53 (IH,ad、 、T=15.4Hz、
J=aIHz )δ=5.62 (I H,dd、
J=15.4Hz、 J=7.2Hz )凰”(!−N
MR((!DO13,TMS ppm ’)δ”81.
9 ((1,Jc、?= 170Hz、 C−7’)実
施例1 トリフルオロ酢酸水銀(259,5■、0608mmo
l)のテトラヒドロフラン溶液(1t5d)に−55℃
において化合物3(1142111g。
(1301mmol)のテトラヒドロフラン溶液(11
,5m)を滴下し、−30℃において、2時間攪拌した
。ついで、トリエチルアミン(85pl、cL608m
mol )を加え、−78℃に冷却した後、水素化ホウ
素ナトリウム(11511g。
,5m)を滴下し、−30℃において、2時間攪拌した
。ついで、トリエチルアミン(85pl、cL608m
mol )を加え、−78℃に冷却した後、水素化ホウ
素ナトリウム(11511g。
五〇 4 mmol)のナトリウムメトキシド−IN−
メタノール溶液(五〇4d)をすげやく加え、室温で1
時間30分攪拌した。反応液をエーテル(2amt)で
希釈した後、反応液中の固体を戸別し、飽和食塩水で洗
浄した。有機層ケ分離後、水層をエーテル(10m’)
で9回抽出した。
メタノール溶液(五〇4d)をすげやく加え、室温で1
時間30分攪拌した。反応液をエーテル(2amt)で
希釈した後、反応液中の固体を戸別し、飽和食塩水で洗
浄した。有機層ケ分離後、水層をエーテル(10m’)
で9回抽出した。
有機層を合わせて、無水硫酸マグネシウムで乾燥稜、溶
媒全減圧除去し、残渣を0℃で70リジルカラムクロマ
トグラフイー(塩化メチレン/アセトン=5 / 1
(1%トリエチルアミン))により精製し、化合物4(
5α6Jlv、α132mmo1.収率4五5優)全収
率。
媒全減圧除去し、残渣を0℃で70リジルカラムクロマ
トグラフイー(塩化メチレン/アセトン=5 / 1
(1%トリエチルアミン))により精製し、化合物4(
5α6Jlv、α132mmo1.収率4五5優)全収
率。
”O−NMR(CD0II、 TMS ppm )δ=
91.5 (d、 Jc、y=188H1,O−7)’
H−IJMR(0DO13,TMS ppm ’)δ:
5.44 (I H,(1(1,Jgp=60H2,J
=FL6H2,CHIP ) 実施例2 OHOH 5 化合物4 (5,4M4. 14.i μmol)eエ
タノール(170μt)に溶解した。0℃において、α
IN水酸化ナトリウム水溶液(260μt)を滴下し、
室温で5時間攪拌した。反応液を凍結乾燥して化合物5
を得た。
91.5 (d、 Jc、y=188H1,O−7)’
H−IJMR(0DO13,TMS ppm ’)δ:
5.44 (I H,(1(1,Jgp=60H2,J
=FL6H2,CHIP ) 実施例2 OHOH 5 化合物4 (5,4M4. 14.i μmol)eエ
タノール(170μt)に溶解した。0℃において、α
IN水酸化ナトリウム水溶液(260μt)を滴下し、
室温で5時間攪拌した。反応液を凍結乾燥して化合物5
を得た。
実施例3
抗血小板凝集作用の測定:
被験化合物のin vitro 血小板凝集阻害作用を
兎を用いて検定した。即ち体重2.5〜!L5に9の日
本在来白色雄性家兎の耳静脈よ958%クエン酸三ナト
リウム溶液1に対して血液90割合で採血し、1000
rpm 10分遠心分離後上層部をPRP(富血小板
血漿)として取シ分けた。下層部はさらに2800 r
pm 10分間遠心分離し二層に分かれる上層部1pp
p(乏血小板血漿)として取シ分けた。血小板数は6〜
7X10’/μtKPPPで稀釈調整した。調整後のP
RP 250μtに被検薬25μte加えて37℃で2
分間ブレインキュベーションした後ADP 1μMある
いは10pM (ファイナル)を添加してアブリボメー
ターで透過度の変化を記録した。なお、被験化合物はエ
タノールに1omg/−となるように溶解した。
兎を用いて検定した。即ち体重2.5〜!L5に9の日
本在来白色雄性家兎の耳静脈よ958%クエン酸三ナト
リウム溶液1に対して血液90割合で採血し、1000
rpm 10分遠心分離後上層部をPRP(富血小板
血漿)として取シ分けた。下層部はさらに2800 r
pm 10分間遠心分離し二層に分かれる上層部1pp
p(乏血小板血漿)として取シ分けた。血小板数は6〜
7X10’/μtKPPPで稀釈調整した。調整後のP
RP 250μtに被検薬25μte加えて37℃で2
分間ブレインキュベーションした後ADP 1μMある
いは10pM (ファイナル)を添加してアブリボメー
ターで透過度の変化を記録した。なお、被験化合物はエ
タノールに1omg/−となるように溶解した。
そしてその活性を測定する時には、リン酸緩衝液(pH
7,4)で希釈して用いた。また緩衝液で希釈後0℃で
4時間放置して同様にして活性を測定した。
7,4)で希釈して用いた。また緩衝液で希釈後0℃で
4時間放置して同様にして活性を測定した。
凝集阻害率は下記式にてめた。
阻害率(%)−(1−−)X 100
O
To:(IJン眼緩衝液添加系)の透過度T :被験化
合物添加系の透過度 阻害率が50%を越す被験化合物の最低濃度を工050
値として示した。結果は第1表に示す。
合物添加系の透過度 阻害率が50%を越す被験化合物の最低濃度を工050
値として示した。結果は第1表に示す。
第 1 表
実施例4
ソフトカプセル剤の製造:
植物油の一種である分画ココナツツ油1kgに7a−フ
ルオロ −16,17,18,19,20−ペンタノル
ー15−シクロベンチルーPG工冨 メチルエステル5
xqを溶解して得られる溶液、及び下記剤皮成分を用い
て、ソフトカプセル製造機によシ常法に従って、1カプ
セル中に7α−フルオロ−16、17,18,19,2
0−ペンタノルー15−シクロペンテルーPG工2 メ
チルエステルを05711 含有するソフトカプセル剤
を作成した。
ルオロ −16,17,18,19,20−ペンタノル
ー15−シクロベンチルーPG工冨 メチルエステル5
xqを溶解して得られる溶液、及び下記剤皮成分を用い
て、ソフトカプセル製造機によシ常法に従って、1カプ
セル中に7α−フルオロ−16、17,18,19,2
0−ペンタノルー15−シクロペンテルーPG工2 メ
チルエステルを05711 含有するソフトカプセル剤
を作成した。
剤皮成分
ゼラチン 10 重琶部
グリセリン 2 〃
エチルパラベン α05 〃
水 0.2 1
代理人 内 1) 明
代理人萩 原 亮 −
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 下記式〔I〕 で表わされる7−フルオロブロスタゲランジンエ2類。 Z 下記式〔1つ で表わされる7−フルオロブロスタゲランジンエ鵞類を
有効成分とする循環器系疾患治療剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59098563A JPS60243079A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 7―フルオロプロスタグランジンi↓2類を有効成分とする薬剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59098563A JPS60243079A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 7―フルオロプロスタグランジンi↓2類を有効成分とする薬剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60243079A true JPS60243079A (ja) | 1985-12-03 |
JPH0314288B2 JPH0314288B2 (ja) | 1991-02-26 |
Family
ID=14223144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59098563A Granted JPS60243079A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 7―フルオロプロスタグランジンi↓2類を有効成分とする薬剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60243079A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1986007538A1 (en) * | 1985-06-17 | 1986-12-31 | Teijin Limited | Fat emulsion of prostaglandin i2 |
US4808734A (en) * | 1986-12-01 | 1989-02-28 | Hoffmann-La Roche Inc. | 16-cycloalkyl-7-fluoro-prostacyclins |
JPH08208637A (ja) * | 1995-02-03 | 1996-08-13 | Taisho Pharmaceut Co Ltd | プロスタグランジンi型化合物、その中間体、それらの製造方法及び血小板凝集抑制剤 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58150583A (ja) * | 1982-03-04 | 1983-09-07 | Teijin Ltd | 新規なハロゲン化プロスタサイクリン類、それらの製造法およびそれらを活性成分とする薬学的組成物 |
-
1984
- 1984-05-18 JP JP59098563A patent/JPS60243079A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58150583A (ja) * | 1982-03-04 | 1983-09-07 | Teijin Ltd | 新規なハロゲン化プロスタサイクリン類、それらの製造法およびそれらを活性成分とする薬学的組成物 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1986007538A1 (en) * | 1985-06-17 | 1986-12-31 | Teijin Limited | Fat emulsion of prostaglandin i2 |
US5124352A (en) * | 1985-06-17 | 1992-06-23 | Teijin Limited | Fat emulsions containing isocarbacyclin |
US4808734A (en) * | 1986-12-01 | 1989-02-28 | Hoffmann-La Roche Inc. | 16-cycloalkyl-7-fluoro-prostacyclins |
JPH08208637A (ja) * | 1995-02-03 | 1996-08-13 | Taisho Pharmaceut Co Ltd | プロスタグランジンi型化合物、その中間体、それらの製造方法及び血小板凝集抑制剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0314288B2 (ja) | 1991-02-26 |
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