JP2508454Y2 - 隙間張設用のラス - Google Patents

隙間張設用のラス

Info

Publication number
JP2508454Y2
JP2508454Y2 JP1992047912U JP4791292U JP2508454Y2 JP 2508454 Y2 JP2508454 Y2 JP 2508454Y2 JP 1992047912 U JP1992047912 U JP 1992047912U JP 4791292 U JP4791292 U JP 4791292U JP 2508454 Y2 JP2508454 Y2 JP 2508454Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lath
gap
tensioning
wave
bent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992047912U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH064237U (ja
Inventor
直義 池田
Original Assignee
直義 池田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 直義 池田 filed Critical 直義 池田
Priority to JP1992047912U priority Critical patent/JP2508454Y2/ja
Publication of JPH064237U publication Critical patent/JPH064237U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2508454Y2 publication Critical patent/JP2508454Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は隙間張設用のラス、詳
しくは折曲張設を含めて張設が容易で耐火下地材を厚塗
りすることのできる隙間張設用のラスに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】出願人はラスについて実公昭60−23
383号公報を提案している。該公報は金属細線1の組
編により網目間隙2を無数に有して形成されるラス3ま
たは前記ラス面に一定の間隙を置いて帯板部4を設けて
形成するリブラス5において、前記のラス3またはリブ
ラス5の一面の縦横方向に間隙を置いて鉤折可能で且つ
溶接できる太さを備えた焼鈍鉄線6,7を取付けたこと
を特徴とする建築、構築用のラスを記載している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
公昭60−23383号公報のラスは扁平なため、縦横
両方向ともクニャクニャして取扱いに難儀し、隙間に当
て添えしようとしても図7に示すように中間で垂れ曲っ
たりして隙間張設が容易でなく、また耐火下地材の吹付
け、塗装に厚みを持たすことができず泥弱であるという
課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は隙間張設用とし
て長方形状に截断形成するラスの両面の長手方向に突出
条が交互するウェーブを設けて該ラスの長手方向に剛性
を付与するとともに、該ウェーブの一面の突出条列に直
交する方向に間隔を置いて複数本の焼鈍鉄線を溶接取付
けして、該ラスの短手方向に折曲可能において剛性を付
与するようにして、かかる課題を解決しようとするもの
である。
【0005】
【作用】本考案の隙間張設用のラスは壁と梁との間の隙
間、壁と柱との間の隙間などに一端を壁面に挿込み、ま
たは突当てあるいは折当て、他端を焼鈍鉄線の部分で梁
や柱に溶接付けして張設し、該ラス上に岩綿(ROCK
WOOL)をガン吹付けするなどして、該隙間を閉塞
するのである。
【0006】本考案隙間張設用のラスは長手方向は突出
条の交互並列によって剛性が得られ、短手方向は焼鈍鉄
線の溶着によって剛性が得られて、クニャクニャがなく
なるほか、中間の垂れ曲がりも解消する。しかも焼鈍鉄
線は曲げやすいため、ラスの短手方向は焼鈍鉄線ごと曲
折することができて、ラスの隙間張設を曲折張設を含め
て著しく容易にすることとなる。また耐火下地材をウェ
ーブ厚において厚塗りすることができることとなる。
【0007】
【実施例】以下図面に基づいて実施例を説明する。
【0008】金属細線1の組編形状にて無数の網目2を
有すラス3を形成する。
【0009】実施例では図1に示すように縦長1800
mm,幅長200mm乃至300mmとする縦長形のも
のとその半分長の長さの2種にてラス3を形成し、これ
を型押しして両面の長手方向に突出条4a,4bが交互
するウェーブを付すのである。ラス3は該ウェーブによ
って突出条4a,4b方向、つまり長手方向に剛性を付
与されることとなる。次いで一面の突出条4a列の頂面
間方向、すなわちウェーブと直交するラス3の短手方向
に焼鈍鉄線5を間隔を置いて複数本溶接取付けして突出
条4a列の方向、つまり短手方向にも剛性を付与して隙
間張設用のラス3a,3aを形成するのである。
【0010】なお突出条4a,4bは型押しの形状によ
って、図6の(a)(b)(c)に示すように角折り
形,曲波形,ジグザグ形などの各種形状にて形成され
る。また、焼鈍鉄線5は4mm径程度の太さにして、ラ
ス3aを梁や柱に溶接することができるようにする。
【0011】このように形成した隙間張設用のラス3a
は図2(a)に示す壁6と梁7の間の隙間8、図2
(b)に示す壁6と柱9間の隙間8などに当てて張設す
るのである。
【0012】ラス3aは縦横両方向に剛性を得て中間に
て垂れ曲ることなくして図3に示すように片手で楽に押
え当てして張設することができることとなる。なおラス
3aの一端は壁6に挿込溝を設けて挿込み、他端は梁7
または柱9に焼鈍鉄線5の部分で溶接付けするのであ
る。
【0013】隙間8に張設したラス3a上に岩綿などの
耐火下地材10を吹付け、塗布することによって隙間8
を閉塞するのである。なおラス3aにウェーブの起伏が
付いているため吹付けられる岩綿などの耐火下地材10
は容易に増厚することができるほか、ウェーブによって
岩綿などの耐火下地材10を強固に担持することとな
る。
【0014】なお焼鈍鉄線5は曲折が容易なため、ラス
3aの短手方向は曲折することが容易にできて、図5に
示すように壁6と柱9との間にラス3aを曲折張設する
こともできる。
【0015】
【考案の効果】本考案は隙間張設用のラスの両面の長手
方向に突出条が交互するウェーブを付して該ラスの長手
方向に剛性を付与するとともに、該ラスの一面の突出条
列と直交する短手方向に焼鈍鉄線を溶接取付けして、ラ
スの突出条列方向も剛性を付すようにしたので、ラスは
縦横両方向ともクニャクニャした性状と垂れ曲りが解消
して張設しやすくなるという効果を生ずる。
【0016】しかも焼鈍鉄線は曲折しやすいので、ラス
の短手方向を曲折して隙間に曲折張設することもできる
という効果を生ずる。
【0017】また、ラスにウェーブを付したので、耐火
下地材をウェーブに沿って厚塗りすることができて隙間
張設の耐火下地材を強化することができるという効果を
生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 2種の大きさの隙間張設用のラスを示す斜視
図である。
【図2】 (a)は壁と梁の間の隙間に張設した例を示
す斜視図、(b)は壁と柱の間の隙間に張設した例を示
す部分縦断正面図である。
【図3】 張設作業の状態を示す斜視図である。
【図4】 岩綿などの吹付けにより耐火被覆層を示す部
分拡大図である。
【図5】 隙間にラスを曲折張設した例を示す縦断側面
図である。
【図6】 (a)は角折り形,(b)は曲波形,(c)
はジグザグ形の突出条の形状例を示す部分拡大平面図で
ある。
【図7】 従来のラスの張設作業を示す斜視図である。
【図8】 従来の耐火被覆層を示す部分拡大図である。
【符号の説明】
1は金属細線 2は網目 3はラス 3aは隙間張設用のラス 4a,4bは突出条 5は焼鈍鉄線 6は壁 7は梁 8は隙間 9は柱 10は耐火下地材 Lは従来のラス

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隙間張設用として長方形状に截断形成す
    るラスの両面の長手方向に突出条が交互するウェーブを
    設けて該ラスの長手方向に剛性を付与するとともに、該
    ウェーブの一面の突出条列に直交する方向に間隔を置い
    て複数本の焼鈍鉄線を溶接取付けして、該ラスの短手方
    向に折曲可能において剛性を付与したことを特徴とする
    隙間張設用のラス。
JP1992047912U 1992-06-17 1992-06-17 隙間張設用のラス Expired - Lifetime JP2508454Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992047912U JP2508454Y2 (ja) 1992-06-17 1992-06-17 隙間張設用のラス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992047912U JP2508454Y2 (ja) 1992-06-17 1992-06-17 隙間張設用のラス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH064237U JPH064237U (ja) 1994-01-21
JP2508454Y2 true JP2508454Y2 (ja) 1996-08-21

Family

ID=12788584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992047912U Expired - Lifetime JP2508454Y2 (ja) 1992-06-17 1992-06-17 隙間張設用のラス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2508454Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2955832B2 (ja) * 1995-05-02 1999-10-04 直義 池田 隙間張設用のラス

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2059230B (en) * 1979-09-18 1983-05-11 Paterson A J Electrical heater particularly for cooking
JPS6024144B2 (ja) * 1981-07-31 1985-06-11 大日本塗料株式会社 塗料組成物
JPS6023383U (ja) * 1983-07-26 1985-02-18 日立金属株式会社 二重可撓管

Also Published As

Publication number Publication date
JPH064237U (ja) 1994-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3043408A (en) Metallic framing element
RU2304673C2 (ru) Профильная направляющая и способ изготовления профильной направляющей
US3421281A (en) Resilient channel member
CA2652919C (en) Metal stud
IL168923A (en) Areal metal element and profile element
US4413457A (en) Checkered wall or ceiling system
JP2508454Y2 (ja) 隙間張設用のラス
JP2009215843A (ja) 受金具
US4715156A (en) Support structure for roof insulation in metal buildings
JPH0614336U (ja) 岩綿等の塗布,吹付けのための隙間張設用の下地材
EP0369158B1 (de) Tafel- oder bandförmiges Element für Anwendungen im Baubereich
JP3378136B2 (ja) エンクローズ溶接用裏当材
JPH0292401A (ja) 軽量型鋼材及びその製造方法
JP3025461U (ja) ラス取付用のクリップ
JPH076381U (ja) コーナ材
JPS6023383Y2 (ja) 建築、構築用のラス
JP3004874U (ja) 隙間張設用ラスの固着取付用クリップ
US4987715A (en) Parallel beam system
JP2537979Y2 (ja) 隙間張設用の波形ラス
JP3671357B2 (ja) 外囲体
JP3671358B2 (ja) 外囲体
JPH083538Y2 (ja) 隙間張設用の凹曲ラス
JP2555879Y2 (ja) 電磁波シールド材端部の遮蔽構造
JPH0712514Y2 (ja) 水切材
JPH0693763A (ja) フエンス

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term