JPS6023509B2 - Mos形半導体装置 - Google Patents

Mos形半導体装置

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JPS6023509B2
JPS6023509B2 JP3504476A JP3504476A JPS6023509B2 JP S6023509 B2 JPS6023509 B2 JP S6023509B2 JP 3504476 A JP3504476 A JP 3504476A JP 3504476 A JP3504476 A JP 3504476A JP S6023509 B2 JPS6023509 B2 JP S6023509B2
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JP
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哲 河津
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、絶縁性基板上に形成された半導体基板を用
いたMOS形半導体装置の改良に関するものである。
MOS形集積回路(MOSIC)はバィポーラ形集積回
路と比較して、集積密度が大きく、かつ安価であるとい
う長所を有しているが、演算速度が遅いという欠点があ
る。
そこで、MOS、ICの演算速度を遠くする方式が、最
近、種々提案されて来た。すなわち、ゲート電極を拡散
マスクとして用い、OSトランジスタのソース領域およ
びドレィン領域の位置を自動的に定めるいわゆる自己整
合法によって、ース・ドィン間距離(チャンネル長)を
額かし、相互コンダクンスを増加させる方や、絶兼務基
板上に素子を形成し、MOSICの配線部の浮遊容量を
小さくすることにより、演算速度を遠くする方式〔SO
S(SilicononSaphire)MOSIC〕
が提案されている。しかるに、SOSMOSIC方式を
用いると、半導体板が電気的に浮いているので、絶縁性
基板と半導体基板層との間にリーク電流による電圧変動
が生じるため、しきし・値電圧(Vm)の変動、ドレィ
ン電圧に対するドレィン流の依存度の変動などの不安定
な要素を有している。この発明は、上記の点に鑑みてな
されたもので、ソース領域と半導体基板とを導電体領域
により接続することにり、V比の変動、ドレィン電流の
依存度の変動などの不安定な要素を無したSOSMOS
形半導体装置を提供するとを目的としたものである。
以下、実施例によりこの発明を説明する。
第1図は、この発明の一施例であるnャンネルMOS形
ランジスタの製造工程を示す図ある。
第1図により実施例の製造工程を説明する。第1図aに
示ように、サファイアなどよりなる絶縁性基板1に、ヱ
ピタキシャル成長によりp形シコンよりなるェピタキシ
アル層2を長さ1仏程度に形成する。このェピタキシ層
2のちソース領域、ドレィン領域およびチャンネル領域
を形成するp形シリコン城である半導体板3の上に写真
食刻法によりレジスト膜4を被着させ、プラズマ食刻法
を用いて、上記半導体基板3以外のェピタキシアル層2
を除去する。次に第1図に示すように、レジスト膜4を
除去し、酸化囲気中で加するとにより、ゲート絶縁膜と
しての二酸化ケイ素(Si02)膜5を形成する。つづ
いて、このSi02膜5の上にゲート電極作成用の多結
晶シリン層を気相成長法で形成し、ゲート電極6となる
部分以外の多結晶シリコン層を写真刻法により除去する
。つづいて、ゲート電極6の一部とソース城となるべき
部分にレジスト膜7を形成する。次に第1図cに示すよ
うに、レジスト7をマスクとしてドレィン領域となるべ
き部分の上のSi02膜5をッチングにて除去し、つつ
いて、レジスト膜を除去後リンを拡散して、ドィン領域
8を形成する。次に第1図dに示すように、ソース領域
となるべき部分の上のSi02膜5をェチングにて除去
し、リンより拡散速度の遅いヒ素たはアンチモンを拡散
して、ソース領域9を形成する。このとき、ゲート電極
6およびドレィン領域8もヒ素またはアンチモンが拡散
されるが、リンの拡散速度はヒ素の拡散速度より110
000で約2の音も大きいので、ゲート電極6およびド
レィン領域8の電機特性・接合深さはリンの拡散で決ま
り、ドレィン領域8のpn接合の深さは、ソースス領域
9のPn接合の深さより深くなる。次に第1図eに示す
ように、気相成長法でSi02膜10を形成しつづいて
、ゲート電極6と配線用金属と接触用の穴、ドレィン領
域8およびソース領域9と電極・配線用金属との接触用
の穴をSi02膜101こ写真食刻法により形成する。
〔ゲート電極6と配線用金属との接触用の穴は第1図e
に示すゲート電極6の紙面に垂直な延長部の上のSi0
2膜10にあげられる。従って、第1図eには表わされ
ていない。〕次に第1図fに示すように、アルミニウム
を被着させ、写食刻法により、ゲート電極6に対する配
線、ドレィン電極13およびソ−ス電極14ならびにこ
れらに対する配線を形成する。つづいて、ゲート電極6
、ドレイン領域8およびソース領域9とアルミニウムと
の電気的接触を良くするために、400〜500qo程
度の温度で熱処理を行う。第2図は完成したnチャンネ
ルSOSMOS形トランジスタの主要部の断面図である
第2図において、第1図に示したものと同じ符号は同一
のものを表わしており、13および4はアルミニウム被
着後の熱処理により、それぞれドレィン領域8およびソ
ース領域9に形成れたアルミニウム、リコン合金層を示
す。アルミニウム・リコン合金層14がソース領域9よ
り深くまで形成され、この合金層を介して導体基板3と
ソース領域9とが電気的に短絡され、半導体基板3・ソ
ース領域9間の電位が浮くというSOSMOS形トラン
ジスタの欠点を除去し得る。
ドレィン領域3はソース城9より深く形成されているの
で、アルミニウム・シリコン合金層13がドレィン領域
8内に形れているため、ドレィン領域8と半導体基板3
との間には正常なpn接合が形成されている。第3図こ
の発の他の実施例であるnチャンネルMOS形トランジ
スタの製造中間工程における断面図である。
第3図において、第1図および第2図と同じ符号は第1
図おび第2図で示したものと同様のものを表わしてる。
8aはヒ素拡散によるドレィン領域、8bはリン拡散に
よるドレィン領域である。
この実施例では、通常のシリコン・ゲート方式で、半導
体基板3のドレィン領域となるべき部分およびソース領
域となるべき部分にヒ素を拡散またはイオン注入後、気
相成長法でSi02膜10を形成し、ドレィン領域8と
電極・配線用金属との接触用の穴をSi02膜10に形
成し、この穴より拡散速度の速いリンを拡散させる。
この実施例においても、ドレイン領域8bがソース領域
9より深く形成されているので、第2図に示した実施例
と同じ効果をたらす構造にすることが可能である。上記
の両実施例では、この発明をnチャンネルSOSMOS
形トランジス外こ適用した場合について述べたが、pャ
ンネルSOSMOS形トランジスタにもこの発明が同様
に適用されることはいうまでもない。
また、上記の両実施例では、SOSMOS形トランジス
タにこの発明を適用した場合について述べたが、SOS
MOSにもこの発明は同様に適用できるものである。
以上詳述したように、この発明によるSOSMOS形半
導体装置においては、ドレィン領域をソース領域より半
導体基板内に深く形成し、ソース領域においてのみ、電
極用金属と半導体基板の半導体とよりなる合金層によっ
てpn接合を電気的に短絡しているため、演算速度を遠
くし、しかも半導体基板が電気的に浮くことによるVt
hの変動・ドレィン電圧に対するドレィン電流の依存度
の変動などの不安定な要素を除去することができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一施例の製造工程を示す断面図、第
2図は完成した第1図の実施例の主部の断面図、第3図
はこの発明の他の実施例の製造中間工程における断面図
である。 図において、1は絶縁性基板、3は半導体基板、5はS
i02膜、6はゲート電極、8はドレイン領域、9はソ
ース領域、11はドィン電極、12はソース電極、13
はドレィン領域の合金層、14はソース領域の合金層を
示す。 なお、図中同一符号はそれぞれ同または相当部分を示す
。第1図第1図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 絶縁性基板、この絶縁性基板上に形成された半導体
    基板、この半導体基板の表面部に設けられこの半導体基
    板とpn接合を形成するソース領域およびドレイン領域
    、ならびに上ソース領域および上記ドレイン領域のそれ
    ぞれの表面に被着されたソース電極およびドレイン電極
    を備えたものにおいて、上記導体板の表面よりのpn接
    合の深さを上記ドイン領域において上記ソース領域より
    深くし、上記ソース領域においてのみ半導基板の構成材
    料である導体と電極の構成材料である金属とよりなる合
    金層につてpn接合を短絡したことを特徴とするMOS
    半導体装置。 2 ドレイン領域形成のための不純物に、ソース領域形
    成のための不純物より拡散速度の大きい不純物を用いる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のMOS形
    半導体装置。 3 ドレイン領域形成のための不純物にリンを用い、ソ
    ース領域形成のための不純物にヒ素を用いたことを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載のMOS形導体装置。 4 ドレイン領域形成のための不純物にリンを用い、ソ
    ース領域形成のための不純物にアンチモンを用いたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載のMOS形半導
    体装置。
JP3504476A 1976-03-29 1976-03-29 Mos形半導体装置 Expired JPS6023509B2 (ja)

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JPS52117583A JPS52117583A (en) 1977-10-03
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US5264721A (en) * 1989-04-29 1993-11-23 Fujitsu Limited Insulated-gate FET on an SOI-structure

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JPS52117583A (en) 1977-10-03

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