JPS6022809B2 - 有極電磁石装置 - Google Patents

有極電磁石装置

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Publication number
JPS6022809B2
JPS6022809B2 JP52155986A JP15598677A JPS6022809B2 JP S6022809 B2 JPS6022809 B2 JP S6022809B2 JP 52155986 A JP52155986 A JP 52155986A JP 15598677 A JP15598677 A JP 15598677A JP S6022809 B2 JPS6022809 B2 JP S6022809B2
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JP
Japan
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magnetic
permanent magnet
electromagnet device
pole
coil
Prior art date
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Expired
Application number
JP52155986A
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JPS5487858A (en
Inventor
俊一 阿潟浜
嘉秀 板東
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は有極電磁石菱直に関する。
従来の有極電磁石装置には第3図に示されるようなもの
が知られている(袴関昭50−95761)。
この図でコイル21がU字形の固定鉄心22に巻かれて
おり、この鉄心22の両端をかけわたすように、両端部
にN極が、中央部にS極がそれぞれ着磁された永久磁石
23が配遣される。この氷久磁石23の中央部および両
端部には固定鉄片24,25,26が固定され、この上
に逆へ字形の可動鉄片27が中央部を支点としてシーソ
ー運動するよう配置される。そして、コイル21に通電
すると固定鉄心22のそれぞれの端部がN極とS極とに
磁化され、その磁化方向はコイル21の通電方向によっ
てさまるので、通電方向によって永久磁石のいずれか一
方のN極が強められ他方のN極が弱められるという関係
にある。そこで、通電方向によって可動鉄片27を固定
鉄片24,26の一方に磁引することができ、鉄片24
,26の一方に吸着した後は通電を断ってもその状態を
保つ。したがって、所謂ラッチングタィブの動作を行な
うわけである。ところがこの有極電磁石装置では、磁石
23として、両端部にN極が、中央部にS極がそれぞれ
着磁された特殊な永久磁石が必要なこと、および、ラツ
チングタィプとしてしか構成できず、所謂シングルステ
ーブルタイプは実現不可能であること、という欠点があ
る。
この発明は、特殊な永久磁石が不要で、且つシングルス
テーブルでもラッチングタィプでも実現可能で、しかも
これら両タイプ製造する際に部品や金型を共通化できる
有極電磁石装置を提供することを目的とする。
以下、この発明の実施例について説明する。
第1図はこの発明をシングルステーブルタイプの有極電
磁石装置に適用した第1の実施例を示している。シング
ルステーブルタイプの有極電磁石装置は通常時には可動
部が一方に偏奇され、コイルの特定方向の通電時のみに
他方に駆動されるものである。第1図において、固定鉄
心12は軟貿磁性体から成り、一直線に延びる基部12
1およびこの基部121と直角方向に並行する3本の指
部122〜124から構成されて全体としてB字形をし
ている。指部122,124の端面122a,124a
および同様な指部123の端面(図では隠れている)は
指部122〜124の延出方向とほぼ直角となっている
。コイル11a,11bは直列接続され、基部121に
巻回されている。
永久磁石13は長方形の板状に形成され、両端にN極、
S極がそれぞれ設けられている。
可動鉄片15は軟質磁性体から成り、この永久磁石13
と同一な形状をしている。二点鎖線で示す非磁性体の合
成樹脂部材16は、永久磁石13および可動鉄片15を
一体に固定し、一点鎖線を中心としてシーソーのように
揺動させるものである。この合成樹脂部村16は例えば
永久磁石13および可動鉄片15の一部を含んで樹脂成
型すればよい。永久磁石13のS極は指部122の端面
122aと対面し、N極は指部123の端面と対面(一
部接触)している。可動鉄片15の一端は指部124の
端面124aと対面し、他端は指部123の端面と対面
(一部接触)している。このような構成でまずコイル1
1a,11bを通電しないときには永久磁石13のS極
、N極が自らの磁力で指部122,123の端面に吸着
される。
つぎに、コイル11a,11bを矢印方向に通電すると
指部122,124にS極、指部123にN極がそれぞ
れ形成される。その結果、永久磁石13が指部122,
123の端面から排斥され、可動鉄片15が指部123
,124の端面に吸着される。さらにこの通電を停止す
ると固定鉄心12および可動鉄片15が軟質磁性体であ
るから残留磁化がなくなり、再び永久磁石13が自ら磁
力によって指部122,123の端面に吸着される。こ
のようにこの実施例では磁気回路の切れ目‘ま永久磁石
13の磁極と指部122,123の端面との間および可
動鉄片15の両端と指部123,124の端面との間に
できるワーキングギヤツプ、すなわち磁力が働くギャッ
プのみであるため、極めて磁気効率がよい。
しかも、永久磁石13の磁極および可動鉄片15の両端
は指部122〜124の上端面に吸着され、この指部1
22〜124の上端面には側面などに比してコイル1
1a,11bにより形成される磁束が最もよく集中する
ため漏洩磁束が少なく一層磁気効率が向上する。なお、
指部123の端面と永久磁石13のN極または可動鉄片
15の一端とは常に一部で接触するようにもできる。第
2図はこの発明をラッチングタィプの有極電磁石装置に
適用した第2の実施例を示している。
ラッチングタィプの有極電磁石装置はコイルを所定方向
に通電すると可動部がそれに応じた状態に駆動され、そ
ののち通電を停止してもその状態や保持されるものであ
る。第2図において第1図と異なる点は可動鉄片15の
かわりに永久磁石14を用い、さらにコイル11a,1
1bを個々に分離し、一方をセット用、他方をリセット
用としている点である。永久磁石14は永久磁石13と
同一形状で、指部123,124のそれぞれの端面にS
極、N極を対面させている。他の構成は第1図と同様で
ある。第2図においてはまずコイル11aを矢印方向に
通電して指部122の端面122aにN極を形成する。
そうすると永久磁石13のS極がこの端面122aに吸
着される。この通電を停止したのちもこの状態が永久磁
石13の磁力によって保持される。つぎにコイル11b
を矢印方向に通電して指部122の端面124aにN極
を形成する。
そうすると今度は永久磁石14のS極がこの端面124
aに吸着される。この通電を停止したのちもこの状態が
永久磁石14の磁力によって保持される。このように、
この実施例によればラッチングタィプの有極電磁石が実
現できる。しかも、その構成は第1図に示したシングル
ステーブルタイプのものとほぼ同一で単に可動鉄片15
のかわりに永久磁石14を用い、コイル11a,11b
を個々に分離している(コイル11b,11bを第1図
と同様に直列接続したままで通電の方向を変えるように
してもよい)程度の変更であり、部品や金型等の共用が
図れる。また、この実施例でも第1図と同様に磁気効率
の向上が図れることはもちろんである。以上、実施例に
ついて説明したように、この発明によれば、特殊な永久
磁石は必要なく、しかもE字形鉄心の指部の最も磁束の
集中する端面に可動磁性体部材を吸着するようにしてい
るので磁気効率が極めて良好であり、かつバランスアマ
チュアタイプであるため耐振動‘性、耐衝撃性に優れ、
またシングルステーブルタイプとラツチングタイプとの
間で部品、金型の共用が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の第1、第2の実施例を
それぞれ示す斜視図、第3図は従来例の斜視図である。 11a,11b,21…コイル、12,22…固定鉄心
、13,14,23・・・永久磁石、15,27・・・
可動鉄片。多ヱ函 多2図 多a図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ほぼ一直線に延びる基部および前記基部と直角な方
    向に並行する3本の指部から成る磁性体のE字形鉄心と
    、前記鉄心の所定箇所に巻回されるコイルと、非磁性体
    部材で所定間隔を置いて一体化される2つの磁性体部材
    とを有し、さらに前記指部の端面を指部の延出方向に対
    して直角に形成し、前記2つの磁性体部材が前記指部の
    隣り合う端面間をそれぞれ橋わたす構成とし、前記コイ
    ルの通電に応じて前記磁性体部材および非磁性体部材が
    一体に前記鉄心に対して相対的にシーソーのように駆動
    されることを特徴とする有極電磁石装置。 2 前記2つの磁性体部材のうち一方の永久磁石とし、
    かつ他方を軟質磁性体で形成し、シングルステーブル動
    作を行わせるようにした特許請求の範囲第1項記載の有
    極電磁石装置。 3 前記2つの磁性体部材を永久磁石とし、ラツチング
    動作を行わせるようにした特許請求の範囲第1項記載の
    有極電磁石装置。
JP52155986A 1977-12-23 1977-12-23 有極電磁石装置 Expired JPS6022809B2 (ja)

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JP52155986A JPS6022809B2 (ja) 1977-12-23 1977-12-23 有極電磁石装置

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JPS5487858A JPS5487858A (en) 1979-07-12
JPS6022809B2 true JPS6022809B2 (ja) 1985-06-04

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