JPS60239425A - 脂質代謝調節用固相担体 - Google Patents

脂質代謝調節用固相担体

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JPS60239425A
JPS60239425A JP9466684A JP9466684A JPS60239425A JP S60239425 A JPS60239425 A JP S60239425A JP 9466684 A JP9466684 A JP 9466684A JP 9466684 A JP9466684 A JP 9466684A JP S60239425 A JPS60239425 A JP S60239425A
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JP
Japan
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plasma
apolipoprotein
lipid metabolism
monoclonal antibody
apolipoproteins
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JP9466684A
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English (en)
Inventor
Tatsuhiko Kodama
龍彦 児玉
Hiroshige Itakura
弘重 板倉
Hideaki Suzuki
英明 鈴木
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (ω 産業上の利用分野 本発明は、血漿中の、いわゆる悪玉のコレステロールを
吸着除去するために用いられる、モノクローナル抗体を
固定化した脂質代謝調節用固相担体に関する。
山) 従来技術 ヒト血漿中には、遊離コレステロール、エステル型コレ
ステロール、トリグリセリド、燐脂質等の脂質が通常4
00〜700q/ d lはど含まれている。
これらの脂質は本来水に対して不溶性であるため、血漿
中ではある種の蛋白質と結合して永溶性の分子複合体と
して存在する。この複合体はリポ蛋白と呼ばれ、その蛋
白部分はアポリポ蛋白またはアポ蛋白と呼ばれている。
リポ蛋白は脂質を末梢組織へ運搬したり、また細胞膜と
の相互作用を介して細胞の代謝を調節するなど、生体に
とって重要な働きをしている。そしてリポ蛋白は、比重
の小さいものから、カイロ1 ミクロン、VLDL (
超低比重リポ蛋白very lowdensity 1
ipoprotein ) 、I D L (中間比重
リポ蛋白intermediate density 
1ipoprotein) 。
LDL(低比重リポ蛋白low density l1
poprotein)、HDL(高比重リポ蛋白旧gh
 density tipoprein)に分けられる
ところで、動脈硬化の発症には多数の因子が関与してい
るが、特に粥状硬化の特徴は、動脈壁へのコレステロー
ルの蓄積であり、このコレステロールの殆どは、血漿I
DLに由来していることから、血漿LDLの高値(高脂
血症)が動脈硬化の ′重要な因子と考えられている。
そして、高脂血症の中でも、特に遺伝的要因に基づき家
族性に発症する家族性高コレステロール血症(fami
lial hypercholesterolemia
 )は、血漿コレステロール値の著しい上昇をきたし、
動脈硬化症と最も強く関連する高脂血症であり、大部分
の患者が30歳前後より動脈硬化に起因する虚血性心疾
患(狭心症や心筋梗塞)に苦しみ、早死すると言われて
いる。
これらの高脂血症の治療のために、血漿LDLを低下さ
せ、動脈硬化の進展を阻止しようとする試みがなさてれ
きたが、その治療は内科的にも外科的にも困難であり、
現在量も期待できる治療は、血漿交換療法(plasm
apheresis)であり、血漿成分のみを健常人の
それど2〜3週に1回、2〜4文交換する方法である。
これによって血漿LDLは40%以上低下し、反復実施
によってこの低値を維持できるといわれている。
しかしながら、近年、1−LD Lと虚血性心疾患との
間に負の相関関係のあることが知られ、その予防又は治
療のためにHDLの値は高める方が好ましいとされるよ
うになった。したがって、LDLとHDL等を含む血漿
を全て交換する方法よりも、血漿からLDLを選択的に
取り除き、血漿LDLの値のみを低下させる方法の開発
が望まれていた。
ところで、前述の如く、LDL等の血漿脂質は、アポリ
ポ蛋白との複合体であるリポ蛋白として血流中に存在し
ており、そしてリポ蛋白の性質、機能、代謝などは主と
してそのアポリポ蛋白によって、特徴づけられている。
アポリポ蛋白としては、A−1,A−II、A−TV、
B、C−I、C,−II。
C−I[1,D、Eなどが知られているが、このうちア
ポリポ蛋白Bは、カイロマイクロン、VLDL。
L D Lの構築上不可欠の蛋白であり、特にLDLを
構築する蛋白の98%はアポリポ蛋白Bである。
単離されたアポリポ蛋白Bは、水にきわめて難溶で、分
子量は未だ決定されていないが18万〜54万程度であ
り、一つあるいはいくつかのサブユニットからなり、α
−へリックスや不規則コイルも存在するがβ構造をとる
部分も多く、糖類を5%はど含むことが知られている。
そして細胞のLDLレセプターは、このアポリポ蛋白B
を認識してLDLを取り込むといわれている。アポリポ
蛋白Bとしては、肝臓で生産されるアポB100と、そ
れとは分子量が異なり小腸で生産されるアポB48が知
られている。
従って、アポリポ蛋白Bを特異的に認識しうるモノクロ
ーナル抗体を得ることができれば、これを用いて血漿中
のLDLを選択的に吸着除去できることが考えられる。
(C) 発明の目的及び構成 かかる知見に基いて、本発明者らは、高脂血症の治療法
に関し鋭意研究を続けた結果、本発明に到達したもので
ある。
即ち、本発明は、アポリポ蛋白Bで免疫された動物の抗
体産生細胞と、同種又は異種動物の骨髄腫細胞どの融合
によって形成された融合細胞(ハイブリドーマ)によっ
て産生され、ヒト血漿中のアポリポ蛋白Bとは特異的に
反応するが、それ以外のアポリポ蛋白とは反応しないモ
ノクローナル抗体を固定化した、血漿中の超低比重リポ
蛋白(VLDL>及び/又は低比重リポ蛋白(LDL)
を吸着除去する1=めに用いられる、脂質代謝調節用固
相担体である。
本発明において用いられるアポリポ蛋白Bとしては、代
表的なものとして肝臓で生産されVLDLの合成に関与
するアポB100と、小腸で生産されカイロマイクロン
の合成に関与するアポB48がある。これらは、例えば
健常人の血漿や乳び腹水患者の乳び腹水や高脂血症患者
の血漿から、公知の方法によって純粋に得ることができ
る。
そして、得られたアポB100又はB2Oで、常法に従
ってマウスやラット等の動物を免疫し、免疫された動物
の牌臓や淋巴節に存在J−る抗体産生細胞と、同種又は
異種動物の骨髄腫細胞を公知の方法に従って細胞融合さ
け、公知の方法によってクローニングして、本発明にお
いて用いられる特定のモノクローナル抗体を産生ずる融
合細胞(ハイブリドーマ)が得られる。かかる融合細胞
を適当な培地又は動物の体内で培養することによって、
特定のモノクローナル抗体が大量に得られる。
本発明において用いられる特定のモノクローナル抗体と
しては、多種類あるが、例えば、代表的なもののうちの
1つは、健常人のアポB100とは反応(結合)するが
、アポ348及びその他のアポリポ蛋白とは反応せず、
トリグリセリド正常型無βリポ蛋白血症患者の血漿中の
、アポリポ蛋白とも反応しない、という特徴を有する(
以下、抗B100MCAという〉。他の1つは、健常人
のアポB48及びB100とは反応するが、その他のア
ポリポ蛋白とは反応せず、またトリグリセリド正常型無
βリポ蛋白血症患者の血漿中の、アポリポ蛋白とは反応
する、という特徴を有する(以下、抗B48M CAと
いう)。
本発明においては、前記モノクローナル抗体は固相支持
物質(担体)上に固定される。本発明においては、固相
担体及び固定化の方法に関し何ら制限はなく、例えば、
酵素の固定化において用いられる公知の固相担体を用い
、公知の方法で固定化することができる。例えば、モノ
クローナル抗体を、固体で多孔性の無機物質(多孔性の
チタニアスフエロイド、多孔性のりん酸カルシウムスフ
エロイド、多孔性のアルミナスフェロイド、多孔性のガ
ラスなど)や有機物質(アガロース、セルロース、架橋
デキストラン、ポリアクリルアミドゲルなど)の孔の中
にグルタルアルデヒド等の架橋剤で固定化することがで
きる。
(dン 発明の作用及び効果 かくして得られたモノクローナル抗体が固定化された固
相担体は、例えば、カラムに充填して使用される。本発
明の抗B、100MCAと抗B 48M CAは、いず
れもアポリポ蛋白Bと反応(結合)するので、ヒト血漿
を上記カラムに通すと、アポリポ蛋白Bをその構成蛋白
どして含むVLDLやLDLがモノクローナル抗体に吸
着される。適度にVLDLやLDLが吸着除去された血
漿を、再びヒト体内にもどすことによって、ヒトの血漿
の脂質代謝の調節が可能となる。例えば、家族性高コレ
ステロール血症の患者の腕から100d / min程
度の速度で採血し、そして適当な血漿分離膜により血漿
を10〜307/m!n程度の速度で分離する。
この際、ヘパリン等の抗凝固剤を持続注入するのが好ま
しい。分離した血漿を、前記モノクローナル抗体が固定
化された固相担体を充填したカラムに流し、処理血漿を
血球と共に患者の静脈側に返還する。かかる処理を、患
者の血漿中のコレステロール値を測定しつつ、例えば2
週間ごとにくり返づという方法によって、患者のVLD
LやLDlの値を一定値以下に保持することができる。
 −以下、実施例により本発明を詳述する。
実施例1 1) アポB100の精製 健常人の血漿的200 mより、超遠心法にて比重1.
030〜1.050純粋なLDL分画を採取し、その約
3ccを、lccの10%SDS、1%2− merc
apt。
ethano l溶液とまぜ、50℃で10分間インキ
ュベートした。この混合液を、ウォータージャケットで
50℃に保持された2cm×100cmのセファロース
4BCLカラムに通して、ゲルろ過した。(溶出液:0
.5%SDS、0,01 M Tris HCU、 P
H7,2,0,15MNa C1buffer流速:2
0d/hr)。その結果、はぼ純粋な、アポB100が
得られた。脱脂は99%以上完全であった。
2) 免 疫 精製したSDS溶液中のアポB100の100μ9を、
フロイント完全アジュバントと共に雄の3alb/Cマ
ウス(6週令)に皮下注射し、3週後に更に10μ9を
アジュバントと共に腹腔内へ注射した。
3) 細胞融合 1 2回目の免疫より3日後、マウスの牌臓をとりだし
、牌細胞の懸濁液を作成した。この1x1(18個の牌
細胞を、3 x 10’個の8−アザグアニン耐性骨髄
細胞腫N5−1と、ポリエチレングリコール# 400
0を用いて融合させた。そして、細胞は、96穴マイク
ロ培養プレ一ト5枚に分配した。24時間後、上清の半
分をHA T培地(ヒポキサンチン1×10→M、アミ
ノプテリン4x10−71yl、チミジン1.6X 1
0−3M )と置きかえた。HA T耐性細胞(バイブ
リドーマ)が2〜3週後に大半の培地に増殖するのが観
察された。
4) ハイブリドーマの選択及びモノクローン化マイク
ロプレート中のHAT耐性細胞の培養上清100μ塁を
、L D Lをコートしたアッセイ用プレートに入れ、
室温で1時間放置後、3回洗浄した。
そこへ1000倍に希釈したパーオキシデース標識抗マ
ウスIgGを加え、1時間室温で反応させ、3回洗浄後
、発色液を加え、光度計で比色した。
かくして、HDLや1,21 bottoi+分画と反
応せずLDLと強く反応する抗体を分泌するハイブリト
ーマを選択した。
モノクローン化は、選択したハイブリドーマを、フィー
ダー細胞にマウス胸腺細胞を用い、限界希釈法に2度か
けることによって行なった。
5) モノクローナル抗体(抗B100MCA)の作成 +at in VitrO法 ハイブリドーマは適当な培養液(例えば、牛脂児面清1
0%を含むRPM I 1640培地)で培養し、その
培養上清を回収した。上清中に分泌された抗体は、精製
せずそのまま使用しうる。
山) in vivo 法 ハイブリドーマを注射するマウスに、あらかじめ(4日
前)ブリステン(2,5,10,14テトラメチルペン
タデカン)を腹腔内に注射した。次に抗体を産生ずるハ
イブリトーマをマウス−匹あたり5 X 10’個腹腔
内に注射した。注射後4〜10日C、マウス腹腔内に、
高濃度の抗体を有する腹水が生成してきた。この腹水は
抗体としてそのまま使用できる。
6) モノクローナル抗体の特異性 抗13100McAと各種アポリポ蛋白との結合は、。
トランスブロッティング法を用いて、以下の如く行なっ
た。
アポリポ蛋白は、油谷らの方法(J 、 [3ioch
em。94.1241−1245.1983)に従って
、5DS−ポリアクリルアミドグラジェントグル電気泳
動により、各種リポ蛋白から分離調製した。
このゲル中の蛋白は、Towbinの方法(p roe
N atl、A cad、s ci、 U、S、A 、
 76、 4350−4354.1979)により、セ
ルロースニトレート紙に移した。
そして、このセルロースニトレート紙は、抗B100M
 CA溶液中で、室温で1時間反応させた後、洗浄した
セルロースニトレート紙についた抗B100MCAは、
l”E■プロティンAを用いオートラジオグラフィーで
検出するか、T 5an(]の方法(Methods 
in Enjymology 、 92. 377−3
90.1983>で、パーオキシデース標識抗マウスI
oGと発色液を用いて検出した。結果を第1表に示した
第1表 (以下余白) 第1表から明らかな通り、抗3100MCAは、アポリ
ポ蛋白B100及びその分解物とは反応し得るが、84
8とは反応しない。また、トリグリセリド正常型態βリ
ボ蛋白面症忠者の血漿中の、アポリポ蛋白とも反応しな
かった。更に、アルブミンやアポリポ蛋白のA〜工とも
反応しなかった。
7) モノクローナル抗体とリポ蛋白との反応性抗B1
00MCAと各種リポ蛋白との結合は、免疫酵素抗体法
を用いて、以下の如く行なった。
96穴マイクロプレートに、ウサギ、ポリクローナル抗
アポリポ蛋白B血清を固定化し、そこに測定したいリポ
蛋白試料100μρを入れ、室温で1時間放置後3回洗
浄した。そこへ、抗3100MCA(腹水約1000倍
希釈)を100μ塁入れ、1時間、室温で反応させた後
、3回洗浄した。その後、各ウェルに、抗マウス[+G
−パーオキシデース標識を入れ、発色液を加え、吸光度
を測定した(サンドインチ法)。結果を第2表に示した
第2表 (以下余白) 第2表から、抗B100MCAは、アポリポ蛋白B10
0を含むV L D LとLDLとは結合するが、1−
ID L 、1,21bottoIIl、及びB48の
みを含むカイロマイクロンとは結合しないことがわかる
実施例2 1) アポ34gの精製 乳び腹水患者から乳び腹水約2夏を採取後直ちに、1m
MEDTA、0.02%NaN3となるよう調製し、B
eckman 3 W −270−ターを用い、270
00rpmで20時間超遠心し、カイロマイクロン+V
LDL分画を得た。更にこの分画を、13 eckma
n40−30−ターで、20000rpmで30分遠心
し、浮上したカイロマイクロン分画を回収した。このカ
イロマイクロン分画は20倍量のエーテル:エタノール
(1: 3vol /vol )溶液中にて10時間脱
脂した。沈澱物は、2000ppmで5分間遠沈にて回
収し、次いで、約10ccの10%SDS、1%2−メ
ルカプトエタノール溶液に溶解した。このうちの5cc
をウォータージャケットで50℃に保持したセファロー
ス4BCLカラムを通して、ゲルろ過した。
(溶出液0.5%SO3,0,01Mトリス塩酸。
11)−17,2,0,15MNaC,Q、流速20u
e / hr、カラムリ“イズ2×100CIII)。
その結果、はぼ純粋なアポ348が得られ、脱脂もほぼ
完全であった。
2〉 免疫及び細胞融合 精製したSO3溶液中のアポ134Bの100μ9を用
い、実施例1のアポB100の場合と全く同様にして、
免疫及び細胞融合を行なった。
3) ハイブリドーマの選択及びモノクローン化アッセ
イ用プレートとして、脂肪食後血漿より得られた、アポ
348を多く含むトリグリセリドリッチリポ蛋白をコー
トしたものを用いる以外は、実施例1ど全く同様にして
、トリグリセリドリッチリポ蛋白と強く反応する抗体を
分泌するハイブリドーマの選択と、モノクローン化を行
なった。
4) モノクローナル抗体(抗B 48M CA )の
作成 1 実施例1の場合と全く同様にして、in vitr
又は:n vivoで行なった。
5) モノクローナル抗体の特異性 抗B 48M CAと各種アポリポ蛋白との結合性の検
討は、実施例1の場合と同様に行ない、その結果を第3
表に示した。
(以下余白) 第3表 (以下余白) 第1表から明らかな通り、抗B 48M CAは、アポ
リポ蛋白B48及びB1001並びにトリグリセリド正
常型無βリポ蛋白血症患者の血漿中の、アポリポ蛋白と
反応しうる。
実施例3 1) 抗B100MCAを固定化 市販′7)7ガ0−2粒子< t 770−ズ4 B 
) 1200−を2N水酸化ナトリウム水溶液に懸濁し
、luHを10〜11に保ち、温度を5〜10℃に保ち
なから、129の臭化シアンを添加して、撹拌下に8分
間反応させてアガロース粒子を活性化させた。次に、ア
ガロース粒子を濾別して、冷0.1M炭酸水素ナトリウ
ム2Jl!ですばやく洗浄後、0.5MのNaCRを含
有する0、1M炭酸緩衝液(pH8,4)200d中に
懸濁し、実施例1で調製した抗B100MCA 1.o
gを加えて4℃でゆっくり撹拌しながら16時間反応さ
せた。
反応終了後、0.1MのNaCRを含む0.1M炭酸緩
衝液1磨で洗浄し、引き続いて1Mエタノールアミン水
溶液(1)l−18,0)に懸濁させ、室温でゆつくり
撹拌しながら2時間反応させた。
反応終了後、0.1MのNaC夕を含む0,1M炭酸緩
衝液(pH8,4) 1すで洗浄し、更に、0.1M酢
酸緩衝液(pl−14,0) 1旦で洗浄し、再び上記
0.1M炭酸緩衝液1文で洗浄し、最後に生理食塩水2
flで洗浄することにより、抗[31(jOMcAを固
定したアガロース粒子を得た。
2) 高コレステロール血漿を用いた吸着試−験抗31
00MCA固定化アガロース粒子200成を、内径45
緬X長さ100順の円筒形カラムに充填して、これに、
家族性高コレステロール血症患者の血漿100dを2時
間かけて通過させて、LDL類の吸着試験を行なった処
、第4表に示す如く、HDLの濃度は変化なく、VLD
L及びLDL量は大巾に減少していることが認められた
(以下余白) 第4表 実施例4 1) 抗348M CAの固定化 *施例3と同様の方法で、アガロース粒子を臭化シアン
で活性化した後、抗B 48M CAをこれに固定化し
て、抗B 48M CA固定化アガロース粒子を得た。
2) 高コレステロール血漿を用いた吸着試験杭B 4
8M CA固定化アガロース粒子を、実施例3と同様の
方法で円筒形カラムに充填して、これに家族性高コレス
テロール血症患者の血漿100rdを、2時間かけて通
過させてL’DL類の吸着試験を行なった処、第5表に
示す如く、HDtは吸着せず、VLDL及びLDLをよ
く吸着した。
第5表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アポリポ蛋白Bで免疫された動物の抗体産生細胞と
    、同種又は異種動物の骨髄腫細胞との融合によって形成
    された融合細胞(ハイブリドーマ)によった産生され、
    ヒト血漿中のアポリポ蛋白Bとは特異的に反応するが、
    それ以外のアポリポ蛋白とは反応しないモノクローナル
    抗体を固定化した、血漿中の超低比重リポ蛋白(VLD
    L)及び/又は低比重リポ蛋白(L[lL)を吸着除去
    するために用いられる、脂質代謝調節用固相担体。 2、免疫に用いるアポリポ蛋白BがアポB100である
    、特許請求の範囲第1項記載の脂質代謝調節用固相担体
    。 3、免疫に用いるアポリポ蛋白BがアポB4Bである、
    特許請求の範囲第1項記載の脂質代謝調節用固相担体。 4、融合細胞が、マウスの抗体産生細胞と、マウスの骨
    髄腫細胞との融合によって形成されたものである、特許
    請求の範囲第1項記載の脂質代謝調節用固相担体。 5、モノクローナル抗体が、健常人のアポB100とは
    反応するが、アポB48及びその他のアポリポ蛋白とは
    反応せず、トリグリセリド正常型無βリポ蛋白血症患者
    の血漿中のアポリポ蛋白とも反応しない、という特徴を
    有するモノクローナル抗体(抗B100M0A)である
    、特許請求の範囲第1項記載の脂質代謝調節用固相担体
    。 6、モノクロール抗体が、健常人のアポB48及びB1
    00とは反応するが、その他のアポリポ蛋白とは反応せ
    ず、またトリグリセリド正常型無β蛋白血症患者の血漿
    中の、アポリポ蛋白とは反応する、とい′う特徴を有す
    るモノクローナル抗体(抗848MCA)である、特許
    請求の範囲第1項記載の脂質代謝調節用固相担体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0257778A2 (en) * 1986-08-06 1988-03-02 Scripps Clinic And Research Foundation Apolipoprotein b-specific monoclonal antibodies produced by two novel hybridomas
EP0311094A2 (de) * 1987-10-08 1989-04-12 BEHRINGWERKE Aktiengesellschaft Diagnostisches Mittel und Verfahren zur Bestimmung von Apolipoprotein B
WO1989012390A1 (en) * 1988-06-20 1989-12-28 E.I. Du Pont De Nemours And Company Biocompatible, substance-specific reagents for treating physiological fluids
JP5561484B2 (ja) * 2008-11-07 2014-07-30 大日本住友製薬株式会社 新規アフィニティー担体

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