JPS60220168A - 光輝性を有する化粧板の製造方法 - Google Patents

光輝性を有する化粧板の製造方法

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JPS60220168A
JPS60220168A JP59077820A JP7782084A JPS60220168A JP S60220168 A JPS60220168 A JP S60220168A JP 59077820 A JP59077820 A JP 59077820A JP 7782084 A JP7782084 A JP 7782084A JP S60220168 A JPS60220168 A JP S60220168A
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JP
Japan
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synthetic resin
resin liquid
transparent synthetic
decorative board
resin film
Prior art date
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Pending
Application number
JP59077820A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Akiyama
正 秋山
Kazuhiko Mitsui
一彦 三井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Daiken Trade and Industry Co Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd, Daiken Trade and Industry Co Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は天井板等の建築用化粧板として用いられる化粧
板の製造方法に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、壁あるいは天井等に用いられる建築用化粧板には
多種多様のものが用いられているが、近年これら建築用
板においては意匠性および外観の向上のため、表面に金
属光沢を有する化粧面を形成することがしばしば行なわ
れている。
このような金属光沢あるいは光線の反射効果を有する化
粧面を形成する方法として、従来合板、繊維板等の表面
に接着剤を塗布しておき、この接着剤の上に金属細片あ
るいは金属蒸着フィルム細片を散布して付着せしめ、余
分な細片を除去する方法、あるいはパール顔料やアルミ
顔料等の着色剤を化粧板基板の表面全面もしくは一部分
に塗布する方法が一般に行なわれている。
しかしながら上記方法のうち前者の方法によると金属蒸
着フィルム等の細片が基材表面に接着剤を介してその一
部分のみで接着されるだけであるので細片が剥離しやす
く、また細片が重なりあった部分は特に剥離し易くなっ
て施工時に落ちてくる欠点が有り、さらには、金属蒸着
樹脂フィルムは長期間経過すると金属熱@層が空気中で
酸化を受けて金属光沢が徐々に損われてくるという問題
があり、剥離防止および光沢維持のためには再度その表
面にクリアー塗装を行う等の工程が必要であった。又、
後者の方法によると金aSSフィルムと同等の光輝性を
得るには、多量のパール顔料やアルミ顔料を要しコスト
アップになる欠点があった。
(発明の目的) 本発明は、上記従来の欠点および問題点に鑑みてなされ
たものであり、金属蒸着樹脂フィルムの細片を透明合成
樹脂液と共に塗布して基板表面に強固に付着せしめ、施
工時においても上記細片が剥離することのない光輝性に
優れた化粧板を製造する方法を提供することを目的とす
るものである。
(発明の構成) 本発明は、上記目的達成のため、厚さが10〜30ミク
ロンの金属蒸着樹脂フィルムを、粒度が20〜200メ
ツシユのサイズの粉状細片に切断して透明樹脂液中に均
一に分散せしめ、この分散樹脂液を下地処理を施した基
材表面に上記透明合成樹脂液と共にスプレー塗装を行な
い、しかるのち乾燥して上記金属蒸着樹脂フィルムの粉
状体を基材表面に固着することを特徴とするものである
以下本発明方法について詳述する。
まず、厚さ10〜30ミクロンの金属蒸着樹脂フィルム
を粒度20〜200メツシユの細片に切断して、金属蒸
着樹脂フィルムの粉状体を形成Jる。ここで、金属蒸着
樹脂フィルムを使用する理由は、アルミシートやアルミ
顔料に比べ低比重であり樹脂液に沈降する割合が少ない
こと、および樹脂液との密着が良く固着力に優れている
こと、ならびにバール顔料の如く多量に混入しなくても
充分な輝度が得られるためである。
また、厚さ10〜30ミクロンのものを粒度20〜20
0メツシユの細片に切断して用いる理由は、厚さ30ミ
クロンの以上のものは剛直で柔軟性を欠きスプレー塗装
をする際にノズルに詰りやすく、又、厚さ10ミクロン
以下のものは金属蒸着層の比率が大きく比重が大となっ
て樹脂液中に沈降し易く、均一な分散が困難なためであ
る。さらに、細片の粒度が20メツシユより大なものは
合成樹脂液中での分散が悪くなり、ノズルにも詰りやす
いためであり、200メツシユより小なものは多量に混
入しないと充分な光輝性が得られずコスト高になるため
である。
尚、ここで用いる金属蒸着樹脂フィルムには、一般に知
られているアルミ蒸着したポリエステルフィルムが使用
できるがその他の金属蒸着樹脂フィルムであってもよい
また、金属蒸着樹脂フィルムには輝度を失わない程度に
任意の色彩を施こして用いてもよい。
次に上記金属蒸着樹脂フィルムの細片を透明合成樹脂液
中に混入して均一に分散せしめる。
透明合成樹脂液には、必要に応じて適宜増粘剤や分散剤
を混入しておいてもよい。
即ち、合成樹脂液中に金属蒸着樹脂フィルムの細片を:
長期間安定して分散せしめるには、合成樹脂液の粘度を
大きくして細片の沈降を少なくしておくことが好ましく
、また各細片同志が塊状にならないように分散剤を混入
するがよい。
ここで使用される合成樹脂液には、アクリル樹脂、アミ
ン樹脂その他の運用樹脂液が使用されるものであり、樹
脂の種類は特に限定しない。
また、上記合成樹脂には透明性を失わない程度の着色を
行なっておいてもよい。
尚、酸性の度合の強い樹脂液は、金属蓋W樹脂フィルム
の輝きを低下させる場合があるので、中性に近いものを
使用するが望ましく、また、添加される増粘剤等もアル
カリ性のものを使用するのが好ましい。
このようにして金武蒸着樹脂フィルムの粉状体を混入・
分散せしめた透明合成樹脂液を、適宜下地処理を行なっ
た基板の表面にスプレー塗装によって塗布して金属蒸着
樹脂フィルムの粉状体を基板表面に合成樹脂液と共に付
着せしめる。
化粧板基板には、繊維板、合板、石膏ボード、硅酸カル
シウム板、その他の板状物が使用でき、表面に凹凸エン
ボスや切削による凹凸化粧加工を設けたものでもよい。
下地処理は、基板の表面色の調整を行なうと共に、ポー
ラスな基板にあっては表面での樹脂液のすいごみを少な
くして上記金属蒸着樹脂フィルムの粉状体の固着力を大
きくするものである。
尚、スプレー塗装は、基板の表面全面に行なってもよく
、また線条あるいは帯状等に施こして部分的に設けても
よい。
この時、金属蒸着樹脂フィルムの粉状体は、透明合成樹
脂液と共に基板表面に付着されるために粉状体同志が重
なりあった部分においても粉状体間が透明合成樹脂液で
接着し合って剥離してくることがない。
次に、上記塗装による塗膜を乾燥して透明樹脂液を硬化
ぜして金属蒸着樹脂フィルムの粉状体を基板表面に固定
する。
なお、上記合成樹脂液の塗布m、および金属蒸着樹脂フ
ィルムの透明樹脂液に対する混入mは、得ようとする化
粧板の用途や意匠性に鑑みて適宜決定されるものであり
特に限定されない。
(実施例) 厚さ20ミクロンのアルミ蒸着ポリエステルフィルムを
、粒度80メツシユの細片に切断して粉状体を形成し、
下記割合で透明合成樹脂液中に混合して撹拌し均一に分
散せしめた。
混合割合 アクリル系樹脂 100部 水 250部 増粘剤 50部 分散剤 5部 粉状体 50部 次に、鉱物Ill根板りなる板状物の表面に立体的な凹
凸エンボス化粧面を形成した後、炭酸力ルシュウムを混
入した酢酸ビニール系の白色塗料で下塗して下地処理を
行ない、その表面に上記混合樹脂液を1 ooa /1
1’の割合で全面にスプレー塗装し、しかるのち黙劇乾
燥した。
この時、金属蒸着樹脂フィルムは、透明合成樹脂液と混
合して塗布されている為に各粉状体の外表面が透明合成
樹脂液で覆われた状態で基板表面に付着しており、粉状
体同志の重なり部分も強固に結合されていて基板から剥
離してくることがなく固着力に優れたものであった。
また、上記金属蒸着樹脂フィルムの粉状体は、透明合成
樹脂液中においては均一に分散しており、長時間放置し
ておいても粉状体の沈降は見られず、大量の基板表面に
繰返し塗布して使用しても金属蒸着樹脂フィルムの基板
表面に対する付着密度に変化は無く安定した化粧性のも
のが得られL 6(発明の効果)゛ 以上述べた如く本発明は、厚さ10〜30ミクロンの金
属蒸着樹脂フィルムを粒度20〜200メツシユの細片
に切断してなる粉状体を、透明合成樹脂液中に均一に分
散せしめて、適宜下地処理を施した基材表面に上記透明
合成樹脂液と共にスプレー塗装を行ない、しかるのち乾
燥して上記粉状体を基拐表面に固着することを特徴とす
る光輝性を有する化粧板の製造方法に係るものであるか
ら、金属蒸着樹脂フィルムの粉状体が均一に、且つ強固
に固着されて剥離してくることがなく、また、上記粉状
体は基板表面に付着させた時点で既に透明合成樹脂液で
覆われている為に、空気中での酸化を受けることもなく
金属光沢が低下しないという利点を有する。
さらに、本発明方法によれば、金属蒸着樹脂フィルムの
粉状体が透明合成樹脂液中で沈降することがなく、長J
fJ間放置しておいても分散が均一であり、また、スプ
レー塗装装置のノズルに詰ることもないので、安定した
化粧性のものをスプレー塗装という効率的な方法で形成
できるものであり、光輝性に優れた化粧板を安価に且つ
効率良く生産できるという利点を有するものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)厚さ10〜30ミクロンの金属蒸着樹脂フィルム
    を粒子x20〜200メツシュの細片に切断してなる粉
    状体を、透明合成樹脂液中に均一に分散せしめて、適宜
    下地処理を施した基材表面に上記透明合成樹脂液と共に
    スプレー塗装を行ない、しかるのち乾燥して上記粉状体
    を基材表面に固着することを特徴とする光輝性を有する
    化粧板の製造方法。
  2. (2)透明合成樹脂液に、増粘剤を混入することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の光輝性を有する化粧
    板の製造方法。
  3. (3)透明合成樹脂液に、分散剤を混入することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の光輝性
    を有する化粧板の製造方法。
JP59077820A 1984-04-17 1984-04-17 光輝性を有する化粧板の製造方法 Pending JPS60220168A (ja)

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JP59077820A Pending JPS60220168A (ja) 1984-04-17 1984-04-17 光輝性を有する化粧板の製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006110398A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Kan Taniguchi 金属粉体塗装方法および金属粉体塗装部材

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4217976Y1 (ja) * 1964-06-03 1967-10-18
JPS5547152Y2 (ja) * 1975-06-24 1980-11-05

Patent Citations (2)

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JP2006110398A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Kan Taniguchi 金属粉体塗装方法および金属粉体塗装部材

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