JPS602328Y2 - 仮設構造物の接合金具 - Google Patents
仮設構造物の接合金具Info
- Publication number
- JPS602328Y2 JPS602328Y2 JP8539280U JP8539280U JPS602328Y2 JP S602328 Y2 JPS602328 Y2 JP S602328Y2 JP 8539280 U JP8539280 U JP 8539280U JP 8539280 U JP8539280 U JP 8539280U JP S602328 Y2 JPS602328 Y2 JP S602328Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- pair
- female threaded
- temporary structures
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は溝形鋼あるいはH型鋼等の鋼材を利用して主と
して仮設構造物を組立てるに際して提供する接合金具に
関する。
して仮設構造物を組立てるに際して提供する接合金具に
関する。
従来、この種用途に使用される鋼材の接合手段は大別し
て現場溶接による場合と、予め工場であけた多数の孔を
専用の接合金具によって現場でボルト接合する場合があ
るが、前者は現場溶接のため非常に危険を併ない、又品
質管理が困難でかつ品質が一定しない。
て現場溶接による場合と、予め工場であけた多数の孔を
専用の接合金具によって現場でボルト接合する場合があ
るが、前者は現場溶接のため非常に危険を併ない、又品
質管理が困難でかつ品質が一定しない。
それに解体時には鋼材の切断によってロスがひどく転用
の面からも極めて不経済である。
の面からも極めて不経済である。
又、ボルト接合の場合は現場での組立に当って孔同志の
不一致を生じ易くボルトの挿入が困難になる、と同時に
専用の接合金具を必要とするためコストアップとなる。
不一致を生じ易くボルトの挿入が困難になる、と同時に
専用の接合金具を必要とするためコストアップとなる。
それに鋼材自体の断面欠損を考慮した設計をしなければ
ならない等、多くの問題がある。
ならない等、多くの問題がある。
又直交平面内にある直交材を固定するための挟持金具が
ある(昭和15年実用新案出願公告第190咥公報、実
公昭35−3183咋公報)。
ある(昭和15年実用新案出願公告第190咥公報、実
公昭35−3183咋公報)。
しかし挟持溝に螺入するボルトの反力によって挟持金具
に亀裂を生じかつ直交材相互の直接接触がないため接触
直交材には利用し難い欠陥があった。
に亀裂を生じかつ直交材相互の直接接触がないため接触
直交材には利用し難い欠陥があった。
本考案接合金具はこうした問題に対処し、直交面内の相
互接触直交材を強力に挟持する接合金具を得ることを目
的とするもので、以下にその一実施例を図面と共に説明
する。
互接触直交材を強力に挟持する接合金具を得ることを目
的とするもので、以下にその一実施例を図面と共に説明
する。
■組の両端開口溝を互に反対向きに配置し、この両溝を
直交平面に沿って互に直交連通させた1組の溝形片2a
、2aを一体的に形威し、一方の溝形片2a、2aの外
側両面に他方の溝形片2av2aの外側両面を直角方向
に突出させて主体1を形威し、上記直交溝形片2a、2
aにはそれぞれ同一軸線上に対向するように1対の雌ね
じ部3a、3a及び4a、4aを上記開口溝の内部に向
って開口しかつ上記外側両面に直角に突設し、間離ねじ
部3a、3a及び4a、4aに締付ポル)5a、5a及
び6a、6aを上記開口溝の内部に向って螺合する。
直交平面に沿って互に直交連通させた1組の溝形片2a
、2aを一体的に形威し、一方の溝形片2a、2aの外
側両面に他方の溝形片2av2aの外側両面を直角方向
に突出させて主体1を形威し、上記直交溝形片2a、2
aにはそれぞれ同一軸線上に対向するように1対の雌ね
じ部3a、3a及び4a、4aを上記開口溝の内部に向
って開口しかつ上記外側両面に直角に突設し、間離ねじ
部3a、3a及び4a、4aに締付ポル)5a、5a及
び6a、6aを上記開口溝の内部に向って螺合する。
そして一方の雌ねじ部3at3aは一方の溝形片2a、
2aの底部に設けられ、他方の雌ねじ部4a、4aは他
方の溝形片2a、2の底部に設けられるものである。
2aの底部に設けられ、他方の雌ねじ部4a、4aは他
方の溝形片2a、2の底部に設けられるものである。
尚、この各々の締付ボルトは例えば第4図に示すように
雄ねじaの先端面における外周と中心軸にそれぞれ外輪
突起すと該突起すよりも少し突出量の多い中央突起Cを
一体に形成したハイテンションボルトとすることにより
、鋼材に対する効果的な喰込力をもって強力に締付ける
ことができる。
雄ねじaの先端面における外周と中心軸にそれぞれ外輪
突起すと該突起すよりも少し突出量の多い中央突起Cを
一体に形成したハイテンションボルトとすることにより
、鋼材に対する効果的な喰込力をもって強力に締付ける
ことができる。
又この締付ボルト及び雌ねじ部は両方の溝形片2a、2
aに対して4個2対に設けてもよい。
aに対して4個2対に設けてもよい。
次に上記構造による使用方法は第5図、第6図に示すよ
うに、鋼材(例えばH型鋼)Aのフランジ端面に接合金
具主体1の一方の両端開口溝を嵌合して一対の締付ポル
)5a、5aにより締付けて取付け、さらに別の鋼材B
(例えばH型鋼)のフランジ端面を接合金具主体1の他
方の両端開口溝に嵌合すると共に上記鋼材Aのフランジ
端面に直交させて載置し、さらに一対の締付ボルト6a
、6aにより締付けるものである。
うに、鋼材(例えばH型鋼)Aのフランジ端面に接合金
具主体1の一方の両端開口溝を嵌合して一対の締付ポル
)5a、5aにより締付けて取付け、さらに別の鋼材B
(例えばH型鋼)のフランジ端面を接合金具主体1の他
方の両端開口溝に嵌合すると共に上記鋼材Aのフランジ
端面に直交させて載置し、さらに一対の締付ボルト6a
、6aにより締付けるものである。
ここで上記主体1における一方の溝形片2a。
2aに対して他方の開口部片の角度を必要に応じて設定
することにより斜交状態での接合も容易に可能であるが
両溝形片2a、2aは直交面内にあるものである。
することにより斜交状態での接合も容易に可能であるが
両溝形片2a、2aは直交面内にあるものである。
以上の構造及び使用方法による本考案接合金具によれば
従来のように溶接やボルト接合によるものに比べ、危険
性がなく一定の締付トルクで締付けることによって品質
管理も適確にでき、取扱いが容易で省力化、合理化が実
現する。
従来のように溶接やボルト接合によるものに比べ、危険
性がなく一定の締付トルクで締付けることによって品質
管理も適確にでき、取扱いが容易で省力化、合理化が実
現する。
又特に解体時は鋼材端末の材料ロスもなく、かつ鋼材に
対する断面欠損の心配もない等、経済的である。
対する断面欠損の心配もない等、経済的である。
それに上記構造によって直交面内にある直交鋼材A、
Bのフランジ端面同志が上記両端開口溝の連通部で互に
接触状態に挟持され、一方の直交鋼材Bの重量を他方の
鋼材Aで直接支持した状態において両直交材A、 Bを
強力に挟持固定することができ、しかも広範囲の用途に
利用できる等、実用上極めて有益である。
Bのフランジ端面同志が上記両端開口溝の連通部で互に
接触状態に挟持され、一方の直交鋼材Bの重量を他方の
鋼材Aで直接支持した状態において両直交材A、 Bを
強力に挟持固定することができ、しかも広範囲の用途に
利用できる等、実用上極めて有益である。
第1図は本考案接合金具の斜視図、第2図は同上正面図
、第3図は同上の中央一部縦断面図、第4図は本考案接
合金具に使用する締付ボルトの一例による一部断面図、
第5図、第6図は本考案接合金具による使用状態図であ
る。 1・・・・・・主体、2a、2a・・・・・・溝形片、
3a、3a、4a、4a・・・・・・一対の雌ねじ部、
5a、5a、 6a、 6a・・・・・・一対の締
付ボルト。
、第3図は同上の中央一部縦断面図、第4図は本考案接
合金具に使用する締付ボルトの一例による一部断面図、
第5図、第6図は本考案接合金具による使用状態図であ
る。 1・・・・・・主体、2a、2a・・・・・・溝形片、
3a、3a、4a、4a・・・・・・一対の雌ねじ部、
5a、5a、 6a、 6a・・・・・・一対の締
付ボルト。
Claims (1)
- 1組の両端開口溝を互に反対向きに配置し両溝を互に直
交連通させた1組の溝形片の一方の外側両面に他方の外
側両面を突出させて一体的に構成した主体の各溝形片に
は同一軸線上に対向すべく一対の雌ねじ部を設け、この
各雌ねじ部に締付ボルトを螺合してなり、かつ各雌ねじ
部がそれぞれ上記溝形片の溝底部に形威されてなる仮設
構造物の接合金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8539280U JPS602328Y2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | 仮設構造物の接合金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8539280U JPS602328Y2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | 仮設構造物の接合金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS578914U JPS578914U (ja) | 1982-01-18 |
JPS602328Y2 true JPS602328Y2 (ja) | 1985-01-23 |
Family
ID=29447644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8539280U Expired JPS602328Y2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | 仮設構造物の接合金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602328Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6699609B2 (ja) * | 2017-03-22 | 2020-05-27 | フジテック株式会社 | 乗客コンベアのリニューアル工法に用いられる門型揚重装置 |
-
1980
- 1980-06-18 JP JP8539280U patent/JPS602328Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS578914U (ja) | 1982-01-18 |
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