JPS6019773Y2 - 薄板成形装置 - Google Patents
薄板成形装置Info
- Publication number
- JPS6019773Y2 JPS6019773Y2 JP8528578U JP8528578U JPS6019773Y2 JP S6019773 Y2 JPS6019773 Y2 JP S6019773Y2 JP 8528578 U JP8528578 U JP 8528578U JP 8528578 U JP8528578 U JP 8528578U JP S6019773 Y2 JPS6019773 Y2 JP S6019773Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin plate
- forming
- forming punch
- plate
- pressurized liquid
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- Expired
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- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は薄板成形装置、とくに成形ポンチによる薄板
の絞り加工ならびに液圧による薄板の張出し加工を同時
あるいは交互に行うことができるようにした薄板成形装
置に関するものである。
の絞り加工ならびに液圧による薄板の張出し加工を同時
あるいは交互に行うことができるようにした薄板成形装
置に関するものである。
第１図、第２図は従来例を示すもので、第１図は成形ポ
ンチによる薄板成形装置、第２図は液圧による薄板成形
装置を示す。
ンチによる薄板成形装置、第２図は液圧による薄板成形
装置を示す。
図において、同一符号は同一または相当部分を示し、１
は凹面部１ａの外周に平面部１ｂを形成した成形型、１
ｃは凹面部１ａに開口腰成形時に凹面部１ａ内の空気を
排出する排気口、２は成形型１の平面部に支持される被
成形薄板、３は被圧延薄、３は被成形薄板２の周縁部を
押圧する板押え金物、４は板押え金物３に設けられた垂
直方向の貫通穴３ａに案内される成形ポンチ、５は成形
ポンチ４を駆動する主加圧ラム、６板押え金物３を駆動
する副加圧ラム、第２図において、７は被成形薄板２の
周縁部を押圧するとともに、内部に液室７ａを形成した
板押え金物７ｂは液室、？ ａ内に加圧液を供給する加
圧液供給路、８は板押え金物７を駆動する加圧ラム、９
は加圧後の漏洩防止用０リング、１０は成形型１１を支
持する支持台である。
は凹面部１ａの外周に平面部１ｂを形成した成形型、１
ｃは凹面部１ａに開口腰成形時に凹面部１ａ内の空気を
排出する排気口、２は成形型１の平面部に支持される被
成形薄板、３は被圧延薄、３は被成形薄板２の周縁部を
押圧する板押え金物、４は板押え金物３に設けられた垂
直方向の貫通穴３ａに案内される成形ポンチ、５は成形
ポンチ４を駆動する主加圧ラム、６板押え金物３を駆動
する副加圧ラム、第２図において、７は被成形薄板２の
周縁部を押圧するとともに、内部に液室７ａを形成した
板押え金物７ｂは液室、？ ａ内に加圧液を供給する加
圧液供給路、８は板押え金物７を駆動する加圧ラム、９
は加圧後の漏洩防止用０リング、１０は成形型１１を支
持する支持台である。
以上のように構成され、成形ポンチ４により成形する場
合には成形時の初期から中期にかけては成形ポンチ４の
加圧面４ａの中央部だけが被成形薄板２に接触して押圧
するため、被成形薄板２の接触部分は摩際により伸びが
制限され、非接触部分が主として伸びるため、成形時の
終期においては、成形品の肉厚に差が生じ、外縁部に近
い部分にクラックあるいは破断が生ずる恐れがあった。
合には成形時の初期から中期にかけては成形ポンチ４の
加圧面４ａの中央部だけが被成形薄板２に接触して押圧
するため、被成形薄板２の接触部分は摩際により伸びが
制限され、非接触部分が主として伸びるため、成形時の
終期においては、成形品の肉厚に差が生じ、外縁部に近
い部分にクラックあるいは破断が生ずる恐れがあった。
また液圧により成形する場合には被成形薄板２の表面に
均等に液圧が加わるのが外縁部に近い部分に比べ、中央
部の伸びが大きいため、中央部に近い部分にクラックあ
るいは破断が生ずる恐れがあった。
均等に液圧が加わるのが外縁部に近い部分に比べ、中央
部の伸びが大きいため、中央部に近い部分にクラックあ
るいは破断が生ずる恐れがあった。
また、上記の欠点を改善した従来例として、成形ポンチ
による絞り加工と、液圧による張出し加工とを同時にあ
るいは交互に行い、被成形薄板の伸びを均等にするよう
にした薄板成形装置が提案されているが、やはり以下詳
述する如き欠点がある。
による絞り加工と、液圧による張出し加工とを同時にあ
るいは交互に行い、被成形薄板の伸びを均等にするよう
にした薄板成形装置が提案されているが、やはり以下詳
述する如き欠点がある。
以下、改善された従来例を第３図、第４図により説明す
る。
る。
図において、第１図、第２図と同一符号は同一または相
当部分を示し、１１は成形ポンチ４を貫通し、被成形薄
板２と対向する加圧面４ａに開口する加圧液供給路であ
る。
当部分を示し、１１は成形ポンチ４を貫通し、被成形薄
板２と対向する加圧面４ａに開口する加圧液供給路であ
る。
以上のように構成され、板押え金物３により周縁部を固
定された被成形薄板２の中央部を成形ポンチ４の加圧面
４ａで加圧し、絞り加工を行ったのち、第３図で示され
る中間加工位置で成形ポンチ４の進行を停止する。
定された被成形薄板２の中央部を成形ポンチ４の加圧面
４ａで加圧し、絞り加工を行ったのち、第３図で示され
る中間加工位置で成形ポンチ４の進行を停止する。
つぎに加工液供給路１１から加工液を所定の液圧で供給
し、第４図に示されるように張出し加工を行う。
し、第４図に示されるように張出し加工を行う。
以上のように成形ポンチ４による絞り加工により、成形
ポンチ４と非接触の部分を主として伸ばし、液圧による
張出し加工により、主として中央部を伸ばすことにより
被成形薄板の伸びを均等化することができる。
ポンチ４と非接触の部分を主として伸ばし、液圧による
張出し加工により、主として中央部を伸ばすことにより
被成形薄板の伸びを均等化することができる。
しかしながら、上記改善された従来のものは、最終工程
が液圧だけの成形では所定の寸法精度が得られない場合
、再度成形ポンチ４で加圧成形することになり、この様
な場合加圧面４ａに加圧液供給路１１の開口部があるた
め、被成形薄板２の開口部に接する部分に凸部を生ずる
恐れがあった。
が液圧だけの成形では所定の寸法精度が得られない場合
、再度成形ポンチ４で加圧成形することになり、この様
な場合加圧面４ａに加圧液供給路１１の開口部があるた
め、被成形薄板２の開口部に接する部分に凸部を生ずる
恐れがあった。
この考案は上記の欠点を改善するためになされたもので
、成形ポンチの加工面の一部に通液性を有する多孔性金
属体を設け、加圧液供給路の開口を加圧面を壁けて配置
することにより、被成形薄板の伸びを均等にするように
した薄板Ｑ装置を提供するものである。
、成形ポンチの加工面の一部に通液性を有する多孔性金
属体を設け、加圧液供給路の開口を加圧面を壁けて配置
することにより、被成形薄板の伸びを均等にするように
した薄板Ｑ装置を提供するものである。
以下、この考案の実施例を第５図、第６図に示し詳細に
説明する。
説明する。
図に於て、第１図乃至第４図の符号と同一符号は同−又
は相当部分を示し、１２は成形ポンチ４の加圧面４ａに
設けられ、加圧液供給路１１に連結される多孔性金属体
である。
は相当部分を示し、１２は成形ポンチ４の加圧面４ａに
設けられ、加圧液供給路１１に連結される多孔性金属体
である。
多孔性金属体１２としては焼結合金等で形成され、０．
０１ｙｍ〜０．ＩＴＲの多数の空胴を有し、通気性なら
びに通液性のあるものが用いられる。
０１ｙｍ〜０．ＩＴＲの多数の空胴を有し、通気性なら
びに通液性のあるものが用いられる。
以上のように、成形ポンチ４の加圧面４ａに加圧液供給
路１１に連結される多孔性金属体１２を用い、且つ加圧
液供給路の開口を加圧面４ａを壁けて配置したので、加
圧液は多孔性金属体１２を通過して、被成形薄板２に所
定の液圧を加え、張出し加工を行うことができる。
路１１に連結される多孔性金属体１２を用い、且つ加圧
液供給路の開口を加圧面４ａを壁けて配置したので、加
圧液は多孔性金属体１２を通過して、被成形薄板２に所
定の液圧を加え、張出し加工を行うことができる。
なお、最終工程を液圧による張出し加工とした場合には
、被成形薄板２の厚さ、材質等によっては液圧だけでは
塑性変形が不十分で、所定の寸法精度が得られないので
、再度成形ポンチ４で加圧成形する必要がある。
、被成形薄板２の厚さ、材質等によっては液圧だけでは
塑性変形が不十分で、所定の寸法精度が得られないので
、再度成形ポンチ４で加圧成形する必要がある。
このとき加圧面４ａに加圧液供給路１１の開口部がある
と、被成形薄板２の上記開口部に接する部分に凸部を生
ずる恐れがあったが、この考案の実施例によれば開口部
に多孔性金属体１２を使用することにより上記の欠点を
解消することができる。
と、被成形薄板２の上記開口部に接する部分に凸部を生
ずる恐れがあったが、この考案の実施例によれば開口部
に多孔性金属体１２を使用することにより上記の欠点を
解消することができる。
以上説明したようにこの考案によれば、成形加工時の被
成形薄板の伸びが均等化されるので、成形時にクラック
あるいは破断等の発生を生ずることがなく、且つ従来の
如き凸部も生じないので成形品の品質の向上をはかるこ
とができる。
成形薄板の伸びが均等化されるので、成形時にクラック
あるいは破断等の発生を生ずることがなく、且つ従来の
如き凸部も生じないので成形品の品質の向上をはかるこ
とができる。
第１図は成形ポンチによる従来例の縦断面図、第２図は
液圧による従来例の縦断面図、第３図。 第４図は改善された従来例を示し、第３図は成形ポンチ
による成形終了時の状態を示す縦断面図、第４図は液圧
による成形終了時の状態を示す縦断面図、第５図、第６
図はこの考案の実施例を示し、第５図は成形ポンチによ
る成形終了時の状態を示す縦断面図、第６図は液圧によ
る成形終了時の状態を示す縦断面図である。 図において、同一符号は同一または相当部分を示し、１
は成形型、１ａは凹面部、１ｂは平面部、２は被成形薄
板、３は板押え金物、４は成形ポンチ、４ａは加圧面、
１１は加圧液供給路、１２は多孔性金属体である。
液圧による従来例の縦断面図、第３図。 第４図は改善された従来例を示し、第３図は成形ポンチ
による成形終了時の状態を示す縦断面図、第４図は液圧
による成形終了時の状態を示す縦断面図、第５図、第６
図はこの考案の実施例を示し、第５図は成形ポンチによ
る成形終了時の状態を示す縦断面図、第６図は液圧によ
る成形終了時の状態を示す縦断面図である。 図において、同一符号は同一または相当部分を示し、１
は成形型、１ａは凹面部、１ｂは平面部、２は被成形薄
板、３は板押え金物、４は成形ポンチ、４ａは加圧面、
１１は加圧液供給路、１２は多孔性金属体である。
Claims (1)
- 凹面部の外周に平面部を形成した成形型と、上記平面部
に支持される被成形薄板の周縁部を押圧する板押え金物
と、この板押え金物に垂直方向に案内され、上記被成形
薄板を加圧する成形ポンチと、この成形ポンチを貫通し
て形成され、上記被成形薄板に加圧液を供給するための
開口を有する加圧液係路とを備え、上記成形ポンチの被
成形薄板と対向する加圧面の一部に通液性を有する多孔
性金属体を設け、上記加圧液供給路の上記開口を上記加
圧面を避けて配置したことを特徴とする薄板成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8528578U JPS6019773Y2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | 薄板成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8528578U JPS6019773Y2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | 薄板成形装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS554818U JPS554818U (ja) | 1980-01-12 |
| JPS6019773Y2 true JPS6019773Y2 (ja) | 1985-06-14 |
Family
ID=29008770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8528578U Expired JPS6019773Y2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | 薄板成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6019773Y2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106825187A (zh) * | 2017-02-28 | 2017-06-13 | 广西科技大学 | 一种板材液压胀形装置 |
| CN106975688A (zh) * | 2017-02-28 | 2017-07-25 | 广西科技大学 | 带有多点凹模的液压成形装置及用其制造板材零件的方法 |
| CN110153263A (zh) * | 2019-05-17 | 2019-08-23 | 陕西飞机工业（集团）有限公司 | 一种基于液压的小圆角特征铝合金薄板零件加工方法 |
| CN111589931A (zh) * | 2020-06-01 | 2020-08-28 | 安徽工业大学 | 基于动静组合液池的板料双面控压充液拉深成形方法 |
| CN112588931A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-04-02 | 大连理工大学 | 一种复杂形状曲面件超低温介质压力成形方法 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59141328A (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 液圧成形法 |
| US5372027A (en) * | 1989-11-29 | 1994-12-13 | Armco Steel Company, L.P. | Controlled material flow hydroforming |
| CN107745029A (zh) * | 2017-11-10 | 2018-03-02 | 上海航天设备制造总厂 | 一种贮箱箱底整体成形方法 |
| WO2022116126A1 (en) * | 2020-12-04 | 2022-06-09 | The Hong Kong Polytechnic University | Apparatus and method for forming shape of metal foil products with wrinkleless surface |
-
1978
- 1978-06-21 JP JP8528578U patent/JPS6019773Y2/ja not_active Expired
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN106825187A (zh) * | 2017-02-28 | 2017-06-13 | 广西科技大学 | 一种板材液压胀形装置 |
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| CN110153263A (zh) * | 2019-05-17 | 2019-08-23 | 陕西飞机工业（集团）有限公司 | 一种基于液压的小圆角特征铝合金薄板零件加工方法 |
| CN111589931A (zh) * | 2020-06-01 | 2020-08-28 | 安徽工业大学 | 基于动静组合液池的板料双面控压充液拉深成形方法 |
| CN111589931B (zh) * | 2020-06-01 | 2021-07-23 | 安徽工业大学 | 基于动静组合液池的板料双面控压充液拉深成形方法 |
| CN112588931A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-04-02 | 大连理工大学 | 一种复杂形状曲面件超低温介质压力成形方法 |
| CN112588931B (zh) * | 2020-11-26 | 2021-12-21 | 大连理工大学 | 一种复杂形状曲面件超低温介质压力成形方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS554818U (ja) | 1980-01-12 |
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