JPS60201030A - アイドル騒音低下方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、内燃機関のアイドリンク時に発生する騒音
を低下させるための方法に関する。

内燃機関においては、無負荷で低速回転するアイドリン
ク運転を行なう場合がある。作業機械ては、作業は停止
しているが機関は動いている状態であり、自動車の場合
には、機関は動いているが自動車は停止している状態で
ある。内燃機関の場合、作業中または走行中の騒音は当
然のものとしである程度許容される傾向があるが、アイ
！・リング時の騒音はかなり気になるものである。特に
テイーゼル機関の場合は、ガンリン機関に比へて騒音が
大きい欠点がある。

この発明の目的は、簡単な構成によりアイドリンク時の
騒音を低下させた府り規なアイドル騒音低下方法を提Ｉ
ＪＩ、することにある。

この発明によるアイドル騒（４−低１・゛方法は、アイ
ドリンク時に吸気管または排気管を燃９１とに最小限必
要な僅かな空気通路またはＪｕｌ気ガス通路を残して閉
塞することを特徴とする。

従来においても、アイドリンク時に吸気′１ハ゛をある
程度閉塞することが、例えばスロットル弁のように、ガ
ソリンエンジンや二一ニマチノクガバナを搭載したディ
ーゼルエンジンにおいて行なわれている。しかしながら
、これらの方法はアイド／ｌ／騒ｉ４を低寸させるだめ
のものではなく、必要量の燃オー１を供給する／こめの
方法であり、アイドル騒音にろいては、これが中高速餉
荷時におけるエンジノ騒音に比べて低いことを理由にあ
１り考慮されていないのが実情で、６る。

この発明は、このようなアイドル騒音をさらに低−トさ
せて、エンジンの静しゆく性を一段と向上さぜることを
狙いとしており、特にティーゼルエンジンに好適である
。

以下、この発明の実施例を除材図面を参照して説明する
。第１図において、／リンダ１内を往復ノ１３動するピ
ストン２の」二部と７リンダヘノド３と。

の間には燃焼￥４が形成されている。シリンダヘッド３
内には、この燃焼室４に開口する吸気管５およびＪｕｌ
気管６が形成され、それぞれ常態において吸気弁７およ
びり１気弁８によって閉ざされてＩ／）る。吸気プ「７
は、ピストン２の下降行程で開いて吸気管５を通じて７
リノダ■内に空気を取り入れ、ヒストン２の−に昇行程
で閉じて、シリンダ１内の空気が圧縮加熱きれる。次い
でピストン２の次の上死点近傍で燃料噴射ノズル９から
霧状に噴射された燃料が着火して爆発し、ピストン２を
一ト方へ押し下げる。そしてピストン２が下死点を越え
る近傍から排気弁８が開いて、／リンダ１内の燃焼カス
が排気管６を通じて放出される。以−にが通常のテイー
ゼルエンジンの燃焼ザイクルである。

このヨウなディーゼルエンジンにおいて、−１′イドリ
ング時には態別噴射ノズル１）からの燃料噴射カ抑ｊ＜
−ラれ、エンジンは低速で回転する。とはいっても、吸
気管５からは燃焼に十分な１１にの空気が取り入れられ
ているので、その曝発時の騒↑：Ｓはかなり大きい。前
記したように二一一マチノクガノくすのスロットル弁の
ような手段を備えたテイーゼルエンジンにおいても、ア
イドリンク時の騒音は大きい。そこでこの発明の一実施
例においては、この空気の取り入れを燃りＬに最小限必
及な１１；：だけに制限して、燃焼時の爆発力を弱め、
これによってアイドリンク時の騒音低下を図っている。

爆発力が弱まれば、それだけピストン２がシリンダ１の
壁面を叩くスシノピングも弱捷るので、アイドル騒ｉ′
−−は一層低下する。

第１図に示す実施例における流入空気量制限手段は、吸
気管５に設けられたバタフライ弁１０である。この弁１
０は、スライド弁でもよい。このバタフライ弁１０をス
Ｉ・ツバ手段を有するリンク機構１１を介して、アイド
リンク時に燃焼に最小限必要ｆｒ僅かな空気１ｉｆｔ路
を残すようにして吸気管５を閉じる。これにより、燃焼
は行なわれるもののその爆発力は弱められるので、騒音
が低−「する。アイドリンク時以外は、リンク機構１１
を作動させてバタフライ弁１０を水平にしておく。バタ
フライ弁１゜の回動け、他の手段を用いてもよい。リン
ク機構１１の作動は、手動でもよいが、エンジン回転数
を検知して、アイドリンク状態になったらマイクロコン
ビーータにより自動的に作動するように構成することが
好ましい。この際、このリンク機構１１をアクセルペダ
ルに連動させて、アクセルペダルの踏み込みとともにこ
のバタフライ弁１ｏが徐々に開くようにすれば、アクセ
ルペダルを戻したときのエンジンブレーキの効きもよく
なる。寸だ、このバタフライ弁１０は、ガノリンエンジ
ンにチ１−り弁が備えられている場合にはこれを利用す
るとより、スロットル弁ヲ備えたディーゼルエンジンの
場合には、これの上流にバタフライ弁１０を設けるとよ
い。このようなバタフライ弁１０を制御するための電子
制御技術は、近年の自動屯に多数採用されているので、
これを利用するとよい。

第２図に示すこの発明の別の実施例においてＩ：１５、
吸気管５はアイドリンク時にバタフライ弁１０に、１：
つて完全に閉ざされるが、バタフライ弁１０に小さい通
気穴Ｉ２が設けられているので、この通気穴１２を通じ
て燃焼に最小限必要な空気ニー、が確保される。。

さらに第３図に示す別の実施例においては、吸気管５は
バタフライ弁１０によって同様に完全に閉ざされるが、
シリンダヘット３の壁面にバタフライ弁１０を迂回する
ように形成されたバイパス１３によシ必要空気量が確保
される。

燃焼に最小限必要な空気量とは、使用するエンジンの排
気量、圧縮比、吸気管の長さや断面積等の条件によって
異なるが、一般には吸気管の断面積の１〜１０係程度の
通路を確保することにより得られる。

第４図には、この発明の効果の一例が示されている。実
験に使用したエンジンは、クボタ社のＥＲ６５型農υ１
用単気筒ディーゼルエンジンで、これの吸気管に第１図
に示すようなバタフライ弁を設けて吸気を絞り、約１．
ｍ、ｌＪ［ｌれた位置で、リオン社の５−１６普通騒音
Ｈ」およびＬＲ−０１ＦＪレベルレコーダを用いて測定
した結果である。このグラフから明らかなように、バタ
フライ九を開放した従来の状態では、゛アイドリンク時
に約８３ホンあった騒音が、バクフライ弁を閉塞させて
吸気を収ることにより、７７ホン程度に下がっている。

以」：までの説明は、この発明を吸気管に適用し／こ場
合についてであるが、第１図から第３図１でに示すよう
な構成を排気管６に設けても同様な効果が得られる。す
なわち、４）１気管６を完全に閉じてしまっては燃焼が
行なわれないので、燃焼に最小限必要な排気ガス通路を
確保して排気管６を閉塞する。これにより、爆発力が弱
才り騒音が低下する。

以上のように、この発明のアイドル騒呂低Ｆカ法によれ
ばアイドリンク時に吸気管ま／こはＪノＩ気ｔ１１を燃
焼に最小限必要な僅かな空気通路寸たｋｌ　Ｊｕｌ気ガ
ス通路を残して閉塞するのて、アイドリング１１．５に
おける爆発力が弱められて爆発音やクラ／ビッグ音が抑
えられるとともに、部品の１！メ・耗や損傷が少なくな
ってエンジンの寿命をより延に［ずことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を７１’、すエンジンの
概略断面図、第２図は、この発明の別の実施例を示す第
１図と同様な図、第：３図は、この発明のさら顛別の実
施例を示す第１図と同様な図、第４図は、この発明の効
果を示すグラフである。 ■・・ンリンーダ、２　ピストン、３　／リンダヘッド
、４　燃焼室、５　吸気管、６排気管、　７　吸気弁、
８　排気ブ「、９　燃料噴射ノズル、１０　バタフライ
弁、ＩＩ−’Ｊンク機構、１２　通気穴’１　１３　）
くイノくス。 肪許出願人　今　井　直　信　−）写−第１図　第２図 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　アイドリンク時に吸気管丑たは排気管を燃焼に最小
   限必陳な僅かな空気通路または排気ガス）ｉｎ路を残し
   て閉塞することによりアイドリンク時の騒音を低下させ
   るアイドル騒音低下方法。 ２　前記通路の閉塞を弁によって行なう特許請求の範囲
   第１項記載のアイドル騒音低下方法。 ：３　前記ノ１ｕ路の閉塞を通気穴を備えた弁によって
   １１なう特＋ｊ’ｌ請求の範囲第１項記載のアイドル騒
   音低下方法３、 ・１　前記通路の閉塞を弁とこの弁を迂回するバイパス
   によって行なう特許請求の範囲第１項記載のアイドル騒
   ｔ４低下方法。