JPS60208564A - グラツプル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、油圧Ｖヨベμのショベルアームに装設して使
用に供するグラツプル装置に関するものである。

従来散見される此種のグラツプル装置は、実公昭５２−
３００９７号公報に記載の掘削機、実開昭５４−８０６
０４号公報に記載の油圧式ショベルに装着する材木つか
み装置、実公昭５７−２３５．６４号公報に記載の油圧
シジベル、実公昭５７−２６９５５号公報に記載のパケ
ット装置、更には、実公昭５８−３８０４９号公報に記
載の両掴みパケＶ）等の如く、いずれもＶヨベｙアーム
の先端部に上下一対の爪部材又はそれに類するパケット
等を枢設し、自該爪部材を油圧ｙリンダの作動によって
開閉成し得るようにリンク構成し、これにて各種建築物
、ｍ薬物、その他の解体物の如き処理対象物に対する掴
み機能や掘削機能を充足せしめている。ところが、斯様
な従来装置にては解体工事、破壊工事等の際に、当該処
理対象物を捻り曲げたり、折れ曲げ九り等の如き捻９回
転による処理作業の要求に対応し難いものであった。そ
こで、本発明では、従前と同様な掴み機能は当然乍ら具
有せしめた上で、更に捻り回転機能をも併有する新たな
グラツプル装置を提供すべ〈発明したものである。

本発明の実施例を添付図面に従って説明するに、先ず、
第１実施例を示す第１〜３図において、（１）は油圧シ
ョベル（図示せず）先端部のショベルアーム、（２）は
ショベルアーム（１）先端の左右両側位置に固定支持し
た装置全体の固定支持枠であって、その先端位置に駆動
ボックス（８）ヲフレーム構成している。（４）は油圧
ショベルに既設の油圧シリンダであって、その後端部を
ショベルアーム（１）の後方部に枢設している。（６）
は油圧シリンダ（４）のシリンダロッド（６）の先端部
に枢設した取付ブラケット、（テ）は固定支持枠（２）
の左右両側部に穿設した案内長孔、（８）は取付ブラケ
ット（５）の後部支軸であって、その左右両端部を案内
長孔（７）に摺動案内自在に支持している。（９）は取
付ブラケット（５）の先端部に回転自在に嵌挿支持した
連結ロッドであって、前記駆動ボックス（８）に前後方
向へ進退摺動自在に貫を回転自在に機能すべくなしてい
る。北連結口　□ラド、（９）の先端部に固定したブラ
ケットでありて、その上下両端部に配設した左右一対の
連結リンクド て、雪の左右両側部に前方へ張出形成した軸支腕（ロ）
、（１７ａ）前端中央部に、支軸（財）両端部を両端支
持している゛。（２）、−は後方部を支軸（財）に枢設
固定した上下一対の爪部材（または、くれに類するもの
を含む）であって１回転支持枠（ロ）の前方へ突出形成
され、その内、下爪（財）は左右両側部とその中間中央
部に配設した５体を一組とし′て構成され、此等３体の
下爪（社）間に差し渡して貫挿した３本の固定軸（支）
）にて連結支持されている。また、上爪（１９）は３体
の下爪（財）の間の左右両側部に配設した２体を−組と
して構成され、此等２体の上爪（至）間に差し渡して買
挿した３゛本の固定軸−によって連結支持されている。

例、−は上下一対の爪部材（２）、−と上下一対の連結
リンク（２）、（２）とを枢設した支軸であって、その
内、支軸例は下爪（財）の後部上方への突出部（２０ｍ
）と上部りンクーの先端部とを、また、支軸（社）は上
爪（２）の後部下方への突出部０９ａ）と下部リンク（
２）の先端部とを夫々連結構成せしめる。（財）は駆動
ボックス（８）の天井部に固定したブラケット、■はブ
ラケット（至）に固定支持した油圧モータ、噌は油圧モ
ーターに付設したそのブレーキ弁、μｓ１は油圧モータ
ーの回転軸に固定した駆動歯車、　ＩＩＪＩは駆動ボッ
クス（８）の前面曙定ｍ周縁に固定支持した旋回座、　
１１１０１は旋回座−に支持した内歯車であって、その
外周面と旋回座−とをベアリング１８Ｎ）にて旋回自在
に支持すると共に、当該内歯の前面部に前記の回転支持
枠に）を固定支持していの後部壁に夫々穿設した連結ロ
ッド（９）の摺動案内孔である。

而して、油圧ショベμのシミベルアーム（１）に前記の
如くグラヴプル装置６）を構成した上で、シミベルアー
ム（１）を建築物、構築物、その他の解体物の如き処理
対象物に向って首振作動させｓ　Ｖ！！ペルアーム（１
）上部の油圧シリンダ（４）を伸長作動せしめる。する
と、シリンダロッド（６）と取付ブラケット（６１との
支軸（８）が案内長孔（γ）に案内されると共に１取付
ブヲケヴト（６）に枢設した連結口・ラド（９）が案内
孔−１−に沿って摺動案内せしめられ、これにて連結ロ
ッド（９）先端部のブラケット（財）が所要ストｑ−り
分前進移動し、その上下両端部の連結リンク（２）、（
至）が第２図の想像線に示す前方位置まで押し出され、
それに伴って、支軸（ト）に枢設した上下一対の爪部材
α転−の先端部が所要角度開成する。

これにて、処理対象物を上爪（至）と下爪−間に挾み込
み、次いで、油圧シリンダ（４）を短縮作動せしめて処
理対象物を強固に挟着把持する。その上で、油圧モータ
ーを作動させて駆動歯車然）を回転せしめると、当該駆
動歯車＠）と噛合う内歯車−は旋回座（２）：に対して
回転作動し、当該内歯車１８０）と一体の回転盤−の回
転によって回転支持枠に）が回転する。

これにて回転支持枠−）に支持した上下一対の爪部材（
２）、（財）は、処理対象物を挾持した状態の侭捻シ回
転し、その処理対象物を折シ曲げたシ、破壊する等の解
体作業がなされ、再び、ショベルアーム（１）を上向き
に首振作動せしめて処理対象物を持ち上げ、前記とは逆
の作動によって上下一対の爪部′　材（至）を開成せし
めることで、処理対象物をトラｌり等へ積み込む。

□ 第４図は１本発明に係るグラツプル装置但）における上
下一対の爪部材（至）、（社）の開閉機構の変形例を示
す第２実施例であって、回転支持枠（至））の上下両端
部に突設し丸軸支腕（ロ）、　（１７ａ）に、上爪（２
）と下爪（財）を支軸に）、（１８ＪＬ）にて枢設固定
すると共に、当該支軸（至）、　（１８ａ）に夫々リン
クアーム■、田を枢設固定し、更に、当該リンクアーム
■、−と第１実施例の連結リンク（２）、（至）とを支
軸−１、−にて枢支連結している。に））、閣は回転支
持枠α６）の左右両側板部の上下位置に穿設した案内長
孔でありて、当該案内長孔ａｌｌ、（８）に前記支軸畔
）、囮の両端部が揺動案内されるように保合支持され、
これにて上下一対の爪部材（２）、−の開閉成が第１実
施例ける箱状の回転支持枠（２）の回転駆動機構の変形
例を示す第５１実施例であって、連結ロッド（９）に回
転筒１４１）を嵌挿支持し、当該回転部間に外歯車□を
嵌着固定し、これと油圧モータ■の駆動歯車（ト）とが
噛合係合すべくなしている。また、回転筒間の前端部に
は回転支持枠（１６）の回転盤−が固定支持されている
。而して、前記装置６）の油圧モーターを作動せしめる
と、その駆動歯車１２８）の回転によって外歯車ゆが噛
合い、それと一体化した回転筒［１と回転盤−が回転さ
れ、これにて上下一対の爪部材（至）、（財）の稔シ回
転が行なわれる。

尚、前記第１〜５実施例では油圧モーターによる回転支
持枠■）の回転を内歯車１８０）又は外歯車噛の歯車機
構にて行なうように構成したが、チェーン掛けその他に
よって油圧モーターの回転力が伝達すべくなすも、何等
、本発明の要旨を変更するものではない。斯様に本発明
のグラツプル装置田）は、前記第１〜５実施例の諸構成
を適宜組合せることで有用に機能するものとしている。

本発明は、前記の如く油圧ショベルのショベルアームの
先端部に上下一対の爪部材を枢設し、当該爪部材を油圧
シリンダの作動によって開閉成し得るようにリンク構成
してなるグラツプル装置において、上下一対の爪部材を
回転支持枠に枢設支持し、当該回転支持枠をショベルア
ームに固定した固定支持枠に回転可能に支持してなるグ
ラツプル装置としたので、処理対象物に掴み機能とその
捻シ回転機能とが付与でき、従前装置に比してより一層
広汎な使途に対処できるのみならず、装置全体の構成も
比較的簡単で、また機能的にもシンプルに構成できる為
、その有用性は頗る著大である。

【図面の簡単な説明】

第１〜５図は本発明に係るグラツプル装置の第１実施例
を示し、その内、第１図は要部分解斜視図、第２図は要
部縦断側面図、第３図は一部切欠平面図である。第４図
は上下一対の爪部材の開閉機構の変形例を示す第２実施
例、第５．６図は回転支持枠の回転駆動機構の変形例を
示す第５ｉ］！施例であって、その内、第５図は要部縦
断側面図、第６図は一部切欠平面図である。 符　号　表 （１）ショベルアーム　（２）固定支持枠（８１駆動ボ
ヴクス　（４）油圧シリンダ（６）　（９）、（財）ブ
ラケット　（６）シリンダロッド（９）連結ロッド　−
、（至）粗リンクα６）回転支持枠　α１．−爪部材 体１１．Ｈ′固定軸　■油圧モーダ。 １２８１駆動歯車　（２））旋　回　座−内　歯　１　
″′テ支％♂ （２）、（＆＋１　リンクアーム　世）回　転　筒鳴　
外　歯　車　０９）グラ砂ル装置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）油圧ショベルのショベルアーム（１）の先端部に
   上下一対の爪部材（至）、（財）を枢設し、当該爪部材
   （至）、（財）を油圧シリング（４）の作動によって開
   閉成□し得るようにリンク構成してなるグラツプル装置
   において、上下一対の爪部材−、（イ）管回転支持枠（
   ２）に枢峻支持し、当該回転支持枠０６）をショベルア
   ーム（１）に固定した固定受持枠（２）に回転可能に支
   持したことを特徴とするグラツプル装置。 （２、特許請求の範囲第１項に記載のグラツプル装、−
   貴において、油圧シリンダ（４）のシリンダロッド（６
   ）に連結ａラド（９）ヲ回転且つ前後動自在に連結支持
   し、その口・ラド先端部に固定したブラケットα℃と上
   下一対の爪部材（至）、（社）とヲリンク構成し、他方
   、固定支持枠（２）前部の駆動ボックス（８）に油圧モ
   ーターとその駆動伝達機構を構成し、当該油圧モーター
   の作動によりて裾１−←−←宍佃特咬峙巾売回転支持枠
   （ロ）今器←昏−が回転し得るように構成してなるグラ
   ツプル装置。 （８）特許請求の範囲第２項に記載のグラツプル装置に
   おいて１回転支持枠（２））中央の左右方向へ差し渡し
   た支軸（ト）に、上下一対の爪部材（至）、（財）の後
   方部を枢設支持し、当該爪部材（２）、（財）の後方へ
   の突出部（１９ａ）　、（２０ａ）とブラケット（９）
   と全連結リンク（２）、（至）で枢支連結してなるグラ
   ツブ・　ル装置。 （４）特許請求の範囲第２項に記載のグラブ１μ装置に
   おいて、回転支持枠（至）の上部と下部に左右方向へ支
   軸（ト）、　（１８ａ）を差し渡し、当該支軸（ト）、
   （１８ａ）に夫々上爪（２）と下爪（財）の後端部を枢
   設支持し、当該支軸（＋８）、（ｔ８ａ）に枢設固定し
   たリンクアーム■、−とブラケット（ロ）上下の連結リ
   ンク（至）、（２）とを連結支持してなるグラツプル装
   置。 （５）　特許請求の範囲第２項に記載のグラツプル装置
   において、駆動ボックス（８）の前面ｍ周縁部に旋回座
   （２）ｌＹｒ固定し、当該旋回座−に内歯車−を旋回自
   在に支持し、当該内歯車１１＋０１と油圧モータに）の
   駆動歯車ａ！８＋とｔ−噛合保合し、内歯車１８０）の
   前面に回転支持枠に）の支持盤−を固定してなるグラツ
   プル装置。 （６）特許請求の範囲第２項に記載のグラツプル装置に
   おいて、連結ロッド（９）に回転筒間を嵌挿支持し、当
   瞳回転筒１４りに外歯車（転）を嵌着固定し、当該外歯
   車−と油圧モーターの駆動歯車１２８）とを噛合保合し
   、前記回転筒間の前端部に回転支持枠（２）の支持盤１
   ８２＋を固定してなるグラツプル装置。