JPS60206822A - 光硬化性組成物 - Google Patents

光硬化性組成物

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JPS60206822A
JPS60206822A JP6251284A JP6251284A JPS60206822A JP S60206822 A JPS60206822 A JP S60206822A JP 6251284 A JP6251284 A JP 6251284A JP 6251284 A JP6251284 A JP 6251284A JP S60206822 A JPS60206822 A JP S60206822A
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epoxy resin
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Hirosuke Wada
和田 裕助
Moriyasu Wada
和田 守叶
Shiyuichi Suzuki
鈴木 脩一
Shuji Hayase
修二 早瀬
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は新規な光硬化性組成物に関し、更に詳しくは、
短時間で光硬化し、しかも強靭で接着力の大きい塗膜を
形成でき、インキ、塗料、接着剤、表面コート材、製版
材、封止剤、電気絶縁材などに用いて有効な光硬化性組
成物に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近年、省エネルギー、作業性の観点から光を照射して樹
脂を硬化させるゾロセスに関心が寄せられている。その
中でも、エポキシ樹脂を光硬化させるノロセスは応用範
囲が広く重要である。
ところで、現在、エポキシ樹脂を光硬化するプロセスに
は大別して2種類おる。
その1つは、エポキシ樹脂を、光重合性を有するアクリ
ルなどのビニル基含有化合物で変成し、このビニル基の
みを介して光重合させる方法である。しかしながら、こ
の方法においては、アクリル基のようなビニル基で全て
変成したエポキシ樹脂はエポキシ樹脂それ自体よシも接
着性、耐熱性がかなり低下してしまうという問題がある
他の1つは、エポキシ樹脂それ自体を光分解型の触媒を
用いて硬化する方法である。このときに用いる触媒とし
て捻、次式: %式% (式中、Arはフェニル基等を表わし;Xは、ヨウ素原
子、イオウ原子、ジアゾ基等を表わし;Yは、BF、 
t PF6 r AaP、 * SbF、等を表わす。
)で示される錯体を挙げることができる〔(マクロモレ
キュールス1.=−0巻、1307頁、1977年);
ジャーナル・オゾーラジエーション・キユアリング第5
巻、2頁、1978年(Journal of Rad
iattonCurlng、5.2(1978)):ジ
ャーナル・オシ・ポリマー・サイエンス・ポリマー・ケ
ミストリイ・エディジョン、第17巻、2877頁、1
979年(Journal ofPolymer 8a
tance Polymer ChemistryEd
ition 、 17.2877(1979)):同上
、第17巻、1047頁、1979年(同上、17.1
047(1979)):ジャーナル・オシ・ポリマー・
サイエンス・ポリマー書しターズ・エディジョン、第1
7巻、759頁、1979年(Journal ofP
olym@r 5cience Polymer La
tters Edltion 。
17.759(1979)):特開昭55−65219
号明細書;米国特許第4069054号明細書;英国特
許第1516511号明細書;英国特許第151814
1号明細書等参照〕。
しかしながら、これらの触媒を用いて得られた樹脂硬化
物は、良好な機械的特性、耐熱性を有する反面、触媒成
分が強酸であってイオン性不純物となるため、加熱した
り時間が経過したシすると硬化物の特性劣化が起るとと
もに腐蝕現象を惹起する。また、取扱いや作業性の点で
も大きな問題があシ、かつ、急速硬化させた場合には接
着力が皆無になるという難点を有している。
〔通関の目的〕
本発明は、光硬化性が良好で、しかも得られた硬化物の
機械的、物理的、電気的特性とシわけ接着特性が著しく
向上する光硬化性組成物の提供を目的とする。
〔発明の概要〕
本発明の光硬化性組成物は、少なくとも1個のエポキシ
基と少なくとも1個の光硬化性不飽和二重結合とを分子
内に同時に有する化合物;少なくとも1個のエポキシ基
を分子内に有するエポキシ化合物;有機金属化合物;及
び光照射によってシラノール基を生ずるケイ素化合物を
必須成分として成ることを特徴とする。
まず、本発明組成物の第1の必須成分は、少なくとも1
個のエポキシ基と少なくとも1個の光硬化性不飽和二重
結合とを分子内に同時に有する化合物である。
この化合物におけるエポキシ基としては、例えば けられる。他方、この化合物に同時に存在する光硬化性
不飽和二重結合としては、例えば、なお、上記した構造
式において、炭素原子に結合している水素原子が、塩素
、フッ素のようなへロrン原子、炭素数1〜6のアルキ
ル基、7エ二ル基などで置換されていてもよい。
この化合物は、目的に応じた分子設計によって任意に合
成して構成することができるが、しかし、他方では通常
使用されるエポキシ樹脂にアクリル唆、メタクリル酸、
クイ皮酸、マレイン酸などを反応させて容易に合成する
こともできる。この後者の方法で使用するエポキシ樹脂
としては、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂;
ビスフェノールF型エポキシ樹脂;フェノールノ?ラッ
ク型エポキシ樹脂;脂環式エポキシ樹脂;トリグリシジ
ルイソシアネートやヒダントインエポキシの如き含複素
壌エポキシ樹脂;水添ビスフェノールA型エポキシ樹脂
;ゾロビレングリコールーゾグリシジルエーテルやペン
タエリスリトール−プリグリシゾルエーテルなどの脂肪
族系工?キシ樹脂;芳香族、脂肪族もしくは脂環式のカ
ルボン酸とエピクロルヒドリンとの反応によって得られ
る工4キシ樹脂;スピロ環含有エポキシ樹脂;0−アリ
ルフェノールノ♂ラック化合物とエピクロルヒドリンと
の反応生成物であるグリシジルエーテル型エポキシ樹脂
;ビスフェノールAのそれぞれの水酸基のオルト位にア
リル基を有す゛るジアリルビスフェノール化合物とエピ
クロルヒドリンとの反応生成物であるグリシジルエーテ
ル型エポキシ樹脂などが挙げられ、これらの群から選ば
れた1種又は2種以上を任意に使用することができる。
本発明組成物の第2の必須成分は、少なくとも1個のエ
ポキシ基を分子内に有する化合物である。
本発明の組成物は、この化合物が配合されていることに
よって、密着力、粘着力及び接着力が飛躍的に向上する
この化合物においては、1分子当りに多数のエポキシ基
を有するものが有効である。3〜7個程度がよい。その
好適な代表例は、ノボラックフェノール変性エポキシ樹
脂である。具体的には、0−クレゾールノブラックエポ
キシ樹脂、m−クレゾールノブラックエポキシ樹脂、p
−クレゾールノブラックエポキシ樹脂、これらクレゾー
ルノIラックの代りに油溶性ノゲラツクとしてp−te
rt−ffルフェノール、ノニルフェノールヲ用いたも
の;更には、二価フェノールを用いたレゾルシンノ?ラ
ックエポキシ樹脂、カテコールノゼラックエポキシ樹脂
、ヒドロキシンがラックエポキシ樹脂、などをあげるヒ
とができる。また、クロルフェノールノがラックエポキ
シ樹脂、プロムフェノールノdeラックエポキシ樹脂、
ヨードフェノールノがラックエポキシ樹脂のような耐燃
性を有するハロダン化フェノールノ?ラックエポキシ樹
脂;アニリン、メラミン、アミノベンゼンなどで変性し
たノがラックニーキシ樹脂エキシレン変性フェノールノ
ボラックエIキシ樹脂のような変性ノーラックエポキシ
樹脂:無置換のフェノールノ?ラツクエ?キシ樹脂;又
は、 エポキシ樹脂があげられる。
これらのエポキシ化合物は単独で使用してもよいし、適
宜に2種以上組合わせて使用してもよい。
エポキシ化合物の配合量は、1〜80重量%、好ましく
は15〜305〜30重量% 本発明組成物の第3の必須成分は有機金属化合物である
。有機金属化合物としては、チタン、バナジウム、クロ
ム、マンガン、鉄、コノ々ルト、ニッケル、銅、亜鉛、
アルミニウム、ジルコニウムなどの金属原子に、アルコ
キシ基、フェノキシ基、アシルオキシ基、β−ジケトナ
ト基、〇−カルがニルフェノラド基などが結合している
錯体であることが好ましい。
ここで、アルコキク基としては炭素数1〜10のものが
好ましく、メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基
、シトキシ基、ペントオキシ基などがあげられ;フェノ
キシ基としては、フェノキシ基、0−メチルフェノキシ
基、0−メトキシフェノキシ基、p−ニトロフェノキシ
基、2,6−シメチルフエノキシ基などがあげられ;ア
シルオキシ基トしては、アセタト、プロピオナト、イソ
プロピオナト、ブチラド、ステアラド、エチルアセトア
セタト、!ロビルアセトアセタト、プチルアセトアセタ
ト、ノエチルマット、ジピバロイルメタナトなどの配位
子があげられ;β−ジケトナト基としては、例えば、ア
セチルアセトナト、トリフルオロアセチルアセトナト、
ヘキサフルオロアセチルアセナト、 られ;〇−カル?ニルフェノラド基として杜、例えば、
サリチルアルデヒダトがあげられる。
前記した金属原子のうちアルミニウムは、その有機金属
化合物が、光硬化速度を高めるのに有用であるため好適
である。このような有機アルミニウム化合物としては、
具体的に、トリスメトキシアルミニウム、トリスエトキ
シアルミニウム、トリスイソプロポキシアルミニウム、
トリスフェノキシアルミニウム、トリス/fラメチルフ
ェノキシアルミニウム、イソプロポキシジェトキシアル
ミニウム、トリスブトキシアルミニウム、トリスアセト
キシアルミニウム、トリスステアラドアルミニウム、ト
リスブチラドアルばニウム、トリスプロピオナトアルミ
ニウム、トリスイソプロピオナトアルミニウム、トリス
アセチルアセトナドアルミニウム、トリストリフルオロ
アセチルアセトナドアルミニウム、トリスヘキサフルオ
ロアセチルアセトナドアルミニウム、トリスエチルアセ
トアセタトアルミニウム、トリスサリチルアルデヒダト
アルミニウム、トリスゾエチルマロラトアルミエウム、
トリスゾロピルアセトアセタトアルミニウム、トリスプ
チルアセトアセタトアルミニウム、トリスジピバロイル
メタナトアルミニウム、シアセチルアセトナトジピバロ
イルメタナトアルミニウム、 ヒれらの有機金属化合物は単独で又は2種以上を適宜に
組合わせて用いることができる。その配合量は、第1の
必須成分と第2の必須成分の合量にたいし重量比で0.
001〜10チ、好ましくは0.1〜5チの範囲である
。この配合量が0.001%に満たない場合には充分な
硬化特性が得られず、また10%を超えるとコスト高や
密着性の低下を招く。
本発明の第4の必須成分は、光照射によってシラノール
基を生ずるケイ素化合物である。こ−のようなケイ素化
合物としては、ペルオキシシラン基、0−ニトロ(ンゾ
ルオキシ基、α−ケトシリル基のいずれかを有するケイ
素化合物であることが好ましい。
これらケイ素化合物のうち、(ルオキシシラン基を有す
るものは次式: (R’)n−8l(−0−0−R”)
、−n(式中 Hi 、 nmは同一であって異なって
いてもよく、それぞれ、水素原子、ハロダン原子、炭素
数1〜5のアルキル基若しくはアリール基を表わし;n
はO〜3の整数を表わす。)で示される化金物で祭る。
上記式中、炭素数1〜5のアルキル基としては、袖えば
、メチル基、エチル基、インプロピM基、n−ゾロビル
基、n−ブチル基、t−エチル基、imo−ブチル基、
n−ペンチル基、メトキシ基、エトキシ基、クロルメチ
ル基が挙げられ;アリール基としては、例えば、フェニ
ル基、ナフチル基、アントラニル基、ベンジル基が挙げ
られ;また炭素数1〜5のアルキル基及びアリール基は
、ノー口’i”7W子、ニド四基、シアノ基、メトキク
基等の置換基を有していてもよい。
このようなケイ素化合物の具体例としては、次式: で示される化合物等があげられる。
また、0−ニトロベンシルオキシ基を有するものは、次
式: (式中、R’ t R” t R”は同一であっても異
なっていてもよく、それぞれ、水素原子;ハロダン原子
;ビニル基;アリル基;炭素数1〜1oの非置換若しく
は置換アルキル基;炭素数1〜1oのアルコキシ基;非
置換若しくは置換アリール基;アリールオキシ基;シロ
キシ基を表わし、R4は水素原子;炭素数1〜10の非
置換若しくは置換アルキル基;フェニル基;置換2エニ
ル基を表わし、R’ 、 R’ 。
R、Rは同一であっても異なっていてもよく、それぞれ
、水素原子3ニトロ基;シアノ基;ヒドロキシ基;メル
カプト基;ハロダン原子;アセチル基;アリル基;炭素
数1〜5のアルキル基;炭素数1〜5のアルコキシ基;
非置換若しくは置換アリール基;アリールオキシ基を表
わし、P−Qerは0 りp * q e r≦3,1
くp+q+r≦3の条件を満たす整数を表わす。) で示される化合物である。
炭素数1〜10の非置換若しくは置換アルキル基として
は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、t−
エチル基、ペンチル基、クロロメチル基、クロロエチル
基、フルオロメチル基、シアノメチル基などがあげられ
、炭素数1〜1oのアルコキシ基としてはメトキシ基、
エトキシ基、n−ゾロポキン基、n−ブトキシ基などが
あげられる。非置換若しくは置換アリール基としては、
フェニル基、p−メトキシフェニル基、p−クロロフェ
ニル基、p−トリフルオロメチルフェニル基などがあげ
られ、アリールオキシ基としてはフェノキシ基などがあ
げられる。
また、ケイ素化合物としては、0−ニトロベンジルオキ
シシリル基を末端基とし、主鎖が次式:(式中、nは0
又は1以上の整数を表わし;R1及びR3は前記と同様
の意味を有し;x、yは、同一でも異なっていてもよく
、各々、酸素原子、アルキレン基、アリール基等を表わ
す。) で示される基から成る化合物であってもよい。
本発明に用いる、ケイ素原子に直接結合した非置換もし
くは置換0−ニトロベンシルオキシ基を有するケイ素化
合物の具体例としては、トリメチル(0−ニトロベンジ
ルオキシ)シラン、ジメチルフェニル(0−ニトロベン
シルオキシ)シラン、 ジフェニルメチル(0−ニトロベンジルオキシ)シラン
、 トリフェニル(0−ニトロベンジルオキシ)シラン、 ビニルメチルフェニル(0−ニトロベンジルオキシ)シ
ラン、 t−fチルメチルフェニル(0−ニトロベンシルオキシ
)シラン、 トリエチル(0−ニトロベンジルオキシ)シラン、トI
J (2−クロロエチル)−〇−ニトロベンシルオキシ
シラン トリ(p−トリフルオロメチルフェニル)−、−二トロ
ペンゾルオキシシラン、 トリメチル〔α−(0−ニトロフェニル)−〇−二トロ
ベンジルオキシ〕シラン、 ジメチルフェニル〔α−(0−ニド四フェニル)−〇−
二トロペンゾルオキシ〕シラン、メチルフェニルジ〔α
−(0−ニド誼フェニル〕−〇−ニトロベンジルオキシ
〕シラン、トリフェニル(α−エチル−〇−ニトロベン
ジルオキシ)シラン、 トリメチル(3−メチル−2−ニトロベンシルオキシ)
シラン、 ツメチルフェニル(3,4,5−)ジメトキシ−2−二
トロベンゾルオキシ)シラン、 トリフェニル(4,5,6−)ジメトキシ−2−ニトロ
ペンノルオキシ)シラン、 ジフェニルメチル(5−メチル−4−メトキシ−2−ニ
トロベンシルオキシ)シラン、 ) リフx=ル(4,5−Nメチル−2−二トロペンジ
ルオキシ)シラン、 ビニルメチルフェニル(4,5−ジクロロ−2−ニトロ
ベンシルオキシ)シラン、 ) +7 フェニル(2,6−ジニトロベンジルオキシ
)シラン1 ジフェニルメチル(2,4−ジニトロベンジルオキシ)
シラン、 ) !J 7x−ニル(3−メトキシ−2−二)tzペ
ンシルオキシ)シラン、 ビニルメチルフェニル(3,4−uメトキシ−2−二ト
ロペンゾルオキシ)シラン、 ジメチル?(0−ニトロベンシルオキシ)シラン、メチ
ルフェニル?(0−ニトロベンジルオキシ)シラン、 ビニルフェニルジ(0−ニトロベンジルオキシ)7ラン
、 t−メチルフェニルジ(o−ニトロベンジルオキシ)シ
ラン、 ゾエチルジ(0−ニトロベンノルオキシ)シラン、2−
10ロエチルフエニルN (o−ニトロインジルオキシ
)シラン、 ジフェニルJ (o−ニトロペンノルオキシ)シラ/、 ジフェニルジ(3−メトキシ−2−ニトロヘンシルオキ
シ)シラン、 ジフェニルゾ(3,4−ジメトキシ−2−ニトロヘンシ
ルオキシ)シラン、 ジフェニルジ(2,6−ジニトロベンジルオキシ)7ラ
ン、 ノフェニルノ(2,4−ジニトロベンジルオキシ)シラ
ン、 メチルトリ(0−ニトロベンシルオキシ)シラン、フェ
ニルト!J(o−ニトロベンシルオキシ)シラン箋 p−ビス(O−ニトロベンジルオキシジメチルシリル)
ベンゼン、 1.1,3.3−テトラフェニル−1,3−ノ(O−ニ
トロベンシルオキシ)シロキサン、 1.1,3,3,5.5−ヘキサフェニル−1,5−ジ
(o−ニトロベンジルオキシ)シロキサン、 及び5tct含有シリコーン樹脂と0−ニトロペンシル
アルコールとの反応によシ生成するケイ素化合物等があ
げられる。
最後に、α−ケトシリル基を有するものは、次式: %式%) (式中、nは0.1.2.3の数を表わし;Rは炭素数
1〜lOのアルキル基、ビニル基、アリル基、アリール
基などの炭化水素基、アリールオキシ基、炭素数1〜1
0のアルコキシ基を表わし、これらはハロダン原子、N
o、 l CN l−〇〇I(、などの置換基を分子内
に有していてもよい。)で示される化合物である。
具体的には、 な・どの化合物をおけることができる。
これらのケイ素化合物の添加配合量は、第1の必須成分
と第2の必須成分との含量に対し、0.1〜20重量%
、好ましくは1〜10重量俤重量間である。配合量が0
.1重量−に満たない場合には、充分な硬化特性が得ら
れず、また、20重量%を超えて用いることは可能であ
るが、コスト高や触媒成分の分解生成物が問題になる場
合があるので好ましくない。
本発明の組成物は、必要に応じて更に光増感剤を配合し
てもよい。用いる光増感剤は、前記した各成分を光増感
できるものであれば何であってもよく、組成物の組成、
光源の種類等に応じて適宜に選択すればよい。
このような光増感剤としては、例えば、芳香族炭化水素
、ベンゾフェノン及びその誘導体、o−ベンゾイル安息
香酸エステル、アセトフェノン及びその誘導体、ベンゾ
イン並びにベンゾインエーテル及びその誘導体、キサン
トン及びその誘導体、チオキサントン及びその誘導体、
ジスルフィド化合物、キノン系化合物、ノ・ロダン化炭
化水素及びアミン類等が挙げられる。
芳香族炭化水素の具体例としては、ベンゼン、ベンゼン
−d トルエン、p−キシレン、フルオ1 0ベンゼン、クロロベンゼン、ゾロそベンゼン、ヨード
ベンゼン、ナフタレン、1−メチルナフタレン、2−メ
チルナフタレン、1−フルオロナフタレン、1−クロロ
ナフタレン、2−クロロナフタレン、1−ブロモナフタ
レン、2−ブロモナフタレン、1−ヨードナフタレン、
2−g−ドナフタレン、1−ナフトール、2−す7トー
ル、ピフェニル、フルオレン、p−テルフェニル、アセ
ナフテン、P−クアテルフェニル、トリフェニレン、フ
ェナントレン、アズレン、フルオランテン、クリセン、
ピレン、1,2−べ・ンズピレン、アントラセy、1.
2−べ/ズアントラセン、9.10−uクロロアントラ
セン、9,10−ゾゾロモアントラセン、9.10−ジ
フェニルアントラセン、ペリレン、テトラセン及びペン
タセン等が挙げられる。
インシフエノン及びその誘導体としては、例えば、ベン
ゾフェノン、2,4−ツメチルベンゾフェノン、2.4
−ソクロロペンゾフェノン及ヒ4.4’−ビス(ツメチ
ルアミノ)ベンゾフェノン等が挙げられる。
0−ベンゾイル安息香酸エステルとしては、例えば、0
−ベンゾイル安息香酸メチルエステル、o−ベンソイル
安息香酸エチルエステル、O−ペンソイル安、1香酸フ
ェニルエステル、等が挙げられる。
アセト2エノン及びその誘導体としては、例えば、アセ
トフェノン、4−メチルアセトフェノン、3−メチルア
セトフェノン及び3−メトキシアセトフェノン等が挙げ
られる。
ベンツイン並びにベンゾインエーテル及びその誘導体と
しては、例えば、ベンツイン、ベンゾインメチルエーテ
ル、ベンゾインエチルエーテル、ベンツインiso −
fロピルエーテル、ベンゾインn−ブチルエーテル、ベ
ンツイントリフェニルシリルエーテル、 等が挙げられる。
キサントン及びその誘導体としては、例えば、キサント
ン、2,4−ジメチルキサントン及び2.4−ジクロロ
キサントン等が挙げられる。
チオキサントン及びその誘導体としては、例えば、チオ
キサントン、2.4−ツメチルチオキサントン及び2,
4−シクロロチオキサントン等が挙ケられる。
ジスルフィド化合物としては、例えば、キノン系化合物
としては、例えば、ベンゾキノン、ナフトキノン、アン
ト2キノン、5.12−ナフエタセンゾオン及び2,7
−ピレンジオン等が挙ケられる。
ハロダン化炭化水素としては、例えば、四塩化炭素、ヘ
キサクロロエタン、四臭化炭素、る■。
0 等が挙げられる。
アミン類としては、例えば、ジフェニルアミン、カルバ
ゾール、トリフェニルアミン、 等が挙げられる。
その他のものとしては、プロピオフェノン、アントロン
、ベンズアルデヒド、ブチロフェノン、2−ナフチルフ
ェニルケトン、2−ナフトアルデヒド、2−アセトナフ
トン、1−ナフチルフェニルケトン、1−アセトナフト
ン、1−す7トアルデヒド、フルオレノン、1−フェニ
ル−1,2−7”口/IPンゾオン、ベンゾニトリル、
アセトン、ビアセチル、アクリジンオレンジ、アクリジ
ン、ローダミンB1ニオシン、フルオレセイン、の光増
感剤はそれぞれ単独で又は2種以上を適宜に組合わせて
使用することができる。その配合量は第1の必須成分と
第2の必須成分の合量に対し0.001〜10重量%で
あることが好ましく、更に好ましくは0.01〜5重量
%である。
本発明の組成物には、更に必要に応じて常用の着色剤、
無機充填剤又はその他の各種添加剤を配合することもで
きる。
本発明の光硬化性組成物は、常温光硬化、加熱光硬化、
光硬化後に施すアフターキュアなどの方法によって、目
的と用途に応じて硬化し実用に供することができる。
光硬化の際に、組成物に照射する光の波長はその組成物
の種類によって様々に変えられるが、通常は180〜7
00 nmである。とりわけ、紫外線照射は有効である
。光照射時間は、組成物の組成、触媒の種類、光源の種
類などによって異なるが、通常は数秒〜180分、好ま
しくは1秒〜10分である。
加熱光硬化の場合の加熱温度は、通常20〜200℃、
好ましくは60〜150℃である。そのときの光源とし
ては、通常の光硬化に用いられるものであれば何であっ
てもよいが、例えば低圧水銀ラング、高圧水銀ラング、
カーゴシアークランゾ、メタルハロダンランプ、キセノ
ン−水銀ラング、キセノ:/ランプ、水素放電管、タン
グステンランプ、ハロダンラン!、ナトリウム放電管、
ネオン放電管、アルデン放電管、ヘリウム−ネオンレー
デ、アルゴンイオンレーザ、窒素ガスレーデ、カドミウ
ムイオンレーザ、ヘリウム−カドミウムレーデ、色素レ
ーデ及び各種の電子線、X線などの放射線の1種又は2
種以上のものがあげられる。
光硬化後に必要に応じて施すアフターキュアは、組成物
の組成、触媒の種類などによってその態様が異なってく
るが、通常50〜200℃、好ましくは100〜180
℃で、通常10分〜10時間、好ましくは20分〜5時
間である。
〔発明の実施例〕
実施例1〜6 温度針、還流器、窒素ガス導入口、攪拌器を備エタ四ツ
目フラスコに、セロキサイP2O21(商品名、ダイセ
ル社製の脂環式ニーキシ樹脂:エポキシ当量145 )
290g、アクリル酸80g、)ルーcyl 58,9
.ハイドロキノン0.01g及び触媒として塩化コリン
1.56.9を投入し、フラスコ内を窒素ガスで置換し
たのち、攪拌しながら除徐に昇温しトルエンの還流温度
下で反応を行なった。反応の進行状況は、アクリル酸の
消費量を0、INの標準水酸化ナトリウム溶液による酸
化測定で追跡し、酸化がほとんどゼロになった時点で反
応を終了した。
反応終了後、反応溶液をイオン交換水500ccと混合
し6回洗浄したのち、分液ロートでトルエン層を分離し
減圧下でトルエンを留去した。合成された化合物は粘度
150.000CPS (25℃)でエポキシ当量32
0のアクリル酸二Iキシ樹脂(CYEPACと略記)で
あった。これが第1の必須成分である。
第2の必須成分として、セロキサイド2021、EOC
ON−1028(商品名1日本化薬(株)製のクレゾー
ルノブラックエポキシ樹脂、融点60℃)、ESCM−
220L(商品名、住人化学(株)製の・−クレゾール
ノ?ラックエポキシ、融点70℃)を用意した。
第3の必須成分の有機金属化合物としては、有機アルミ
ニウム化合物を選んだ。具体的には、トリスエチルアセ
トアセタトアルミニウム(TEAACA )、)リスゾ
四ピルアセトアセタトアルミニウム(TPAAA )で
ある。
第4の必須成分のケイ素化合物としては、トリフェニル
シリル−t−プチルノ母−オキサイド(TPSiBuP
O)、トリフェニルシリルークミルノ臂−オキサイド(
’rpstcpo )を用意した。
光増感剤としてベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−2−
メチルアセトフェノン(商品名、プロキュア11フ3;
メル2社製)を用いた。
以上の各成分を第1表に示した割合(重量部で表示)で
配合し各種の組成物を調製した。
表中、試料1〜6が実施例、7〜10は比較例である。
各組成物をアルミ板、TFS板(Tin freest
eel )、425の鏡面ブリキ板の上に常法にしたが
って塗布し、それぞれを80 W/cmの空冷水銀ラン
グがコンベア面から6cm離れて配設されている光硬化
Iツクス内に導入し、1〜15秒間光照射した。硬化終
了後、塗膜の鉛筆硬度、JISK5400 i 6.1
4に規定する方法による接着性(基盤目剥離)試験、J
IS K5400 、6.16で規定する塗料試験法に
よる折シ曲げ試験を行なった。
その結果を一括して第2表に示した。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように、本発明の光硬化性組成物
は強靭な塗膜を形成することがで、き、その接着性も極
めて優れていて、インキ、塗料、接着剤、表面コート材
、製版材、封止剤、電気絶縁材の分野に活用することが
できるのでその工業的価値は大である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも1個のエポキシ基と少なくとも1個の光
    硬化性不飽和二重結合とを分子内に同時に有する化合物
    ; 少なくとも1個のエポキシ基を分子内に有する工Iキシ
    化合物; 有機金属化合物;及び 光照射によってシラノール基を生ずるケイ素化合物を必
    須成分とすることを特徴とする光硬化性組成物。 2、該エポキシ化合物が、ノーラックフェノール樹脂変
    性エポキシ化合物である特許請求の範囲第1項記載の光
    硬化性組成物。 3、該有機金属化合物が、有機アルミニウム化合物であ
    る特許請求の範囲第1項記載の光硬化性組成物。 4、該ケイ素化合物が、ペルオキシシラン基、0−ニト
    ロベンジルオキシ基、α−ケトシリル基の群から選ばれ
    る少なくとも1種の基を有している特許請求の範囲第1
    項記載の光硬化性組成物。 5、少なくとも1個のエポキシ基と少なくとも1個の光
    硬化性不飽和二重結合とを分子内に同時に有する化合物
    ;少なくとも1個のエポキシ基を分子内に有するニブキ
    シ化合物;有機金属化合物;及び光照射によってシラノ
    ール基を生ずるケイ素化合物を必須成分とし、更に光増
    感剤を含有して成る特許請求の範囲第1項記載の光硬化
    性組成物。
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