JPS60197699A - コレシストキニンパンクレオザイミンc端ペプチドおよびその類縁体の製造方法 - Google Patents
コレシストキニンパンクレオザイミンc端ペプチドおよびその類縁体の製造方法Info
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- JPS60197699A JPS60197699A JP5123684A JP5123684A JPS60197699A JP S60197699 A JPS60197699 A JP S60197699A JP 5123684 A JP5123684 A JP 5123684A JP 5123684 A JP5123684 A JP 5123684A JP S60197699 A JPS60197699 A JP S60197699A
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- Japan
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- sulfate
- amino acid
- group
- tyrosine
- tyr
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- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコレシストキニンノやンクレオザイミンC端ペ
プチドおよびその類縁体の製造方法に関する。さらに詳
しぐ言えば、本発明は、一般式、 X−T7r −Y−Gzy−Trp−Met −Asp
−Phe −NH2〔式中、Tyr、 Gty、 Tr
p、 Met、 Asp、 Phe は、それぞれ1.
je リペプチドにおける下記に示すとおシの構成アミ
ノ酸単位のアミノ酸残基を示し、Xは、下記に示すとお
シのアミノ酸単位のアミノ酸残基の結合した基、Asp
−1pyr −Gtu−又は表わし、Yは下記に示すと
おシのアミノ酸単位のアミノ酸残基、−Met−1−L
eu−1−Nte−又は二ン ゛ であることを示 で表わされるポリペプチドに、硫酸基供与体の存在下で
アリルスルフオドランスフェラーゼを作用させ、そのチ
ロシン残基(−T7r−)中のOH基を硫酸エステル化
することを特徴とするコレシストキニンノ母ンクレオザ
イミンC端ペプチドおよびその類縁体の製造方法を提供
するものである。
プチドおよびその類縁体の製造方法に関する。さらに詳
しぐ言えば、本発明は、一般式、 X−T7r −Y−Gzy−Trp−Met −Asp
−Phe −NH2〔式中、Tyr、 Gty、 Tr
p、 Met、 Asp、 Phe は、それぞれ1.
je リペプチドにおける下記に示すとおシの構成アミ
ノ酸単位のアミノ酸残基を示し、Xは、下記に示すとお
シのアミノ酸単位のアミノ酸残基の結合した基、Asp
−1pyr −Gtu−又は表わし、Yは下記に示すと
おシのアミノ酸単位のアミノ酸残基、−Met−1−L
eu−1−Nte−又は二ン ゛ であることを示 で表わされるポリペプチドに、硫酸基供与体の存在下で
アリルスルフオドランスフェラーゼを作用させ、そのチ
ロシン残基(−T7r−)中のOH基を硫酸エステル化
することを特徴とするコレシストキニンノ母ンクレオザ
イミンC端ペプチドおよびその類縁体の製造方法を提供
するものである。
Asp +アスパラギ図峻G/B:グルタミン酸 Gh
:グルタミンGbニゲリシン 頂u:ロイシン 顧t:
メチオニン′wJ3:ノルロイシン ae:フェニルア
ラニン δ丁:ピログルタミン酸Thr:スレオニンT
rp=ドリフトファン ’ryr:テロシン上記のアミ
ノ酸単位の略号は、いずれも、アミノ酸化学、ポリペプ
チド化学において慣用のものと同義であシ、その構造中
に有する一NH2基と一〇〇〇H基との間でにプテド結
合を形成しているため厳密には化学構造そのものを意味
していない。
:グルタミンGbニゲリシン 頂u:ロイシン 顧t:
メチオニン′wJ3:ノルロイシン ae:フェニルア
ラニン δ丁:ピログルタミン酸Thr:スレオニンT
rp=ドリフトファン ’ryr:テロシン上記のアミ
ノ酸単位の略号は、いずれも、アミノ酸化学、ポリペプ
チド化学において慣用のものと同義であシ、その構造中
に有する一NH2基と一〇〇〇H基との間でにプテド結
合を形成しているため厳密には化学構造そのものを意味
していない。
コレシストキニンパンクレオザイミン(以下CCXと略
記する)は、お個のアミノ酸残基よシなるポリペプチド
であシ、胆のうの収縮や膵消化酵素放出作用をもつ、消
化管ホルモンとして知られている。このCCKは、近年
脳内にも存在することが判明しておシ、生体内で重要な
役割をはたしているホルモンとして多くの研究者の関心
を集めている。また、生体内托はアミノ酸残基が33個
というこのポリペプチドの他に、アミン基側に6個のア
ミノ酸が延びたもの(CCX−39)や、カルがキシ末
端側よ94個、7個又は8個のアミノ酸単位の連った短
鎖ペプチド(CCK−4、ccx −7およびCCK−
8)も見出されている。
記する)は、お個のアミノ酸残基よシなるポリペプチド
であシ、胆のうの収縮や膵消化酵素放出作用をもつ、消
化管ホルモンとして知られている。このCCKは、近年
脳内にも存在することが判明しておシ、生体内で重要な
役割をはたしているホルモンとして多くの研究者の関心
を集めている。また、生体内托はアミノ酸残基が33個
というこのポリペプチドの他に、アミン基側に6個のア
ミノ酸が延びたもの(CCX−39)や、カルがキシ末
端側よ94個、7個又は8個のアミノ酸単位の連った短
鎖ペプチド(CCK−4、ccx −7およびCCK−
8)も見出されている。
CCKに見られる前述の生理作用は、CCK−4を除く
これらのポリペプチドの全てに見られるが何れの場合も
C末端から7番目の’l’yrにおける水酸基が硫酸エ
ステル型となっていることが活性発現に必須であること
が判明している。このことは、CCKの類縁体として知
られるセルレイン(前記一般式においてXがPyr −
Gtn −asp−1Yが−Thr−であるもの)やフ
ィロセルレイン(前記一般式においてXがPyr −G
tu−1Yが−Thr −であるもの)においても見ら
れているのでこれらのポリペプチド類を合成しようとす
る場合、その構造中に存在するチロシンの水酸基の0−
硫酸エステル化は極めて重要な技術的課題となっている
。
これらのポリペプチドの全てに見られるが何れの場合も
C末端から7番目の’l’yrにおける水酸基が硫酸エ
ステル型となっていることが活性発現に必須であること
が判明している。このことは、CCKの類縁体として知
られるセルレイン(前記一般式においてXがPyr −
Gtn −asp−1Yが−Thr−であるもの)やフ
ィロセルレイン(前記一般式においてXがPyr −G
tu−1Yが−Thr −であるもの)においても見ら
れているのでこれらのポリペプチド類を合成しようとす
る場合、その構造中に存在するチロシンの水酸基の0−
硫酸エステル化は極めて重要な技術的課題となっている
。
従来、ポリペプチド中のチロシン構造(−Tyr−)
′に存在している一〇H基を硫酸エステルにする方法と
しては、低温下で濃硫酸あるいは硫酸と硫酸水素カリウ
ムの混合物を作用させる方法あるいは、ペプチド構造中
のアミン基やカル?キシル基を保護基によシ保護した後
、三酸化硫黄−ヒリジン複合体を用いて、硫酸エステル
化し、次いで前記の保護基を離脱せしめる方法等が知ら
れている。しかしながら、これらの従来法においては、
何れの場合においても、極めて低収率でしか目的とする
硫酸エステルが得られないという欠点が存在した。この
低収率の原因としては、硫酸エステル化に際しその化学
反応が与えるペプチド主鎖への影響や、あるいは、前述
の如き保護基を離脱せしめる際の条件下での−旦生じた
硫酸エステルの不安定性が考えられる。
′に存在している一〇H基を硫酸エステルにする方法と
しては、低温下で濃硫酸あるいは硫酸と硫酸水素カリウ
ムの混合物を作用させる方法あるいは、ペプチド構造中
のアミン基やカル?キシル基を保護基によシ保護した後
、三酸化硫黄−ヒリジン複合体を用いて、硫酸エステル
化し、次いで前記の保護基を離脱せしめる方法等が知ら
れている。しかしながら、これらの従来法においては、
何れの場合においても、極めて低収率でしか目的とする
硫酸エステルが得られないという欠点が存在した。この
低収率の原因としては、硫酸エステル化に際しその化学
反応が与えるペプチド主鎖への影響や、あるいは、前述
の如き保護基を離脱せしめる際の条件下での−旦生じた
硫酸エステルの不安定性が考えられる。
本発明者等は、チロシンの構造単位(−T7r−)を有
する種々のアミノ酸誘導体ないしポリペプチドにおける
そのチロシン構造中の一〇H基の硫酸エステル化につい
て鋭意研究を行った結果、硫酸基供与体の存在下で、細
菌由来のアリールスルフオドランスフェラーゼを作用さ
せることにより、極めて容易に、上記チロシン構造(−
Tyr−)中の一〇H基の硫酸エステル化が達成し得る
とと會見出した。本発明は、かかる知見に基づくもので
ある。これ1でに、酵素を用いてチロシンの一〇H基を
硫酸エステル化する試みは、セクラ等によって報告され
ているが[Ronald D、5ekura& Wil
liam B、Jakoby、 Arch Bioch
em、Biophy。
する種々のアミノ酸誘導体ないしポリペプチドにおける
そのチロシン構造中の一〇H基の硫酸エステル化につい
て鋭意研究を行った結果、硫酸基供与体の存在下で、細
菌由来のアリールスルフオドランスフェラーゼを作用さ
せることにより、極めて容易に、上記チロシン構造(−
Tyr−)中の一〇H基の硫酸エステル化が達成し得る
とと會見出した。本発明は、かかる知見に基づくもので
ある。これ1でに、酵素を用いてチロシンの一〇H基を
硫酸エステル化する試みは、セクラ等によって報告され
ているが[Ronald D、5ekura& Wil
liam B、Jakoby、 Arch Bioch
em、Biophy。
μユ352−359 (1981) )、本発明の方法
は、全く予期に反し、驚くべき効果をもたらすものであ
る。すなわち、セクラ等は酵素として、ラットの肝臓か
ら得たアリルスルフオドランスフェラーゼを用い、硫酸
基供与体として、3′−フォスフオアアノシン5′−フ
オスフオサルフエート(PAPS )を用いて、−T7
r−を構造中に有する加種近い化合物につき、その’1
”yrのOH基の〇−硫酸エステル化を試みている。し
かしながら、これらの試験においては、CCK −8、
アンジオテンシン等の様なTyrがアミン末端でない場
合はもとより、TyrNH2、T3’r−Vat、 A
c−Tyr−OKtなどにおいても〇−硫酸エステル化
は起らなかったことが報告されておシ、Tyr−OEt
、エンケファリン等のTyrがアミン末端に存する場合
で、しかも限られた場合にのみT317rのOHの硫酸
エステル化がなされていることが認められているに過ぎ
ない。
は、全く予期に反し、驚くべき効果をもたらすものであ
る。すなわち、セクラ等は酵素として、ラットの肝臓か
ら得たアリルスルフオドランスフェラーゼを用い、硫酸
基供与体として、3′−フォスフオアアノシン5′−フ
オスフオサルフエート(PAPS )を用いて、−T7
r−を構造中に有する加種近い化合物につき、その’1
”yrのOH基の〇−硫酸エステル化を試みている。し
かしながら、これらの試験においては、CCK −8、
アンジオテンシン等の様なTyrがアミン末端でない場
合はもとより、TyrNH2、T3’r−Vat、 A
c−Tyr−OKtなどにおいても〇−硫酸エステル化
は起らなかったことが報告されておシ、Tyr−OEt
、エンケファリン等のTyrがアミン末端に存する場合
で、しかも限られた場合にのみT317rのOHの硫酸
エステル化がなされていることが認められているに過ぎ
ない。
本発明者等は、セクラ等が酵素法として、Tyrの〇−
硫酸エステル化をなし得なかったAC−77r−ogt
、ACT7rNH2、やアンジオテンシン等についても
、その−T7r−構造中の〇−硫酸エステル化を行うこ
とに成功し、ここに、本発明の方法を完成するに至った
ものである。
硫酸エステル化をなし得なかったAC−77r−ogt
、ACT7rNH2、やアンジオテンシン等についても
、その−T7r−構造中の〇−硫酸エステル化を行うこ
とに成功し、ここに、本発明の方法を完成するに至った
ものである。
本発明の最も大きな特徴的利点は前記の一般式で表わさ
れるポリペプチドを化学合成した後の最終段階で、しか
もペプチド主鎖その他に影響を与えない温和な条件下に
Tyrを特異的に〇−硫酸エステル化する反応を行い得
ることにある。本発明方法に使用される原料である前記
一般式で表わされるポリペプチドは、それ自体公知の方
法によってその構成アミノ酸を任意の順序でペプチド結
合させることにより製造することができる。酵素として
はアリルスルフオドランスフェラーゼ活性を有するもの
であれば特に限定されるものではないが例えば本発明者
の一人、小橋らがヒト腸内細菌よシ見出した(小橋恭−
1深谷洋−1赤尾光昭、竹部幸子、日本−学会第102
年会講演要旨集177頁、および同103年会講演要旨
集442頁)、ユウパクテリウムレクテール(Bu’b
aOterium rectale )菌の産生ずる、
アリルスルフオドランスフェラーゼ等が使用される。硫
酸基の供与体としては、アリールサルフェートあるいは
その塩が用いられるが、その例を示すと以下のとおシで
ある。なお、これらアリールサルフェートの塩としては
、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩
、カルシウム塩、アンモニウム塩などがあげられる。
れるポリペプチドを化学合成した後の最終段階で、しか
もペプチド主鎖その他に影響を与えない温和な条件下に
Tyrを特異的に〇−硫酸エステル化する反応を行い得
ることにある。本発明方法に使用される原料である前記
一般式で表わされるポリペプチドは、それ自体公知の方
法によってその構成アミノ酸を任意の順序でペプチド結
合させることにより製造することができる。酵素として
はアリルスルフオドランスフェラーゼ活性を有するもの
であれば特に限定されるものではないが例えば本発明者
の一人、小橋らがヒト腸内細菌よシ見出した(小橋恭−
1深谷洋−1赤尾光昭、竹部幸子、日本−学会第102
年会講演要旨集177頁、および同103年会講演要旨
集442頁)、ユウパクテリウムレクテール(Bu’b
aOterium rectale )菌の産生ずる、
アリルスルフオドランスフェラーゼ等が使用される。硫
酸基の供与体としては、アリールサルフェートあるいは
その塩が用いられるが、その例を示すと以下のとおシで
ある。なお、これらアリールサルフェートの塩としては
、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩
、カルシウム塩、アンモニウム塩などがあげられる。
フェニル硫酸(工、xチル、) 0−08O3Hp−ニ
トロフェニル硫酸 02N(φ>O803Hアリールサ
ルフェート 式 CH3 侍o2 アリールサルフェート 式 本発明方法を実施するには、前記一般式で表わされるポ
リペプチドをホウ酸ナトリウム緩衝液等に溶解し、前述
した細菌由来の酵素群より選ばれた一種および、前記の
硫酸基の供与体群よシ、選ばれた一種あるいは数種の混
合物を加えて、反応させる。反応温度およびpHは使用
する酵素の最適条件とするのが好ましい。本発明方法に
より温和な条件下、簡単な操作でしかも極めて効果的に
コレシストキニンノeンクレオザイミンC端ベゾチドお
よびその類縁体を製造することができる。
トロフェニル硫酸 02N(φ>O803Hアリールサ
ルフェート 式 CH3 侍o2 アリールサルフェート 式 本発明方法を実施するには、前記一般式で表わされるポ
リペプチドをホウ酸ナトリウム緩衝液等に溶解し、前述
した細菌由来の酵素群より選ばれた一種および、前記の
硫酸基の供与体群よシ、選ばれた一種あるいは数種の混
合物を加えて、反応させる。反応温度およびpHは使用
する酵素の最適条件とするのが好ましい。本発明方法に
より温和な条件下、簡単な操作でしかも極めて効果的に
コレシストキニンノeンクレオザイミンC端ベゾチドお
よびその類縁体を製造することができる。
以下実施例により本発明の詳細な説明するが、これらの
例によシ本発明の技術的範囲は制限されるものではない
。
例によシ本発明の技術的範囲は制限されるものではない
。
実施例1 コレシストキニンパンクレオザイミンC端オ
クタイプテド(CCK−8)の製造 CCK−8の非硫酸エステル体(CCK−8−NS )
31.8111g(30μmot)を100mM−ホウ
酸緩衝液(pH=8.8 ) 10−に溶解する。小橋
らの方法(前出日本薬学会講演要旨集)により調製した
酵素溶液50 ml (1,6unit/ml )、5
0mMジテオスレイトール(DTT ) 1Ontおよ
び10mMり −二トロフエニールサルフエー) (P
NEI ) 1011Llを加え37℃の恒温水槽に別
時間静置した。反応液をミリポアフィルタ−(ミリポア
ー社製ポアーサイズ0.5μm)を用いて不溶物をr別
した後、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用
いて分離し〔カラム; 8.OX 250 M、ヌクレ
オシルC18(10μ)、溶離液1,3mMリン酸二カ
リウム水溶液:メタノール=55:45、検出法i23
5nm紫外線吸収〕。cCK −87,8W(24,6
%、紫外線吸収値より)を得た。この物は標準品と薄層
クロマトグラフィー〔展開溶媒■n−ブタノール:酢酢
酸氷水4:1:5(上相)、■n−ブタノール:酢酢酸
氷水:ビリジン15 : 3 : 12 : 10、発
色法■帆lチニンヒドリン噴霧後加熱@ケイ光〕にて、
Rf■=0・17、Rf■= 0.54と完全に一致し
、HPLCにても標準品と一致した。
クタイプテド(CCK−8)の製造 CCK−8の非硫酸エステル体(CCK−8−NS )
31.8111g(30μmot)を100mM−ホウ
酸緩衝液(pH=8.8 ) 10−に溶解する。小橋
らの方法(前出日本薬学会講演要旨集)により調製した
酵素溶液50 ml (1,6unit/ml )、5
0mMジテオスレイトール(DTT ) 1Ontおよ
び10mMり −二トロフエニールサルフエー) (P
NEI ) 1011Llを加え37℃の恒温水槽に別
時間静置した。反応液をミリポアフィルタ−(ミリポア
ー社製ポアーサイズ0.5μm)を用いて不溶物をr別
した後、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用
いて分離し〔カラム; 8.OX 250 M、ヌクレ
オシルC18(10μ)、溶離液1,3mMリン酸二カ
リウム水溶液:メタノール=55:45、検出法i23
5nm紫外線吸収〕。cCK −87,8W(24,6
%、紫外線吸収値より)を得た。この物は標準品と薄層
クロマトグラフィー〔展開溶媒■n−ブタノール:酢酢
酸氷水4:1:5(上相)、■n−ブタノール:酢酢酸
氷水:ビリジン15 : 3 : 12 : 10、発
色法■帆lチニンヒドリン噴霧後加熱@ケイ光〕にて、
Rf■=0・17、Rf■= 0.54と完全に一致し
、HPLCにても標準品と一致した。
上記の方法を各種のTyr構造含有化合物に適用して〇
−硫酸エステル化した具体例を以下に記す。
−硫酸エステル化した具体例を以下に記す。
Tyr 酒造含有化合物の〇−硫酸エステル体の合成下
記のTyr構造含有化合物(1,0μmot)、を0、
I M )リス塩酸緩衝液(pH9,0) 400 m
lに溶解し上記実施例1と同様にして調製した酵素溶液
500μtおよびIQ mM −FMS 100μtを
用゛いて、37℃で静置し、反応を行わせることにより
各化合物のT7r −0硫酸エステルが得られた。HP
LCにて定量した結果を次の表に示す。
記のTyr構造含有化合物(1,0μmot)、を0、
I M )リス塩酸緩衝液(pH9,0) 400 m
lに溶解し上記実施例1と同様にして調製した酵素溶液
500μtおよびIQ mM −FMS 100μtを
用゛いて、37℃で静置し、反応を行わせることにより
各化合物のT7r −0硫酸エステルが得られた。HP
LCにて定量した結果を次の表に示す。
AC−T7r−NH2391
595
AC−Tyr−OEt 3 96
5 98
BZ−Tyr−NH2392
595
Bz−Tyr−OEt 3 97
5 98
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)一般式 %式% 〔式中、Ty r 5Gly 、 Trp 、 Met
、 Asp、 Pheは、それぞれ、ポリペプチドにお
ける下記に示すとおシの構成アミノ酸単位のアミノ酸残
基を示し、Xは、下記に示すとおシのアミノ酸単位のア
ミノ酸残基の結合した基、Asp−1Pyr−Glu−
又はPy r −Gln −As p−を表わすか又は
上記式中の−Tyr−のN端が遊離のアミン基であるこ
とを表わし、Yは下記に示すとおシのアミノ酸単位のア
ミノ酸残基、−Met−1−Leu−1−Nlle−又
は−Thr−を表わし、−Phe−NH2はフェニルア
ラニンアミドであることを示す〕 で表わされるポリペプチドに、硫酸基供与体の存在下で
アリルスルフオドランスフェラーゼを作用させ、チロシ
ン残基(−T7r−)中のQH基を硫酸エステル化する
ことを号機とするコレシストキニンパンクレオザイミン
c 端一2−1チドおよびその類縁体の製造方法。 Asp :アスパラギy@ GAl:グルタミン酸 G
7Jl :グルタミンaty ニゲリシン Leu :
ロイシン Met :メチオニンNIJ3:ノルロイシ
ン Phe :フェニルアラニン ろT:ビロ4グルタ
ミン酸T′hr:スレオニン Trpニトリブトファン
Tyr=チロシン2)前記の硫酸基供与体としてアリ
ールサルフエイト類を使用する特許請求の範囲第1項に
記載の方法。 3)前記のアリールサルフエイト類として、フエー=ル
硫酸、p ”!りけm−二トロフェニル硫酸、p−また
はm−アセチルフェニル硫酸、チラミン硫酸、p−ニト
ロカテコール硫酸、p−ニトロカテコール:)硫酸、ピ
コサルフェート、フェノールフタレンジ硫酸、4−メチ
ルウンベリフェリル硫酸、1−または2−ナフチル硫酸
、4−ニトロ1−ナフチル硫酸、4−フエナンドリル硫
酸およびそれらの塩の中から選択されたアリールサルフ
エイトを使用する特許請求の範囲第2項に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5123684A JPS60197699A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | コレシストキニンパンクレオザイミンc端ペプチドおよびその類縁体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5123684A JPS60197699A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | コレシストキニンパンクレオザイミンc端ペプチドおよびその類縁体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60197699A true JPS60197699A (ja) | 1985-10-07 |
JPH0545238B2 JPH0545238B2 (ja) | 1993-07-08 |
Family
ID=12881310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5123684A Granted JPS60197699A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | コレシストキニンパンクレオザイミンc端ペプチドおよびその類縁体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60197699A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0268297A2 (en) * | 1986-11-18 | 1988-05-25 | Fisons Corporation | Peptides with sulfate ester groups |
JPS6480300A (en) * | 1987-09-18 | 1989-03-27 | Fuji Yakuhin Kogyo Kk | Production of cholecystokinin pancreozymine |
US6569998B2 (en) * | 1998-06-16 | 2003-05-27 | Board Of Regents Of The University Of Oklahoma | Synthetic glycosulfopeptides and methods of synthesis thereof |
-
1984
- 1984-03-19 JP JP5123684A patent/JPS60197699A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0268297A2 (en) * | 1986-11-18 | 1988-05-25 | Fisons Corporation | Peptides with sulfate ester groups |
JPS6480300A (en) * | 1987-09-18 | 1989-03-27 | Fuji Yakuhin Kogyo Kk | Production of cholecystokinin pancreozymine |
US6569998B2 (en) * | 1998-06-16 | 2003-05-27 | Board Of Regents Of The University Of Oklahoma | Synthetic glycosulfopeptides and methods of synthesis thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0545238B2 (ja) | 1993-07-08 |
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