JPH0847089A - ラウドスピーカ - Google Patents

ラウドスピーカ

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JPH0847089A
JPH0847089A JP7133659A JP13365995A JPH0847089A JP H0847089 A JPH0847089 A JP H0847089A JP 7133659 A JP7133659 A JP 7133659A JP 13365995 A JP13365995 A JP 13365995A JP H0847089 A JPH0847089 A JP H0847089A
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JP
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loudspeaker
voice coil
centering plate
coil support
component
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JP7133659A
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Stefan Geisenberger
シュテファン・ガイゼンベルガー
Manfred Aigner
マンフレート・アイグナー
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Nokia Technology GmbH
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Nokia Technology GmbH
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/02Details
    • H04R9/04Construction, mounting, or centering of coil
    • H04R9/045Mounting

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、異なるラウドスピーカ部品、特に
ボイスコイル支持部およびラウドスピーカ振動板が120
℃以上の温度に耐え、環境に優しい方法で接合されてい
るラウドスピーカを提供することを目的とする。 【構成】 ラウドスピーカ振動板11およびボイスコイル
支持部10を備え、第1のラウドスピーカ部品11の表面領
域および別のラウドスピーカ部品10の表面領域が超音波
溶接によって接合可能な金属から形成され、各部品はそ
れらの各表面領域において互いに超音波溶接されること
を特徴とする。図では2つの部品10, 11は両面に金属被
覆19.1, 19.2を有する絶縁体層18より構成された絶縁体
構造16によって超音波溶接されて結合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にラウドスピーカ部
品の耐熱接続部の生成、特にボイスコイル支持部に対す
るラウドスピーカ振動板の接続に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術によると、ラウドスピーカ振動
板およびラウドスピーカボイスコイル支持部は、それら
が一体のものとして構成されない限り接着剤結合によっ
て接合される。例えば、接着剤によってプラスチック、
金属または紙のラウドスピーカ振動板にアルミニウムボ
イスコイル支持部を接合することが知られている。この
ような結合に対する要求もまた知られている。このよう
な接合部は軽量であり、両材料は熱により影響されても
互いにしっかりと結合され、簡単で迅速に構成されなけ
ればならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アルミニウムボイスコ
イル支持部およびプラスチック、金属または紙のラウド
スピーカ振動板を備えたラウドスピーカは、 120℃まで
の動作温度でこれらの要求を満足させる。ラウドスピー
カが高い周囲温度にさらされた場合、結合の耐熱性は急
速に低下する。改良された接着剤の使用等の方法により
少し高い温度の耐熱性が実現されるが、現在の環境上の
観点からそれらの使用がもはや正当とは考えられない接
着剤が必要である。これらの問題は、ボイスコイル支持
部またはラウドスピーカ振動板がいわゆるセンタリング
板に結合することによって接合されたときにも生じる。
ボイスコイル支持部およびプラスチックラウドスピーカ
振動板の一体構造は、これらの材料もまた所望の温度範
囲で必要な耐性を有しないため、これらの問題を部分的
にしか解決しない。所望の特性を備えたボイスコイル支
持部およびラウドスピーカ振動板の一体の金属構造は、
現在のところでは経済的な方法で実現されることができ
ない。特に、深絞り法によりアルミニウムまたはチタニ
ウムラウドスピーカ振動板およびボイスコイル支持部を
製造することは不可能である。したがって、本発明の目
的は異なるラウドスピーカ部品、特にボイスコイル支持
部およびラウドスピーカ振動板が120 ℃以上の温度に耐
える、環境的に優しい方法で互いに接合されているラウ
ドスピーカを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的は、第1のラウ
ドスピーカ部品の1以上の表面領域および別のラウドス
ピーカ部品の1以上の表面領域が、超音波溶接によって
接合可能な金属から形成され、各部品はそれらの各表面
領域において互いに超音波溶接されることを特徴とする
ラウドスピーカによって達成される。本発明の別の利点
は、請求項2乃至6に記載されている。
【0005】請求項1によると、接合されるべきラウド
スピーカ部品が少なくとも接合を意図された表面に超音
波溶接可能な金属を有する場合、各ラウドスピーカ部品
は各金属被覆の厚さが8μm以下である限り、超音波溶
接技術によって互いに非常に容易に接合されることがで
きる。この接合は、接合されるべき部品が完全に超音波
溶接可能な金属から形成されている場合に特に実行し易
く、これはその場合には接合される表面領域の被覆が省
略できるためである。
【0006】請求項2によると、溶接技術接合は、ボイ
スコイル支持部とラウドスピーカ振動板との間、ボイス
コイル支持部とセンタリング板との間、およびラウドス
ピーカ振動板とセンタリング板との間において等しく良
好に達成可能である。しかしながら、これは、ラウドス
ピーカ部品間のこのような接合が低い接合重量を必要と
した場合に、超音波溶接技術によってのみ達成できると
いうことを意味するものではない。もちろん、センタリ
ング板とラウドスピーカフレームとの間の接合も超音波
溶接されることができる。
【0007】請求項3によると、絶縁体が2つの対向し
た表面上において超音波溶接可能な材料で被覆された絶
縁体構造を挿入することによって、ボイスコイル支持部
がラウドスピーカ振動板に、またはセンタリング板がボ
イスコイル支持部またはラウドスピーカ振動板に接続さ
れた場合に特に有効である。絶縁体構造がボイスコイル
支持部とラウドスピーカ振動板との間に配置された場
合、ラウドスピーカ振動板からボイスコイル支持部への
熱伝達は、高温負荷にさらされているラウドスピーカ振
動板においてさらに困難になるため、ボイスコイル支持
部上のボイスコイル配線を絶縁する特別な方法はもはや
不要である。絶縁体構造の一側がラウドスピーカ振動板
またはボイスコイル支持部に結合され、また他方の側が
金属センタリング板に結合された場合、それが互いに接
続されていない2以上の部分から形成されているなら
ば、後者は例えばボイスコイル配線の両端部と音声信号
ラインの両端部との間におけるコンタクトブリッジとし
て使用されることができる。
【0008】セラミックまたはポリイミド材料は、適切
な絶縁材料であることが認められた。このような材料
は、例えば銅またはアルミニウム等の適切な材料を所定
の厚さで被覆されることができる。
【0009】特に良好なセンタリング板の超音波溶接
は、センタリング板金属被覆が請求項7にしたがって生
成された場合に実施される。
【0010】非金属を使用した、または網状構造を有し
ない、したがって破損されないセンタリング板は、接合
エッジが請求項8に示された縁部を有している場合、前
者のラウドスピーカ部品に接合されることができる。
【0011】
【実施例】図1はラウドスピーカの断面を示し、中心線
の左および右図は異なる構造例である。図1の左図は、
ラウドスピーカ振動板11にその上端で接合されたボイス
コイル支持部10を示す。ラウドスピーカ振動板11および
ボイスコイル支持部10は、アルミニウムから形成されて
いるため、互いに接触しているラウドスピーカ振動板11
の表面領域13.1,13.2およびボイスコイル支持部10は、
超音波溶接されることができる材料からなる。この明細
書に記載された接合領域において請求項1乃至3の意味
で第1のラウドスピーカ部品であるラウドスピーカ振動
板11間の接合部は、請求項1および2の意味において別
の部品であるボイスコイル支持部10に超音波溶接される さらに、ラウドスピーカ振動板11の円錐型領域14はセン
タリング板15に接合され、図2でさらに詳細に説明する
ものと同様の絶縁体構造16がラウドスピーカ振動板11と
センタリング板15との間に配置されている。
【0012】これに関して、センタリング板15がラウド
スピーカ振動板11に接合されたとき、金属から成るセン
タリング板の2部分構造がボイスコイル支持部10上に配
置されたボイスコイル17のワイヤ端部と音声信号ライン
のワイヤ端部(いずれも図1に示されていない)との間
のコンタクトブリッジとして使用可能であることを指摘
しなければならない。その場合、音声信号ラインとのボ
イスコイル17の通常のより線による接続部は取除かれる
ことができる。
【0013】図1の右図は、絶縁体構造16がセンタリン
グ板15とラウドスピーカ振動板11との間ではなく、ラウ
ドスピーカ振動板11とボイスコイル支持部10との間に配
置されている点で左図と異なっている。この構造は、ラ
ウドスピーカ振動板11からボイスコイル支持部10、した
がってボイスコイル17への熱伝達がさらに困難になると
いう利点を有する。
【0014】これに関連して、絶縁体構造16の介在はラ
ウドスピーカ振動板11とボイスコイル支持部10との間だ
けでなく、センタリング板15とラウドスピーカ振動板11
との間にも配置され、したがって図1の2つの別個の図
の利点を結合できることが指摘されるべきである。
【0015】図2は、拡大された絶縁体構造16を示す。
この絶縁体構造16は、この構成例ではセラミック材料か
ら形成された絶縁体18を配置することにより構成され
る。請求項1または3の意味において別のラウドスピー
カ部品である絶縁体構造16は、この場合にはボイスコイ
ル支持部10である第1のラウドスピーカ部品に面した絶
縁体18の側に、この例では銅から形成された金属被覆1
9.1を有する。超音波溶接は、アルミニウムボイスコイ
ル支持部10の表面領域13.1に金属被覆19.1の表面領域1
3.2を接合するために使用される。
【0016】やはり銅から成る別の金属被覆19.2は、金
属被覆19.1と反対側に面した絶縁体18の側に配置され、
金属被覆19.1と絶縁されるように接合されている。
【0017】金属被覆19.2の表面領域13.3はまたアルミ
ニウムラウドスピーカ振動板11の表面領域13.4に超音波
溶接される。
【0018】2つの各金属被覆19.1および19.2は8μm
以上の厚さを有し、一方の絶縁体層18の厚さはほぼ1mm
である。
【0019】本発明の構成は、金属被覆19.1,19.2の金
属として銅を使用することに制限されるものではない。
もちろん、各金属被覆はアルミニウムまたはニッケルで
あることができる。良好な結果は、アルミニウムで両側
を被覆されて、絶縁体構造16を形成する絶縁体18として
ポリイミド箔を使用することによって得られた。
【0020】図2に示された絶縁体構造16は、本質的に
図1の右図による取付け状況を示す。センタリング板15
がラウドスピーカ振動板11に導電的に接合される必要の
ない場合(図1の左図)、図2の絶縁体構造16はまたこ
の構造例において使用されることができる。この場合、
ラウドスピーカ振動板11は請求項1乃至3の意味におい
て第1のラウドスピーカ部品であり、一方絶縁体構造16
は請求項1乃至3の意味において別の部品である。
【0021】図3は別のラウドスピーカの断面図であ
る。請求項1および2の意味におけるラウドスピーカの
第1の部品はボイスコイル支持部10から成り、一方ラウ
ドスピーカ振動板11は請求項1および2の意味において
別のラウドスピーカ部品である。
【0022】2つの例示された上記の部品10、11はアル
ミニウムから成り、互いに超音波溶接されている。
【0023】図2による絶縁体構造16はまた2つの部品
10、11間における熱絶縁が要求される限り、挿入される
ことができる(図3に示されていない)。
【0024】図1による説明からはずれて、図3に示さ
れた構造は、ボイスコイル支持部10に接合されたセンタ
リング板15を有する。図2による絶縁体構造16はこの場
合でも必要ならば、センタリング板15とボイスコイル支
持部(図3には示されていない)との間に配置されるこ
とができる。図3におけるセンタリング板15の破線図
は、ボイスコイル支持部10の中央位置設定がドイツ国特
許第 4241212号明細書に記載されたような異なる方法で
達成されるならば、センタリング板15を完全に除去でき
ることを明らかにしている。以下、図5によりボイスコ
イル支持部10に対する図3に示されたセンタリング板15
の接合をさらに詳細に説明する。
【0025】図4は、ボイスコイル支持部10およびラウ
ドスピーカ振動板11の接合部を示し、ここにおいて中心
線の左および右の図は異なる構成例を示している。
【0026】ボイスコイル支持部10およびラウドスピー
カ振動板11は、両構成例においてアルミニウムから形成
され、絶縁体構造16の挿入を行わずに超音波溶接によっ
て接合される。
【0027】図1に示されたものと対照的に、図4の右
図は、それより長く、したがってその上端部20がラウド
スピーカ振動板11によって形成された円錐構造中に深く
突出したボイスコイル支持部10を示す。ボイスコイル支
持部10の上端部20は、やはりアルミニウムから形成さ
れ、ボイスコイル支持部10の内部断面を閉じるポット状
のキャップ21に接合されている。キャップ21のボイスコ
イル支持部10への接合の超音波溶接を可能にするため
に、ボイスコイル支持部10の内部ジャケットに接合され
たキャップ21のリム22が、ボイスコイル17と逆方向を向
いていることが重要である。これは、キャップ21が下方
を向いたリム22によって取付けられた後、キャップ21お
よびボイスコイル支持部10によって限定された溶接電極
用の空間はもはやアクセス不可能なためである。
【0028】図4の左図は、やはりアルミニウムから形
成され、凹形を有する防塵キャップ21を示す。この防塵
キャップ21の包囲フランジ23は、ラウドスピーカ振動板
11の内側に超音波溶接される。
【0029】図3によるセンタリング板15が存在し、ボ
イスコイル支持部10またはラウドスピーカ振動板11に接
合されている場合、従来技術ではこのような接合部は通
常接着剤結合によって実現される。高い周囲温度におけ
るこのような接着剤結合に関連した問題を考慮し、以下
図5との関連で温度問題を解決するセンタリング板15と
ボイスコイル支持部10またはラウドスピーカ振動板11と
の間の接合部を説明する。上記最後の2つの部品10,11
の各表面領域13が部分的または全体的に超音波溶接可能
な金属から形成され、各部品10,11に接合されるセンタ
リング板15の1以上の表面領域13もまた超音波溶接可能
な金属から形成されているならば、センタリング板15は
超音波溶接によってこれらの部品10,11に非常に容易に
接合されることが可能である。センタリング板15は通常
布地またはプラスチック織物から形成されているため、
このような材料上に超音波溶接可能な被覆を生成するこ
とは非常に時間を要し、多大な費用をかけてのみ可能で
ある。反対に、金属織物がセンタリング板15の材料とし
て使用された場合、それは異なる金属による電着(galva
nic)プロセスによって非常に容易に被覆されることが可
能であり、これは例えばセンタリング板15の金属に超音
波溶接可能である。このような電着被覆は良好な結合状
態でセンタリング板15上に製造されることができるが、
このような被覆方法は環境保護のために問題がある。し
たがって、以下さらに詳細に説明するように、センタリ
ング板15と超音波溶接可能な金属被覆との間の接合を実
現することが極めて有効である。
【0030】通常構成されるセンタリング板は波状の輪
郭を有しているため、普通はエンボス加工によってこの
輪郭を形成する。薄い超音波溶接可能な金属ストリップ
が同時にエンボス加工装置中に配置された場合、エンボ
ス加工装置の圧力の下で、ストリップの金属がセンタリ
ング板15中に流入または突出する。このプロセスの終了
後、図5のaに概略的に示された状態が得られる。この
図において、センタリング板15がエンボス加工された
後、センタリング板15に面したストリップ24の領域がセ
ンタリング板15におけるウィーブ(weave) 開口25中に突
出することが明瞭に認められる。ストリップ24の領域が
センタリング板15におけるウィーブ開口25中に突出する
と、接合が2つの部分15,24の間で行われ、両部分が1
つのものとして認められる。両部分15,24からなる1個
のユニットがボイスコイル支持部10またはラウドスピー
カ振動板11に超音波溶接されなければならない場合、ス
トリップ24と反対側のセンタリング板15の側はボイスコ
イル支持部10またはラウドスピーカ振動板11に配置され
ることが重要である。これは、ウィーブ開口25中に突出
したストリップ24の領域がそれだけで機械的な負荷の下
に例えばボイスコイル支持部10に永久にセンタリング板
15を接合することは依然として不可能なためである。セ
ンタリング板15とボイスコイル支持部10またはラウドス
ピーカ振動板11との間の望ましい高い機械強度は、セン
タリング板15がストリップ24とボイスコイル支持部10と
の間に配置されたときにのみ達成され、ウィーブ開口25
中に突出したストリップ24の領域はボイスコイル支持部
10またはラウドスピーカ振動板11に超音波溶接される。
これは、ラウドスピーカ振動板11とセンタリング板15と
の間の接合部として図5のbに概略的に示されている。
【0031】センタリング板15と各ラウドスピーカ部品
10,11との間の特に安定した結合は、センタリング板15
のエンボス加工中に加圧されたストリップ24が超音波に
よって軟化された場合に達成されることができる。この
軟化は、エンボス加工プロセスに続いてセンタリング板
15がストリップ24に接合された後でも生じることができ
る。エンボス加工装置または超音波溶接装置の対応した
構造により、両場合においてストリップ24の金属は、全
体的に薄い金属膜26もまたストリップ24の反対側のセン
タリング板15の側上に生じるようにウィーブ開口25中に
突出する。これは、図5のcに概略的に示されている。
金属膜26および残りのストリップ24はほぼ同じ厚さを有
しているため、金属膜26またはストリップ24がその目的
のために使用されるか否かにかかわらず、ラウドスピー
カ振動板11またはボイスコイル支持部10の溶接には相違
はない。
【0032】図5のa乃至cに関して述べられたセンタ
リング板15は鋼線織物から形成された。鋼線の厚さは約
0.1mm であった。これは、センタリング板15がやはり非
金属から形成されることができないことを意味するもの
ではない。しかしながら、非金属が使用された場合、ウ
ィーブ開口25を通って加圧されるためにストリップが使
用されないようにプロセスが修正されなければならな
い。その代りとして、非金属から形成されたセンタリン
グ板15により、ラウドスピーカ振動板11またはボイスコ
イル支持部10に接合されるべきセンタリング板15のリム
は超音波で溶接可能な金属のほぼU形のプロフィール中
に収容される。これは図5のdに示されている。この図
5のdに示された包囲体27は、屈曲後にU形プロフィー
ルの両脚部29,30がリム28の周囲でクランプされるよう
に、センタリング板15のリム28の周囲でL形の肘部を屈
曲することによって形成された。包囲体27およびセンタ
リング板15の安定した結合は、センタリング板15上に配
置された包囲体27の表面が、屈曲後にセンタリング板15
中に突出する凸凹または突起(示されていない)を与え
られた場合に生成される。付加的な強度のために、包囲
体27およびセンタリング板15はほぼ階段状のエンボス加
工されたビーズ(示されていない)を具備することもで
きる。
【0033】完璧にするために、これに関して包囲体27
が使用されたとき、センタリング板15は必ずしも目の粗
い織物から形成される必要はないことを指摘しなければ
ならない。包囲体27は非金属センタリング板15に限定さ
れるものではなく、金属から形成されたセンタリング板
15と共に使用されることもできる。
【0034】例えば包囲体27を備えたセンタリング板15
とラウドスピーカ振動板11との間の接合は、包囲体27の
脚部30が対向電極として使用されるアンビル31上に配置
されることで達成される。溶接のために、ラウドスピー
カ振動板11および包囲体27の脚部29,30およびリム28が
アンビル31上に押付けられるように、超音波装置電極(s
onotrode) 32がラウドスピーカ振動板11の内側33に配置
される。超音波溶接がその状態で行われた場合、包囲体
27の脚部29はラウドスピーカ振動板11に接合される。セ
ンタリング板15が目の粗い織物から形成された場合、包
囲体27の金属はウィーブ開口25(図5のdには示されて
いない)中に突出し、このようにしてセンタリング板15
を通って両脚部29,30を接合する。
【0035】図5のa乃至dとの関連で説明された構成
例は、センタリング板15とラウドスピーカ振動板11また
はボイスコイル支持部10との間の接合だけに関するもの
であるが、示された方法はラウドスピーカフレーム(示
されていない)にセンタリング板15を接合するために使
用されることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の断面図。
【図2】図1の部分図。
【図3】図1と別の実施例の断面図。
【図4】図1の別の実施例の断面図。
【図5】図3の部分図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マンフレート・アイグナー ドイツ連邦共和国、94374 シュバルツァ ッハ、ビッテルスバッハー・シュトラーセ 14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラウドスピーカ振動板およびボイスコイ
    ル支持部を備えているラウドスピーカにおいて、 第1のラウドスピーカ部品の1以上の表面領域および別
    のラウドスピーカ部品の1以上の表面領域が、超音波溶
    接によって接合可能な金属から形成され、各部品はそれ
    らの各表面領域において互いに超音波溶接されることを
    特徴とするラウドスピーカ。
  2. 【請求項2】 ラウドスピーカの第1の部品はボイスコ
    イル支持部またはラウドスピーカ振動板のいずれかであ
    り、ラウドスピーカの他方の部品はボイスコイル支持部
    またはセンタリング板のいずれかであり、各第1の部品
    はラウドスピーカの他方の異なる名称の部品に接続され
    ていることを特徴とする請求項1記載のラウドスピー
    カ。
  3. 【請求項3】 ラウドスピーカの第1の部品はボイスコ
    イル支持部またはラウドスピーカ振動板のいずれかであ
    り、他方のラウドスピーカ部品は絶縁体層からそれぞれ
    形成された絶縁体構造であり、それにおいて金属被覆さ
    れた表面領域と反対側に面した側もまた超音波溶接可能
    な金属被覆を有し、やはり超音波溶接可能な金属からな
    る各絶縁体の金属被覆は各第1の部品とは異なるラウド
    スピーカの一部分の表面領域に超音波溶接することによ
    って接合されることを特徴とする請求項1記載のラウド
    スピーカ。
  4. 【請求項4】 ラウドスピーカの少なくとも第1の部品
    は全体的に超音波溶接可能な金属から形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のラウドスピーカ。
  5. 【請求項5】 絶縁体構造は、絶縁体であるセラミック
    被覆を有していることを特徴とする請求項3記載のラウ
    ドスピーカ。
  6. 【請求項6】 絶縁体構造は、絶縁体であるポリイミド
    被覆を有していることを特徴とする請求項3記載のラウ
    ドスピーカ。
  7. 【請求項7】 ラウドスピーカの第1の部品への接合部
    として設けられたセンタリング板の領域は、センタリン
    グ板の1以上の表面領域上に配置され、センタリング板
    中のウィーブ開口に入り込む超音波溶接可能な金属被覆
    を有していることを特徴とする請求項2記載のラウドス
    ピーカ。
  8. 【請求項8】 ラウドスピーカの第1の部品との接合部
    として設けられたセンタリング板の領域は、センタリン
    グ板のリムを収容する超音波溶接可能な金属からなる包
    囲体を有していることを特徴とする請求項2記載のラウ
    ドスピーカ。
JP7133659A 1994-06-01 1995-05-31 ラウドスピーカ Pending JPH0847089A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4419253 1994-06-01
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