JPS63277390A - 家具の扉装置 - Google Patents

家具の扉装置

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JPS63277390A
JPS63277390A JP11023687A JP11023687A JPS63277390A JP S63277390 A JPS63277390 A JP S63277390A JP 11023687 A JP11023687 A JP 11023687A JP 11023687 A JP11023687 A JP 11023687A JP S63277390 A JPS63277390 A JP S63277390A
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bodies
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善行 真崎
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Murakoshi Seiko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、複数の扉体を左右1ノ向に平面的に整列させ
て家具本体の前面開口部を閉塞し上記各扉体を隣接する
扉体の前側に重合させて聞ける家具の扉装置に係り、と
くに、小型の家具に適した装置に関する。
(従来の技1iFi) 従来、洋服だんすなどでは、扉体を回動さゼて開閉させ
る構造が一般的に採られている。しかし、この構造では
、扉体な開閉動作さゼるのに大きなスペースを要する。
また、下駄箱などでは、たとえば2枚の扉体をそれぞれ
異なるレールに沿ってlF!動させて、開閉させる構造
が採られている。しかし、このM4造では、両扉体の閉
時に、これら扉体間に段差が生じるので、好まれないこ
とがある。
そこで、最近、複数の扉体を左右IJ向に平面的に整列
さけて家具本体の前面開口部を閉塞し、上記各扉体を隣
接する扉体の前側に重合さゼて開()る家具の扉装置が
用いられるようになっている。
そして、従来のこの種の家具の扉装置では、家具本体に
扉体の1部を支持する上部支持機構と、家具本体に扉体
の下部を支持する下部支持機構とが、それぞれ、家具本
体に対して扉体をftJ後句自在とするリンクあるいは
レールおよび0−ラなどからなる前後動機構と、左右動
自在とするレールおよびローラなどからなる左右動機構
とにより構成されており、扉体を前後動機構により前方
へ引き出してから、左右動機構により側方へ移動させて
開けるようにしている。しかし、上述のような構成は、
洋服だんすなどの大型の家具には適しているものの、下
駄箱などの小型の家具に用いるには、必要以上に複雑な
ものである。
(発明が解決しようとする問題点) 上述のように、従来の家具の扉装置は、上部支持機構と
下部支持機構とがそれぞれ独立的な前後動機構と左右動
i構とがらなっており、小型の家具に用いるには、必要
以上に構造が複雑である問題があった。また、扉体をた
とえば前方へ引き出してから側方へ移動させて開けるよ
うにしており、2段階の操作が必要なので、開閉操作性
が悪い問題もあった。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、扉体の上部を前後左右動自在に約束する下部支持機構
を、直線部から後方へ延びる傾斜部を有するレール溝と
、このレール溝に摺動自在に係合された係合体とで構成
することにより、構造が簡単で操作性に優れた家具の扉
装置を提供することを目的とするものである。
さらに、本発明は、上述の家具の扉装置にJ3いて、扉
体の下部を補助的に支持する上部支持機構を設けて、扉
体の支持の安定性と作動性とをより高めるとともに、上
部支持機構を構造の簡単なものどすることを目的とする
ものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 第1の発明は、複数の扉体3を左右方向に平面的に整列
させて家具本体1の前面開口部2を閉塞し、上記各扉体
3を隣接する扉体3の前側に重合さUて開ける家具の扉
装置において、上記複数の扉体3の上部をそれぞれ上記
家具本体1に前後左右動自在に釣支する上部支持I幾横
6を備え、この上部支持機構6は、上記家具本体1の天
板1aの下面側に設けられたレール溝12と、上記各扉
体3の上部にそれぞれ複数個設けられ上記レール溝12
に摺動自在に係合された係合体18とを備え、かつ、上
記レール溝12は、左右方向に延びる直線部13と、こ
の直線部13から後方へ傾斜して延び上記各扉体3の係
合体18がこのr71体3の閉時に係合される複数の傾
斜部14とからなるととらに、同じ扉体3の係合体18
が係合される傾斜部14は、平行でかつ111■方へ向
かって隣接する扉体3の方へ傾斜させたしのである。
さらに、第2の発明は、上)小の家具の扉装置において
、上記レール溝12の傾斜部14を円弧状とし、また、
上記複数の扉体3の下部をそれぞれ上記家具本体1に前
後左右動自在に支持する下部支持機構7を備え、この下
部支持(1横7は、上記家具本体1の底板1b部に軸着
された複数のアーム体33と、これらアーム体33の前
部にその軸着郡から上記傾斜部14のなす円弧の径と等
しい距fA flJすれてそれぞれ設けられた係合体3
8ど、上記各扉体3の下部に設けられ上記アーム体33
の係合体38が摺動自在に係合された左右方向に延びる
レール溝40とを備えたものである。
(作用) 第1の発明の家具の151i置では、上部支持機構6の
家具本体1側のレール溝12の所定の傾斜部14の後部
に、各扉体3の複数の係合体18をそれぞれ係合した状
態で、複数の扉体3が左右り向に平面的に整列されて家
具本体1の前面間口部2を閉塞する。そして、各扉体3
を開けるときは、この扉体3を側方へたとえば引く。そ
うすると、係合体18が傾斜部14に沿って摺動して、
扉体3が側方へ移動しつつ前方へ引き一部され、ついで
、係合体18が直線部13に至りこの直線部13に沿っ
て摺動して、扉体3が側方へ移動づる。このようにして
、扉体3が隣接する扉体3の前側に1合され、この重合
された扉体3が閉塞していた前面間口部2の一部が開放
される。一方、聞けた扉体3を閉じるとぎは、この扉体
3を逆方向へ引く。
さらに、第2の発明の家具の扉装置では、たとえば扉体
3を開ける際、上部支持機構6において係合体18が円
弧状の傾斜部14を摺動しているときは、アーム体33
が回動して、扉体3の下部が上部と同様に側方へ移動し
つつ前方へ引き出される。
ついで、係合体18が直線部13を摺動しているときは
、アーム体33の係合体38も相対的に扉体3のレール
溝40を摺動する。
(実施例) 以下、本発明の家具のFnH置の一実滴例を図面に基づ
いて説明する。
この実施例の装置は、第1図に示すように、下駄箱のよ
うな比較的小型の家具の家具本体1の前面開口部2を開
閉するために用いられるものであり、2枚の扉体3を左
右方向に平面的に整列させて上記曲面開口部2を閉塞し
、上記各扉体3を隣接する扉体3の前側に重合させて聞
けるしのである。
また、これら扉体3の前面側には、右側の扉体3におい
ては右側に位置して、一方、左側の扉体3においては左
側に位置して出没自在の摘み休4がそれぞれ設けられて
いる。
そして、上記各扉体3は、第2図に示ずように、上部に
おいて上記家具本体1の天板1aに上部支持機構6によ
りそれぞれ前後左右動自在に釣支されているとともに、
下部において上記家具本体1の底板1bに下部支持機構
7によりそれぞれ前接左右動自在に補助的に支持されで
いる。なお、上記天板1aは底板1bよりも前方へ突出
している。また、上記各扉体3の前面側の両側稜部には
(くが付けられている。
つぎに、上記上部支持)蔑横6について説明する。
第2図および第3図に示すように、」L2家具本体1の
天板1aの下面側前部にはレール部011が固定されて
おり、このレール部材11にはレール溝12が形成され
ている。このレール溝12は下方へ開口しているが、こ
の下面開口の前縁部および接縁部は、第2図のように相
対向づる方向へ突出した扱け1め用の突縁部12aがそ
れぞれ形成されている。また、上記レール溝12は、第
3図に示すように、左右方向に延びる直線部13と、こ
の直線部13の両端部および中央部の2個所から後方へ
傾斜して延びる2対の傾斜部14とからなっており、左
右対称な形状となっている。そして、上記各傾斜部14
の後端は、上記扉体3の前後方向の厚さ以上の距離でか
つ等しい距離上記直線部13から離れでいる。また、十
記各傾斜部14は、上記直線部13に滑らかに繋がる円
弧状に形成されており、左側の一対の傾斜部14および
右側の一対の傾斜部14はそれぞれ平行になっている。
さらに、左側の一対の傾斜部14と右側の一対の傾斜部
14とは、前方へ向かって近接する方向へ傾斜している
また、上記各扉体3の上面には、支持プレート16が固
定されており、この支持プレート16上の左端部および
右端部には、第4図に丞づように、ローラブレート17
がそれぞれ同名されている。そして、これらローラブレ
ート17上に、係合体としての支持ローラ18がそれぞ
れ軸19により水平回動自在に軸着されており、これら
支持ロー518は、それらの下側の径小部18aが上記
レール溝12の両突紅部12aに挟着された状態で、こ
のレール!fj12に摺動自在に係合されている。また
、上記各扉体3における両支持ローラ18間の距離と、
これら支持ローラ18が各扉体3のrziに係合される
左右の平行な一対の傾斜部14間の距離とはそれぞれ等
しくなっている。
なお、組立てにあたっては、上記レール部材11に形成
されレール溝12に通ずる第3図の導入部12bを介し
て、このレール溝12内に支15 Iコーラ18を入れ
、上記導入部12bは後でキャップ休20により塞ぐ。
さらに、第2図ないし第4図に示すように、上記上部支
持機構6にはガイド機構21が設けられている。つぎに
、このガイド機構21について説明する。
第3図に示すように、上記レール溝12の直線部13と
左側の一対の傾斜部14どの分枝部の後側の鈍角をなす
部分には、この傾斜部14に沿つ−C後側ガイド片22
が一体に垂設されている。一方、上記直線部13と右側
の一対の傾斜PI114どの分枝部の前側には、この傾
斜部14に沿って前側ガイド片23が一体に垂設されて
いる。また、第4図に示すように、上記後側ガイド片2
2を設けた傾斜部141%:支持ローラ18が係合され
る左側の扉体3のローラブレート11上には、上記支持
ローラ18の後側に位置して、上記後側ガイド片22の
後側を通る後側ピン24が立設されている。一方、上記
前側ガイド片23を設けた傾斜部14に支持ローラ18
が係合される右側の扉体3のローラプレート17上には
、上記支持ロー518の前側に位置して、F記前側ガイ
ド片23の後側を通る前側ピン25が立設されている。
さらに、第4図に示すように、上記各扉体3の支持プレ
ート16の前縁部にはガイドレール26がそれぞれ上方
へ屈曲形成されている。また、上記各扉体3の支持プレ
ート16の後方には、左側の扉体3では支持ローラ18
の右側に位置して、一方、右側の扉体3では支持ローラ
18の左側に位置して、隣接する扉体3のガイドレール
26の前面を摺動するガイドローラ27が軸28により
それぞれ水平回動自在に軸着されている。
つぎに、上記下部支持va構7について説明する。
第2図および第5図に示すように、上記家具本体1の底
板1bの前側中央部には、上面を開口した箱状の一対の
ベース休31が左右対称に固着されており、これらベー
ス体31の上面開口は、第2図に示すように、カバ一体
32により塞がれている。
そして、上記各ベース体31内には、上記中央部の両頭
斜部14のなす円弧の中心の真下でかつこの中心と同軸
的に、平面り字形状のアーム体33が、その中間部にお
いて軸34によりそれぞれ水平回動自在に軸着されてい
る。また、上記ベース体31内の相対向する角部には、
上記アーム体33の後部が当接されてこのアーム体33
の回e範囲を規制するストッパ一部35.36が形成さ
れている。さらに、上記ベース体31内には、上記アー
ム体33の後端部の回動軌跡の両端を通る位置に、平板
状の根ばね37が設けられている。
また、上記アーム体33の前部は上記カバ一体32をM
嵌してその前上方に突出されているが、このアーム体3
3の前端部には、上記軸34から上記傾斜部14のなす
円弧の怪と等しい距離離れて、円柱の−・側を切り欠い
たD形状の係合体としての支点@38が立設されている
。そして、この支点軸38の切り欠いた面は、上記アー
ム体33の前部が前方へ突出したときに後方に面するよ
うになっている。
一方、上記各扉体3の上端部後側にはレール部材39が
固定されており、このレール部材39には下方へ間口し
た左右方向へ延びるレール満40が形成されている。そ
して、このレール満40に上記支点軸38が摺動自在に
係合されているが、この支点軸38の最小径と、上記レ
ール満40の扉体3の閉時に支点4*38が係合される
端部40a以外の部分の幅とは等しくなっでいる。また
、この端部40aは、そこで上記支点fi38が回動可
能となるように、こ1の支点@38の最長径と同径で上
記レール満40の他の部分より後方へ拡がるほぼ円柱形
状となっている。
つぎに、作動を説明する。
下部支持機構6において、左側の扉体3の両支持ローラ
18を左側の一対の傾斜部14の後端部に係合し、右側
の扉体3の両支持し1−ラ18を右側の一対の傾斜部1
4の後端部に係合した状態で、第1図に示すように、2
枚の扉体3が左右方向に平面的に整列されて家具本体1
の前面間口部2を閉塞する。このとき、下部支持機構7
においては、アーム体33の前部が後退した位置にある
とともに、このアーム体33の支点軸38がレール満4
0の端部40aに係合している。そして、アーム体33
の後部が後側のストッパ一部35に当接しており、アー
ム体33の後端部が板ばね37の後端部に係合されてい
ることにより、扉体3が[ス1状態に保持されている。
扉体3を開けるときは、この扉体3の摘み体4を摘んで
側方へかつ隣接する扉体3の方へ引く。
そうすると、上部支持機構6において、両支持ロー51
8が傾斜部14に沿っCH動し、扉体3が側方へ移動し
つつ前方へ引き出される。ついで、両支持ローラ18が
直線部13に至ってこの直線部13に沿ってlPI動じ
、扉体3が側方へ移動していく。
このとき、前方へ引き出された扉体3のガイドローラ2
1が隣接する扉体3のがイドレール26の前面を摺動す
る。したがって、前方へ引き出された扉体3の後方への
移動が規制され、この扉体3の支持ローラ18が隣接す
る扉体3側の傾斜部14にはいってしまうことはなく、
支持〔1−ラ18は確実に直線部13を摺動する。そし
て、左側の扉体3を開けたときは、その左側の支持ロー
518近傍の後側ピン24が中央部の傾斜部14の後側
ガイドrI22の前側に当たることにより、上記左側の
支持r]−ラ18は直線部13と中央部の傾斜部14ど
の分枝部の若干手前すなわち左側で止まる。一方、右側
の扉体3を開けたときは、その右側の支持ローラ18近
傍の前側ピン25が中央部の傾斜部14の前側ガイド片
23の前側に当たることにより、上記右側の支持ローラ
18は直線部13と中央部の傾斜部14どの分枝部の若
干手前すなわち右側で止まる。
また、上述のように、支持ロー518が傾斜部14を摺
動しているときは、下部支持機構7においては、第5図
の鎖線で示すように、根ばね37を変形させつつアーム
体33が回幼し、このアーム体33の前部が前方へ突出
する。そして、アーム体33の回動中心である軸34と
扉体3のレール黄40に係合されIζ支点軸38とは傾
斜部14のなす円弧の半径だけ離れているので、扉体3
の下部は上部と並行に側方へ移動しつつ前方へ引き出さ
れる。また、このようにアーム体33が回動する際には
、レール溝40の幅方向とその端部40aに係合された
支点軸38の最小径方向とが平行になっていないので、
この支点@38はレール溝40の端部40aに確実に保
持される。したがって、扉体3は確実に平行移動する。
そして、支持[1−518が直線部13に至った時点で
、アーム体33の後部が前側のストッパ一部36に当接
するとともに、アーム体33の後端部が板ばね37の前
端部に係合されて、アーム体33の曲部が最大限前方に
突出した状態で、このアーム体33が保持される。また
、このアーム体33の支点軸38の最小径方向とレール
溝40の幅方向とが平行になる。
ついで、支持ローラ18が直線部13を摺動していると
きは、アーム体33の支点軸38に対して扉体3のレー
ル溝40が摺動する。このとき、上)ホのように板ばね
31によりアーム体33が所定位置に保持されており、
かつ、支点軸38の最小径とレール溝40の幅とが曾し
くなっており、支点軸38の平らな側面がレール溝40
の側面に当lこつて、支点軸38のレール溝40内での
回動が阻止されるので、扉体3はふらつくことなく円滑
に側方へ移動する。
このようにして、第1図の鎖線で示ずように、扉体3が
隣接する扉体3の前側に重合され、この扉体3が閉塞し
ていた前面開口部2の一部が開放される。
また、開けた扉体3を閉じるときは、この扉体3を逆方
向へ引けばよい。そうすれば、上述の開時の動作が逆に
生じて、扉体3が閉じる。その際、上部支持機構6にお
いて、左側のm体3を閉じるときは、その後側ピン24
が後側ガイド片22の後側を通ることにより、また、右
側の扉体3を閉じるときは、その前側ピン25が前側ガ
イド片23の後側を通ることにより、支持[1−ラ18
は、直線部13とこの支持ローラ18が係合されるべき
傾斜部14どの分枝部において、確実に傾斜部14の方
に導かれ、直線部13の方に進/υでしまうことはない
上記構成によれば、簡単な構造により、2枚の扉体3を
左右方向に平面的に整列さVて家具本体1の前面開口部
2を閉塞し、各扉体3を隣接する扉体3の前側に重合さ
せて聞けるようにすることができる。しかも、扉体3を
側方へ引く1段階の操作だけで、この扉体3を容易に開
閉させることができ、操作性がよい。
ところで、下部支持機構は上記上部支持機構6と同様の
構造のものとすることもでき、この場合は、傾斜部14
を円弧状とする必要はない。しかし、この傾斜部14を
円弧状としたことにより、下部支持機構7を、上述のよ
うに、回動自在のアーム体33とこのアーム体33の支
点軸38が係合される扉体3側のレール溝40とで構成
でき、簡単でかつ各扉体3fflに独立した構造のもの
とできるとともに、板ばね37を加えるだけで4.ヤツ
チ機構を構成することができる。
なお、図示実流例では、第3図に示すように、レール溝
12の両端部においても、直線部13から傾γ1部14
が分枝した構造となっているが、直線部13の両端部の
傾斜部14より外側の部分は必要なく、レール溝12の
両端部は分枝部のない形状としてもよい。この場合、レ
ール溝12の両端部にはガイド片22.23は必要なく
なる。
また、上記実施例では、扉体3を2枚とじたが、扉体3
は3枚以上設けてもよい。たとえば、第4図において左
側の扉体3のさらに外側に扉体3を追加する場合には、
第3図において、直線部13を左側に延長し、この延長
した部分に、前方へ向かって隣接する扉体3の方へ傾斜
した一対の傾斜部14を設ければよい。そして、これら
傾斜部14近傍には前側ガイドハ23を設け、追加した
扉体3の支持ローラ18近傍には前側ピン25を設ける
。このように、隣接する異なる扉体3の支持[1−ラ1
8が係合される傾斜部14近傍には、前側または後側の
互いに逆側にガイド片22.23を設け、後側ガイド片
22を設けた傾斜部14に係合される支持ローラ18近
傍には後側ピン24を設け、一方、前側ガイド片23を
設けた傾斜部14に係合される支持【]−ラ18近傍に
は前側ピン25を設ける。
〔発明の効果〕
第1の発明によれば、扉体の上部を前41左右動自在に
約束する上部支持機構を、直線部から後方へ延びる傾斜
部を有するレール溝と、このレール溝に摺動自在に係合
された係合体とで構成したので、構造を簡単にできると
ともに、扉体を側方へたとえば引く一段階の操作だけで
この扉体を容易に開閉させることができ、操作性が向上
する。
さらに、第2の発明によれば、扉体の下部を補助的に支
持する下部支持機構を設GJたので、扉体の支1)の安
定性と作動性が高まり、しかも、傾斜部を円弧状として
、下部支持機構を、家具本体に軸着されたアーム体と、
このアーム体にその軸管部から上記円弧の径と等しい距
1111離して設けた係合体と、扉体に設けられ係合体
が摺動自在に係合されたレール溝とで椛成したので、下
部支持機構の構造が簡単であるとともに、扉体は円滑に
平行移動する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の家具の扉装置の一実施例を示す斜視図
、第2図は同と一部の断面図、第3図は同上上部支持機
溝のレール溝部の下面図、第4図は同上の体の上面図、
第5図は同−L下部支持機構部の上面図である。 1・・家具本体、1a・・天板、1b・・底板、2・・
前面開口部、3・・扉体、6・・上部支持機構、7・・
下部支持機構、12・・レール溝、13・・直線部、1
4・・傾斜部、18・・係合体としての支持ローラ、2
2.23・・ガイド片、24.25・・ピン、26・・
ガイドレール、27・・ガイドローラ、33・・アーム
体、37・・板ばね、38・・係合体としての支点軸、
40・・レール溝、40a ・・このレール溝の端部。 口 卯

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の扉体を左右方向に平面的に整列させて家具
    本体の前面開口部を閉塞し、上記各扉体を隣接する扉体
    の前側に重合させて開ける家具の扉装置において、 上記複数の扉体の上部をそれぞれ上記家具本体に前後左
    右動自在に釣支する上部支持機構を備え、 この上部支持機構は、上記家具本体の天板の下面側に設
    けられたレール溝と、上記各扉体の上部にそれぞれ複数
    個設けられ上記レール溝に摺動自在に係合された係合体
    とを備え、かつ、上記レール溝は、左右方向に延びる直
    線部と、この直線部から後方へ傾斜して延び上記各扉体
    の係合体がこの扉体の閉時に係合される複数の傾斜部と
    からなるとともに、同じ扉体の係合体が係合される傾斜
    部は、平行でかつ前方へ向かって隣接する扉体の方へ傾
    斜させたことを特徴とする家具の扉装置。
  2. (2)上記上部支持機構は、上記レール溝の直線部と傾
    斜部との分枝部の近傍にこの傾斜部に沿って設けられか
    つ隣接する異なる扉体の係合体が係合される傾斜部を含
    む分枝部でこの分枝部の前側または後側の互いに逆側に
    設けられたガイド片と、前側に上記ガイド片を設けた傾
    斜部に係合される係合体の前側および後側に上記ガイド
    片を設けた傾斜部に係合される係合体の後側にそれぞれ
    設けられ上記ガイド片の後側を通るピンと、上記各扉体
    に設けられたガイドレールと、上記各扉体に軸着され隣
    接する扉体のガイドレールの前面を摺動するガイドロー
    ラとを有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の家具の扉装置。
  3. (3)複数の扉体を左右方向に平面的に整列させて家具
    本体の前面開口部を閉塞し、上記各扉体を隣接する扉体
    の前側に重合させて開ける家具の扉装置において、 上記複数の扉体の上部をそれぞれ上記家具本体に前後左
    右動自在に釣支する上部支持機構と、上記複数の扉体の
    下部をそれぞれ上記家具本体に前後左右動自在に支持す
    る下部支持機構とを備え、上記上部支持機構は、上記家
    具本体の天板の下面側に設けられたレール溝と、上記各
    扉体の上部にそれぞれ複数個設けられ上記レール溝に摺
    動自在に係合された係合体とを備え、かつ、上記レール
    溝は、左右方向に延びる直線部と、この直線部から後方
    へ傾斜して延び上記各扉体の係合体がこの扉体の閉時に
    係合される複数の円弧状の傾斜部とからなるとともに、
    同じ扉体の係合体が係合される傾斜部は、平行でかつ前
    方へ向かって隣接する扉体の方へ傾斜させ、 上記下部支持機構は、上記家具本体の底板部に軸着され
    た複数のアーム体と、これらアーム体の前部にその軸着
    部から上記傾斜部のなす円弧の径と等しい距離離れてそ
    れぞれ設けられた係合体と、上記各扉体の下部に設けら
    れ上記アーム体の係合体が摺動自在に係合された左右方
    向に延びるレール溝とを備えたことを特徴とする家具の
    扉装置。
  4. (4)上記下部支持機構は、上記家具本体の底板部でか
    つ上記各アーム体の後端部の回動軌跡の両端を通る位置
    に配設された平板状の板ばねを有することを特徴とする
    特許請求の範囲第3項記載の家具の扉装置。
  5. (5)上記下部支持機構の係合体の平面形状は非円形状
    とし、この係合体の最小径と上記レール溝の端部以外の
    幅とをほぼ等しくし、上記係合体をレール溝内で扉体の
    閉時に係合される上記端部においてのみ回動可能とした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の家具の扉
    装置。
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