JPH0599124A - 可変容量型油圧ポンプの容量制御装置 - Google Patents

可変容量型油圧ポンプの容量制御装置

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JPH0599124A
JPH0599124A JP3285477A JP28547791A JPH0599124A JP H0599124 A JPH0599124 A JP H0599124A JP 3285477 A JP3285477 A JP 3285477A JP 28547791 A JP28547791 A JP 28547791A JP H0599124 A JPH0599124 A JP H0599124A
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JP
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pressure
pump
variable
valve
throttle
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JP3285477A
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Inventor
Masamitsu Takeuchi
正光 竹内
Giichi Nagahara
義一 永原
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械的フィードバック機構を用いずにトルク
一定制御できるし、アクチュエータの操作性を向上で
き、しかも全体をコンパクトとする。 【構成】 斜板19をスプリング21に抗して容量小方
向に傾転する制御ポート23を弁板22に形成し、この
制御ポート23にポンプ吐出圧を供給する可変制御弁3
1を、可変容量型油圧ポンプ20の吐出路26に設けた
絞り43前後の差圧△Pと固定ポンプ33の吐出路34
に設けられてポンプ吐出圧によって通過流量が制御され
る絞り35前後の差圧△PC で圧油供給位置Bとドレー
ン位置Aに切換えるものとし、制御ポート23にポンプ
吐出圧を供給する負荷検出弁32を、方向切換弁27の
上流側圧力P1 と負荷圧PLSの差圧と前記絞り35前後
の差圧で圧油供給位置Bとドレーン位置Aに切換えるよ
うにして可変容量型油圧ポンプ20の流量変化を絞り4
3前後の差圧としてフィードバックし、回転数変化を絞
り35前後の差圧としてフィードバックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可変容量型油圧ポンプ
の容量を制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、可変容量型油圧ポン
プ1(以下可変ポンプ1という)は斜板2を傾転して容
量、つまり1回転当り吐出流量を変化するものであり、
可変ポンプ1の吐出路3に方向制御弁4を介してアクチ
ュエータ5を設けた油圧回路において、前記斜板2を傾
転して容量を制御する装置として可変制御弁6と負荷検
出弁7でポンプ吐出圧P0 を容量可変シリンダ8の大径
受圧室9に供給するものが知られている。すなわち、可
変制御弁6はバネ10とポンプ吐出圧P0 でドレーン位
置Aと圧油供給位置Bに切換えられ、ポンプ吐出圧P0
が高くなると圧油供給位置Bとなってポンプ吐出圧P0
を容量可変シリンダ8の大径受圧室9に供給して小径受
圧室11との受圧面積差でピストン12を左方向に移動
して斜板2を容量小方向に傾転し、可変ポンプ1の1回
転当り吐出流量を減少し、そのピストン12の動き機械
的フィードバック機構13でバネ10にフィードバック
してバネ力を大きくして斜板2をポンプ吐出圧P0 に見
合う位置としてポンプ吐出圧×1回転当り吐出流量を一
定、つまりトルク一定制御する。負荷検出弁7は方向制
御弁4の上流側圧力P0 と負荷圧PLSの差圧△PLS(△
LS=P0 −PLS)が大きくなると圧油供給位置Bとな
って前述と同様に斜板2を容量小方向に傾転し、その差
圧△PLSが小さくなるとドレーン位置Aとなって方向制
御弁4の開度、つまり操作ストロークに応じて可変ポン
プ1の容量を制御しアクチュエータ5の微操作性、つま
りファインコントロール性を向上している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる容量制御装置で
あると、機械的フィードバック機構13が必要であるか
ら、構造が複雑でコスト高となるし、機械的フィードバ
ック機構13のガタなどにより制御精度が悪くなり、し
かも斜板位置を可変制御弁6にフィードバックするか
ら、可変ポンプ1自体の効率低下によって斜板位置によ
る実際の1回転当り吐出流量が理論1回転当り吐出流量
に対して誤差が生じ出力(流量)特性が悪くなる。さら
に大径受圧室9と小径受圧室11を有する容量可変シリ
ンダ8のために油圧ポンプ全体が大型となる。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした可変容量型油圧ポンプの容量制御装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】可変容量型油圧ポンプ2
0の斜板19を容量大方向に傾転するスプリング21
と、弁板22に形成されて供給される圧油で斜板19を
容量小方向に傾転する力を付与する制御ポート23と、
可変容量型油圧ポンプ20の流量変化を検出する第1の
手段と、可変容量型油圧ポンプ20の回転数変化及びポ
ンプ吐出圧変化を検出する第2の手段と、前記第1の手
段の出力信号と第2の手段の出力信号とによって前記制
御ポート23にポンプ吐出圧を供給する可変制御弁31
と、前記可変容量型油圧ポンプ20の吐出路26に設け
た方向切換弁27の上流側圧力とアクチュエータの負荷
圧との差圧と前記第2の手段の出力信号で前記制御ポー
ト23にポンプ吐出圧を供給する負荷検出弁32より構
成した可変容量形油圧ポンプの容量制御装置。
【0006】
【作 用】可変容量型油圧ポンプ20の流量変化及び
回転数変化、ポンプ吐出圧変化により可変制御弁31を
切換えるから機械的フィードバック機構を用いずにトル
ク一定制御でき、負荷検出弁32を回転数によって切換
えて方向制御弁の通過流量を回転数に応じて増減してア
クチュエータのファインコントロール性を向上できる
し、スプリング21を設けると共に、弁板22に制御ポ
ート23を形成しただけであって全体をコンパクトにで
きる。
【0007】
【実 施 例】図2に示すように、容量可変ポンプ20
(以下可変ポンプ20とする)は図2に示すようにハウ
ジング14内に軸15とともにシリンダブロック16を
回転自在に配設し、このシリンダーブロック16に嵌挿
したピストン17をシュー18を介して斜板19に沿っ
て摺動自在となって斜板19を傾転することで容量、つ
まり1回転当り吐出量が増減する。その斜板19はスプ
リング21で最大傾転角位置、つまり最大容量位置に付
勢保持され、弁板22の制御ポート23に供給される圧
油で斜板19はスプリング21に抗して揺動して傾転角
を小、つまり最小容量位置に向けて揺動される。前記制
御ポート23は図3に示すように弁板22の略半円形と
なった第1・第2ポート24,25の中間、つまり上死
点位置に形成され、制御ポート23の圧油が高圧となる
最小容量、低圧となると最大容量となる。図4に示すよ
うに、可変ポンプ20の吐出路26には複数の方向切換
弁27を介して複数のアクチュエータ28が接続され、
前記制御ポート23は通路29,30で可変制御弁31
と負荷検出弁32に接続している。前記可変ポンプ20
とともに駆動される固定ポンプ33の吐出路34には絞
り35が設けてあると共に、その吐出路34における絞
り35前後を短絡するバイパス路36にはバイパス弁3
7が設けられ、このバイパス弁37はバネ38で閉じ方
向に押され、受圧部39に作用する可変ポンプ20のポ
ンプ吐出圧P0 で開方向に押されてバイパス弁37の開
度はポンプ吐出圧P0 に比例して大きくなる。前記可変
制御弁31はドレーン位置Aと圧油供給位置Bを備え、
弱いバネ40でドレーン位置Aに押されて可変ポンプ2
0が停止している時にはドレーン位置Aとなるようにし
てあり、前記可変制御弁31は第1受圧部41に作用す
る圧力で圧油供給位置Bに向けて押され、第2受圧部4
2に作用する圧力でドレーン位置Aに向けて押され、そ
の第1受圧部41は可変ポンプ20の吐出路26に設け
た絞り43の上流側に第1パイロット通路44で接続
し、第2受圧部42は絞り43の下流側に第2パイロッ
ト通路45で接続して可変制御弁31は絞り43前後の
差圧△P(△P=P0 −P1 )に比例した第1の力F1
で圧油供給位置Bに向けて押される。前記可変制御弁3
1は第3受圧部46に作用する圧力でドレーン位置Aに
向けて押され、第4受圧部47に作用する圧力で圧油供
給位置Bに向けて押され、その第3受圧部46は第3パ
イロット通路48で固定ポンプ33の吐出路34の絞り
35の上流側に接続し、第4受圧部47は第4パイロッ
ト通路49で絞り35の下流側に接続して可変制御弁3
1は絞り35前後の差圧△PC (△PC =P2 −P3
に比例した第2の力F2 でドレーン位置Aに向けて押さ
れる。前記負荷検出弁32はドレーン位置Aと圧油供給
位置Bを備え、弱いバネ50でドレーン位置Aに押され
て可変ポンプ20が停止している時にはドレーン位置A
となるようにしてあり、前記負荷検出弁32は第1受圧
部51に作用する圧力で圧油供給位置Bに向けて押さ
れ、第2受圧部52に作用する圧力でドレーン位置Aに
向けて押され、その第1受圧部51は方向制御弁27の
上流側に第1パイロット通路54で接続し、第2受圧部
52は各方向切換弁27の負荷圧検出用の第2パイロッ
ト通路56に接続して方向制御弁27の入口側圧力、つ
まり絞り43の下流側圧力P1 と最も高い負荷圧PLS
の差圧△PLS(△PLS=P1 −PLS)に比例した第1の
力F1 で圧油供給位置Bに向けて押される。前記負荷検
出弁32は第3受圧部57に作用する圧力でドレーン位
置Aに向けて押され、第4受圧部58に作用する圧力で
圧油供給位置Bに向けて押され、その第3受圧部57は
第3パイロット通路59で固定ポンプ33の吐出路34
の絞り35の上流側に接続し、第4受圧部58は第4パ
イロット通路60で絞り35の下流側に接続して負荷検
出弁32は絞り35前後の差圧△PC (△PC =P2
3 )に比例した第2の力F2 でドレーン位置Aに向け
て押される。
【0008】次に可変ポンプ20の容量制御動作を説明
する。 (可変制御弁31の動作) 可変ポンプ20の回転数が一定でポンプ吐出圧が変化
した時。 ポンプ吐出圧P0 がパイパス弁37のセット圧以下であ
るとバイパス弁37が閉となって、固定ポンプ33の吐
出圧油は全量が絞り35を通過するから、その絞り35
前後の差圧△PC による第2の力F2 が絞り43前後の
差圧△Pによる第1の力F1 よりも大きくなり、可変制
御弁31はドレーン位置Aとなり、制御ポート23が通
路29,30を通ってタンク61に連通するから斜板1
4は図2に示すようにスプリング21で24は図2に示
すようにスプリング21で容量大方向に傾転し、可変ポ
ンプ20の1回転当り吐出流量が増大して単位時間当り
吐出量が増大するから絞り43前後の差圧が大きくなっ
て第1の力F1 が大きくなり、この第1の力F1と第2
の力F2 がつり合ったところで斜板14の位置が保持さ
れる。つまり、絞り43前後の差圧が可変ポンプ1の流
量検出手段となって可変制御弁31にフィードバックさ
れる。前述の状態においてポンプ吐出圧P0 がパイパス
弁37のセット圧以上となるとパイパス弁37が開き作
動して固定ポンプ33の吐出圧油の一部がパイパス路3
6を流れるから絞り35を流れる流量が減少してその絞
り35前後の差圧△PC が低下し、可変制御弁31の第
2の力F2 が小さくなるから可変制御弁31は圧油供給
位置Bとなり、ポンプ吐出圧P0 が通路62,29から
制御ポート23に供給されて斜板19をスプリング21
に抗して容量小方向に傾転する。これにより、可変ポン
プ20の1回転当り吐出流量が減少して単位時間当り吐
出流量も減少するから絞り43前後の差圧が小さくなっ
て第1の力F1 も小さくなり、この第1の力F1 と第2
の力F2 がつり合ったところで斜板19の位置が保持さ
れる。
【0009】前述の状態からポンプ吐出圧P0 が更に高
くなると、バイバス弁37が更に開き作動して通路流量
が増えるから絞り35を流れる流量が減少して絞り35
前後の差圧△PC が更に小さくなるので、可変制御弁3
1に作用する第2の力F2 が更に小さくなって可変制御
弁31は圧油供給位置Bとなって前述と同様にして制御
ポート23に供給される圧力が高くなって斜板19がス
プリング21に抗して容量小方向に傾転して1回転当り
吐出流量が減少して単位時間当り吐出流量が減少し、前
述と同様に絞り43前後の差圧が小さくなって第1の力
1 も小さくなり、この第1の力F1 と第2の力F2
つり合ったところで斜板19の位置が保持される。以上
のように、可変ポンプ20の回転数が一定の時にはポン
プ吐出圧P0 によって斜板19の位置が決定されてポン
プ吐出圧P0 ×1回転当り吐出流量qが一定、つまりト
ルク一定に制御される。
【0010】可変ポンプ20のポンプ吐出圧が一定で
回転数が変化した時。 ある値のポンプ吐出圧P0 で斜板19位置が決定されて
いる状態で可変ポンプ20の回転数が増加すると1回転
当り吐出流量が同じても単位時間当り吐出流量が増加し
て絞り43前後の差圧△Pが大きくなるが、可変ポンプ
20とともに駆動される固定ポンプ33の単位時間当り
吐出流量も増大して絞り35前後の差圧△PC も大きく
なり、可変制御弁31に作用する第1の力F1 と第2の
力F2 は等しくなって可変制御弁31はつり合ったまま
となって斜板19の位置は変化せずに可変ポンプ20の
1回転当り吐出流量は変化しない。このことは可変ポン
プ20の回転数が低下した時も同様となるから、可変ポ
ンプ20の容量をトルク一定制御できる。すなわち、固
定ポンプ33と絞り35が可変ポンプ回転数検出手段と
なる。
【0011】(負荷検出弁32の動作) 可変ポンプ20の回転数が一定の時。 負荷検出弁32は固定ポンプ33の吐出路34に設けた
絞り35前後の差圧△PC による第2の力F2 と方向制
御弁27の上流側圧力P1 と最高負荷圧PLSの差圧△P
LSによる第1の力F1 が等しくなる位置となり、それに
よって可変ポンプ20の斜板19の位置が決定される。
前記上流側圧力P1 と最高負荷圧PLSの差圧△PLSは方
向制御弁27の開度、つまり操作ストロークに比例し、
絞り35前後の差圧△PC は可変ポンプ20の回転数が
一定であれば一定であるので、操作ストロークが小さい
時には前記差圧△PLSが大きく負荷検出弁32に作用す
る第1の力F1 が前記差圧△PC による第2の力F2
り大きくなって負荷検出弁32は圧油供給位置Bとな
り、通路63,30,29より制御ポート23にポンプ
吐出圧P0 が供給されるから前述と同様に斜板19はス
プリング21に抗して容量小方向に傾転して1回転当り
吐出流量が減少して単位時間当り流量が減少し、方向制
御弁27を通過する流量が減少して前記の方向制御弁2
7の上流側圧力P1 と最高負荷圧PLSとの差圧が小さく
なって第1の力F1 が低下し、その第1の力F1 と第2
の力F2 がつり合った位置で斜板19の位置が決定され
る。同様に方向制御弁27の操作ストロークが大きいと
きには前記差△PLSが小さく、可変ポンプ20の斜板1
9の位置は前述の場合よりも容量大方向の位置となる。
これにより、可変ポンプ20の単位時間当り吐出流量は
方向制御弁27の操作ストロークが小さい時には少な
く、大きい時には多くなるので、最高負荷圧によらず方
向制御弁27の操作ストロークに見合った流量制御がで
きてアクチュエータ28の微操作性、つまりファインコ
ントロール性を向上できる。
【0012】可変ポンプ20の回転数が変化した時。 可変ポンプ20の回転数が変化すると固定ポンプ33の
回転数も変化するために、前記絞り35前後の差圧△P
C が方向制御弁27上流側圧力P1 と最高負荷圧PLS
差圧△PLSと同様に変化するので、斜板19の位置は変
化しないが、可変ポンプ20の単位時間当り吐出流量が
増減するから、方向制御弁27を通過する流量が回転数
変化により変化して方向制御弁27上流側圧力P1 と最
高負荷圧PLSの差圧△PLSは回転数変化の2乗だけ変化
するので、方向制御弁27の同一操作ストロークに対す
る通過流量は回転数変化だけ変化し可変ポンプ20の回
転数に比例した流量制御ができる。例えば、可変ポンプ
20の回転数が1/2となると前記差圧△PLSは1/4
となり、方向制御弁27の同一ストロークに対する通過
流量は1/2となる。
【0013】次の可変制御弁31の具体構造を図5に基
づいて説明する。弁本体70のスプール孔71内に入口
ポート72と出口ポート73とタンクポート74を連
通、遮断するスプール75を嵌挿し、入口ポート72の
圧油をスプール75の小孔76(第1パイロット通路4
4)で第1受圧室77(第1受圧部41)に連通し、弁
本体70のスプール孔71と同心状のシリンダー孔78
にロッド79を供えたフリーピストン80を嵌挿して同
一受圧面積の第3受圧室81(第3受圧部46)と第4
受圧室82(第4受圧部47)を形成しそのピストン8
0はシリンダー孔78より若干小径となって隙間(絞り
35)を有しており、前記ロッドの一端部をスプール7
5に当接し、かつ他端部を第2受圧室83(第2受圧部
51)に臨ませ、前記入口ポート72を油孔84(通路
62)で可変オンプ20の吐出路26における絞り43
の上流側に接続し、出口ポート78を油孔85(通路2
9)で制御ポート23に接続し、第2受圧室83を油孔
86(第2パイロット通路45)で可変ポンプ20の吐
出路26における絞り43の下流側に接続し、第3受圧
室81のポート87を油孔88で固定ポンプ33の吐出
路34に接続し、弁本体70に第3受圧室81と第4受
圧室82を連通する油孔89(バイパス路36)を形成
し、弁本体70のポペット弁孔90に嵌挿したポペット
弁91をスプリング92で付勢して前記油孔89を遮断
する位置に保持し、このポペット弁91の受圧室93
(受圧部39)に供給される圧油で連通位置に向けて押
されて前記バイパス弁37を構成し、その受圧室93は
油孔94で可変ポンプ20の吐出路26における絞り4
3の上流側に接続している。
【0014】次に負荷検出弁32の具体的構造を図5に
基づいて説明する。弁本体70のスプール孔100に主
入口ポート101と入口ポート102とタンクポート1
03を連通・遮断するスプール104を嵌挿し、主入口
ポート101をスプール104に穿孔した小孔105
(第1パイロッット通路54)で第1受圧室106(第
1受圧部51)に連通し、弁本体70にスプール孔10
0と同心状にシリンダー孔107を穿孔し、このシリン
ダー孔107にロッド108を有するピストン109が
嵌挿されて第3・第4受圧室110,111(第3・第
4受圧部57,58)を構成しており、そのロッド10
8は第2受圧室112(第2受圧部52)に臨み、主入
口ポート101が油孔113(通路63)で可変ポンプ
20の吐出路26における絞り43の下流側に接続し、
入口ポート102が油孔114(通路30)で可変制御
弁31の出口ポート74に接続し、第2受圧室112が
油孔115で方向制御弁27の負荷圧を検出する第2パ
イロット通路56に接続しており、第3・第4受圧室1
10,111は前記油孔89のポペット弁91の入口側
と出口側に油孔116,117で連通している。
【0015】
【発明の効果】可変容量油圧ポンプ20の容量をトルク
一定として制御できるし、機械的フィードバック機構が
不要となって構造簡単でコスト安となるばかりか、トル
ク一定制御の精度を向上できるし、可変容量型油圧ポン
プ20の効率が低下しても出力流量特性は低下しない。
また、可変容量型油圧ポンプ20の回転数変化に応じて
方向制御弁の通過流量を制御してアクチュエータの微操
作性を向上できる。またスプリング21を設けると共
に、弁板22に制御ポート23を形成すれば良いから、
全体をコンパクトにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の線図的構成説明図である。
【図2】可変容量型油圧ポンプの断面図である。
【図3】弁板の正面図である。
【図4】本発明の実施例を示す線図的構成説明図であ
る。
【図5】本発明の実施例を示す具体的構成説明図であ
る。
【符号の説明】
19…斜板、20…可変容量型油圧ポンプ、21…スプ
リング、22…弁板、23…制御ポート、26…吐出
路、27…方向制御弁、28…アクチュエータ、31…
可変制御弁、32…負荷検出弁、33…固定ポンプ、3
4…吐出路、35…絞り、37…バイパス弁、43…絞
り。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング14内に回転自在に支承した
    シリンダーブロック16のピストン17を容量大・小方
    向に斜転自在な斜板19に沿って摺動自在とし、この斜
    板19をスプリング21で容量大方向に付勢保持し、前
    記ピストン17の受圧室を弁板23の第1・第2ポート
    24,25に順次連通するようにし、前記弁板23の第
    1・第2ポート24,25間に形成した制御ポート23
    に圧油を供給して斜板19を容量小方向に傾転する可変
    容量型油圧ポンプにおいて、前記可変容量型油圧ポンプ
    20の流量変化を検出する第1の手段と、可変容量型油
    圧ポンプ20の回転数変化及びポンプ吐出圧変化を検出
    する第2の手段と、前記第1の手段の出力信号と第2の
    手段の出力信号とによって前記弁板22の制御ポート2
    3にポンプ吐出圧を供給する可変制御弁31と、前記可
    変容量型油圧ポンプ20の吐出路26に設けた方向切換
    弁27の上流側圧力とアクチュエータの負荷圧との差圧
    と前記第2の手段の出力信号で前記弁板22の制御ポー
    ト23にポンプ吐出圧を供給する負荷検出弁32より構
    成した可変容量型油圧ポンプの容量制御装置。
JP3285477A 1991-10-07 1991-10-07 可変容量型油圧ポンプの容量制御装置 Pending JPH0599124A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996032587A1 (fr) * 1995-04-12 1996-10-17 Komatsu Ltd. Dispositif de commande d'une pompe et d'un moteur a disque en nutation
CN103114989A (zh) * 2013-01-28 2013-05-22 上海朝田实业有限公司 一种用于节能液压泵站上的随动敏感泵

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1996032587A1 (fr) * 1995-04-12 1996-10-17 Komatsu Ltd. Dispositif de commande d'une pompe et d'un moteur a disque en nutation
CN103114989A (zh) * 2013-01-28 2013-05-22 上海朝田实业有限公司 一种用于节能液压泵站上的随动敏感泵

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