JPS60234054A - シリンダ錠 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はシリンク錠、特にキーにより軸方向に動くよ
うできるシリンダコアを有し、シリンダコアにより作動
できると共に偏心部材や、シリンダコアにより作動でき
るカムまたはカム板によって非施錠位置に動かすようで
きるロックボルトの様な少なくとも１つのロック部材を
有した自動車用のかじ数錠に関するものである。

従来の技術 この様なシリンダ錠はドイツ特許第２．４４１，４６３
号明細書にて既に知られている。キーが押込まれるとき
に、２つのローラがばね力に抗して転置されるので、キ
ーの差込は他の錠におけるよりも大きな力を必要とする
。

更に、キーが抜取られるときに、施錠の容易な位置にロ
ックボルトを維持すると共にこの状態を終了するために
回転可能であるばかりでなく傾動自在に取付けられるシ
リンダコアと軸方向に平行な或は同軸なティスフがドイ
ツ特許第１、２９３．０４９号、第２．０５９，２１５
号明細書にて知られている。

この発明の目的は、キーか差込まれるときにばね力が打
勝つようにならない最初に述べた型の錠を改良すること
にある。

問題点を解決するための手段 この発明に依れば、この様な問題は、シリンダコアに向
い且つばね力に抗して軸方向に動くようできる傾斜自在
な部分によってロックボルトが非施錠位置に保持され、
キーの引抜きにてシリンダコアを開始位置に戻し動かす
ようできると共に伝達部分を錠止する位置から軸方向可
動部分が引抜かれるまで、傾斜自在な部分がシリンダコ
アに対して同軸に配置され、軸方向可動部分はシリンダ
コアと反対の側にシリンダコアに向ってばね力に抗して
傾斜自在な部分を動かすために伝達部分の区分を滑動す
る傾斜面を有し、シリンダコアに向う傾斜自在な部分の
側に第１のばねと同一方向に作用する第２のばねによっ
て押圧される同軸に配置された軸方向に可動なリンクを
有し、第２のばねのばね力に抗して軸方向可動部分によ
ってリングが傾斜可能になっていることによって解決さ
れる。

この発明が関連するところでは、キーの引抜きの後、施
錠状態の用意が解除される外方位置にシリンダコアを動
かすようできると共に必要なばね押圧力がキーの回転に
よって築成されるよう構成されることが必要である。キ
ーが差込まれるときにシリンダコアがばね力を受けるこ
とがなく、従って種々の軸方向位置を占めるようできる
と共にこれらいずれの位置のキーにも容易に適合できる
ので、特に一対のローラの様な特別な構成によってキー
が差込まれた後にシリンターノアが最早外方位置を占め
ることができす、従ってキーの回転によって築成された
ばね力が外方位置へのシリンダコアの作動を行うよって
きないことを確実にしている。キーが完全に引抜かれて
その間に築成されるばね力によってこの外方位置にシリ
ンダコアが動がされるまで、この外方位置はシリンダコ
アによって占められない。

更に、この発明は、大半の部分、特にばねヵを築成して
施錠の容易な位置を用意する部分が対称的に回転できる
ので、構造が簡単で製造が安価である等の利点を有して
いる。また、これは、回転対称部分が占める回転位置が
重要でないので、作用が非常に確実で、取付けが非常に
簡単である。

この発明の好適な展開カ月青求範囲に示されている。

例によりこの発明の実施例を添付図面を参照して以下に
詳細に説明しよう。

実施例 実施例はフランス特許第３．２４２．５５４号および第
３．３５３，６４８号明細書に示される様な型の錠を示
している。説明は、ドライバプレートによる２つのロッ
クボルトの操作状態とその作動に関連して２つの特許明
細書に就いて行われる。

シリンダコア１は錠ハウジング３内に挿入される錠バレ
ル２内に同軸に回転可能に取付けられている。シリンダ
コア１内において、キー差込側には、シリンダコア１が
第２図に示される外方位置にあるときに２つのローラ４
によってキー通路か遮断され、２つのローラ４は一方が
他方に対して当接していて図示のこの位置にてローラ４
が外方に動くのを阻止するカム部材５によって外方に案
内されている。この構成はドイツ特許第２．４４１．４
６３号明細書に詳しく説明されている。シリンダコア１
の錠内の内方への動きの後にだけローラ４がカム部材５
の下に到達するので、ローラ４は反対方向外方に動くの
が自由である。これはキー引抜き位置にてシリンダコア
１がばねで押圧されないで両方に自由に軸方向に動くよ
ってきるので、キーの押圧によって起ったり或は慣性力
による機会によって起ったりする。

シリンダコア１の内端部にスピンドル状の延長部６すな
わち切換ローラが同軸に成形されており、この延長部６
は錠の電気スイッチ７内に終っていて電気スイッチ７を
作動するようなっている。シリンダコア１と′或気スイ
ッチ７の間にて延長部６が２つのロックボルト８，９を
横切っており、これらロックボルト８，９はかじ取軸１
１に回転しないよう設けられた星形のフッシュ１０の溝
を錠止位置にて貫通する。

ロックポルｈ８，９はばね１２，１３によりかじ取軸１
１に向って押圧され、シリンダコア１の軸心と平行な軸
心まわりに枢動できるドライバ板１４によって解錠位置
にこれらばね１２゜１３のばね力に対して動かされる。

２つの板状のロックボルト８．９の作動のためにロック
ボルト８，９はドライバ板１４が係合する溝１６を有し
ている。ドライバ板１４を作動するために延長部６には
一体的で同軸のカム板１７が延長部６の軸心を横切って
約２５０°円形をなしており、残りの角度切欠かれてい
てドライバ板１４のフィンガ１８が係合し、シリンダコ
ア１がキー引抜き位置にあるときに軸心１５と平行にな
る。キーの差込みの後にカム板１７が第２゜４図に示さ
れる位置から外れて回転されると、カム板１７の切欠き
を形成する曲部はフィンガ１８とドライバ板１４を持上
げ、この枢動によツテロックボルト８，９を施錠位置か
ら引抜く。

フィンガ１８はカム板１７の円形部の移動開始位置に残
る。

カム板１７とシリンダコア１の内端との間の中間空所に
はスピンドルまたはローラ状の延長部６に円形板２ｏが
同軸に取付けられており、この円形板２０は延長部６に
よって横切られる丸孔を中心に有している。円形板２ｏ
のくぼみ２０ａはシリンダコア１から離れる方を向いて
おり、カム板１７によって閉鎖されている。円形板２０
は直径がシリンダコア１に向って小さくなる截頭円錐形
のリム２０１）を有している。

円形板２０の外径はカム板１７の円形部と等しいか僅か
に大きい。円形板２ｏはシリンダコアと同軸になったリ
ンク２１により取囲まれており、リンク２１は円形板２
ｏと同様に延長部乙に対して滑動自在で、制限された角
度傾斜または枢動できるようなっている。円形板２ｏと
リング２１は夫々の場合に截頭円錐ばねによってカム板
１７に向ってシリンダコア１から離れるよう押圧され、
２つのはねは互に且つ延長部６と同軸に配置され、円形
板２０のばね２２はリング２１のばね２３内に囲まれて
いる。ばね２２．２Ｍの小径端部はシリンダコア１の内
端に当接し、反対側の下端部は円形板２０またはリンク
２１に夫々当接している。円形板２０はカム板１７の側
面に対してばね２２により押圧され、リンク２１の截頭
円錐孔は円形板２０のリム２０ｂの外面に対して押圧さ
れている。

もしキー引抜き位置にてシリンダコア１が内方に置かれ
た位置にあれは、フィンガ１８は円形板２０のくぼみ２
０ａ内に突出する。これはシリンダコア１が外軸方向位
置をとるよう起る場合にシリンダコア１が延長部６やカ
ム板１７や円形板２０、リンク２１、はね２２．２３と
一緒に内方位置に向って動かされるので、キーかシリン
ダコア１内に差込まれるときにしばしば起る。もしこの
位置において、シリンダコア１はキーにより回転され、
従ってカム板１７の湾曲部は施錠位置からロックボルト
８，９を引抜くためにドライバ板１４を枢動する。ドラ
イバ板１４の枢動の間、フィン力１８は円形板２０のり
ｌ、２０ｂに到達し、２つのはね２２．２３のばね力に
抗してリンク２１と一緒に円形板２０を傾斜または枢動
する。フィン力１８がカム板１７の外円形リムに達した
吉きに、フィンガ１８は円形板２０の半径よりも延長部
乙の軸心から離れているので、円形板２０はばね２２の
ばね力によって軸心と直角な位置にきっちり戻る。円形
板２０よりも大きな直径を有するリンク２１はフィンガ
１８の端にいま当接するので、リンク２１は傾斜したま
＼である。従って、ばね２６は伸長したままなので、キ
ーがキー差込位置に、従って施錠容易な位置（第３図）
に回し戻された後に、シリンダコア１はリンク２１がフ
ィン力１８に締着されるのてばね２６によって外向きの
押圧力を受ける。もしいまキーが引抜かれると、キーが
ローラ４間に位置されるときまで外方位置にシリンダコ
ア１が戻し動かされるのをローラ４が阻止するのでキー
が十分に引抜かれるときまで内方位置にシリンダコア１
は位置している。この場合のローラ４はカム部材５の内
務に施錠効果をもって係合する。

キーが完全に引抜かれるときに、ローラ４はシリンダコ
ア１の外方作動を許すので、ばね２６はシリンダコア１
を外方に押圧し、シリンダコア１は円形板２０とカム板
１７を一緒に運ぶ。その結果、フィンガ１８が円形板２
０の範囲の外に動くので、フィンガ１８はカム板１７の
溝内に係合し、ドライバ板１４は従ってロックボルト８
，９のばね１２，１３によって押圧されているので戻し
枢動される。この戻し枢動によって、ロックボルト８，
９はかじ取軸に向って動くので、ロックボルト８，９の
少なくとも１つがブツシュ１０の溝の１つに落ち入る。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動車のかじ取軸における縦断面図、第２図は
キーが引抜かれたときの第１図の■−■線に沿ったかじ
取軸における横断面図、第３図はキーが差込まれて施錠
が容易な位置での第２図に従った断面図、第４図はキー
が引抜かれたときの第１図のＩＶ　−ＩＶ図に沿った断
面図である。 図中、１：シリンダコア、２：錠バレル、３：錠ハウノ
ンク、４：ローラ、５：カム部材、８゜９：ロックボル
ト、１ｏ：ブツシュ、１１：かじ取りη１１、　＋２．
＋３：ばね、１４：ドライバ板、１６：溝、１７：カム
板、１８：フィンガ、２０：円形板、　２０ａ、：（ぼ
み、　２ｏｂ：リム、２１　：リンク、２２，２３　；
ばね。 特許出願人代理人　曽　我　道　照

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　キーにより軸方向に動くようできるシリンダコア
   さ、シリンダコアにより作動できて偏心部材、シリンダ
   コアにより作動できるカムまたはカム板により非施錠位
   置に動かすようできる少なくとも１つのロックボルトを
   有する自動車のシリンダ錠において、軸方向にシリンダ
   コア（１）に向ってばね（２２）の押圧力に抗して動か
   すようできる傾斜可能な部分（２０）によって非施錠位
   置にロックポルｌ−（８，９）が保持さ、れ、キーの引
   抜きにてシリンダコアを開始位置に戻し動かすようでき
   て伝達部分（１４）を施錠する位置から軸方向可動部分
   （２０）を引抜くまでシリンダ軸心に対して該部分（２
   ０）が同軸に配置され、該軸方向可動部分（２０）はシ
   リンダコア（１）と反対の側にシリンダコア（１）に向
   ってばね力に抗して該部分（２０）を動かすために伝達
   部分（１４）の区分（１８）を滑動する傾斜面（２０１
   ））を有し、シリンダコアに向う該部分（２０）の側に
   第１のはね（２２）と同一方向に作用する第２のばね（
   ２６）によって押圧される同軸に配置された軸方向に可
   動なリング（２１）を有し、該リンクかばね（２３）の
   押圧力に対して軸方向可動部分（２０）によって傾斜可
   能になっていることを特徴とするシリンダ錠。 ２、軸方向可動部分（２０）は円形板で、シリンダコア
   （りと反対の側のくぼみ（２０ａ）はシリンダコア（旬
   の延長部や切換ローラによって横切る中央孔を有するこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のシリンダ錠
   。 ３、　リング（２１）を押圧する２つのばね（２２，２
   ３）と軸方向可動部分（２０）は円錐で、リンク（２１
   ）のばね（２３）が円形板（２０）のばね（２２）を同
   軸に囲んでいることを特徴とする特許請求の範囲第１，
   ２項いずれか記載のシリンダ錠。