JPS60226985A - スライデイングドア - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、矩形ドアパネルがスライド走行されるスライ
ディングドアに関するものである。

〔背景技術〕

従来から、第１図、第２図に示す如く、矩形ドアパネル
１の両側縁部の上端にランナー２を設け、両ランナー２
を上方のレール３に各々スライド自在に係止し、一方の
ランナー２のみが出入される切欠部４をレール３に設け
て、他方のランナー２が設けられる側縁部を中心に矩形
ドアパネル１が回動されるようになしたスライディング
ドアは知られている。しかしながら、該従来例において
は、矩形ドアパネル１がその上端に設けられる両ランナ
ー２によって吊下支持されるものであるため、矩形ドア
パネル１が回動される場合に、一方のランナー２を出入
させるための切欠部４をレール３に設ける必要があり、
しかも、矩形ドアパネル１が回動される際に、その回動
中心となる側縁部が、上端のランナー２によってのみし
か軸支されないため、振れ動き易く、スムーズに回動さ
れ難いものであった。

〔発明の目的〕

本発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたもので、す
なわち、その目的は、従来のように、レールに切欠部を
設ける必要がなり、シかも、矩形ドアパネルが回動され
る際に、その回動中心となる側縁部が振れ動き難く、ス
ムーズに回動され易いスライディングドアを提供するに
ある。

〔発明の開示〕

以下２本発明を図面に基づいて説明する。

第３図、第４図に示すスライディングドアは。

本発明の一実施例で、矩形ドアパネル１の一方の側縁部
の上下両端にランナー２を設け１両ランナー２を上下の
レール３に各々スライド自在に係止して、同矩形ドアパ
ネル１を、前記上下にランナー２が設けられる側縁部を
中心に回動され得るように吊下保持せしめ、前記下方の
ランナー２が下方のレール３に着脱自在に枢支固定され
るようになしたものである。下方のランナー２は、バネ
体５によって上方へ弾発付勢されており、カム体６によ
って押し下げられて、下方のレール３の底部に設けられ
る柔軟弾性材７に当止されて枢支固定されるものである
。又、上方のランナー２にも。

前記下方のランナー２と同時に連動して操作されて、上
方のレール３の底部に形成される貫通孔８に着脱自在に
枢支係合される枢支ピン９が設けられている。すなわち
１把手体１０を回動して第５図に示す如くカム体６を垂
直状態にしてやれば、第４図に示す如く、下方のランナ
ー２が下方のレール３の底部に枢支固定され、上方のラ
ンナー２より突設される枢支ピン９が上方のレール３の
貫通孔８に枢支係合されるものであり、又１把手体１０
を回動して第６図に示す如くカム体６を水平状態にして
やれば、第７図に示す如く、下方のランナー２及び上方
のランナー２より突設される枢支ピン９の枢支状態が解
除されるものである。矩形ドアパネル１の他方の側縁部
の上下両端には、第８図、第９図に示す如く、前記下方
のランナー２゜上方のランナー２より突設される枢支ピ
ン９．と同様に上下動操作されるガイドピン１１が突設
されており、該両ガイドビン１１は、上下のレール３に
着脱され２着状態ではスライド自在に係合されるもので
ある。又、下方のガイドピン１１には戸車１２が設けら
れており、該戸車１２は、下方のレール３の上面に着脱
され２着状態ではスライド自在に当止されるものであり
、該戸車１２と上方のランナー２によって、矩形ドアパ
ネル１がスライド走行される際にその荷重が対角位置に
おいて支持されるものである。又、上方のガイドピン１
１の近傍にはランチ体重３が弾発突設されており、該ラ
ッチ体１３は、上方のレール３にその弾性に抗して着脱
され。

着状態ではスライド自在に弾接係合されるものである。

したが９て、該実施例においては、第７図、第８図、第
１０図に示す如く、下方のランナー２及び上方のランナ
ー２より突設される枢支ピン９の枢支状態が解除され、
上下のガイドピン１１が上下のレール３にスライド自在
に係合され、ラッチ体１３が上方のレール３にスライド
自在に弾接係合された状態で、矩形ドアパネル１はスム
ーズにスライド走行されるものであり、その際、矩形ド
アパネル１の荷重が、矩形ドアパネル１０対角位置にあ
る上方のランナー２と下方の戸車１２によって分割して
支持されるため、上方のレール３を従来程に強固なもの
となす必要がなく、又、矩形ドアパネル１をスライド走
行させる際に該矩形ドアパネル１が傾いた場合でも、常
に前記ランナー２゜戸車１２が共に矩形ドアパネル１の
荷重を支持する状態にあり、矩形ドアパネル１をスライ
ド走行させ易＜、シかも、上方のランナー２が摩耗、破
損し難いものであり、又、第４図、第９図に示す如く、
下方のランナー２が下方のレール３の底部に枢支固定さ
れ、上方のランナー２より突設される枢支ピン９が上方
のレール３の貫通孔８に枢支係合され、上下のガイドピ
ン１１が上下のレール３より離脱された状態で、ランチ
体１３が上方のレール３に着脱されて、矩形ドアパネル
１は回動されるものであり、この場合２回動中心となる
矩形ドアパネル１の側縁部が、上下のランナー２によっ
て軸支されると共に、下方のランナー２がスライド移動
しないように枢支固定され、上方のランナー２も、枢支
ピン９が上方のレール３の貫通孔８に枢支係合されるこ
とによって、スライド移動しないように固定されるため
、振れ動き難＜、スムーズに回動され易いものであり、
しかも、矩形ドアパネル１が、従来のように、その上端
に設けられる両ランナー２によって吊下支持されるもの
ではないで、従来のように、レール３に切欠部４を設け
ることなく、矩形ドアパネル１を回動させることができ
たものである。又、該実施例においては、第１１図に示
す如く、並設される矩形ドアパネル１のいずれでもどち
ら側にでも回動させて開閉することができ、しかも、矩
形ドアパネル１を取付開口部のどちら側の壁部１４にで
もどちら側にでも回動させて重ね合せて納めることがで
きるものである。

なお２本発明においては、第１２図、第１３図、第１４
図に示す実施例の如く、下方のランナー２が下方のレー
ル３に着脱自在に枢支固定されるに際して、下方のラン
ナー２に上下動自在に挿通されて操作片１５によって上
下動操作される枢支ピン９が、下方のレール３の底部に
形成される貫通孔８に着脱自在に枢支係合されるもので
あっても良く。

又、矩形ドアパネル１の他方の側縁部の下端にランチ体
１３が突設され、該ラッチ体１３が、下方のレール３に
その弾性に抗して着脱され２着状態ではスライド自在に
弾接係合当止されるものであって、該ラッチ体１３と上
方のランナー２によって、矩形ドアパネルｌがスライド
走行される際にその荷重が対角位置において支持される
ものであっても良いものである。

〔発明の効果〕

上述の如く２本発明のスライディングドアにおいては、
矩形ドアパネルが、従来のように、その上端に設けられ
る両ランナーによって吊下支持されるものではないで、
従来のように、レールに切欠部を設ける必要がなく、シ
かも、矩形ドアパネルが回動される際に、その回動中心
となる側縁部が、上下のランナーによって軸支されると
共に。

下方のランナーがスライド移動しないように枢支固定さ
れるため、振れ動き難（、スムーズに回動され易いもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の従来例を示す正面図、第２図は同従来
例の動作形態を示す概略平面図、第３図は本発明一実施
例を示す正面図、第４図、第８図、第１０図は各々第３
図におけるＡ−Ａ、Ｂ−Ｂ。 Ｃ−Ｃ断面図、第５図、第６図は各々同実施例の下方の
ランナー等の操作機構を示す概略正面図。 第７図、第９図は各々第４図、第８図の部位における異
なる状態での概略断面図、第１１図は同実施例の使用形
態を示す概略平面図、第１２図は別の実施例を示す正面
図、第１３図、第１４図は各々第１２図におけるＤ−Ｄ
、Ｅ−Ｅ断面図である。 図において、１は矩形ドアパネル、２はランナー、３は
レール、４は切欠部、５はバネ体、６はカム体、７は柔
軟弾性体、８は貫通孔、９は枢支ピン、１０は把手体、
１１はガイドピン、１２は戸車。 １３はラッチ体、１４は壁部、１５は操作片である。 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士　竹　元　敏　丸 （ほか２名） 笈１０ １ｉＡ口　濠５０　笛只圏

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）矩形ドアパネルの一方の側縁部の上下両端にランナ
   ーを設け２両ランナーを上下のレールに各々スライド自
   在に係止して、同矩形ドアパネルを、前記上下にランナ
   ーが設けられる側縁部を中心に回動され得るように吊下
   保持せしめ、前記下方のランナーが下方のレールに着脱
   自在に枢支固定されるようになしたスライディングドア
   。