JPH0211440A - 自動車用盗難防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は全ての種類の自動車、実用車及び貨物自動車そ
の他に適合し得る新規な盗難防止装置に関し、その基本
的な特徴は、かじ取りハンドル車をタイバー（控え棒）
に対し任意に鎖錠しまた解錠することができ、全ての自
動車に、すでに実際に使用状態にある自動車においても
、例えば通常のかじ取りハンドル車を本発明の装置が設
けられた他のかじ取りハンドルに取替えることだけが必
要なときに、これを組付けることができ、その適応がき
わめて容易でコストが全く好ましいものであり、その完
全な稼動中の総体的な安全性を有し、自動車の走行中に
はかじ取りハンドル車の解放は不可能であり、従来のも
のとは著しく相違する構造上の特徴を有していることに
存しているものである。

〔従来の技術〕

種々の盗難防止装置を組み込むために用いられる実際の
技術に関しては、通常、流体がバッテリーから始動装置
もしくはその他の自動車の始動を妨げる場所に通過する
のを回避し又はかじ取りハンドル車がはずれて操縦性が
失われるのを避けるようなスイッチ又は接触片と、その
他の、組立て及び保守に対して熟練した技術を必要とす
る非常に精巧かつ複雑な部材とが設けられている。

〔発明が解決しようとする課題〕

広く、本発明は、上記の現実に存在する欠点や不便さを
全く解消し何らの部材を取り外すことなくまた安全回路
を形成することもなく使用者に完全かつ有効な盗難防止
機構を提供し、自動車が特殊構造の鍵で停止され又は使
用されないようにされた時にかじ取りハンドル車が解放
され自由に回転できる状態を保ち、自動車の中で操縦装
置がこわれたように見え、車を動かすことができないよ
うにすることである。

〔課題を解決するための手段〕

詳しくは本発明の目的は盗難防止装置を提供することで
あり、この盗難防止装置は、タイバー（１空え捧）を有
し中央部に軸方向に固定された、内側キャップ又はスリ
ーブを具備し、このタイバーは対応する円錐形の溝つき
片とナツトとワッシャを通って摺動自在に連結されかじ
取りハンドル車の中央ソケット内で前記内側キャップ又
はスリーブに収容され、独立して回転することができ、
内側交差部材が設けられ、この交差部材はその最下位置
でかじ取りハンドル車を、内側キャップに存在する通路
又は空隙内に収容されていることにより、操縦装置ロン
ドに摺動自在に連結し解放状態が得られるようにし、こ
の内側交差部材が上方部分に動いて上方ストッパの凹所
の中に入り内側キャップからはずれ、かじ取りハンドル
車の中央部に配置された外側鎖錠部からの作動を行い、
外側鎖錠部の末端の突起部には交差部材をその下側に位
置する対抗スプリングと共働する、所要の位置に持って
来る凹凸のつけられた前方ワイパー又はカムが配置され
ている、盗難防止装置である。

〔実施例〕

本発明の特徴と利点と共に上記の簡単な説明は、添付図
面に関連して図示した実施態様についての以下の詳細な
説明を参照することによってさらに十分に理解されるで
あろう。

本発明の新規な盗難防止装置の図面を参照すると、全体
が１で表わされるかじ取りハンドル車が示され、このハ
ンドル車は通常用いられるような任意の形状と大きさと
することができ、回転軸は中央ブロック２の製造中に堅
く取付けられ、この中央ブロック２には直径方向にテー
パのつけられて段部が底部内側に設けられ、内側カム４
にはその中央に截頭円錐形で縦溝の切られた構造の軸方
向の穴が設けられ、タイバー（控え棒）５をその縦溝付
き截頭円錐形の端部６によって組立てるようにし、この
タイバー５は内側カム４の内部空洞７からそのねじの切
られた先端部が突出しワッシャ８とナツト９により堅く
連結され、内側カムはそれによりタイバーの結合した一
部を形成し、内側カムにはその下端にカラー１０が設け
られ、このカラー１０は締結及び保持要素として中央ブ
ロック２の段部３の内部に収容されている。

内側カム４にはその上方部分の２つの直径方向に対向す
る位置に溝１１が設けられ、この溝１１はその旋回位置
で中央ブロックの２つの直径方向に対向する位置に予知
される内側通路１２と一致し、その幅と深さは交差部材
１３の垂直運動ができるようになっており、それにより
かじ取りハンドル車１が、このかじ取りハンドル車のシ
ャフトに中心を合わせかつ中央ブロック２上に組付けら
れたねじつきストッパ１５に取付けられている上方ロッ
ク（鎖錠部）１４によって、タイバー５にロック（鎖錠
）されるようになっている。

かじ取りハンドル車１とタイバー５との鎖錠又は解錠を
行うよう交差部材１３を動かすため、ロック１４の内端
は、前方上昇カムを構成する円板１８の穴１７に続く正
方形の中央穴の内部に収容される正方形片１６で終って
おり、円板１８はこの上昇カムを構成するため突起１９
（直径方向に対向して２つ又は４つの）が設けられ、こ
れらの突起１９は下方スプリング２０を締めつける交差
部材１３の上方部分でその末端が薄肉となっており、１
つの位置で交差部材を押しつけ、この交差部材自体がそ
の端部が常に中央ブロック２の内側通路１２にあること
により交差部材を内側カム４の溝１１の中に収容するよ
うにし、かじ取りハンドル車１は第３図及び第４図から
理解されるようにタイバー５と結合し、また他の位置に
おいてカム１８が交差部材１３を上昇させて突起１９の
間の凹所２１に位置させまたこれと同時にストッパ１５
の周辺突出部２３の下方部分にある溝２２内の交差部材
が内側ブツシュ４を自由の状態に保持し、それによりか
し取りハンドル車が自由に回転できるように位置させる
。

最後に使用者がかじ取りハンドル車を鎖錠して中央ブロ
ック２の溝１２と対向する内側カムの溝１１を保持する
のを容易にするため、この機構には内側カム４に設けた
それぞれの盲穴に収容された緩衝スプリング２４が設け
られこれらスプリングは１つの位置において中央ブロッ
ク２にある内側凹所に配置され、軽度の抑留個所を構成
し、上方ストッパ１５には穴２５が設けられ分解作用を
を容易にしまた警笛を作動する電線を通すようにしてい
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、新規の盗難防止装置が設けられ、警笛の作動
カバーによって外側を保護した状態に保つことのできる
鎖錠締結具を中央部に示す、ねじの切られた外側ストッ
パを表わしている、かじ取りハンドル車の前面図、 第２図は、かじ取りハンドル車の中央部分の平面図で、
外側ストッパを取り除き、かじ取りハンドル車を支持す
るブロック内に配置されたクイバーに摺動自在に連結さ
れた内側溝つきキャップで、鎖錠交差部材が配置される
直径方向に対向する半径方向の通路又は溝が設けられた
ものを示し、第３図は、第１図のＡ−Ｂ線による端部の
断面図でかじ取りハンドル車を結合及び解放するＩｔｉ
の結合部を示し、鎖錠交差部材が前方カムによって最下
位部分に配置され内側スリーブの通路の中に収容され、
鎖錠された状態を保ち自動車のスタートのために配置さ
れたかじ取りハンドル車を外側ブロックが支持している
ところを示し、第４図は、第１図のＣ−Ｄ線により切断
した第３図と直角位置の端部の断面図で、その長さ方向
において鎖錠交差部材の末端部が内側ブツシュの凹所又
は溝の中に収容され、かじ取りハンドル車がタイバーと
鎖錠された状態を保っているところを示し、 第５図は、第３回と同様な断面図であるが、解錠された
位置にあり、交差部材が前方上昇カムの位置のためにそ
の最高位置にあり下方スプリングを交差部材に向って押
しつけ交差部材の末端部を上方ストンバの半径方向の通
路の中に収容し、内側カムを自由に保持しているところ
を示し、第６図は前方ストッパの平面図で、前方上昇カ
ムが、鎖錠のだめの締結部を構成する突起状シャフトを
摺動自在に連結された状態を示し、第７図は直径方向に
対向する位置に突起（２つの）が設けられ、鎖錠突起部
の内端の正方形突起に結合される中央締結穴を設けた交
差部の形式とすることのできる交差部材を動かすように
している、前方上昇カムの斜面図である。 ■・・・かじ取りハンドル車、　　２・・・中央ブロツ
ク、３・・・段部、　　　　　　　　　４・・・内側カ
ム、・・・タイバー（控え捧） ・・・截頭円錐端部、 ・・・カラー、 ・・・交差部材、 ・・・ストンパ、 ・・・突起、 ・・・凹所、 ・・・周辺突出部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、自動車のための盗難防止装置であって、旋回シャフ
   トとしてかじ取りハンドル車に摺動自在に連結された中
   央ブロックを具備し、この中央ブロックには中央の上部
   にねじの切られた穴又は空洞が設けられ上部ストッパを
   組立てるようにし、このストッパを通過する鎖錠締結具
   の担持体にはその内側端部に、前方上昇カムとして作動
   する円板に設けられた軸方向の穴の中に挿入される正方
   形の突起が設けられ、この上昇カムには交差部材を軸方
   向に変位させるよう押圧する２つ又は４つの直径方向に
   対向する突起が設けられ、それにより１つの位置におい
   てこの突起の上縁をカムの形式で前記交差部材自体に当
   接した時かじ取りハンドル車とタイバーとの鎖錠の手段
   を構成し、また他の位置においてこの鎖錠部を回転する
   ことにより前記交差部材が前記カムの突起の間に位置し
   た時かじ取りハンドル車の解放と自由な旋回が得られる
   ようにしていることを特徴とする自動車用盗難防止装置
   。 ２、かじ取りハンドル車に摺動自在に連結されその下方
   末端が段部で終り縮径しているブロックの中央穴又は空
   洞の底部において、軸方向截頭円錐形で溝つきの穴によ
   りタイバーに摺動自在に連結された内側ブッシュが、緊
   密にかつ自由に回転するよう収容され、前記内側ブッシ
   ュ又はカムの上部空洞内で前記タイバーの突出端上にナ
   ット及びワッシャにより螺合され、２つの直径方向に対
   向する位置で上方側に、鎖錠交差部材をその最下位置に
   収容するための通路又は溝を有し、中央ブロックの内側
   空洞の２つの直径方向に対向する位置に前記交差部材自
   体の末端部が恒久的に収容される垂直の溝又は通路が設
   けられ、それにより内側カムの通路の中に直接落下した
   時かじ取りハンドル車がこの内側カムによりタイバーに
   鎖錠されるようにしていることを特徴とする請求項１に
   記載の自動車用盗難防止装置。 ３、前方上昇カムの上方鎖錠キャップ及び支持体が中央
   ブロックの内側空洞に螺合される部分のほかに、その周
   縁が内側カムの上縁の近くに接触することなく位置する
   下降カラーを具備し、このカラーには２つの直径方向に
   対向する位置に通路又は溝が設けられカムが鎖錠交差部
   材に作用せず内側カムと交差部材の底との間に配置され
   た対抗スプリングにより作動された時前記通路又は溝の
   中に鎖錠交差部材を嵌めるようにし、交差部材が内側カ
   ム自体の通路の中の収容位置から移動しそれによりかじ
   取りハンドル車が自由回転状態を保ちかつタイバーと解
   錠状態となるようにしたことを特徴とする請求項１に記
   載の自動車用盗難防止装置。