JPS6023167Y2 - 感熱式記録ヘツド - Google Patents

感熱式記録ヘツド

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Publication number
JPS6023167Y2
JPS6023167Y2 JP12394280U JP12394280U JPS6023167Y2 JP S6023167 Y2 JPS6023167 Y2 JP S6023167Y2 JP 12394280 U JP12394280 U JP 12394280U JP 12394280 U JP12394280 U JP 12394280U JP S6023167 Y2 JPS6023167 Y2 JP S6023167Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat generating
recording head
thermal recording
heat
winding
Prior art date
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Expired
Application number
JP12394280U
Other languages
English (en)
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JPS5744753U (ja
Inventor
昭一 村本
信義 田中
Original Assignee
ソニー株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP12394280U priority Critical patent/JPS6023167Y2/ja
Publication of JPS5744753U publication Critical patent/JPS5744753U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は感熱式のプリンタ、ファクシミリ等に用いられ
る感熱式記録ヘッドに関する。
この種記録ヘッドとしては、従来薄膜型、厚膜型、半導
体型等が提案されている。
しかしながら薄膜型記録ヘッドでは、大きなヘッドが作
りにくいとか製造技術が比較的離しいとかコスト高にな
るとかの欠点があり、又厚膜型の記録ヘッドにおいては
、熱レスポンスが遅いとか、微細パターンが作りにくい
とか、加熱抵抗体のばらつきが大きくなるなどの欠点が
ある。
又半導体型記録ヘッドにおいても、大きな記録ヘッドが
作りにくいとか、コスト高になるとか熱効率が悪いとか
熱畜積がしにくいなどの欠点を有する。
本考案においは、上述した諸欠点を回避することのでき
る感熱式記録ヘッドを提供するものである。
すなわち本考案においては、ニクロム線等の抵抗線にお
いて、直径20〜30μm程度の細線が均一に、すなわ
ち抵抗のばらつきを殆んど生じさせることなく均一の径
に高い精度をもって作られていること、更にこれらを高
精度の等ピッチをもって巻回し得ることに着目してこの
抵抗細線をコイル状に巻回し、その一部より発熱部を形
成してこれらを感熱式記録ヘッドとする。
第1図及び第2図を参照して本考案の一例を説明するに
、図において1は本考案による感熱式記録ヘッドを全体
として示腰Sはこれによって記録がなされる感熱記録紙
を示す。
本考案においては、耐熱性のセラミック、ガラス等より
なる柱状若しくは円筒状の絶縁性芯体、第1図及び第2
図に示す例においては円柱状の芯体2を設け、これの上
に例えば直径30μmの抵抗線をコイル状に複数巻回し
て巻線体3を構成する。
この巻線体3の各巻線線素11,1□、13・・・・・
・1nは、夫々一定間隔を保持して巻回するようになさ
れ芯体2の局面において芯体2の軸心方向に沿う一直線
上に相当する部分においてこの抵抗線よりの一部からな
る発熱部h1. h2. h3・・・・・・hnを夫々
形成する。
各巻線線素1□、1゜、13・・・・・・1nの発熱部
h□、h2.h3・・・・・・hn以外の部分において
は、良電気伝導性の被覆4を施して、ここにおいては、
殆んど発熱が生ずることなく給電通路となるようにする
そしてこれら給電通路の各発熱部h□、h2゜h3・・
・・・・hnを挾んで、各両端の、線素1.、12.1
3・・・・・・Inの例えば発熱部h1.h2.h3・
・・・・・hnが配列する側とは反対側から端子t1.
t2・・・・・・TnHを導出する。
このような構成の等他回路は、第3図に示すように複数
の抵抗発熱部h1.h2.h3・・・・・・hnが直列
に接続され、その各発熱部h□9 h2v h3v・・
・・・・hnの両端から隣合う発熱部h(hl、h2.
h3・・・・・・h。
)間においては共通の端子として、夫々給電端子t1.
t2.t3・・・・・・t、+1が導出された構成とな
る。
従って選ばれた隣り合う端子t (’t* t2? ’
3・・・・・・tn+1)間に給電を行なえば選ばれた
発熱部りにおいてのみそ発熱を行なうことができるので
、各発熱部りの配列線上にそれと交わる方向に、第2図
に矢印aで示すように、相対的に記録紙Sを走行させれ
ば、これに順次その発熱による感熱式記録を行なうこと
ができる。
尚、発熱部においてその熱の放散を回避するために必要
に応じて第2図に示すように、発熱部り下における絶縁
性芯体2に溝2aを形成することができる。
更に、成る場合は、このi2a内に、等に熱伝導度の低
い物質を充填することもできる。
又、使用時の各発熱部りの温度上昇によって巻線体3が
その熱膨張によって伸長して隣接する発熱部と接触する
或いは揺動すること防ぐために必要に応じて各巻線素体
間、或いは発熱部り以外の部分に、巻線素体の移動の生
じないように耐熱性絶縁材を被着するとか芯体2の周面
にあらかじめ位置規制の溝を形威しおくことができる。
さらに本考案による感熱式記録ヘッド1についての実施
例を詳細に説明するに、巻線体3を構成する線材として
は、耐熱性を有する抵抗線列えばニクロム■(80重量
%Ni −20重量%Crの合金)或いはクロメルA
(8唾量%Ni −20重量%Crの合金)或いかクロ
メルC(64重量%Ni−11重量%Cr −25重量
%Feの合金)の表面に導電率の高い金属膜、例えばC
u、 Au、 A1等を蒸着、メッキ等で被着した導電
被覆を有する抵抗線を用い得る。
一方、第5図及び第6図に示すように例えば断面長方形
の耐熱性の絶縁性芯体2例えば、セラミック基体の一端
面2b上に耐熱性、且つ熱伝導度の低いガラス5を被着
する。
そしてこのガラス5を有する芯体2の周面に前述した電
気伝導度の高い被覆4の施された抵抗線材をコイル状に
所要のピッチをもって巻回して巻線体3を構成する。
そして、この巻線体3上に、芯体3の相対向する両側面
上において耐熱絶縁性のガラスセラミック材料、例えば
釉薬等の保護被覆6を施す。
そして、巻線体3の芯体2の端面2b上にガラス5を介
して巻装された部分の良電気伝導性の被覆4を例えばエ
ツチングによって除去して、内部の抵抗線を露呈し、こ
こに発熱部りを構成する。
尚、この発熱部りを部分には耐摩耗性を向上するために
、発熱部りの配列部にガラス等の保護膜7を被覆し、こ
の保護膜7の表面と同一面に各発熱部りの先端面が臨む
ようになし得る。
そして巻線体3の各線素1 (1,、1゜、13・・
・・・・1.)の発熱部りとは反対側の部分に夫々外部
リード線を溶接して端子t□、t2.t3・・・・・・
tn+1)の導出を行なう。
尚巻線体3を等ピッチをもって巻回する方法としては例
えば前述したように、芯体2に予め所要のピッチの溝を
形威しおくこともできるし、或いは各巻線線素間を等ピ
ッチとなすために抵抗線とともに所要の径を有するピッ
チ保持の線素を並置巻装し、これを後に除去するなどの
方法をとり得る。
尚上述した例においては、発熱部り以外に両電気伝導性
の被覆を施すようにして給電部を構成するようにした場
合であるが、ある場合は巻線体3の発熱部りの径と他部
の径とをエツチング等の手法によって異ならしめるよう
にして局部的に発熱部りを構成するようにすることもで
きる。
上述の本考案による感熱式記録ヘッド1によれば、各発
熱部りを1rIrIrLあたり用数個配列する構成のも
のが得られ高解像度の感熱記録を行なうことができる。
上述したように本考案による感熱式記録ヘッドによれば
、各発熱部りすなわち記録点は均一の太さの抵抗体によ
って構成することができ、またそのコイル巻回が高精度
をもって細ピッチをもって形威し得るので量産的にしか
もばらつきがなく高解像度の熱効率にすぐれた記録ヘッ
ドを得ることができ、感熱式記録に用いてその利益は大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による感熱式記録ヘッドの一例の側面図
、第2図はその側面図、第3図はその等価回路図、第4
図は他の例の横断面図、第5図はその縦断面図である。 Sは感熱式記録紙、1は本考案による感熱式記録ヘッド
、2はその耐熱性絶縁芯体、3は巻線体、hは発熱部、
tは端子である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁性芯体上に一定間隔を保持して抵抗線の巻線体が巻
    装され、該巻線体の各線素の、上記芯体の軸芯に沿う一
    直線上において夫々発熱部が構成され、該会見熱部を有
    する線素の上記発熱部以外の部分から端子導出がなされ
    た感熱式記録ヘッド。
JP12394280U 1980-08-29 1980-08-29 感熱式記録ヘツド Expired JPS6023167Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12394280U JPS6023167Y2 (ja) 1980-08-29 1980-08-29 感熱式記録ヘツド

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JP12394280U JPS6023167Y2 (ja) 1980-08-29 1980-08-29 感熱式記録ヘツド

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Publication Number Publication Date
JPS5744753U JPS5744753U (ja) 1982-03-11
JPS6023167Y2 true JPS6023167Y2 (ja) 1985-07-10

Family

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JP12394280U Expired JPS6023167Y2 (ja) 1980-08-29 1980-08-29 感熱式記録ヘツド

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