JPS60219766A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPS60219766A
JPS60219766A JP59075885A JP7588584A JPS60219766A JP S60219766 A JPS60219766 A JP S60219766A JP 59075885 A JP59075885 A JP 59075885A JP 7588584 A JP7588584 A JP 7588584A JP S60219766 A JPS60219766 A JP S60219766A
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minority carriers
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    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y10/00Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/70Bipolar devices
    • H01L29/72Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、従来のものと全く異なる動作原理を有し、超
高速で動作可能なバイポーラ形式の半導体装置(qua
ntized base transistor:QB
T)に関する。
従来技術と問題点 一般に、バイポーラ半導体装置の動作原理は良く知られ
ているが、次に、その概略を第1図を参照して説明する
第1図は従来のnpn型バイポーラ半導体装置が熱平衡
状態にある場合のエネルギ・バンド・ダイヤグラムであ
る。
図に於いて、Eはエミッタ、Bはベース、Cはコレクタ
、EFはフェルミ・レベル、Evは価電子帯、ECは伝
導帯、n、p、は導電型をそれぞれ示している。
このようなバイポーラ半導体装置に於いて基本とされる
動作原理は次の通りである。
今、エミッタEとベース8間に順方向電圧を印加すると
、エミッタEからベースBに注入された電子がベースB
中を拡散等で走行してコレクタCに到達することに依っ
て信号がエミッタEからコレクタCに伝達されたことに
なる。
従って、このバイポーラ半導体装置の動作速度は、究極
的には、電子が熱拡散でエミッタEからご】レクタCま
で走行するのに要する時間、即ち、熱拡散に依る走行時
間で規制されていることになる。
発明の目的 本発明は、前記熱拡散に依る走行時間で束縛を受けるこ
となく高速動作が可能であって、必要に応じて種々の特
徴を持たせることができる半導体装置を提供する。
発明の構成 本発明の半導体装置は、マイノリティ・キャリヤに対す
るサブ・ハンドが生成され得るベースと、トンネル効果
を生じ得る程度の厚さを有するエミッタ・ポテンシャル
・バリヤを介して前記ベースに接するエミッタと、トン
ネル効果を生じ得る程度の厚さを有するコレクタ・ポテ
ンシャル・バリヤを介して前記ベースに接するコレクタ
とを備え、前記ベースにマイノリティ・キャリヤに対す
るサブ・バンドが形成された際にエミッタからコレクタ
へ該マイノリティ・キャリヤが共鳴トンネルで遷移する
ことを特徴とする構成になっている。
このような構成を有する本発明の半導体装置に於ける動
作原理は従来のバイポーラ半導体装置と全く異なってい
るので、それを次に説明することにする。
第2図は本発明一実施例の半導体装置が熱平衡状態にあ
る場合のエネルギ・バンド・ダイヤグラムを表し、第1
図に関して説明した部分と同部分は同記号で指示しであ
る。
図に於いて、PB、はエミッタ・ポテンシャル・バリヤ
、PBcはコレクタ・ポテンシャル・バリヤ、B+、E
x ・・・・Ell ・・・・はサブ・バンド、Lmは
ベースBの幅(厚み)、ZはエミッタEからコレクタC
へ向かう方向をそれぞれ示している。
さて、エミッタ・ポテンシャル・バリヤPB。
とコレクタ・ポテンシャル・バリヤPBcとで挟まれた
ベースBは実質的に2次元であり、そして、電子(キャ
リヤ)のZ方向の運動が量子化される程度に充分に薄く
、例えば、50〔人〕程度に設定されるものとする。
このようにベースBを薄く形成すると、ベースBはポテ
ンシャルの井戸のような状態になっていて、その中では
、エミッタEからコレクタCへ向かう電子、即ち、Z方
向に向かう電子は成る特定のエネルギ単位しかとること
ができない状態が実現される。即ち、前記量子化に伴っ
て、ベースBにはサブ・バンドE1.Ex ・・・・E
ll ・・・・が形成される。
サブ・バンドのエネルギ準位E、、は近似的には、即ち
、ポテンシャル・バリヤを無限大とした場合には、 πζ2 nZ l1− 2m”L臨2 ζ−h / 2π hニブランク定数 n−エネルギ量子数 m“=電子の有効質量(effective mass
) Lm=ベース幅 で与えられる。
さて、このような半導体装置に於いて、エミッタE及び
ベース8間に順方向電圧を印加すると、その場合のエネ
ルギ・バンド・ダイヤグラムは第3図に見られるように
変化する。
第3図では第2図に関して説明した部分と同部分は同記
号で指示しである。
図に於いて、Vffl+はエミッタ・ベース間電圧、V
CIはコレクタ・ベース間電圧、DBはドブロイ(Da
BIoglie)波をそれぞれ示シ、ソシて、エミッタ
・ポテンシャル・バリヤPBE及びコレクタ・ポテンシ
ャル・バリヤPBcそれぞれの厚さは電子がトンネリン
グ可能な程度に選択されている。
図示のように電圧が印加された場合に於いて、例えば、
エネルギ準位E、と同じエネルギを有する電子がエミッ
タEからZ方向に注入されると、該電子はドブロイ波D
Bに見られるように透過率1、即ち、完全透過でコレク
タCに到達する。
この電子がエミッタEからコレクタCに到達する過程で
は、従来のような走行に依るものではなく、トンネル効
果で二つのポテンシャル・バリヤを通り抜ける、所謂、
共鳴トンネル効果(r e 5onant tunne
ling)に依る遷移である為に極めて高速である。
この半導体装置をトランジスタ動作させる場合には、エ
ミッタ・ベース間電圧■。に依ってエネルギ・ハンドの
アライメントを実現させるのみで良く、原理的にはベー
ス電流は動作に不可欠ではない。
従って、入力端子は直流的には零であるが、エミッタ・
ベース間静電容量を充電する為の変位電流は流れるので
、これが回路を通して一定電流となり、オーミック電流
がエミッタ及びベース中を流れ、それに依るジュール損
で交流電力は発生することになる。
一般に、出力電力はコレクタ電流とコレクタ・ベース間
電圧VCIとの積であるから、この半導体装置は増幅器
としてのIR能を有しているものである。
また、ベース・エミッタ間電圧■□を増加させて、例え
ば、エネルギ準位E1及びE2の中間にエミッタの伝導
帯Ecがアライメントされたような場合には、電子の透
過率は零、即ち、完全反射の状態になり、コレクタ電流
も零になる。
更に、ベース・エミッタ間電圧■。を増加させて、例え
ば、エネルギ準位E2と伝導帯E、とかアライメントさ
れると再び完全透過となり、コレクタ電流が発生する。
このように、本発明の半導体装置、即ち、QBTは、そ
の稀に見る高速性に加え、従来の半導体装置にない強い
非線型と多様な機能を有するものである。
第4図は前記の点を更に明らかにする為、QBTと従来
のバイポーラ・トランジスタとの伝達特性を比較して示
す線図である。
図では、縦軸にコレクタ電流■、を、横軸にエミッタ・
ベース間電圧V□をそれぞれ採ってあり、AはQBTの
、また、Bは従来のバイポーラ・トランジスタのそれぞ
れの特性線、■1及びV、は伝導帯E、をそれぞれエネ
ルギ準位E1及びE2にアライメントする為のエミッタ
・ベース間電圧v0をそれぞれ示している。
図から判るように、従来のバイポーラ・トランジスタで
は、エミッタ・ベース間電圧vtmに対して単調に増加
するだけであるが、QBTでは、エミッタ・ベース間電
圧■。が■1及び■2であるときのみ、パルス状のコレ
クタ電流1cが発生し、このコレクタ電流I、はエミッ
タ・ベース間電圧■、に対して極めて非線型性が強い依
存性を示す。
この特徴的な伝達特性は、通常のバイナリ論理回路のみ
ならず、多(I[論理回路などの高度の論理回路の実現
に有効である。
発明の実施例 第5図は本発明一実施例の要部切断側面図を表している
図に於いて、lは半絶縁性GaAs基板、2はコレクタ
、3はコレクタ・ポテンシャル・バリヤ、4はベース、
5はエミッタ・ポテンシャル・バリヤ、6はエミッタ、
7は金・ゲルマニウム/金(Au−Ge/Au)オーミ
ックのコレクタ電橋、8は金・亜鉛/金(Au−Zn/
Au)オーミックのベース電極、9はfi、u−Ge/
Auオーミックのエミッタ電極をそれぞれ示している。
この実施例に於ける材料構成等の一例を示すと次の通り
である。
■エミ7り 半導体:n型GaAs ドーパント濃度i 4 X 10 ” (am−’)ド
ーパント:Si 厚みl(μm〕 ■エミッタ・ポテンシャル・バリヤ 半導体:p型Al1a、s Ga6.t Asドーパン
ト濃度: 2 X 10 ” ((J−3)ドーパント
:Be 厚み:20〔人〕 ■ベース 半導体;p型GaAs ドーパント濃度: 2 X 10” (cat−’)ド
ーパント:Be 厚み:50 〔人〕 ■コレクタ・ポテンシャル・バリヤ 半導体:p型A 1o、3Gao、r A sドーパン
ト濃度: 2 X l O” (am−”)ドーパント
:Be 厚み:20〔人〕 ■コレクタ 半導体:n型GaAs ドーパント濃度: 4 X 10” (am−”)ドー
パント:Si 厚み:1 〔μm〕 尚、前記エミッタ・ポテンシャル・バリヤ及びコレクタ
・ポテンシャル・バリヤはp型にしであるが、これは、
pn接合から延び出る空乏層で薄いベースが充満される
ことを防止する為の配慮であり、例えば、エミッタのド
ーパント濃度を2×10 ” (C11−’) 6度、
また、コレクタのドーパント濃度を2X I Q ” 
(ell−3)程度にすれば空乏層はエミッタ側或いは
コレクタ側に延び出ることになるからi層を用いても良
い。
この実施例を製造する場合に適用するプロセスの概略を
説明する。
fa+ 先ず、例えば分子線エピタキシャル成長(mo
lecular beam epitaxy:MBE>
法を適用することに依り、半絶縁性GaAs基板l上に
n型GaAsコレクタ2、p型Aj!o、3Gao、、
AS:Iレクタ・ポテンシャル・バリヤ3、p型GaA
sベース4、p型Ajlo、+ Gao、t Asエミ
ッタ・ポテンシャル・バリヤ5、n型GaAsエミッタ
6を順に成長させる。尚、n型GaAsエミッタ6は、
後にエミッタ電極を合金化の為の熱処理をした際に突き
抜けを生じないように充分に厚く、例えば約1 〔μm
〕程度に形成しであるが、n型GaAsエミッタ6を充
分に高濃度にすれば、前記熱処理は不要になるから、薄
くすることも可能である。
(bl 例えばフン化水素酸(HF)系エツチング液を
用い、素子間分離の為のメサ・エツチングを行う。 こ
のメサ・エツチングは半絶縁性GaAs基板1に達する
まで行う。
tel ベース・パターンのフォト・レジストDI!(
図示せず)を形成し、そのフォト・レジスト膜をマスク
としてフン化水素酸系エツチング液を用い、n型GaA
sコレクタ2に到達するまでメサ・エツチングを行い、
コレクタ・ポテンシャル・バリヤ3、ベース4、エミッ
タ・ポテンシャル・バリヤ5、エミッタ6を選択的に除
去する。
+dl エミッタ電極及びコレクタ電極の形成予定部分
に開口を有するフォト・レジスト膜(図示せず)を形成
する。
tel 蒸着法を適用することに依り1.a、u−Ge
/Au膜を形成し、次いで、それをリフト・オフに依っ
てバターニングする為、前記フォト・レジスト膜の溶解
・除去を行い、その後、合金化処理を行ってコレクタ電
極7及びエミッタ電極9を形成する。
Igl ベース電極8を形成する為のパターンを存する
フメト・レージスト膜(図示せず)を形成し、CG12
F2系のエッチャントを用いたドライ・エツチングを適
用することに依り、エミッタ6を選択的に除去する。
Igl 蒸着法を適用することに依り、Au−Zn/A
u膜を形成し、次いで、それをリフト・オフに依ってパ
ターンする為、前記工程fflで形成したフォト・レジ
スト膜の溶解・除去を行い、その後、合金化処理を行っ
てベース電極8を形成して完成する。
以上説明した実施例は、前記の「発明の構成」に於いて
説明した動作原理に沿って動作することは云うまでもな
い。
ところで、本発明の半導体装置に於いて、必須とされる
事項は、 (1)ベース中にマイノリティ・キャリヤに対するサブ
・バンドの形成 (2)トンネル効果を生じ得る厚さのエミッタ・ポテン
シャル・バリヤ及びコレクタ・ポテンシャル・バリヤの
形成 であり、従って、材料構成等は、前記(1)及び(2)
の事項が満足されるようであれば良く、前記実施例に限
定されるものではない、また、ベースは前記実施例のよ
うにp型である必要はなく、n型であっても良い。勿論
、その場合、エミッタ及びコレクタの導電型はp型にな
る。
第6図及び第7図は前記説明した半導体へテロ接合を有
する実施例に依り得られる電気的特性を表す線図である
第6図はQBTのベース接地コレクタ特性を表している
図では、縦軸にコレクタ電流ICを、横軸にコレクタ・
ベース間電圧■。をそれぞれ採り、パラメータはエミッ
タ電流りである。尚、このデータを得た際の温度Tは7
7(K)であった。
第7図はQBTの伝達特性を表している。
図では、縦軸にコレクタ電流ICを、横軸にエミッタ・
ベース間電圧■。をそれぞれ採ってあり、この場合の温
度Tも77[K)であった。
これ等のデータを得たQBTのディメンションの概要は
、エミッタ電極幅1(pm)、エミッタ電極長=50[
μm〕、エミッタ・ベース電極間隔:1〔μm〕であっ
た。
第6図から判るように、エミッタ電流I2が0であれば
、コレクタ電流■、も殆ど0であって、エミッタ電流I
tsコレクタ電流1.であり、ベース電流は極めて少な
いことが理解される。
これは、電流増幅率βが大きいことを意味しているもの
である。
次に、前記実施例と異なる種々の実施例を提示する。
A、半導体へテロ接合を有する他の実施例の場合その1 ■エミッタ:Ge ■エミッタ・ポテンシャル・バリヤ:GaAs■ベース
:Ge ■コレクタ・ポテンシャル・バリヤ:GaAs■コレク
タ:Ge その2 ■エミンタ:Si、−,GeX ■エミッタ・ポテンシャル・バリヤ:Si■ベース’5
ll−XGIIK ■コレクタ・ポテンシャル・バリヤ:Si■コレクタ’
5jl−XG19に その3 ■エミッタ:A11lGa’+−x As■エミッタ・
ポテンシャル・バリヤ:AJ、Ga、−。
As ■ベース: A l llG a +−x A S■コ
レクタ・ポテンシャル・バリヤ:Al1vGa+−Vs ■コレクタ:Altu Ga+−u Asその4 ■ユミノタ: InSb ■エミッタ・ポテンシャル・バリヤ: CdTe■ヘー
ス:ベーnSb ■コレクタ・ポテンシャル・バリヤ: CdTe■コレ
クク: InSb その5 ■エミッタ:InAs ■エミッタ・ポテンシャル・バリヤ:Ga5b■ベース
:InAs ■コレクタ・ポテンシャル・バリヤ:CaSb■コレク
タ: InAs 前記提示したものの外、エネルギ・ギャップに差があり
、且つ、格子定数が近慎している旨の条件を満足する材
料を適宜選択することができる。
本発明は、前記したような半導体に依る接合のみでなく
、半導体と絶縁体で構成したり、或いは、エミッタはキ
ャリヤを供給することができれば良いので、それを純粋
金属で構成することも可能である。
次に、そのような実施例を種々示して説明することにし
よう。
B、半導体・絶縁体接合系の実施例の場合■エミッタ 半導体:n型Si ドーパント濃度:10”(ロー3〕 ドーパントニAs 厚み=1Cμm〕 ■エミッタ・ポテンシャル・バリヤ 材料:5iC12 厚み=20〔人〕 ■ベース 半導体=p型3i ドーパント濃度: 4 X I 0I9((J−”)ド
ーパント二B 厚み=50〔人〕 ■コレクタ・ポテンシャル・バリヤ 材料: S i02 厚み:20 〔人〕 ■コレクタ 半導体:n型St ドーパント濃度: 5 X 10 ’、、” (cm−
’)ドーパント:AS jγみ:1 〔μm〕 この半導体・絶縁体系の半導体装置を製造するには、 ta1MBE法を適用することに依り、3i基板上にn
型s iコレクタを形成する。
(blsii板を空気中に取り出すことなく、プラズマ
酸化室に移送し、プラズマ酸化を行うことに依り、Si
 O2からなるコレクタ・ポテンシャル。
バリヤを形成する。
このときの酸化室内における圧力は10−” (TOr
r〕、エネルギは100(W)として良い。
酸化に依り、5i02からなるコレクタ・ポテンシャル
・バリヤを形成中、例えば、ジッセフソン素子を製造す
る場合に酸化膜の膜厚測定に用いられているエリプソメ
トリ法を適用することに依り、その場(in−situ
)でコレクタ・ポテンシャル・バリヤの厚みを測定し、
設定値まで酸化膜行う。
fcl 再びMBE法を適用することに依り、p型Si
ベースを形成する。
この場合、Stは多結晶或いはアモルファスとなるが、
これを電子ビーム・アニール、レーザ・アニール等の技
術で単結晶化することは容易である。
+d+ この後、前記と同様な過程を経て、エミッタ・
ポテンシャル・バリヤ、エミッタを形成する。
tel 前記各半導体装いは絶縁体をパターニングした
り、所要電極を形成して完成させるには、通常のバイポ
ーラ半導体装置の製造プロセスを適用すれば良い。
C1金属エミッタを有する実施例の場合■エミッタ 材料;Al 厚みl(μm) ■エミッタ・ポテンシャル・バリヤ 材料: S i O2 厚み:20 〔人〕 ■ベース 半導体:p型Si ドーパント濃度+4×10′9〔cIm−″〕ドーパン
ト:E 厚み:50〔人〕 ■コレクタ・ポテンシャル・バリヤ 材料: S i O2 厚み=20 〔人〕 ■コレクタ 半導体=n型Si ドーパント濃度: 5 X I Q ” (elm−’
)ドーパント:AS 厚み=1 (μm) 第8図は金属エミッタを有する実施例のエネルギ・バン
ド・ダイヤグラムを表し、第1図乃至第3図に関して説
明した部分と同部分は同記号で指示しである。尚、簡明
にする為、バンドの曲がりは省略して表しである。
図に於いて、エミッタ・ポテンシャル・バリヤPBE及
びコレクタ・ポテンシャル・バリヤPBcがS i 0
2で構成されていることは云うまでもない。
この実施例に於ける構造に依ると、エミッタの直列抵抗
を低減することができ、また、微細なエミッタを形成す
ることが容易である旨の利点がある。
また、この実施例の製造プロセスは前記「B、半導体・
絶縁体系接合の実施例」を製造する場合と殆ど同じであ
る。
発明の効果 本発明の半導体装置では、マイノリティ・キャリヤに対
するサブ・バンドが性成され得るベースと、トンネル効
果を生じ得る程度の厚さを有するエミンタ・ポテンシャ
ル・バリヤを介して前記ベースに接するエミッタと、ト
ンネル効果を生じ得る程度の厚さを有するコレクタ・ポ
テンシャル・バリヤを介して前記ベースに接するコレク
タとを備え、前記ベースにマイノリティ・キャリヤに対
するサブ・バンドが形成された際にエミッタからコレク
タへ該マイノリティ・キャリヤが共鳴トンネルで遷移す
ることを特徴とする構成を採っている。
この構成を採ることに依り、今、キャリヤが電子である
場合、エミッタからベースに注入された電子のエネルギ
単位とベースに於けるサブ・バンドのエネルギ単位とが
アライメントされると、該電子は完全透過でコレクタに
到達することができ、また、前記のようなアライメント
が採れない場合には、電子が完全反射されるのでコレク
タには到達しない。
ところで、前記アライメントが採れた際の電子の移動は
、トンネル効果でエミッタ・ポテンシャル・バリヤ及び
コレクタ・ポテンシャル・バリヤを通り抜りる、所謂、
共鳴トン不リングに依る遷移である為、従来のバイポー
ラ半導体装置に於けるような電子の走行とは相違して著
しく高速である。
また、前記したところから明らかなように、前記アライ
メントが採れたか否かに依ってコレクタ電流はオン・オ
フされる。そして、該アライメントはベース・エミッタ
間電圧に依存するので、該電圧の如何に依ってコレクタ
電流がオン・オフすることになり、しかも、1亥アライ
メントが採れるのは一点ではなく複数の点で採ることが
できるから、値が相違するベース・エミッタ間電圧を種
々パルス的に印加すれば、アライメントが採れる都度、
パルス的にコレクタ電流が流れる。
このような特異な伝達特性を利用すれば、通常のバイナ
リ論理回路のみならず、多値論理回路など高度の論理回
路を実現するのに有効であることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のnpn型バイポーラ半導体装置に於ける
エネルギ・バンド・ダイヤグラム、第2図は本発明の半
導体装置が熱平衡状態にある場合のエネルギ・バンド・
ダイヤグラム、第3図は本発明の半導体装置が動作状態
にある場合のエネルギ・バンド・ダイヤグラム、第4図
は本発明の半導体装置と従来例との伝達特性を比較して
示した線図、第5図は本発明一実施例の要部切断側面図
第6図は本発明一実施例のベース接地コレクタ特性を示
す線図、第7図は本発明一実施例の伝達特性を示す線図
、第8図は本発明に於ける他の実施例が熱平衡状態にあ
る場合のエネルギ・バンド・ダイヤグラムをそれぞれ表
している。 図に於いて、1は半絶縁性GaAs基板、2はコレクタ
、3はコレクタ・ポテンシャル・バリヤ、4はベース、
5はエミッタ・ポテンシャル・バリヤ、6はエミッタ、
7はコレクタ電極、8はベース電極、9はエミッタ電極
をそれぞれ示している。 特許出願人 富士通株式会社 代理人弁理士 相 谷 昭 司 代理人弁理士 渡 邊 弘 − 第1図 1 1 1 12 区 第4図 第6図 第7図 Ic(mA)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. マイノリティ・キャリヤに対するサブ・バンドが生成さ
    れ得るベースと、トンネル効果を生じ得る程度の厚さを
    有するエミッタ・ポテンシャル・バリヤを介して前記ベ
    ースに接するエミッタと、トンネル効果を生じ得る程度
    の厚さを有するコレクタ・ポテンシャル・バリヤを介し
    て前記ベースに接するコレクタとを備え、前記ベースに
    マイノリティ・キャリヤに対するサブ・バンドが形成さ
    れた際にエミッタからコレクタへ該マイノリティ・キャ
    リヤが共鳴トンネル効果で遷移することを特徴とする半
    導体装置。
JP59075885A 1984-04-17 1984-04-17 半導体装置 Granted JPS60219766A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59075885A JPS60219766A (ja) 1984-04-17 1984-04-17 半導体装置
CA000478704A CA1237824A (en) 1984-04-17 1985-04-10 Resonant tunneling semiconductor device
EP85400744A EP0159273B1 (en) 1984-04-17 1985-04-16 Semiconductor device
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