JPS60231820A - 炭化珪素繊維の製造法 - Google Patents
炭化珪素繊維の製造法Info
- Publication number
- JPS60231820A JPS60231820A JP8500584A JP8500584A JPS60231820A JP S60231820 A JPS60231820 A JP S60231820A JP 8500584 A JP8500584 A JP 8500584A JP 8500584 A JP8500584 A JP 8500584A JP S60231820 A JPS60231820 A JP S60231820A
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- JP
- Japan
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- sio
- furnace
- silicon carbide
- fiber
- silicon
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B35/00—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
- C04B35/515—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics
- C04B35/56—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on carbides or oxycarbides
- C04B35/565—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on carbides or oxycarbides based on silicon carbide
- C04B35/573—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on carbides or oxycarbides based on silicon carbide obtained by reaction sintering or recrystallisation
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は炭化珪素繊維の製造法及び該炭化珪素線維から
なる成形体の製造法に関する。
なる成形体の製造法に関する。
従来炭化珪素繊維を製造するには例えば直径数7tmの
タングステンの心線の周囲に炭化珪素を蒸着させるか、
または有機珪素化合物の重合工程を経てポリカルボシラ
ン(−(−Si −5−?)l In 繊維を製造し、さらに熱処理して炭化珪素繊維とする方
法が用いられているが、前者の方法は心線により反応炉
が受ける荷重が妨げとなって大量に処理することができ
ず、後者の方法では原料にジメチルクロロシランを用い
るので残留塩素により製品が汚染され、発生塩素ガスに
より、反応炉が腐食するという周題がある。
タングステンの心線の周囲に炭化珪素を蒸着させるか、
または有機珪素化合物の重合工程を経てポリカルボシラ
ン(−(−Si −5−?)l In 繊維を製造し、さらに熱処理して炭化珪素繊維とする方
法が用いられているが、前者の方法は心線により反応炉
が受ける荷重が妨げとなって大量に処理することができ
ず、後者の方法では原料にジメチルクロロシランを用い
るので残留塩素により製品が汚染され、発生塩素ガスに
より、反応炉が腐食するという周題がある。
本発明は上記の問題を解決し、複合材料用としての炭化
珪素繊維製造法の提供を目的とするものである。
珪素繊維製造法の提供を目的とするものである。
本発明者は出発原料に炭素繊維を用いて一酸化珪素(S
in)と加熱、反応させれば連続繊維の形を維持したま
覧珪素化し得ることに想到し本発明を完成した。
in)と加熱、反応させれば連続繊維の形を維持したま
覧珪素化し得ることに想到し本発明を完成した。
すなわち本発明の炭化珪素繊維の製造法は、加熱炉中で
減圧下に酸化珪素(SiO□または5in)を加熱して
一酸化珪素を発生せしめ、反応炉に導いて炭素繊維と減
圧下で反応させて生成した炭化珪素/−酸化珪素複合体
をさらに加熱するこを特徴とするものである。
減圧下に酸化珪素(SiO□または5in)を加熱して
一酸化珪素を発生せしめ、反応炉に導いて炭素繊維と減
圧下で反応させて生成した炭化珪素/−酸化珪素複合体
をさらに加熱するこを特徴とするものである。
本発明方法における炭素と一酸化珪素(SiO)反応は
炭素表面にSiOが吸着し、吸着したSiOの一部が炭
素と反応してSiC/SiO複合体を生成し、さらに反
応が進んで下記の式により純−なSiCとなる。
炭素表面にSiOが吸着し、吸着したSiOの一部が炭
素と反応してSiC/SiO複合体を生成し、さらに反
応が進んで下記の式により純−なSiCとなる。
c+sio → SiC+ 0
従って上記の反応は還元雰囲気下においてより早く進行
するが、特に還元雰囲気を用いなくても1500℃以上
の温度があれば進行する。但し、SiOを炭素に吸着さ
せるためにはSiO発生源との間に温度勾配をもたせる
ため加熱炉よりは低く抑える必要がある。また、加熱炉
は1O−5パスカル程度に減圧する必要があり、従って
反応炉はさらに減圧しておかないとSiOが流れない。
するが、特に還元雰囲気を用いなくても1500℃以上
の温度があれば進行する。但し、SiOを炭素に吸着さ
せるためにはSiO発生源との間に温度勾配をもたせる
ため加熱炉よりは低く抑える必要がある。また、加熱炉
は1O−5パスカル程度に減圧する必要があり、従って
反応炉はさらに減圧しておかないとSiOが流れない。
またL記の反応式によっても、反応の進行に有利である
。
。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
実施例1
第1図は炭化珪素繊維の製造工程を示し、lは原料加熱
炉、2は反応炉、3は還元炉を表わす。各々の炉、1,
2.3の壁には夫々ヒータ4.5.6が組込まれ、加熱
炉1、反応炉2の減圧調整のため、バルブ7.8.9が
設けられて、ある。さらに之等の装置全体が一つの真空
系内に置かれ、外部からの空気が入らないようにしであ
る。
炉、2は反応炉、3は還元炉を表わす。各々の炉、1,
2.3の壁には夫々ヒータ4.5.6が組込まれ、加熱
炉1、反応炉2の減圧調整のため、バルブ7.8.9が
設けられて、ある。さらに之等の装置全体が一つの真空
系内に置かれ、外部からの空気が入らないようにしであ
る。
バルブ7を閉じバルブ8.9を開きバルブ9に連なる真
空ポンプにより吸引しつつ原料加熱炉lをヒータ4にて
500℃以上―加熱すると炉内に置かれた酸化珪素(S
i02または5in) 10から一酸化珪素(Sin)
のガスが発生し反応炉−2に流れ込む0反応炉2はヒー
タ5により 800℃以上に加熱され、炭素繊維の束1
1が矢印の方向に送られている。そこで各繊維の表面に
上記のSiOが吸着し、吸着したSiOの一部が炭素と
反応してSiC/SiO複合体を形成する。この際原料
加熱炉lと反応炉2との間には温度勾配があるためSi
Oが炭素繊維11の表面に集中し反応炉2の外に逃げる
ことができない。
空ポンプにより吸引しつつ原料加熱炉lをヒータ4にて
500℃以上―加熱すると炉内に置かれた酸化珪素(S
i02または5in) 10から一酸化珪素(Sin)
のガスが発生し反応炉−2に流れ込む0反応炉2はヒー
タ5により 800℃以上に加熱され、炭素繊維の束1
1が矢印の方向に送られている。そこで各繊維の表面に
上記のSiOが吸着し、吸着したSiOの一部が炭素と
反応してSiC/SiO複合体を形成する。この際原料
加熱炉lと反応炉2との間には温度勾配があるためSi
Oが炭素繊維11の表面に集中し反応炉2の外に逃げる
ことができない。
SiC/SiO複合体はヒータ6により1200ないし
1300℃に加熱された還元炉3に進み、残りのSiO
が炭素と反応して全体が単一の炭化珪素繊維となる。C
とSiOとは加熱下でSiCを生成するので特別な還元
雰囲気を必要としない。
1300℃に加熱された還元炉3に進み、残りのSiO
が炭素と反応して全体が単一の炭化珪素繊維となる。C
とSiOとは加熱下でSiCを生成するので特別な還元
雰囲気を必要としない。
実施例2
第2図は炭化珪素繊維成形体の製造工程を表わし、12
は原料加熱炉、13は反応炉を表わす。
は原料加熱炉、13は反応炉を表わす。
反応炉13は上方が開放される形状にしてあり、炭素繊
維成形体14を入れた後、蓋15で気密を保っである。
維成形体14を入れた後、蓋15で気密を保っである。
バルブ16を閉じバルブ17.18を開き、バルブ18
に連なる真空ポンプにより吸引しつ一ヒータ18により
原料加熱炉12を500℃以上に加熱すると、炉内に置
かれた酸化珪素(SiO) 21から一酸化珪素(Si
n)が発生しヒータ20により 800ないし1300
℃に加熱された反応炉13に導かれ炭素繊維成形体14
と反応して15分後には炭化珪素繊維成形体となる。し
かも上記成形体にはなおSiOが残留しているので、バ
ルブ17を閉じてさらに30分間加熱すると、炭素と残
留SiOとの反応が進んで高純度の炭化珪素繊維成形体
となる。〔発明の効果〕 上記の如く本発明方法は出発原料が炭素繊維であるので
重合プロセス等の中間工程を経ることなく直接かつ連続
的に純粋な炭化珪素繊維を連続繊維として得ることがで
きる。また出発原料にハロゲン化合物を使用してないの
で残留ハロゲンによる汚染がなく熱処理炉の耐久性をも
高める。
に連なる真空ポンプにより吸引しつ一ヒータ18により
原料加熱炉12を500℃以上に加熱すると、炉内に置
かれた酸化珪素(SiO) 21から一酸化珪素(Si
n)が発生しヒータ20により 800ないし1300
℃に加熱された反応炉13に導かれ炭素繊維成形体14
と反応して15分後には炭化珪素繊維成形体となる。し
かも上記成形体にはなおSiOが残留しているので、バ
ルブ17を閉じてさらに30分間加熱すると、炭素と残
留SiOとの反応が進んで高純度の炭化珪素繊維成形体
となる。〔発明の効果〕 上記の如く本発明方法は出発原料が炭素繊維であるので
重合プロセス等の中間工程を経ることなく直接かつ連続
的に純粋な炭化珪素繊維を連続繊維として得ることがで
きる。また出発原料にハロゲン化合物を使用してないの
で残留ハロゲンによる汚染がなく熱処理炉の耐久性をも
高める。
さらに炭化珪素繊維を成形体の状態で得られるので、そ
のま−樹脂、金属、セラミック等の強化材料として使用
し複雑な形状を有している耐熱性の高い成形部品が得ら
れる。
のま−樹脂、金属、セラミック等の強化材料として使用
し複雑な形状を有している耐熱性の高い成形部品が得ら
れる。
第1図は実施例1の工程断面図を表わし、第2図は実施
例2の工程断面図を表わす。 図中、 ■・・・原料加熱炉 2・・・反応炉 3・・・還元炉 4,5.6・・・ヒータ7.8.9・
・・バルブ lO・・・酸化珪素11・・・炭素繊維の
束 12・・・原料加熱炉13・・・反応炉 14・・
・炭素繊維成形体15・・・M ’ 18.17.18
・・・バルブ113.20・・・ヒータ 21・・・酸
化珪素特許出願人 トヨタ自動車株式会社 (ほか1名) 牙1図 牙2図 5
例2の工程断面図を表わす。 図中、 ■・・・原料加熱炉 2・・・反応炉 3・・・還元炉 4,5.6・・・ヒータ7.8.9・
・・バルブ lO・・・酸化珪素11・・・炭素繊維の
束 12・・・原料加熱炉13・・・反応炉 14・・
・炭素繊維成形体15・・・M ’ 18.17.18
・・・バルブ113.20・・・ヒータ 21・・・酸
化珪素特許出願人 トヨタ自動車株式会社 (ほか1名) 牙1図 牙2図 5
Claims (1)
- (1)加熱炉中で減圧下に酸化珪素(SiOおよび5i
02)を加熱して一酸化珪素(Sin)ガスを発生せし
め、反応炉に導いて炭素繊維と減圧下で反応させて生成
した炭化珪素/−酸化珪素複合体をさらに加熱すること
を特徴とする炭化珪素繊維の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8500584A JPS60231820A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 炭化珪素繊維の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8500584A JPS60231820A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 炭化珪素繊維の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60231820A true JPS60231820A (ja) | 1985-11-18 |
Family
ID=13846611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8500584A Pending JPS60231820A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 炭化珪素繊維の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60231820A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04300327A (ja) * | 1991-03-22 | 1992-10-23 | Ibiden Co Ltd | 複合炭素繊維及びc/c複合体 |
EP0603888A2 (en) * | 1992-12-25 | 1994-06-29 | New Oji Paper Co., Ltd. | Method of producing silicon carbide fibers |
EP0677496A2 (en) * | 1994-04-12 | 1995-10-18 | New Oji Paper Co., Ltd. | Process for producing silicon carbide material |
KR100400393B1 (ko) * | 2001-07-25 | 2003-10-01 | 이재춘 | 전기적으로 자기발열기능을 갖는 실리콘 금속 담지 다공성탄화규소섬유 소재 및 그 제조방법 |
CN109957859A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-07-02 | 武汉工程大学 | 一种碳化硅纤维及其制备方法 |
KR20240022269A (ko) | 2022-08-11 | 2024-02-20 | 한국세라믹기술원 | 탄소 섬유 매트 기반 버너 미디어 |
-
1984
- 1984-04-26 JP JP8500584A patent/JPS60231820A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04300327A (ja) * | 1991-03-22 | 1992-10-23 | Ibiden Co Ltd | 複合炭素繊維及びc/c複合体 |
EP0603888A2 (en) * | 1992-12-25 | 1994-06-29 | New Oji Paper Co., Ltd. | Method of producing silicon carbide fibers |
EP0603888A3 (en) * | 1992-12-25 | 1995-01-18 | New Oji Paper Co Ltd | Method for manufacturing silicon carbide fibers. |
EP0677496A2 (en) * | 1994-04-12 | 1995-10-18 | New Oji Paper Co., Ltd. | Process for producing silicon carbide material |
KR100400393B1 (ko) * | 2001-07-25 | 2003-10-01 | 이재춘 | 전기적으로 자기발열기능을 갖는 실리콘 금속 담지 다공성탄화규소섬유 소재 및 그 제조방법 |
CN109957859A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-07-02 | 武汉工程大学 | 一种碳化硅纤维及其制备方法 |
CN109957859B (zh) * | 2019-03-21 | 2021-07-13 | 武汉工程大学 | 一种碳化硅纤维及其制备方法 |
KR20240022269A (ko) | 2022-08-11 | 2024-02-20 | 한국세라믹기술원 | 탄소 섬유 매트 기반 버너 미디어 |
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