JPS6021968A - 布帛の前処理加工方法 - Google Patents

布帛の前処理加工方法

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JPS6021968A
JPS6021968A JP12908683A JP12908683A JPS6021968A JP S6021968 A JPS6021968 A JP S6021968A JP 12908683 A JP12908683 A JP 12908683A JP 12908683 A JP12908683 A JP 12908683A JP S6021968 A JPS6021968 A JP S6021968A
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JP
Japan
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fabric
steamer
liquid
impregnated
temperature
Prior art date
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JP12908683A
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English (en)
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JPS6358953B2 (ja
Inventor
山東 美一
石徹白 博司
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Sando Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Sando Iron Works Co Ltd
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Publication date
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  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、布帛を連続的に前処理加工するための方法に
関するものである。
布帛の糊抜き、精練、漂白を目的とする前処理加工は公
知であるが、従来性なわれている前処理加工は、例えば
、糊抜きのための複数の水洗槽、精練漂白を行なう反応
処理室、シルケットを行なうテンター、ヒートセッター
、の順で上記の4工程処理機を順次配設し、これらの一
連の処理機中を順次通過せしめることによシ目的とする
前処理加工布を得ているものであるが、上記一連の前処
理加工装置の全長は約250m〜300mと莫大なもの
であ多しかも、それらの装置を運転管理するに必要な人
員は、約8人を必要とする等のことから、設備費が嵩む
ことは勿論のこと、維持費、運転費(熱エネルギー、水
使用量、電力量等)、さらには人件費が莫大となって経
済性の点で問題が多かった。
さらに従来の前処理加工時においては、連続的に移行さ
せる布帛をアルカリ剤溶液中に浸漬通過せしめ、次いで
このアルカリ剤溶液が含浸された布帛を温熱が保持され
るスチーマ缶体内を通過せしめて、その湿熱処理によジ
アルカリ剤溶液を布帛に反応せしめるようにしているが
、従来ではそのスチーマ缶体内における温熱処理時の湿
度が不足されていることから、布帛全面に亘る均一な前
処理加工が不充分であって加工品質の点で問題があった
。即ち従来のスチーマ缶体における湿度保持は、スチー
マ缶体の外部よ)供給される蒸熱によシ行なっているが
、このスチーマ缶体内においては缶体自体と、蒸熱との
温度差によシスチーマ缶体内の蒸気がドレン化し、これ
によってスチーマ缶体内の湿度が不足して布帛に対して
充分な湿度(例えば130重量%)が付与できないこと
から上記の問題点を起因していた。
本発明はかかる問題点を解消するためになされたもので
、先ずスチーマ缶体の外部でアルカリ剤を主成分とする
前処理液を含浸せしめた布帛をスチーマ缶体内に供給し
、とのスチーマ缶体内に供給した布帛に約130重量−
の高熱湯を付与含浸せしめて布帛表面に仮付着されてい
るアルカリ剤を布帛の表面かつ内芯部にまで均一に移行
させて、布帛の全体に亘る均一かつ良質の前処理加工が
期待できる布帛の前処理加工方法を提供することを目的
とするものである。
以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳細に説明す
る。
1は前処理加工すべき布帛、2はその布帛にアルカリ剤
を伺与させるためのアルカリ剤溶液槽、3は中間乾燥機
、4はアルカリ剤溶液の含浸布帛を湿熱処理するための
スチーマ缶体であって、このスチーマ缶体4内には、布
帛1を上下蛇行状にガイド移送せしめるための多数本の
ガイドロール5が配置されている。6は適所のガイドロ
ール5に対設されている液受皿であって、これらの液受
皿6には共通する排液管7が接続されていて、この排液
管7をよシ排出される液受皿6内の排液は、スチーマ缶
体4の外部に設置されている濾過槽8内に供給され、さ
らにとの濾過槽8で不純物が分離された濾過液は、貯液
槽9内に一時的に貯えられる。lOはyl?ンゾ、11
は液の高温加熱器であって、この高温加熱器ll内は、
この高温加熱器ll内に供給される高圧力蒸気によって
例えば6Kg//cIn2−約160℃の界囲気に保持
されているものである。従って、この高温加熱器11内
に配管されている蛇管12内に、ポンプ10を駆動して
貯液槽9内の液を流通させれば、160℃近くまで加熱
された液が得られる。13は蛇管12に接続されている
高熱液供給管であって、この高熱液供給管13には、上
記の各液受皿6の近傍を移行する布帛に向けて高熱液を
吹きつけるためのノズル14が配設されている。なお1
5は高温加熱器ll内の加圧温度を一定に保つための定
圧安全弁、16は加圧蒸気供給管である。
以上が本実施例の構成であるが、次にその作用について
述べるが、この実施例において使用される布帛は、ポリ
エステル繊維65チと綿繊維35チの混紡布である。こ
の布帛は先ず最初に低浴比に形成されているアルカリ剤
溶液槽2内を通過して所定のアルカリ剤溶液が含浸され
る。該アルカリ剤溶液槽2内でアルカリ剤が付与含浸さ
れた布帛は、乾燥機3内を通過し布帛1に樹脂が仮着さ
れてスチーマ缶体4内に供給される。このスチーマ缶体
4内に供給されたアルカリ剤伺与布帛lは、このスチー
マ缶体4内に配設されている多数本のガイドロール5に
よ如上下蛇行状に移送され、この移送中において、スチ
ーマ缶体4内に保持されている湿熱を受けてアルカリ剤
による布帛への反応が進行されるものであるが、このス
チーマ缶体4内に供給された布帛1は、そのスチーマ缶
体4内に配置されているノズル14から噴射される例え
ば160“Cに近い高熱液が付与含浸されると共に複数
の高熱液槽6内に繰返し浸漬されてアルカリ剤付与布帛
に約130重量−の高熱液が繰返し付与される。このよ
うにして、スチーマ缶体4の外部でアルカリ剤が仮着さ
れている布帛が、スチーマ缶体4内に供給され、このス
チーマ缶体4内で150℃前後に加熱されている高熱液
(高熱湯)が、その布帛に対して約130重量俤の液量
で含浸されることで、その布帛lに仮付着されていたア
ルカリ剤が布帛の膨しゅんと共に、布帛から脱落される
ことなくその布帛の内芯部にまで滲透され、品質の良好
かつ布帛の全面に亘って均一なる前処理加工が達成でき
るものである。
以上のように、本発明は、綿とポリエステルとからなる
混紡布帛に、アルカリ剤溶液を含浸せしめた後、該布帛
に約150℃の高温加熱液を130重量−の液量で含浸
せしめることを数回繰返し行なって湿熱処理する布帛の
前処理加工方法であるから、これによれば約150℃の
高熱液が布帛に対して約130重i%の流量で付与され
る仁とから、この高温多量の付与液によって布帛に仮付
着されていたアルカリ剤が布帛よシ脱落することなく、
布帛の芯部へ滲透され良質な前処理加工が達成できるも
のである。即ち高熱液の布帛への付与量が130重量−
以下であるとアルカリ剤を布帛の内芯部へ滲透させるこ
とが不充分となシ、また130重量−以上であると水分
が多すぎて布帛に仮伺着されているアルカリ剤がその水
分と共に脱落してしまうこととなシ、実験では約130
重量%の含液量が最も望ましいものである。
また本発明によれば約150℃の高熱液を布帛へ付与す
ることで、布帛の膨しゅん性と、樹脂の滲透性が高めら
れ、布帛内部へアルカリ剤を高速度かつ効果的に移行さ
せて、良好な前処理加工布を得ることができる。
さらに本発明によれば、布帛へのアルカリ剤溶液含浸槽
と、このアルカリ剤溶液含浸槽によ)アルカリ剤溶液が
含浸された布帛を湿熱処理してアルカリ剤を布帛へ作用
させて前処理反応させると共に布帛のセットをも完了さ
せることのできるスチーマ缶体で目的とする布帛の前処
理加工が同時に達成できることから、従来の前処理加工
で必要とする装置に比して、きわめて簡素化でき、しか
もそれら装置を管理するだめの作業者が例えば2人でよ
いことから、設備費が削減できかつ省力化と省エネルギ
ーが達成できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を実施するに使用できる装置の実施例を示
した説明図である。 l・・・布帛 2・・・アルカリ剤溶液槽3・・・中間
乾燥機 4・・・スチーマ缶体5・・・ガイドロール 
6・・・液受皿7・・・排液管 8・・・漣過槽 9・・・貯液槽 10・・・ポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 綿とポリエステルとからなる混紡布帛にアルカリ剤溶液
    を含浸せしめた後、該布帛に約150’cの高温加熱液
    を130重i%の液量で含浸せしめることを数回繰返し
    行なって湿熱処理することを特徴とする布帛の前処理加
    工方法。
JP12908683A 1983-07-15 1983-07-15 布帛の前処理加工方法 Granted JPS6021968A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12908683A JPS6021968A (ja) 1983-07-15 1983-07-15 布帛の前処理加工方法

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JP12908683A JPS6021968A (ja) 1983-07-15 1983-07-15 布帛の前処理加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6021968A true JPS6021968A (ja) 1985-02-04
JPS6358953B2 JPS6358953B2 (ja) 1988-11-17

Family

ID=15000726

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JP12908683A Granted JPS6021968A (ja) 1983-07-15 1983-07-15 布帛の前処理加工方法

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JP (1) JPS6021968A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02191763A (ja) * 1989-01-12 1990-07-27 Sando Iron Works Co Ltd 布帛の連続前処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02191763A (ja) * 1989-01-12 1990-07-27 Sando Iron Works Co Ltd 布帛の連続前処理方法

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JPS6358953B2 (ja) 1988-11-17

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