JPS60210646A - 半導電性組成物 - Google Patents
半導電性組成物Info
- Publication number
- JPS60210646A JPS60210646A JP6638784A JP6638784A JPS60210646A JP S60210646 A JPS60210646 A JP S60210646A JP 6638784 A JP6638784 A JP 6638784A JP 6638784 A JP6638784 A JP 6638784A JP S60210646 A JPS60210646 A JP S60210646A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethylene
- copolymer
- vinyl acetate
- base resin
- ester copolymer
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、ゴム・グラスチック絶縁電カケーブル、特に
多湿雰囲気中で使用されるケーブルの半導電性層をなす
において有用な半導電性組成物に関するものである。
多湿雰囲気中で使用されるケーブルの半導電性層をなす
において有用な半導電性組成物に関するものである。
〈背景技術とその問題点〉
ゴム・プラスチック絶縁電カケーブルは必らずしも使用
環境が良好ではなく、水や湿気の多い雰囲気中で使用さ
れることがある。ヒのような多湿雰囲気中での使用にお
いて、ケーブル内部に水や湿気が浸透し、このもとて長
時間使用していると、所謂浸水課電劣化を引き起し、ケ
ーブルの電気的性能の著しい低下をもたらす。
環境が良好ではなく、水や湿気の多い雰囲気中で使用さ
れることがある。ヒのような多湿雰囲気中での使用にお
いて、ケーブル内部に水や湿気が浸透し、このもとて長
時間使用していると、所謂浸水課電劣化を引き起し、ケ
ーブルの電気的性能の著しい低下をもたらす。
そこで、本発明者がこの浸水課電劣化の原因について鋭
意研究したとζろ、その原因の一つとして絶縁体と半導
電層との境界面の状態が関係しているのではないかとの
結論に違した。この観点に立って、種々の樹脂からなる
半導電層について検討したとζろ、エチレン−酢酸ビニ
ル−アクリル酸エステル共重合体を含有する半導電性組
成物で半導電層を形成し九場合、浸水課電下での電気的
性能の低下が極めて少な−ことを見込用した。
意研究したとζろ、その原因の一つとして絶縁体と半導
電層との境界面の状態が関係しているのではないかとの
結論に違した。この観点に立って、種々の樹脂からなる
半導電層について検討したとζろ、エチレン−酢酸ビニ
ル−アクリル酸エステル共重合体を含有する半導電性組
成物で半導電層を形成し九場合、浸水課電下での電気的
性能の低下が極めて少な−ことを見込用した。
〈発明の目的〉
本発明は、上記結果に基づきなされたもので、ベース樹
脂として、エチレン−酢酸ビニル−アクリル酸エステル
共重合体を単独また唸これを主成分とするものを用いて
、％に、浸水課電下での電気的性能低下のない半導電性
組成物を得ることを目的とする。
脂として、エチレン−酢酸ビニル−アクリル酸エステル
共重合体を単独また唸これを主成分とするものを用いて
、％に、浸水課電下での電気的性能低下のない半導電性
組成物を得ることを目的とする。
〈発明の概要さ
本発明の半導電性組成物は、ベース樹脂として、エチレ
ン−酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体を単独ま
たはこれを主成分として有し、これらの１００重量部に
カーボンブラック１０〜９０重量部を配合したものであ
る。このベース樹脂に、必要によ多配合される他の成分
としては、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体（ＥＶ
Ａ）やエチレン−アクリル酸エチル共重合体（ＥＥＡ）
％またはＩＰゴムなどが挙げられる。
ン−酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体を単独ま
たはこれを主成分として有し、これらの１００重量部に
カーボンブラック１０〜９０重量部を配合したものであ
る。このベース樹脂に、必要によ多配合される他の成分
としては、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体（ＥＶ
Ａ）やエチレン−アクリル酸エチル共重合体（ＥＥＡ）
％またはＩＰゴムなどが挙げられる。
ζこで、エチレン−酢酸ビニル−アクリル酸エステル共
重合体としては、電気化学社製のＥＲ−３４００などの
市販品などが挙げられる。
重合体としては、電気化学社製のＥＲ−３４００などの
市販品などが挙げられる。
このエチレン−酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合
体を含有するベース樹脂１００重量部に対し、カーボン
ブラックの配合量を１０〜９０重量部としたのは、先ず
、１０重量部未満では必要とされる導電性が得られず、
また、９０重量部を越えると、組成物の物性が脆くなり
、かつ可撓性などの機械的特性が悪化するからである。
体を含有するベース樹脂１００重量部に対し、カーボン
ブラックの配合量を１０〜９０重量部としたのは、先ず
、１０重量部未満では必要とされる導電性が得られず、
また、９０重量部を越えると、組成物の物性が脆くなり
、かつ可撓性などの機械的特性が悪化するからである。
なお、上記ベース樹脂とカーボンブラックの他に、必要
に応じて、架橋剤、架橋助剤、老化防止剤、加工助剤、
滑剤などを適宜添加することもできる。
に応じて、架橋剤、架橋助剤、老化防止剤、加工助剤、
滑剤などを適宜添加することもできる。
〈実施例〉
下記の第１表の配合による本実施例１〜５０半導電性組
成物を用いて、内部半導電層および外部半導電層を形成
した架橋ポリエチレン絶縁電カケーブル（導体：１００
ｍ２軟銅撚線）を作った二なお、内部半導電層、架橋ポ
リエチレン絶縁体、外部半導電層の厚さは、夫々１．０
ｍ、 ３．０１１１１ｓＯ，５ｉｍである。
成物を用いて、内部半導電層および外部半導電層を形成
した架橋ポリエチレン絶縁電カケーブル（導体：１００
ｍ２軟銅撚線）を作った二なお、内部半導電層、架橋ポ
リエチレン絶縁体、外部半導電層の厚さは、夫々１．０
ｍ、 ３．０１１１１ｓＯ，５ｉｍである。
１）ｇｎ３４００・・・電気化学社製
２）エバフレックス２６０＠＠・三井ポリケミカル社製
３）ＤＰＤＪ−６１６９・・・日本ユニカー社製４）三
井ＥＰ１０４５・・脅三井石油化学社製５）ア省チレン
ブラック・・・電気化学社製６）パルカンＸＣ−７２−
・キャボット社製゛７）ツクラック２２４０・大円新興
社製〈比較例〉 上記実施例と同一構造のケーブルを作った。ただし、半
導電性組成物のベース樹脂としては、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体単独のもの（比較例１）およびエチレン−
アクリル酸−チル共重合体単独のもの（比較例２）であ
る。
井ＥＰ１０４５・・脅三井石油化学社製５）ア省チレン
ブラック・・・電気化学社製６）パルカンＸＣ−７２−
・キャボット社製゛７）ツクラック２２４０・大円新興
社製〈比較例〉 上記実施例と同一構造のケーブルを作った。ただし、半
導電性組成物のベース樹脂としては、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体単独のもの（比較例１）およびエチレン−
アクリル酸−チル共重合体単独のもの（比較例２）であ
る。
以上の本実施例と比較例の各ケーブルを水中に浸漬し、
ｌ０ＫＶ、５０ＨｚＯ電圧を課電し、７０００時間後や
交流破壊電圧の低下率をめた。
ｌ０ＫＶ、５０ＨｚＯ電圧を課電し、７０００時間後や
交流破壊電圧の低下率をめた。
その結果は第２表の一シであった。
第 ２ 表
上記第２表から、本実施例の場合、比較例に比べて、交
流破壊電圧の低下率が小さく、多湿雰囲気環境下に強い
ことがわかる。
流破壊電圧の低下率が小さく、多湿雰囲気環境下に強い
ことがわかる。
〈発明の効果〉
本発明によると、以上の説明から明らかなようＩｇ−、
ヘース樹脂トして、エチレン−酢酸ビニル−アクリル酸
エステル共重合体を単独でまたはこれを主成分として用
いであるため、ケーブルの半導電層を形成したとき、多
湿雰囲気環境下にあっても、絶縁体と半導電層との境界
面の状態は良好に保たれ、浸水課電劣化のなり優れた半
導電性組成物を得ることができる。
ヘース樹脂トして、エチレン−酢酸ビニル−アクリル酸
エステル共重合体を単独でまたはこれを主成分として用
いであるため、ケーブルの半導電層を形成したとき、多
湿雰囲気環境下にあっても、絶縁体と半導電層との境界
面の状態は良好に保たれ、浸水課電劣化のなり優れた半
導電性組成物を得ることができる。
特許出願人 藤倉電線株式会社
Claims (1)
- エチレン−酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体ま
たはこれを生成分とするベース樹脂１００重量部にカー
ポンプ２７２１０〜９０重量部を配合してなる半導電性
組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6638784A JPS60210646A (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | 半導電性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6638784A JPS60210646A (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | 半導電性組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60210646A true JPS60210646A (ja) | 1985-10-23 |
Family
ID=13314361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6638784A Pending JPS60210646A (ja) | 1984-04-03 | 1984-04-03 | 半導電性組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60210646A (ja) |
-
1984
- 1984-04-03 JP JP6638784A patent/JPS60210646A/ja active Pending
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