JPS60208890A - 印刷用スクリ−ン版 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プリント基板の加工における、回路形成、ン
ルダーレジスト形成１部品配置図形成等のスクリーン印
刷に用いる印刷用スクリーン版に関するものである。

従来例の構成とその問題点 そこで、まず従来の印刷用スクリーン版について、図面
と共に説明する。

第１図は従来の印刷用スクリーン版の断面は１であり、
図において、１はポリエステル、ステンレス、絹等を編
んで構成したスクリーン、２はスクリーン１の印刷不要
部分に形成された乳剤２であり、乳剤２はポリビニルア
ルコールを主剤とする液状のもので形成されている。そ
して３は印刷用のインキ４を通過させるために乳剤２を
除去した部分であシ、乳剤２は形成されない。５は絶縁
基板等の被印刷物である。６はインキ４を被印刷物５に
形成するためのスキージである。

この構成では、除去部３を通過したインキ４が乳剤２と
被印刷物６との間にスキージ６により押出された時の力
や毛細管現象で侵入し、インキ４のにじみが発生する。

この場合１〜２枚の連続印刷において、被印刷物６に形
成されたパターンの再現性は印刷用スクリーン版に対し
＋０．１〜＋０．２１１Ｉｍが限度であり、現在要求さ
れている高密度回路のプリント基板（再現性＋０．０５
ｍｍ以下）の作製が困難であり、かつ量産性が悪いもの
であった。

発明の目的 本発明は、上記従来の欠点である連続印刷時における、
乳剤表面へのインキのにじみ出しを大幅に改善し、被印
刷物に形成されたパターンの印刷用スクリーン版に対す
る再現性を高精度で再現するだめの印刷用スクリーン版
を提供するものである。

発明の構成 この目的を達成するために、本発明の印刷用スクリーン
版は、スクリーンの印刷不要部分に乳剤によるパターン
を形成し、その乳剤の被印刷物に接する面にフッ素樹脂
の層を形成することにより、インキの表面張力よりも乳
“剤表面の見かけの表面張力を低くさせる構成としたも
のである。この構成により印刷時に、にじみ出（７たイ
ンキは乳剤表面からはじき出されにじみがなくなる。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例について図面と共に説明する。

第２図は本発明の印刷用スクリーン版の断面図であり、
図において、１はポリエステル、ステンレス、絹等を編
んで構成したスクリーン、２はスクリーン１の不要部分
に形成された乳剤２であり、乳剤２はポリビニルアルコ
ールを主剤とする液状のもので形成されている。そして
３は印刷用のインキ４を通過させるために乳剤２を除去
した部分そあ一す、乳剤２は形成されていない。６は、
絶縁基板等の被印刷物である０６はインキ４を被印刷物
に形成するだめのスキージである。７は乳剤２の表面に
形成したフッ素樹脂（−ＣＦ３−、−ＣＦ２１（〜。

−ＣＦ２−ＣＦ２−）の層である。

この構成では、除去部３を通過したインキ４がフッ素樹
脂層７と被印刷物５との間へ侵入しても、フッ素樹脂層
７の見かけの表面張力が７〜１２ダインであるため、一
般に使用されているインキ４０表面張力（２０〜３０ダ
イン）との関係において、侵入したインキ４が直ちにフ
ン素樹脂層７の表面からはじき出され、にじみがなくな
る。

発明の効果 以上のように本発明は、スクリーンの印刷不要部分に乳
剤によるパターンを形成し、その乳剤の被印刷物に接す
る面にフッ素樹脂層を形成することで、にじみ出しだイ
ンキが直ちにフッ素樹脂層よシはじき出され、インキの
にじみ出しがなくなる、それにより印刷用スクリーン版
に対する被印刷物の再現性を＋０．０５　ｍｍ以下とす
ることができ、また連続印刷も可能となる。これにより
工程の大幅な合理化が行え、その実用的効果は多大なる
ものがある。

なお乳剤の代りにポリビニルアルコールを主剤とするフ
ィル状のものでも同様な効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の印刷用スクリーン版の断面図、第２図
は、本発明の一実施例における印刷用スクリーン版の断
面図である。 １・・・・・・スクリーン、２・・・・・・乳剤、３・
・・・・・乳剤を除去した部分、４・・・・・・インキ
、６・・・・・・被印刷物、６・・・・・・スキージ、
７・・・・・・フン素樹脂層。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スクリーンの印刷不要部分に乳剤によるパターンを形成
   し、その乳剤の被印刷物に接する面に、フッ素樹脂層を
   形成した印刷用スクリーン版。