JPS6021884Y2 - 導電ガラスの端子板 - Google Patents

導電ガラスの端子板

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Publication number
JPS6021884Y2
JPS6021884Y2 JP11071080U JP11071080U JPS6021884Y2 JP S6021884 Y2 JPS6021884 Y2 JP S6021884Y2 JP 11071080 U JP11071080 U JP 11071080U JP 11071080 U JP11071080 U JP 11071080U JP S6021884 Y2 JPS6021884 Y2 JP S6021884Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
plate
glass
thickness
pair
Prior art date
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Expired
Application number
JP11071080U
Other languages
English (en)
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JPS5734971U (ja
Inventor
敏紀 中山
忠美 川崎
紀男 渡辺
Original Assignee
セントラル硝子株式会社
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Publication date
Application filed by セントラル硝子株式会社 filed Critical セントラル硝子株式会社
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガラスの表面に形成された電極用導電膜面に
設えられる端子板に関し、例えば車輛用窓ガラスなどに
用いられるところのガラス板面の加熱線条に通電して、
ガラス面の曇りや霧氷の付着を防止する防曇ガラスの通
電用の端子板に関する。
自動車の後部窓ガラスなどに用いられる防曇ガラスは、
第1図に示す如く、板ガラス1の表面に複数本の加熱線
条2および該加熱線条2に接続した電極用導電膜3が設
けられている。
さらに防曇ガラスにはガラス面への露滴の付着を検出し
て加熱線条2に自動的に通電させる信号を取出すため、
露滴検出用の2本の線条4,4′が板ガラス1の下端近
くに所定の間隔をおいて配置され、それぞれの線条4,
4′の両端は下方に引き延ばされ、各線条の一方の端に
は巾広にほぼT字状の電極用導電膜5が形成されている
これらの線条2、4.4’や電極用導電膜は3,5は、
例えば低融点ガラスフリット粉および銀粉を含む導電ペ
ーストをガラス面に所望の形状に印刷し、板ガラスを曲
げ加工するために加熱する際、焼成させることにより形
成される。
そして、電極用導電膜3の面には、第2図に示すように
、リード線6を接続させるため、端子板7がその台座8
において、半田付により接着されている。
これは電極用導電膜5の面に対しても同様である。
しかし、かかる従来の端子板では、端子部と台座8の端
子板7全体が同じ厚みに構成されているので、外部応力
の吸収が充分でなく、端子板取付時あるいはリード線取
付時さらには運搬時などに端子板に加わる予期しない外
力により端子板が台座部分で板ガラスから剥離脱落する
ことがあり、図示のように端子部に並列的に配置された
2個の台座であっても、端子板は一体となって剥離脱落
したり、応力の集中により端子板取付部においてガラス
表面のひび割れを生ずるというおそれがあった。
本考案は上記の点に鑑み、外力が作用しても端子板の剥
離脱落およびガラス表層のひび割れを可及的に防止せん
としてなされたもので、板ガラス面上に形成された電極
用導電膜に設けられる端子板であって、該電極用導電膜
に接着される1対の台座と、2枚の板からなり先端部を
連なるようにして重畳した端子部と、該1対の台座と端
子部を連接する一対の立上り部とを備え、前記l対の台
座と立上り部の板厚を端子部の板厚のほぼl/2とした
ことを特徴とする導電ガラスの端子板を要旨とするもの
である。
実施の一例を図面によって説明すると、第3図は平面図
、第4図は正面図である。
図中9は2枚の板からなり先端部を連なるように重畳し
た端子部で、10は台座で2個あり、各々の台座10と
端子部9とは立上り部11をもって連接されているもの
である。
しかして、各台座10と立上り部11の板厚は端子部9
の板厚のほぼ半分と小さくしである。
防曇ガラスの通電用の端子板は電流容量の点から所定の
断面積が必要であり、端子板の巾は電極用導電膜の巾等
に制限されるので、端子板の板厚は所定の厚さが必要な
ものである。
(JISD5403自動車用電線端子におけるオス型端
子の板厚は0.8肋である。
)本考案では、端子部9の板厚を必要厚の0.8Wnと
して、充分な電流容量を有せしめても、電流は各立上り
部と台座に分れて流れるので、それぞれの立上り部と台
座との板厚は薄くすることができる。
すなわち、上記図示の場合、立上り部および台座の板厚
をそれぞれ0.4mm程度に薄くすることができる。
このように、立上り部と台座の板厚を薄くすることがで
きるので、これらの変形によって、外から加えられる力
は容易に吸収され、台座10における応力集中が減少す
るので、前述の外力による端子板の剥離や脱落およびガ
ラス表層のひび割れを防止得るとともに半田付時間は短
縮され、作業性が向上する。
また、端子板が通電電流に対応した板厚に構成されるの
で、部分的に過熱される恐れがなく、熱バランスがよい
という利点を有するものである。
台座と立上り部とは上記実施例の如く、各々1対(2個
づつ)に限定されるものではなく、必要最小限の機械的
強度を有する厚さく材質により異なるが一般的には約0
.2Wn)程度にまで薄くして、その厚さに対応した数
に分割することができる。
また、端子部9は水平に形成してもよく、第5図に示す
如く、途中で折曲げて垂直部と水平部とで構成してもよ
い。
さらに、本考案では端子部9は板を重畳させて形成され
ているから、金属板を所定の形状に打抜いて屈曲させる
ことによって、端子板を容易に製造することができると
ともに、外力に対して重畳部を引離す応力として、応力
の一部が及収されるようになるので、板厚が薄いことに
よる応力の吸収と合わせて、極めて外力の吸収が大きく
なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は防曇ガラスの平面図、第2図は同端子板取付部
の拡大斜視図、第3図は本考案の一実施例の平面図、第
4図は同正面図、第5図は変形例をそれぞれ示す。 1・・・・・・板ガラス、2・・・・・・加熱線条、3
,5・・・・・・電極用導電膜、4,4′・・・・・・
線条、6・・・・・・リード線、7・・・・・・端子板
、8・・・・・・台座、9・・・・・・端子部、10・
・・・・・台座、11・・・・・・立上り部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板ガラス面上形成された電極用導電膜に設けられる端子
    板であって、該電極用導電膜に接着される1対の台座と
    、2枚の板からなり先端部を連なるようにして重畳した
    端子部と、該1対の台座と端子部を連接する一対の立上
    り部とを備え、前記1対の台車と立上り部の板厚を端子
    部の板厚のほぼl/2としたことを特徴とする導電ガラ
    スの端子板。
JP11071080U 1980-08-06 1980-08-06 導電ガラスの端子板 Expired JPS6021884Y2 (ja)

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JP11071080U JPS6021884Y2 (ja) 1980-08-06 1980-08-06 導電ガラスの端子板

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JP11071080U JPS6021884Y2 (ja) 1980-08-06 1980-08-06 導電ガラスの端子板

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JPS5734971U JPS5734971U (ja) 1982-02-24
JPS6021884Y2 true JPS6021884Y2 (ja) 1985-06-29

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JP11071080U Expired JPS6021884Y2 (ja) 1980-08-06 1980-08-06 導電ガラスの端子板

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BE1021393B1 (fr) * 2012-09-19 2015-11-16 Agc Glass Europe Connecteur electrique.
JP2014072101A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 3M Innovative Properties Co 端子および端子構造体
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JPS5734971U (ja) 1982-02-24

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