JPS6021651A - ネツトワ−クシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は通信権確立手段としてトークン方式を用いたネ
ットワークシステムに関する。

従来技術 従来シングルフレーム方式データｉ信システムでアクセ
ス制御をトークンの争奪により行うトークンアクセス制
御通信方式では、ネットワークシステムの電源投入時に
論理的リング構成化する為の初期化フェーズが必要であ
り、この為にネットワークを構成するノードのなかで、
特定なマスク的ノードの初期化させる方式が用いられて
いる。

しかし、従来方式てはマスク的メートが存在する必要か
あり、電源投入の手順やマスク的メート障害時の対策が
必要であるなどの欠点を有している。また一度ネットワ
ークシステムが構成された後にも新規参加ノードの追加
用に常詩ネットワークを監視している必要があり、効率
」−も必ずしも良くない。又、トークンの消失時におけ
るシステム障害時にも、電源投入時と同じような手順で
ネットワーク全体を再構成しなおさなくてはならない欠
点がある。またＣ　Ｓ　ＭＡ／ＣＤ等のランダム制御方
式ではアクセスタイムの保証がない。

目的 本発明は、上述の欠点を除去することを目的とし、ネッ
トワークシステム全体の効率と即応性の向上を図るため
、ネットワークの初期化及び新規参加の制御を焦条件で
の特権フレーム送出により行イ、システム構築後はトー
クン方式のアクセス制御方式を用いるネットワークシス
テムを提案することを目的とす名。

実施例 以下図面に基づいて本発明の一実施例を詳細に説明する
。

第１図は本発明のデータ通信方式を用いたネットワーク
システム構成図であり、１〜７は伝送装置であり、リン
グ状伝送路（通信媒体）８を介して互いに接続されてい
る。

伝送装置の伝送制御部のブロック図である筒２図におい
て、１０は処理装置であり伝送制御部のマイクロプロセ
シングユニット（以下ＭＰＵと呼ぶ）１１との間で伝送
路８上のデータの授受を行う。１２は伝送路８上の通信
権を制御する為のトークン制御回路、１３は伝送路８と
のデータの授受の時のデータを一時蓄えておくためのバ
ッファ、１４は伝送路でのキャリアの衝突の検出等をイ
ｊうフレーム制御回路、１５はネットワークトランシー
バである。

フレーム制御回路１４の詳細図を第３図に示す。

ここで２３は伝送路８上でデータの衝突が発生している
か否かを検出する衝突検出回路、２４は特権フレームの
検出、制御を行う特権フレーム制御回路、２０は論理積
回路、２１．２２はインバータ回路、２５はＭＰＵＩＩ
よりの送信要求信号、２７はデータ信号線である。この
様にフレーム制御回路１４内の論理積回路２０の働きに
よりＭＰＵＩからのトークン制御回路２を介した送信要
求は、伝送路（通信媒体）８上でデータの衝突が発生し
た場合、及び特権フレーム受信時には禁止される。

第４図は伝送路８上に流すフレームの概念構成図で、制
御部４０には特権フレームモードを示す指定ビットを含
む。ＤＡ部４１は受信ノードアドレスを示し、ネットワ
ーク構成全ノードを受信メートとする場合、全ビットｌ
である。ＳＡ部４２は送信ノードアドレスを示し、情報
部４３はＭＰＵＩからバッファを介して送信されるデー
タである。

以上の構成及びフレームによる動作を第５図も参照して
説明する。

第５図は伝送制御部のネットワーク構築フローチャート
である。

リングネットワークに接続されている伝送装置に゛電源
が投入されると（ステップ５０）、投入された伝送装置
は、自装置がネットワークの主局となるべく、ＭＰＵＩ
よりトークン制御回路１２を介して、フレーム制御回路
１４に主局宣言特権フレームを送出する。フレーム制御
回路１４は無条件でこの主局宣言特権フレームを伝送路
８に送出する。フレーム制御回路１４は特権フレーム送
出中に、伝送路８上で衝突が発生したか否かを監視しく
ステップ５３）、衝突が発生していなければネットワー
ク上にまだ）・−クンによる通信権設定フェーズが存在
しないことを意味し、自装置が最初にネットワークの構
成装置となった４９になり、自装置をネットワークの主
局とするべく、トークン制御回路１２は論理ループ形式
処理を開始する（ステップ５４）。そしてネットワーク
にトークンを送出し、子局よりの応答を待つ（ステップ
５５）。

ステップ５３で特権フレーム送信中に衝突が発生した場
合はネットワーク上ですでにト、−クンが巡回しており
、自装置は主局となり得ない。このため伝送路８上の通
信データが無くなるのを待って（ステップ５６）新規参
加官賞フレームを伝送路８に送出しくステップ５７）、
ネットワーク構成メートに割込的に参加を宣言する。以
後トークンによる通信権獲得可能装置として論理ループ
を構成する（ステップ５８）。

ステップ５５で子局よりの応答を待っている時に衝突が
発生するか否か調べ（ステップ５９）衝突が発生してい
なければトークンに対する応答に従い通常処理を行い（
ステップ６０）、次のトークンの送出を行う。

ステップ５９で伝送路８に衝突が発生した場合には、ネ
ットワークに接続された伝送装置の電源が投入され、主
局宣言特権フレームが送出されたことを意味する。この
ためこの伝送装置より続いて新規参加宣言フレームが送
られてくる。ステップ６１でこの新規参加宣言フレーム
を受信し、ステップ６２で受信フレームに従って論理ル
ープを再形成し、ステップ５５に戻り、再形成した論理
ループに従ってトークンを送出する。新規参加宣言フレ
ームを送信した伝送装置は以後トークン巡回の対象とな
り通信権が得られる。またステップ６２で主局は再形成
した論理ループ構成を各子局に報知する。

前述の説明では、通信媒体をリング状伝送路の場合につ
いて説明したが、ネットワークシステムを構成する各伝
送装置は論理的ループ構成であり、通信媒体がバス状伝
送路の場合においても適用できる。

効果 以上説明した如く本発明によれば、通信権確立としてト
ークンアクセス制御方式を用い、ネットワー、りへの参
入のための通信媒体アクセス制御手段として、無条件で
の特権フレームの送出、及び特権フレームの通信媒体上
での衝突検知手段を付加しただけで、極めて容易にシス
テムの再構築及び制御を行え、通信権確立のアクセスタ
イムの保証を損することもない効率のよいネットワーク
システムが実現した。

【図面の簡単な説明】

第１図はシステムネットワーク構成側図、第２図は本実
施例伝送装置の伝送制御部のブロック図、 第３図は伝送制御部フレーム制御回路の詳細図、 第４図は情報フレームの概念構成図、 第５図は伝送制御部のネットワーク構築フローチャート
である。 図において、１〜７・・・伝送装置、８・・・伝送路（
通信媒体）、１０・・・処理装置、１１・・・ＭＰＵ、
１２・・・トークン制御回路、１３・・・バッファ１．
１４・・・フレーム制御回路、１５・・・ネットワーク
Ｉ・ランシーバ、２０・・・論理積回路、２３・・・衝
突検出回路、２４・・・特権フレーム制御回路である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）通信媒体と、該通信媒体に接続された複数の伝送
   装置より構成されるデータ通信ネットワークシステムに
   おいて、前記伝送装置は前記通信媒体でのデータの衝突
   が発生したことを検知する衝突検知手段を備え、前記デ
   ータ通信ネットワークへの通信権制御手段としてトーク
   ン方式を用い。 前記伝送装置は前記データ通信ネットワークへの新規参
   入時に前記通信媒体上に特権フレームを送出し、前記デ
   ータ通信ネットワークに接続の他の伝送装置に前記デー
   タ通信ネットワーク参入を報知することを特徴とするネ
   ットワークシステム。
2. （２）特権フレーム送出時に通信媒体上でデータの衝突
   発生の無い場合は前記特権フレーム送出の伝送装置カー
   ネットワークの主局としてトークン制御を行うことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載のネットワークシス
   テム。
3. （３）特権フレーム送出時に通信媒体」−でデータの衝
   突が発生した場合は、前記特権フレーム送出の伝送装置
   が前記ネットワーク接続の他の伝送装置に対して前記ネ
   ットワーク参入を報知するネットワーク参入フレームを
   送出後、子局として前記ネットワークに参入することを
   特徴とする特ＡＱ：ｌ’１求の範囲第１項記載のネット
   ワークシステム。