JPS6020859Y2 - 建設機械のフロントピン結合部用oリングシ−ル - Google Patents

建設機械のフロントピン結合部用oリングシ−ル

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Publication number
JPS6020859Y2
JPS6020859Y2 JP4764680U JP4764680U JPS6020859Y2 JP S6020859 Y2 JPS6020859 Y2 JP S6020859Y2 JP 4764680 U JP4764680 U JP 4764680U JP 4764680 U JP4764680 U JP 4764680U JP S6020859 Y2 JPS6020859 Y2 JP S6020859Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring seal
pin joint
boss
construction machinery
front pin
Prior art date
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Expired
Application number
JP4764680U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56149163U (ja
Inventor
道生 伏木
Original Assignee
日立建機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日立建機株式会社 filed Critical 日立建機株式会社
Priority to JP4764680U priority Critical patent/JPS6020859Y2/ja
Publication of JPS56149163U publication Critical patent/JPS56149163U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は建設機械たとえば油圧ショベルのフロントピ
ン結合部の潤滑剤のシール等に用いられるOリングシー
ルに関するものである。
第1図は油圧式ショベルのバックホーの一部を示す図で
ある。
図において1はアーム、2はピン3によりアーム1に回
動可能に取付けられたパケットである。
第2図は第1図に示したアーム1とパケット2との結合
部を示す断面図、第3図は従来のOIJソングールを示
す図である。
図において1aはアーム1に設けられたボス、2aはパ
ケット2に設けられたボス、4はボスla、2aの相対
する部分の外周に設けられたV字溝、5はV字溝4内に
挿入されたOリングシールである。
このように、ボスla、2a間にOリングシール5を設
ければ、ボスla、2aとピン3との間に外部から土砂
等が侵入するのを防止することができ、またボスla、
2aとピン3との間に注入されたグリース等の潤滑剤が
流出するのを防ぐことができる。
ところで、Oリングシール5の材質は通常ニトリルゴム
、ウレタン等であり、作業条件によっては、Oリングシ
ール5に亀裂が生じ、Oリングシール5が脱落すること
がある。
また、Oリングシール5は張力によりV字溝4に密着し
てシール性を確保しているから、Oリングシール5を長
時間使用すると、0リングシール5の材質の劣化等によ
って、Oリングシール5が張力を失い、シール性を損う
このため、Oリングシール5をしばしば交換する必要が
ある。
そして、Oリングシール5を取外すには、ボスla、2
aからピン3を取外す必要があるが、パケット2の重量
は非常に大きいので、この作業には多くの時間を要し、
また最低2Å以上の作業員が必要となる。
このため、Oリングシール5の交換が非常に面倒である
また、Oリングシール5を取付けるときには、たとえば
ボス2aの外周にあらかじめOリングシール5を取付け
ておき、ボスla、2aをピン3で結合した後に、Oリ
ングシール5をv字溝4内に挿入する必要があるので、
ボス2aの外周に第2図のAで示すスペースが必要とな
るから、ボス2aが大形になる。
第8図は従来の他のOリングシールを示す一部断面図で
ある。
図において11は切断部の一方端面に取付けられた連結
部材、12は切断部の他方端面に設けられた連結内腔で
ある。
このOリングシールにおいては、連結部材11を連結内
腔12内に圧入すれば、01Jング状になる。
しかしながら、ピン結合部のシールを確実に行なうため
には、Oリングシール5の張力を大きくして、Oリング
シール5をV字溝4に密着させる必要があるが、このO
リングシール5の張力を大きくしたときには、連結部材
11が連結内腔12から抜けてしまい、結局Oリングシ
ール5の張力を大きくすることができない。
また、パケット2はアーム1に対して回動するとともに
、パケット2には大きな力が作用するので、ボス1a、
2aがピン3に沿って摺動するから、Oリングシール5
に大きな力が作用し、連結部材11が連結内腔12から
抜けてしまうため、ピン結合部のシールを確実に行なう
ことができない。
この考案は上述の問題点を解決するためになされたもの
で、交換を容易に行なうことができ、ボスを小形にする
ことができ、かつピン結合部を確実にシールすることが
できる建設機械のフロントピン結合部用Oリングシール
を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、この考案においては一部をl
状に切断し、その]状切断部の一方の外側端面にフック
を設け、他方の外側端面にループを設ける。
第4図はこの考案に係るOリングシールを示す図、第5
図は第4図に示したOリングシールの一部を示す平面図
、第6図は同じく正面図、第7図は第6図のB−B断面
図である。
図において6はl状切断部、?at7bは切断部6の外
側端面、8は外側端面7aに設けられたフック、9は外
側端面7bに設けられたループで、フック8とループ9
とで結合具を構成している。
このOリングシール5をV字溝4に取付けるには、0リ
ングシール5をV字溝4に巻付け、Oリングシール5の
伸縮性を利用して、Oリングシール5を引延ば腰ループ
9にフック8を引掛けて結合する。
なお、この状態で結合部の一部の断面形状は半円である
が、第7図に示すように、0リングシール5はC点でV
字溝4と接しており、また第4図のDで示した範囲は、
Oリングシール5の張力により、Oリングシール5の中
心に向く力が働いて、V字溝4に密着するから、結合部
のシール性が損われることはない。
さらに、Oリングシール5をv字溝4から取外すときに
は、ボス1a*2aからピン3を取外す必要はなく、ル
ープ9からフック8を取外せばよい。
また、結合具をフック8とループ9とで構成しているか
ら、Oリングシール5の張力を大きくすることができる
とともに、Oリングシール5に大きな力が作用したとし
ても、結合具が外れることがないので、ピン結合部のシ
ールを確実に行なうことが可能である。
なお、上述実施例においては、油圧ショベルのフロント
ピン結合部用のOリングシールについて説明したが、他
の建設機械のフロントピン結合部用のOリングシールに
もこの考案を適用することができる。
また、上述実施例においては、油圧ショベルのアーム1
とパケット2とのピン結合部用のOリングシールについ
て説明したが、他のフロント部材のピン結合部のOリン
グシールにもこの考案を適用することが可能である。
以上説明したように、この考案に係るOリングシールに
おいては、ボスにピンを取付けた状態で着脱することが
できるから、交換をきわめて容易にかつ短時間に行なう
ことができる。
また、Oリングシールを取付けるときに、Oリングシー
ルをあらかじめボスの外周に取付けておく必要がないか
ら、ボスを小形にすることができるので、ボスを安価で
かつ軽量にすることが可能である。
さらに、ピン結合部を確実にシールすることができる。
このように、この考案の効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は油圧式ショベルのバックホーの一部を示す図、
第2図はアームとパケットとの結合部を示す断面図、第
3図は従来のOリングシールを示す図、第4図はこの考
案に係るOリングシールを示す図、第5図は第4図に示
したOリングシールの一部を示す平面図、第6図は同じ
く正面図、第7図は第6図のB−B断面図、第8図は従
来の他の0リングシールを示す一部断面図である。 1ay2a・・・・・・ボス、3・・・・・ゼン、4・
・・・・・v字溝、5・・・・・・Oリングシール、6
・・・・・・l状切断部、?a、7b・・・・・・外側
端面、8・・・・・・フック、9・・・・・・ループ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建設機械のフロントピン結合部に用いられるOリングシ
    ールにおいて、一部を弓状に切断し、その日状切断部の
    一方の外側端面にフックを設け、他方の外側端面にルー
    プを設けたことを特徴とする建設機械のフロントピン結
    合部用Oリングシール。
JP4764680U 1980-04-10 1980-04-10 建設機械のフロントピン結合部用oリングシ−ル Expired JPS6020859Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4764680U JPS6020859Y2 (ja) 1980-04-10 1980-04-10 建設機械のフロントピン結合部用oリングシ−ル

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4764680U JPS6020859Y2 (ja) 1980-04-10 1980-04-10 建設機械のフロントピン結合部用oリングシ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56149163U JPS56149163U (ja) 1981-11-09
JPS6020859Y2 true JPS6020859Y2 (ja) 1985-06-21

Family

ID=29642635

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4764680U Expired JPS6020859Y2 (ja) 1980-04-10 1980-04-10 建設機械のフロントピン結合部用oリングシ−ル

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JPS56149163U (ja) 1981-11-09

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