JPS6024144B2 - 塗料組成物 - Google Patents

塗料組成物

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JPS6024144B2
JPS6024144B2 JP12016881A JP12016881A JPS6024144B2 JP S6024144 B2 JPS6024144 B2 JP S6024144B2 JP 12016881 A JP12016881 A JP 12016881A JP 12016881 A JP12016881 A JP 12016881A JP S6024144 B2 JPS6024144 B2 JP S6024144B2
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JP
Japan
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triphenyl phosphite
epoxy resin
paint
aluminum
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JP12016881A
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JPS5821458A (ja
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栄一 柏木
辰郎 瀬野
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Dai Nippon Toryo KK
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Dai Nippon Toryo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルミニウム顔料のIJーフィング性を改良し
、かつ下塗り、上塗りを特に必要とせず、一回の塗装で
仕上げることの出来る塗料組成物に関するものである。
一般に、リーフィングタィプのアルミニウム顔料含有ェ
ポキシ樹脂塗料は、鉄塔、橋梁、タンク、車両等多方面
にわたり使用されてきている。しかしながら従来のリー
フィングタィプのアルミニウム顔料含有ェポキシ樹脂塗
料では、必ずしも満足のいくリーフィング性の良好な塗
腹が得られず、従ってアルミ感のある塗腰がいよいよ得
られず、また耐候性等も悪いものであった。またェポキ
シ樹脂塗料であるが故に、金属下地処理に特に注意が必
要であり、通常サンドブラスト等のプラスト処理による
下地処理度の高いものが要求された。そこで防錆性、密
着性等を考慮して、通常ェポキシ樹脂系プラィマーを塗
布し、その上にリーフィングタィプのアルミニウム顔料
含有ェボキシ樹脂塗料を塗布る方法が用いられてきた。
本発明は上記の如き現状に鑑み、アルミニウム顔料のリ
ーフィング性をを改良し、広範な金属下地処理度の被塗
物に塗装出来、さらに下塗塗料と上塗塗料を兼ね備えた
りーフィングタィブのアルミニウム顔料含有ェポキシ樹
脂塗料組成物を提供することを目的とするものである。
このような目的はリーフイングタイプのアルミニウム顔
料含有ェポキシ樹脂塗料組成物において、亜リン酸トリ
フェニルあるいは亜リン酸トリフェニルのフェニル基の
水素原子の一部をアルキル基にて置換した亜リン酸トリ
フェニル誘導体(以下単に誘導体という)を含有するこ
とを特徴とする塗料組成物によって達成される。従来、
主剤成分、硬化剤成分、アルミニウムペースト成分の3
液型塗料の形態が使用されていたが、本発明の塗料組成
物により頭リン酸トリフェニルあるいはその誘導体を配
合した主剤成分にあらかじめアルミニウムペースト成分
を混合して保存することが出来、2液塗料の形態も可能
となるため塗装作業性が良好となる。
また得られる塗膜はリーフィング性がよく、塗膜表面に
アルミニウムフレークの重なった層が形成され、そのた
め塗膜外観がよく、しかも耐候性、防錆性の優れた塗膜
が得られる。また前述の如く、本発明による塗料は下塗
塗料と上塗塗料を兼ねた機能を有するため一回の塗装で
下塗り、上塗りを兼用することが出来、塗装工程の短縮
も可能となる。
本発明のリーフィングタィプのアルミニウム顔料含有ェ
ポキシ樹脂塗料組成物は、主成分としてェポキシ樹脂、
硬化剤、リーフィングタィプのアルミニウム顔料および
亜リン酸トリフェニルあるいはその譲導体からなり、更
に必要に応じて溶J剤、防錆顔料、体質顔料、各種添加
剤を配合したものである。
ェポキシ樹脂としては、通常の塗料用ェポキシ樹脂が使
用出来る。
例えばビスフェノールA型ェポキシ樹脂、ビスフェノー
ルF型ェポキシ樹脂等が使用出来る。特にビスフェノー
ルF型ェポキシ樹脂は低粘度であるので、それだけ塗装
中の溶剤量が少なくて済み、高不揮発分塗料が可能とな
り厚膜塗装出来、更にアルミニウム顔料のリーフィング
性もよくなるので最適である。市販のビスフェノールF
型ェポキシ樹脂としては、ェピクロン#830(大日本
インキ化学工業社製)、ヱポミックR−140(三井石
油化学工業社製)等がある。硬化剤としては、通常の前
記ェポキシ樹脂用硬化剤が使用出来る。例えばジェチレ
ントリアミン、トリェチレンテトラアミン等の脂肪族ポ
リアミン、メタフヱニレンジアミン、ジアミノジフエニ
ルメタン等の芳香族ポリアミン、ポリアミド樹脂等が使
用出釆る。硬化剤の使用量はェポキシ樹脂のェポキシ当
量に対し、0.5〜1.0当量となるような量が適当で
ある。
リーフィングタィプのアルミニウム顔料としては、この
種の塗料に通常使用されるものが使用できるが、特にス
テアリン酸等により表面処理されたペースト状のものが
よい。
例えばアルトップ(東海金属社製)、アルミペーストS
ap(昭和アルミパウダー社製)、アルベースト(東洋
アルミニウム社製)、ヱターナプラィト(シルバーライ
ト社製)、Stapa(旭化成工業社製)等の市販品が
使用し得る。リーフィングタィプのアルミニウム顔料の
使用量は通常ヱポキシ樹脂10の重量部に対し5〜10
の重量部が適当である。
亜リン酸トリフェニルあるいはその誘導体としては逸り
ン酸トリフェニル〔PキOC6Hs)3〕、亜リン酸ト
リクレジル〔PキOC6日CH3)3〕、亜リン酸トリ
キシレニル〔PキOC6比(CH3)2)3〕、鞄リン
酸トリスノニルフェニル〔PキOC6日4C9日,9)
3〕、亜リン酸ジフェニル・モノクレ小L2瀞靴ー糊肥
る。
亜リン酸トリフェニルあるいはその誘導体の使用量はェ
ポキシ樹脂10の重量部に対し3〜10の重量部、特に
好ましくは5〜25重量部が適当である。
亜リン酸トリフヱニルあるいはその誘導体の使用量が前
記範囲より少ないと前述の如き効果が期待出来ず、逆に
多過ぎると塗膜の耐水性が極端に悪くなるため好ましく
ない。本発明において、上記の亜リン酸トリフェニルあ
るいはその誘導体を配合することにより、アルミニウム
顔料は塗料化され長期保存した後でもリーフィング性を
失うことなく、また従釆のヱポキシ樹脂塗料に要求され
たような厳しい下地処理も不必要となり密着性の優れた
塗膜が得られる。
本発明に於いて適宜使用される溶剤としてはトルェン、
キシレン、ベンゼン、ナフサ等の非極性溶剤である炭化
水素溶剤が適当である。なお、ケトン系溶剤の如き極性
溶剤を使用する場合は、アルミニウムペースト、亜リン
酸トリフェニルあるいはその誘導体と反応するため、例
えばこれらを主剤成分にあらかじめ混合して長期間保存
する場合、極性溶剤は硬化剤成分に混合する必要がある
。溶剤の使用量は、ェポキシ樹脂10の重量部に対し、
10〜7の重量部が適当である。
なお、亜リン酸トリフェニルあるいはその誘導体を前記
範囲内において多量に使用する場合には溶剤は必ずしも
添加する必要はない。また、本発明においては、前述の
とおり必要に応じて防錆顔料および体質顔料を使用出来
る。
これらの防錆顔料および体質顔料の使用量はヱポキシ樹
脂10の重量部以下が適当である。以下本発明を実施例
により詳細に説明する。
なお、実施例中「部」、「%」は重量基準で示す。実施
例 1リーフイングタイプアルミニウムベースト顔料(
アルミペースト53−119)〔東洋アルミニウム社製
〕)25部、亜リン酸トリフェニル雌都およびキシレン
5部をディスパ−にて、あうかじめ練合した後、ビスフ
ェノールF型ェポキシ樹脂(ェピクロン#830〔大日
本インキ化学工業社製〕)5礎都、キシレン5部および
ダレ止め剤5部を混合し、ディスパ一にて練合し、主剤
成分とした。
別途、変性芳香族ポリアミン(サンマィドM−1400
〔三和化学工業社製)27部、炭酸カルシウム35部、
マィカ23部、キシレン5部、メチルィソブチルケトン
5部、ダし止め剤4部および沈殿防止剤1部をディスパ
ーにて練合し、硬化剤成分とした。
主剤成分と硬化剤成分を(1:1)の割合で混合し、塗
料を調製した。
実施例 2 亜リン酸トリフェニルの代りに亜リン酸トリクレジルを
使用する以外は実施例1と同様にして塗料を調製した。
実施例 3リーフィングタィプアルミニゥムペースト顔
料2礎部、亜リン酸トリフェニル1磯部およびキシレン
4部をディスパ一にてあらかじめ練合した後、ビスフェ
ノールA型ェポキシ樹脂(ェピコート#828〔シェル
化学社製〕)6戊部、キシレン3部およびダレ止め剤3
部を混合し、ディスパーにて練合し主剤成分とした。
別途、ポリアミドアミン(トーマイド255〔富士化成
工業社製〕)20部、炭酸カルシウム35部、マィカ1
戊郡、キシレン15部、メチルエチルケトン15部およ
びダし止め剤4部および沈澱防止剤1部をディスパーに
て練合し、硬化剤成分とした。
主剤成分と硬化剤成分を(1:1)の割合で混合し、塗
料を調製した。実施例 4 亜リン酸トリフェニルの代りに、亜リン酸トリキシレニ
ルを使用する以外は実施例1と同様にして塗料を調製し
た。
実施例 5 亜リン酸トリフェニルの代りに亜リン酸トリスノニルフ
ェニルを使用する以外は実施例1と同様にして塗料を調
製した。
実施例 6 亜リン酸トリフェニルの代りに亜リン酸ジフェニル・モ
ノクレジルを使用する以外は同様にして塗料を調製した
比較例 1 実施例1で、主剤成分において溶剤としてキシレン1礎
部の代りにキシレンとィソブタノールの混合物11部を
使用し、亜リン酸トリフェニル1礎部の代りに石油樹脂
1の都使用する以外は実施例1と同様にして塗料を調製
した。
比較例 2 実施例3で、主剤成分として亜リン酸トリフェニル1戊
郡およびキシレン7部の代りにキシレンとィソブタノー
ルの混合物17部を使用する以外は実施例3と同様にし
て塗料を調製した。
比較例 3 実施例1において、主剤成分として、亜リン酸トリフェ
ニル1$部を除く以外は同一の主剤成分を使用し、また
硬化剤成分は同一の硬化剤成分を使用し、主剤成分と硬
化剤成分を(90:100)の割合で混合し、塗料を調
製した。
比較例 4 実施例3において主剤成分として、亜リン酸トリフェニ
ル1戊郡を除く以外は同一の主剤成分を使用し、また硬
化剤成分は同一の硬化剤成分を使用し、主剤成分と硬化
剤成分を(90:100)の割合で混合し、塗料を調製
した。
実施例1〜6および比較例1〜4で調製した主剤成分を
一定期間保存後、硬化剤成分と混合しこの塗料を刷毛に
て乾燥膜厚100仏になるように鋼板上に塗布し、1週
間自然乾燥させた後、リーフィング性を目視判定した。
その結果を第1表に示す。なお、比較例3及び比較例4
の塗膜は、他の実施例及び比較例の塗膜と比較し、平滑
性が劣っていた。また実施例1〜6および比較例1〜4
で調製した塗料をサンドブラスト鉄板(SiS.Sa2
・1′2)と鋳鉄板(2種ケレン)に刷毛にて乾燥膜厚
100ムになるように塗布し、1週間自然乾燥させた後
、クロスカットし、塩水噴霧試験(100餌時間)およ
び屋外暴露試験(1年間)をし、その結果を第2表に示
す。
判定基準 ◎日× メタリック感良好 メタリック感ほとんどなし判定基準 ◎:異常なし ○:クロスカット部鯖3側以下 △: 〃 6側以下 ×: 〃 7肋以上 第1表および第2表より明らかな如く、本発明の塗料は
、長期間保存後もリーフィング性良好で、メタリック感
の良好な塗膜が得られ、また防錆性も優れていた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 リーフイングタイプのアルミニウム顔料含有エポキ
    シ樹脂塗料組成物において、亜リン酸トリフエニルある
    いは亜リン酸トリフエニルのフエニル基の水素原子の一
    部をアルキル基にて置換した亜リン酸トリフエニル誘導
    体を含有することを特徴とする塗料組成物。 2 エポキシ樹脂100重量部に対し、亜リン酸トリフ
    エニルあるいは亜リン酸トリフエニルのフエニル基の水
    素原子の一部をアルキル基にて置換した亜リン酸トリフ
    エニル誘導体を3〜100重量部含有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の塗料組成物。
JP12016881A 1981-07-31 1981-07-31 塗料組成物 Expired JPS6024144B2 (ja)

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JPS6072954A (ja) * 1983-09-30 1985-04-25 Dainippon Toryo Co Ltd 長期防錆被覆組成物
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