JPS60204987A - 可変容量型油圧ポンプの制御装置 - Google Patents

可変容量型油圧ポンプの制御装置

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JPS60204987A
JPS60204987A JP59060841A JP6084184A JPS60204987A JP S60204987 A JPS60204987 A JP S60204987A JP 59060841 A JP59060841 A JP 59060841A JP 6084184 A JP6084184 A JP 6084184A JP S60204987 A JPS60204987 A JP S60204987A
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Teruo Akiyama
照夫 秋山
Katsuyuki Sasagi
鷦鷯 勝之
Ryuichi Saigo
西郷 隆一
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、エンジンで駆動されてアクチュエータに圧油
を供給する可変容量型油圧ポンプの容量を制御する装置
に関するものである。
従来技術 可変容量型油圧ポンプ(以下可変ポンプとする)の吐出
量、例えば斜板角度を変更するサーボシリンダに、制御
用油圧ポンプの吐出圧油を制御弁を経て供給すると共K
、その制御弁を可変ポンプの吐出圧力に応じて減圧動作
する構造とし、可変ポンプの吐出圧力に応じて可変ポン
プの吐出量を制御して可変ポンプの吸収トルク(吐出量
×圧力)全一定となるようにする制御装置が知られてい
る。
この様な制御装置においては、可変ポンプの吸収トルク
が一定の値となるので、エンジン馬力有効利用のために
エンジンの最大設定出力状態(全負荷)の定格点のトル
クに見合う吸収トルクに設定するのが普通である。
なお、エンジンの設定出力状態とは、エンジンの燃料噴
射ポンプのレバー位置によって決定される。
このためK、エンジンの設定出力状態を部分負荷とした
場合にはエンジンの最大トルクが全負荷の定格点トルク
よりも小さくなり、エンジンが停止(エンスト)してし
まうことがある。
また、大気の密度が小さい高地で稼動する場合や、粗悪
の燃料を使用した場合等にはレバー位置に見合うエンジ
ン出力が得られないから、エンジンを全負荷に設定して
も定格点トルクに見合うトルクが得られずに、エンジン
実効トルクに対して可変ポンプの吸収トルクが大きくな
ってエンジン回転速度が低下し、最悪の場合にはエンス
トしてしまう。
発明の目的 可変容量型油圧ポンプの吸収トルクを、エンジンの設定
出力状態と実回転数とによって変更できるようにするこ
とを目的とする。
発明の構成 可変容量型油圧ポンプの容量制御部材を駆動する制御機
構と制御用油圧ポンプとの間に可変式トルクコントロー
ルパルプを設け、この可変式トルクコントロールバルブ
を可変容量型油圧ポンプの吐出圧力と比例電磁ソレノイ
ドの推力とで減圧作動するものとし、エンジンの設定出
力状態における各設定基準回転速度と実回転速度との差
に応じて比例電磁ソレノイドへ電流を供給する手段を設
けたもの。
実施例 第1図は全体回路図であり、エンジンEにより第1、第
2可変容量型油圧ポンプ(以下第1゜第2町変ボングと
いう)P3.八及び制御用の小容量の固定容量型油圧ポ
ンプ(以下制御用ポンプという)P、が駆動され、第1
可変ポンプP、の吐出路1にはml、第2、第3操作弁
21 + 2! +21が並列接続され、第2可変ポン
プP2の吐出路3には第4、第5、第6操作弁24 r
 2B 、 26が並列接続してあり、各操作弁21〜
26はモータ、シリンダ等の第1〜第6アクチユエータ
4.〜46に吐出圧油を供給する公知の三位置切換弁と
なっている。
前記第1、第2可変ポンプP、 、 P2の容量制御部
材(以下斜板という)5.6は、制御機構7゜8で制御
されると共に、該制御機構7,8は制御用ポンプP3の
吐出圧油で制御され、その吐出路16には前記第1、第
2可変ポンプPI+P!の吐出路1,3のドレーン路9
,10に設けたジェットセンサII、I+で作動するニ
ュートラルコントロールパル7’ (以下N C弁ト−
1h ) +2、カットオフパルプ(以下CO弁とする
)13、可変式トルクコントロールバルブ14が設けで
ある。
17はエンジンEの燃料噴射ポンプE、のコントロール
レバ18の位置を検出するポテンションメータ、19は
エンジンEの実回転速度を検出する回転センナであり、
それぞれの検出値(信号電圧)はコントローラ20に送
られ、該コントローラ20より前記可変式トルクコント
ロールバルブ14に信号電流を発信する。
21けモード切換スイッチ、22は電源、23は切換ス
イッチであp1切換スイッチ23は常時コントローラ2
0の出力回路20’と可変式トルクコントロールバルブ
14への00M+4’!=t−接続し、コントローラ2
0等が故障するとバッテリ22に接続した抵抗24を有
する冗長回路25と前記回路14′とを接続する。
モード切換スイッチ21#−1定常モード位tklと中
間モード位置■と低モード位1iflとに手動操作で切
換えられ、コントローラ20に制御信号を出力する。
つまり、第2図に示すように、モード切換えスイッチ2
1を定常モード位置Iとすると、ポテンションメータ1
7より検出されたコントロー、11/レバ18の位af
Kよりエンジンの設定出力状態(例えば、最大出力状態
、中出力状態、小出力状態)を検出し、この検出値全コ
ントローラ20の記憶部20αに入力し、記憶部20α
よジ、その設定出力状態における設定基準回転速度Ns
 t tを読み出して演算部20bに入力すると共に、
回転センサ19で検出した実回転速度Nを演算部20h
に入力し、実回転速度Nが設定基準回転速度Nf*tよ
りも低下した時に(Nsst −N)の値に応じて可変
式トルクコント0−ルバルブ14の回路14′に電流を
供給する。
モード切換スイッチ21を中間モード位fIIIIとす
るとコントローラ20の第1設定器26に設定された電
流が出力回路20′に供給され、低モード位置■とする
とコントローラ20の第2設定器27に設定された電流
が出力回路20′に供給されると共に、前記コントロー
ルレバ18の位置、実回転速度Nけ何ら関係なくなる。
第3図は第1可変ポンプP、側のみの各部材の詳細断面
図であp、前記制御装置7はケース30内に設けたサー
ボピストン31と入力信号部Aと案内弁部Bとを備え、
該サーボピストン31はロッド32によシ斜板5に連結
されていると共に、一対のスプリング33.33により
常時図示の最小斜板角位置(最小吐出量位置)に々るよ
うに保持され、一対のスプリング33.33はカバー3
.4.35で押えである。
前記入力信号部Aは制御ピストン36を備え、この制御
ピストン36の一側に突起杆37が設けられて第1室3
8′を形成し、他側には第2スゲリング39が直線状に
配設されている。
前記案内弁部BViスリーブ41内に案内スプール42
を挿入したものであり、前記ケース3゜にはスリーブ4
Iと制御ピストン36とサーボピストン31とに亘って
開口した切欠部43が形成され、この切欠部43に設け
たアー444の中央部が制御ピスト/36にビン45で
枢着され、一端44αがサーボピストン31の四部31
αに係合し、他端44hがスリーブ41の切欠41αよ
り案内スプール42の凹部42αに係合している。
前記スリーブ41には入口ボート56と第1、第2出口
ボート57.58とが形成され、入口ポート56はケー
ス30の入口孔59に開口し。
第1、第2出ロポー)57.58はケース30に形成し
た第1、第2通路60.61でサーボピストン31の第
1、第2圧力室62.63に連通していると共に、スリ
ーブ41の一端面にはばね座64.フリーピストン65
t”介してキャップ66に螺合した調整プラグ67が当
接し、他端面にはフリーピストン68を介してキャップ
69に螺合した調整プラグ70が当接している。71.
72はロックナツトである。
前記案内スプール42は入口ボート56と第1、第2出
ロボー)57.58を断通する環状#I73が形成され
、スプリング74で常時右方に押動されてサーボピスト
ン31″lr最小斜板角位置となるように保持している
。なお、案内スプール42には第1、第2出ロボート5
7.58を前記切欠部43に断通する第1、第2環状溝
?5,76、軸孔77が形成しである。
前記CO弁I3とNC弁12とは一体となっている。
つまり、バルブ本体100にはピストンlotを内設し
たスリーブ102とスプール+03とが直線状に配設さ
れ、ピストン101の段部lotαとスリーブ102の
孔102αとによって第1受圧室104を構成し、ピス
トン101の小径部+01Aの先端部は第2受圧室10
5に臨ませてあり、第2受圧室105は通路106を経
てボート107にスプール103で断連制御され、第1
受圧室104はボート108で前記吐出路IK接続しで
あると共に、スプール103けスプリング+10で左方
に押動されてボート+09と通路+06とを断通し、カ
ットオフバルブ13を構成している。
前記バルブ本体100にはピストン111を内設したス
リーブ112とスプール113とが直線状に配設され、
ピストン111の段部111αとスリーブ112の孔1
12αとによって第3受圧室114ヲ形成し、ピストン
111の7ノ)径部111bは第2受圧室115に臨ま
せてあり、第3受圧室114は通路+16でボー)11
7に連通し、ボート117はスプール113で前記通路
106に断通されると共に、第4受圧室115けボート
118に開口し、スプール113はスプリング119で
右方に押動され、そのばね室+20’ldホー) +2
1’に開口してニュートラルコントロールバルブ12を
構成している。
前記ジェットセンサ11は、入口ボート8゜と出口ボー
ト81との間罠絞り82を設けて、第1ボート83によ
り全圧(靜圧十動圧)を検出し、第2ボート84で静圧
を検出するようにしたものであり、第1ボート83が前
記ボート118を経て第4受圧室115に連通し、第2
ボート84が前記ボート121を経てノ(ネ室120に
連通し、ボート117は前記第1室38に連通している
前記可変式トルクコントロールノ(ルブ!4は、バルブ
本体120内に入口ボート121と出口ボート122と
を断連するスプール123、第1、第2、第3ピストン
124 、 125 、 126を内設したスリーブ1
27を直線的罠配設し、スプール+23’tスプリング
126で入口ボート121と出口ボート122とを連通
ずる方向に付勢すると共に、第1ピストン124の受圧
部124aを出口ボート122に連通して減圧弁を構成
し、第2ピストン125の受圧部125aをボート12
9を経て前記吐出路1に接続して第2ピストン125で
スプール123ヲスプリング128に抗して左方に押動
すると共に、第3ピストン126の受圧部126αをボ
ート90tl″介して前記第2可変ポンプへの吐出路3
に接続し、前記スプリング128の受板91と対向して
カバ92に螺合した調整ポルト93を設け、第3ピスト
ン126の端面126bと対向して比例電磁ソレノイド
94の出力ブランジャ95t−設けであると共に、入口
ボート121は制御用ポンプP8の吐出路I6に接続し
、出口ボート122は前記カットオフバルブ13のボー
)+09に接続しである。
次に作動を説明する。
第1〜第4操作弁2.〜2.が中立位置の時にはドレー
ン路9の流量が大となるから、ジェットセンサ11の全
圧と静圧との差圧は最大となり、ニュートラルコントロ
ールバルブ+2の第4受圧室115に供給される全圧と
バネ室120′に供給される静圧との差は最大となるの
で、スプリング119によりスプール113を右方に押
動する力は最少となり、かつボート117の圧力は第3
受圧室114に供給されてスプール113をスプリング
119に抗して左方に押動するので、ニュートラルコン
トロールバルブ+2のlfj力圧力(ホード117より
の出力圧)は最小圧力となる。
一方、この時吐出路Iの圧力は最小であるから、可変式
トルクコントロールバルブ14の受圧部125αの圧力
は最小となって第2ピストン+25によるスプール12
3を押す力が最小となるので、スプール123はスプリ
ング128で右方に押動されて入口ボート121と出口
ボート+22とが連通されて制御用ポンプP、のりリー
フ弁96で設定された元圧が出口ボート122より流出
されてカットオフバルブ13のボート106に供給され
る。
カットオフバルブ13の第1受圧部104に供給される
圧力も最小であるから、ピストンio+の右方へ押力は
最小となってスプ一ル103はスプリング+10で左方
に押され、ボート109と通路106と全連通して前記
制御用ポンプP、の元圧が通路I06よりニュートラル
コントロールバルブ12に供給される。
しかし、前述の様にニュートラルコントロールバルブ1
2は出力圧が最小となるようになっているから、前述の
制御用ポンプP、の元圧は減圧されて最小の吐出圧とな
ってボート117より前記入力信号部Aの第1室38に
制御圧として供給される。
この制御圧は最小であるから、スプリング39によって
制御スプール36が右方に押動されて突起杆37がプラ
グ73に嶋接した図示位置となり、サーボピストン31
を図示位置として斜板5を最小傾転角位置とし、第1可
変ポンプP1の吐出量を最小とする。
つまり、スリーブ41は図示位置となり、入口ボート5
6と第1、第2出ロボー) 57.58が遮断してサー
ボピストン31の@1、第2圧力室62.63内の圧力
はバランスしている。
第1操作弁21を切換えて第1可変ポンプP、の吐出圧
油の一部t−第1アクチュエータ4.に供給するとドl
/−ン路9の流量が減少し、ジェットセンサ11の検出
差圧が小さくなるので、ニュートラルコントロールバル
ブ12のバネ室+20’と第4受圧室115との圧力の
差圧が小さくなり、スプール113ヲ右方に押す力が大
となって、ボー)+17の圧力が増大する。このために
第1室38内の圧力が増大し制御ピストン36は左方に
押動され、アーム44はサーボピストン31を支点とし
て左方に揺動して案内スプール42を左方罠移動し、入
口ボート56と!2出ロボート58と違連通して制御用
ポンプP、の吐出圧油がサーボピストン31の第2圧力
室63に供給され、サーボピストン31を左方に移動し
て斜板5の傾転角を増大して第1可変ポンプP1の吐出
量全増大する。
これ罠よってアーム44が制御ピストン36のピン45
を中心として時計方向に揺動し、その他端44Aによっ
て案内スプール42が右方に押動されて入口ボート56
と第2出ロボート58とが遮断されて、ジェットセンサ
l+の検出差圧の低下に応じただけ第1可変ポンプP1
の吐出量が増大する。
つまり、アーム44によってサーボピストン3Iの動き
が案内スプール42にフィードバックされる。
この時、制御ピストン36は第1.第2スプリング39
□、39.のバネ特性に応じて左方に移動動するので、
M1可変ポンプPIの吐出量増加をそのバネ特性により
任意に変更できる。
また、吐出路1の圧力が増大すると可変式トルクコント
ロールバルブ14の受圧部;25αの圧力が上昇し、第
2ピストン125の押力が増大するので、スプール12
3ヲスプリング128に抗して強く左方に押動すること
になり、減圧効果が大となって出口ボート122の出力
圧が低下する。
このために、カットオフバルブ13及びニュートラルコ
ントロールバルブ12を経て入力信号部Aの第1室38
に供給される制御圧力が低下し、制御ピストン36は前
述と反対に右方に移動されて第1可変ポンプP、の吐出
量が減少する。
また、吐出路1の圧力が主リリーフ弁の設定圧力近くま
で上昇すると、カットオフバルブ13の第1受圧室10
4内の圧力が大となってピストンlotによってスプー
ル103全スプリング110に抗して右方に押動してボ
ート109と通路+06と全遮断し、減圧作用開始する
ので、二二一トラルコントロールパルプ12よジの出力
圧は減圧される。
そして、更に吐出路jの圧力が増大すると更に減圧動作
してニュートラルコン)o−ルバルプ12よりの出力圧
を最小とし、入力信号部Aの第1室3δ内の制御圧力が
最小と々って第1可変ボングP、の吐出量l−j:Il
k小とな9.圧力のみが回路のIJ IJ−フ設定圧ま
で上昇して保持される。
以上の動作はコントローラ20よりの制御電流が送られ
ていない状態とした場合であり、つぎにコントローラ2
0よりの制御電流が送られている場合圧ついて説明する
一1f、ポテンションメータI7の出力電圧は第4図に
示すようにフル位置(全負荷)の時が最小で、スロー位
fit(部分負荷)に向うにつれて順次増大するから、
その出力電圧によって記憶部20αに記憶されたエンジ
ン設定基準回転速度、つまりエンジンの設定出力状態、
例えば全負荷、部分負荷を検出できる。
そして、この設定基準回転速度Neatけコントローラ
の演算部20Aに入力され、回転センサ19で検出した
実回転速度Nと比較演算され、(Nszt −A’ )
の値に応じて纂5図に示すように出力回路20′への出
力電流を制御する。
具体的には設定基準回転速度N s t I!よりも実
回転速度Nが200rPm だけ低下した時に(Nsa
t−A’)の値に応じて出力電流を制御すると共に、設
定基準回転速度N s t tが1500 ”7’m以
下の時には最大電流を出力する。
一方、 可変式トルクコントロールバルブ14の比例電
磁ソレノイド94への供給電流値が増大するとスプール
23を押す力が大となって出口ボート122の吐出圧は
高圧となり、減少するとスプール23t−押す力が小と
なって出口ボートI22の吐出圧は低圧となるから、供
給電流が増大すると可変ポンプの吐出量は減少し、減少
すると吐出量は増大するので、吸収トルクと電流値との
関係は第6図に示すようになる。
この結果、可変ポンプの吐出量と圧力との関係は第7図
で■〜■′の範囲において設定基準回転速度に応じて変
更すると共に、1つの設定基準回転速度においては常に
同一となる。
以上の様に、コントロールレバ18の位置、つt!lエ
ンジンの設定出力状態に応じて吸収トルクを変更し、可
変ポンプの吐出量を吐出圧力に応じて増減制御して設定
出力状態に見合う吸収トルクとなるように動作制御する
ので、エンジンの設定出力状態が全負荷時はもちろんの
こと部分負荷時においてもエンストすることなく可変ポ
ンプの容量を制御できる。
具体的には、コントロールレバ18がフル位置、つまり
全負荷時の時にエンジン回転速度が定格点(設定基準回
転速度Neat ) 2100 rpm以上の時には比
例電磁ソレノイド94への電流は最小(0,3A)とな
p、吸収トルクがエンジン定格点出力になるまでは吐出
量(斜板角)は最大となシ、エンジン回転速度が定格点
以下になった時には(N5at −N )に応じて比例
電磁ソレノイド94に電流を供給増大して吐出量を減少
し、エンジン回転速度が190Orpm 以下となると
供給電流が最大値となって吐出量が最小となり、吸収ト
ルクが最小となる。
なお、実施例においてはエンジン設定基準回転速度fi
rstが1500rprnまでの時には前述と同様に制
御し、150clrPm以下の時にはエンストしないよ
うに供給電流値を最大として吐出量t−最小とするよう
にしであるが、150Orpm以下の範囲でも前述と同
様に制御しても良い。
また、モード切換スイッチ21を中間モード位置■とす
るとコントローラ2oよp第1設定器26で設定された
電流値が比例電磁ソレノイド94に供給され、スプール
123ヲ押す力が所定の値となるので、エンジンの設定
出力状態に関係なく吸収トルクが供給電流値に見合う値
となる。
同様にモード切換スイッチ2Iを低モード位置mとする
とコントローラ20より第2設定器27で設定された電
流値が比例電磁ソレノイド94に供給されるから、エン
ジンの設定出力状態に関係なく吸収トルクが供給電流値
に見合う値となる。
この様に、モード切換スイッチ21t−切換えることで
、エンジンの設定出力状態に関係なく吸収トルクを任意
に設定できるから、アクチュエータ2の動作、つまり作
業内容に適したエンジン出力の有効活用と燃料消費の向
上を図ることができる。
また、何らかの事情によってコントローラ2゜が故障し
た場合には切換スイッチ23のコイル23αに電流が流
れなくなるので切換スイッチ23が切換って冗長回路2
5と回路14′とが接続されるから、冗長回路25よp
設定の電流値が比例電磁ソレノイド94に供給されるか
ら、エンジンの設定出力状態に関係なく所定の吸収トル
クが得られ、可変ボ/グの吐出量を制御できる。
具体的には、中間モード位置の時の吸収トルクは第8図
Xで圧力と流量とは第7図■′となり、低モード位置の
時の吸収トルクは第g図Yで圧力と流量とは第7図■′
となり、冗長回路25が接続した時の吸収トルクは第8
図Zとなる。
tた。可i式hルクコントロールバ/l、 フl 4に
は可変ポンプの吐出圧力が導入され、その吐出圧力によ
って出口ボート122の圧力を制御しているので、比例
電磁ソレノイド94に電流が供給されなくともある程度
の範囲で可変ポンプの容量を制御できる。
発明の効果 エンジンの各設定出力状態における設定基準回転速度と
実回転速度との差に応じて可変式トルクコントロールバ
ルブの出力圧を制御できるから、各設定出力状態と実回
転速度とによって吸収トルクを変更して各設定出力状態
において吸収トルクが一定となるように可変容量型油圧
ポンプの容量を制御できる。
したがって、全負荷時でも、部分負荷時でもエンストす
ることなくエンジン出力を有効利用して可変容量型油圧
ポンプの容量を制御できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は全体線図的説明
図、jl!2図はコントローラの説明図、纂3図は要部
の詳細説明断面図、第4図はコントロールレバとポテン
ションメータ出力電圧とエンジン設定基準回転速度との
関係を示す異図、纂5図はエンジン回転速度と電流値と
の関係を示す表図、第6□図は電流値と吸収トルクとの
関係を示す異図、第7図は圧力と流量との関係を示す異
図、第8図は吸収トルクとエンジンのトルクカーブとの
関係を示す異図。 出願人 株式会社 小松製作所 代理人 弁理士 米 原 正 章 弁理士浜本 忠 第4図 第6図 電二糺![+A) 第8図 工/ンンI!l#、L泉

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 可変容量型油圧ポンプの容量制御部材全制御用ポンプの
    吐出圧油で作動する制御機構に連結し、この制御機構と
    制御用ポンプとの接続回路に、可変容量型油圧ポンプの
    吐出圧力と比例電磁ソレノイドの推力とで減圧作動する
    可変式トルクコントロールバルブを設けると共に、前記
    可賢容貴型油圧ポンプを駆動するエンジンの設定出力状
    態を検出する手段と、その各設定出力状態における設定
    基準回転速度と実回転速度との差に応じて前記比例電磁
    ツレノイド圧電流を供給する手段とを設けたこと1に特
    徴とする可変容量型油圧ポンプの制御装置。
JP59060841A 1984-03-30 1984-03-30 可変容量型油圧ポンプの制御装置 Granted JPS60204987A (ja)

Priority Applications (4)

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