JPS6023320A - 血漿の分画方法 - Google Patents

血漿の分画方法

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JPS6023320A
JPS6023320A JP59061290A JP6129084A JPS6023320A JP S6023320 A JPS6023320 A JP S6023320A JP 59061290 A JP59061290 A JP 59061290A JP 6129084 A JP6129084 A JP 6129084A JP S6023320 A JPS6023320 A JP S6023320A
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クロ−ド・ロラン
ジヤン・ルイ・テイヨ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は血漿蛋白のタロマドグラフィーによる分画方法
に関する。詳しくは、本発明はイオン交換体を使用し高
純度のアルブミンを得る血漿の分画方法に閃する。
発明の背景 血漿の主要成分であるアルブミンと免疫グロブリンを分
離するために使用される工業的規模の最も普及している
方法は、アルコール水溶液を使用して蛋白を選択的に沈
澱することを原理とするコーン(Cohn)の方法であ
る。沈澱による方法は選択性が完全ではなく蛋白が部分
的に変性するので、操作に長時間を要し、人手と資本の
面で高価となり、無菌かつ非発熱性の製品を得ることは
と(に困難である。
イオン交換材料の導入とともに、固定床カラムを使用し
た連続法により蛋白の混合物から個々の蛋白を分離する
ための新しい技術が提案されている0これらの方法はよ
り経済的であり、純度のより高い蛋白をより高い収量で
得ることを可能にする。しかしながら、バイオ産業にお
けるそれらの方法の大規模な開発は一定の不都合がある
ためまだ制限されている。
多糖類イオン交換体と接触させて血漿からアルブミンを
単離する方法が払国特許出願第23,272,526号
明細書、米国特許第4.228.154号明細膏および
同第4,136,094号明細書に記載されている。こ
れらの方法は不純物とくにリボ蛋白、場合によってはγ
−グロブリンの大部分を除去するための複雑な予備処理
を含んでいたり、98%を超える純度を得るために分子
篩によるアルブミンの最終的精製を必要としたりする。
これらの補完的処理は工業化が困難であり不経済である
。また生産性も低く、絶えず増大する世界的な蛋白の需
要により必要性の高い血漿の大量処理には適していない
多糖類とは逆に無機担体は優れた物理化学的性質を持ち
高い1過量を可能にするが、吸着部位が非特異的であり
、pHと使用可能なイオン強度に応じて、蛋白我輩の損
失を招くことがあり得る。
無機のイオン交換担体を使用したり目マドグラフィーに
よる蛋白の分離方法はとくに仏画特許第2.521,9
52号、同第2.559.654号および同第2.46
4967号明細書に記載されているO上記のイオン交換
体が関与していると、仙漿の分画の場合、治療用途に要
求される純度の程度としては収率が不十分になることが
あり、分画すべき血漿の如何によらず高純度のアルブミ
ンを得ることができない。
発明の目的 本発明の主要な目的は、最初に血漿から夾雑物を除去す
る以外は補完的処理をすることなく、大量の血漿を処理
し、高収率で高純度の蛋白を単離することのできる方法
を提供することである。
さらに詳しくは、本発明の目的は、血漿からその由来に
かかわらず治療用途のアルブミンを大規模に抽出する方
法を提供することである。
本発明の説明 最も一般的にいえば、本発明の方法は陰イオンおよび陽
イオンイオン交換体を使用して血漿を分画することから
成り、血漿の溶液を、イオン交換体もしくは非イオン交
換体製の少なくとも一種の部分的に疎水性の支持体とイ
オン交換体製の少なくとも一種の親水性支持体とに接触
させることを特徴としている。
部分的に疎水性の支持体は、親木基を有するとともに、
親油基を有する溶質と複合体を形成し得る疎水基を有す
る支持体を意味する。これらの支持体は一般的に疎水性
の重合体すなわち炭素数6以上の直鎖もしくは分枝吠の
飽和または不飽和のアルキル基あるいは飽和または不飽
和の環状基を有する重合体から成る。これに対して、親
水性支持体は疎水基をもたない支持体であり、表面の部
位がもっばら親水性である。
さらに詳しくいえば、本発明の特徴は、部分的に脱塩し
た血漿の水溶液を順次少なくとも一種の陰イオン交換体
と少なくとも一種の陽イオン交換体に接触させ、これら
のイオン交換体としてイオン交換能が2m、・q/1未
満であり、粒径4μm〜5sw+、孔径500 N2,
500人、比表面積5〜150冑富/lの多孔性無機質
支持体を、少なくとも一方の交換体用にアミノ基もしく
は第四アンモニウム塩基を含有または担持する網状化重
合体の薄膜を15 Tn9/m”未満の厚さに被覆した
もの、および他方のイオン交換体用にカルボン酸基を担
持する網状化ポリビニルラクタムの薄膜を151n9/
m2未満の厚さに被覆したものを使用することにある。
上記イオン交換体の基体となる無機質支持体はアルミナ
とシリカが代表的な例である。使用する交換体の支持体
は、上記の限定の範囲内であれば、同じ性質のものでも
異なる性質のものでも使用でき、また同じ特性のもので
も異なる特性のものでも使用できる。
使用する無機質支持体は、孔径600〜1,500λ、
比表面積20〜50m”/9および粒径50μm〜1n
のものが好ましい。
陰イオン交換樹脂は下記の官能基を含有または担持する
網状重合体から形成される。すなわち、次式の第一、第
二もしくは第三アミン基または第四アンモニウム塩基ニ
ー冊8.−臘、−N(R)Q。
−N(+1(R)8X0(式中、Rは、同一または相異
なって、炭素数1〜4のアルキル基もしくはヒドロキジ
アルキル基を表わし、Xは、例えば塩化物、硫酸塩、硝
酸塩、燐酸塩、クエン酸塩のような無機もしくは有機陰
イオンを表わす。
第三アミン基、第四アンモニウム塩基は、支持体の全表
面を被覆しイオン交換体を形成している網状重合体の鎖
の一部となっているか、あるいはこの重合体に固定され
ており、イオン交一体の交換能は2 meq/、p以下
、好ましくはO,15〜1.2meq/g、さらに好ま
しくは015〜0.70 meq/、pである。
支持体の表面を被覆する網状重合体はそれ自体公知の製
品であり、触媒としてのポリアミンを使用すると網状化
するエポキシ化合物;ポリアミンとの重縮合により網状
化するホルムアルデヒド;重合開始剤または紫外線の存
在下でモノアルキレングリコールもしくはポリアルキレ
ングリコールのジアクリル酸エステルまたはジメタクリ
ル酸エステル、ジビニルベンゼン、ビニルトリアルコキ
シシラン、ビニルトリハロゲノシラン、ビス−メチレン
アクリルアミドのような多官能単量体と反応して網状化
するビニルピリジン、スチレンおよびそれらの誘導体な
どのビニル単量体のような単量体から得られる。
網状重合体が分子鎖中に官能基をもたない場合には重合
体を修飾する必要がある。これは特にスチレンとその誘
導体、アクリル酸アルキルとメタクリル酸アルキル、な
らびにアクリロニトリルをベースとする網状重合体の場
合である。重合体のこの修飾はあらゆる公知方法により
行われる。
支持体上のこれらの陰イオン交換樹脂とその製造法は仏
国特許公開公報第2.321.932号および同第2.
464.967号に記載されているので参照することが
できる。
陽イオン交換体に関しては、多孔性無機質支持体に官能
基−000Hを担持する網状ポリビニルラクタム薄膜を
被覆する。
支持体を被覆するビニルラクタム共重合体はそれ自体公
知の製品であり、式中の単量体δ= OH,(I) 番 (式中、RはHまたは低級アルキル基を表わし、Xは2
〜5の整数を表わす。)の単量体と式(IDB・1 1 (If) Eo O= 0− Rs+ (式中、R1はHまたはOH,を表わし、R2は0l−
C8゜の直鎖もしくは分校状の二価のアルキレン基、フ
ェニレン基、シクロアルキレン基、+an、)n−o−
−fOHけ「、→C肘片CO任OH鱈「、子0l−T、
甘C0〇−(−OHQす、(OHQ)。−so、→(I
H,−袖−1…■9号NR,−+0■、尤、または(O
R,キ00− NR,→OL[、九 (ここにs R4
は■もしくは0□−C1のアルキル基を表わし、nおよ
びmは0〜12の整数を表わす0)を介して不飽和炭素
原子に結合し得る一000H基を表わす。)の不飽和カ
ルボン酸単量体との共重合により得られる。
式(1)の単量体の例としてはλ−ビニルピロリドン、
N−ビニルカプロラクタム、N−ビニル−β−グロピオ
ノラクタム、α−メチルビニルグロピオノラクタムなど
が挙げられる。N−ビニルピロリドンを使用するのが好
ましい。
式(IDのカルボン酸の例としてはアクリル酸、メタク
リル酸、4−ペンテン酸、ビニルベンゼンカルボン酸、
6−アクリルアミドヘキサン酸などが挙げられる。
これらの単量体は当業界において公知の多官能性網状化
剤、例えばジエチレングリコールもしくはジブタン−1
,4−ジオールのジアクリル酸エステルまたはジメタク
リル酸エステルのようなポリオールのジアクリル酸エス
テル、およびトリアリルイソシアヌレートのようなトリ
アジンのビニルもしくはアリル誘導体などを使用して網
状化できる。網状化剤としては次式 %式% (式中、各Xは、同一または相異なって、低級アルコキ
シ、アセトキシもしくはフェノキシまたはハロゲン原子
の加水分解性残基を表わす。)のシラン型単量体を使用
することもできる。使用し易いシラン誘導体の例はビニ
ルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビ
ニルトリアセトキシシラン、ビニルトリクロロシラン、
ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シランなどであ
る。
好ましくは、無機質支持体の共重合体による被覆は支持
体の存在下で単量体を現場重合することにより達成され
る。ビニルラクタム、網状化剤およびビニルカルボン酸
、場合によってさらに重合開始剤を溶媒に溶解し、得ら
れた溶液を支持体に含浸させてから溶媒を蒸発させ、単
量体を加熱や紫外線照射のようなそれ自体公知の任意の
方法により網状化する。溶媒としては、最終的に蒸発さ
せるのが容易になるように沸点ができるだけ低い単量体
の溶媒製品がすべて使用できる。例えば、塩化メチレン
、クロロフロロメタン(フルゲン)、エチルエーテル、
アセトン、酢酸エチルなどが使用できる。
一般に、単量体の使用量は多孔性支持体の表面に1〜1
5ダ/m2、好ましくは1〜6■/m 2の薄膜が得ら
れるように選ばれる。単量体の割合により重合体薄膜上
に割当てられる官能基の量が決定される。支持体の表面
に割当てられた官能基の量カo、 05〜2 rneq
/g支持体となるような量のビニルカルボン酸を使用す
るのが好ましい。網状化剤の量は単量体の総重量に対し
て1〜60重量大の範囲で変えられる。
さらに検討の結果、血漿からの蛋白の分離および非常に
高純度のアルブミンの収得が別の支持体を使用したクロ
マトグラフィーにより、イオン交換体もしくは非イオン
交換体製の少なくとも一種の部分的に疎水性の支持体と
イオン交換体製の少なくとも一種の親水性支持体を順次
使用する条件下で達成し得ることが見出された。
この場合は、一般的には、支持体は無機質でも有機質で
もよく、天然物でも合成物でもよい。大大規模生産のた
めには、もちろん無機酸化物をベースとする支持体が好
ましい。
親水性支持体はイオン交換基を有する重合体マトリック
スまたは親水性重合体薄膜を被覆した無機酸化物で構成
できる。親水性天然物支持体の例は、網状化デキストラ
ン、アガロース、網状化アガロース、セルロース、網状
化セルロースのような多糖類をペースとする重合体マト
リックスである。
公知の合成親水性重合体はアクリルアミドとその親水性
誘導体のような単量体の1合により得られる。
親水性支持体の別の群は表面を天然もしくは合成親水性
重合体で被覆した多孔性無機酸化物に代表される。多孔
性無機酸化物はシリカ、アルミナ、マグネシア、酸化チ
タンまたはそれらの天然または合成誘導体たとえばガラ
ス、ケイ酸塩、ゼオライト、カオリンなどでもよい。無
機質支持体は粒径が4μm 〜51111 、好ましく
は50μm〜IMIL1孔径が250〜a、oooX、
好ましくは600〜1.500X、比表面積が5〜15
0が7g、好ましくは20〜5om”7gである。
支持体の表面を被覆する重合体は上記のような天然の多
糖類重合体でもよく、それらは網状化剤の存在下でビニ
ル単量体の重合により得られるそれ自体公知の水不溶性
親水性重合体でもよい。これらの親水性重合体の代表例
は、2−ヒドロキシエチル、ヒドロキシルプロピル、ヒ
ドロキシエトキシエチルのアクリル酸エステルもしくは
メタクリル酸エステルの単独重合体または共重合体のよ
うなヒドロキシアルキルもしくはヒドロキシ(低級アル
コキシ)アルキルのアクリル酸エステルまたはメタクリ
ル酸エステルの重合体;例支ば酢酸ビニルの単独重合体
または共重合体の部分加水分解物のようなカルボン酸ビ
ニルエステル重合体の部分加水分解物;アクリルアミド
重合体;N−ビニルラクタムの単独重合体および共重合
体のようなヘテロ環ビニル化合物の重合体などである。
多糖類重合体で被覆した無機酸化物は仏画特許第2゜3
19、399号明細書に記載されている。
同様に、部分的に疎水性の支持体は天然もしくは合成重
合体マ) IJラックスらびに部分的に疎水性の重合体
の薄膜で被覆した上記のような無機酸化物で構成するこ
ともできる。多糖類重合体は炭素数3以上の直鎖もしく
は分枝状アルキル基またはアルケニル基;フェニル、ト
リル、キシリルのようなアリール基またはアルキルアリ
ール基;シクロヘキシルのようなシクロアルキル基また
はシクロアルケニル基のような基の不動化により部分的
に疎水性にすることができる。合成重合体はスチレンと
その誘導体のような芳香族ビニル単量体を単独でまたは
芳香族ビニル単量体同志および/または例えば(Ose
s)アルキルのアクリル酸エステルもしくはメタクリル
酸エステル、アクリロニトリル、ブタジェンのような共
重合性単量体と混合して懸濁重合することにより得られ
、モノアルキレングリコールもしくはポリアルキレング
リコールのジアクリル酸エステルまたはジメタクリル酸
エステル、ジビニルベンゼン、ビニルトリアルコキシシ
ラン、ビニルトリハロゲノシラン、ビス−メチレンアク
リルアミドのような多官能性単量体を重合開始剤または
紫外線の存在下で使用することにより網状化できる。
本発明の方法において使用するのが好ましい疎水性支持
体は少なくとも部分的に疎水性の重合体薄膜で被覆した
無機酸化物(親水性支持体に対して上記のように定義さ
れたよりなもの)から成る。
被覆に使用する重合体は例えば長鎖の脂肪族アミンのよ
うな疎水基を不動化した多糖類重合体(この型の支持体
は仏画特許第2.403.098号明細書または米国特
許第4.308.254号明細書に記載の方法により調
製できる。)、あるいは触媒としてポリアミンを使用す
ると網状化するエポキシ化合物;ポリアミンとの重縮合
により網状化するホルムアルデヒド;重合開始剤または
紫外線の存在下でモノアルキレングリコールもしくはポ
リアルキレングリコールのジアクリル酸エステルまたは
ジメタクリル酸エステル、ジビニルベンゼン、ビニルト
リアルコキシシラン、ビニルトリハロゲノシラン、ビス
−メチレンアクリルアミドのような多官能単量体と反応
して網状化するビニルピリジン、スチレンおよびその誘
導体などのビニル単量体のような単量体を出発原料とし
て得られる合成重合体であってもよい。
イオン交換基は親水性もしくは疎水性重合体上に化学修
飾により固定するか、あるいは酸型もしくは塩基型のイ
オン化し得るかまたは化学反応により最終的に修飾され
てイオン交換基を導入し易い官能基を担持するビニル単
量体を使用して単独重合または共重合により重合体分子
鎖中に導入することもできる。
共1合性単量体の例としては次式の化合物が挙げられる
1 H,0=O−R。
(式中、R1はHまたはOH,を表わし、RQはフェニ
ル基もしくはナフチル基のようなアリール基;−〇謝、
−0ONI(Q、−on、oH,−000Ra (ここ
に、R3ような反応性官能基Y;または01 (hoの
直鎖もしくは分校状の二価のアルキレン基、フェニレン
基、フクロアルキレン基、−(−OH,io−+(]]
H,−3−y1−%Of1g400+0Hsk、賢(H
,−鈷−COO→C■s−輻−−→OH,−3y 80
 $1−千0■−百、−印圧d「皿4→H2ヤ、−■H
,キ00 NRa句Hへ璽(ここにR4はHまたは0、
−08アルキル基を表わし、nおよびmはO〜12の整
数を表わす。)を介して不飽和炭素原子に結合された前
記と同じ意味をもつ官能基Yを表わす。
共重合性単量体の例としては(メタ)アクリル酸、4−
ペンテン酸、ビニルベンゼンスルホン酸、ビニルベンゼ
ンカルボン酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、アリルアルコー
ル、アリルアミン、1.2−ジメチル−4−ペンテニル
アミン、2,3−エポキシプロピルのアクリル酸エステ
ルおよびメタクリル酸エステル;N−メチロールアクリ
ルアミド、6−アクリルアミドヘキサン酸、スチレンな
どが挙げられる。官能共重合体を得るための反応性ビニ
ル単量体の選択は用途によってのみ制限され、その選択
は官能基によって行なわれる。例えば陽イオン基または
陰イオン基を担持する単量体を選び支持体をそのままイ
オン交換樹脂とじて使用できる。
それ自体イオン交換基をもたない単量体の場合は任意の
公知技術に従い化学反応によりその化学反応が共重合体
の安定性に適合する範囲で最終的にこれを修飾すること
が可能である。
任意の従来技術に従い共重合体に存在する反応性基Yを
最終的に修飾して新しい官能基Y′を得ることも可能で
ある。この修飾は、例えば、第一アミンを第三アミンも
しくは第四アンモニウム塩に転換してイオン交換支持体
を得るか、あるいは場合によってアルキル化により第四
アンモニウム塩に転換することのあるジアミンの一〇〇
on基の反応により陽イオン交換体を陰イオン交換体に
転換することによって行なうことができる。
天然もしくは合成重合体による無機質支持体の被覆は吹
付けまたは含浸のような任意の公知の方法により得られ
る。被覆する重合体が合成重合体のときは支持体を上記
の一種以上の単量体と場合によって重合開始剤を溶媒に
溶解した溶液で含浸し、次いでこの溶媒を蒸発させ、公
知の方法に従い単量体を網状化することにより得るのが
好適である。溶媒としては単量体と重合開始剤の溶媒で
あればどんな製品でも使用できるが、最終的蒸発を容易
にするためにできるだけ低い沸点のものが好ましい。こ
のような溶媒の例としては塩化メチレン、エチルエーテ
ル、ベンゼン、アセトン、酢酸エチル、クロロフロロメ
タン(フルゲン)などが挙げられる。
一般に、単量体または重合体の使用量は、支持体の表面
に1〜15η/が、好ましくは1〜6■、/m”の厚さ
の重合体の薄膜が得られるように選ばれる。
支持体の表面に割当てられる官能基の量は0.01〜2
 meq/g支持体が好適である。支持体をもっばらイ
オン交換体として使用するときは、その量は好ましくは
0.05〜2 meq/g支持体である。
陰イオン交換基はジエチルアミノエチル基や次式 %式%(1 (式中、Rは、同一または相異なって、アルキル基また
はヒドロキシアルキル基を表わし、Xは、例えば塩化物
、硫酸塩、硝酸塩、燐酸塩、クエン酸塩、ホウ酸塩、酢
酸塩、蟻酸塩などのような無機もしくは有機陰イオンを
表わす。)で表わされる第四アミノアルキル基のような
芳香族アミノ基または脂肪族アミノ基により構成するこ
とができる。
陽イオン交換基はスルホン酸塩基、硫酸塩基、ホスホノ
基、カルボキシ基もしくはフェノール性水酸基、好まし
くはカルボキシメチル基またはスルホアルキル基である
商業的に入手し易い親水性イオン交換支持体としてはセ
ファデックスおよびセファロースという商品名でファル
マシア・ファイン・ケミカルス社かも発売されている公
知の化合物、特にDEAEセファデックス(ジエチルア
ミノエチルデキストラン)、QAEセファデックス(第
四アンモニウム塩化ジエチルアミノエチルデキストラン
)、DFiAEセファロース(ジエチルアミノエチルア
ガロース)、0Mセファデックス(カルボキシメチルデ
キストラン)、SPセファデックス(スルホプロピルデ
キストラン)、OM七ファμmス(カルボキシメチルア
ガロース)ならびにDEAE )リスアクリルMおよび
CMトリスアクリルMという商品名でシミーク・ボワン
テット・ジラール社から発売されている公知化合物が挙
げられる。
部分的に疎水性の支持体としては、網状化アガロースを
ベースとするフェニルセファロース0L−4B、オクチ
ルセファロース0L−4B (ファルマシア・ファイン
・ケミカルス社)という商品名で知られる製品、第四ア
ンモニウム基を担持するビニルトルエンをベースとする
重合体で被覆したシリカでアルスフエロシルQ MA 
(ロース・ツーラン研究所)という商品名で知られる製
品を挙げることができる。
本発明で使用する血漿は動物由来のもの、特に牛血漿、
またはヒト血漿でもよいa血漿は血液のデカンテーショ
ンまたは遠心分離、あるいはグラスマフエレーゼのモジ
ュール上での限外p過により得られる。新鮮なもしくは
解凍した全血漿、もしくは低温沈澱の上清、のみならず
他の分離法により得られた分画を使用することができる
イオン交換体を使用して分画する血漿は前処理をして塩
類を少なくとも一部除去し、好ましくは、不安定な蛋白
複合体を構成する真正グロブリンを除去する。これらの
前処理はポリエチレングリコールのような清澄化もしく
は沈澱助剤または粉末状燃焼シリカのような吸着剤を使
用する必要がないが、もちろんそのような前処理を施し
た血漿溶液にも本発明の方法は適用できる。
脱塩と田およびイオン強度条件の調整は特に隔膜p過ま
たは透過クロマトグラフィーにより行なうことができる
。さらに詳しくいうと、脱塩は、例えば網状化ポリビニ
ルラクタムのような親水性重合体の薄膜で被覆した孔を
もつ多孔性無機質支持体上での透過クロマトグラフィー
により達成することができる。この操作に使用する無機
質支持体は孔径が40〜300^、比表面積が100〜
800が7gおよび粒径が4μμ〜5朋であるのが有利
である。
被覆は支持体上に重合体を単に吸着させることによって
得られるが、好ましい使用態様としては被覆は前記の化
合物から選ばれた多官能網状化剤の存在下、陽イオン交
換樹脂の調製のための前記の方法で例えばN−ビニルピ
ロリドンのようなN−ビニルラクタムの溶液を使用して
現場重合することにより実現される。網状化剤と1〜て
は無機質支持体とポリビニルラクタムとの間に安定な結
合を形成し得るシラン誘導体を使用するのが好ましい。
単量体の1は支持体の表面に1〜15■/?712、好
ましくは1〜6in9/m2の厚さの重合体の薄膜が得
られるように選ばれ、網状化剤の量は単量体のi重量に
対して1〜50重量%の範囲内で変えられる。
低イオン強度では田5近傍で血漿からそれに含まれてい
る真正グロブリンを除去することができ、次いで遠心分
離し、清澄化した血漿溶液を分離する。
本発明の方法に従えば、血漿溶液は少な(とも一種の部
分的に疎水性の支持体と少なくとも一種の親水性支持体
とに接触させられる。部分的に疎水性の支持体は必ずし
もイオン交換基を含有している必要はないが、少なくと
も一種の陰イオン交換支持体と少なくとも一種の陽イオ
ン交換支持体を使用する必要がある。陰イオン交換体を
陽イオン交換体に先行させるのが有利である。
本発明の好適な実施態様においては、収率な増加させよ
り純度の高いアルブミンを得るために、部分的に疎水性
の支持体として陰イオン交換体を使用し、親水性支持体
として陽イオン交換体を使用する。
最も好適な実施態様においては一方が親水性であっても
よく他方が部分的に疎水性である二つの陰イオン交換体
と親水性の陽イオン交換体とを組み合わせて分離を行な
う。後者の二つの支持体に通す順序はどちらが先でもよ
い。
イオン強度を調整し、好ましくは清澄化した血漿の分画
は一種以上の陰イオン交換体と陽イオン交換体とを順次
使用し田とイオン強度をアルブミンであれ他の蛋白もし
くは不純物であれ選択的に固着されるように調整するこ
とによって行なわれる。
例えば、血漿の溶液を予め平衡化した部分的に疎水性の
陰イオン交換支持体と接触させ主としてアルブミンとα
−グロブリンがF4(5以上で固着されるようにするこ
とができる。田が4.4〜4.8で適当なイオン強度の
緩衝液を使用して溶離することによりアルブミンに富み
、残余α−およびβ−グロブリンを含む溶液が得られる
。例えば…4.7の0.025M酢酸塩緩衝液を使用す
ることができる。pH5,0以上に調整した溶離液を次
いで予め同じ田の緩衝液で平衡化した陽イオン交換体と
接触させると、この陽イオン交換体上にアルブミン以外
の蛋白のほとんど全部が保持される。
他の使用例では、血漿溶液を親水性陰イオン交換体、部
分的に疎水性の支持体、好ましくは陰イオン交換体、次
いで親水性陽イオン交換体を順次に接触させる。血漿溶
液の田とイオン強度を上記のように調整して最初の親水
性陰イオン交換体上にアルブミンと若干のα−およびβ
−グロブリンが保持されるようにする。溶離後、アルブ
ミンを含む溶液を部分的に疎水性の支持体と接触させる
とそれに種々の不純物が保持される。これらの不純物の
うちリボ蛋白は田4.5〜6.01好ましくは)H4,
7〜5.2で0.025〜0.06M+7)酢酸塩緩e
液を使用して固着することができる。アルブミンを含む
溶離液を上記の条件下で陽イオン交換体で最終的に精製
する。
陰イオン交換支持体を横断する免疫グロブリンは溶液の
田とイオン強度を変えて別のイオン交換支持体と接触さ
せることにより精製することができる。
無機酸化物をベースとする支持体を使用する好適な実施
態様においては陰イオン交換体の量は血漿11当り25
0〜2000ゴにしてもよく、陽イオン交換体の量は血
漿1ノ当り200〜1000aにしてよい。血漿溶液と
各交換体との接触時間は約15分以上である。
本発明の方法によれば最初の血漿に含まれている蛋白全
体を評価することができるとともに、電気泳動法により
50g/lの濃度で測定した純度が99%以上100%
にも達し得るアルブミンを溶液で得ることができる。ゲ
ルp過分析によりアルブミンの重合体は存在しないこと
が示されている。
アルブミン溶液の純度は免疫沈降技術により評価するこ
とができる。特に、ゲロースを使用した二重免疫拡散技
術に従いリポ蛋白α1およびβの不存在を示すことがで
きる。場合によって検出できる痕跡量のα1アンチトリ
プシンとハプトグロビンはアルブミンの品質にとって不
都合ではない。
このアルブミン溶液は例えば限外p過のような任意の公
知方法により濃縮し、次いで調整および安定化して法定
の加熱処理を60℃で10時間行なってアルブミン溶液
を注射可能にする。イオン交換体に保持されているアル
ブミン以外の蛋白は再生溶液を使用して溶離することか
できる。流出溶液と再生溶液に含まれる蛋白混合物はク
ロマトグラフィー技術により最終的にそれぞれの蛋白に
分離することができる。
血漿の処理は一連のカラムを使用してタンク内で不連続
的、半連続的または連続的に行なうことができる。連続
的処理は工業的実施にとくに適している。カラムで連続
的に行なう方法により殺菌塵の高い条件下で製品の収率
と純度を向上させることができる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが
、これらの実施例は例示であり本発明はこれらに限定さ
れない。
実施例1 ムー排除りロマトグラフィー用支持体の調製(GPO)
粒径40〜100μm、比表面積400 m2/9、平
均孔径80Xおよび気孔容積1 ml/iのシリカ20
0gを減圧下150℃で5時間乾燥する。
得られた乾燥シリカをフルゲン11 (cot8p )
500mg1 N−ビニルピロリド7150ml、ビニ
ルトリエトキシシラン3Qdおよび過酸化ジラウロイル
1gを含む均質溶液中に導入する。フルゲン11を周囲
温度で蒸発させ、次いで含浸シリカを80℃で17時間
加熱して網状化させる。
次いでこのシリカを800 mlの流水中に懸濁し、5
時間沸騰させる。p過後シリカを流水およびアセトンで
順次洗浄し、次いで真空下40℃で乾燥させる。分析の
結果、被覆シリカに対して12重量製の炭素量が得られ
た。
B−支持体上の陰イオン交換体の調製 粒径100〜300μm、比表面積25m”/7、平均
孔径1,250!、気孔容積1ml/9のシリカを官能
基−N” −(OH,)a C,+−+をもつビニルト
ルエンの網状化により得られ下肥の特性を示す共重合体
で3、6 ml/n2の厚さに被覆して支持体上にイオ
ン交換体を調製する。
炭素量 6,1% 窒素i 0.42% イオン交換能 0.30 meq/g 粒径100〜300μm、比表面積25が7g、平均孔
径1,2so、Lおよび気孔容積1xl/gのシリカ1
00gを減圧下150℃で5時間乾燥する。
得られた乾燥シリカを、N−ビニルピロリドン50ゴ、
アクリル酸21、ビニルトリエトキシシラン15iij
および過酸化ジラウロイルを250m1のフルゲン11
に均質化した溶液中に導入する。
周囲温度で溶媒を蒸発させた後、含がシリカを80℃で
16時間加熱して網状化させる。
次いでこのシリカを4QQidの流水中に懸濁し5時間
沸騰させる。濾過後シリカを流水およびアセトンで順次
洗浄し、次いで真空下40”Cで乾燥させる。
このようにして得られた微量の陽イオン交換体を結合し
たシリカは下記の特性を示す。
%0 6.05 %H1,09 %N O,3 イオン交換能: 0.20 meq/#固定重合体量!
3.2 ■/m” 血漿の前処理 直径2.6ffiの力2ムに上記支持偉人を装入し圧縮
状態に保つ。
このカラムに0.025M酢酸ナトリウム緩衝溶111
[20Qm、プラスマ7エレーゼのモジュールからの新
鮮血漿601117および新たに0.025 M酢酸ナ
トリウム緩衝溶液100dを順次30晩の流速で注入す
る。全蛋白を使用緩衝溶液の固有抵抗に近い固有抵抗を
有する溶液65d中に集める。
6%酢酸溶液を徐々に加えることによりこの蛋白溶液の
田を5.1に調整する。沈澱した真正グロブリンを遠心
分離する。
このようにして得られた蛋白溶液は下記の特性を示す。
固有抵抗= 520Ωcm2/cm 全蛋白? 43.87771 組成: アルブミン 668% α−グロブリン 9.2% β−グロブリン 6.6% γ−グロブリン 17.4% 血漿溶液の分画 直径1.6cIILのカラムIに上記陰イオン交換体B
25pを装入し圧縮状態に保つ。このカラムを田5.1
の0.025M酢酸す) IJウム緩衝溶液で平衡化す
る。
直径1crILのカラム■に上記陰イオン交換体BIO
9を装入し圧縮状態に保つ。このカラムをF4(4,7
の0.025M酢酸ナトリウム緩衝溶液で平衡化する。
直径1cIILのカラム■に上記陽イオン交換体05y
を装入し圧縮状態に保つ。このカラムを田5.5の0.
1M酢酸ナトリウム緩衝溶液で平衡化する。
カラムIに前処理した血漿溶液56mzを一定流速70
鴫4で、川5.1の0.025M酢酸ナトリウム緩衝溶
液100ゴ、次いでF4(4,7の0.025M酢酸ナ
トリウム緩衝溶液を順次注入する。
カラムIから溶離した溶液185dを回収したところ、
全蛋白量は8.81/lであり下記の組成を示した。
アルブミン 93% α−グロブリン 1.6% β−グロブリン 3% r−グロブリン 2.4% このカラムのアルブミン抽出収率は89.2%である。
カラム■の溶離液130dを一定流速40 rnlAl
でカラム■に注入する。次いでカラム■にF!(4,7
の0.025M酢酸ナトリウム緩衝溶液110auを注
入する。これらの流出液と洗浄液を混合して全蛋白量4
.29/]の下記組成をもつ溶液を得る。
アルブミン 96.5% α−グロブリン 0.8% β−グロブリン 2.7% カラム■のアルブミン抽出収率は91.4%である。
カラム■で集めた溶液を塩化ナトリウムの添加により田
5.5および固有抵抗180Ωcat”/−に調整する
。この溶液94mをカラム■に流速40IILt4 で
注入する。このカラムをF4″15.5の0.1 M酢
酸ナトリウム緩衝溶液26mで洗浄する。流出液と洗浄
液を混合して全蛋白量が3. OEl/lの下記組成を
もつ溶液を得る。
アルブミン 99.5% α−グロブリン 0.5% カラム■のアルブミン抽出収率は94%である。
分画全体のアルブミン抽出収率は76.6%である。
カラムIとカラム■は田4.0の1M酢酸ナトリウム緩
衝溶液で再生できるが、カラム■は0.5NHO7溶液
で再生できる。
カラムIOp液(すなわち流出液)はγ−グロブリン7
5%、β−グロブリン25%および痕跡量のα−グロブ
リンを含有している。このp液をカラムIと同じカラム
■に田を5.8およびイオン強度をQ、050Mに調整
してから注入すると、γ−グロブリンの純度が100%
近い溶液が回収される。γ−グロブリンの全体の抽出収
率は80%である。
実施例2 プラズマフエレーゼのモジュール由来の一40℃で貯蔵
された血漿1001を+4℃で徐々に解凍し遠心してフ
ァクター■を含有する沈澱を除去する。得られた血漿で
ある「低温型沈降物の上清」を隔膜p過により…7.4
の0.005M酢酸塩緩衝溶液に対して透析する。6%
酢酸により田5,1に溶液を酸性化し次いで遠心して真
正グロブリンを除去した後、得られた蛋白溶液は下記の
特性をもつ。
固有抵抗: 1.066ΩcIL2/cIn全蛋白量7
 39.49/l 組成:アルブミン 67.3% α−グロブリン 9.1% β−グロブリン 7.2% γ−グロブリン 16.3% 血漿の分画 前記の蛋白溶液581を流速70JI+4/hで実施例
1に記載のカラムIに注入する。このカラム■は陰イオ
ン交換体Bを含有し田5.1の0.025 M酢酸ナト
リウム緩衝溶液で予め平衡化しである。
このカラムを同じ緩衝溶液100Jで洗浄し、次いで…
4.5の0.025 M酢酸塩緩衝溶液で溶離する。
このようにして集めた溶離液の全蛋白量は10,11/
lであり下記の組成をもつ。
アルブミン 95.0% α−グロブリン 1.8% β−グロブリン 3.2% γ−グロブリン 0% このカラムのアルブミン抽出収率は78%である。
溶離液5oInlを一定流速40 rnlAで、陽イオ
ン交換体0を含有し)4(5,5の0.1M酢酸塩緩衝
溶液で予め平衡化した実施例1のカラム■と同じ第2の
カラムに注入する。このカラムを同じ緩衝溶液1511
1)で洗浄する。流出液と洗浄液を混合して全蛋白量が
7.2711/lで下記組成をもつ溶液を得る。
アルブミン 99.0% α−グロブリン 1.0% このカラムのアルブミン抽出収量は97,5%であり、
この分画法により得られたアルブミンの全体の抽出収率
は76%である。
実施例3 遠心により得た牛血漿100就を隔膜−過により田7.
4の0.005M酢酸塩緩衝溶液に対して透析する。
前記実施例1および2と同様にして真正グロブリンを除
去して得られた蛋白溶液は全蛋白量が39、11/lで
あり下記の組成をもつ。
アルブミン 661% α−グロブリン 860% β−グロブリン 10.0% γ−グロブリン 15.9% この蛋白溶液58II!7!を流速70rILl//l
lで、陰イオン交換体Bを含有し田5.1の0.025
M酢酸塩緩衝溶液で予め平衡化した実施例1に記載のカ
ラム■に注入する。このカラムを前記実施例と同様に処
理する。集められた溶離液(167y)は蛋白7、5 
fI/lを含有し、蛋白の組成は下記の通りである。
アルブミン 95.3% α−グロブリン 1.6% β−グロブリン 3.1% γ−グロブリン 0% 次いで、この溶離液67IILtを流速40m/hで、
陽イオン交換体0を含有し田5.5の0.IM酢酸塩緩
衝溶液で予め平衡化した実施例1に記載のカラム■と同
じ第2のカラムに注入する。このカラムを同じ緩衝溶液
231nlで洗浄する。
流出液と洗浄液を混合すると、全蛋白量が5.111/
lであり下記組成の溶液が得られる。
アルブミン 99.1% α−グロブリン 0.9% この分画法により得られるアルブミンの収率は75.6
%である。
実施例4 血漿溶液の調製 血漿250νを37℃で解凍し、濃HGI7で…5.2
に調整し、…52の0.01M9A酸塩緩衝溶液604
に対して透析する。
遠心して全蛋白量が35.5 fj/lであり下記組成
をもつ血漿溶液293dを得る。
アルブミン 56.5% α−グロブリン 12.9% β−グロブリン 9.5% γ−グロブリン 21.1% 分画 下記のものを直列に設備する。
一実施例1に記載の部分的に疎水性の陰イオン交換支持
体Bを15g含有するカラム■(直径1、6 clIL
) 一上記と同じ陰イオン交換体Bを5g含有するカラム■
(直径1 cm ) 一粒径100〜300μm、比表面積327B、” /
 /i 。
平均孔径1,150!および気孔容積1.21nl/7
7のシリカをN−ビニルピロリドン−アクリル酸共重合
で5TtT9/1rL2の厚さに被覆して成る陽イオン
交換支持体りを5g含有するカラム■(直径1、 cm
、 )。
この支持体は単量体の割合を変えた以外は陽イオン交換
体C用の実施例1に記載の方法により調製する。陽イオ
ン交換支持体りの特性は下記の通りである。
炭素量 8.46% 窒素量 1.29% イオン交換能 0.19 meq/、9前記のように調
製した血漿溶液35I!Llを流速60 rILl/h
で、pi−15,2の0.025 M酢酸塩緩衝溶液で
予め平衡化したカラムIに注入する。このカラムを平衡
化に使用した緩衝溶液65dで洗浄した後、同じ流速(
60TJLt/h )で田4.7の0.025M酢酸塩
緩衝溶液を注入する。溶離溶液160II+7(蛋白濃
度3.721/l )はアルブミン92.5%、α−グ
ロブリン3%ならびにβ−およびγ−グロブリン4.5
%を含有している。溶離溶液の一部(1381117)
を流速40 mlAで、N(4,7の0.025M酢酸
塩緩衝溶液で予め平衡化したカラムHに注入する。
このカラムを同じ緩衝溶液22属で洗浄する。
流出液と洗浄液を混合すると、蛋白濃度は3.069/
lでアルブミン93.6%、α−グロブリン25%およ
びβ−グロブリン3.5%を含有している。
前記混合溶液の一部(14Qm)をNaOHの添加によ
り田5.5および1MNaO7の添加により固有抵抗2
70Ωcrn” /ciiに調整し、次いで流速29m
/!4で、田5.5のQ、05 M酢酸塩緩衝溶液で予
め平衡化したカラム■に注入する。このカラムを同じ緩
衝溶液25m1で洗浄する。
流出液と洗浄液の濃縮混合液を電気泳動にかけたところ
アルブミンに不純物の混入はみられなかった(アルブミ
ン100%)。
出発血漿溶液に含まれるアルブミンに対する全収率は7
1%である。
カラ、AI、■および■は0.INI(O7溶液、蒸留
水および緩衝溶液によりそれぞれ再生される。
実施例5 下記AおよびBを調製する。
A−多孔性無機質支持体に担持した親水性陰イオン交換
体−[陰イオン交換体E j 粒径100〜200μ、比表面積30 m 2/、ii
’ s平均孔径1,250!、気孔容積i m17gの
多孔性シリカ(スフエロシルX0BO15)100&を
水酸化ナトリウムの添加により…11.5に調整した7
、5%DEAEデキストラン水溶液200ゴに添加する
このペーストを回転乾燥室内で80℃の温度で15時間
乾燥する。得られた粉末を、1,4−ブタンジオール−
ジグリシジルエーテルの0.15%エチルエーテル溶液
に添加し、エーテルを窒素気流中周囲温度で蒸発除去す
る。次いで80℃で15時間加熱して網状化する。使用
前にこの支持体を0. I N NaOH溶液10容、
0、INHO/溶液10容およびエチルアルコール溶液
10容で洗浄し、次いで乾燥し使用時まで貯蔵する。
このようにして、 DEAEデキストラン13%を含有
し0.2 rnetJgのOlイオンを固定する能力を
もつ粉末115.!i’を得る。
B−多孔性無機質支持体上に担持した部分的に疎水性の
陰イオン交換体−「陰イオン交換体!」このイオン交換
体の調製に使用する支持体は前記Aと同様に調製される
が、最終的にDljA 16デキストランを5,7%し
か含有していない。
支持体100gを、109/lのMailを含有する0
、05Mメタ過ヨウ素酸ナトリウム(Nal04) 水
溶液5001111で周囲温度で2時間酸化する。10
9/l NaC7溶液、次いでエチルアルコールで洗浄
した後、生成物を窒素気流中40℃で乾燥する。
酸化支持体100Iをヘキサデシルアミンの6%エチル
アルコール溶液100ゴに添加し、周囲温度て゛48時
間放置する。
このようにして形成されたイミン結合のアミン結合への
還元は水素化ホウ素す) IJウムNaEH,を添加し
て50%の水の存在下0.2 Mの濃度にすることによ
り行なわれる。アルコールで洗浄した後0.1NHOノ
で洗浄をくり返し、洗浄支持体を乾燥して使用時まで貯
蔵する。
血漿の前処理 クエン酸ナトリウムで予備洗浄したヒト血漿200dを
16%エタノール水溶液2001に0℃で添加する。生
じた沈澱を遠心で除去する。上清を+4℃で(NHO7
で)酸性にし田5.25にする。2時間後、生じた沈澱
を遠心により除去し、上清を限外−過セル内で隔膜−過
し、714(5,25の0.01M燐酸塩緩衝溶液で平
衡化できるようにする。真正グロブリンの沈澱を新たに
遠心により除去し、得られた上清を多孔度0.2μのメ
ンプランでp遇する。その固有抵抗は1,200ΩCI
IL2/cIILである。
一直径2.5 cmのカラムIに陰イオン交換体E50
g(105d)を充填する。このカラムを…5.25の
0.01M燐酸ナトリウム緩衝溶液で平衡化する。
一直径2.5cIrLのカラム■に陰イオン交換体F3
0、!i’ (63d)を充填する。このカラムを区1
5の0.054M酢酸ナトリウム緩衝溶液で平衡化する
一直径2.5 cmのカラム■に実施例4に記載された
陽イオン交換体D60g(126I117りを充填する
。このカラムを…5.5の0.054M酢酸ナトリウム
緩衝溶液で平衡化する。
上記の前処理法に従って得られた血漿200 mlに相
当する清澄化した溶液をカラムIに流速400屹りで注
入する。このカラムを…5.25の0.01M燐酸塩緩
衝溶液200aで洗浄し、次いで固着したアルブミンを
田4.7の0.025M酢酸塩緩衝溶液50011Ll
で溶離する。溶離液を集めたところ400dの体積であ
った。
このようにして得られた溶離液をN NaOHの添加に
より田5に調整し次いでNaplを添加して固有抵抗を
270ΩcrIL2/crILにする。この溶液をカラ
ム■に流速100鴫で注入する。
この条件下ではアルブミンの大半は固着されずf液とと
もにカラムを通過する。カラムをF4(500,054
M酢酸ナトリウム緩衝溶液120IILlで洗浄する。
アルブミンを含有する混合物をNaOHの添加により田
5.5に調整し、カラム■に流速200 iJ/hで注
入する。このカラムを…5,5の0.054M酢酸ナト
リウム緩衝溶液200dで洗浄する。流出液を混合し、
アミコンPMIOメンプランで限外p過して濃縮し濃度
を50〜2001/lにする。
509/lにおけるアルブミン溶液の純度を局方記載の
条件下で酢酸セルロースを使用(−た電気泳動および免
疫電気泳動により計画する。これらの純度は100%で
あった。種々の血漿蛋白の特異抗血清に対するゲロース
を使用した二重免疫拡散分析により蛋白不純物、特にα
−およびβ−リポ蛋白、が存在しないことが証明された
。N製アルブミンの最終濃度が1301/lであるとき
は、電気泳動では見えない痕跡量のα1抗トリプシンと
ハプトグロビンが対応する抗血清に対する二重免疫拡散
により検出することができる。
これらの痕跡量の不純物が存在することは正常であり、
最終的に得られるアルブミン溶液の安定性または動物も
しくはヒトに静脈内投与するときの良好な寛容に対して
影響を与えない。
アルブミンの収率と純度に関する結果は表Iに示す。
三つのカラム全体を田4の0.1 M酢酸塩溶液または
20 g/l NaO!溶液で洗浄することができ、こ
れにより保持されているアルブミンを回収し次のサイク
ルのときにまたは独立の処理においてこれを再使用する
ことができる。
次いてこれらのカラムは0.1 N Hotと60%エ
タノールで順次洗浄することにより再生する。場合によ
って、これらのカラムは混法(ホルモール2%)で定期
的に消毒することができる。
実施例に の実施例では親水性陰イオン交換支持体、疎水性陰イオ
ン交換支持体および親水性陽イオン交換支持体を使用す
る。
下記のカラムを直列に配置する。
一実施例5に記載された陰イオン交換支持体14yを含
有するカラムI(直径1.6 cm )。このカラムを
F4(5−2の0.01M燐酸塩緩衝溶液で平衡化する
一陰イオン交換体Bを含有する実施例4のカラム■と同
じカラム■。
一陽イオン交換体りを含有する実施例4のカラム■と同
じカラム■。
同じ血漿溶液51dから出発し実施例と同様にしてかつ
カラムIの溶離用およびカラム■およびカラム■の洗浄
用の緩衝溶液を使用して操作する。
カラムI、■および■の流駕はそれぞれ60m14.2
0Inl/bおよび2(IA/hで!、、る。
50g/lに濃縮した最終溶液の電気泳動分析によりア
ルブミンに不純物の混入はないことが示された。130
 g/lに濃縮した溶液の二重免疫拡散のコントロール
は蛋白不純物が全く存在しないことを示している。
アルブミンの%とカラムの収率は表■に測定結果な示す
実施例7 カラム■とカラム■の順序を入れ換えた以外は実施例6
と同様に操作する。
カラムIから出た溶離液をNa、OHでl:f15.5
にかつl M Mailで固有抵抗270ΩcIIL2
/cIILに調整しカラムHに注入する。
カラム■から来る溶液(流出液十洗浄液)をIN Ii
O/で…4.7に調整してカラム■に注入する。
カラム■、■および■の流速はそれぞれ6QILl/h
 、20 ml/bおよび20 ml/bである。
1309/lに濃縮した最終溶液の電気泳動および免疫
拡散分析によりアルブミンに不純物の混入はないことが
示された。
シアルブミンと収率の結果は表1に示した。
実施例8 カラム■を非イオン交換体の部分的に疎水性の支持体を
含有する新しいカラム■で置き換えた以外は実施例6と
同様に操作する。この支持体は粒径100〜300μm
、比表面積2 s m2/I s平均孔径1.250 
!および気孔容積1鴫4のシリカを網状化したビニルト
ルエン−ビニルトリエトキシシラン共重合体で3.3■
/m2の厚さに被覆した炭素量が7.3のシリカから成
る。
カラム■を95%エタノール5QI111.次いで川4
.7の0.025M酢酸塩緩衝溶液5QmJで平衡化す
る。
カラムI、IIおよび■の流速はそれぞれ6(IJ/h
 、20 iu/hおよび20ゴ/hである。
カラム■の流出液はアルブミン99.3%およびα−グ
ロブリン07%を含有している。
結果は表Iに示す。
実施例9 カラム■を同じ大きさおよび使用条件の0Mセファロー
ス0L−6B (ファルマシア・ファイン・ケミカルス
社、スウェーデン国つプサラ市)のカラムで置き換えた
以外は実施例5と同じ条件で操作する。結果は表Iに示
す。
実施例10 カラム■を同じ大きさおよび使用条件のCM )リスア
クリル−M(試薬IBF 、ボワンテットージラール社
、フランス国とルネープ・う・ガレンヌ)のカラムで置
き換えた以外は実施例6と同じ条件下で操作する。
結果を表■に示す。
実施例11 カラムIを同じ大きさおよび使用条件のDΣAIMセフ
ァロース0L6B(ファルマシア・ファイン・ケミカル
ス社、スウェーデン国つプサラ市)のカラムで置き換え
た以外は実施例9と同じ条件下で操作する。
結果を表Iに示す。
実施例12 カラム■を同じ大きさおよび使用条件のDEA]iiト
リスアクリルM(試薬IBF、ボワンテット・ジラール
社、フランス国ビルネープ・う・ガレンヌ)のカラムで
置き換えた以外は実施例10と同じ条件下で操作する。
結果を表Iに示す。
実施例13 一直径2.50のカラム■に実施例5に記載の陰イオン
交換体10100F(210を充填する。
このカラムをrHs、25の0.025 M酢酸ナトリ
ウム緩衝溶液で平衡化させる。
一直径2.5 ctnのカラム■にヘキサデシルアミン
を結合したセファロース0L4B63IILlを充填し
、…5の0.054M酢酸ナトリウムで平衡化する。
ヘキサデシルアミンの結合は臭化シアン法により下記の
手順に従って行われる。
すなわち、セファロースOL4B1001m/を脱イオ
ン水で順次3回デカンテーションを行すうことにより洗
浄し、水20ONを追加する。
ソーダ(NaOH)を連続的に添加することにより田を
11に保ち、BrCN9.!i+を添加する。反応を約
15分間継続する。田がそれ以上増加しなくなったら支
持体を0.1 M重炭酸塩で洗浄し次いで95%エチル
アルコールで洗浄する。
アルコール200j17にヘキサデシルアミン20gを
溶解した溶液を支持体に40℃で加え、15時間反応さ
せる。
最後に、支持体を数置0.11JI(O7溶液および9
5%アルコール溶液で順次洗浄し、次いで前記のように
平衡化した。
一直径2.5 cmのカラム■に実施例4に記載の陽イ
オン交換体D 60,9(126IILl)を充填する
このカラムを)!(5,5の0.054M酢酸ナトリウ
ム緩衝溶液で平衡化する。
低温型沈降物の上溝200mを0℃で16%エタノール
水溶液200dに添加する。生じた沈澱を遠心により除
去する。上溝を+4℃でCNmotにより)酸性にして
pH5,25にする。2時間後、生じた沈澱を遠心によ
り除去し、上清を限外r過セル内で隔膜r過しテl’4
(5,25)0.025 M酢酸塩緩衝溶液で平衡化す
る。真正グロブリンの沈澱を遠心により新たに除去し、
得られた上清を多孔度0.2μのメンプランでp遇する
。その固有抵抗は6300cm2/cmである。この溶
液をカラムIに流速400帳で注入する。このカラムを
pH5,25の0.025M酢酸塩緩衝溶液200 m
lで洗浄し、次いで固着されたアルブミンをpH4,7
の0.025M酢酸塩緩衝溶液400ゴで溶離する。溶
離液を集めたところ、その体積は350dであった。
このようにして得られた溶離液を1JaOHの添加によ
り田5に調整し、次いでMailを添加して固有抵抗2
70ΩcIIL2/cInにする。この溶液をカラム■
に流速100帳で注入する。
このカラムにより無視できない量のアルブミンが固着さ
れたが、前記の諸実施例のカラム■で使用した支持体に
比べて収率が20〜30%減少している。カラムを通過
した溶液はアルブミンと若干のα−およびβ−グロブリ
ンを含有している。
このカラムをF4]5の0.054M酢酸ナトリウム緩
衝溶液120aで洗浄する。アルブミンを含有する混合
物をNaOHの添加により田5.5に調整し、カラム■
に流速200幌で注入する。このカラムを田5.5の0
.054M酢酸ナトリウム緩衝溶液200mA!で洗浄
する。流出液を混合し、アミコンPMIOメンプランで
限外p過することにより濃縮して濃度を5oft/lに
する。
この溶液の純度は、局方記載の条件下で酢酸セルロース
を使用して電気泳動で評価したところ99.1%であっ
て、従って現行の基準に照らして満足なものと考えられ
る。種々の血漿蛋白の特異抗血清に対するゲロースを使
用した二重免疫拡散分析により次の不純物ニドランスフ
ェリン、α1抗トリプシン、α2マクログロブリンおよ
びハプトグロビン、の存在を検出することができる。
五つのカラムは各サイクル毎に前記実施例と同様にして
再生および消毒することができる。
この精製方法の全収率は55%にとどまった。
結果を表Iに示す。
実施例14(比較例) 疎水性セファロースのカラム■の代わりに親水性の陰イ
オン交換体Eのカラムを同じ使用条件で使用した以外は
実施例13と同じ条件下で操作する。得られた結果(表
■参照)は、前記の諸実施例の結果とは異なる。アルブ
ミンの最終純度は99%未満である。とくにその存在が
アルブミンの最終溶液の安定性とくに60’Cに加熱し
たときの安定性を損なうα1−リポ蛋白の統一的存在が
検出された。
この実施例は非常に高純度のアルブミンを得るために部
分的に疎水性の支持体でト遇する工程を包含する必要性
を示している。
フランス国69710リョン・リュ ・プールジュラ17

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)血漿の溶液を、イオン交換体もしくは非イオン交
    換体製の少なくとも一種の部分的に疎水性の支持体とイ
    オン交換体製の少なくとも一種の親水性支持体とに接触
    させることを特徴とする陰イオンおよび陽イオン交換体
    を使用して血漿を分画する方法。 (2)該少なくとも一種の親水性支持体が陽イオン交換
    体であることを特徴とする特*m求の範囲第1項記載の
    方法。 (3)該部分的に疎水性の支持体が陰イオン交換体であ
    り、該親水性支持体が陽イオン交換体であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の方法0 (4)該血漿の溶液を一方が親水性であってもよく、他
    方が部分的に疎水性である二つの陰イオン交換支持体と
    、親水性陽イオン交換支持体とに接触させることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 (5)該親水性陰イオン交換体が該部分的に疎水性の陰
    イオン交換体に先行していることを特徴とする特許請求
    の範囲第4項記載の方法。 (6)該支持体が天然多糖類重合体マトリックス、合成
    重合体マトリックス、多糖類重合体で被覆した無機酸化
    物および網状化合成重合体の薄膜で被覆した無機酸化物
    から成る群より独立に選ばれたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1〜5項のいずれか一つに記載の方法。 (7)該部分的に疎水性の支持体が疎水基を固定するこ
    とにより修飾した多糖類重合体、合成重合体吸着剤、疎
    水基を固定することにより修飾した多糖′I!41合体
    で被覆した無機酸化物、および疎水性の網状化重合体の
    薄膜で被覆した無M酸化物から成る群より選ばれたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1〜6項のいずれか一つ
    に記載の方法。 (8)該親水性支持体が多糖類重合体、水不溶性親水性
    合成重合体、多糖類重合体で被覆した無i#&化物およ
    び親水性網状化重合体の薄膜で被覆した無IjsF41
    化物から成る群より選ばれたことを特徴とする特F!F
    1iil求の範囲第1〜6項のいずれか一つに記載の方
    法。 (9)該多孔性無機酸化物は粒径か4μm〜5m、孔径
    が250〜へ000におよび比表面積が5〜150 m
    ”711であることを特徴とする特FF精求の範囲第6
    〜8項のいずれか一つに記載の方法。 0[1該無機酸仕切は粒径が50μm〜1■、孔径が6
    00〜1.soo人および比表面積が20〜5011 
    /m!であることを特徴とする特許請求の範囲第9項記
    載の方法。 Ql) イオン交挨能が2 m、e q / 1未満の
    イオン交候体トシテ粒i4#t*〜s*w、孔径500
     N2.50 Of。 比表面積5〜150m”/77の多孔性無機質支持体を
    、少なくとも一方のイオン交換体用にアミノ基もしくは
    第四アンモニウム塩基を含有または担持する網状化重合
    体の薄膜を15ダ/m”の厚さに被覆したもの、および
    他方のイオン交換体用にカルボン酸基を担持する網状化
    ポリビニルラクタムの薄膜を15JIv/m”の厚さに
    被覆したものを使用したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の少なくとも一種の陰イオン交換体と少な
    くとも一種の陽イオン交換体とに接触させることにより
    血漿を分画する方法。 α2 該血漿の溶液をさらに、好ましくは最初に、同じ
    特性の多孔性無機質支持体をアミ7基または第四アンモ
    ニウム塩基を担持する多糖類重合体で被覆したものと接
    触させることを特徴とする特許請求の範囲第11項記載
    の方法。 α漕 該陽イオン交換支持体の表面を被覆するポリビニ
    ルラクタムが多官能網状化剤の存在下でビニルラクタム
    と不飽和カルボン酸を共重合させることにより得られた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第11項記載の方法。 (14) MビニルラクタムがN−ビニルビルリドンで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第15項記載の方
    法。 α四 該カルボン酸がアクリル酸であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第15項記載の方法。 H該網状化剤が式CH,= CHB iX、のシラン誘
    導体であることを特徴とする特許請求の範囲第15〜1
    5項のいずれか一つに記載の方法6同 該陰イオン交換
    支持体の表面を被覆する疎水性網状化重合体が芳香族ビ
    ニル単置体から得られることを特徴とする特許請求の範
    囲第11項記載の方法。 H該陰イオン交換体の使用量が血漿1を当り250〜2
    .0口Oajであり、該陽イオン交換体の使用量が血漿
    1を当り200〜1,0OOIIL7!であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1〜17項のいずれか一つに
    記載の方法。 (In 直列のカラムを使用して連続的に実施すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1〜1B項のいずれか一
    つに記載の方法。
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