JPS60202179A - 剥離性接着シ−ト - Google Patents

剥離性接着シ−ト

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JPS60202179A
JPS60202179A JP5734684A JP5734684A JPS60202179A JP S60202179 A JPS60202179 A JP S60202179A JP 5734684 A JP5734684 A JP 5734684A JP 5734684 A JP5734684 A JP 5734684A JP S60202179 A JPS60202179 A JP S60202179A
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JP
Japan
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film
support
sheet
adhesive
adhesive layer
Prior art date
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Application number
JP5734684A
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English (en)
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JPH025790B2 (ja
Inventor
Eisaku Kosuge
小菅 鋭作
Atsushi Koshimura
淳 越村
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Tomoegawa Co Ltd
Original Assignee
Tomoegawa Paper Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は必要に応じて剥離が容易な接着シートに関し、
さらに詳しくは該シートを金属、ガラス、プラスチック
ス、セラミックス、木材等の被着体の上に貼合わせた後
、任意の時に水あるいは水性塗料などを塗布し、該シー
トを湿潤させ、あるいはさらに加熱を施すことにより、
きわめて容易に被着体より該シートを剥離撤去すること
が出来るという特徴を有する接着シートに関する。
従来からメッキおよびエツチング工程中のマスキングシ
ート、各種材料の保護シート、あるいは印刷及び塗料用
マスキングシート、そのほか一時的に仮止めしておくシ
ートなどに、粘接着テープが多用されているが、使用後
これらのシートを除去することの作業が煩雑であり、又
多くの時間を必要とする欠点がある。
本発明は、これらの欠点を改善したものであり、用途と
しても同しように各種のマスキングシート、保護用シー
ト、その他一時的な仮止めのためのシート等が挙げられ
るが、いずれの場合も極く短時間の水による湿潤及び/
あるいは加熱により被着体より容易に剥離脱落する本発
明の特色が利用され得る。
特に塗装用マスキングシート七して使用され、その際の
塗料が水性タイプの塗料である場合は特に有効である。
例えば小片のマスキングシートとして本発明の剥離性接
着シートを用いた場合は、作業者はマスキングシートを
いちいち除去させなくとも、水及び/あるいは加熱によ
り該シートの延伸され、且つフィルム分子配向を固定さ
せていない親水性高分子フィルムが収縮することにより
、被着体より該シートが剥離するため生産性も向上し、
また被着体表面にも接着剤が残留しないため、残留物の
除去による被着体の損傷を招くこともない。
本発明の剥離性接着シートは、水及び/あるいは熱によ
り収縮する延伸され且つフィルムの分子配向を固定させ
ていない、親水性高分子フィルム支持体、あるいは熱収
縮率及び水に対する収縮率が該親水性高分子フィルムよ
り小さい層を該親水性高分子フィルムと積層し、てなる
支持体に被着体に対する接着力が該親水性高分子フィル
ム支持体、または該親水性高分子フィルムと積層した支
持体の変形応)Jよりも小さい接着層を設けた、容易に
剥離する接着シートである。
以下図面によって本発明の詳細な説明する。第1図及び
第2図は、本発明によるシートであり、第1図は該親水
性高分子フィルム1に直接接着剤層3を設けたものであ
り、第2図は該親水性高分子フィルム1と1層あるいは
2層以上の他の支持体2とを粘接着剤5を使用して複合
せしめたものを支持体とし、これに接着剤層3を設けた
シートである。
図中親水性高分子フィルム1は延伸され且つフィルムの
分子配向を固定させていない、ある程度の耐水性を持っ
た親水性高分子フィルムであり、支持体2はそれと異な
る材料よりなる、1層あるいは複数層よりなる支持体(
図に於ては1層の場合を図示)であり、接着剤層3は目
的の被着体と接着する接着剤層である。
第3図〜第5図は、本発明によるシートの水による湿潤
及び/あるいは力0熱による剥離性状態を示すものであ
る。第3図は被着体に本発明品が貼合わせられた状態を
示し、第4図は貼合後、水により湿潤させられ、そして
、あるいは加熱されて本発明品の層1が収縮することに
より被着体からの剥離を生した状態を示す。第5図はさ
らに剥離が進行し、被着体との接触面積が極めて減少し
た場合である。
本発明に使用する親水性高分子フィルムの支持体1に使
われる延伸され且つフィルムの分子配向を固定させてい
ないフィルム材料としては、ポリビニルアルコールフィ
ルムがあげられる。この場合のポリビニルアルコールフ
ィルムは、水に容易に溶解するものでは不都合であり、
例えば重合度1700、鹸化度99モル%以上のポリビ
ニルアルコールを原料とし、その製膜工程でいわゆる熱
処理をほとこされ、耐水性を賦与された状態でフィルム
化されたものが望ましい。又、このためのポリビニルア
ルコールフィルムは水あるいは水性塗料なとによりフィ
ルムが湿潤した際収縮し、そして、あるいは熱処理によ
っても収縮するものでなければならない。したがって通
常のキャストフィルムでなく2〜5倍程度に延伸された
ものであることが必要であるが、分子配向を固定したい
わゆる熱固定したものであってはならない。しかし7、
−軸延伸フィルムであるか、二軸延伸フィルムであるか
は問われない。
以上、特にポリビニルアルコールフィルムを例として説
明したが、その他の親水性フィルムであっても同様な要
件を満すフィルムであれば充分使用し得る。1層あるい
は複数層を積層した支持体2に使用し得る材料は、ポリ
エステル、ポリプロピレン、ナイロン、ポリ塩化ビニル
なとの各種プラスチックスフィルム、あるいはこれらを
材料とする各種発泡体、あるいは顔料その他の充填剤を
これらに添加したフィルム、又それらの複合体、あるい
はクラフト紙、合成紙などより適宜選択される。又、金
属箔てあっても、該親水性延伸フイノしムとの組合わせ
1こより第4〜第5図のよう1こ、水の湿潤及びあるい
は加熱によりカール剥離が得られるので実用し得る。
一方、本発明に使用し得る接着剤層用材料と17では支
持体及び被着体との関係で、特に定めるものではないが
、常温若しくは加熱により被着体−\の接着が可能であ
り且つ、易剥離性および接着剤の非転着性を考え合わせ
た場合、比較的低粘着力、低剥離力、高擬集力で支持体
の変形応力よりも小さい接着力のものが適切である。例
としてはアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、シリコーン樹脂、天然ゴム、合成ゴム、エポキ
シ樹脂、アルキッド樹脂、ポリ酢酸ヒニル樹脂、等が使
用可能である。
以下本発明の実施例を示す。なお実施例における本発明
のシートは、第6図あるいは第7図の構成からなり、各
実施例において、シートの各層および被着体の種類をい
ろいろ変えた場合について示す。
実施例1 本例におけるシートの構成は第7図においてlはタテ方
向に約3.5倍されたまま分子配列を固定していないポ
リビニルアルコールフィルム(重合度17 CLO1鹸
化度99.9モル%、20um)、2は合成紙(ユボ5
G−60、王子油化社60um)、3はポリエステル樹
脂接着剤層(20μm)、5はポリエステルアルコール
フィルムと合成紙を接着するために用いたポリウレタン
系接着材層である。
又6は離型紙(60um>である。
シートの作製方法は、まずポリビニルアルコールフィル
ムと合成紙とをドライラミネート法により貼合させる。
別に離型紙6にポリエステル接着剤(東洋紡、バイロン
300S)3を塗工乾燥したものをポリビニルアルコー
ルフィルムと合成紙とを貼合した支持体の合成紙の側と
貼合させて、本発明品を作製した。このようにして得ら
れたシートを約10cm X I Ocmの小片に切り
、鉄板(500um)に貼合した。次に該シートの上か
ら、水性塗料を約2001J1nの厚みになるよう塗工
し、該シートを覆った。このような試験片50ケを作製
した。約1秒後、50の小片は全数が収縮を開始し、そ
のため水性塗料層が該シートを被覆した部分は、該シー
トの形条に沿って亀裂が入り、さらに120℃に加熱し
たところさらに該シートはカールが大きくなり、軽く振
動を与えるだけて、鉄板より剥離し脱落した。そして該
シートが貼着していた部分には、−切接着剤残渣は認め
られなかった。
実施例2 本例におけるシート構成は第7図において、■はタテ方
向に約3倍、ヨコ方向に約4倍に延伸し、そのまま分子
配列を固定していないポリビニルアルコールフィルム(
20u+n)2は発泡ポリプロピレンフィルム(東洋紡
、トヨパール)であり、3はアルキッド樹脂接着剤層(
30++)、6は離型フィルムである。発泡ポリプロピ
レンフィルムとポリビニルアルコールフィルムをポリウ
レタン系接着剤を用いてトライラミネート方法により貼
合させる。次に離型フィルムにアルキッド樹脂接着剤層
を塗工したものを貼合し、本発明のシートとした。該シ
ートを l OOmmX l 00mmに切り、銅板(
500μ+n)に80℃で貼合させた。24時間後13
0°Cに加熱したところ、1〜2秒で筒状にノノールし
剥離脱落した。
実施例3 本例におけるシートの構成は、第6図においてlはタテ
方向に約3倍に延伸され、フィルムの分子配向を固定し
ていないポリビニルアルコールフィルム(20um)で
あり、3はアクリル系接着剤層(20um)、6は離型
紙(60即)である。アクリル系接着剤はブチルアクリ
レート100部、メチルアクリレート20部、ヒドロキ
シアクリレート10部よりなる共重合体であり、平均分
子量は300.000である。
シートの作製方法は、離型紙に該アクリル系接着剤を塗
工し、これを該ポリビニルアルコールフィルムと貼合し
て試料とした。該試料をlOlommXloの大きさに
切り、アルミニウム板(100μn+)上に貼合させ、
24時間後試料を水て湿潤ぜしめたのち120℃に加熱
したところ、杓1秒で試験片50の全数が剥離脱落し、
アルミニウム板上には何ら糊剤を残さなかった。
以上の如く、本発明による剥離性接着シートは、水ある
いは極く短時間の加熱により被着体より簡単に剥離する
ため、特に水性塗料の塗工の際のマスキングシートや一
時的な仮止めをし、後工程て水による処理及び/あるい
は加熱による処理が行われ、被着体に一旦貼着後、これ
を除去することが必要な場合には、極めて有効で弗り、
しかも除去後何ら被着体に損傷を与えることがないため
、その効用は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明のシートの概略の断面図、第
3図は本発明のシートが被着体に接着された状態図、第
4〜第5図は本発明のシートが水及び/あるいは加熱に
より被着体より剥離を起こす状態を示す説明図、第6図
及び第7図は各実施例において作製したシートの概略断
面図である。 ■・・・延伸され、しかしフィルムの分子配向の固定さ
れていない親水性高分子フィルム 2・・・1層または複数層を積層した支持体3・・・接
着剤層 4・・・被着体 5・・・粘接着層 6・・・離型紙又は離型フィルム 鈍1図 n2riU ( 晃31刃 ζQン を 第4図 箋51図 − 第6口 系71¥1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 延伸され且つ、フィルム分子配向を固定させていない親
    水性高分子フィルムの支持体上に、あるいは水に湿潤し
    た際の収縮率及び/あるいは熱収縮率が、該親水性高分
    子フィルムより小さい、1層あるいは複数層を該親水性
    高分子フィルムと積層してなる支持体上に、被着体に対
    する接着力が該親水性高分子フィルム支持体、または該
    親水性高分子フィルムと積層した支持体の変形応力より
    も小さい接着剤層を設けたことを特徴とする剥離性接着
    シート。
JP5734684A 1984-03-27 1984-03-27 剥離性接着シ−ト Granted JPS60202179A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5734684A JPS60202179A (ja) 1984-03-27 1984-03-27 剥離性接着シ−ト

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JP5734684A JPS60202179A (ja) 1984-03-27 1984-03-27 剥離性接着シ−ト

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JPS60202179A true JPS60202179A (ja) 1985-10-12
JPH025790B2 JPH025790B2 (ja) 1990-02-05

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JP5734684A Granted JPS60202179A (ja) 1984-03-27 1984-03-27 剥離性接着シ−ト

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0596754A (ja) * 1991-05-23 1993-04-20 Fujitsu Ltd 圧電素子型印字エレメント

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS517693A (ja) * 1974-07-10 1976-01-22 Yaichi Okada Genteisochi
JPS58152084A (ja) * 1982-03-08 1983-09-09 Nitto Electric Ind Co Ltd 板状物品の表面保護フイルム
JPS604579A (ja) * 1983-06-22 1985-01-11 Nitto Electric Ind Co Ltd マスキング用感圧性接着テ−プまたはシ−ト

Patent Citations (3)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0596754A (ja) * 1991-05-23 1993-04-20 Fujitsu Ltd 圧電素子型印字エレメント

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JPH025790B2 (ja) 1990-02-05

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