JP2601275Y2 - 木材破砕機 - Google Patents
木材破砕機Info
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- JP2601275Y2 JP2601275Y2 JP1993033900U JP3390093U JP2601275Y2 JP 2601275 Y2 JP2601275 Y2 JP 2601275Y2 JP 1993033900 U JP1993033900 U JP 1993033900U JP 3390093 U JP3390093 U JP 3390093U JP 2601275 Y2 JP2601275 Y2 JP 2601275Y2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は例えば油圧式掘削機の如
き作業機に装着し、主として木造家屋の取り壊しと共
に、取り壊して出た柱状，板状の廃棄木材を搬送容易な
大きさに効率よく把握して破砕するようにした木材破砕
機に関する。
き作業機に装着し、主として木造家屋の取り壊しと共
に、取り壊して出た柱状，板状の廃棄木材を搬送容易な
大きさに効率よく把握して破砕するようにした木材破砕
機に関する。
【０００２】
【従来の技術】機動性と汎用性を備えた油圧式掘削機は
作業の多様化に伴い本来のバケットによる土砂の掘削，
積込み作業は勿論、この掘削バケットに代えて各種作業
アタッチメントが装着されるようになり、油圧式ブレー
カなどは代表的なものであるが、対峙した一対の爪体を
開閉作動するようにした把持装置や切断，破砕装置のア
タッチメントが数多く提案されている。例えば実開昭６
３−１４０８４９では開閉自在な一対の爪体にカッタを
取り付けて立木を把持しながら切断するようにした開閉
式カッタが提案されている。しかし、この提案による開
閉式カッタは立木のような固定されたもので、かつ把持
し易い対象部材の場合は可能であるが乱雑に積み上げら
れた棒状，板状の廃棄木材においては滑って確実に把
握，切断することは困難である。この開閉カッタの提案
は一例であって、この種の従来の把持，破砕機はいずれ
も確実、かつ効率面から満足すべきものではなかった。
しかも従来の爪体の開閉作動機構が複雑で回動軸ピン部
が多く、それだけ摩耗によるガタなどの不具合が増える
原因となっていた。
作業の多様化に伴い本来のバケットによる土砂の掘削，
積込み作業は勿論、この掘削バケットに代えて各種作業
アタッチメントが装着されるようになり、油圧式ブレー
カなどは代表的なものであるが、対峙した一対の爪体を
開閉作動するようにした把持装置や切断，破砕装置のア
タッチメントが数多く提案されている。例えば実開昭６
３−１４０８４９では開閉自在な一対の爪体にカッタを
取り付けて立木を把持しながら切断するようにした開閉
式カッタが提案されている。しかし、この提案による開
閉式カッタは立木のような固定されたもので、かつ把持
し易い対象部材の場合は可能であるが乱雑に積み上げら
れた棒状，板状の廃棄木材においては滑って確実に把
握，切断することは困難である。この開閉カッタの提案
は一例であって、この種の従来の把持，破砕機はいずれ
も確実、かつ効率面から満足すべきものではなかった。
しかも従来の爪体の開閉作動機構が複雑で回動軸ピン部
が多く、それだけ摩耗によるガタなどの不具合が増える
原因となっていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記従来の不
具合を改善することを目的とし、そのために回転ピン部
の少ない爪体の取り付け構造および被破砕木材の把持，
破砕を確実，効率的に行える爪体構造を備えた木材破砕
機を提供しようとするものである。
具合を改善することを目的とし、そのために回転ピン部
の少ない爪体の取り付け構造および被破砕木材の把持，
破砕を確実，効率的に行える爪体構造を備えた木材破砕
機を提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、作業機のアタッチメントとして、一対の爪
体を開閉作動するようにした破砕機において、前記一対
の爪体を夫々複数本の爪部材から構成し、前記一対の爪
体の形状を内方にまがった剣先形とした夫々複数本の爪
部材から構成すると共に、一方の爪体を固定爪体とし、
他方の爪体を可動爪体とし、前記一対の開閉爪体が閉止
位置では爪体の長手方向中間部で交叉するようにし、他
方の爪体を固定爪体の爪部材より１本多い爪部材からな
る可動爪体としたうえ、これら固定爪体および可動爪体
の各爪部材の対峙面に断面三角錐状刃先を形成した横方
向カッティングエッジと断面Ｖ字状刃先を形成した縦方
向カッティングエッジを複数個配設して、これらのエッ
ジにより木材を把持，破砕時に噛合するようにして既述
の目的を達成したものである。
するために、作業機のアタッチメントとして、一対の爪
体を開閉作動するようにした破砕機において、前記一対
の爪体を夫々複数本の爪部材から構成し、前記一対の爪
体の形状を内方にまがった剣先形とした夫々複数本の爪
部材から構成すると共に、一方の爪体を固定爪体とし、
他方の爪体を可動爪体とし、前記一対の開閉爪体が閉止
位置では爪体の長手方向中間部で交叉するようにし、他
方の爪体を固定爪体の爪部材より１本多い爪部材からな
る可動爪体としたうえ、これら固定爪体および可動爪体
の各爪部材の対峙面に断面三角錐状刃先を形成した横方
向カッティングエッジと断面Ｖ字状刃先を形成した縦方
向カッティングエッジを複数個配設して、これらのエッ
ジにより木材を把持，破砕時に噛合するようにして既述
の目的を達成したものである。
【０００５】
【作用】本考案に係る木材破砕機を上記の如く一対の爪
体のうち一方を固定爪体とし、他方の爪体のみを可動爪
体としたから、爪体を取り付けている軸ピン部も回転す
るのは一方の爪体側のみとなってそれだけ回転摩耗によ
るガタが半減することになる。また、前記一対の開閉爪
体が閉止位置では爪体の長手方向中間部で交叉するの
で、この閉止作動によって木材等の被破砕物を単に把握
するのでなく切り込みながらの把握となり破砕が効果的
なものとなる。更に各爪部材の対峙面に設けた凹凸から
なる横方向および縦方向カッティングエッジによって木
材を滑らせずに両側から挟持しながら噛合して確実かつ
効率的に破砕することができる。
体のうち一方を固定爪体とし、他方の爪体のみを可動爪
体としたから、爪体を取り付けている軸ピン部も回転す
るのは一方の爪体側のみとなってそれだけ回転摩耗によ
るガタが半減することになる。また、前記一対の開閉爪
体が閉止位置では爪体の長手方向中間部で交叉するの
で、この閉止作動によって木材等の被破砕物を単に把握
するのでなく切り込みながらの把握となり破砕が効果的
なものとなる。更に各爪部材の対峙面に設けた凹凸から
なる横方向および縦方向カッティングエッジによって木
材を滑らせずに両側から挟持しながら噛合して確実かつ
効率的に破砕することができる。
【０００６】
【実施例】以下、本考案の一実施例を添付図面により詳
述する。図７は本考案に係る木材破砕機を装着した作業
機として油圧式掘削機１が示されており、１ａは下部走
行体，１ｂは該下部走行体１ａ上に載架された上部旋回
体で、この上部旋回体１ｂの前部にはブーム１ｃ，アー
ム１ｄが揺動自在に関節連結されたうえ、このアーム１
ｄの先端部に木材破砕機Ｓが揺動自在に装着されてい
る。なお１ｅ，１ｆ，１ｇはこれらの揺動用油圧シリン
ダ，１ｈは揺動リンクである。
述する。図７は本考案に係る木材破砕機を装着した作業
機として油圧式掘削機１が示されており、１ａは下部走
行体，１ｂは該下部走行体１ａ上に載架された上部旋回
体で、この上部旋回体１ｂの前部にはブーム１ｃ，アー
ム１ｄが揺動自在に関節連結されたうえ、このアーム１
ｄの先端部に木材破砕機Ｓが揺動自在に装着されてい
る。なお１ｅ，１ｆ，１ｇはこれらの揺動用油圧シリン
ダ，１ｈは揺動リンクである。
【０００７】図１，図２は上記破砕機Ｓの側面および正
面を示したもので、破砕機取り付けブラケット２は左右
に並設された板材からなり一端部には図７で既述した掘
削機１のアーム１ｄ先端に装着するための連結ピン孔を
設けたボス３および揺動リンク１ｈに取り付けるための
連結ピン孔を設けたボス４が夫々固着されている。
面を示したもので、破砕機取り付けブラケット２は左右
に並設された板材からなり一端部には図７で既述した掘
削機１のアーム１ｄ先端に装着するための連結ピン孔を
設けたボス３および揺動リンク１ｈに取り付けるための
連結ピン孔を設けたボス４が夫々固着されている。
【０００８】そして上記取り付けブラケット２の他端部
には固定爪体５と可動爪体６からなる一対の爪体が向か
い合って開閉自在に取り付けられている。固定爪体５は
図示の如く内方にまがった剣先形の２本の爪部材５ａ，
５ｂからなり、これら２本の爪部材５ａ，５ｂの基部は
円筒ビーム７を介して取り付けブラケット２に固定され
たものとなっており、従って固定爪体５は取り付けブラ
ケット２と一体揺動する以外単独では開閉作動すること
ができない構造となっている。
には固定爪体５と可動爪体６からなる一対の爪体が向か
い合って開閉自在に取り付けられている。固定爪体５は
図示の如く内方にまがった剣先形の２本の爪部材５ａ，
５ｂからなり、これら２本の爪部材５ａ，５ｂの基部は
円筒ビーム７を介して取り付けブラケット２に固定され
たものとなっており、従って固定爪体５は取り付けブラ
ケット２と一体揺動する以外単独では開閉作動すること
ができない構造となっている。
【０００９】次いで可動爪体６は前記固定爪体５と同一
な剣先形状に形成されているが、この可動爪体６は固定
爪体５より一本多い３本の爪部材６ａ，６ｂ，６ｃから
構成されている。これら３本の爪部材６ａ，６ｂ，６ｃ
の基部は円筒ビーム８に等間隔で固着されている。そし
て、この円筒ビーム８に取り付けられた支持部材９が取
り付けブラケット２に連結ピン１０によって回動可能に
取り付けられている。更に、この円筒ビーム８に取り付
けられたアーム１１が連結ピン１２によって取り付けブ
ラケット２に内設された油圧シリンダ１３に連結されて
いる。しかして、この可動爪体６は支持部材９で装架さ
れると共に、油圧シリンダ１３によって図示影線で示す
ように揺動するようになっており、この可動爪体６の揺
動によって固定爪体５と可動爪体６が開閉自在となって
いる。この点を図３の作動説明図でさらに詳しく説明す
ると、可動爪体６が油圧シリンダ１３の伸長に従って鎖
線の開放位置から実戦の閉止位置に移動する際に支持部
材９の回動に伴って円筒ビーム８が連結ピン１０を支点
にして回動しながら上方から下方に移動することから可
動爪体６も同一軌跡となり、前記一対の開閉爪体が閉止
位置では爪体の長手方向中間部で交叉するので、この閉
止作動によって木材等の被破砕物を単に把握するのでな
く切り込みながらの把握となり破砕が効果的なものとな
る。
な剣先形状に形成されているが、この可動爪体６は固定
爪体５より一本多い３本の爪部材６ａ，６ｂ，６ｃから
構成されている。これら３本の爪部材６ａ，６ｂ，６ｃ
の基部は円筒ビーム８に等間隔で固着されている。そし
て、この円筒ビーム８に取り付けられた支持部材９が取
り付けブラケット２に連結ピン１０によって回動可能に
取り付けられている。更に、この円筒ビーム８に取り付
けられたアーム１１が連結ピン１２によって取り付けブ
ラケット２に内設された油圧シリンダ１３に連結されて
いる。しかして、この可動爪体６は支持部材９で装架さ
れると共に、油圧シリンダ１３によって図示影線で示す
ように揺動するようになっており、この可動爪体６の揺
動によって固定爪体５と可動爪体６が開閉自在となって
いる。この点を図３の作動説明図でさらに詳しく説明す
ると、可動爪体６が油圧シリンダ１３の伸長に従って鎖
線の開放位置から実戦の閉止位置に移動する際に支持部
材９の回動に伴って円筒ビーム８が連結ピン１０を支点
にして回動しながら上方から下方に移動することから可
動爪体６も同一軌跡となり、前記一対の開閉爪体が閉止
位置では爪体の長手方向中間部で交叉するので、この閉
止作動によって木材等の被破砕物を単に把握するのでな
く切り込みながらの把握となり破砕が効果的なものとな
る。
【００１０】上記のような開放，閉止による把握，破砕
を行う固定爪体５，可動爪体６の対面する各内側面には
夫々図４，図５に示すように横方向カッティングエッジ
１４，１５，１８，１９および縦方向カッティングエッ
ジ１６，１７が取り付けられている。
を行う固定爪体５，可動爪体６の対面する各内側面には
夫々図４，図５に示すように横方向カッティングエッジ
１４，１５，１８，１９および縦方向カッティングエッ
ジ１６，１７が取り付けられている。
【００１１】固定冷体５の横方向カッティングエッジ１
４は図示の如く刃先が三角錐柱からなり左右両側の２本
の爪部材５ａ，５ｂ間に所要間隔をおいて上下に横架さ
れており、またこの両爪部材５ａ，５ｂには長手方向に
複数箇所断面Ｖ字状の切溝１６ａ，を形成した縦方向カ
ッティングエッジ１６が取り付けられ、先端部には刃先
が三角錐柱からなる爪部材１８が所要間隔をおいて取付
けられている。
４は図示の如く刃先が三角錐柱からなり左右両側の２本
の爪部材５ａ，５ｂ間に所要間隔をおいて上下に横架さ
れており、またこの両爪部材５ａ，５ｂには長手方向に
複数箇所断面Ｖ字状の切溝１６ａ，を形成した縦方向カ
ッティングエッジ１６が取り付けられ、先端部には刃先
が三角錐柱からなる爪部材１８が所要間隔をおいて取付
けられている。
【００１２】次に可動爪体６の横方向カッティングエッ
ジ１５は上記固定爪体５の横方向カッティングエッジ１
４と同様な三角錐柱からなる刃先を備えたものからな
り、並設された３本の爪部材６ａ，６ｂ，６ｃに上下２
本が所要間隔をおいて横架されたものからなり、また縦
方向カッティングエッジ１７も同様に爪部材６ｂの長手
方向に略断面Ｖ字状切溝１７ａ，を形成し、先端部には
刃先が三角錐柱からなる爪部材１９が所要間隔をおいて
形成したものからなり、前記各爪部材６ａ，６ｂ，６ｃ
に取り付けられている。
ジ１５は上記固定爪体５の横方向カッティングエッジ１
４と同様な三角錐柱からなる刃先を備えたものからな
り、並設された３本の爪部材６ａ，６ｂ，６ｃに上下２
本が所要間隔をおいて横架されたものからなり、また縦
方向カッティングエッジ１７も同様に爪部材６ｂの長手
方向に略断面Ｖ字状切溝１７ａ，を形成し、先端部には
刃先が三角錐柱からなる爪部材１９が所要間隔をおいて
形成したものからなり、前記各爪部材６ａ，６ｂ，６ｃ
に取り付けられている。
【００１３】このような固定爪体５と可動爪体６の各方
向および縦方向カッティングエッジ１４，１５，１６，
１７，の形成位置関係は図６に示すように固定爪体５側
の横方向カッティングエッジ１４と噛合する対峙位置
に、また固定爪体５側の縦方向カッティングエッジ１６
は可動爪体６の横方向カッティングエッジ１５と噛合す
る対峙位置に夫々設けられている。
向および縦方向カッティングエッジ１４，１５，１６，
１７，の形成位置関係は図６に示すように固定爪体５側
の横方向カッティングエッジ１４と噛合する対峙位置
に、また固定爪体５側の縦方向カッティングエッジ１６
は可動爪体６の横方向カッティングエッジ１５と噛合す
る対峙位置に夫々設けられている。
【００１４】本実施例として固定爪体５には２本の爪部
材５ａ，５ｂを、そして可動爪体６には３本の爪部材６
ａ，６ｂ，６ｃについて説明したが勿論これに限定され
たものでなく例えば固定爪部材を３本に、可動爪部材を
４本にしてもよく、可動爪部材本数（ｎ）に対し固定爪
部材の本数を（ｎ−１）に構成される。
材５ａ，５ｂを、そして可動爪体６には３本の爪部材６
ａ，６ｂ，６ｃについて説明したが勿論これに限定され
たものでなく例えば固定爪部材を３本に、可動爪部材を
４本にしてもよく、可動爪部材本数（ｎ）に対し固定爪
部材の本数を（ｎ−１）に構成される。
【００１５】かかる固定，可動爪体５，６を備えた破砕
機Ｓを装着した油圧式掘削機１は木造家屋の取り壊しや
山積みあれた廃棄木材を走行，旋回しながらブーム１
ｃ，アーム１ｄおよび破砕機Ｓを揺動させながら、この
破砕機Ｓの固定爪体５，可動爪体６を開閉作動させ、こ
れら爪体５，６の横方向縦方向の各カッティングエッジ
が木材を両側から凹凸エッジで噛合して破砕するように
なっている。なお油圧式掘削機に限定されことなく各種
作業機に装着して木材破砕作業を行うことが可能である
ことは勿論である。
機Ｓを装着した油圧式掘削機１は木造家屋の取り壊しや
山積みあれた廃棄木材を走行，旋回しながらブーム１
ｃ，アーム１ｄおよび破砕機Ｓを揺動させながら、この
破砕機Ｓの固定爪体５，可動爪体６を開閉作動させ、こ
れら爪体５，６の横方向縦方向の各カッティングエッジ
が木材を両側から凹凸エッジで噛合して破砕するように
なっている。なお油圧式掘削機に限定されことなく各種
作業機に装着して木材破砕作業を行うことが可能である
ことは勿論である。
【００１６】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成し、一対の爪体
の一方の爪体を固定爪体としたので回転軸ピン部が従来
に較べて半減して摩耗によるガタが少なくなり把持，破
砕機能を長期にわたって維持することができる
の一方の爪体を固定爪体としたので回転軸ピン部が従来
に較べて半減して摩耗によるガタが少なくなり把持，破
砕機能を長期にわたって維持することができる
【００１７】また、上記爪体を構成する各爪部材の把持
面に取り付けた横方向および縦方向のカッティングエッ
ジによる凹凸刃先の噛合によって木材を確実に把握して
破砕することができるので木材破砕の作業効率が大幅に
向上することができる。
面に取り付けた横方向および縦方向のカッティングエッ
ジによる凹凸刃先の噛合によって木材を確実に把握して
破砕することができるので木材破砕の作業効率が大幅に
向上することができる。
【図１】本考案に係る木材破砕機の側面図である。
【図２】本考案に係る木材破砕機の正面図である。
【図３】本考案に係る木材破砕機における可動爪体の作
動説明図である。
動説明図である。
【図４】本考案に係る木材破砕機における固定爪体の斜
視図である。
視図である。
【図５】本考案に係る木材破砕機における可動爪体の斜
視図である。
視図である。
【図６】一対の爪体における横方向，縦方向カッティン
グエッジの位置関係を示す説明図である。
グエッジの位置関係を示す説明図である。
【図７】本考案の木材破砕機を装着した油圧式掘削機の
概略側面図である。
概略側面図である。
Ｓ 木材破砕機 １ 油圧式掘削機 ２ 取り付けブラケット ３ アーム直結ボス ４ 取り付けリンク連結ボス ５ 固定爪体 ５ａ，５ｂ 固定爪部材 ６ 可動爪体 ６ａ，６ｂ，６ｃ 可動爪部材 ７ 固定爪部材取り付け円筒ビーム ８ 可動爪部材取り付け円筒ビーム ９ 支持部材 １０，１２ 連結ビン １１ 揺動アーム １３ 油圧シリンダ １４，１５ 横方向カッティングエッジ １６，１７ 縦方向カッティングエッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E04G 23/08
Claims (6)
- 【請求項１】 作業機のアタッチメントとしてブラケッ
トを介して取り付けた一対の開閉爪体を備えた破砕機に
おいて、前記一対の爪体の形状を内方にまがった剣先形
とした夫々複数本の爪部材から構成すると共に、一方の
爪体を固定爪体とし、他方の爪体を可動爪体とし、前記
一対の開閉爪体が閉止位置では爪体の長手方向中間部で
交叉することを特徴とする木材破砕機。 - 【請求項２】 上記夫々複数本からなる一対の爪体のう
ち可動爪体の爪部材数（ｎ）に対して固定爪体の爪部材
数を（ｎ−１）にしたことを特徴とする請求項１の木材
破砕機。 - 【請求項３】 上記固定爪体と可動爪体の各爪部材の各
対峙面に横方向カッティングエッジおよび縦方向カッテ
ィングエッジを設けたことを特徴とする請求項１の木材
破砕機。 - 【請求項４】 上記横方向カッティングエッジを断面三
角錐からなる凸状刃先に形成したものを各爪部材間に横
架したものから構成し、また縦方向カッティングエッジ
を断面Ｖ字凹状刃先に形成したものを所要間隔をおいて
各爪部材の長手方向に沿って取り付けたものから構成し
たことを特徴とする請求項３の木材破砕機。 - 【請求項５】 上記一対の爪体に設けた横方向カッティ
ングエッジが対峙する相手側爪体の縦方向カッティング
エッジに噛合するような位置関係になるように配設した
ことを特徴とする請求項３の木材破砕機。 - 【請求項６】 上記破砕機を装着した作業機が油圧式掘
削機であることを特徴とする請求項１の木材破砕機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993033900U JP2601275Y2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 木材破砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993033900U JP2601275Y2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 木材破砕機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0687568U JPH0687568U (ja) | 1994-12-22 |
| JP2601275Y2 true JP2601275Y2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=12399404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993033900U Expired - Fee Related JP2601275Y2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 木材破砕機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2601275Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP1993033900U patent/JP2601275Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0687568U (ja) | 1994-12-22 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |